JP2010177340A - ダイシング方法およびエキスパンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハの種類などによらずウェハを一括して個々のチップに精度良く分割することが可能で収率の向上を図れるダイシング方法およびエキスパンド装置を提供する。
【解決手段】エキスパンド工程では、テーブル41上に粘着性樹脂テープ30の周部を固定した状態にし、テーブル41の内側に配置されウェハリング42を保持しているリングステージ43および押圧ステージ44をテーブル41における粘着性樹脂テープ30の固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に張設する張設過程を行い、その後、押圧ステージ44を上昇させて粘着性樹脂テープ30を伸張させるとともにウェハ10に曲げ応力をかけることで個々のチップ1に分割する分割過程を行い、その後、リングステージ43を上記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に再び張設する再張設過程を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェハを個々のチップに分割するダイシング方法およびエキスパンド装置に関するものである。
従来から、ウェハを個々のチップに分割するダイシング方法として、粘着性樹脂テープの一表面側に貼り付けたウェハのストリートに沿ってウェハの内部にレーザビームを照射することによって改質部を形成する改質部形成工程を行い、改質部形成工程の後でエキスパンド装置などにより粘着性樹脂テープを引き伸ばすことで個々のチップに分割するエキスパンド工程を行うようにした所謂ステルスダイシングが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここにおいて、所謂ステルスダイシングでは、ブレードを用いるダイシングソー方式に比べて、ストリート幅を狭くすることができるので、ウェハ1枚当たりの収量を多くでき(つまり、収率を高めることができ)、1チップ当たりのコストの低減を図れる。また、所謂ステルスダイシングでは、ウェハに多数形成したMEMS(micro electro mechanical systems)デバイスを個々のチップに分割する際に、MEMSデバイスの構造が破壊されにくくなるとともに切削屑が発生しにくくなるので、MEMSデバイスの設計の自由度が高くなる。なお、MEMSデバイスとしては、例えば、加速度センサ、圧力センサ、マイクロミラー、マイクロホン、ジャイロセンサ、マイクロリレー、マイクロバルブなどがある。
特開2006−43713号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたダイシング方法では、例えば、ウェハが、ガラスウェハや、ガラス基板とSi基板との積層体からなるウェハなどの場合、エキスパンド工程において個々のチップに分割できなかったり、改質部に沿って分割できないことがあり、収率が低下することがあった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、本発明の目的は、ウェハの種類などによらずウェハを一括して個々のチップに精度良く分割することが可能で収率の向上を図れるダイシング方法およびエキスパンド装置を提供することにある。
請求項1の発明は、ウェハを個々のチップに分割するダイシング方法であって、粘着性樹脂テープの一表面側に貼り付けたウェハのストリートに沿ってウェハの内部にレーザビームを照射することによって改質部を形成する改質部形成工程と、改質部形成工程の後で粘着性樹脂テープを引き伸ばすエキスパンド工程とを備え、エキスパンド工程では、ウェハのサイズよりも大きな開口部を有するテーブル上に粘着性樹脂テープの周部を固定した状態でテーブルの内側に配置されているウェハリングをテーブルにおける粘着性樹脂テープの固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープをウェハリングに張設する張設過程と、張設過程の後でウェハリングよりも内側に配置され粘着性樹脂テープを裏面側から押圧する押圧面が凸面である押圧ステージを上昇させて粘着性樹脂テープを伸張させるとともにウェハに曲げ応力をかけることで個々のチップに分割する分割過程と、分割過程の後でウェハリングを前記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープをウェハリングに再び張設する再張設過程とを有することを特徴とする。
この発明によれば、エキスパンド工程では、ウェハのサイズよりも大きな開口部を有するテーブル上に粘着性樹脂テープの周部を固定した状態でテーブルの内側に配置されているウェハリングをテーブルにおける粘着性樹脂テープの固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープをウェハリングに張設する張設過程を行い、その後、ウェハリングよりも内側に配置され粘着性樹脂テープを裏面側から押圧する押圧面が凸面である押圧ステージを上昇させて粘着性樹脂テープを伸張させるとともにウェハに曲げ応力をかけることで個々のチップに分割する分割過程を行うので、分割過程においてウェハに引張力だけでなく曲げ応力をかけることができるから、ウェハの種類などによらずウェハを一括して個々のチップに精度良く分割することが可能となり、しかも、分割過程に続いて、ウェハリングを前記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープをウェハリングに再び張設する再張設過程を行うので、分割後のチップ同士が粘着性樹脂テープの弛緩に起因して接触しチッピングが発生するのを防止することが可能となり、収率の向上を図れる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記分割過程では、前記押圧ステージとして、前記凸面が球面の一部により構成されるものを用いることを特徴とする。
この発明によれば、前記分割過程において球面に沿って前記ウェハが変形するので、前記ウェハをストリートに沿ってより精度良く分割することが可能となる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記分割過程では、前記押圧ステージを上昇させる際に前記ウェハの周辺の空気を吸引することを特徴とする。
この発明によれば、前記分割過程において発生する粉砕粉などを空気と一緒に吸引することができるので、チップに粉砕粉などが付着するのを抑制することができる。
請求項4の発明は、ウェハのサイズよりも大きな開口部を有し当該開口部の周囲にウェハを接着した粘着性樹脂テープの周部が固定されるテーブルと、テーブルの内側に配置されテーブルにおける粘着性樹脂テープの固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇および下降が可能であり上昇時に粘着性樹脂テープを裏面側から押圧する押圧面が凸面である押圧ステージと、ウェハリングが着脱自在でありテーブルと押圧ステージとの間に配置されて前記仮想平面に対して相対的に上昇および下降が可能なリングステージと、押圧ステージおよびリングステージを駆動する駆動装置とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ウェハのサイズよりも大きな開口部を有するテーブル上に粘着性樹脂テープの周部を固定した状態でウェハリングを取着したリングステージを前記仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープをウェハリングに張設し、その後、ウェハリングよりも内側に配置され粘着性樹脂テープを裏面側から押圧する押圧面が凸面である押圧ステージを上昇させて粘着性樹脂テープを伸張させるとともにウェハに曲げ応力をかけることで個々のチップに分割することができるから、ウェハの種類などによらずウェハを一括して個々のチップに精度良く分割することが可能となり、しかも、ウェハを分割した後、ウェハリングを前記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープをウェハリングに再び張設することにより、分割後のチップ同士が粘着性樹脂テープの弛緩に起因して接触しチッピングが発生するのを防止することが可能となり、収率の向上を図れる。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記押圧ステージは、前記凸面が球面の一部により構成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記押圧ステージにより粘着性樹脂テープを裏面側から押圧することにより球面に沿って前記ウェハを変形させることができるので、前記ウェハをストリートに沿ってより精度良く分割することが可能となる。
請求項6の発明は、請求項4または請求項5の発明において、前記テーブルに粘着性樹脂テープの周部が固定された状態において前記ウェハの周辺の空気を吸引する吸引手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、粘着性樹脂テープを裏面側から押圧ステージにより押圧してウェハを個々のチップに分割する際に粉砕粉などが発生しても吸引手段により空気と一緒に吸引することができるので、チップに粉砕粉などが付着するのを抑制することができる。
請求項7の発明は、請求項4ないし請求項6の発明において、前記押圧ステージは、交換可能であることを特徴とする。
この発明によれば、ウェハのサイズに応じて前記押圧ステージを交換することができるので、ウェハのサイズの制約を少なくできる。
請求項1,4の発明では、ウェハの種類などによらずウェハを一括して個々のチップに精度良く分割することが可能で収率の向上を図れるという効果がある。
実施形態のダイシング方法に用いるエキスパンド装置の動作説明図である。 同上のダイシング方法を適用するウェハを示し、(a)は要部概略平面図、(b)は要部概略断面図、(c)は要部概略平面図である。 同上のダイシング方法における改質部形成工程の説明図である。 同上のダイシング方法に用いるレーザ処理システムのシステム構成図である。
以下、本実施形態のダイシング方法について図1〜図4に基づいて説明する。
本実施形態では、図2に示すように、透光性基板11と結晶性基板12との積層体からなるウェハ10を個々のチップ1に分割するダイシング方法を例示する。ここで、本実施形態では、透光性基板11としてガラス基板を採用し、結晶性基板12として主表面が(100)面の単結晶のSi基板を採用しており、透光性基板11と結晶性基板12とを陽極接合法により直接接合することによってウェハ10を形成している。なお、本実施形態では、透光性基板11と結晶性基板12との2層の積層構造を有するウェハ10について例示するが、ウェハ10は、透光性基板あるいは結晶性基板の単層構造のものでもよいし、透光性基板と結晶性基板と透光性基板との3層の積層構造を有するものでもよい。また、本実施形態におけるウェハ10としては、例えば、チップ1となるMEMSデバイス1aが多数形成されたものを採用することができる。
MEMSデバイス1aは、静電容量型の圧力センサであり、ガラス基板からなる透光性基板11の一表面上に矩形状の内側電極111と内側電極111を囲む外側電極112とが形成され、Si基板からなる結晶性基板12における透光性基板11側の一表面に、内側電極111および外側電極112が収納される圧力基準室形成用凹所121が形成され、結晶性基板12の他表面に、ダイヤフラム形成用凹所122が形成されており、圧力基準室形成用凹所121の内底面とダイヤフラム形成用凹所122の内底面との間の薄肉の部位が導電性を有するダイヤフラム123を構成している。ここで、ダイヤフラム123は、結晶性基板12の上記一表面に圧力基準室形成用凹所121を形成し、続いて、結晶性基板12の上記一表面側におけるダイヤフラム123の形成予定領域にボロンを高濃度にドーピングすることにより不純物拡散層を形成し、その後、結晶性基板12の上記他表面側にダイヤフラム形成用凹所122をアルカリ系溶液(例えば、TMAH水溶液、KOH水溶液など)による異方性エッチングにより形成することで形成してある。また、MEMSデバイス1aは、透光性基板11の上記一表面上に、内側電極111および外側電極112それぞれに配線113,114を介して電気的に接続されたパッド115,116が配置されている。ここにおいて、MEMSデバイス1aは、圧力基準室125が大気圧となるように、結晶性基板12の上記一表面に圧力基準室125と外部とを連通させる2つの連通溝126,126が形成されている。
上述のMEMSデバイス1aでは、内側電極111とダイヤフラム123とを電極とするコンデンサおよび外側電極112とダイヤフラム123とを電極とするコンデンサが形成されるから、ダイヤフラム123が圧力を受けることによりダイヤフラム123と内側電極111および外側電極112との間の距離が変化し、各コンデンサの静電容量が変化する。したがって、内側電極111に電気的に接続されたパッド115と外側電極112に電気的に接続されたパッド116との間に直流バイアス電圧を印加しておけば、両パッド115,116間にはダイヤフラム123が受ける圧力に応じて微小な電圧変化が生じる。なお、MEMSデバイス1aは、連通溝126,126を形成せずに気密を保つようにし、圧力基準室125に空気、窒素、希ガス(例えば、アルゴンなど)などの適宜の気体を所望の圧力で封入してもよい。
MEMSデバイス1aは、静電容量型の圧力センサに限らず、ピエゾ抵抗型の圧力センサでもよく、また、圧力センサに限らず、例えば、加速度センサ、マイクロミラー、マイクロホン、ジャイロセンサ、マイクロリレー、マイクロバルブなどでもよい。
透光性基板11を構成するガラス基板のガラス材料としては、テンパックスフロート(登録商標)のような硼珪酸ガラスを採用しているが、テンパックスフロートに限らず、例えば、パイレックス(登録商標)のような硼珪酸ガラス、ソーダライムガラス、無アルカリガラス、石英ガラスなどを採用してもよい。また、結晶性基板12の材料としては、Siを採用しているが、Siに限らず、例えば、Ge、GaAs、InGaAs、GaN、InP、GaP、SiCなどでもよい。また、透光性基板11は、ガラス基板に限らず、例えば、透光性セラミック基板、サファイア基板などでもよく、結晶性基板12は、Si基板、化合物半導体基板などに限らず、例えば、SOI基板などでもよい。また、Si基板の主表面も(100)面に限らず、(110)面でも、(111)面でもよい。
本実施形態のダイシング方法では、粘着性樹脂テープ30の一表面側に貼り付けたウェハ10のストリートLに沿ってウェハ10の内部にレーザビームを照射することによって改質部20を形成する改質部形成工程を行い、その後、粘着性樹脂テープ30を引き伸ばすことで個々のチップ1に分割するエキスパンド工程を行う。
改質部形成工程では、図2、図3に示すように、ウェハ10のストリートLに沿って透光性基板11および結晶性基板12それぞれの内部に改質部11a,12aを形成する。
ここにおいて、改質部形成工程において用いるレーザ処理システムは、図4に示すように、レーザ21と、レーザ21から出射されたレーザビームLBのビーム径およびプロファイルを調整するビーム調整光学系22と、ビーム調整光学系22にて調整されたレーザビームLBをウェハ10へ集光する集光光学系23と、ウェハ10がセットされ3軸方向(X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向)に移動可能なステージ24と、レーザ21、ビーム調整光学系22、集光光学系23およびステージ24を制御する適宜のプログラムが搭載されたマイクロコンピュータなどからなる制御装置(図示せず)とを備えている。
ここにおいて、ビーム調整光学系22は、レーザ21から出射されたレーザビームLBのプロファイルをガウシアン分布に調整するように光学設計されている。ステージ24は、集光光学系23の光軸に交差する面内で互いに直交するX軸方向、Y軸方向と、集光光学系23の光軸方向に沿ったZ軸方向との3軸方向に移動可能となっている。
また、上述の割断処理システムは、ウェハ10を撮像するCCDカメラからなる撮像装置(図示せず)を備えており、上記制御装置は、上記撮像装置の出力に基づいて、結晶性材料層12を構成するSi基板における透光性基板11側の上記一表面に予め設けられているアライメント用マーク(図示せず)を認識してウェハ10のアライメントを行い、ウェハ10のストリートLに沿ってレーザビームLBが照射されるように、レーザ21、ビーム調整光学系22、集光光学系23およびステージ24を制御する。ここにおいて、上記制御装置(第1の制御装置)は、ウェハ10のストリートLに沿ってレーザビームLBが照射されるようにステージ24を各軸方向に適宜移動させる。なお、上述の改質部形成工程では、透光性基板11内部の改質部11aおよび結晶性基板12内部の改質部12aそれぞれとして、クラックを形成している。
ここにおいて、改質部形成工程で用いるレーザ21としては、Nd:YVOレーザを用い、透光性基板11の内部に改質部11aを形成する際には、波長を1064nm、パルス幅を11ns、パルスの繰り返し周波数を20kHz、出力を130μJとして、スキャンスピードを500mm/sとし、結晶性基板12の内部に改質部12aを形成する際には、波長を355nm、パルス幅を11ns、パルスの繰り返し周波数を100kHz、出力を26μJとして、スキャンスピードを100mm/sとしているが、これらの数値は一例であって、特に限定するものではない。また、集光光学系23においてレーザ21からのレーザビームLBをウェハ10の内部に集光する集光レンズ23としては、開口数(NA)が0.8の対物レンズを用いているが、NAの値も一例であって特に限定するものではない。
ところで、上述の改質部形成工程では、透光性基板11、結晶性基板12それぞれの内部に改質部11a,12aを形成するにあたって、図3(b)に示すようにウェハ10の厚み方向において異なる複数の位置に改質部11a,12aを形成するようにしており、ウェハ10をより精度良くストリートLに沿って分割することが可能となる。この場合には、レーザビームLBをウェハ10の内部に集光照射してスキャンニングする過程を、透光性基板11、結晶性基板12それぞれについて、厚み方向における形成位置(深さ)を変えながら繰り返すようにすればよい。
ここで、レーザ21から出力するレーザビームLBのパルス幅は、11nsに限らず、20fs〜20nsの範囲で適宜設定すれば、ストリートLに沿って各改質部11a,12aを形成する際に各改質部11a,12aがウェハ10の表面に平行な面内でストリートLに交差する方向へ不要に広がるのを防止することができ、後のエキスパンド工程においてウェハ10をストリートLに沿ってより精度良く割断することが可能となってエキスパンド工程の歩留まりを高めることが可能になるとともに、ストリートLの幅を狭くすることが可能になる。ただし、レーザビームLBのパルス幅が短くなるにつれて単位体積当たりのエネルギが小さくなるので、パルス幅の下限値は100fs以上とすることがより望ましく、また、クラックサイズ(クラックの幅)が大きくなるとチッピングを誘発する可能性が高まるので、パルス幅の上限値は300ps以下とすることがより望ましい。なお、レーザビームLBのパルス幅が20fsよりも短くなると、割断起点となりうる改質部11a,12aの形成は難しくなり、屈折率が数%変化した程度の改質にとどまってしまう。
また、改質部形成工程において用いるレーザ21は、多光子吸収による改質部11a,12aの形成が可能なものであればよく、Nd:VOレーザに限らず、例えば、Ti:サファイアレーザ、SHG−YAGレーザ、THG−YAGレーザ、FHG−YAGレーザなどの固体レーザの高調波発振を用いたものや、KrFエキシマレーザ、ArFエキシマレーザなどを用いてもよい。
上述のエキスパンド工程では、図1(a)に示す構成のエキスパンド装置を用いる。
本実施形態におけるエキスパンド装置は、ウェハ10のサイズよりも大きな開口部41aを有し当該開口部41aの周囲にウェハ10を接着した粘着性樹脂テープ30の周部がテープクランプ45により固定されるテーブル41と、テーブル41の内側に配置されテーブル41における粘着性樹脂テープ30の固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇および下降が可能であり上昇時に粘着性樹脂テープ30を裏面側から押圧する押圧面44aが凸面である押圧ステージ44と、ウェハリング(サポートリング)42が着脱自在でありテーブル41と押圧ステージ44との間に配置されて上記仮想平面に対して相対的に上昇および下降が可能なリングステージ43と、押圧ステージ44およびリングステージ43を駆動する駆動装置(図示せず)とを備えている。ここにおいて、粘着性樹脂テープ30としては、紫外線硬化型のダイシングテープを用いるようにしており、エキスパンド装置には、粘着性樹脂テープ30に紫外線を照射可能な紫外線照射装置(図示せず)が設けられており、ダイシング時には強い粘着力でウェハ10やチップ1を保持する一方で、ダイシング後は紫外線照射により粘着力を低下させ、ピックアップ性を高めることができる。なお、粘着性樹脂テープ30としては、紫外線硬化型のダイシングテープに限らず、熱硬化型のダイシングテープを用いるようにしてもよく、この場合には紫外線照射装置の代わりに、赤外線照射装置などを設ければよい。
上述の押圧ステージ44の押圧面44aである凸面は、球面の一部により構成されている。また、上記駆動装置は、ステッピングモータ、当該ステッピングモータの回転軸と2つのプーリとの間に架設された2つのタイミングベルト、一方のタイミングベルトの回動運動を直線運動に変換して押圧ステージ44を上下動(昇降)させる送りねじ、他方のタイミングベルトの回動運動を直線運動に変換してリングステージ43を上下動(昇降)させるボールねじ、ステッピングモータを制御する適宜のプログラムが搭載されたマイクロコンピュータなどからなる制御装置(第2の制御装置)などにより構成されている。また、押圧ステージ44およびリングステージ43には、粘着性樹脂テープ30を加熱するためのヒータ(例えば、シースヒータなど)47,48が内蔵されており、各ヒータ47,48の温度は上記駆動装置の第2の制御装置により各ステージ44,43それぞれの表面温度が所定のステージ温度に制御されるようになっている。なお、本実施形態では、押圧ステージ44およびリングステージ43のステージ温度を60℃、押圧ステージ44の移動速度を4mm/s、リングステージ43の移動速度を6mm/sに設定してあるが、これらの数値は一例であり、特に限定するものではない。
また、本実施形態のエキスパンド装置は、テーブル41に粘着性樹脂テープ30の周部が固定された状態においてウェハ10の周辺の空気を吸引する吸引手段たる真空吸引装置(図示せず)を備えている。なお、真空吸引装置は、エア吸引用のパイプ、当該パイプを通して空気とともに粉砕粉などを吸引する真空ポンプなどにより構成されている。したがって、本実施形態のエキスパンド装置では、粘着性樹脂テープ30を裏面側から押圧ステージ44により押圧してウェハ10を個々のチップ1に分割する際に粉砕粉などが発生しても吸引手段により空気と一緒に吸引することができるので、チップ1に粉砕粉などが付着するのを抑制することができる。
また、本実施形態のエキスパンド装置では、押圧ステージ44を交換可能となっており、押圧面44aの曲率の互いに異なる複数種の押圧ステージ44を用意しておき、ウェハ10のサイズやチップ1のサイズに応じて押圧ステージ44を適宜交換するようにすれば、ウェハ10のサイズやチップ1のサイズの変更に対応することができる。要するに、ウェハ10のサイズやチップ1のサイズの制約が少なくなる。
以上説明したエキスパンド装置では、ウェハ10のサイズよりも大きな開口部41aを有するテーブル41上に粘着性樹脂テープ30の周部を固定した状態でウェハリング42を取着したリングステージ43を上記仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に張設し、その後、ウェハリング42よりも内側に配置され粘着性樹脂テープ30を裏面側から押圧する押圧面44aが凸面である押圧ステージ44を上昇させて粘着性樹脂テープ30を伸張させるとともにウェハ30に曲げ応力をかけることで個々のチップ1に分割することができるから、ウェハ10の種類などによらずウェハ10を一括して個々のチップ1に精度良く分割することが可能となり、しかも、ウェハ10を分割した後、ウェハリング42を上記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に再び張設することにより、分割後のチップ1同士が粘着性樹脂テープ30の弛緩に起因して接触しチッピングが発生するのを防止することが可能となり、収率の向上を図れる。
また、上述のエキスパンド装置では、上述の押圧ステージ41の押圧面44aである凸面が球面の一部により構成されており、押圧ステージ41により粘着性樹脂テープ30を裏面側から押圧することにより球面に沿ってウェハ10を変形させることができるので、ウェハ10をストリートLに沿ってより精度良く分割することが可能となる。
以下、エキスパンド工程について図1を参照しながら説明する。
まず、テーブル41上に粘着性樹脂テープ30の周部をテープクランプ45により固定した状態にし(図1(a))、次に、テーブル41の内側に配置されウェハリング42を保持しているリングステージ43および押圧ステージ44をテーブル41における粘着性樹脂テープ30の固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に張設する張設過程を行い(図1(b))、張設過程の後で押圧ステージ44を上昇させて粘着性樹脂テープ30を伸張させるとともにウェハ10に曲げ応力をかけることで個々のチップ1に分割する分割過程を行い(図1(c))、分割過程の後でリングステージ43を上記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に再び張設する再張設過程を行う(図1(d)〜(f))。なお、図1(d)は、図1(c)の状態から押圧ステージ44およびリングステージ43を同じ変位量だけ上昇させた状態を示し、図1(c)の状態よりも隣り合うチップ1間の間隔が広がる。また、図1(e)の状態は、図1(d)の状態からリングステージ43を第1の変位量だけ上昇させる一方で押圧ステージ44を第2の変位量(>第1の変位量)だけ下降させた状態を示し、図1(f)の状態は、図1(e)の状態から押圧ステージ44およびリングステージ43を同じ変位量だけ上昇させた状態を示す。
以上説明した本実施形態のダイシング方法によれば、エキスパンド工程では、ウェハ10のサイズよりも大きな開口部41aを有するテーブル41上に粘着性樹脂テープ30の周部を固定した状態でテーブル41の内側に配置されているウェハリング42をテーブル41における粘着性樹脂テープ30の固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に張設する張設過程を行い、その後、ウェハリング42よりも内側に配置され粘着性樹脂テープ30を裏面側から押圧する押圧面44aが凸面である押圧ステージ44を上昇させて粘着性樹脂テープ30を伸張させるとともにウェハ10に曲げ応力をかけることで個々のチップ1に分割する分割過程を行うので、分割過程においてウェハ10に引張力だけでなく曲げ応力をかけることができるから、ウェハ10の種類などによらずウェハ10を一括して個々のチップ1に精度良く分割することが可能となり、しかも、分割過程に続いて、ウェハリング42を上記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープ30をウェハリング42に再び張設する再張設過程を行うので、分割後のチップ1同士が粘着性樹脂テープ30の弛緩に起因して接触しチッピングが発生するのを防止することが可能となり、収率の向上を図れる。
また、本実施形態のダイシング方法によれば、上述の分割過程において、押圧ステージ44として、押圧面44aとなる凸面が球面の一部により構成されるものを用いるので、分割過程において球面に沿ってウェハ10が変形するから、ウェハ10をストリートLに沿ってより精度良く分割することが可能となる。
また、本実施形態のダイシング方法によれば、上述の分割過程において、押圧ステージ44を上昇させる際にウェハ10の周辺の空気を上記吸引手段により吸引することにより、分割過程において発生する粉砕粉などを空気と一緒に吸引することができるので、チップ1に粉砕粉などが付着するのを抑制することができる。
1 チップ
1a MEMSデバイス
10 ウェハ
11 透光性基板
11a 改質部
12 結晶性基板
12a 改質部
30 粘着性樹脂テープ
41 テーブル
42 ウェハリング
43 リングステージ
44 押圧ステージ
44a 押圧面
L ストリート
LB レーザビーム

Claims (7)

  1. ウェハを個々のチップに分割するダイシング方法であって、粘着性樹脂テープの一表面側に貼り付けたウェハのストリートに沿ってウェハの内部にレーザビームを照射することによって改質部を形成する改質部形成工程と、改質部形成工程の後で粘着性樹脂テープを引き伸ばすエキスパンド工程とを備え、エキスパンド工程では、ウェハのサイズよりも大きな開口部を有するテーブル上に粘着性樹脂テープの周部を固定した状態でテーブルの内側に配置されているウェハリングをテーブルにおける粘着性樹脂テープの固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇させて粘着性樹脂テープをウェハリングに張設する張設過程と、張設過程の後でウェハリングよりも内側に配置され粘着性樹脂テープを裏面側から押圧する押圧面が凸面である押圧ステージを上昇させて粘着性樹脂テープを伸張させるとともにウェハに曲げ応力をかけることで個々のチップに分割する分割過程と、分割過程の後でウェハリングを前記仮想平面に対して更に上昇させることで粘着性樹脂テープをウェハリングに再び張設する再張設過程とを有することを特徴とするダイシング方法。
  2. 前記分割過程では、前記押圧ステージとして、前記凸面が球面の一部により構成されるものを用いることを特徴とする請求項1記載のダイシング方法。
  3. 前記分割過程では、前記押圧ステージを上昇させる際に前記ウェハの周辺の空気を吸引することを特徴とする請求項1または請求項2記載のダイシング方法。
  4. ウェハのサイズよりも大きな開口部を有し当該開口部の周囲にウェハを接着した粘着性樹脂テープの周部が固定されるテーブルと、テーブルの内側に配置されテーブルにおける粘着性樹脂テープの固定面を含む仮想平面に対して相対的に上昇および下降が可能であり上昇時に粘着性樹脂テープを裏面側から押圧する押圧面が凸面である押圧ステージと、ウェハリングが着脱自在でありテーブルと押圧ステージとの間に配置されて前記仮想平面に対して相対的に上昇および下降が可能なリングステージと、押圧ステージおよびリングステージを駆動する駆動装置とを備えることを特徴とするエキスパンド装置。
  5. 前記押圧ステージは、前記凸面が球面の一部により構成されてなることを特徴とする請求項4記載のエキスパンド装置。
  6. 前記テーブルに粘着性樹脂テープの周部が固定された状態において前記ウェハの周辺の空気を吸引する吸引手段を備えることを特徴とする請求項4または請求項5記載のエキスパンド装置。
  7. 前記押圧ステージは、交換可能であることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載のエキスパンド装置。
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