JP2010176262A - カーボン・オフセット支援方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】継続的な省エネ行動の誘導及びカーボン・オフセットの継続的な購入を促し、低炭素ライフスタイルの実現を図るための支援技術を提供する。
【解決手段】需要家2の操作端末からクレジット購入指示がされると、インターネット回線を介してクレジット購入申し込み処理を行う。これに対して、システム管理サーバ3a側から電子オフセット証書が需要家管理サーバ4に送信される。需要家管理サーバ4内のクレジット積算手段では、それまでのクレジット残量に証書分のクレジット量を加算する。
管理サーバ4では、転送される計測データをエネルギーごとに積算する。操作端末から表示指示があったときは、クレジット現在量(残量)を演算する。オフセット率の変更指示があれば、これを用いた演算を行う。クレジット残量が所定の下限値以下のときはアラーム指示を行い、表示部にアラームが表示される。
【選択図】図1

Description

本発明はカーボン・オフセット支援方法及び装置に係り、特に、需要家の二酸化炭素排出量削減意欲の向上に有効なカーボン・オフセット支援方法及び装置に関する。
近年、地球環境保全意識の高揚に伴い、CO2削減を目的とするカーボン・オフセット制度が注目されている。「カーボン・オフセット」とは、市民、企業、自治体、政府等の社会の構成員が自らの温室効果ガスの排出量を認識し、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量(クレジット)を購入すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいう(「わが国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)」より抜粋,2008年2月,環境省)。カーボン・オフセットの運用については、WEB上のカーボン・オフセット・プロバイダー管理技術に関する開示がある(例えば特許文献1)。また、家庭用需要家におけるエネルギー使用量管理技術、省エネ支援技術についても種々開示されている(例えば特許文献2−4)。このうち特許文献2は、電力、ガス、水道量の計測値からCO2排出量を計算して、生活サイクル、居住人数、使用機器特性等に基づく仮想エネルギー消費量と比較、表示するシステムに関する。特許文献4の技術は、電力、ガス、水道使用量及び全体CO2排出量について、時間、日、月ごとの小計及び累計を図8に示すモニター画面100に表示可能としている。
特開2004−310469 特開2005−196526 特開2005−266873 特開2007−257284
しかしながら、特許文献2−4の技術はいずれも一定期間(例えば月)を単位として管理するものであり、期間を跨いで継続的に管理する技術に関しては、従来、いずれの文献にも開示がない。このような期間単位の省エネ管理方法では、例えばある月に目標を達成したとしても、月末にはクリアされてしまうため、それまでの努力が翌月以降には反映されない。このため、省エネへのモチベーション維持が困難であるという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためのものであって、継続的な省エネ行動の誘導及びカーボン・オフセットのための継続的なクレジット購入を促し、低炭素ライフスタイルの実現を図るための支援技術を提供するものである。
本発明は、以下の内容を要旨とする。すなわち、本発明に係るカーボン・オフセット支援方法は、
(1)需要家の二酸化炭素排出量削減を支援するカーボン・オフセット支援方法であって、需要家が、カーボン・オフセット・プロバイダーから購入したクレジット量を、随時、クレジット積算量として積算するステップと、需要家が使用した一以上のエネルギーの使用量データと、各エネルギーの二酸化炭素原単位を用いて、所定期間ごとの二酸化炭素総排出量を演算するステップと、予め設定されたオフセット率を用いて、該二酸化炭素総排出量に対する所定期間ごとの対象カーボン・オフセット量を演算するステップと、該クレジット積算手段に格納されているクレジット積算量及び該対象カーボン・オフセット量を用いて、クレジット残量を演算するステップと、を含むことを特徴とする。
(2)上記発明において、クレジット残量と、過去の一定期間の二酸化炭素総排出量データと、に基づいてカーボン・オフセット残期間を演算するステップを、さらに含むことを特徴とする。
(3)上記各発明において、少なくとも前記クレジット残量及び前記カーボン・オフセット残期間を表示するステップを、さらに含むことを特徴とする。
また、本発明に係るカーボン・オフセット支援装置は、
(4)需要家の二酸化炭素排出量削減を支援するカーボン・オフセット支援装置であって、
需要家が、カーボン・オフセット・プロバイダーから購入したクレジット量を、随時、積算するクレジット積算手段と、需要家が使用した一以上のエネルギーの使用量データと、各エネルギーの二酸化炭素原単位を用いて、所定期間ごとの二酸化炭素総排出量を演算する手段と、予め設定されたオフセット率を用いて、該二酸化炭素総排出量に対する所定期間ごとの対象カーボン・オフセット量を演算する手段と、該クレジット積算手段に格納されているクレジット積算量及び対象カーボン・オフセット量を用いて、クレジット残量を演算する手段と、を備えて成る、ことを特徴とする。
(5)上記発明において、前記クレジット残量と、過去の一定期間の二酸化炭素総排出量データと、に基づいてカーボン・オフセット残期間を演算する手段を、さらに備えて成ることを特徴とする。
(6)上記各発明において、前記クレジット残量及び前記カーボン・オフセット残期間を表示する手段を、さらに備えて成ることを特徴とする。
(7)、(8) さらに、上記(4)乃至(6)に記載のカーボン・オフセット支援装置を備えた給湯器又は給湯器リモコン。
本発明において、「給湯器」には給湯単能機のみならず、暖房専用機、給湯暖房機等の熱源機を含む。
給湯器又は給湯器リモコンに、本発明に係るカーボン・オフセット支援装置を搭載することにより、給湯器単独では取得できない多種類の情報を得ることができるため、省エネに有効なアドバイスが可能となる。また、給湯器はガス機器全体の使用量の中で最も消費量が大きいので、例えばリモコン表示部に、
(a)給湯器の風呂湯張りや、給湯設定温度を季節によって無駄なく設定するよう表示する、
(b)風呂が沸きあがってから、1〜2時間シャワー(給湯)不使用の場合に、入浴を促すように表示する、
等、省エネに有効なアドバイスができ、CO2排出量の削減に資する。
本発明によれば、CO2排出量の目標量が一定期間ごとにクリアされることがないため、省エネ努力の成果を継続的に維持することができ、より省エネ行動を積み重ねるモチベーションを高めることができる。
また、購入したクレジット量の有効性(オフセット期間)を随時把握できるため、ライフスタイルに合わせた購入が可能となる。
また、クレジット量、オフセット残期間等を表示する発明にあっては、視覚的な認識が可能となり、日常生活の中でCO2排出量削減に対する意識を高めることができる。また、家庭での省エネ行動の成果をエネルギー使用実績データと付き合わせることにより、省エネ効果を実感できるという効果がある。
第一の実施形態に係るカーボン・オフセット支援システム1の全体構成を示す図である。 カーボン・オフセット支援システム1のクレジット量管理フローを示す図である。 第一の実施形態のクレジット残量管理方法を示す図である。 オフセット率を変更した場合のカーボン・オフセット残期間管理方法を示す図である。 第二の実施形態に係るカーボン・オフセット支援システム20の全体構成を示す図である。 第二の実施形態に係る給湯器制御部22のブロック構成を示す図である。 給湯器リモコン25に表示される、CO2排出量及びカーボン・オフセット量の時間推移を示す図である。 従来のエネルギー削減支援システムにおける表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図1乃至6を参照してさらに詳細に説明する。なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るカーボン・オフセット支援システム1の全体構成を示す図である。図2は、クレジット量
管理フローを示す図である。図3は、クレジット残量管理方法を示す図である。図4は、オフセット率を変更した場合のカーボン・オフセット残期間管理方法を示す図である。
図1を参照して、カーボン・オフセット支援システム1は、プロバイダ3内に配置されシステム全体を制御するシステム管理サーバ3aと、需要家2内に配置される需要家管理サーバ4と、両者間を結ぶ通信回線(例えばインターネット回線)6と、を主要構成として備えている。システム管理サーバ3aには、需要家情報、クレジット購入データ等を格納するデータベース3bが接続されている。また、需要家管理サーバ4には、エネルギー計測部5であるガスメータ5a、電気メータ5b、水道メータ5cが接続されており、それぞれの計測データを随時、需要家管理サーバ4に転送できるように構成されている。需要家管理サーバ4には、また、表示部4a及び操作端末4bが接続されており、後述するようにエネルギー使用量やクレジット残量の表示、クレジット購入申込操作等を可能とするよう構成されている。
次に図2を参照して、ある月(M月)におけるクレジット量管理フローについて説明する。需要家2の操作端末4bでは、購入電力の内のオフセットしたい割合(オフセット率)の設定を受け付ける(S1300)。なお、先月から設定に変更が無い場合には、このステップは省略される。次に需要家2の操作端末4bからクレジット購入指示がされると(S1301)、インターネット回線を介してクレジット購入申し込み処理を行う(S1101)。これに対して、システム管理サーバ3a側から申込分の電子クレジット証書が需要家管理サーバ4に送信される(S1201)。需要家管理サーバ4内のクレジット積算手段(図示せず)では、それまでの残量に証書分のクレジット量を加算する(S1102)。
一方、エネルギー計測部5においては常時、各エネルギーの使用量が計測されており(S1501)、計測データは随時、管理サーバ4に転送される(S1502)。管理サーバ4では、これを受けてエネルギーごとに加算していく(S1103)。
需要家管理サーバ4は、操作端末からクレジット現在量(残量)の表示指示があったときは(S1303)、クレジット残量の演算を行う(S1105)。なお、これに先立ち操作端末4bからオフセット率の変更指示がなされているときは(S1302)、オフセット率を修正し(S1104)、これを用いた演算を行う。演算結果は表示部に表示される(S1401)。
さらに、クレジット残量が所定の下限値以下のときはアラーム指示を行い(S1106)、表示部にアラームが表示される(S1402)。これに対して追加購入する場合には、上述のS1101以下の操作がなされる。
システム管理サーバ3aは月末に料金精算を行い、さらに需要家管理サーバ4に対して請求を行う(S1202)。システム管理サーバ3aは、必要に応じて銀行振替等の精算処理手続を行う(S1203)。
<クレジット追加購入>
次に、管理サーバ4が行うクレジット量の管理の具体的内容について説明する。最初に、M月の途中でクレジットを追加購入する場合について説明する。
本実施形態では、クレジット購入時(d)においてオフセット率Rcf(d)が設定され、
またクレジット残量Cf(d)とする。ここに「オフセット率」とは、CO2排出量Coのうち、クレジットで賄う割合をいう。例えばオフセット率10%とは、ある期間に需要家が使用する電気、ガス等からのCO2排出量の10%を、クレジットで賄うことを意味する。
図3を参照して、日々のCO2排出量Coに対して一定割合をオフセットするために日々クレジットが使用され、クレジット残量Cfは減少していく。クレジット残量がCfxになるとアラームが発せられ、購入後にクレジット残量Cfrとなるようにクレジットを追加購入する。従って追加購入量Cfsは、Cfs=Cfr−Cfx となる。
クレジット追加購入後、再びクレジット残量は減少し、M月末(dm)のクレジット残量はCf(dm)となる。そして、(M+1)月の1日(dm+1)についてはクレジット残量Cf(dm+1)から始まることになる。
<オフセット残期間等表示>
上記例では、クレジット残量が一定値以下になると自動的に追加購入する形態を示したが、次に図4を参照して、管理サーバ4の演算結果に基づいて需要者が購入有無を判断する形態について説明する。
なお、判断日(di)におけるオフセット率Rcf(di)、クレジット残量はCf(di)とする。
各エネルギーの1日(di)の使用量を、G(di)、E(di)、W(di)(G:ガス、E:電気、W:水道)とし、それぞれ原単位(単位計測量当たりCO2排出量)をg、e、wとすると、diにおけるCO2排出量Co(di)は、
Co(di)=g・G(di)+e・E(di)+w・W(di)
で示される。
CO2排出に伴うクレジット残量Cfの減少量ΔCfは、
ΔCf=Rcf(di)・Co(di) ・・・・・・・(1)式
となる。次に、di(i=0)から遡る過去1週間(i=−7〜−1)の平均CO2排出量をCow_av(di)とすると、
Cow_av(di)=ΣC(di)/7 (i=−7〜−1)
気温による使用量への影響を考慮に入れて、平均気温補正を施すための補正係数e(Tdi)を用いれば、
Cow_av(di)=Σ[(C(di)・e(Tdi)]/7 (i=−7〜−1)
これより、オフセット期間日数D(di)は、(1)式の類推により、
D(di)=Cf(di)/(Rcf(di)・Cow_av(di))・・・・・・・(2)式
により求められる。
なお、例えば昨年度からのデータ蓄積があるときは、Cow_av(di)に替えて、
Coy_av(di)=Σ[(Co(di)・e(Tdi)]/(D(di)+1)(i=-365〜-365+D(di))
を用いて演算することができる。
さらに、オフセット率をRcf0→Rcf1(Rcf1<Rcf0)に変更したときは、(2)式より、D’(di)=(Rcf0/Rcf1)・D(di)
にオフセット期間日数が増加され、オフセット期間が延長されることになる。
なお、本実施形態では平均CO2排出量の推定に際して、気温による補正を行う例を示したが、天気、水温など他の気象情報を用いる形態とすることもできる。
このようにして求めたエネルギー使用量、CO2排出量やクレジット残量等の結果を、例えば表示部4aに数値表示及びグラフ表示することにより、需要者は省エネ達成度や追加購入時期を知ることができる。例えば上記(2)式により、オフセット期間日数D(di)がゼロに近づく前に追加購入の検討が可能となる。また、クレジット残量を知った日(di)以降、オフセット期間をできるだけ長くするように、さらなる省エネ行動を実施することができる。具体的には図4において、di以降も現状生活パターンを継続すると、クレジット残量は同図破線のように推移していくが、省エネ行動の実施により実線のように変化する。これにより、CO2排出量の一層の削減が促されることになる。
なお、オフセット残期間の表示方法は、残日数やカレンダー日付を表示する方法、残日数に応じたアニメーションやイラスト等を表示する方法としてもよい。
(第二の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図5は、本実施形態に係るカーボン・オフセット支援システム20の全体構成を示す図である。図6は、給湯器制御部22のブロック構成を示す図である。
図5を参照して、本実施形態の構成が第一の実施形態の構成と異なる点は、給湯器21に内蔵の給湯器制御部22が通常の運転制御に加え、第一の実施形態における需要家管理サーバ4aの機能を有していることである。
図6を参照して給湯器制御部22は、制御を司るCPU22aと、バス22iを介してCPU22aに接続されるRAM22e、ROM22f、FLASH
ROM22g、測定ユニット24とのI/F部22b、ネットアダプター23とのI/F部22d、給湯器リモコン25とのI/F部22hを備えている。記憶手段であるRAM22e、ROM22f、FLASH ROM22gには、クレジット管理のためのOS、プログラム等が格納されている。さらに、測定ユニット24を介して計測部5から転送される計測データを、格納するように構成されている。その他の構成は、上述の実施形態と同一であるので重複説明を省略する。以上の構成により、給湯器制御部22は上述の実施形態における図2と同様の制御を行うことができる。
次に、図7を参照して、本実施形態において給湯器リモコン25の表示部25aに表示される、1日のCO2排出量及びオフセット量の時間推移の例について説明する。同図に示すように、表示部25aには1時間ごとのCO2排出量(A)と、そのうちのクレジット分(B)が視覚的に表示される。さらに、グラフ下部にはクレジット残量、及び現在オフセット率継続の場合のオフセット期間が表示される。
このような表示方法を採用したことにより、1時間ごとに細分化されたエネルギー使用状況を把握でき、需要家は日常生活の中でCO2排出量削減に対する意識を高めることができる。また、家庭での省エネ行動の成結をエネルギー使用実績データと付き合わせることにより、省エネ効果を実感できる。
なお、本実施形態では給湯器制御部22がクレジット管理を行う形態としたが、給湯器リモコン25に管理機能を持たせる形態とすることも可能である。
本発明は、家庭用需要家のみならず、エネルギーを利用する需要家の省エネ、CO2削減管理技術として広く利用可能である。
また、カーボン・オフセットを省エネの指標として利用するのみならず、クレジット量を金額に置き換えて、光熱費管理に応用することも可能である。また、電子マネーやポイントとの連動にも応用することも可能である。さらに、同量のクレジット量で前年よりもオフセット期間を延長できた場合、ポイントを付与し、次回オフセット購入時に割引するサービス提供にすることも可能である。
1、20・・・カーボン・オフセット支援システム
2・・・需要家
3・・・カーボン・オフセット・プロバイダ
3a・・・システム管理サーバ
3b・・・データベース
4・・・需要家管理サーバ
5・・・エネルギー計測手段
21・・・給湯器
22・・・給湯器制御部
23・・・ネットアダプター
24・・・測定ユニット
25・・・給湯器リモコン
25a・・・表示部

Claims (8)

  1. 需要家の二酸化炭素排出量削減を支援するカーボン・オフセット支援方法であって、
    需要家が、カーボン・オフセット・プロバイダーから購入したクレジット量を、随時、積算するステップと、
    需要家が使用した一以上のエネルギーの使用量データと、各エネルギーの二酸化炭素原単位を用いて、所定期間ごとの二酸化炭素総排出量を演算するステップと、
    予め設定されたオフセット率を用いて、該二酸化炭素総排出量に対する所定期間ごとのクレジット使用量を演算するステップと、
    クレジット積算量及び該クレジット使用量を用いて、クレジット残量を演算するステップと、を含むことを特徴とするカーボン・オフセット支援方法。
  2. クレジット残量と、過去の一定期間の二酸化炭素総排出量データと、に基づいてカーボン・オフセット残期間を演算するステップを、さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のカーボン・オフセット支援方法。
  3. 少なくとも前記クレジット残量及び前記カーボン・オフセット残期間を表示するステップを、さらに含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のカーボン・オフセット支援方法。
  4. 需要家の二酸化炭素排出量削減を支援するカーボン・オフセット支援装置であって、
    需要家が、カーボン・オフセット・プロバイダーから購入したクレジット量を、随時、積算するクレジット積算手段と、
    需要家が使用した一以上のエネルギーの使用量データと、各エネルギーの二酸化炭素原単位を用いて、所定期間ごとの二酸化炭素総排出量を演算する手段と、
    予め設定されたオフセット率を用いて、該二酸化炭素総排出量に対する所定期間ごとのクレジット使用量を演算する手段と、
    該クレジット積算手段に格納されているクレジット積算量及びクレジット使用量を用いて、クレジット残量を演算する手段と、
    を備えて成る、ことを特徴とするカーボン・オフセット支援装置。
  5. 前記クレジット残量と、過去の一定期間の二酸化炭素総排出量データと、に基づいてカーボン・オフセット残期間を演算する手段を、さらに備えて成ることを特徴とする請求項4に記載のカーボン・オフセット支援装置。
  6. 前記クレジット残量及び前記カーボン・オフセット残期間を表示する手段を、さらに備えて成ることを特徴とする請求項4又は5に記載のカーボン・オフセット支援装置。
  7. 請求項4乃至6に記載のカーボン・オフセット支援装置を備えたことを特徴とする給湯器。
  8. 請求項4乃至6に記載のカーボン・オフセット支援装置を備えたことを特徴とする給湯器リモコン。
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