JP2019197472A - 買換時期通知装置、買換時期通知方法、およびプログラム - Google Patents

買換時期通知装置、買換時期通知方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の買い換えを、ユーザごとに的確なタイミングで促す買換時期通知装置、買換時期通知方法およびプログラムを提供する。【解決手段】買換時期通知装置は、ユーザのクレジットカード利用に関するクレジットカード利用情報が格納されるクレジットカード利用情報格納部と、前記クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する時期特定部と、前記クレジットカード利用情報を用いて、前記商品の買い換えを勧める買換情報を取得する買換情報取得部と、前記時期特定部が特定した時期に、前記買換情報取得部が取得した買換情報を前記ユーザに送信する買換情報送信部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、商品を買い換える時期を通知する買換時期通知装置等に関する。
従来、あらかじめ商品ごとに購入間隔日数を設定し、顧客の商品購入履歴情報から購入間隔日数が経過した商品について、顧客に買い替えを斡旋する商品の買い替え斡旋方法が存在した(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−157708号公報
しかし、背景技術では、商品ごとに購入間隔日数が設定されるため、一の商品に関する購入の斡旋は、どのユーザに対しても、同じ間隔で行われる。
一方、例えば、洗濯機等の家電製品、給湯器等のガス機器といった、耐久財と呼ばれる商品は、故障して初めて買い換えが行われる場合が多い。そして、故障までの期間は、同じ商品でも一定ではなく、2以上のユーザ間で差異が生じる。
このため、背景技術では、商品の買い換えを、2以上の各ユーザに、的確なタイミングで促すことは困難であった。
なお、耐久財等の商品は、故障して初めて、購入からの経過年数が意識され、その時点で既に耐用年数を超えている場合も少なくない。そして、こうした商品の故障は、日常生活に大きな支障を及ぼすことから、ユーザは、故障した商品に代わる新たな商品を、例えば、半日か1日程度の短い時間で購入しなければならない。かかる時間的な制約のため、ユーザは、必ずしも所望の商品を購入できるとは限らず、購入価格も割高になりがちである。もし、時間に余裕があれば、ユーザは、希望の商品を安く購入できる可能性がある。
そこで、商品の買い換えを、ユーザごとに的確なタイミングで促す仕組みが所望される。
本第一の発明の買換時期通知装置は、ユーザのクレジットカード利用に関するクレジットカード利用情報が格納されるクレジットカード利用情報格納部と、クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する時期特定部と、クレジットカード利用情報を用いて、商品の買い換えを勧める買換情報を取得する買換情報取得部と、時期特定部が特定した時期に、買換情報取得部が取得した買換情報をユーザに送信する買換情報送信部とを具備する買換時期通知装置である。
かかる構成により、ユーザが商品を購入する際に利用したクレジットカードの情報を用いて、当該商品の買い換えをユーザごとに的確なタイミングで促すことができる。
また、本第二の発明の買換時期通知装置は、第一の発明に対して、買換情報取得部は、商品の買い換え時に利用できるクーポンを含む買換情報を取得する買換時期通知装置である。
かかる構成により、買い換えを促す際に、クーポンを提供することで、買い換えの意欲を高めることができる。
また、本第三の発明の買換時期通知装置は、第一または第二の発明に対して、2以上の各ユーザの商品に関するクレジットカード利用情報を用いて統計処理を行い、統計データを取得する統計処理部をさらに具備し、買換情報取得部は、統計処理部が取得した統計データを含む買換情報を取得する買換時期通知装置である。
かかる構成により、買い換えを促す際に、同じ商品を購入した2以上のユーザの統計データを知らせることで、買い換えの意欲を高めることができる。
また、本第四の発明の買換時期通知装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報を用いて、ユーザによるクレジットカードの利用履歴を取得する履歴取得部をさらに具備し、買換情報取得部は、履歴取得部が取得した利用履歴、または時期特定部が特定した時期に応じて、異なる買換情報を取得する買換時期通知装置である。
かかる構成により、買い換えを促す際に、クレジットカードの利用履歴または買い換えの時期に応じた商品への買い替えを勧めることができる。
また、本第五の発明の買換時期通知装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、一のユーザの商品に関する2以上のクレジットカード利用情報を用いて、ユーザによる商品の購入から買い換えまでの期間に関する買換期間情報を取得する買換期間取得部を含み、時期特定部は、買換期間取得部が取得した買換期間情報に基づいて、商品の買い換えの時期を特定する買換時期通知装置である。
かかる構成により、一のユーザの当該商品に関する2以上のクレジットカード利用情報から取得される買換期間を基に、当該商品の買い換え時期を特定することで、当該一のユーザに対し、当該商品の買い換えを的確なタイミングで促すことができる。
また、本第六の発明の買換時期通知装置1は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報のうち、買い換えの対象である商品以外の商品に関するクレジットカード利用情報を用いて、買い換えの対象である商品の使用時間を推定し、推定した使用時間を用いて、買い換えの対象である商品の買い換えの時期を特定することにより、当該一のユーザに対し、当該商品の買い換えを的確なタイミングで促すことができる。
また、本第七の発明の買換時期通知装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、クレジットカード利用情報を用いて、特定の種類の商品の商品情報を取得する商品情報取得部をさらに具備し、時期特定部は、商品情報取得部が取得した商品情報に含まれる時季情報に応じた時期を特定し、買換情報取得部は、特定の種類の商品の購入を推奨する購入推奨情報を取得し、買換情報送信部は、時期特定部が特定した時期に、買換情報取得部が取得した購入推奨情報をユーザに送信する買換時期通知装置である。
かかる構成により、特定の種類の商品に関するクレジットカード情報を用いて、当該商品の商品情報を取得し、そこに含まれる時季情報に応じた時期を特定することで、特定の種類の商品の購入を的確なタイミングで推奨することができる。
本発明によれば、商品の買い換えを、ユーザごとに的確なタイミングで促す仕組みを提供できる。
実施の形態における情報システムのブロック図 同買換時期通知装置の動作を説明するフローチャート 同クレジットカード利用情報のデータ構造図 同クーポンのデータ構造図 同買換情報の一出力例を示す図 同買換情報の他の出力例を示す図 同コンピュータシステムの外観図 同コンピュータシステムの内部構成の一例を示す図
以下、買換時期通知装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態における情報システムのブロック図である。情報システムは、買換時期通知装置1、1または2以上のユーザ端末2、および1または2以上の店舗端末3を備える。1以上のユーザ端末2および1以上の店舗端末3の各々は、例えば、LANやインターネット等のネットワーク、無線または有線の通信回線などを介して、買換時期通知装置1と通信可能に接続される。
買換時期通知装置1は、例えば、一のクレジットカード会社のサーバである。このサーバは、当該クレジットカード会社が発行したクレジットカードによる決済を行う決済機能を有していてもよいし、有していなくてもよい。なお、後者の場合、決済は、例えば、店舗端末3で行われるが、ユーザ端末2または外部の決済サーバ(図示しない)で行われてもよく、決済を行う主体は問わない。
または、買換時期通知装置1は、1または2以上の各クレジットカード会社のサーバと接続されたクラウドサーバやASPサーバ等でもよく、そのタイプや所在は問わない。
ユーザ端末2は、ユーザの端末である。ユーザとは、クレジットカード会社からクレジットカードの発行を受けた者である。ユーザは、当該クレジットカード会社と契約した1または2以上の各店舗で、当該クレジットカードを利用して買い物をすることができる。端末とは、例えば、携帯端末であるが、家庭や勤務先等のPCなどでもよく、ユーザが使用可能な端末であれば、そのタイプや所在は問わない。なお、携帯端末とは、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機であるが、その種類は問わない。
店舗端末3は、店舗の端末である。店舗端末3は、例えば、クレジットカード決済端末機であるが、クレジットカードによる決済のための処理が行える端末であれば、そのタイプは問わない。決済のための処理とは、例えば、決済自体でもよいし、決済に必要な情報(例えば、後述するクレジットカード情報、後述する金額情報等)の決済サーバ等への送信でも構わない。
ただし、買換時期通知装置1は、例えば、一の携帯端末でも実現可能であり、情報システムのハードウェア構成は問わない。
買換時期通知装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および送信部14を備える。格納部11は、クレジットカード利用情報格納部111を備える。処理部13は、時期特定部131、買換情報取得部132、統計処理部133、履歴取得部134、買換期間取得部135、使用時間推定部136、および商品情報取得部137を備える。送信部14は、買換情報送信部141を備える。
ユーザ端末2は、ユーザ格納部21、ユーザ受信部22、ユーザ処理部23、およびユーザ出力部24を備える。
店舗端末3は、店舗格納部31、店舗受付部32、店舗処理部33、および店舗送信部34を備える。
買換時期通知装置1を構成する格納部11は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、後述するクレジットカード利用情報である。なお、その他の情報については、適時説明する。
クレジットカード利用情報格納部111には、1または2以上のクレジットカード利用情報が格納される。クレジットカード利用情報とは、ユーザのクレジットカード利用に関する情報である。クレジットカード利用とは、クレジットカードを利用して商品を買うことである。
なお、クレジットカードは、例えば、クレジットカード情報が書き込まれた磁気ストライプを有する磁気カード、または、かかる磁気ストライプに代えて又はこれに加えて、クレジットカード情報が記憶されたICチップを有するICカードであるが、かかるICカードの機能をスマートフォン等の携帯端末によって実現した仮想的なクレジットカードでもよい。
クレジットカード情報とは、クレジットカードに関する情報である。クレジットカード情報は、例えば、カード番号、有効期限、および氏名などを含む。また、クレジットカード情報は、例えば、利用枠、現時点での利用可能額、決済に用いる銀行口座などの情報を含んでもよく、その内容は問わない。
商品とは、物品でも、サービスでもよい。物品は、例えば、洗濯機や冷蔵庫やエアコン等の家電製品、ガスレンジや給湯器等のガス機器、太陽光による発電機や温水器等の住宅設備などであるが、かかる耐久材に限らず、食品や薬等の消耗品でもよい。サービスは、例えば、旅行、飲食、リフォーム工事等、何でもよい。
クレジットカード利用情報は、例えば、金額情報、および利用日を有する。金額情報とは、クレジットカードで決済された金額に関する情報である。金額情報は、例えば、一の商品の購入価格を示す情報であるが、2以上の各商品の購入価格を合計した合計購入価格を示す情報でもよい。なお、金額情報は、例えば、税金や送料といった、商品本体の価格に加算される金額を含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。
利用日とは、クレジットカードが利用された日に関する情報である。利用日は、例えば、年月日であるが、時分等の時刻も有してもよく、その表現形式は問わない。
また、クレジットカード利用情報は、通常、商品情報も有する。商品情報とは、商品に関する情報である。商品情報は、例えば、種類情報である。種類情報とは、商品の種類を示す情報である。種類情報は、例えば、“冷蔵庫”や“旅行”の種類名、IDなどであるが、機種情報でもよく、商品の種類を示し得る情報であれば何でもよい。機種情報とは、機種を示す情報であり、特に、同じ種類に属する2以上の商品(例えば、上位機種または下位機種、後継機種等)を識別し得る情報であるといってもよい。機種情報は、例えば、型番や品番などであるが、機種を識別可能な情報であれば何でもよい。なお、詳細は後述するが、例えば、“海外旅行”や“ディナー”等の特定の種類の商品に関する商品情報は、“お盆”や“クリスマス”等の時季に関する時季情報を有していてもよい。
または、商品情報は、商品識別子でもよい。商品識別子とは、商品を識別する情報である。商品識別子は、例えば、商品名、品番等であるが、商品を識別し得る情報であれば何でもよい。
ただし、商品情報は、例えば、商品の価格に関する価格情報や、商品に関する説明文等でもよく、商品に関する情報であれば何でもよい。
なお、クレジットカード利用情報は、例えば、カード識別子を有していてもよい。カード識別子とは、クレジットカードを識別する情報である。カード識別子は、例えば、カード番号であるが、カード番号に対応付いたIDでもよく、クレジットカードを識別し得る情報であれば何でもよい。
また、クレジットカード利用情報は、例えば、ユーザ識別子を有していてもよい。ユーザ識別子とは、ユーザを識別する情報である。ユーザ識別子は、例えば、住所および氏名であるが、メールアドレスまたは電話番号でもよいし、住所および氏名等に対応付いたIDでもよく、ユーザを識別し得る情報であれば何でもよい。
さらに、クレジットカード利用情報は、例えば、店舗情報を有していてもよい。店舗情報とは、クレジットカードが利用された店舗に関する情報である。店舗情報は、例えば、店舗識別子を含む。店舗識別子とは、店舗を識別する情報である。店舗識別子は、例えば、店名、電話番号、メールアドレス、URL等であるが、IDでもよく、店舗を識別し得る情報であれば何でもよい。
また、店舗情報は、例えば、位置情報を含んでいてもよい。位置情報とは、店舗の位置に関する情報である。位置情報は、例えば、住所、または座標(例えば、緯度および経度の組)であるが、IDでもよく、店舗の位置に関する情報であれば何でもよい。
さらに、店舗情報は、例えば、種類情報群を含んでいてもよい。種類情報群とは、1または2以上の種類情報の集合である。店舗情報に含まれる種類情報群は、当該店舗で取り扱われる1または2以上の各商品の種類情報の集合である。ただし、店舗情報は、店舗に関する情報であればよく、その内容やデータ構造は問わない。
クレジットカード利用情報格納部111には、上記のようなクレジットカード利用情報が、通常、2以上、格納される。格納される2以上の各クレジットカード情報は、一のユーザのクレジットカード利用情報でもよいし、2以上の各ユーザのクレジットカード利用情報でもよい。
なお、後者の場合、クレジットカード利用情報格納部111には、例えば、ユーザ識別子に対応付けて、当該ユーザ識別子で識別されるユーザの1以上のクレジットカード利用情報が格納されてもよい。かかる場合のクレジットカード利用情報は、通常、ユーザ識別子を含まないが、含んでいてもよい。
また、一のユーザが2以上のクレジットカードを保持している場合は、例えば、ユーザ識別子およびカード識別子の組に対応付けて、当該ユーザ識別子で識別されるユーザの、当該カード識別子で識別されるカードに関する、1以上のクレジットカード利用情報が格納されてもよい。かかる場合のクレジットカード利用情報は、通常、ユーザ識別子およびカード識別子を含まないが、含んでいてもよい。
クレジットカード利用情報は、例えば、予めクレジットカード利用情報格納部111に格納されていてもよいし、後述する受信部12によって、店舗端末3または図示しない決済サーバ等から受信され、クレジットカード利用情報格納部111に蓄積されてもよく、その由来は問わない。
受信部12は、各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、クレジットカード利用情報である。受信部12は、例えば、ユーザがクレジットカードを利用して買い物をした店舗の店舗端末3から、クレジットカード利用情報を受信する。または、受信部12は、かかる店舗の店舗端末3と通信した外部の決済サーバから、クレジットカード利用情報を受信してもよく、クレジットカード利用情報の送信元は問わない。なお、各種の情報には、例えば、ユーザ端末2からの指示(例えば、後述する時期特定指示等)も含まれてよい。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、時期特定部131、買換情報取得部132、統計処理部133、履歴取得部134、買換期間取得部135、使用時間推定部136、および商品情報取得部137などの処理である。また、処理部13は、フローチャートで説明する各種の判別や判断や蓄積等も行う。なお、その他の処理については適時説明する。
時期特定部131は、1または2以上のクレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する。商品の購入に関する時期とは、例えば、当該商品を買い換える時期(以下、買い換え時期と記す場合がある)である。買い換えとは、元の商品に代わる新たな商品を購入することである。新たな商品は、例えば、元の商品と同等の商品(同一機種または後継機種)でも、同じ種類の別の商品(同社の上位機種または下位機種、他社の互換機等)でもよく、元の商品に代えて使用できる商品であれば何でもよい。買い換えは、耐久消費財の買い換えに限らず、消耗品の再/反復購入や、特定の種類の商品(例えば、お盆休みや年末年始等、毎年同じ時期に行く海外旅行など)の購入も含む。
買い替えか否かは、例えば、元の商品と新たな商品の機種情報を用いて判断される。つまり、格納部11に、2以上の種類情報ごとに、1または2以上の機種情報が格納されており、時期特定部131は、元の商品の機種情報に対応する種類情報と、新たな商品の機種情報に対応する機種情報を格納部11から取得し、取得した2つの種類情報が同じである場合に、買い換えであると判断してもよい。
また、例えば、実店舗において、クレジットカード利用時に、店員が、利用者との会話から買い換えか否かを判断し、買い換えと判断した場合、買い替えである旨の情報を店舗端末3に入力してもよい。店舗端末3の店舗受付部2は、クレジットカード利用情報と共に、買い替えである旨の情報を受け付け、店舗送信部34は、クレジットカード利用情報と、買い換えである旨の情報とを買換時期通知装置1に送信する。
買換時期通知装置1の受信部12は、クレジットカード利用情報と、買い換えである旨の情報とを受信し、処理部13は、受信されたクレジットカード利用情報に対応付けて、買い換えである旨の情報をクレジットカード利用情報格納部111に蓄積する。
また、仮想店舗の場合は、利用者が、上記のような買い替えである旨の情報の入力を行うようにしてもよい。仮想店舗とは、仮想的な店舗である。仮想店舗は、例えば、インターネット上の仮想空間にあるオンラインショップであるが、その種類は問わない。さらに、実店舗、仮想店舗のいずれに関わらず、利用者は、例えば、クレジットカード会社のWEBページから、クレジットカードの利用明細を閲覧する際に、買い換えに該当する商品の情報に対して、「買い替え購入」である旨を登録してもよい。「買い替え購入」である旨を登録した利用者には、例えば、ポイント等の特典が付与されることは好適である。それによって、「買い替え購入」である旨の登録を利用者に対して促すことができる。
例えば、新たに購入された商品に関して「買い替え購入」である旨の登録が受け付けられた場合、買換時期通知装置1の処理部13は、当該商品のクレジットカード利用情報と、「買い替え購入」である旨の情報と、付与された特典に関する情報とを、クレジットカード利用情報格納部111に蓄積する。また、過去に購入された商品に関して「買い替え購入」である旨の登録が受け付けられた場合、処理部13は、クレジットカード利用情報格納部111に格納されている当該商品のクレジットカード利用情報に対応付けて、「買い替え購入」である旨の情報と、付与された特典に関する情報とを蓄積する。
買い換え時期とは、例えば、当該商品の購入からの経過期間が、当該商品の耐用期間に達する時期である。かかる買い換え時期は、当該商品の購入時期および耐用期間を用いて特定可能である。買い換え時期は、例えば、年(例えば、“2018年”等)、年月(例えば、“2018年4月”等)、年と季節(例えば、“2018年夏”等)などで表現されるが、その時間幅や表現形式は問わない。
詳しくは、時期特定部131は、当該商品に対応するクレジットカード情報をクレジットカード利用情報格納部111から取得する。なお、当該商品に対応するクレジットカード情報とは、例えば、当該商品を識別する商品識別子を含むクレジットカード情報であるが、当該商品の種類を示す種類情報を含むクレジットカード情報でもよい。時期特定部131は、こうして取得したクレジットカード利用情報に含まれる利用日を用いて、まず、当該商品が購入された時期(購入時期:例えば、年月)を特定する。
また、格納部11には、第一対応情報が格納されている。第一対応情報とは、例えば、種類情報と耐用期間との対の集合である。種類情報と耐用期間との対の集合とは、例えば、種類情報“冷蔵庫”と耐用期間“10年”との対、種類情報“ガスレンジ”と耐用期間“8年”との対などである。ただし、第一対応情報は、例えば、商品識別子と耐用期間との対(例えば、商品識別子“X”と耐用年数“10年”との対等)の集合でもよい。また、対の数は何個でもよく、1以上の各対の内容も問わない。
時期特定部131は、例えば、上記のようにして取得したクレジットカード利用情報に含まれる種類情報と、格納部11に格納されている第一対応情報とを用いて、当該商品の耐用期間を取得する。なお、耐用期間は、例えば、年数(例えば、10年や8年等)であるが、年数および月数の組(例えば、3年6カ月等)でもよいし、月数(例えば、4カ月等)、週数(例えば、2週等)、日数(例えば、15日等)等でもよく、その長短や表現形式は問わない。
次に、時期特定部131は、特定した購入時期に対し、取得した耐用期間を加算することにより、買い換え時期を特定する。
具体的には、例えば、ユーザが2008年1月10日にクレジットカードを利用して10万円の冷蔵庫Xを購入している場合、クレジットカード利用情報格納部111には、当該冷蔵庫を識別する商品識別子“X”、種類情報“冷蔵庫”、利用日“2008年1月10日”、金額情報“10万円”等を有するクレジットカード利用情報が格納されている。
時期特定部131は、かかるクレジットカード情報をクレジットカード利用情報格納部111から取得し、取得したクレジットカード利用情報に含まれる利用日を用いて、まず、購入時期“2008年1月”を特定する。次に、時期特定部131は、取得したクレジットカード利用情報に含まれる種類情報“冷蔵庫”または商品識別子“X”と、第一対応情報とを用いて、冷蔵庫Xの耐用期間“10年”を取得する。そして、時期特定部131は、特定した年月“2008年1月”に対し、取得した耐用期間“10年”を加算することにより、買い換え時期“2018年1月”を特定する。
または、買い換え時期とは、ユーザが過去に当該商品を1または2回以上買い換えている場合においては、買い換え期間に対応する時期でもよい。
買い換え期間とは、買い換えまでの期間である。買い換えまでの期間とは、例えば、買い換えの回数が1回の場合は、初回の購入から1回目の買い換えまでの期間であり、また、買い換えの回数が2回の場合は、初回の購入から1回目の買い換えまでの期間(第一の期間)と、1回目の買い換えから2回目の買い換えまでの期間(第二の期間)とを平均した期間(第一および第二の2つの期間の平均期間)である。さらに、買い換えの回数がm回(mは2以上の整数)の場合における買い換え期間は、第一〜第mのm個の期間の平均期間である。なお、かかる平均期間は、例えば、「商品を買い換える周期」、または「商品の買い換えサイクル」などと呼んでもよい。
買い換え期間に対応する時期とは、前回の買い換え時期に対して、かかる買い換え期間が経過した又は経過する前の時期である。なお、経過する前の時期とは、例えば、買い換え期間が経過した時期よりも予め決められた時間だけ前の時期(例えば、買い換え期間が経過する3ヶ月前や1年前等)である。
かかる場合、買換期間取得部135が、クレジットカード利用情報格納部111に格納されているクレジットカード利用情報であり、予め決められた条件を満たす2以上のクレジットカード利用情報を用いて、買換期間情報を取得する。予め決められた条件を満たすことは、例えば、同じ種類情報を有することあるが、予め決められた条件を満たすほど類似する種類情報を有することでもよい。買換期間情報とは、上記のような買い換え期間に関する情報である。買換期間情報は、例えば、ユーザ識別子、および期間情報を有する。期間情報とは、買い換え期間を示す情報である。なお、買換期間取得部135の詳しい動作については後述する。
時期特定部131は、買換期間取得部135が取得した買換期間情報に基づいて、商品の買い換えの時期を特定する。
詳しくは、時期特定部131は、例えば、買換期間取得部135が取得した買換期間情報に含まれる期間情報が示す買い換え期間を、当該買換期間情報に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザの前回の買い換え時期に加算することにより、当該ユーザの買い換え期間に対応する時期を特定する。なお、時期特定部131は、予め決められた関数(第一関数)に、買い換え期間および前回の買い換え時期を代入することにより、買い換え期間に対応する時期を特定してもよい。
具体的には、例えば、あるユーザの前回の買い換え時期が2009年3月であり、買換期間取得部135が買換期間情報“9年2カ月”を取得した場合、時期特定部131は、取得された買換期間情報が示す買い換え期間を、前回の買い換え時期に加算することにより、当該ユーザの買い換え期間に対応する時期“2018年5月”を特定してもよい。または、時期特定部131は、予め決められた時間“3か月”を保持しており、上記時期“2018年5月”に対し、予め決められた時間“3か月”だけ前の時期“2018年2月”を、買い換え期間に対応する時期として特定してもよい。
または、買い換え時期とは、商品の使用時間から特定される時期でもよい。使用時間とは、当該商品が使用された時間である。使用とは、例えば、家電製品等の物品の使用であるが、サービスの受領(例えば、旅行したり、飲食したりすること)も含む。使用時間は、例えば、1カ月、1年、1日等の単位期間当たりの使用時間であるが、現在までの総使用時間でもよい。
商品の使用時間は、例えば、当該商品以外の1または2以上の商品に関するクレジットカード利用情報を用いて、推定できる場合がある。この場合の商品は、例えば、家電製品やガス器具等である。家電製品は、例えば、季節によって使用頻度が変化するエアコンが好適であるが、洗濯機や冷蔵庫等でもよい。ただし、冷蔵庫のように常時動作している商品は、除外されてもよい。ガス器具も、例えば、季節によって使用頻度が変化する給湯器(特に、床暖房付き給湯器)が好適であるが、ガスレンジ等でもよい。
当該商品以外の商品とは、買い換えの対象である商品以外の商品である。または、当該商品以外の商品とは、当該商品とは種類が異なる商品であるといってもよい。当該商品以外の商品は、例えば、当該商品の使用に伴って消費される商品である。当該商品以外の商品は、具体的には、例えば、当該商品が家電製品である場合は電気であり、当該商品がガス器具である場合はガスである。または、当該商品以外の商品は、当該商品が洗濯機や給湯器といった水回りの商品である場合は、例えば、水道であるが、電気またはガスと水道でもよく、当該商品および当該商品以外の商品の組み合わせは問わない。
かかる場合、使用時間推定部136が、商品の使用時間を、当該商品以外の商品に関するクレジットカード利用情報を用いて推定した、推定使用時間を取得する。なお、使用時間推定部136の動作については後述する。時期特定部131は、例えば、商品の購入時期と、使用時間推定部136が取得した推定使用時間とを用いて、商品の買い換えの時期を特定する。
または、時期特定部131は、例えば、前述したように、購入時期および耐用期間を用いて特定した時期(以下、基準時期と記す場合がある)を基準に、使用時間推定部136が取得した推定使用時間を加味して、商品の買い換えの時期を特定してもよい。
なお、推定使用時間を加味して時期を特定することは、例えば、推定使用時間が閾値よりも長い又は以上である場合は、基準時期よりも早くなるように時期を特定し、推定使用時間が閾値よりも短い又は以下である場合は、基準時期よりも遅くなるように時期を特定することである。
また、この場合の閾値とは、例えば、耐用期間に対応する使用時間である。耐用期間に対応する使用時間とは、通常、耐用期間を決める際に想定されている、単位期間(例えば、1日、1ヶ月、1年等)当たりの使用時間である。具体的には、ある商品の耐用期間が、1日当たり2時間の使用を想定して決められている場合、その商品に関する閾値は、その商品の耐用期間に対応する使用時間“2時間/日”であるが、これを1月当たりに換算した“60時間/月”や、1年当たりに換算した“720時間/年”等でもよく、その表現形式は問わない。
詳しくは、格納部11には、第二対応情報が格納されている。第二対応情報とは、例えば、差分値と補正値との対の集合である。差分値とは、推定使用時間と閾値との差分に関する値である。差分値は、例えば、推定使用時間から閾値を減算した結果(正または負の符号を含む)であり、これと対になる補正値は、例えば、基準時期に加算される値(正または負の符号を含む)である。差分値と補正値との対の集合とは、例えば、差分値“+1時間/日”と補正値“−2年”との対、差分値“−0.5時間/日”と補正値“+1年”との対などである。
時期特定部131は、例えば、使用時間推定部136が取得した推定使用時間と、格納部11に格納されている第二対応情報とを用いて、基準時期を補正するための補正値を取得する。なお、時期特定部131は、予め決められた関数(第二関数)に差分値を代入することにより、補正値を算出しても構わない。
時期特定部131は、購入時期および耐用期間を用いて特定した基準時期に、こうして取得した補正値を加算することにより、買い換え時期を特定する。
具体的には、特定した基準時期が“2018年1月”であり、取得した補正値が“+0.5年”である場合、時期特定部131は、基準時期よりも半年遅い買い換え時期“2018年7月”を特定する。
なお、基準時期は、例えば、前述したような、買い換え期間を用いて特定された時期であってもよい。すなわち、時期特定部131は、買換期間取得部135が取得した買い換え期間を用いて特定した時期を基準に、使用時間推定部136が推定した使用時間を加味して、商品の買い換えの時期を特定することも可能である。使用時間を加味して時期を特定する手順は、上記と同様であり、説明を省略する。
または、買い換え時期とは、特定の種類の商品の購入を推奨する時期でもよい。特定の種類とは、例えば、時季に関する種類である。時季とは、季節または時節である。時季は、例えば、その商品が、一年のうちで、頻繁に使用される季節または時節、または使用されるのに相応しい季節または時節などである。この種の商品(以下、時季性商品)は、例えば、旅行であるが、旅行以外のサービス(例えば、クリスマス・ディナー等の飲食)でもよいし、物品(例えば、水着等のシーズン商品)でも構わない。
格納部11には、上記のような特定の種類を示す種類情報(以下、特定種類情報と記す場合がある)が、1または2以上、格納されている。
なお、特定種類情報は、階層化されていてもよい。階層化は、特定種類情報を、例えば、上位の種類(例えば“旅行”)および下位の種類(例えば“海外旅行”と“国内旅行”)の2層に分類することでもよいし、または、上位の種類(例えば“旅行”)、中位の種類(例えば“海外旅行”と“国内旅行”)、および下位の種類(例えば“お盆休みに行く海外旅行”,“年末年始に行く海外旅行”,“春の国内旅行”,および“秋の国内旅行”)の3層に分類することでもよい。ただし、階層の数は4以上でもよく、各階層に属する特定種類情報の数や内容も問わない。
かかる場合、例えば、商品情報取得部137が、1以上のクレジットカード利用情報を用いて、1以上の各特定種類情報が示す特定の種類の商品の商品情報を取得する。なお、商品情報は、外部のサーバに格納されていてもよいし、クレジットカード利用情報格納部111のクレジットカード利用情報に含まれていてもよい。また、商品情報取得部137の動作については後述する。時期特定部131は、商品情報取得部137が取得した商品情報に含まれる時季情報に応じた時期を特定する。
時季情報とは、時季に関する情報である。時季情報は、例えば、“お盆”,“年末年始”,“クリスマス”等の時節、“夏”,“秋”等の季節を示す文字列であるが、こうした時季に対応する日付でもよい。なお、時季情報は、例えば、商品情報が有する種類情報(例えば、上述した下位の種類を示す種類情報など)に含まれていてもよいし、商品情報が有する説明文中に記載されていてもよいし、商品名の一部であっても構わない。
時季情報に応じた時期とは、例えば、時季情報が示す時季に対して、予め決められた期間(以下、予告期間と記す場合がある)だけ早い時期である。詳しくは、格納部11には、第三対応情報が格納されている。第三対応情報とは、例えば、特定種類情報と予告期間との対の集合である。特定種類情報は、例えば、“海外旅行”や“国内旅行”等の、前述した中位の特定種類情報である。特定種類情報と予告期間との対とは、例えば、特定種類情報“海外旅行”と予告期間“3か月”との対、特定種類情報“国内旅行”と予告期間“2か月”との対などである。
時期特定部131は、例えば、商品情報取得部137が取得した商品情報に含まれる時季情報と、当該商品情報に含まれる種類情報と、格納部11に格納されている第三対応情報とを用いて、当該時季情報が示す時季に対応する予告期間を取得する。
時期特定部131は、例えば、時季情報が示す時季に対応する時期に対して、種類情報に対応する予告期間を減算することにより、当該時季よりも当該予告期間だけ早い時期を特定する。時季情報が示す時季に対応する時期とは、例えば、当該時季に対応する期間中の予め決められた一日である。
具体的には、時期特定部131は、例えば、時季情報“お盆”に対応する期間中の一日である“8月14日”や、時季情報“秋”に対応する期間中の初日である“9月1日”等の情報をも保持している。時期特定部131は、商品情報取得部137が取得した商品情報に時季情報“お盆”と種類情報“海外旅行”とが含まれている場合は、時季情報“お盆”に対応する時期“8月14日”に対して、種類情報“海外旅行”に対応する予告期間“3か月”を減算することにより、当該時季よりも当該予告期間だけ早い時期“5月14日”を特定する。同様に、時期特定部131は、取得された商品情報に時季情報“秋”と種類情報“国内旅行”とが含まれている場合、時季情報“秋”に対応する時期“9月1日”に対して、種類情報“国内旅行”に対応する予告期間“2か月”を減算することにより、当該時季よりも当該予告期間だけ早い時期“7月1日”を特定する。
このように、時期特定部131は、例えば、購入時期と耐用期間とを用いて買い換え時期を特定するが、購入時期と耐用期間と使用時間とを用いてこれを特定してもよいし、購入時期と使用時間とを用いて時期の特定を行うこともできる。
なお、時期特定部131は、以上のような時期の特定を、例えば、受信部12が店舗端末3からクレジットカード利用情報を受信したことに応じて、当該クレジットカード利用情報等を用いて、当該クレジットカード利用情報が有する種類情報に関して行う。
または、時期特定部131は、受信部12がユーザ端末2からユーザ識別子と対に時期の特定を行う指示(以下、時期特定指示)を受信したことに応じて、クレジットカード利用情報格納部111の2以上のクレジットカード利用情報のうち、当該ユーザ識別子に対応する1以上のクレジットカード利用情報等を用いて、当該1以上のクレジットカード利用情報に対応する1以上の種類情報の各々に関し、時期の特定を行ってもよい。
または、例えば、処理部13が、時期の特定を行う1または2以上のタイミングを示すタイミング情報を保持しており、MPUの内蔵時計やNTPサーバ等から取得される現在時刻が、タイミング情報の示す1以上の各タイミングである場合に、時期特定部131は、クレジットカード利用情報格納部111の2以上のクレジットカード利用情報に対応する2以上の種類情報の各々について、時期の特定を行ってもよい。このように、時期の特定を行うトリガやタイミングは問わない。
買換情報取得部132は、クレジットカード利用情報格納部111に格納されているクレジットカード利用情報を用いて、買換情報を取得する。なお、買換情報を取得することは、例えば、種類情報と買換情報との対が、1以上、格納部11に格納されており、クレジットカード利用情報に含まれる種類情報に対応する買換情報を格納部11から読み出すことでもよいし、または、クレジットカード利用情報が有する種類情報等を用いて、買換情報を構成することでもよい。
買換情報とは、商品の買い換えを勧める情報である。買換情報は、例えば、クレジットカード利用情報に含まれる種類情報が示す種類の商品を買い換えるように勧める情報であるが、クレジットカード利用情報に含まれる商品識別子で識別される商品を、別の商品に買い換えるように勧める情報でもよい。
前者の買換情報は、通常、種類情報を含むが、元の商品の商品識別子を含んでもよい。かかる買換情報は、具体的には、例えば、“冷蔵庫の買い換えをお勧めします”といった、種類情報に対応する文字列を含む情報であるが、商品識別子、購入時期、耐用期間、使用期間等に関する文字列をも含んでいてもよく、その内容や表現形式は問わない。
後者の買換情報は、通常、元の商品の商品識別子と、新たな商品の商品識別子とを含むが、種類情報も含んでもよい。かかる買換情報は、具体的には、例えば、“商品Xを商品Yに買い換えることをお勧めします”といった、新旧の商品を識別する2つの商品識別子“X”および“Y”を含む情報であるが、種類情報を示す“冷蔵庫”等の文字列も含んでもよいし、商品Xの購入時期等に関する文字列や、商品Yの発売時期、価格、性能等に関する文字列などをも含んでいてもよく、その内容や表現形式は問わない。
いずれの買換情報も、上記のような文字列に加えて、またはその少なくとも一部に代えて、写真やイラスト、図表などの画像を含んでいてもよい。なお、かかる事項(つまり、情報が文字列または画像のうち1種類以上で表現される点)は、後述するクーポン、後述する統計データ、および後述する購入推奨情報などについても当てはまる。
また、買換情報には、クーポンが含まれていることは好適である。クーポンとは、例えば、割引、ポイント付与等の特典が、商品の買い換え時に適用される旨の情報であるが、買い換えの促進に寄与し得る情報であれば、そのタイプは問わない。
クーポンは、格納部11に格納されている。格納部11には、特典の内容や適用条件等が異なる1または2以上のクーポンが格納されていることは好適である。特典の内容とは、例えば、割引率、ポイント付与率等である。適用条件とは、そのクーポンの特典が適用されるための条件である。適用条件は、例えば、特定の種類の商品を購入する場合にのみ特典を適用し、他の種類の商品を購入する場合には適用しない、といった条件である。または、適用条件は、特定の商品を購入する場合にのみ特典を適用し、他の商品を購入する場合には適用しない、という条件でもよい。または、適用条件は、特定のクレジットカード会社が発行したクレジットカードを利用して商品を購入する場合にのみ特典を適用し、他の会社のクレジットカードを利用したり、現金で支払ったりする場合には適用しない、という条件でも構わない。なお、クレジットカード会社を識別する情報は、クレジットカード情報が有するカード番号の中に含まれている。または、適用条件は、特定のクレジットカードを利用して、特定の種類の商品を購入する場合にのみ特典を適用する、という条件でもよいし、特定のクレジットカードを利用して、特定の商品を購入する場合にのみ特典を適用する、という条件でも構わない。
なお、割引等は、通常、買い換えの対象である特定の種類の又は特定の商品の代金に対する割引等である。これによって、商品の買い替えを促進できる。ただし、割引等は、買い換えの対象である特定の種類の又は特定の商品を特定の店舗で購入した場合における、当該商品の代金に対する割引等であってもよい。これによって、商品の特定の店舗での買い替えを促進できる。
また、ポイント付与は、例えば、一定の期間(例えば、クーポンの有効期間:後述)におけるクレジットカードの利用総額に対するポイント付与でもよい。これによって、商品の買い替えのための利用を含むクレジットカードの利用を促進できる。
クーポンは、通常、種類情報に対応付いている。クーポンに対応付いている種類情報は、当該クーポン利用して購入可能な商品の種類を示す情報である。なお、種類情報に対応付いていることは、クーポンが種類情報を有する場合も含む。また、かかる事項は、以下に説明する商品識別子、店舗識別子、および使用期限にも当てはまる。
または、クーポンは、商品識別子に対応付いていてもよい。クーポンに対応付いている商品識別子は、当該クーポン利用して購入可能な商品の商品識別子である。または、クーポンは、例えば、店舗識別子に対応付いてもよい。クーポンに対応付いている店舗識別子は、当該クーポン利用可能な店舗の店舗識別子である。
ただし、クーポンは、種類情報、商品識別子、店舗識別子のいずれにも対応付いていなくてもよい。かかるクーポンは、通常、買換え対象の商品でなくても利用可能である。
また、クーポンは、通常、有効期間にも対応付いている。有効期間とは、クーポンが有効である期間をいう。有効期間は、例えば、期間の長さを示す情報である。期間の長さは、例えば、1ヶ月、90日、1年、2週間、72時間等であるが、その長短は問わない。また、期間は、通常、基準時点を始点とする期間である。基準時点は、例えば、当該クーポンを有する買換情報が、買換時期通知装置1から送信された時点であるが、ユーザ端末2によって受信された時点でもよい。
ただし、有効期間は、例えば、2017年12月末日迄といった、予め決められた終点を示す情報でもよいし、または、2017年4月1日から同年12月末日迄といった、予め決められた始点および予め決められた終点を示す情報でも構わない。
クーポンは、例えば、新たに購入する商品の代金を、特定のカード会社のクレジットカードで支払う場合にのみ、適用されることは好適であるが、他社のクレジットカードや現金、電子マネー等、特定のカード会社のクレジットカード以外での支払いにも適用されてよい。後者の場合、特定のカード会社のクレジットカードでの支払い時には、現金等での支払い時と比べ、高い割引率等、より有利なクーポンを適用してもよい。
詳しくは、処理部13は、受信部12が店舗端末3からクレジットカード情報および金額情報を受信した場合に、当該クレジットカード情報に含まれるカード番号を用いてカード会社を識別し、特定のカード会社である場合に、より有利なクーポンを適用し、金額情報に対応する金額の決済を行う。なお、金額情報に対応する金額とは、例えば、クーポンによる割引後の金額である。ただし、金額情報に対応する金額とは、金額情報が示す金額でもよく、その場合、処理部13は、金額情報が示す金額に当該クーポンのポイント付与率を乗算して、付与するポイント数を示すポイント情報を取得し、当該カード番号に対応付けて格納部11に蓄積する。これによって、特定のカード会社のクレジットカードの利用を促進できる。
例えば、格納部11に、上記のようなクーポンが格納されており、買換情報取得部132は、かかるクーポンを取得し、これ含む買換情報を構成する。
格納部11には、例えば、割引率等の有利さの度合い(以下、有利度)が異なる2以上のクーポンが、種類情報または商品識別子に対応付けて格納されており、買換情報取得部132は、構成しようとする買換情報に対応する種類情報または商品識別子と対になる1または2以上のクーポンを含む買い換え情報を取得してもよい。有利度は、例えば、割引率の高さやポイント付与率の高さといった特典の多さであるが、有効期間の長さでもよい。
または、格納部11には、特定のカード会社のクレジットカードでの支払い時に適用される有利度の高いクーポンと、それ以外の支払い時に適用される有利度の低いクーポンとが格納されており、買換情報取得部132は、かかる2種類のクーポンを含む買い換え情報を取得してもよい。
また、買換情報取得部132は、統計処理部133が取得した統計データを含む買換情報を取得してもよい。統計データとは、格納されている2以上のクレジットカード利用情報を統計処理した結果に関するデータである。統計データは、例えば、“商品Xを購入したユーザの6割が既に買い換えを終えています”等の文字列またはそれに対応する画像である。なお、統計処理部133の動作については後述する。
また、買換情報取得部132は、履歴取得部134が取得した利用履歴、または時期特定部131が特定した時期に応じて、異なる買換情報を取得してもよい。異なる買換情報とは、例えば、価格が異なる商品への買い換えを勧める情報である。なお、履歴取得部134の動作については後述する。
具体的には、履歴取得部134によって取得された利用履歴が、例えば、前月のクレジットカードの利用総額を有しており、当該利用総額が閾値よりも高額である場合に、買換情報取得部132は、同種の2以上の商品のうち最も又より低額の商品を勧める買換情報を取得する。また、時期特定部131によって特定された時期が、例えば、ボーナスの支給時期である場合、買換情報取得部132は、同種の2以上の商品のうち最も又はより高額の商品を勧める買換情報を取得する。
さらに、買換情報取得部132は、購入推奨情報を取得してもよい。購入推奨情報とは、買換情報の一種であり、前述したような特定の種類の商品の購入を推奨する情報である。購入推奨情報は、通常、特定の種類を示す種類情報を含むが、これに代えて、またはこれに加えて、商品情報取得部137によって取得された商品情報が有する商品識別子を含んでいてもよい。購入推奨情報は、例えば、“お盆の海外旅行のご予約をお勧めします”等の文字列であるが、それに対応する画像であってもよい。
なお、買換情報取得部132は、以上のような買換情報の取得を、例えば、時期特定部131が時期を特定したことに応じて実行する。
または、買換情報取得部132は、例えば、MPUの内蔵時計等から取得される現在時刻が、時期特定部131が特定した時期に対して予め決められた条件を満たす場合に、買い換え情報を取得してもよい。予め決められた条件とは、例えば、現在時刻が、特定された時期に達したこと又はこれを超えたことでもよいし、特定された時期よりも予め決められた時間(例えば、1日、1時間、1分等)だけ前の時刻になったこと又はこれを過ぎたことでもよい。ただし、買換情報取得部132は、時期特定部131による時期の特定とは独立に買い換え情報を取得してもよく、その取得のタイミングは問わない。
統計処理部133は、クレジットカード利用情報格納部111に格納されている2以上のクレジットカード利用情報を用いて統計処理を行い、その結果に関する統計データを取得する。その際、統計処理部133は、通常、2以上の各ユーザの商品に関するクレジットカード利用情報を用いて統計処理を行うが、例えば、一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報を用いて統計処理を行ってもよい。
統計データは、例えば、当該商品を購入したユーザのうち、既に買い換えを終えたユーザの割合である。なお、この種の統計データの取得方法については、具体的で説明する。
また、統計データは、買い替え時に当該商品が選択される頻度(例えば、買い換え済みのユーザのうち、当該商品を選択したユーザの割合)であってもよい。なお、この種の統計データの取得方法についても、具体的で説明する。
このほか、統計データは、例えば、買い換えまでの平均期間であってもよいし、買い換え済みのユーザの間で人気の商品(例えば、最も多く購入されている商品、ベストスリー等)の商品情報であってもよく、その種類は問わない。
履歴取得部134は、一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報を用いて、当該ユーザによるクレジットカードの利用履歴を取得する。利用履歴は、例えば、ユーザ識別子、種類情報、および1以上の利用日(以下、利用日群)を有する。
買換期間取得部135は、クレジットカード利用情報格納部111に格納されている2以上のクレジットカード利用情報(以下、クレジットカード利用情報群と記す場合がある)のうち、一のユーザの当該商品に関する2以上のクレジットカード利用情報を用いて、当該ユーザによる当該商品の購入から買い換えまでの期間に関する買換期間情報を取得する。なお、一のユーザの当該商品に関するクレジットカード利用情報とは、当該ユーザを識別するユーザ識別子と、当該商品を識別する商品識別子または当該商品の種類を示す種類情報とを含むクレジットカード利用情報である。
例えば、当該ユーザによる当該商品の買い換え回数が1回の場合は、クレジットカード利用情報群の中に、当該ユーザの当該商品に関する2つのクレジットカード利用情報が含まれており、買換期間取得部135は、当該2つの各クレジットカード利用情報が有する日時情報を用いて、初回購入から1回目の買い換えまでの期間を示す買換期間情報を取得する。なお、かかる買い換え期間情報は、例えば、2つの日時情報のうち古い方の日時情報が示す初回の購入時期と、新しい方の日時情報が示す1回目の買い換え時期との差分d1を計算することにより取得される。
また、買い換えの回数が2回の場合は、クレジットカード利用情報群の中に、当該ユーザの当該商品に関する3つのクレジットカード利用情報が含まれており、買換期間取得部135は、当該3つの各クレジットカード利用情報が有する日時情報を用いて、初回購入から1回目の買い換えまでの第一の期間と、1回目の買い換えから2回目の買い換えまでの第二の期間とを求め、当該第一および第二の2つの期間を平均した平均期間を示す買換期間情報を取得する。なお、かかる買い換え期間情報は、例えば、3つの日時情報のうち、最も古い日時情報が示す初回の購入時期と、2番目に古い日時情報が示す1回目の買い換え時期との差分d1を計算し、また、2番目に古い日時情報が示す1回目の買い換え時期と、3番目に古い日時情報が示す2回目の買い換え時期との差分d2を計算し、さらに、当該2つの差分の平均値“(d1+d2)/2”を計算することにより取得される。
なお、買い換えの回数がm回(mは2以上の整数)の場合、買換期間取得部135は、(m+1)個の各クレジットカード利用情報が有する日時情報を用いて、第一〜第mのm個の期間“d1,d2,・・・dm”を求め、当該m個の期間を平均した平均期間“(d1+d2+・・・+dm)/m”を示す買換期間情報を取得すればよい。
また、買い換えの回数が2回以上の場合における買い換え期間は、上記のように単純平均された期間に限らず、例えば、第一〜第mのm個の期間に対し、昇順に重みづけがされた平均期間でもよく、それによって、最近の傾向をより強く反映した買い換え期間が取得される。
買換期間取得部135は、例えば、上記のような単純平均もしくは加重平均を示す関数、または、m個の期間をパラメータとする他の関数を保持しており、当該関数にm個の期間を代入することにより、上記のような買換期間情報を取得することができる。
使用時間推定部136は、商品の使用時間を、クレジットカード利用情報格納部111に格納されている一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報のうち、当該商品以外の商品に関するクレジットカード利用情報を用いて推定した、推定使用時間を取得する。
詳しくは、格納部11には、1または2以上の対情報が格納されている。対情報とは、前述したような、商品(エアコンや給湯器等:第一商品)と当該商品以外の商品(例えば、電気やガス等:第二商品)との対に関する情報である。対情報は、例えば、第一商品の種類を示す第一種類情報と、第二商品の種類を示す第二種類情報との対で構成される。対情報は、具体的には、例えば、第一種類情報“エアコン”と第二種類情報“電気”との対や、第一種類情報“給湯器”と第二種類情報“ガス”との対などでもよい。
使用時間推定部136は、格納部11に格納されている1以上の各対情報が有する第一種類情報をキーワードとしてクレジットカード利用情報格納部111を検索し、当該第一種類情報を含む1または2以上のクレジットカード利用情報を取得する。使用時間推定部136は、取得した1以上の各クレジットカード利用情報から利用日を抽出して、1以上の各第一商品に関する購入履歴(以下、第一購入履歴)を取得する。第一購入履歴は、例えば、第一種類情報と、1または2以上の利用日との組で構成される。
なお、第一購入履歴は、具体的には、例えば、第一種類情報“エアコン”と1以上の利用日“2002年6月10日,2009年5月20日”との組や、第一種類情報“給湯器”と1以上の利用日“2002年6月5日”との組でもよい。
また、使用時間推定部136は、上記1以上の各対情報が有する第二の種類情報をキーワードとしてクレジットカード利用情報格納部111を検索し、当該第二の種類情報を含む1または2以上のクレジットカード利用情報を取得する。使用時間推定部136は、取得した1以上の各クレジットカード利用情報から金額情報および利用日の組を抽出して、1以上の各第二商品に関する購入履歴(以下、第二購入履歴)を取得する。第二購入履歴は、例えば、第二種類情報と、1または2以上の金額・日時情報との組で構成される。金額・日時情報とは、金額情報および利用日の組である。
なお、第二購入履歴は、具体的には、例えば、第二種類情報“電気”と1以上の金額・日時情報“(2002年6月20日,9000円),・・・(2017年7月20日,13000円),・・・(2017年12月20日,7000円)”との組や、第二種類情報“ガス”と1以上の金額・日時情報“(2002年6月25日,7000円),・・・(2017年7月25日,6000円),・・・(2017年12月25日,10000円)”との組などでもよい。
そして、使用時間推定部136は、1以上の対情報ごとに、例えば、上記のようにして取得した第一購入履歴および第二購入履歴の対と、第一商品による第二商品の単位時間当たりの消費量に対応する料金(以下、時間単価:例えば、“20円/時間”や“100円/日”等)とを用いて、第一商品の推定使用時間を取得する。使用時間推定部136は、例えば、料金をパラメータとする増加関数を用いて、料金が高いほど長い推定使用時間を取得してもよい。なお、時間単価は、例えば、外部のサーバ(例えば、第一商品のメーカーのサーバ等)から取得されるが、予め格納部11に格納されていてもよい。
具体的には、使用時間推定部136は、例えば、第一種類情報“エアコン,2002年6月10日,2009年5月20日”、および第二種類情報“電気,(2002年6月20日,9000円),・・・(2017年7月20日,13000円),・・・(2017年12月20日,7000円)”の対から、買換えの回数が1回であることを特定し、当該1回目の買い換え時期である2009年5月以降の電気料金の総額を求める。次に、使用時間推定部136は、求めた総額に、予め決められた係数(例えば、0.3や“1/4”等)を乗算し、総額データを取得する。かかる総額データは、現在のエアコンが消費した総電力に対応する電気料金の総額と見なされる。次に、使用時間推定部136は、総額データが示す金額を時間単価で除算することにより、推定総使用時間を取得する。これによって、総額が多いほど長い推定総使用時間が取得される。
例えば、総額データが“10万円”であり、時間単価が“20円/時”である場合、推定総使用時間“5千時間”が取得される。なお、推定使用時間は、前述したように、例えば、かかる推定総使用時間であってもよい。
次に、使用時間推定部136は、上記1回目の買い換え時期“2009年5月”から、上記第二種類情報の最後の日時情報“2017年12月”までの月数“104ヶ月”を求め、当該月数で上記推定総使用時間を除算することにより、エアコンの1カ月当たりの推定使用時間“48時間/月”を取得する。なお、かかる推定使用時間は、“1.6時間/日”や“580時間/年”等に換算されてもよい。
なお、使用時間推定部136は、例えば、特定の期間(例えば8月、夏季等)における電気料金と、特定の期間以外の期間であり、特定の期間と同じ長さの期間(例えば、5月、春季または秋季等)における電気料金との差額を、エアコンの使用による推定電気料金として取得し、上記増加関数を用いて、推定電気料金が高いほど長い推定使用時間を取得してもよい。
また、使用時間推定部136は、例えば、特定の期間(例えば1月、冬季等)におけるガス料金と、特定の期間以外の期間であり、特定の期間と同じ長さの期間(例えば、5月、春季または秋季等)における電気料金との差額を、床暖房付き給湯器の使用による推定ガス料金として取得し、上記増加関数を用いて、推定ガス料金が高いほど長い推定使用時間を取得してもよい。
商品情報取得部137は、クレジットカード利用情報を用いて、前述したような特定の種類の商品の商品情報を、例えば、外部のサーバから取得する。
詳しくは、商品情報取得部137は、例えば、クレジットカード利用情報格納部111に格納されている2以上のクレジットカード利用情報に対して、深層学習やSVM等の機械学習を行い、前述したような種類情報と時季情報との組(以下、組情報)の集合を取得する。組情報の集合とは、例えば、“海外旅行”と“お盆”との組、“国内旅行”と“秋”との組などである。なお、かかる組情報の集合は、例えば、格納部11に予め格納さてれていてもよい。
商品情報取得部137は、こうして取得した又は格納されている1以上の各組情報をキーワードとして、外部のサーバを検索し、当該組情報を含む商品情報を取得する。なお、外部のサーバとは、例えば、商品を製造するメーカーのサーバや、商品を販売する販売会社等のサーバなどであるが、商品情報を格納しているサーバであれば、その所在は問わない。
送信部14は、各種の情報を送信する。各種の情報とは、例えば、買換情報、その一種である購入推奨情報などである。
送信部14は、例えば、買換情報等を、1以上の各ユーザに送信する。なお、ユーザに送信することは、例えば、当該ユーザのユーザ端末2に送信することであるが、当該ユーザのメールアドレスに送信することでもよいし、当該ユーザ専用のウェブページ(マイページ等)に表示することでもよい。なお、例えば、格納部11に、1以上のユーザごとに、IPアドレスやMACアドレス、メールアドレスや電話番号、URL等が格納されており、送信部14は、こうした各種のアドレス等の情報を用いて、買換情報等を1以上の各ユーザに送信することができる。
買換情報送信部141は、時期特定部131が特定した時期に、買換情報取得部132が取得した買換情報または購入推奨情報をユーザに送信する。なお、送信される買換情報等は、取得された買換情報等と同じでなくてもよい。例えば、買換情報取得部132が、有効期間“2か月”を有するクーポンを含む買換情報を取得した場合、買換情報送信部141は、MPUの内蔵時計等から現在の日付を取得し、取得した日付から2ヶ月後の日付を、当該クーポンの有効期間の最終日として、当該最終日の日付を有するクーポンを含む買換情報を送信してもよい。
買換情報送信部141は、例えば、買換情報取得部132が買換情報等を取得したことに応じて、その取得された買換情報等をユーザに送信するが、例えば、買換情報取得部132が買換情報等を取得した後に、ユーザがマイページを開いたことに応じて、買換情報等をユーザに送信してもよい。または、買換情報送信部141は、例えば、送信部14がクレジットカードの支払を請求する請求情報をユーザに送信する際に、買換情報等を送信してもよい。なお、請求がない月は、買換情報送信部141は、次に請求がある月まで待って、買換情報等を送信してもよく、買換情報等が取得された後であれば、その送信のタイミングは問わない。
買換情報送信部141は、買換情報等の送信タイミングを、商品の種類に応じて変えてもよい。詳しくは、格納部11には、種類情報と送信タイミングとの対の集合が格納されている。種類情報と送信タイミングとの対の集合とは、例えば、種類情報“エアコン”と送信タイミング“特定された時期の2週間前”との対、種類情報“床暖房付き給湯器”と送信タイミング“特定された時期の1ヶ月前”との対などである。買換情報送信部141は、買換情報等を、当該種類情報に含まれる種類情報と対になる送信タイミングで送信する。これによって、商品選択に長い検討期間を要する種類ほど早いタイミングで買換情報等が送信される結果、ユーザは、次に購入する商品を的確に選択できる。
ユーザ端末2を構成するユーザ格納部21は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、端末識別子、ユーザ識別子等である。端末識別子とは、ユーザ端末2を識別する情報である。端末識別子は、例えば、上述したIPアドレスやMACアドレスであるが、ユーザ端末2を識別し得る情報であれば何でもよい。なお、ユーザ格納部21に格納されるユーザ識別子は、例えば、上述したメールアドレスや電話番号、URL等であるが、住所・氏名といった他のユーザ識別子も格納されてもよいし、端末識別子と兼用でも構わない。
ユーザ受信部22は、例えば、買換時期通知装置1から買換情報等を受信する。
ユーザ処理部23は、例えば、ユーザ受信部22が買換え情報等を受信したか否かの判別などを行う。
ユーザ出力部24は、例えば、ユーザ受信部22が受信した買換情報等を出力する。ユーザ出力部24は、受信された買換情報等を、通常、ディスプレイに表示するが、かかる表示に代えて又はこれに加えて、スピーカからの音出力、プリンタでのプリントアウト、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡し、外部の装置への送信などを行ってもよく、その出力態様は問わない。
店舗端末3を構成する店舗格納部31には、当該店舗端末3に関する店舗情報が格納される。なお、店舗情報については、前述したので繰り返さない。また、店舗格納部31には、例えば、店舗端末3を識別する端末識別子も格納されてもよい。端末識別子は、例えば、MACアドレスやIPアドレス等であるが、店舗情報に含まれる店舗識別子と兼用でもよい。
店舗受付部32は、例えば、クレジットカード情報、および金額情報などを受け付ける。詳しくは、例えば、店舗端末3は、クレジットカード読み取り機、バーコードリーダー、およびキーボードタッチパネル等の入力デバイスを有しており、店舗受付部32は、クレジットカード読み取り機を用いて、ユーザのクレジットカードからクレジットカード情報を読み取り、また、バーコードリーダーで商品情報を読み取り、さらに、キーボード等で金額情報の入力を受け付ける。
店舗処理部33は、例えば、店舗受付部32が受け付けたクレジットカード情報および金額情報、店舗格納部31に格納されている店舗情報等を用いて、決済のための処理を行う。決済のための処理は、前述したように、例えば、決済自体でもよいし、決済機能を有する買換時期通知装置1等への、決済に必要な情報(例えば、クレジットカード情報および金額情報等)の送信でもよい。前者の場合、店舗処理部33は、決済を行った後、クレジットカード情報等を用いて、前述したようなクレジットカード利用情報を構成する。
店舗送信部34は、例えば、店舗受付部32がクレジットカード情報および金額情報等を受け付けたことに応じて、当該クレジットカード情報および金額情報等、および店舗格納部31に格納されている店舗情報等を、買換時期通知装置1に送信する。
または、店舗送信部34は、店舗処理部33が決済を行い、クレジットカード利用情報を構成したことに応じて、当該クレジットカード利用情報を買換時期通知装置1に送信してもよい。
格納部11、クレジットカード利用情報格納部111、ユーザ格納部21、および店舗格納部31は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリといった不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAMなど揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、ネットワークや通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。入力デバイスは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等、何でもよい。
受信部12、およびユーザ受信部22は、通常、有線または無線の通信手段(例えば、NIC(Network interface controller)やモデム等の通信モジュール)で実現されるが、放送を受信する手段(例えば、放送受信モジュール)で実現されてもよい。
処理部13、時期特定部131、買換情報取得部132、統計処理部133、履歴取得部134、買換期間取得部135、使用時間推定部136、商品情報取得部137、ユーザ処理部23、および店舗処理部33は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。ただし、処理手順は、ハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
送信部14、買換情報送信部141、および店舗送信部34は、通常、有線または無線の通信手段で実現されるが、放送手段(例えば、放送モジュール)で実現されてもよい。
ユーザ出力部24は、ディスプレイやスピーカ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えてもよい。ユーザ出力部24は、出力デバイスのドライバーソフトによって、または出力デバイスとそのドライバーソフトとで実現され得る。
店舗受付部32は、入力デバイスを含むと考えても、含まないと考えてもよい。店舗受付部32は、入力デバイスのドライバーソフトによって、または入力デバイスとそのドライバーソフトとで実現され得る。
次に、情報システムの動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。図2は、買換時期通知装置1の動作を説明するフローチャートである。
(ステップS201)処理部13は、時期の特定を行うか否かを判断する。処理部13は、例えば、受信部12がクレジットカード利用情報を受信したことに応じて、時期の特定を行うと判断する。なお、処理部13は、受信部12が時期特定指示を受信したことに応じて、時期の特定を行うと判断してもよいし、または、MPUの内蔵時計等から取得される現在時刻が、保持しているタイミング情報の示す1以上の各タイミングである場合に、時期の特定を行うと判断しても構わない。時期の特定を行う場合はステップS202に進み、行わない場合はステップS204に進む。
(ステップS202)時期特定部131は、クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する。なお、時期の特定については、前述したので繰り返さない。
(ステップS203)処理部13は、ステップS202で特定された時期を格納部11に蓄積する。その後、ステップS201に戻る。
(ステップS204)処理部13は、買換情報の取得を行うか否かを判断する。処理部13は、例えば、ステップS202で時期が特定されたこと、またはステップS203で時期が蓄積されたことに応じて、買換情報の取得を行うと判断する。または、処理部13は、例えば、MPUの内蔵時計等から取得される現在時刻が、ステップS202で特定された時期に対して予め決められた条件を満たす場合に、買換情報の取得を行うと判断してもよい。なお、予め決められた条件については、前述したので繰り返さない。買換情報の取得を行う場合はステップS205に進み、行わない場合はステップS207に進む。
(ステップS205)買換情報取得部132は、クレジットカード利用情報を用いて、商品の買い換えを勧める買換情報を取得する。なお、買換情報の取得については、前述したので繰り返さない。
(ステップS206)処理部13は、ステップS205で取得された買換情報を格納部11に蓄積する。その後、ステップS201に戻る。
(ステップS207)処理部13は、ステップS202で特定された時期であるか否かを判断する。処理部13は、例えば、MPUの内蔵時計等から取得される現在時刻が、ステップS202で特定された時期に対して、上記予め決められた条件を満たす場合に、当該時期であると判断する。当該時期である場合はステップS208に進み、当該時期でない場合はステップS209に進む。
(ステップS208)買換情報送信部141は、ステップS205で取得された買換情報、またはステップS206で蓄積された買換情報をユーザに送信する。その後、ステップS201に戻る。
(ステップS209)処理部13は、受信部12がクレジットカード利用情報を受信したか否かを判別する。受信部12がクレジットカード利用情報を受信した場合はステップS210に進み、受信していない場合はステップS201に戻る。
(ステップS210)処理部13は、ステップS209で受信されたクレジットカード利用情報をクレジットカード利用情報格納部111に蓄積する。その後、ステップS201に戻る。
なお、図2のフローチャートの処理は、基本的には、一のユーザが、一のクレジットカードを保持しており、一の種類の商品を買い換える場合に対応しているが、例えば、一のユーザが、一のクレジットカードを保持しており、1または2以上の種類の商品を買い換える場合は、種類情報ごとに、同様の処理が実行される。
また、1または2以上の各ユーザが、一のクレジットカードを保持しており、一の種類の商品を買い換える場合は、ユーザ識別子ごとに、同様の処理が実行される。
また、1または2以上の各ユーザが、一のクレジットカードを保持しており、1または2以上の種類の商品を買い換える場合は、ユーザ識別子および種類情報の組ごとに、同様の処理が実行される。
さらに、1または2以上の各ユーザが、1または2以上のクレジットカードを保持しており、1または2以上の種類の商品を買い換える場合は、ユーザ識別子、クレジットカード識別子、および種類情報の組ごとに、同様の処理が実行される。
また、図2のフローチャートにおいて、買換時期通知装置1の電源オンやプログラムの起動に応じて処理が開始し、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。ただし、処理の開始または終了のトリガは問わない。
以下、本実施の形態における情報システムの具体的な動作例について説明する。なお、以下の説明は、種々の変更が可能であり、本発明を何ら限定するものではない。
本例の情報システムは、買換時期通知装置1、2以上のユーザ端末2、および1以上の店舗端末3を備える。買換時期通知装置1は、あるクレジットカード会社のサーバであり、当該クレジットカード会社が発行したクレジットカードによる決済を行う決済機能を有している。2以上のユーザ端末2のうち1つは、クレジットカード会社からクレジットカードの発行を受けたユーザAの携帯端末(以下、ユーザ端末2A)である。また、2以上のユーザ端末2のうち他の1つは、同様にクレジットカードの発行を受けたユーザBの携帯端末(以下、ユーザ端末2B)である。1以上の店舗端末3のうち1つは、家電製品を販売する店舗αのクレジットカード決済端末(以下、店舗端末3α)である。店舗端末3は、例えば、ユーザAがエアコン等の商品をクレジットカードで購入した場合に、決済に必要な情報(例えば、クレジットカード情報、金額情報等)を買換時期通知装置1に送信する。
買換時期通知装置1のクレジットカード利用情報格納部111には、例えば、ユーザ識別子と対に、図3に示すような1以上のクレジットカード利用情報が格納され得る。図3は、クレジットカード利用情報のデータ構造図である。クレジットカード利用情報は、金額情報、利用日、および商品情報を有する。商品情報は、種類情報、および商品識別子を含む。
ユーザ識別子“A”と対に格納されている2以上の各クレジットカード利用情報には、ID(例えば、“1”,“2”等)が対応付いている。例えば、ID“1”に対応するクレジットカード利用情報(以下、クレジットカード利用情報1と記す場合がある)は、金額情報“15万円”、利用日“2002年6月10日”、商品情報“エアコン,Y1”を有する。また、ID“2”に対応するクレジットカード利用情報(クレジットカード利用情報2)は、金額情報“20万円”、利用日“2009年5月20日”、商品情報“エアコン,Y2”を有する。同様に、クレジットカード利用情報3は、金額情報“20万円”、利用日“2016年5月15日”、商品情報“エアコン,Y3”を有する。
ユーザ識別子“B”と対に格納されている1以上の各クレジットカード利用情報にも、IDが対応付いている。例えば、ID“1”に対応するクレジットカード利用情報1は、金額情報“10万円”、利用日“2008年1月10日”、商品情報“冷蔵庫,X”を有する。
現在の日付は、2017年4月1日である。この時点で、クレジットカード利用情報格納部111には、ユーザ識別子“A”と対にクレジットカード利用情報1およびクレジットカード利用情報2等が格納され、また、ユーザ識別子“B”と対にクレジットカード利用情報1等が格納されているものとする。
また、格納部11には、例えば、図4に示すような2以上のクーポンが格納されている。図4は、クーポンのデータ構造図である。クーポンは、種類情報、商品識別子、店舗識別子、特典、および有効期間を含む。格納されている2以上の各クーポンには、ID(例えば、“1”,“2”等)が対応付いている。
例えば、ID“1”に対応するクーポン1は、種類情報“エアコン”、商品識別子“Null”、店舗識別子“Null”、特典“1割引”、および有効期間“2ヶ月”を含む。なお、“Null”は、当該情報が存在しないことを示すフラグである。
同様に、クーポン2は、種類情報“エアコン”、商品識別子“Null”、店舗識別子“Null”、特典“2割引”、および有効期間“1カ月”を含む。クーポン3は、種類情報“Null”、商品識別子“Null”、店舗識別子“Null”、特典“ポイント10倍”、および有効期間“15日”を含む。
買換時期通知装置1において、処理部13は、内蔵時計等から取得される現在時刻と、保持しているタイミング情報の示すタイミングとに基づいて、時期の特定を行うか否かの判断を行っている。
いま、処理部13は、時期の特定を行うと判断したとする。これに応じて、時期特定部131等が、クレジットカード利用情報格納部111のクレジットカード利用情報を用いて、以下の手順で、ユーザ識別子と種類情報との組ごとに時期の特定を行う。
まず、1つ目のユーザ識別子“A”と対に格納されている2つのクレジットカード利用情報1および2には、同じ種類情報“エアコン”が含まれることから、最初、買換期間取得部135が、当該2つのクレジットカード利用情報1および2を用いて、商品識別子“Y1”で識別されるエアコンY1の購入時期と、商品識別子“Y2”で識別されるエアコンY2の購入時期との間の差分を求める。エアコンY1の購入時期は、クレジットカード利用情報1に含まれる利用日“2002年6月10日”であり、エアコンY2の購入時期は、クレジットカード利用情報2に含まれる利用日“2009年5月20日”であることから、両者の差分は、“6年11ヶ月10日”と計算される。
次に、時期特定部131は、買換期間取得部135が上記のようにして求めた差分“6年11ヶ月10日”を、過去2回のエアコン購入のうち直近の購入であるエアコンY2の購入時期“2009年5月20日”に加算し、その加算結果“2016年4月30日”を時期情報として取得する。処理部13は、こうして時期特定部131が取得した時期情報“2016年4月30日”を、ユーザ識別子“A”と種類情報“エアコン”との組(A,エアコン)に対応付けて、格納部11に蓄積する。
2つ目のユーザ識別子“B”と対に格納されているクレジットカード利用情報1には、種類情報“冷蔵庫”が含まれており、かかる組(B,冷蔵庫)に対応するクレジットカード利用情報は他に存在しないことから、時期特定部131は、当該クレジットカード利用情報1と、格納部11に格納されている第一対応情報(前述)とを用いて、ユーザBによる冷蔵庫の買換時期を特定する。詳しくは、時期特定部131は、まず、種類情報“冷蔵庫”と対になる耐用年数“10年”を第一対応情報から取得し、この耐用年数“10年”を、当該クレジットカード利用情報1に含まれる利用日“2008年1月10日”に加算し、その加算結果“2018年1月10日”を時期情報として取得する。処理部13は、こうして時期特定部131が取得した時期情報“2018年1月10日”を、ユーザ識別子“B”と種類情報“冷蔵庫”との組(B,冷蔵庫)に対応付けて、格納部11に蓄積する。
この時点で、格納部11には、組(A,エアコン)と時期情報“2016年4月30日”との対、および組(B,冷蔵庫)と時期情報“2018年1月10日”との対が格納されている。
処理部13は、買換情報の取得を行うか否かの判断も行っている。処理部13は、例えば、MPUの内蔵時計等から取得される現在時刻が、格納部11に格納されている2以上の時期情報のうちいずれか1つの時期情報に対して、予め決められた時間(例えば、1日)前になった場合に、当該1つの時期情報に対応する組に関して買換情報の取得を行うと判断する。
日付が“2016年4月29日”になると、処理部13は、組(A,エアコン)に関して買換情報の取得を行うと判断し、買換情報取得部132は、ユーザAにエアコンの買い換えを勧める買換情報を取得する。その際、買換情報取得部132は、格納部11から、種類情報“エアコン”含む2つのクーポン1および2を取得する。また、履歴取得部134は、ユーザAにエアコンの買い換えを勧める旨の文字列“エアコンの買い換えをお勧めします”と、ユーザAによるエアコンの購入履歴に関する文字列“お客様は、2002年6月にエアコンY1、2009年5月にエアコンY2をご購入されています”とを取得する。そして、買換情報取得部132は、2つのクーポン1および2と、上記2つの文字列とを含む買換情報を取得する。
処理部13は、こうして取得された買換情報を、ユーザ識別子“A”と種類情報“エアコン”との組、および時期情報“2016年4月30日”に対応付けて、格納部11に蓄積する。
処理部13は、買換情報の送信を行うか否かの判断も行っている。処理部13は、例えば、MPUの内蔵時計等から取得される現在時刻が、格納部11に格納されている2以上の時期情報のうちいずれか1つと一致した場合に、当該1つの時期情報に対応する買換情報の送信を行うと判断する。
日付が“2016年4月30日”になると、処理部13は、当該日付を含む時期情報“2016年4月30日”に対応する買換情報の送信を行うと判断する。買換情報送信部141は、格納部11から当該買換情報を取得し、ユーザ端末2Aに送信する。その際、買換情報送信部141は、2つのクーポン1および2の有効期間(“2ヶ月”、“1ヶ月”)を、最終日の日付(“2016年7月10日”、“2016年6月10日”)に変更する。
ユーザ端末2Aにおいて、ユーザ受信部22が上記買換情報を受信し、ユーザ出力部24は、受信された買換情報をディスプレイに出力する。これにより、ユーザ端末2Aのディスプレイに、例えば、図5に示すような買換情報を含む画面が表示される。図5は、買換情報の一出力例を示す図である。
この画面は、2つの文字列“冷蔵庫の買い換えをお勧めします”および“お客様は、2002年6月にエアコンY1、2009年5月にエアコンY2をご購入されています”と、2つのクーポン1および2に対応する2つのクーポン画像とを含む。2つのクーポン画像の一方は、文字列“クーポン1”と、種類情報に対応する文字列“対象商品:エアコン”と、特典に対応する文字列“特典:1割引”と、有効期間に対応する文字列“有効期間:2016年7月10日”とを含む。2つのクーポン画像の他方は、文字列“クーポン2”と、種類情報に対応する文字列“対象商品:エアコンY3”と、特典に対応する文字列“特典:2割引”と、有効期間に対応する文字列“有効期間:2016年6月10日”とを含む。
なお、買い替えをせずに元の商品を使い続ける利用者には、その旨の登録を促すようにしてもよい。また、元の商品を使い続ける旨を登録した利用者には、例えば、ポイント等の特典を付与してもよい。そして、その特典は、新たな商品を購入するときに利用できるようにしてもよい。
すなわち、処理部13は、例えば、図5の画面に、「元の商品を使い続ける」ボタンと、「エアコンY2を使い続けられる場合は、ボタンを押して、その旨登録して下さい。登録すると、買い換え時に使用できるポイントが付与されます。」を表示する。そして、処理部13は、画面上の上記ボタンが操作されると、クレジットカード利用情報格納部111に格納されている元の商品のクレジットカード利用情報に、「当該商品を使い続ける」旨の情報と、特典に関する情報とを対応付けて蓄積してもよい。
今日の日付は“2016年5月20日”であり、ユーザAは、店舗αで、クーポン2を利用して、25万円のエアコンY3を2割引の20万円で購入したとする。店舗端末3αにおいて、店舗受付部32は、ユーザAのクレジットカードからクレジットカード読み取り機で読み取られたクレジットカード情報を受け付け、また、バーコードリーダーで読み取られた種類情報“エアコン”および商品識別子“Y3”を受け付け、さらに、キーボード等で入力された金額情報“20万円”を受け付ける。店舗送信部34は、こうして店舗受付部32が受け付けた各種の情報、および内蔵時計等から取得された現在時刻に基づく利用日“2016年5月20日”を、店舗識別子“α”と対に、買換時期通知装置1に送信する。
買換時期通知装置1において、受信部12が、上記各種の情報および利用日時を、店舗識別子“α”と対に受信し、処理部13は、受信された上記各種の情報、利用日時および店舗識別子“α”を用いて決済処理を行う。決済処理が完了すると、処理部13は、ユーザ識別子“A”と対になる新たなクレジットカード利用情報3(図3参照)を構成し、クレジットカード利用情報格納部111に蓄積する。この時点で、クレジットカード利用情報格納部111には、ユーザ識別子“A”と対にクレジットカード利用情報1〜3が格納され、また、ユーザ識別子“B”と対にクレジットカード利用情報1が格納されている。
なお、クレジットカード利用情報3の蓄積に応じて、買換期間取得部135が、3つのクレジットカード利用情報1〜3を用いて、エアコンY2の購入時期と、エアコンY3の購入時期との間の差分“7年25日”を求め、時期特定部131は、当該差分“7年25日”を、エアコンY3の購入時期“2016年5月20日”に加算し、その加算結果“2023年6月15日”を時期情報として取得してもよい。取得された時期情報“2023年6月15日”は、上記組(A,エアコン)に対応付けて、格納部11に蓄積される。
日付が“2018年1月9日”になると、処理部13は、組(B,冷蔵庫)に関して買換情報の取得を行うと判断し、買換情報取得部132は、ユーザBに冷蔵庫の買い換えを勧める買換情報を取得する。格納部11には、種類情報“冷蔵庫”含むクーポンは存在しないため、買換情報取得部132は、種類情報“Null”含むクーポン3を格納部11から取得する。
また、統計処理部133は、格納部11に格納されている2以上のクレジットカード利用情報のうち、商品識別子“X”含む2以上のクレジットカード利用情報を特定し、その数(以下、第一数と記す場合がある)を求める。なお、第一数は、当該クレジットカード会社のクレジットカードで冷蔵庫Xを購入したユーザの数と見なしてよい。
また、統計処理部133は、上記第一数に対応する2以上のユーザ識別子ごとに、当該クレジットカード利用情報よりも遅い利用日を有し、かつ種類情報“冷蔵庫”を有するクレジットカード利用情報が有るか否かを判別し、その判別結果が肯定的であるユーザ識別子の数(以下、第二数)を取得する。なお、第二数は、当該クレジットカード会社のクレジットカードで冷蔵庫Xを購入した第一数のユーザうち、既に冷蔵庫を買い換えたユーザの数と見なしてよい。本例では、第一数が200であり、第二数が80であるとする。
統計処理部133は、第二数を第一数で除算することにより、当該クレジットカード会社のクレジットカードで冷蔵庫Xを購入したユーザうち、既に冷蔵庫を買い換えたユーザの割合“40%”を示す第一の統計処理結果を取得する。
また、統計処理部133は、上記第二数に対応する2以上のユーザ識別子ごとに、当該クレジットカード利用情報よりも遅い利用日を有し、かつ特定の(例えば、お勧めの)冷蔵庫Zの商品識別子“Z”を有するクレジットカード利用情報が有るか否かを判別し、その判別結果が肯定的であるユーザ識別子の数(以下、第三数)を取得する。なお、第三数は、冷蔵庫を買い換え済みである第二数のユーザうち、冷蔵庫Zを購入したユーザの数と見なしてよい。本例では、第三数が40であるとする。
統計処理部133は、第三数を第二数で除算することにより、冷蔵庫を買い換えたユーザうち、冷蔵庫Zを購入したユーザの割合“50%”を示す第二の統計処理結果を取得する。
買換情報取得部132は、ユーザBに冷蔵庫の買い換えを勧める文字列“お求めになった冷蔵庫は、耐用年数10年に達しましたので、買換えをお勧めします”と、第一および第二の情報処理結果と、クーポン3とを含む買換情報を取得する。処理部13は、こうして取得された買換情報を、ユーザ識別子“B”と種類情報“冷蔵庫”との組、および時期情報“2018年1月10日”に対応付けて、格納部11に蓄積する。
日付が“2018年1月10日”になると、処理部13は、当該日付を含む時期情報“2018年1月10日”に対応する買換情報の送信を行うと判断する。買換情報送信部141は、格納部11から当該買換情報を取得し、ユーザ端末2Bに送信する。その際、買換情報送信部141は、クーポン3の有効期間(“15日”)を、最終日の日付(“2018年1月25日”)に変更する。
ユーザ端末2Bにおいて、ユーザ受信部22が上記買換情報を受信し、ユーザ出力部24は、受信された買換情報をディスプレイに出力する。これにより、ユーザ端末2Bのディスプレイに、例えば、図6に示すような買換情報を含む画面が表示される。図6は、買換情報の他の出力例を示す図である。
この画面は、ユーザBに冷蔵庫の買い換えを勧める文字列“お求めの冷蔵庫は、耐用年数に達しましたので、買い換えをお勧めします”と、第一および第二の統計処理結果に対応する文字列“お求めのものと同じ冷蔵庫を購入されたユーザのうち40%が、既に冷蔵庫を買い換え済みです。また、冷蔵庫を買い換え済みのユーザのうち半数が、冷蔵庫Zを購入されています”と、クーポン3に対応するクーポン画像とを含む。クーポン画像には、文字列“クーポン”と、特典に対応する文字列“特典:ポイント10倍”と、有効期間に対応する文字列“有効期間:2018年1月25日”とが記載されている。
また、ユーザ出力部24は、買換情報を含む画面に、元の商品と、買い替えを勧める1または2以上の商品(以下、お勧め商品:図6の例では、冷蔵庫Z)のそれぞれの特徴を表示してもよい。ユーザは、表示されたそれぞれの特徴を比較して、お勧めの商品への買い換えを行うか否か、どの商品に買い換えるか等を的確に判断できる。また、こうしてユーザに判断材料を提供することで、買い替えの促進も期待できる。
なお、統計処理部133は、商品の買い換えに関する統計処理を、現時点に比較的近い一定期間(例えば、直近の1年や半年等)について行ってもよい。これによって、元の商品の購入から一定期間が経した商品は、お勧めの対象から除外される結果、年月とともに変遷するお勧め商品を、ユーザに対してタイムリーに紹介できる。
以上、本実施の形態によれば、クレジットカード利用情報格納部111には、ユーザのクレジットカード利用に関するクレジットカード利用情報が格納されており、買換時期通知装置1は、クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定し、クレジットカード利用情報を用いて、商品の買い換えを勧める買換情報を取得し、特定した時期に、取得した買換情報をユーザに送信することにより、ユーザが商品を購入する際に利用したクレジットカードの情報を用いて、当該商品の買い換えをユーザごとに的確なタイミングで促すことができる。
また、買換時期通知装置1は、商品の買い換え時に利用できるクーポンを含む買換情報を取得することにより、買い換えを促す際に、クーポンを提供することで、買い換えの意欲を高めることができる。
また、買換時期通知装置1は、2以上の各ユーザの商品に関するクレジットカード利用情報を用いて統計処理を行い、統計データを取得し、取得した統計データを含む買換情報を取得することにより、買い換えを促す際に、同じ商品を購入した2以上のユーザの統計データを知らせることで、買い換えの意欲を高めることができる。
また、買換時期通知装置1は、一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報を用いて、ユーザによるクレジットカードの利用履歴を取得し、取得した利用履歴、または特定した時期に応じて、異なる買換情報を取得することにより、買い換えを促す際に、クレジットカードの利用履歴または買い換えの時期に応じた商品への買い替えを勧めることができる。
また、買換時期通知装置1は、一のユーザの商品に関する2以上のクレジットカード利用情報を用いて、ユーザによる商品の購入から買い換えまでの期間に関する買換期間情報を取得し、取得した買換期間情報に基づいて、商品の買い換えの時期を特定する。こうして、一のユーザの当該商品に関する2以上のクレジットカード利用情報から取得される買換期間を基に、当該商品の買い換え時期を特定することで、当該一のユーザに対し、当該商品の買い換えを的確なタイミングで促すことができる。
また、買換時期通知装置1は、一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報のうち、当該商品(つまり、買い換えの対象である商品)以外の商品に関するクレジットカード利用情報を用いて、当該商品の使用時間を推定し、推定した使用時間を用いて、当該商品の買い換えの時期を特定することにより、当該一のユーザに対し、当該商品の買い換えを的確なタイミングで促すことができる。
また、買換時期通知装置1は、クレジットカード利用情報を用いて、特定の種類の商品の商品情報を取得し、取得した商品情報に含まれる時季情報に応じた時期を特定し、特定の種類の商品の購入を推奨する購入推奨情報を取得し、特定した時期に、取得した購入推奨情報をユーザに送信する。こうして、特定の種類の商品に関するクレジットカード情報を用いて、当該商品の商品情報を取得し、そこに含まれる時季情報に応じた時期を特定することで、特定の種類の商品の購入を的確なタイミングで推奨することができる。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。
本実施の形態における買換時期通知装置1を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、ユーザのクレジットカード利用に関するクレジットカード利用情報が格納されるクレジットカード利用情報格納部111を具備し、このプログラムは、前記コンピュータを、前記クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する時期特定部131と、前記クレジットカード利用情報を用いて、前記商品の買い換えを勧める買換情報を取得する買換情報取得部132と、前記時期特定部131が特定した時期に、前記買換情報取得部132が取得した買換情報を前記ユーザに送信する買換情報送信部141として機能させるためのプログラムである。
図7は、本実施の形態におけるプログラムを実行して、買換時期通知装置1等を実現するコンピュータシステム900の外観図である。本実施の形態は、コンピュータハードウェアおよびその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現され得る。図7において、コンピュータシステム900は、ディスクドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、ディスプレイ904とを備える。なお、キーボード902やマウス903やディスプレイ904をも含むシステム全体をコンピュータと呼んでもよい。
図8は、コンピュータシステム900の内部構成の一例を示す図である。図8において、コンピュータ901は、ディスクドライブ905に加えて、MPU911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するストレージ914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915と、外部ネットワークや内部ネットワーク等のネットワークへの接続を提供するネットワークカード916と、を備える。ストレージ914は、例えば、ハードディスク、SSD、フラッシュメモリなどである。
コンピュータシステム900に、買換時期通知装置1の機能を実行させるプログラムは、例えば、DVD、CD−ROM等のディスク921に記憶されて、ディスクドライブ905に挿入され、ストレージ914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、ネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ストレージ914に記憶されてもよい。プログラムは、実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、ディスク921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。また、ディスク921に代えて他の着脱可能な記録媒体(例えば、DVDやメモリカード等)を介して、プログラムがコンピュータシステム900に読み込まれてもよい。
プログラムは、コンピュータの詳細を示す901に、買換時期通知装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能やモジュールを呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上述したコンピュータシステム900は、サーバまたは据え置き型のPCであるが、特に、例えば、ユーザ端末2は、タブレット端末やスマートフォンやノートPCといった、携帯端末で実現されてもよい。この場合、例えば、キーボード902およびマウス903はタッチパネルに、ディスクドライブ905はメモリカードスロットに、ディスク921はメモリカードに、それぞれ置き換えられることが望ましい。また、店舗端末3も、基本的なハードウェア構成は、PCや携帯端末と同様でよい。ただし、以上は例示であり、買換時期通知装置1等を実現するコンピュータのハードウェア構成は問わない。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(受信部12、送信部14など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる買換時期通知装置は、商品の買い換えを、ユーザごとに的確なタイミングで促すことができるという効果を有し、買換時期通知装置等として有用である。
1 買換時期通知装置
2 ユーザ端末
3 店舗端末
11 格納部
12 受信部
13 処理部
14 送信部
21 ユーザ格納部
22 ユーザ受信部
23 ユーザ処理部
24 ユーザ出力部
31 店舗格納部
32 店舗受付部
33 店舗処理部
34 店舗送信部
111 クレジットカード利用情報格納部
131 時期特定部
132 買換情報取得部
133 統計処理部
134 履歴取得部
135 買換期間取得部
136 使用時間推定部
137 商品情報取得部
141 買換情報送信部

Claims (9)

  1. ユーザのクレジットカード利用に関するクレジットカード利用情報が格納されるクレジットカード利用情報格納部と、
    前記クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する時期特定部と、
    前記クレジットカード利用情報を用いて、前記商品の買い換えを勧める買換情報を取得する買換情報取得部と、
    前記時期特定部が特定した時期に、前記買換情報取得部が取得した買換情報を前記ユーザに送信する買換情報送信部とを具備する買換時期通知装置。
  2. 前記買換情報取得部は、
    前記商品の買い換え時に利用できるクーポンを含む買換情報を取得する請求項1記載の買換時期通知装置。
  3. 2以上の各ユーザの前記商品に関するクレジットカード利用情報を用いて統計処理を行い、統計データを取得する統計処理部をさらに具備し、
    前記買換情報取得部は、
    前記統計処理部が取得した統計データを含む買換情報を取得する請求項1または請求項2記載の買換時期通知装置。
  4. 一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報を用いて、当該ユーザによるクレジットカードの利用履歴を取得する履歴取得部をさらに具備し、
    前記買換情報取得部は、
    前記履歴取得部が取得した利用履歴、または前記時期特定部が特定した時期に応じて、異なる買換情報を取得する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の買換時期通知装置。
  5. 一のユーザの前記商品に関する2以上のクレジットカード利用情報を用いて、当該ユーザによる前記商品の購入から買い換えまでの期間に関する買換期間情報を取得する買換期間取得部を含み、
    前記時期特定部は、
    前記買換期間取得部が取得した買換期間情報に基づいて、前記商品の買い換えの時期を特定する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の買換時期通知装置。
  6. 一のユーザの2以上のクレジットカード利用情報のうち、買い換えの対象である商品以外の商品に関するクレジットカード利用情報を用いて、買い換えの対象である商品の使用時間を推定した推定使用時間を取得する使用時間推定部をさらに具備し、
    前記時期特定部は、
    前記使用時間推定部が取得した推定使用時間を用いて、買い換えの対象である商品の買い換えの時期を特定する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の買換時期通知装置。
  7. 前記クレジットカード利用情報を用いて、特定の種類の商品の商品情報を取得する商品情報取得部をさらに具備し、
    前記時期特定部は、
    前記商品情報取得部が取得した商品情報に含まれる時季情報に応じた時期を特定し、
    前記買換情報取得部は、
    前記特定の種類の商品の購入を推奨する購入推奨情報を取得し、
    前記買換情報送信部は、
    前記時期特定部が特定した時期に、前記買換情報取得部が取得した購入推奨情報を前記ユーザに送信する請求項1から請求項6いずれか一項に記載の買換時期通知装置。
  8. ユーザのクレジットカード利用に関するクレジットカード利用情報が格納されるクレジットカード利用情報格納部、時期特定部、買換情報取得部、および買換情報送信部によって実現される買換時期通知方法であって、
    前記時期特定部が、前記クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する時期特定ステップと、
    前記買換情報取得部が、前記クレジットカード利用情報を用いて、前記商品の買い換えを勧める買換情報を取得する買換情報取得ステップと、
    前記買換情報送信部が、前記時期特定部が特定した時期に、前記買換情報取得部が取得した買換情報を前記ユーザに送信する買換情報送信ステップとを具備する買換時期通知装置。
  9. コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、
    ユーザのクレジットカード利用に関するクレジットカード利用情報が格納されるクレジットカード利用情報格納部を具備し、
    前記コンピュータを、
    前記クレジットカード利用情報を用いて、商品の購入に関する時期を特定する時期特定部と、
    前記クレジットカード利用情報を用いて、前記商品の買い換えを勧める買換情報を取得する買換情報取得部と、
    前記時期特定部が特定した時期に、前記買換情報取得部が取得した買換情報を前記ユーザに送信する買換情報送信部として機能させるためのプログラム。
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