JP2010176238A - サービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、プログラム - Google Patents

サービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010176238A
JP2010176238A JP2009016109A JP2009016109A JP2010176238A JP 2010176238 A JP2010176238 A JP 2010176238A JP 2009016109 A JP2009016109 A JP 2009016109A JP 2009016109 A JP2009016109 A JP 2009016109A JP 2010176238 A JP2010176238 A JP 2010176238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
authentication
unit
identification name
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009016109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4864105B2 (ja
Inventor
Shoji Mori
昌二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Digital Entertainment Co Ltd
Original Assignee
Konami Digital Entertainment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Digital Entertainment Co Ltd filed Critical Konami Digital Entertainment Co Ltd
Priority to JP2009016109A priority Critical patent/JP4864105B2/ja
Publication of JP2010176238A publication Critical patent/JP2010176238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4864105B2 publication Critical patent/JP4864105B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract


【課題】サービスの利用者の認証を適切に行うサービス提供システム等を提供する。
【解決手段】端末装置は、サーバ装置から送信(302)されたURLを画面に表示するが、このURLには、端末装置のユーザ名に紐付けされた識別情報が埋め込まれており、携帯電話などの認証端末により当該URLにアクセス(303)すると、そのURLを管理する認証装置からサーバ装置に識別情報が送信(304)され、サーバ装置は、識別情報からユーザ名を取得して、登録を行い、端末装置からサービス要求が送信(305)されると、サービス応答を返信(306)して、端末装置からユーザにサービスが提供される。認証装置をフィルタリング対象サイトとすると、子供だけでは認証が不可能になり、子供の行動に責任を負う保護者の携帯電話からのアクセスが必要となるので、子供を保護者の監督下に置くことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ装置が提供するサービスの利用者の認証を適切に行うのに好適なサービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムに関する。
従来から、インターネットを介してコンシューマ用ゲーム装置をサーバ装置に接続し、オンラインゲームをプレイできるようにしたゲームシステム等、各種のサービス提供システムにおいては、ユーザが便利にサービスの提供を受けることができるようにする技術が提案されている(たとえば、以下に掲げる特許文献1を参照)。
特開2004−145499号公報
このようなサービス提供システムにおいては、サービスがユーザの年齢や嗜好に適合したものでない場合、サービスの提供がされないようにしたい、との要望がある。
特に、ユーザが子供である場合には、ユーザがサービスの提供を受けても良いか否かを、保護者などの成人に確認させたい、との要望もある。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、サーバ装置が提供するサービスの利用者の認証を適切に行うのに好適なサービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
本発明の第1の観点に係るサービス提供システムは、サーバ装置と、認証装置と、端末装置と、を備え、以下のように構成する。
ここで、サーバ装置は、識別名記憶部、サービス要求受信部、認証要求送信部、確認通知受付部、識別名追加部、サービス応答送信部を有する。
一方、認証装置は、アクセス受付部、確認通知伝達部を有する。
さらに、端末装置は、サービス要求送信部、認証要求受信部、アクセス情報提示部、サービス応答受信部、サービス提供部を有する。
たとえば、本サービス提供システムにおいて提供されるサービスがオンラインゲームである場合には、サーバ装置はゲーム提供者が運営するものであり、端末装置は、ユーザがゲームをプレイする際に使用するゲーム装置やパーソナルコンピュータに相当する。
また、認証装置は、ゲーム提供者によって携帯電話などの認証端末からアクセス可能に設定された携帯用ウェブサイトを構築するものが典型的であり、認証装置とサーバ装置とは、相互に情報のやりとりが可能であるか、1つのサーバコンピュータから構成されていても良い。
ここで、端末装置において、サービス要求送信部は、端末装置を利用するユーザの識別名を指定するサービス要求を、サーバ装置に送信する。
この機能は、ゲーム装置やパーソナルコンピュータに、オンラインゲーム用のプログラムを実行させると、その初期化時に、サーバ装置へ接続を試みる作業に相当するものである。ユーザの識別名は、個々のユーザが区別できるような番号、文字列、符号列のほか、端末装置の製造番号など、任意のものを採用することができる。
一方、サーバ装置において、識別名記憶部には、サービスを提供可能なユーザの識別名が記憶される。
上記の例では、オンラインゲームを提供しても良いとゲーム提供者が考えるユーザ名がサーバ装置に記憶されていることになる。ここで、オンラインゲームを提供しても良いと考える条件は、後述する。
さらに、サービス要求受信部は、端末装置から送信されたサービス要求を受信する。
たとえばオンラインゲームの場合、本処理は、いわゆるユーザのログイン処理に相当するものである。
そして、受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、識別名記憶部に記憶されていない場合、認証要求送信部は、認証端末から認証装置にアクセスするためのアクセス情報であって、当該ユーザの識別名に対応付けられる識別情報を含むアクセス情報を指定する認証要求を、端末装置に送信する。
典型的には、アクセス情報としては、URL(Universal Resource Locator)が利用されるが、これと同様の機能を有する情報であれば、本発明のアクセス情報として利用することができる。以下では、理解を容易にするため、アクセス情報として、URLを例として取り上げて説明するものとする。
通例では、サービスを提供しても良いと考えるユーザ名ではないユーザ名でログインしようとすると、その段階でログインに失敗するに留まるが、本発明では、この段階で、ユーザ名に紐付けされた識別情報を埋め込んだURLを端末装置に知らせるのである。このURLは、認証装置によって運営される携帯電話用ウェブサイトを指定するものである。
また、識別情報としては、ユーザの識別名そのものを割り当てても良いし、ユーザの識別名を暗号化したものを利用しても良いし、ユーザの識別名に対してランダムに生成した記号列を指定し、両者の対応付けをサーバ装置内で記憶して紐付けすることとしても良い。
一方、端末装置において、認証要求受信部は、サーバ装置から送信された認証要求を受信し、アクセス情報提示部は、受信された認証要求に指定されるアクセス情報(URL)を提示して、認証端末を介してアクセスするように促す。
典型的には、当該URLは、ゲーム装置等の端末装置の画面に表示される。したがって、ユーザは、直接手でURLを入力したり、文字認識の技術を用いたり、バーコードや2次元コードの技術を利用して、携帯電話等の認証端末に、当該URLを与え、当該URLにアクセスすることになる。
この携帯電話は、ゲーム装置のユーザ本人が契約しているものでも良い。また、ユーザが未成年の場合には、その保護者が契約しているものでも良い。
すると、認証装置において、アクセス受付部は、認証端末からの認証装置に対するアクセス情報(URL)へのアクセスを受け付ける。
携帯電話が備えるブラウザに対してURLを指定することによって当該アクセスを行うのが典型的である。
そして、確認通知伝達部は、受け付けられたアクセスに指定されるアクセス情報(URL)に含まれる識別情報を指定する確認通知を、サーバ装置に伝達する。
ここで上記のように、確認通知に指定される識別情報は、ユーザの識別名に紐付けされている。
さて、サーバ装置において、確認通知受付部は、認証装置から伝達される確認通知を受け付ける。
上記のように、この確認通知には、ユーザの識別名に紐付けされた識別情報が指定されている。
そこで、識別名追加部は、識別名記憶部を更新して、受け付けられた確認通知に指定される識別情報に対応付けられるユーザの識別名を追加する。
すなわち、本発明では、ゲーム装置等、オンラインゲームをプレイするための端末とは別に、ユーザに携帯電話を介してアクセスをさせることによって、「当該ユーザに対してサービスを提供しても良い」と判断されるのである。
さらに、受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、識別名記憶部に記憶されている場合、サービス応答送信部は、端末装置に、提供されるサービスを指定するサービス応答を送信する。
これは、登録済みのユーザがログインする状況に相当する。
そして、端末装置において、サービス応答受信部は、サーバ装置から送信されたサービス応答を受信し、サービス提供部は、受信されたサービス応答に指定されるサービスをユーザに提供する。
上記例では、この処理によって、オンラインゲームのプレイが開始できるようになるのである。
本発明によれば、ユーザは、初めてサービスを受けようとする際には、サービスを実際に受ける端末装置とは別に、携帯電話等の認証装置を介してアクセスを行うこととなり、サーバ装置は、当該認証装置の情報を用いて、適切にサービス利用の認証を行うことができるようになる。
また、本発明のサービス提供システムにおいて、認証端末は携帯電話であり、アクセス情報提示部は、携帯電話で認識可能なバーコードもしくは二次元コードを表示することによって、アクセス情報(URL)を提示し、認証装置は、携帯電話に適用されるフィルタリングサービスのアクセス制限対象サイトであるように構成することができる。
上記のように、ユーザは、ゲーム装置等の端末装置の画面に表示されるURLを携帯電話等の認証装置に入力する必要がある。本発明においては、認証装置にカメラ付き携帯電話を利用し、ゲーム装置の画面に二次元コードやバーコードを表示して携帯電話で撮影させてそのURLを携帯電話に取り込み、携帯電話のブラウザで、そのURLが割り当てられている認証装置にアクセスさせる。
また、本発明の特徴の一つは、認証装置をフィルタリングサービスのアクセス制限サイトとしていることにある。たとえば、認証装置のURLは、未成年アクセス不可に設定されたものとしておくと、ゲーム装置等のユーザが未成年の場合には、自分の携帯電話でアクセスしようとしても、認証ができない。
そこで、未成年ユーザは、保護者等の成年者に、成年者の携帯電話で認証装置にアクセスするよう依頼しなければならないことになる。
また、携帯電話の契約者本人があらかじめアクセスしたくない特定の情報をフィルタリングサービスに設定している場合もある。この場合に、提供サービスが、アクセスしたくない特定の情報に合致してしまう場合には、携帯電話による認証を行うことができない。したがって、アクセスしたくない情報に触れてしまう状況を、未然に防止することができる。
このように、ユーザにサービスを提供しても良いかを判断する際に、携帯電話に割り当てられるフィルタリングサービスの属性と、認証装置に割り当てられる属性と、を利用するのである。
本発明によれば、サービス提供システムは、携帯電話を用いることにより、サービスの利用者の属性に応じて、簡易かつ適切に認証を行うことができるようになる。
また、本発明のサービス提供システムは、以下のように構成することができる。
すなわち、認証装置において、確認通知伝達部は、認証端末である携帯電話の識別名を、確認通知にさらに指定し、サーバ装置において、識別名追加部は、ユーザの識別名に対応付けて、確認通知に指定される携帯電話の識別名を識別名記憶部に記憶させる。
ここで、携帯電話の識別名とは、その携帯電話に割り当てられている電話番号や個体識別番号、製造番号等が相当する。また、携帯電話のユーザ本人が当該携帯電話に割り当てられているメールアドレスを入力する等した場合には、携帯電話の識別名の一部としてメールアドレスを利用することも可能である。
また、サーバ装置からのサービス提供の料金を携帯電話の通話料金によって課金する場合には、当該課金を行うための情報を識別名とする。
一方、サーバ装置は、記録報告部をさらに備え、記録報告部は、サービス応答送信部によるサービス応答の送信の記録を、当該サービス応答の送信先の端末装置を利用するユーザの識別名に対応付けて識別名記憶部に記憶される携帯電話の識別名により、当該携帯電話に報告する。
たとえばオンラインゲームの場合、一旦サービスの利用ができる状態になると、サービス提供そのものは、サーバ装置と端末装置の間で行われることになる。本発明では、認証時に利用した認証端末である携帯電話に、サービス提供の様子を報告する。
携帯電話が端末装置のユーザ本人のものである場合には、端末装置とは別の機器である携帯電話によって、自分のサービス提供の状態を確認できることになる。また、携帯電話が端末装置のユーザの保護者のものである場合には、子供が受けているサービスの状況が、保護者の携帯電話に通知されることになる。
本発明によれば、サービスが提供されている状況を、認証端末である携帯電話によって確認することができるようになり、特に、保護者が子供にオンラインゲームのプレイを許可した場合などには、子供のプレイの様子を保護者が携帯電話でチェックできるようになる。
また、本発明のサービス提供システムにおいて、サーバ装置と、認証装置と、は、1つのコンピュータにより構成され、確認通知伝達部から確認通知受付部への伝達は、当該コンピュータ内における情報の受渡しにより行われるように構成することができる。
本発明は、上記発明の好適実施形態に係るものであり、サーバ装置と認証装置を一体に構成することによって、システム構築のコストを低減することができるようになる。
本発明のその他の観点に係るサービス提供方法は、サーバ装置と、認証装置と、端末装置と、が実行するように構成する。
ここで、サーバ装置は、サービスを提供可能なユーザの識別名が記憶される識別名記憶部、サービス要求受信部、認証要求送信部、確認通知受付部、識別名追加部、サービス応答送信部を有する。
一方、認証装置は、アクセス受付部、確認通知伝達部を有する。
さらに端末装置は、サービス要求送信部、認証要求受信部、アクセス情報提示部、サービス応答受信部、サービス提供部、を有する。
そして、当該サービス提供方法は、サービス要求送信工程、サービス要求受信工程、認証要求送信工程、認証要求受信工程、アクセス情報提示工程、アクセス受付工程、確認通知伝達工程、確認通知受付工程、識別名追加工程、サービス応答送信工程、サービス応答受信工程、サービス提供工程を備える。
ここで、端末装置において、サービス要求送信工程では、サービス要求送信部が、端末装置を利用するユーザの識別名を指定するサービス要求を、サーバ装置に送信する。
一方、サーバ装置において、サービス要求受信工程では、サービス要求受信部が、端末装置から送信されたサービス要求を受信し、認証要求送信工程では、受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、識別名記憶部に記憶されていない場合、認証要求送信部が、認証端末から認証装置にアクセスするためのアクセス情報(URL)であって、当該ユーザの識別名に対応付けられる識別情報を含むアクセス情報を指定する認証要求を、端末装置に送信する。
さらに、端末装置において、認証要求受信工程では、認証要求受信部が、サーバ装置から送信された認証要求を受信し、アクセス情報提示工程では、アクセス情報提示部が、受信された認証要求に指定されるアクセス情報(URL)を提示して、認証端末を介してアクセスするように促す。
そして、認証装置において、アクセス受付工程では、アクセス受付部が、認証端末からの認証装置に対するアクセス情報(URL)へのアクセスを受け付け、確認通知伝達工程では、確認通知伝達部が、受け付けられたアクセスに指定されるアクセス情報(URL)に含まれる識別情報を指定する確認通知を、サーバ装置に伝達する。
一方、サーバ装置において、確認通知受付工程では、確認通知受付部が、認証装置から伝達される確認通知を受け付け、識別名追加工程では、識別名追加部が、識別名記憶部を更新して、受け付けられた確認通知に指定される識別情報に対応付けられるユーザの識別名を追加し、サービス応答送信工程では、サービス応答送信部が、受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、識別名記憶部に記憶されている場合、端末装置に、提供されるサービスを指定するサービス応答を送信する。
さらに、端末装置において、サービス応答受信工程では、サービス応答受信部が、サーバ装置から送信されたサービス応答を受信し、サービス提供工程では、サービス提供部が、受信されたサービス応答に指定されるサービスをユーザに提供する。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、サーバ用コンピュータを上記のサーバ装置として機能させるサーバ用プログラム、認証用コンピュータを上記の認証装置として機能させる認証用プログラム、端末用コンピュータを上記の端末装置として機能させる端末用プログラムを備えるように構成する。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体に記録することができる。
上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記憶媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、サーバ装置が提供するサービスの利用者の認証を適切に行うのに好適なサービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムを提供することができる。
典型的な情報処理装置の概要構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供システムの概要構成を示す説明図である。 本実施形態に係るサービス提供システムにおいて、通信がなされる様子を示すセッション図である。 本実施形態に係る端末装置の概要構成を示す模式図である。 本実施形態に係るサーバ装置の概要構成を示す模式図である。 本実施形態に係る認証装置の概要構成を示す模式図である。 本実施形態に係るサービス提供処理の制御の流れを示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、ゲーム用の情報処理装置を利用して本発明が実現される実施形態を説明するが、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。
したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、プログラムを実行することにより、本実施形態の端末装置として機能しうる典型的な情報処理装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM 102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェース104と、コントローラ105と、外部メモリ106と、画像処理部107と、DVD−ROM(Digital Versatile Disc ROM)ドライブ108と、NIC(Network Interface Card)109と、音声処理部110と、マイク111と、として機能させるように構成することができる。各種の入出力装置は、適宜省略することができる。
端末用プログラムおよびデータを記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ108に装着して、情報処理装置100の電源を投入することにより、当該プログラムが実行され、本実施形態の端末装置が実現される。
また、携帯型の端末装置においては、携帯可能とするために、DVD−ROMドライブ108を利用するのではなく、ROMカセット用スロットを利用することも可能である。この場合、プログラムが記録されたROMカセットを挿入して、当該プログラムを実行することで、本実施形態の端末装置が実現される。
なお、本実施形態では、端末装置からサーバ装置に接続することによりゲームを進めるようなシステムを想定している。また、理解を容易にするため、携帯電話等の認証端末からアクセスするためのアクセス情報としてURLを採用することとし、URLを介してアクセス可能な認証装置を利用する。
ここで、端末装置と、サーバ装置や認証装置と、は、計算能力の違いや機器構成に相違はあるものの、原理的には、情報処理装置100と同様の構成である。
すなわち、情報処理装置100をサーバ装置として機能させる場合には、サーバ用プログラムを実行させれば良いし、認証装置として機能させる場合には、認証用プログラムを実行させることになる。これらの情報処理装置100は、ウェブサーバやオンラインサービス用サーバとして機能するような、高性能のものを用いるのが典型的である。
CPU 101は、情報処理装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。また、CPU 101は、レジスタ(図示せず)という高速アクセスが可能な記憶域に対してALU(Arithmetic Logic Unit)(図示せず)を用いて加減乗除等の算術演算や、論理和、論理積、論理否定等の論理演算、ビット和、ビット積、ビット反転、ビットシフト、ビット回転等のビット演算などを行うことができる。さらに、マルチメディア処理対応のための加減乗除等の飽和演算や、三角関数等、ベクトル演算などを高速に行えるように、CPU 101自身が構成されているものや、コプロセッサを備えて実現するものがある。
ROM 102には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、DVD−ROMに記録されたプログラムをRAM 103に読み出してCPU 101による実行が開始される。また、ROM 102には、情報処理装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチャット通信に必要なデータが保持される。また、CPU 101は、RAM 103に変数領域を設け、当該変数に格納された値に対して直接ALUを作用させて演算を行ったり、RAM 103に格納された値を一旦レジスタに格納してからレジスタに対して演算を行い、演算結果をメモリに書き戻す、などの処理を行う。
インターフェース104を介して接続されたコントローラ105は、ユーザがゲーム実行の際に行う操作入力を受け付ける。
なお、コントローラ105は、必ずしも情報処理装置100に対して外付けにされている必要はなく、一体に形成されていても良い。
携帯可能な端末装置のコントローラ105は、各種のボタンやスイッチから構成され、これらの押圧操作を操作入力として扱う。このほか、タッチスクリーンを利用した情報処理装置100では、ユーザがペンや指を利用してタッチスクリーンをなぞった軌跡を操作入力として扱う。
インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、ゲーム等のプレイ状況(過去の成績等)を示すデータ、ゲームの進行状態を示すデータ、ネットワーク対戦の場合のチャット通信のログ(記録)のデータなどが書き換え可能に記憶される。ユーザは、コントローラ105を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ106に記録することができる。
DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROMには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録される。CPU 101の制御によって、DVD−ROMドライブ108は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 103等に一時的に記憶される。
画像処理部107は、DVD−ROMから読み出されたデータをCPU 101や画像処理部107が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部107が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部107に接続されるモニタ(図示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
携帯可能な端末装置のモニタとしては、小型の液晶ディスプレイを利用するのが典型的であり、コントローラ105としてタッチスクリーンを利用する場合には、当該タッチスクリーンの表示パネルがモニタとして機能する。自宅で遊ぶための端末装置やサーバ装置のモニタとしては、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディスプレイなどの表示装置を利用することも可能である。
画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やαブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。
また、仮想3次元空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴンを所定の視線の方向へ俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
さらに、CPU 101と画像演算プロセッサが協調動作することにより、文字の形状を定義するフォント情報にしたがって、文字列を2次元画像としてフレームメモリへ描画したり、各ポリゴン表面へ描画することが可能である。
NIC 109は、情報処理装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものであり、LANを構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)により構成される。
したがって、端末装置とサーバ装置との通信は、それぞれのNIC 109を介して行われる。
音声処理部110は、DVD−ROMから読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ(図示せず)から出力させる。また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対応した音声をスピーカや、ヘッドホン(図示せず)、イヤフォン(図示せず)から出力させる。
音声処理部110では、DVD−ROMに記録された音声データがMIDIデータである場合には、これが有する音源データを参照して、MIDIデータをPCMデータに変換する。また、ADPCM形式やOgg Vorbis形式等の圧縮済音声データである場合には、これを展開してPCMデータに変換する。PCMデータは、そのサンプリング周波数に応じたタイミングでD/A(Digital/Analog)変換を行って、スピーカに出力することにより、音声出力が可能となる。
さらに、情報処理装置100には、インターフェース104を介してマイク111を接続することができる。この場合、マイク111からのアナログ信号に対しては、適当なサンプリング周波数でA/D変換を行い、PCM形式のディジタル信号として、音声処理部110でのミキシング等の処理ができるようにする。
このほか、情報処理装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 102、RAM 103、外部メモリ106、DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
また、ユーザからの文字列の編集入力を受け付けるためのキーボードや、各種の位置の指定および選択入力を受け付けるためのマウスなどを接続する形態も採用することができる。また、本実施形態の情報処理装置100にかえて、汎用のパーソナルコンピュータやサーバ用コンピュータ等を利用することもできる。
以上で説明した情報処理装置100は、コンシューマ向けゲーム装置に相当するものであるが、コンピュータ通信網への通信機能を持つ機器であれば、本発明の端末装置やサーバ装置、認証装置を実現することができる。したがって、携帯電話、携帯ゲーム機器、カラオケ装置、一般的なビジネス用コンピュータなど、種々の計算機上で本発明の端末装置を実現することが可能である。これらの種々の計算機は、本質的には、上記の情報処理装置100と同様の構成や機能を有するからである。
たとえば、一般的なコンピュータは、上記情報処理装置100と同様に、CPU、RAM、ROM、DVD−ROMドライブ、および、NICとして機能させ、情報処理装置100よりも簡易な機能を備えた画像処理部を備え、外部記憶装置としてハードディスクを有する他、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等が利用できるようになっている。また、コントローラ105ではなく、キーボードやマウスなどを入力装置として利用する。
したがって、以下では、種々の計算機と、上記の情報処理装置100とを同じように扱って説明する。
さらに、以下では、理解を容易にするため、端末装置のユーザである未成年の子供がオンラインゲームのサービスを受ける際に、その保護者があらかじめ確認することによって、認証を適切に行うとともに、保護者が子供のプレイの状況を見守る例をあげて説明する。
(サービス提供システム)
図2は、本実施形態に係るサービス提供システムの概要構成を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
本実施形態に係るサービス提供システム201は、サーバ装置202、端末装置203、認証装置204を有し、サービスの提供を始めるための認証の際には、認証端末205を利用する。
ここで、端末装置203は、未成年の子供がオンラインゲームを実際にプレイするゲーム端末であり、サーバ装置202は、端末装置203に、映像情報や音声情報、これらを利用したオンラインゲーム、その他各種のコンテンツをサービスとして提供する。
一方、認証端末205は、その子供の保護者が所有する携帯電話で、子供がオンラインゲームをプレイすることを保護者が認める旨を、ゲーム提供者に知らせるために使用する。
保護者が認証端末205を介して認証装置204にアクセスすることで、保護者がプレイを認めたことが、サーバ装置202に伝達される。
典型的には、これらの各装置は、インターネット211を介して相互に通信可能に接続されているが、一部は専用線による通信としても良い。また、端末装置203と認証端末205とは、相互に通信可能である必要はない。
図3は、本実施形態に係るサービス提供システムにおいて、通信がなされる様子を示すセッション図である。以下、本図を参照して説明する。
子供が端末装置203にオンラインゲーム用のDVDを装着してプレイを開始すると、端末装置203からサーバ装置202へ、サービス要求が送信される(301)。このサービス要求には、端末装置203の製造番号や子供に割り当てられたユーザ名など、プレイをするユーザを識別するための情報が指定されている。
サービス要求を受信したサーバ装置202は、サービス要求に指定された識別名が、サービス提供先として未登録の状態である場合には、サーバ装置202から端末装置203へ、認証要求を送信する(302)。
この認証要求には、URLが指定されている。このURLは、認証装置204へのアクセスを意味するものであり、サービス要求に指定された識別名に紐付けされた識別情報が埋め込まれている。
当該識別情報は、識別名そのものでも良いし、識別名を暗号化したものでも良いし、適当な記号列をランダムに生成し、生成された記号列と識別名を対応付けることとしても良い。
認証要求を受信した端末装置203は、認証要求に指定されるURLを画面に表示する。典型的には、このURLは、バーコードや2次元コードによって提示される。
また、その画面には、子供がオンラインゲームをプレイしたいと考えており、保護者の許可が必要である旨や、オンラインゲームそのものの紹介、課金やプレイ情報を保護者に提供する旨などの説明が表示される。
子供は、端末装置203の画面を保護者に見せて、プレイしても良いか否かを尋ねる。保護者が子供にプレイを許可する場合には、バーコードや2次元コードを保護者の携帯電話に用意されているカメラで撮影してURLを取得し、携帯電話のブラウザでそのURLを開く操作を行う。すると、携帯電話である認証端末205から、認証装置204へのアクセスが行われる(303)。
すなわち、認証装置204は、携帯電話用ウェブサイトであり、当該URLにより、認証装置204が指定される。
ここで本実施形態の特徴の一つは、認証装置204は、フィルタリング処理の対象となるウェブサイトとして構成することになる。
携帯電話のブラウザからアクセスできるウェブサイトは、携帯電話の契約者の年齢によって、フィルタリング処理がかけられている。たとえば、子供の携帯電話で成人向けのウェブサイトにアクセスしようとしても、アクセスが拒否されるように、未成年や18歳未満がアクセスできないURLをあらかじめ定めておくブラックリスト方式や、未成年や18歳未満がアクセスできるURLのみをあらかじめ定めておくホワイトリスト方式など、各種のフィルタリング手法が用いられている。
一方で、子供がオンラインゲームをプレイする際に子供が保護者の許可を得なければならない状況では、子供の行動に対して大人が責任を負うこととなる。保護者は「大人」だからである。
そこで、認証装置204として、携帯電話たる認証端末205からのアクセスは成人に限られるフィルタリングがなされているウェブサイトを採用するのである。
すると、子供本人が使用している携帯電話でそのURLにアクセスしようとしても、フィルタリング処理によって、アクセスが拒否される。
したがって、認証ができるのは、その子供の保護者や監督者等、子供の行動に責任を持つ大人に限られるのである。
さて、携帯電話である認証端末205から認証装置204へのアクセスがフィルタリングを通過して成功すると、認証装置204は、アクセスに用いられたURLを吟味して、その中から識別情報を取得する。
そして、認証装置204は、その識別情報を指定した確認通知を、サーバ装置202に通知する(304)。
サーバ装置202は、確認通知を受け付けると、確認通知に指定された識別情報を取得して、その識別情報に紐付けられたユーザの識別名を得る。そして、このユーザの識別名を、「成人、もしくは、成人が責任を負う子供」のものであると判断して、サービス提供ができる旨を登録する。
この後に、端末装置203から、当該登録済のユーザ名の識別名を指定したサービス要求が、サーバ装置202に送信された(305)場合には、サーバ装置202は、提供するサービスの内容を表すコンテンツを指定したサービス応答を端末装置203に送信する(306)。
また、このようなサービス応答が何回か繰り返された場合や、サービスに係る課金がなされた場合、あるいは、定期的に、サーバ装置202から携帯電話である認証端末205に、サービス応答の送信の記録の概要、すなわち、サービス提供の状況を報告する(307)。
この報告は、典型的には、携帯電話のメールアドレスに対して行われるが、ショートメッセージなどの手法を利用しても良いし、携帯電話から、上記のURLにアクセスすると、サービスの状況を表示するページが提供されることとしても良い。
このように、オンラインゲームのサービスを受けているプレイヤーが子供であっても、その保護者が、どのような頻度でサービスを受けてオンラインゲームをプレイしているか、見守ることが可能となる。また、成人がプレイヤーの場合にも、自分の利用状況を確認することができる。
このほか、認証装置204として機能した携帯電話の利用料金の一部として、オンラインゲームの課金を行う、という手法もありうる。
この場合、携帯電話の所有者が子供の保護者である場合には、子供のプレイの状況を課金によって確認できる。また、子供のプレイ状況が何らかの意味で好ましくない場合には、保護者が、保護者自身の携帯電話を用いて、課金を停止することにより、子供がオンラインゲームをプレイできなくすることも可能である。
このように、フィルタリングサービスのアクセス制限対象サイトを認証装置204として用いることで、保護者など、責任ある大人の許可や監視のもとで、子供のユーザがサービスの提供を受けることができるようになる。以下、本実施形態について、さらに詳細に説明する。
図4は、本実施形態に係る端末装置203の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
端末装置203は、サービス要求送信部401、認証要求受信部402、URL提示部403、サービス応答受信部404、サービス提供部405を有する。各部の機能の詳細や当該機能が利用される順序については、理解を容易にするため、後述する。
これら各部は、CPU 101の制御の下、RAM 103を一時的な記憶域として用い、NIC 109により通信を行い、画像処理部107、音声処理部110を用いて各種情報をユーザに提示することにより、実現される。
端末装置203は、典型的には、ゲーム装置やパーソナルコンピュータなど、オンラインゲームのサービスを受けるプレイヤーが利用する機器である。
図5は、本実施形態に係るサーバ装置202の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
サーバ装置202は、識別名記憶部501、サービス要求受信部502、認証要求送信部503、確認通知受付部504、識別名追加部505、サービス応答送信部506をを有する。また、サーバ装置202は、本図に示すように、記録報告部507を備えるように構成しても良い。各部の機能の詳細や当該機能が利用される順序については、理解を容易にするため、後述する。
これら各部は、CPU 101の制御の下、識別名を記憶するためにハードディスクや外部メモリ106を利用し、RAM 103を一時的な記憶域として用い、NIC 109を介して端末装置203や認証装置204と通信を行うことにより、実現される。
サーバ装置202は、オンラインゲームのコンテンツを提供するゲーム会社が運営するサーバ装置とするのが典型的である。
なお、サーバ装置202において、識別名記憶部501には、サービスを提供可能なユーザの識別名が記憶される。
上記のように、本実施形態では、大人がサービスの提供を受けるユーザの行動についてある程度の責任を負う場合に限って、当該ユーザの識別名が、識別名記憶部501に記憶されることとなる。
また、当該ユーザのサービス提供の状況、たとえば、プレイの頻度やプレイ時間の統計、プレイにともなう課金の金額等の情報も、ユーザの識別名に対応付けられるべき情報であるから、識別名記憶部501に記憶することとするのが典型的である。
図6は、本実施形態に係る認証装置204の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
認証装置204は、アクセス受付部601、確認通知伝達部602を有する。各部の機能の詳細や当該機能が利用される順序については、理解を容易にするため、後述する。
これら各部は、CPU 101の制御の下、RAM 103を一時的な記憶域として用い、NIC 109を介して携帯電話等の認証端末205やサーバ装置202と通信を行うことにより、実現される。
認証装置204は、オンラインゲームのコンテンツを提供するゲーム会社が運営する携帯電話用ウェブサーバ装置とするのが典型的である。
また、サーバ装置202と認証装置204は、一体に構成されるようにしても良い。すなわち、1台のコンピュータにおいて、サーバ用プログラムと認証用プログラムを並行して実行することにより、サーバ装置202としても認証装置204としても機能するように構成することが可能である。
以下では、サーバ装置202、端末装置203、認証装置204の各部が実行する処理の内容と、処理が実行される順序について、詳細に説明する。
図7は、本実施形態に係るサービス提供処理の制御の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
まず、端末装置203において、サービス要求送信部401が、端末装置203を利用するユーザの識別名を指定するサービス要求を、サーバ装置202に送信する(ステップS701)。
この処理は、端末装置203のCPU 101の制御の下、サービス要求のパケットをRAM 103内に生成し、NIC 109がこれを送信することによって実現される。
一般に、ゲーム装置やパーソナルコンピュータに、ゲーム用のDVDを装着してオンラインゲーム用のプログラムの実行を開始すると、初期化時に、サーバ装置202へ接続を試みる。サービス要求送信部401が実行する処理は、この接続処理に相当するものである。
ここで、サービス要求に指定されるユーザの識別名は、個々のユーザが区別できるような番号、文字列、符号列のほか、端末装置203の製造番号など、任意のものを採用することができる。
ユーザの識別名は、初期化時に、外部メモリ106やハードディスクから読み出して利用することとしても良いし、コントローラ105やキーボードを介してユーザ本人に入力させることとしても良い。
すると、サーバ装置202のサービス要求受信部502は、端末装置203から送信されたサービス要求を受信する(ステップS702)。
この処理は、サーバ装置202のCPU 101の制御の下、NIC 109がサービス要求のパケットを受信し、その内容をRAM 103内に展開することによって実現される。
ついで、CPU 101は、受信されたサービス要求に指定されているユーザの識別名を取得し、当該ユーザの識別名が、識別名記憶部501に記憶されているか否か、すなわち、当該ユーザが登録済みか否かを調べる(ステップS703)。
記憶されていない場合(ステップS703;No)、通例では、ログインに失敗して処理を終了させることとなるが、本実施形態においては、当該ユーザに対して「責任を負う大人による認証」を求めることとしている。すなわち、この場合は、認証要求送信部503が、認証端末205から認証要求を、端末装置203に送信する(ステップS704)。
この処理は、サーバ装置202のCPU 101の制御の下、RAM 103内に認証要求のパケットを生成し、これをNIC 109が送信することによって実現される。
ここで、認証要求には、認証装置204にアクセスするためのURLが指定されるが、このURLには、当該ユーザの識別名に対応付けられる識別情報が埋め込まれる。
識別情報は、識別名そのものでも良いし、識別名を暗号化したものでも良い。また、適当な記号列をランダムに生成し、生成された記号列と識別名を紐付けることとしても良い。
ランダムな記号列を識別情報とする場合には、当該識別情報と識別名との対を、「認証待ち」の状態であるとして、ハードディスクなどに記憶しておくこととなる。
本発明では、この段階で、ユーザ名に紐付けされた識別情報を埋め込んだURLを端末装置203に知らせるのである。このURLは、認証装置204によって運営される携帯電話用ウェブサイトを指定するものである。
識別情報としては、ユーザの識別名そのものを割り当てても良いし、ユーザの識別名を暗号化したものを利用しても良いし、ユーザの識別名に対してランダムに生成した記号列を指定し、両者の対応付けをサーバ装置202内で記憶して紐付けすることとしても良い。
すると、端末装置203において、認証要求受信部402が、サーバ装置202から送信された認証要求を受信する(ステップS705)。すなわち、端末装置203は、サービス要求に対する応答として、認証要求を受信する。
この処理は、端末装置203のCPU 101の制御の下、NIC 109が認証要求のパケットを受信し、RAM 103内にこれを展開することによって実現される。
そして、URL提示部403は、本発明のアクセス情報提示部を実現するもので、受信された認証要求に指定されるURLを提示して(ステップS706)、認証端末205を介してアクセスするように促す。本実施形態で利用される認証端末205は、カメラ付きの携帯電話で、携帯電話ウェブサイトの閲覧用ブラウザが塔載されたものとしている。
この処理は、端末装置203のCPU 101が、RAM 103内に展開された認証要求のパケットからURLの情報を取得し、画像処理部107を駆動してモニタ等にURLを表示することによって実現される。
URLを表示する手法として最も単純なものは、URLの文字列をそのまま画面に表示する手法であるが、この手法では、携帯電話のボタンを用いて入力するのに手間がかかる。
そこで、画面には、当該URLに対するバーコードや2次元コードを表示するものである。ユーザは、携帯電話のカメラでこれらのコードを撮影し、撮影された画像からURLを画像認識して、当該URLにアクセスすれば、ユーザにとって簡易である。
なお、当該URLが提示される画面には、提供されるサービスの内容や課金の方法、プレイヤーが子供である場合には、保護者の許可が必要であること、保護者の許可をもらうには、保護者の携帯電話から、当該URLにアクセスしてもらわなければならないこと等、各種の情報も表示するのが典型的である。
画面に表示された情報を確認した大人が、自身の契約する携帯電話により構成される認証端末205により、当該URLにアクセスを試みる(ステップS707)と、携帯電話会社が運営するインターネットプロバイダは、当該携帯電話の契約者の年齢等、各種のフィルタリング情報を取得し、当該携帯電話に当該URLへのアクセスを許可しても良いか否かを判定する(ステップS708)。
上記のように、認証装置204は、携帯電話のフィルタリングサービスのアクセス制限対象サイトを運営するウェブサーバであり、携帯電話の契約者が18歳未満である場合には、アクセスできないように設定されている。
このため、携帯電話会社のプロバイダが、フィルタリングにより、アクセスが許可されていないと判定した場合(ステップS708;No)、その旨を携帯電話に通知する(ステップS709)。
ユーザがこのサービスを受けることを諦めた場合(ステップS710;Yes)、本処理はここで終了することとなるが、そうでない場合(ステップS710;No)、ステップS707に戻り、「他の大人」に携帯電話から当該URLにアクセスしてもらうこととなる。
アクセスが許可された場合(ステップS708;Yes)、携帯電話会社が運営するインターネットプロバイダは、当該URLに対するアクセスを認証装置204に対して中継する(ステップS711)。
すると、認証装置204において、アクセス受付部601は、認証端末205からの認証装置204に対するURLへのアクセスを受け付ける(ステップS712)。
この処理は、認証装置204のCPU 101の制御の下、NIC 109がアクセスを受け付け、RAM 103内に当該アクセスに係るURLを展開することによって実現される。
すると、確認通知伝達部602は、受け付けられたアクセスに指定されるURLに含まれる識別情報を指定する確認通知を、サーバ装置202に伝達する(ステップS713)。
この処理は、認証装置204のCPU 101の制御の下、確認通知のパケットがRAM 103に生成され、NIC 109がこれをサーバ装置202に送信することによって実現される。
上記のように、確認通知に指定される識別情報は、ユーザの識別名に紐付けされている。また、確認通知には、アクセスしてきた携帯電話の個体識別番号や契約者情報などを付加して、サーバ装置202に伝達することとしても良い。
このほか、サーバ装置202からのサービス提供の料金を携帯電話の通話料金によって課金する場合には、当該課金を行うための情報を、確認通知に指定することとする。
さらに、サーバ装置202と認証装置204が、同じコンピュータにより実現される場合には、サーバ用プログラムによるプロセスと、認証用プログラムによるプロセスと、がプロセス間通信をすることによって、確認通知のやりとりをすることとしても良い。ただし以下では、理解を容易にするため、両者が異なるコンピュータによって実現され、インターネット211を介した通信によって通信が行われる態様を、主にとりあげる。
さて、サーバ装置202において、確認通知受付部504は、認証装置204から伝達される確認通知を受け付ける(ステップS714)。
この処理は、サーバ装置202のCPU 101の制御の下、NIC 109が確認通知のパケットを受信して、その内容をRAM 103に展開することにより、実現されている。
そして、CPU 101は、確認通知に指定される識別情報に対応付けられるユーザの識別名を取得する(ステップS715)。識別情報がユーザの識別名そのものである場合には、RAM 103を参照するだけで、直ちにユーザの識別名を得ることができる。また、ユーザの識別名を暗号化して識別情報としていた場合には、その暗号化に対する復号処理を行う。
さらに、ランダムな記号列を生成してユーザの識別名と対応付けてハードディスク等に「認証待ち」として記憶している場合には、識別情報を検索鍵として当該ハードディスク等を参照することにより、ユーザの識別名を得ることができる。
すると、識別名追加部505は、識別名記憶部501を更新して、受け付けられた確認通知に指定される識別情報に対応付けられるユーザの識別名を追加して(ステップS716)、当該ユーザを登録する。
この処理は、サーバ装置202のCPU 101の制御の下、ハードディスク等により実現される識別名記憶部501に、情報を書き込むことによって実現される。
このように、本実施形態では、ゲーム装置等、オンラインゲームをプレイするための端末とは別に、ユーザ(の保護者)に携帯電話を介してアクセスをさせることによって、「当該ユーザに対してサービスを提供しても良い」と判断され、ユーザの登録処理が行われるのである。
サーバ装置202における登録が完了したら、その旨が認証装置204に伝達され、認証装置204は、携帯電話からのアクセスに対する応答として、登録が完了した旨、ならびに、再度ログインを試みるよう指示する旨の情報を、携帯電話に応答として返すのが典型的である。
このほか、携帯電話からのアクセスの際に、当該携帯電話のメールアドレス等をあわせて通知させることとしても良い。この場合には、当該メールアドレスもサーバ装置202に伝達され、登録が完了したら、サーバ装置202から携帯電話に対してその旨を知らせる電子メールを送信すれば良い。
このように、登録処理が終わったら、ステップS701に戻り、端末装置203側からサーバ装置202へサービス要求を送信する。
その後、ステップS703まで処理が進むと、今度は、ユーザの識別名は、識別名記憶部501に記憶されていると判断されることになるので(ステップS703;Yes)。登録済みのユーザがログインしようとした状況に相当する。
そこで、サービス応答送信部506は、端末装置203に、提供されるサービスを指定するサービス応答を送信する(ステップS721)。
この処理は、CPU 101の制御の下、サービス応答に、提供する画像、映像、音声、ゲームの設定情報など、各種のコンテンツを指定したサービス応答のパケットをRAM 103に生成し、NIC 109がこれを送信することによって、実現される。
さらに、サーバ装置202において、記録報告部507は、サービス応答送信部506によるサービス応答の送信の記録を、当該サービス応答の送信先の端末装置203を利用するユーザの識別名に対応付けて識別名記憶部501に記憶される認証端末205の識別名により、当該認証端末205に報告する(ステップS722)。
典型的には、認証端末205として機能した携帯電話のメールアドレスに報告を行う。
後述するように、サービスの提供そのものは、サーバ装置202と端末装置203の間で行われることになる。そこで、認証時に利用した認証端末205である携帯電話に、サービス提供の様子を報告する。
携帯電話が端末装置203のユーザ本人のものである場合には、端末装置203とは別の機器である携帯電話によって、自分のサービス提供の状態を確認できることになる。また、携帯電話が端末装置203のユーザの保護者のものである場合には、子供が受けているサービスの状況が、保護者の携帯電話に通知されることになる。
これによって、サービスが提供されている状況を、認証端末である携帯電話によって確認することができるようになり、特に、保護者が子供にオンラインゲームのプレイを許可した場合などには、子供のプレイの様子を保護者が携帯電話でチェックできるようになる。
典型的には、携帯電話のメールアドレスに対して行われるが、ショートメッセージなどの手法を利用しても良いし、携帯電話から、上記のURLにアクセスすると、サービスの状況を表示するページが提供されることとしても良い。
また、サービスを提供するごとに報告を行うのではなく、サービス提供のサマリを定期的に報告することとしても良いし、課金金額が一定の閾値を超えたら報告する、等の手法を採用しても良い。
さらに、この報告と合わせて、携帯電話に対してサービス提供の課金を行うことも可能である。
さて、端末装置203においては、サービス応答受信部404が、サーバ装置202から送信されたサービス応答を受信する(ステップS723)。
この処理は、CPU 101の制御の下、NIC 109がサービス応答のパケットを受信し、RAM 103にパケットの内容を展開することによって実現される。
ついで、サービス提供部405は、受信されたサービス応答に指定されるサービスをユーザに提供して(ステップS724)、本処理を終了する。
この処理は、CPU 101の制御の下、RAM 103にパケットの内容に基づいて、指定された画像や映像を画像処理部107がモニタに表示したり、指定された音声を音声処理部110がスピーカに出力したり、ゲームの設定情報に応じて適宜ゲームを進めることによって、実現される。
なお、上記の説明では、一旦サービス応答を受け取ると、処理を終了しているが、ステップS701に戻って、次のサービスを受けることにより、サービスを連続して受けられるようにしても良い。
このように、ユーザは、初めてサービスを受けようとする際には、サービスを実際に受ける端末装置203とは別に、携帯電話等の認証端末205を介してアクセスを行うこととなり、サーバ装置202は、当該認証端末205の情報を用いて、適切にサービス利用の認証を行うことができるようになる。
また、サービス提供システムは、携帯電話を用いることにより、サービスの利用者の属性に応じて、簡易かつ適切に認証を行うことができるようになる。特に、ユーザが子供である場合に、その保護者である大人に認証をさせることで、保護者が子供のプレイを見守ることができるようになる。
さらに、認証端末205である携帯電話から、サービス提供の様子を確認したり、携帯電話の通話料金の一部として課金を行うことができるようになる。
携帯電話により課金を行う場合には、保護者が子供の利用を確実に監視できるため、教育的な配慮をしやすくすることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、サーバ装置が提供するサービスの利用者の認証を適切に行うのに好適なサービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、これらをコンピュータにて実現するプログラムを提供することができる。
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェース
105 コントローラ
106 外部メモリ
107 画像処理部
108 DVD−ROMドライブ
109 NIC
110 音声処理部
111 マイク
201 サービス提供システム
202 サーバ装置
203 端末装置
204 認証装置
205 認証端末
211 インターネット
401 サービス要求送信部
402 認証要求受信部
403 URL提示部
404 サービス応答受信部
405 サービス提供部
501 識別名記憶部
502 サービス要求受信部
503 認証要求送信部
504 確認通知受付部
505 識別名追加部
506 サービス応答送信部
507 記録報告部
601 アクセス受付部
602 確認通知伝達部

Claims (6)

  1. サーバ装置と、認証装置と、端末装置と、を備えるサービス提供システムであって、
    (a)前記端末装置は、
    前記端末装置を利用するユーザの識別名を指定するサービス要求を、前記サーバ装置に送信するサービス要求送信部
    を備え、
    (b)前記サーバ装置は、
    サービスを提供可能なユーザの識別名を記憶する識別名記憶部、
    前記端末装置から送信されたサービス要求を受信するサービス要求受信部、
    前記受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、前記識別名記憶部に記憶されていない場合、認証端末から前記認証装置にアクセスするためのアクセス情報であって、当該ユーザの識別名に対応付けられる識別情報を含むアクセス情報を指定する認証要求を、前記端末装置に送信する認証要求送信部
    を備え、
    (c)前記端末装置は、
    前記サーバ装置から送信された認証要求を受信する認証要求受信部、
    前記受信された認証要求に指定されるアクセス情報を提示して、当該認証端末を介してアクセスするように促すアクセス情報提示部
    を備え、
    (d)前記認証装置は、
    前記認証端末からの前記認証装置に対するアクセス情報へのアクセスを受け付けるアクセス受付部、
    前記受け付けられたアクセスに指定されるアクセス情報に含まれる識別情報を指定する確認通知を、前記サーバ装置に伝達する確認通知伝達部
    を備え、
    (e)前記サーバ装置は、
    前記認証装置から伝達される確認通知を受け付ける確認通知受付部、
    前記識別名記憶部を更新して、前記受け付けられた確認通知に指定される識別情報に対応付けられるユーザの識別名を追加する識別名追加部、
    前記受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、前記識別名記憶部に記憶されている場合、前記端末装置に、提供されるサービスを指定するサービス応答を送信するサービス応答送信部
    を備え、
    (f)前記端末装置は、
    前記サーバ装置から送信されたサービス応答を受信するサービス応答受信部、
    前記受信されたサービス応答に指定されるサービスをユーザに提供するサービス提供部
    を備える
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 請求項1に記載のサービス提供システムであって、
    前記認証端末は携帯電話であり、
    前記アクセス情報提示部は、前記携帯電話で認識可能なバーコードもしくは二次元コードを表示することによって、前記アクセス情報を提示し、
    前記認証装置は、前記携帯電話に適用されるフィルタリングサービスのアクセス制限対象サイトである
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  3. 請求項2に記載のサービス提供システムであって、
    前記認証装置において、前記確認通知伝達部は、前記認証端末である携帯電話の識別名を、前記確認通知にさらに指定し、
    前記サーバ装置において、前記識別名追加部は、前記ユーザの識別名に対応付けて、前記確認通知に指定される携帯電話の識別名を前記識別名記憶部に記憶させ、
    前記サーバ装置は、前記サービス応答送信部によるサービス応答の送信の記録を、当該サービス応答の送信先の端末装置を利用するユーザの識別名に対応付けて前記識別名記憶部に記憶される携帯電話の識別名により、当該携帯電話に報告する記録報告部
    をさらに備えることを特徴とするサービス提供システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のサービス提供システムであって、
    前記サーバ装置と、前記認証装置と、は、1つのコンピュータにより構成され、前記確認通知伝達部から前記確認通知受付部への伝達は、当該コンピュータ内における情報の受渡しにより行われる
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  5. サーバ装置と、認証装置と、端末装置と、が実行するサービス提供方法であって、
    前記サーバ装置は、サービスを提供可能なユーザの識別名が記憶される識別名記憶部、サービス要求受信部、認証要求送信部、確認通知受付部、識別名追加部、サービス応答送信部を有し、
    前記認証装置は、アクセス受付部、確認通知伝達部を有し、
    前記端末装置は、サービス要求送信部、認証要求受信部、アクセス情報提示部、サービス応答受信部、サービス提供部を有し、
    (a)前記端末装置において、
    前記サービス要求送信部が、前記端末装置を利用するユーザの識別名を指定するサービス要求を、前記サーバ装置に送信するサービス要求送信工程
    を備え、
    (b)前記サーバ装置において、
    前記サービス要求受信部が、前記端末装置から送信されたサービス要求を受信するサービス要求受信工程、
    前記受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、前記識別名記憶部に記憶されていない場合、前記認証要求送信部が、認証端末から前記認証装置にアクセスするためのアクセス情報であって、当該ユーザの識別名に対応付けられる識別情報を含むアクセス情報を指定する認証要求を、前記端末装置に送信する認証要求送信工程
    を備え、
    (c)前記端末装置において、
    前記認証要求受信部が、前記サーバ装置から送信された認証要求を受信する認証要求受信工程、
    前記アクセス情報提示部が、前記受信された認証要求に指定されるアクセス情報を提示して、当該認証端末を介してアクセスするように促すアクセス情報提示工程
    を備え、
    (d)前記認証装置において、
    前記アクセス受付部が、前記認証端末からの前記認証装置に対するアクセス情報へのアクセスを受け付けるアクセス受付工程、
    前記確認通知伝達部が、前記受け付けられたアクセスに指定されるアクセス情報に含まれる識別情報を指定する確認通知を、前記サーバ装置に伝達する確認通知伝達工程
    を備え、
    (e)前記サーバ装置において、
    前記確認通知受付部が、前記認証装置から伝達される確認通知を受け付ける確認通知受付工程、
    前記識別名追加部が、前記識別名記憶部を更新して、前記受け付けられた確認通知に指定される識別情報に対応付けられるユーザの識別名を追加する識別名追加工程、
    前記サービス応答送信部が、前記受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、前記識別名記憶部に記憶されている場合、前記端末装置に、提供されるサービスを指定するサービス応答を送信するサービス応答送信工程
    を備え、
    (f)前記端末装置において、
    前記サービス応答受信部が、前記サーバ装置から送信されたサービス応答を受信するサービス応答受信工程、
    前記サービス提供部が、前記受信されたサービス応答に指定されるサービスをユーザに提供するサービス提供工程
    を備える
    ことを特徴とするサービス提供方法。
  6. サーバ用コンピュータをサーバ装置として機能させるサーバ用プログラムと、認証用コンピュータを認証装置として機能させる認証用プログラムと、端末用コンピュータを端末装置として機能させる端末用プログラムと、を備えるプログラムであって、
    (a)前記端末用プログラムは、前記端末用コンピュータを、
    前記端末装置を利用するユーザの識別名を指定するサービス要求を、前記サーバ装置に送信するサービス要求送信部
    として機能させ、
    (b)前記サーバ用プログラムは、前記サーバ用コンピュータを、
    サービスを提供可能なユーザの識別名を記憶する識別名記憶部、
    前記端末装置から送信されたサービス要求を受信するサービス要求受信部、
    前記受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、前記識別名記憶部に記憶されていない場合、認証端末から前記認証装置にアクセスするためのアクセス情報であって、当該ユーザの識別名に対応付けられる識別情報を含むアクセス情報を指定する認証要求を、前記端末装置に送信する認証要求送信部
    として機能させ、
    (c)前記端末用プログラムは、前記端末用コンピュータを、
    前記サーバ装置から送信された認証要求を受信する認証要求受信部、
    前記受信された認証要求に指定されるアクセス情報を提示して、当該認証端末を介してアクセスするように促すアクセス情報提示部
    として機能させ、
    (d)前記認証用プログラムは、前記認証用コンピュータを、
    前記認証端末からの前記認証装置に対するアクセス情報へのアクセスを受け付けるアクセス受付部、
    前記受け付けられたアクセスに指定されるアクセス情報に含まれる識別情報を指定する確認通知を、前記サーバ装置に伝達する確認通知伝達部
    として機能させ、
    (e)前記サーバ用プログラムは、前記サーバ用コンピュータを、
    前記認証装置から伝達される確認通知を受け付ける確認通知受付部、
    前記識別名記憶部を更新して、前記受け付けられた確認通知に指定される識別情報に対応付けられるユーザの識別名を追加する識別名追加部、
    前記受信されたサービス要求に指定されるユーザの識別名が、前記識別名記憶部に記憶されている場合、前記端末装置に、提供されるサービスを指定するサービス応答を送信するサービス応答送信部
    として機能させ、
    (f)前記端末用プログラムは、前記端末用コンピュータを、
    前記サーバ装置から送信されたサービス応答を受信するサービス応答受信部、
    前記受信されたサービス応答に指定されるサービスをユーザに提供するサービス提供部
    として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
JP2009016109A 2009-01-28 2009-01-28 サービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、プログラム Active JP4864105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009016109A JP4864105B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 サービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009016109A JP4864105B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 サービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010176238A true JP2010176238A (ja) 2010-08-12
JP4864105B2 JP4864105B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=42707186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009016109A Active JP4864105B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 サービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4864105B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210047194A (ko) * 2019-10-21 2021-04-29 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR20210047197A (ko) * 2019-10-21 2021-04-29 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
JP6903207B1 (ja) * 2020-09-15 2021-07-14 株式会社あかつき 管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法
JP6961857B1 (ja) * 2021-06-21 2021-11-05 株式会社あかつき 課金管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法
CN113892064A (zh) * 2019-06-03 2022-01-04 欧姆龙株式会社 信息提供方法、信息提供系统以及服务器
JP2022048975A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 株式会社あかつき 課金管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法
JP7436042B2 (ja) 2021-05-26 2024-02-21 Necプラットフォームズ株式会社 通報装置、通報方法及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245268A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Casio Comput Co Ltd 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム
JP2005309860A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Nec Corp 認証システムおよび認証方法
JP2006174320A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 認証装置および認証方法
JP2007108973A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Eath:Kk 認証サーバ装置、認証システムおよび認証方法
JP2008245022A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Toshiba Corp 履歴管理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245268A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Casio Comput Co Ltd 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム
JP2005309860A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Nec Corp 認証システムおよび認証方法
JP2006174320A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 認証装置および認証方法
JP2007108973A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Eath:Kk 認証サーバ装置、認証システムおよび認証方法
JP2008245022A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Toshiba Corp 履歴管理装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113892064A (zh) * 2019-06-03 2022-01-04 欧姆龙株式会社 信息提供方法、信息提供系统以及服务器
US11979404B2 (en) 2019-06-03 2024-05-07 Omron Corporation Information providing method, information providing system, and server
KR20220024399A (ko) * 2019-10-21 2022-03-03 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR102521673B1 (ko) * 2019-10-21 2023-04-13 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR20210047197A (ko) * 2019-10-21 2021-04-29 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR102368096B1 (ko) * 2019-10-21 2022-02-25 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR102368095B1 (ko) * 2019-10-21 2022-02-25 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR20220024398A (ko) * 2019-10-21 2022-03-03 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR20210047194A (ko) * 2019-10-21 2021-04-29 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
KR102521679B1 (ko) * 2019-10-21 2023-04-13 주식회사 엔씨소프트 게임 플레이 위임 방법 및 장치
JP2022048460A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 株式会社あかつき 管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法
JP2022048975A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 株式会社あかつき 課金管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法
JP6903207B1 (ja) * 2020-09-15 2021-07-14 株式会社あかつき 管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法
JP7436042B2 (ja) 2021-05-26 2024-02-21 Necプラットフォームズ株式会社 通報装置、通報方法及びプログラム
JP2022048974A (ja) * 2021-06-21 2022-03-28 株式会社あかつき 課金管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法
JP6961857B1 (ja) * 2021-06-21 2021-11-05 株式会社あかつき 課金管理サーバ、課金管理プログラム、課金管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4864105B2 (ja) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4864105B2 (ja) サービス提供システム、サービス提供方法、ならびに、プログラム
US20130227409A1 (en) Integrating sensation functionalities into social networking services and applications
KR101673267B1 (ko) 미디어 배포 플랫폼으로부터의 소셜 네트워크를 통한 피드백 제공
TW200913710A (en) Systems and methods for alarm tone selection, distribution, and playback in a networked audiovisual device
JP5177741B2 (ja) ユーザ管理システム、ユーザ管理方法、ならびに、ユーザ管理プログラム
US20130005481A1 (en) Method and server system
KR20140038439A (ko) 온라인 경험을 위한 감정-기반 사용자 식별기법
US10315117B2 (en) Posted information sharing system, game application executing system, storage medium, and information-processing method
JP5521104B1 (ja) 電子ゲーム提供装置、電子ゲーム装置、電子ゲーム提供プログラム及び電子ゲームプログラム
JP3424822B2 (ja) ネットワークゲームシステム
JP3675750B2 (ja) ネットワークゲーム情報管理システム、ネットワークゲーム情報処理装置、ネットワークゲーム情報管理方法、および、プログラム
KR20140126152A (ko) 음악 컨텐츠 이용 서비스 제공 방법 및 서버
JP2015135598A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2004302231A (ja) 広告表示システム、広告表示装置、広告表示方法、ならびに、プログラム
JP2019155103A (ja) ゲームリプレイ方法およびシステム
JP3585481B2 (ja) ゲーム装置及びプログラム
JP5576419B2 (ja) ゲームサーバシステム
JP2014210025A (ja) サーバ装置、情報処理システム及び情報処理方法
JP5901662B2 (ja) ウェブ・サービスを特化するための個人アカウントの集合化
JP2021170189A (ja) 学習プログラム、学習処理方法、情報処理装置
US20140032662A1 (en) Information-processing system, information-processing device, storage medium, and information-processing method
JP2014208279A (ja) ゲームサーバシステム
JP6012552B2 (ja) ゲームシステム、ゲーム制御方法及びコンピュータプログラム
JP2005115535A (ja) サインオンシステム及びサインオンサーバ
JP2009037336A (ja) コミュニケーションサーバ装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4864105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250