JP5576419B2 - ゲームサーバシステム - Google Patents

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本発明は、通信接続されたユーザ端末に所与のゲームに使用可能なコンテンツを提供するゲームサーバシステム等に関する。
近年、携帯型ゲーム装置や、ゲームアプリケーションを実行可能な多機能携帯電話等の普及により、インターネット等の通信回線を介してビデオゲーム内で利用可能なゲーム用コンテンツを提供する方法が利用されている。例えば、日替わりのキャラクタデータと、着せ替えアイテムデータとをインターネットを介してゲーム装置へ提供することで、ゲーム内のキャラクタのカスタマイズの楽しさを向上させる技術が知られるところである(例えば、特許文献1)
特開2003−173451号公報
本発明は、通信回線を介したゲーム用コンテンツの提供におけるユーザ体験を多様化させ、ゲームの魅力を高めることを目的とする。
上述した課題を解決するための第1の形態は、通信接続されたユーザ端末に所与のゲームに使用可能なコンテンツを提供するゲームサーバシステムであって、
前記ユーザ端末に提供するゲーム用コンテンツ(例えば、図10のゲームカード設定データ572に格納されるゲームカードID572a)を選択する選択手段(例えば、図1のブレードサーバ1104、図10のサーバ処理部200s、ゲーム用コンテンツ抽選部236)と、
前記選択手段により選択されたゲーム用コンテンツを、当該ゲーム用コンテンツに係る画像(例えば、図7のパート動画31,32,…)を記憶したデータベース(例えば、図1のコンテンツ共有ウェブサーバ1200)の当該画像へのアクセス情報とともに、前記ユーザ端末に提供する提供手段(例えば、図10のサーバ処理部200s、リンク先情報選択部238、リンク先情報提供制御部240、通信制御部270s、図15のステップS38〜S78)と、を備えたゲームサーバシステムである。
第1の形態によれば、ゲーム用コンテンツを提供する際に、当該コンテンツに係る画像に通信回線を介してアクセスするための情報、すなわち情報資源が記憶されている場所を特定する固有情報を提供することができる。
コンテンツに係る画像は、動画でも良いし静止画でも良い。その内容は、コンテンツの仕様や使い方、コンテンツにまつわる物語など、コンテンツをより理解するための様々な内容を設定することができる。
ユーザの立場からすると、ゲーム用コンテンツが提供されるとともに、関連情報を参照するためのアクセス情報が同時に得られるので、別途どこかの誰かが当該コンテンツについて調べた情報をインターネットなどで調べたり解説本を購入する手間も要らない。ユーザは、新たなコンテンツが提供された喜びを感じたまま、そのコンテンツの理解を深める楽しさを連続して体験することができる。
第2の形態は、前記データベースが、1つのゲーム用コンテンツについて複数の画像(例えば、図7のパート動画31,32,…)を記憶しており、
前記選択手段により選択されたゲーム用コンテンツに対応する前記データベースに記憶された画像の中から、前記ユーザ端末に提供する画像を選択する画像選択手段(例えば、図10のサーバ処理部200s、リンク先情報選択部238、図13のサブコンテンツリンク先設定データ580のリンク先情報リスト586、図15のステップS38)を更に備え、
前記提供手段は、前記画像選択手段により選択された画像へのアクセス情報を提供する、第1の形態のゲームサーバシステムである。
第2の形態によれば、第1の形態と同様の効果が得られるとともに、複数の画像の中から提供する画像を選択することができる。つまり、同じゲーム用コンテンツが再び提供される場合でも前回とは異なる画像が提供される可能性があり、ゲーム用コンテンツに伴うユーザ体験をより多様化できる。
第3の形態は、前記ユーザ端末に提供済みの画像の識別情報を記憶する提供履歴記憶手段(例えば、図10のサーバ記憶部500s、ユーザ登録データ530、図11のバックアッププレイデータ540、提供済リンク先情報リスト556、図15のステップS12)を更に備え、
前記画像選択手段は、前記ユーザ端末に提供していない画像、或いは、前記ユーザ端末に提供していない画像の当選確率を上昇させた抽選処理を行って選択した画像を、前記ユーザ端末に提供する画像として選択する未提供画像優先選択手段(例えば、図10のリンク先情報選択部238、図13のステップS42、S46〜S54)を有する、第2の形態のゲームサーバシステムである。
第3の形態によれば、第2の形態と同様の効果が得られるとともに、まだ提供されていない画像を優先的に選択して提供できるようになる。よって、同じゲーム用コンテンツが再び提供される場合でも前回とは異なる画像が提供される可能性を高くできる。
第4の形態は、各ユーザのフレンドユーザを記憶するフレンドリスト記憶手段(例えば、図10のサーバ記憶部500s、ユーザ登録データ530、図11のフレンドリスト538)と、
各ユーザについて提供済みの画像の識別情報を記憶する提供履歴記憶手段と、を有し、
前記画像選択手段は、前記ユーザ端末のユーザのフレンドユーザに提供済みの画像に基づいて、前記ユーザ端末に提供する画像を選択する手段(例えば、図10のリンク先情報選択部238、図16のステップS52)を有する、第2の形態のゲームサーバシステムである。
フレンドユーザは、ユーザが友人として登録手続した他ユーザである。
第4の形態によれば、第2の形態と同様の効果が得られるとともに、フレンドユーザの提供済画像に基づいて提供する画像を選択できるので、例えば、フレンドユーザに既に提供済の画像と同じ画像を選択すれば共通の話題作りとなり、ユーザ間のコミュニケーションを促進できる。また逆に、フレンドユーザに未提供の画像を提供することによって、更なる話題作りに貢献することもできる。つまり、ユーザはゲーム用コンテンツの提供にともなって、コミュニケーションの話題の提供も受けることとなる。
第5の形態は、前記ゲームにおける各ユーザのプレイデータを記憶するプレイデータ記憶手段(例えば、図10のサーバ記憶部500s、ユーザ登録データ530、図11のバップアッププレイデータ540、図15のステップS12)を更に備え、
前記画像選択手段は、前記ユーザ端末のユーザのプレイデータに基づいて、当該ユーザ端末に提供する画像を選択する手段(例えば、図10のリンク先情報選択部238、図13のサブコンテンツリンク先設定データ580の選択条件584、図16のステップS40)を有する、第2〜第4の何れかの形態のゲームサーバシステムである。
第5の形態によれば、第2〜第4の形態の何れかと同様の効果が得られるとともに、ユーザのプレイデータに基づいて、つまりはユーザがプレイしている或いは直前までプレイしていたそのゲーム状況に応じて画像を選択することができる。例えば、提供する画像の内容を現在又は直前のゲームプレイ状況において有益なヒントを示すものとするならば、ユーザは新たなゲーム用コンテンツの提供とともに得られる画像で、ヒントが得られるといった体験ができる。
第6の形態は、各ユーザのプロフィール情報を記憶するプロフィール情報記憶手段(例えば、図10のサーバ記憶部500s、ユーザ登録データ530、図11の性別536,年齢537、図15のステップS12)を更に備え、
前記画像選択手段は、前記ユーザ端末のプロフィール情報に基づいて、当該ユーザ端末に提供する画像を選択する手段(例えば、図10のリンク先情報選択部238、図13のサブコンテンツリンク先設定データ580の選択条件584、図16のステップS40)を有する、第2〜第5の何れかの形態のゲームサーバシステムである。
第6の形態によれば、第2〜第5の形態の何れかと同様の効果が得られるとともに、ユーザのプロフィールに応じて提供する画像を選択できる。例えば、大人向け、子供向けの画像を用意して、ユーザの年齢に応じて提供する画像を選択することも可能となる。同様のことは、男性向け・女性向けなどでも可能である。
第7の形態は、前記データベースが、更に特別画像(例えば、図7のコンプリート動画30)を記憶しており、
前記画像選択手段による選択済みの画像が所定条件を満たした場合に、前記特別画像へのアクセス情報を提供する特別画像情報提供手段(例えば、図10のサーバ処理部200s、リンク先情報選択部238、図14のリンク先差し替え設定データ590、図15のステップS70〜S72)を更に備えた、第2〜第6の何れかの形態のゲームサーバシステムである。
第7の形態によれば、第2〜第6の形態の何れかと同様の効果が得られるとともに、選択済の画像が所定の条件を満たすと特別画像を提供できる。
第8の形態は、前記データベースが、前記ゲーム用コンテンツの前記ゲーム中での使用に関する画像を記憶しており、前記選択手段は、所与の抽選処理を実行して前記ユーザ端末に提供するゲーム用コンテンツを選択する、第1〜第7の何れかの形態のゲームサーバシステムである。
第8の形態によれば、第1〜第7の形態の何れかと同様の効果が得られるとともに、提供される画像の順番にランダム性を持たせることができる。
第9の形態は、ゲーム用コンテンツに係る画像を記憶したデータベースの前記画像へのアクセス情報を提供するゲームサーバシステムと通信可能なコンピュータを、
ゲーム用コンテンツの抽選を実行する抽選手段(例えば、図2の制御基板1550、図17の処理部200、ゲーム用コンテンツ抽選部236、図18のステップS22)、
前記抽選手段により選択されたゲーム用コンテンツに対応する画像のアクセス情報を前記ゲームサーバから取得するアクセス情報取得手段(例えば、図2の無線通信モジュール1553、図17の処理部200、リンク先情報取得制御部207、通信制御部270、通信部370)、
前記アクセス情報取得手段により取得されたアクセス情報に基づいて前記データベースにアクセスして前記画像を表示制御する画像表示制御手段(例えば、図2の制御基板1550、図17の処理部200、サブコンテンツ再生制御部210、図18のステップS106)として機能させるためのプログラムである。
第9の形態によれば、抽選により選択したゲーム用コンテンツに対応する画像のアクセス情報をゲームサーバから取得し、当該アクセス情報に対応づけられる画像を表示させることができる。ユーザの立場からすると、ゲーム用コンテンツが提供されるとともに、関連情報を参照するためのアクセス情報が同時に得られるので、別途どこかかの誰かが当該コンテンツについて調べた情報をインターネットなどで調べたり解説本を購入する手間も要らない。ユーザは、新たなコンテンツが提供された喜びを感じたまま、そのコンテンツの理解を深める楽しさを連続して体験することができる。
第10の形態は、第9形態のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
ここで言う「情報記憶媒体」とは、例えば磁気ディスクや光学ディスク、ICメモリなどを含む。第10の形態によれば、第9の形態のプログラムをコンピュータに読み取らせて実行させることによって、コンピュータに第9の形態と同様の効果を発揮させることができる。
第1実施形態に係るシステムの構成の一例を示す図。 ゲーム装置の構成例を示す正面外観図。 ゲームサイトのホームページの表示例を示す画面図。 ゲームサイトの抽選ページの表示例を示す画面図。 ゲームサイトの抽選結果通知ページの表示例を示す画面図。 ゲームサイトの抽選結果通知ページの表示例を示す画面図。 サブコンテンツの例を示す図。 第1実施形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す機能ブロック図。 マスタプレイデータのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態におけるゲームサーバシステムの機能構成例を示す機能ブロック図。 ユーザ登録データのデータ構成の一例を示す図。 ゲーム用コンテンツ通知表示体設定データのデータ構成の一例を示す図。 サブコンテンツリンク先設定データのデータ構成の一例を示す図。 リンク先差し替え設定データのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態におけるゲーム用コンテンツ及びサブコンテンツのリンク先情報の提供に係る処理の流れについて説明するためのフローチャート。 リンク先情報選択処理の流れを説明するためのフローチャート。 第2実施形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す機能ブロック図。 第2実施形態におけるゲーム用コンテンツ及びサブコンテンツのリンク先情報の提供に係る処理の流れについて説明するためのフローチャート。
〔第1実施形態〕
本発明を適用した実施形態として、ウェブサイトの登録会員であるユーザが、当該ウェブサイトで頒布されるゲームで利用できるゲーム用コンテンツと、当該コンテンツに係るサブコンテンツを入手する例を説明する。
[システムの構成の説明]
図1は、本実施形態に係るシステムの構成の一例を示す図である。本実施形態では、通信回線1と、ゲームサーバシステム1100と、ユーザ2(2a,2b,2c,…)毎に用意されるユーザ端末1500(1500a,1500b,1500c,…)と、コンテンツ共有サイトのサービスを提供するコンテンツ共有ウェブサーバ1200とを含む。
通信回線1は、データ通信が可能な通信路を意味する。すなわち、通信回線1とは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)の他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
ゲームサーバシステム1100は、ウェブブラウザ(クライアントソフトウェア)が実行されているユーザ端末1500からのリクエストに応じて、HTML等のマークアップ言語に対応したページ記述情報の提供サービス機能を実現する単数又は複数のサーバ装置や記憶装置等を含んで構成されたシステムである。
ゲームサーバシステム1100が実現するウェブサイトは、いわゆる会員制のソーシャルネットワーク(SNS)サイトとしての機能を有し、会員へのサービスの一環としてゲームソフトウェアやゲーム用のコンテンツのダウンロード提供などの各種サービス機能を実現する。以降ではゲームサーバシステム1100により提供されるウェブサイトを「ゲームサイト」と呼ぶこととする。
ハードウェアとしては、例えば、筐体1102と、キーボード1106と、タッチパネル1108と、ストレージ1140とを備える。筐体1102には複数のブレードサーバ1104が内蔵されており、それらがゲームサイトが提供する各種機能を分担・協調して実現している。尚、ブレードサーバ1104を構成するそれぞれのサーバは、通信回線1を介してデータ通信可能な独立した装置として実現し、随時必要な情報を通信回線1を介して送受し合う構成であっても良い。
コンテンツ共有ウェブサーバ1200は、不特定多数のユーザによりアップロードされたコンテンツ(例えば、動画、音声、画像、文書など)を記憶し相互に利用可能に提供する共有サービスを提供するウェブサーバであり、データベースである。本実施形態では、共有されるコンテンツにはそれぞれ固有のアクセス情報(ネットワーク上における情報資源の記憶先を示す固有情報)としてURL(Uniform Resource Locator)が付与される。このURLを元に当該ウェブサーバにアクセスすることで、当該URLに紐付けされたコンテンツをダウンロード或いは閲覧することができる。本実施形態では、ゲームサーバシステム1100が提供するゲーム用コンテンツに関連するサブコンテンツを記憶している。尚、ダウンロードの形態は、ファイル形式でも良いしストリーミング配信でも良い。また、アクセス情報は、URLに限らずIPアドレス等の記憶先アドレスや、その他の情報形態でも良い。
ユーザ端末1500は、ユーザそれぞれに1台ずつ用意されるコンピュータであり、電子装置である。例えば、スマートフォンや、携帯型ゲーム装置、据置型家庭用ゲーム装置、業務用ゲーム装置、パソコン、タブレット型コンピュータなどにより実現される。そして、ユーザ端末1500は、ウェブブラウザ等のクライアントソフトウェアを実行することで通信回線1に接続し、ゲームサーバシステム1100がサービスを提供するゲームサイトにアクセスすることができる。
図2は、ユーザ端末1500の構成例を示す正面外観図である。
本実施形態におけるユーザ端末1500は、アプリケーションソフトを実行できるスマートフォンとして機能する電子装置であって、方向入力キー1502と、ホームキー1504と、画像表示デバイス兼接触位置入力デバイスとして機能するタッチパネル1506と、スピーカ1510と、マイク1512と、制御基板1550と、コンピュータ読み出し可能な情報記憶媒体であるメモリカード1540からデータを読み書きできるメモリカード読取装置1542と、を備える。その他、図示されていない内蔵バッテリーや電源ボタン、音量調節ボタン等が設けられている。
制御基板1550は、CPU(Central Processing Unit)1551やGPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などの各種マイクロプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1552を搭載する。
そして、制御基板1550には、携帯電話基地局や無線LAN基地局などと無線接続するための無線通信モジュール1553が搭載されている。その他、タッチパネル1506のドライバ回路、方向入力キー1502及びホームキー1504からの信号を受信する回路、スピーカ1510へ音声信号を出力する出力アンプ回路、マイク1512で集音した音声の信号を生成する入力信号生成回路、メモリカード読取装置1542への信号入出力回路といった所謂I/F回路(インターフェース回路)、等が搭載されている。これら制御基板1550に搭載されている各要素は、それぞれバス回路などを介して電気的に接続され、データの読み書きや信号の送受信が可能に接続されている。
制御基板1550は、各種プログラムやデータをICメモリ1552に一時記憶し、プログラムを実行して演算処理を実行し、方向入力キー1502やホームキー1504、タッチパネル1506からの操作入力に応じてユーザ端末1500の各部を制御する。尚、本実施形態では、ユーザ端末1500は必要なプログラムや各種設定データを通信回線1を通じてサーバ等からダウンロードする構成として説明するが、別途入手したメモリカード1540から読み出す構成としても良い。
[コンテンツの説明]
本実施形態においてユーザが入手できるコンテンツは、ゲーム用コンテンツと、当該ゲーム用コンテンツに係るサブコンテンツとを含む。
ゲーム用コンテンツは、ゲームサイトで会員向けに頒布されるゲームソフトで利用できるコンテンツ(例えば、(1)アイテムやキャラクタ、ゲームステージ等のデータ又はそれらを利用可能にするパスワード、(2)ゲーム中に挿入されるミニゲーム実行用プログラム、(3)ゲーム中に挿入される背景画像や動画、音声など)である。
本実施形態で想定するゲームは、ユーザ同士が所持するゲームカード(その中には、キャラクタを定義するキャラクタカード、アイテムを定義するアイテムカード、など様々な種類のカードがある)を用いて対戦するビデオゲーム、いわゆる、対戦型カードゲームに属する。よって、本実施形態におけるゲーム用コンテンツは、当該ゲームで使用するゲームカードとして説明する。勿論、ゲームジャンルは、対戦カードゲームに限らないので、ゲーム用コンテンツはゲームジャンルに応じて適宜設定することができる。
サブコンテンツは、ゲーム用コンテンツに関する情報を提供するための動画、画像、音声、テキストなどのコンテンツであって、ゲームサイトの運営者やゲーム制作者、ゲーム管理者が予めコンテンツ共有サイトに投稿してある。公知のように、コンテンツ共有サイトへ投稿されたコンテンツには固有のURLが付与されるので、ゲームサーバシステム1100には、ゲーム用コンテンツとそれに対応する投稿済のサブコンテンツのURLとが紐付けされた情報(本実施形態では、後述するサブコンテンツリンク先設定データ580;図13)がゲームサイトの運営者等により記憶・管理されている。
ユーザがユーザ端末1500でウェブブラウザプログラムを実行させ、ゲームサイトにアクセスすると、例えば図3に示すようなホームページW2が表示される。当該ページには、ログインのためのユーザアカウント入力欄10とパスワード入力欄12と、ログイン実行操作アイコン14とが含まれている。ユーザ端末1500は、これらの欄へのタッチ操作を検出すると、ソフトウェアキーボードを表示させ、これらの欄への文字入力を可能とする。ユーザ端末1500がハードウェアキーボードを備えていればそれを利用しユーザアカウントやパスワードを入力するとしても良いのは勿論である。
公知のウェブサイトにおける登録ユーザ認証と同様に、ゲームサーバシステム1100は、ユーザ端末1500にて入力されたユーザアカウントやパスワードに基づいてユーザ認証を実行する。そして、認証に成功すると、認証ユーザを対象としたゲーム用コンテンツの抽選ページをユーザ端末1500にて表示させるための情報を送信する。尚、この抽選ページは、1人のユーザについて1日1回しか表示されないこととし、同日2回目以降はコンテンツ抽選ページを表示させるための情報の送信は適宜スキップされる。
ユーザ端末1500では、例えば図4に示すようなゲーム用コンテンツの抽選ページW4が表示される。当該ページには抽選実行操作アイコン16が含まれており、ユーザが当該アイコンをタッチ操作すると、ユーザ端末1500からゲームサーバシステム1100へ抽選実行リクエストが送信される。これを受信したゲームサーバシステム1100は抽選処理を実行して、認証ユーザへ付与するゲーム用コンテンツを抽選する。抽選されたコンテンツは、ゲームサーバシステム1100にて別途認証ユーザに付与され、ユーザがゲームプレイの際に利用可能になる。
そして、ゲームサーバシステム1100は、抽選したゲーム用コンテンツに予め紐付けされているサブコンテンツのリンク先情報(アクセス情報)としてURLを選択し、抽選したゲーム用コンテンツとURLとを対応づけて表示する抽選結果通知ページのページ記述情報(例えば、HTMLによる)を生成し、ページ表示に必要なオブジェクト(画像等)とともにユーザ端末1500へ送信する。
ユーザ端末1500では、例えば図5に示すような抽選結果通知ページW6が表示される。当該ページでは、抽選されたゲーム用コンテンツの種類を通知するゲーム用コンテンツ通知表示体20と、当該ゲーム用コンテンツに対応づけて選択されたサブコンテンツのリンク先を示すリンク先表示体22とが表示される。
ゲーム用コンテンツ通知表示体20は、例えばゲームカードの意匠を示す画像やCGモデルである。図の例では、プレーヤはゲーム内で使用できるキャラクタを定義するキャラクタカードを抽選で得たことを示している。
リンク先表示体22は、URL表示体24やサムネールアイコン26であり、ともにリンク先を参照するリンク先参照操作入力のアイコンを兼ねる。
抽選結果通知ページW6にて、ユーザがリンク先表示体22をタッチ操作すると、ユーザ端末1500はリンク先参照操作入力を検出し、リンク先表示体22が示すリンク先の参照を開始する。そして、リンク先が動画データであれば、図6に示すように再生ウィンドウW8や再生操作アイコン表示部28をポップアップ表示させて動画を開始し、静止画像データであれば当該画像を表示させるなどする。音声データであれば音声を再生する。
本実施形態のサブコンテンツは、例えばゲーム用コンテンツの基本的な使い方のレクチャー動画や、上手な使い方のヒント動画、ゲーム用コンテンツのキャラクタやアイテムにまつわる挿話動画などである。図7に示すように、一つのゲーム用コンテンツには、複数のサブコンテンツが紐付けされているが、その内幾つかはコンプリート動画30のパート動画(図中のAパート動画31、Bパート動画32,…,Dパート動画34)を構成している。パート動画は、コンプリート動画30よりも再生時間が短く、連続して視聴すれば前後するパート動画との繋がりを有する内容となっている。
そして、ゲームサーバシステム1100は、ユーザ毎に提供済のサブコンテンツのリストデータ(図9の提供済リンク先情報リスト522参照)を記憶している。新たに選択されたサブコンテンツと、当該ユーザの提供済サブコンテンツとを合わせると全てのパート動画或いは一定数のパート動画が揃う場合には、当該新たに選択されたサブコンテンツに代えて、対応するコンプリート動画30を今回のサブコンテンツとして提供する差し替え処理を行うことができる。尚、コンプリート動画30には、サブコンテンツとしては提供されないパート動画(例えば、Dパート動画34)を含んでおり、コンプリート動画30の特典的な側面を持つように設定されている。
[機能ブロックの説明]
次に、本実施形態を実現するための機能構成について説明する。
図8は、本実施形態におけるユーザ端末1500の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。ユーザ端末1500は、操作入力部100と、処理部200と、音出力部350と、画像表示部360と、通信部370と、記憶部500とを備える。
操作入力部100は、ユーザによって為された各種の操作入力に応じて操作入力信号を処理部200に出力する。例えば、ボタンスイッチや、ジョイスティック、タッチパッド、トラックボールといった直接プレーヤが指で操作する素子はもちろん、加速度センサや角速度センサ、傾斜センサ、地磁気センサなど、運動や姿勢を検知する素子などによっても実現できる。図2の方向入力キー1502、ホームキー1504、タッチパネル1506がこれに該当する。
処理部200は、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ASIC、ICメモリなどの電子部品によって実現される。処理部200は、各機能部との間でデータの入出力制御を行い、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号等に基づいて各種の演算処理を実行してユーザ端末1500の動作を制御する。図2では制御基板1550がこれに該当する。
そして、処理部200は、ウェブブラウズ制御部202と、ゲーム演算部248と、音生成部250と、画像生成部260と、通信制御部270とを備える。
ウェブブラウズ制御部202は、記憶部500に記憶されているウェブブラウザプログラム504を実行することにより実現され、通信回線1に接続してゲームサイトを閲覧するための制御を実行する。本実施形態では、ログイン制御部204と、抽選結果通知制御部206と、リンク先参照操作検出部208と、サブコンテンツ再生制御部210とを含む。
ログイン制御部204は、ゲームサイトでのユーザ認証を受けるための各種手続きを実現する。公知のログインやユーザ認証に関する技術を用いて実現できる。
抽選結果通知制御部206は、提供されるゲーム用コンテンツの種類をユーザに通知するための制御を行う。その際、サブコンテンツのリンク先情報をユーザに提示する制御も行う。本実施形態では、抽選結果通知ページW6(図5参照)の表示に関する制御を行う。
リンク先参照操作検出部208は、サブコンテンツのリンク先を参照する操作を検出する。サブコンテンツ再生制御部210は、リンク先参照操作が検出された場合に、リンク先情報からサブコンテンツを取得して再生するための制御を行う。
ゲーム演算部248は、ゲームサイトにて頒布された記憶部500のゲームプログラム508を実行することにより実現され、本実施形態のゲームに係る各種処理を実行する。
音生成部250は、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)や、音声合成ICなどのプロセッサ、音声ファイルを再生可能なオーディオコーデック等によって実現され、ゲーム演算部248による処理結果に基づいてゲームに係る効果音やBGM、各種操作音の音信号を生成し、音出力部350に出力する。
音出力部350は、音生成部250から入力される音信号に基づいてゲームに関する効果音やBGM、電話通信音声等を音出力する装置によって実現される。図2ではスピーカ1510がこれに該当する。
画像生成部260は、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのプロセッサ、ビデオ信号IC、ビデオコーデックなどのプログラム、フレームバッファ等の描画フレーム用ICメモリ、テクスチャデータの展開用に使用されるICメモリ等によって実現される。画像生成部260は、ゲーム演算部248による処理結果に基づいて1フレーム時間(例えば1/60秒)で1枚のゲーム画面を生成し、生成したゲーム画面の画像信号を画像表示部360に出力する。
画像表示部360は、画像生成部260から入力される画像信号に基づいて各種ゲーム画像を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、ブラウン管(CRT)、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。本実施形態では、図2のタッチパネル1506がこれに該当する。
通信制御部270は、データ通信のための通信接続及びデータ通信に係るデータ処理を実行し、通信部370を介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。
これに関連する通信部370は、通信回線1に接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現され、図2の無線通信モジュール1553がこれに該当する。
記憶部500は、処理部200にユーザ端末1500を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのプログラムや各種データ等を記憶する。また、処理部200の作業領域として用いられ、処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果や操作入力部100から入力される入力データ等を一時的に記憶する。こうした機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROMやDVDなどの光学ディスクなどによって実現される。図2では制御基板1550が搭載するICメモリ1552やメモリカード1540がこれに該当する。
本実施形態の記憶部500は、システムプログラム502と、ウェブブラウザプログラム504と、サブコンテンツ再生プラグイン506と、ゲームプログラム508とを記憶している。
システムプログラム502は、ユーザ端末1500のコンピュータとしての基本機能を実現するための基本プログラムである。
ウェブブラウザプログラム504は、処理部200にウェブブラウズ制御部202としての機能を実現させるプログラムである。
サブコンテンツ再生プラグイン506は、ウェブブラウザプログラム504からサブコンテンツを再生する際に利用可能なプラグインである。図では一つとして図示しているが、想定されるサブコンテンツの種類に応じて用意されるものとする。
ゲームプログラム508は、処理部200にゲーム演算部248としての機能を実現させるためのプログラムである。
また、本実施形態の記憶部500は、ゲーム初期設定データ510と、マスタプレイデータ514とを記憶する。勿論、その他の各種処理を実行するに当たり必要となるデータ(例えば、圧縮解凍されたテクスチャデータ、経過時間、各種タイマー値、カウンタ、フラグ)なども適宜記憶されるものとする。
ゲーム初期設定データ510は、ゲームプログラム508とともにゲームサーバシステム1100からダウンロードされたデータであり、ゲームに使用される各種データを格納している。例えば、ゲーム内で使用されるゲームカードを定義するゲームカード設定データ512を含む。当該データは、例えば、ゲームカードID512a毎に当該カードに割り当てられた性能を定義する設定パラメータ値512bや、当該カードをゲーム画面で表示させるためのデータや、攻撃や防御時に適用されるエフェクト表示用データなどが対応づけて格納されている。ゲームカード設定データ512に含まれるゲームカードが、本実施形態でゲーム用コンテンツとして提供される。
マスタプレイデータ514は、ゲーム演算部248によりゲーム進行制御に伴って逐次更新されるデータであって、プレーヤ(ユーザ)のゲーム習熟度やゲーム進行状況を記述する各種パラメータ値を格納する。例えば、図9に示すように、プレーヤレベル516と、所持ゲームカードIDリスト518と、現在プレイしているステージ(マップでも良い)のステージID520と、提供済リンク先情報リスト522とを含む。尚、プレイデータに含まれるパラメータはこれらに限られるものではなく、例えば、総プレイ時間や、総プレイ回数、勝率などを含めることができる。また、ゲームに使用されているゲームカードの現在のパラメータ値(ステージ内位置座標など)も適宜格納するいわゆるステータスデータなどを、ゲーム内容に応じて適宜格納される。
提供済リンク先情報リスト522は、当該ユーザに既に提供されたサブコンテンツの取得先を示すリンク先情報(アクセス情報)のリストであって、ゲームカードID524と対応づけてリンク先情報526を格納する。リンク先情報526は、その性質上、提供済サブコンテンツの識別情報を兼ねる。本実施形態ではURLを単数又は複数格納する。
図10は、本実施形態におけるゲームサーバシステム1100の機能構成例を示す機能ブロック図である。ゲームサーバシステム1100は、操作入力部100sと、サーバ処理部200sと、画像表示部360sと、通信部370sと、サーバ記憶部500sとを備える。
操作入力部100sは、サーバオペレータによって為された各種の操作入力に応じて操作入力信号をサーバ処理部200sに出力する。例えば、キーボードや、タッチパネル、マウス、トラックパッドなどによって実現できる。図1ではキーボード1106やタッチパネル1108がこれに該当する。
サーバ処理部200sは、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ASIC、ICメモリなどの電子部品によって実現される。サーバ処理部200sは、各機能部との間でデータの入出力制御を行い、所定のプログラムやデータ、操作入力部100sからの操作入力信号や、通信部370sを介して外部からアクセスしてきた外部装置(他コンピュータ)等からのリクエストに応じて各種の演算処理を実行して、ゲームサーバシステム1100の動作を制御する。図1ではブレードサーバ1104、より具体的にはその制御基板がこれに該当する。そして、本実施形態のサーバ処理部200sは、サーバ制御部230と、画像生成部260sと、通信制御部270sとを備える。
サーバ制御部230は、ゲームサイトを実現し、各種のサービスの提供を実現するための処理を実行する。本実施形態では、ユーザ登録情報管理部232と、ユーザ認証部234と、ゲーム用コンテンツ抽選部236と、リンク先情報選択部238と、リンク先情報提供制御部240と、ゲーム頒布制御部242とを含む。
ユーザ登録情報管理部232は、新規のユーザ登録のユーザ登録データ530の生成、生成済ユーザ登録データ530の更新に関する処理を行う。
ユーザ認証部234は、登録済のユーザの認証、所謂ログイン認証に関する処理をする。
ゲーム用コンテンツ抽選部236は、ユーザ端末1500へ提供するゲーム用コンテンツの選択に係る処理をする。
リンク先情報選択部238は、ゲーム用コンテンツ抽選部236により選択されたゲーム用コンテンツに対応するコンテンツ共有ウェブサーバ1200に記憶されたサブコンテンツの中から、ユーザ認証部234で認証された認証ユーザのユーザ端末1500へ提供するサブコンテンツのリンク先情報を選択する。つまり、実質的に提供するサブコンテンツを選択する。
本実施形態では、認証ユーザのユーザ端末1500に提供していないサブコンテンツを優先的に選択する未提供画像優先選択機能を有する。また、認証ユーザのフレンドユーザに提供済みのサブコンテンツに基づいて、今回ユーザ端末1500に提供するサブコンテンツを選択する機能を有する。また、認証ユーザのプレイデータやプロフィール情報に基づいて提供するサブコンテンツを選択する機能を有する。更には、選択済みサブコンテンツが所定条件を満たした場合に、特別なサブコンテンツ(図7のコンプリート動画30)へのリンク先情報(アクセス情報)に差し替えて提供する特別画像情報提供機能を有する。
リンク先情報提供制御部240は、選択されたゲーム用コンテンツの種類を通知する情報と、選択されたサブコンテンツのリンク先情報とを対応づけてユーザ端末1500にて通知させるための情報を生成し、提供するための制御をする。具体的には、ゲーム用コンテンツ通知表示体20とリンク先表示体22(図5参照)とを含む抽選結果通知ページW6を表示させるためのページ記述情報を生成し、それら表示体のデータと共にユーザ端末1500へ送信制御する。
ゲーム頒布制御部242は、認証ユーザへゲームプログラム507とゲーム初期設定データ570とを頒布するための処理を実行する。更には、ゲーム初期設定データ570のアップデートをサポートするとしても良い。
画像生成部260sは、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのプロセッサ、ビデオ信号IC、ビデオコーデックなどのプログラム、フレームバッファ等の描画フレーム用ICメモリ、テクスチャデータの展開用に使用されるICメモリ等によって実現される。画像生成部260sは、サーバ処理部200sによる処理結果に基づいて1フレーム時間(例えば1/60秒)で1枚の画面を生成し、生成した画面の画像信号を画像表示部360sに出力する。
画像表示部360sは、画像生成部260sから入力される画像信号に基づいて各種画像を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、ブラウン管(CRT)、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。本実施形態では、図1のタッチパネル1108がこれに該当する。
通信制御部270sは、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部370sを介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。
これに関連する通信部370sは、通信回線1と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現される。
サーバ記憶部500sは、サーバ処理部200sに諸機能を実現させるためのプログラムやデータを記憶する。また、サーバ処理部200sの作業領域として用いられ、各種プログラムに従って実行した演算結果や、ユーザ端末1500から受信した情報等を一時的に記憶する。こうした機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROMやDVDなどの光学ディスクなどによって実現される。図1では、ブレードサーバ1104に搭載されているICメモリ等の情報記憶媒体や、ストレージ1140がこれに該当する。
そして、本実施形態のサーバ記憶部500sは、サーバシステムプログラム503と、ウェブサーバプログラム505と、ゲームプログラム507と、ユーザ登録データ530と、ゲーム初期設定データ570と、ゲーム用コンテンツ通知表示体設定データ574と、サブコンテンツリンク先設定データ580と、リンク先差し替え設定データ590と、を記憶する。その他ウェブサイトの管理や、ゲームプログラムの頒布等に必要な計時カウント値、各種フラグなどを適宜記憶する。
サーバシステムプログラム503は、コンピュータにサーバとしての基本的な機能を実現させるためのプログラムである。
ウェブサーバプログラム505は、サーバ処理部200sにサーバ制御部230としての機能を実現させるためのプログラムである。
ゲームプログラム507は、ユーザ端末1500に提供するゲームプログラム508(図8参照)のオリジナルである。ユーザ端末1500は、これをダウンロードして搭載する情報記憶媒体に記憶させて実行する。ゲームプログラム507は、専用のプログラムや、ウェブブラウサプログラム及びウェブブラウザプログラム上で動的な表示を実現するためのプラグインなどにより実現される。後者の構成は、オンラインゲームを所謂ブラウザゲームとして実現する場合に利用可能である。
ユーザ登録データ530は、登録ユーザ毎に用意され、当該ユーザに係わる各種情報を格納する。例えば、図11に示すように、ユーザアカウント532とパスワード534を格納する。また、ユーザのプロフィール情報として、性別536や年齢537などを格納することができる。プロフィール情報はこれらに限らず、居住地名やメールアドレスなど適宜設定できる。
また、ユーザ登録データ530は、当該ユーザがフレンド(友人)と見なした他ユーザのユーザアカウントを格納するフレンドリスト538と、バックアッププレイデータ540とを格納する。
バックアッププレイデータ540は、ユーザ端末1500の記憶部500にて記憶・管理されているマスタプレイデータ514(図8、図9参照)のコピーであって、例えば、ユーザ認証後の適当なタイミングで更新処理が行われるものとする。よって、バックアッププレイデータ540に格納される各種情報は、マスタプレイデータ514と同じであるが、区別のため同じ名称でも異なる符合を付与している。
図10に戻り、ゲーム初期設定データ570は、ユーザ端末1500に提供するゲーム初期設定データ510(図8参照)のオリジナルである。本実施形態のゲームは、対戦カードバトルゲームであるので、ゲーム内で使用可能なゲームカード別の設定情報を格納したゲームカード設定データ572を含む。尚、ゲーム初期設定データ570は、適宜ゲーム管理者により更新される。
ゲーム用コンテンツ通知表示体設定データ574は、抽選結果通知ページW6(図5参照)にて、抽選されたゲーム用コンテンツ(本実施形態ではゲームカードに同義)の種類をユーザに通知するための情報を格納する。例えば、図12に示すように、抽選されたゲーム用コンテンツの識別情報に相当するゲームカードID576と対応づけて、当該ゲームカードの意匠を表す画像やCGモデルの情報であるゲーム用コンテンツ通知表示体データ578を格納する。
サブコンテンツリンク先設定データ580は、サブコンテンツをコンテンツ共有サイトに投稿して得られたリンク先情報(アクセス情報;例えば、URL(Uniform Resource Locator))を、ゲーム用コンテンツと対応づけて格納する。例えば、図13に示すように、ゲーム用コンテンツの識別情報に相当するゲームカードID582と対応づけて選択条件584毎にリンク先情報リスト586を格納する。
選択条件584に含まれるパラメータは、ユーザのプロフィール情報や、ゲーム用コンテンツが利用可能なゲームにおけるプレイ履歴に関するパラメータが適宜可能である。例えば、前者としては、ユーザの年齢、性別、居住地名、フレンドリストの登録数、などが利用可能である。また、後者としては、プレーヤレベル、所持ゲームカードの数、所持ゲームカードの種類、総プレイ時間、総プレイ回数、勝率、ステージID、ステージ内位置座標などを利用可能である。それらの組み合わせ等もゲーム内容やゲームバランス、提供されるサブコンテンツの内容や数に応じて適宜設定することができる。
本実施形態では、一つの選択条件584に対応するリンク先情報リスト586には、単数又は複数のURLが格納されており、リンク先情報を選択する際の選択肢とされる。
図10に戻り、リンク先差し替え設定データ590は、抽選されたゲーム用コンテンツと共に提供されるサブコンテンツのリンク先情報を差し替える為の条件と、差し替え先を定義する。本実施形態では、ユーザに提供済のリンク先情報と、今回新たに提供されるリンク先情報とを合わせると所定条件が満たされる場合(例えば所定のコンプリート動画30の全パート動画のリンク先情報が揃う場合)に、コンプリート動画30(特別な動画)のリンク先情報への差し替えを行う。
よって、図14に示すように、本実施形態のリンク先差し替え設定データ590では、差し替え発動条件592には、差し替えリンク先情報594への差し替えに必要となる全てのパート動画のリンク先情報が設定される。すなわち、ユーザに提供済のリンク先情報と、今回新たに提供されるリンク先情報とで、差し替え発動条件592に設定されている全リンク先を網羅する場合に、今回提供予定のリンク先情報に代えて、差し替えリンク先情報594が提供される。
[処理の流れの説明]
図15は、本実施形態におけるゲーム用コンテンツ及びサブコンテンツのリンク先情報の提供に係る処理の流れについて説明するためのフローチャートであって、図の左側がユーザ端末における処理の流れを示し、図の右側がゲームサーバシステム1100における処理の流れを示している。尚、ユーザ端末1500のユーザは、予めゲームサイトにて会員登録を済ませ、ゲームプログラム507やゲーム初期設定データ570を取得しているものとする。また、ユーザ端末1500ではウェブブラウザプログラム504が実行状態にあり、ゲームサーバシステム1100はウェブサーバプログラム505が実行状態にあるものとする。
ユーザ端末1500の処理部200は、先ず、ゲームサイトのホームページにアクセスすると(ステップS2)、ゲームサーバシステム1100のサーバ処理部200は、ホームページW2のページ記述情報や画像などウェブページを表示させるための情報を返信制御する(ステップS4)。
ユーザ端末1500の処理部200は、それらウェブページを表示させるための情報を受信してホームページW2を表示させ、ログイン処理をする(ステップS6)。ゲームサーバシステム1100のサーバ処理部200sは、これに呼応してユーザ認証処理を実行する(ステップS8)。ここまで説明したホームページの表示からのログイン及びユーザ認証に関する処理は、公知技術を適宜利用することができる。
次に、ユーザ端末1500ではマスタプレイデータ514のバックアップ処理が実行され(ステップS10)、ゲームサーバシステム1100はユーザ端末1500から最新のマスタプレイデータ514を受信して、当該認証ユーザのユーザ登録データ530のバックアッププレイデータ540を受信したデータで更新する(ステップS12;図11参照)。
バックアッププレイデータ540の更新を完了したならば、ゲームサーバシステム1100のサーバ処理部200sは、抽選ページW4を表示させるための情報を認証ユーザのユーザ端末1500へ送信する(ステップS14)。これを受信したユーザ端末1500の処理部200は、抽選ページW4を表示させる制御を行い(ステップS16)、当該ページにて所定の抽選実行操作入力を検出したならば、ゲームサーバシステム1100へ抽選リクエスト信号を送信する(ステップS18)。
ゲームサーバシステム1100のサーバ処理部200sは、抽選リクエスト信号を受信して、ゲーム用コンテンツの抽選処理を実行し、ゲーム用コンテンツとして認証ユーザに付与するゲームカードを一つ選択する(ステップS20)。そして、リンク先情報選択処理を実行する(ステップS38)。
図16は、本実施形態におけるリンク先情報選択処理の流れを説明するためのフローチャートである。同処理において、ゲームサーバシステム1100のサーバ処理部200sは先ず、抽選結果と認証ユーザのプロフィール情報やゲームに関する情報(プレイ履歴やゲーム進行状況)に応じてサブコンテンツのリンク先情報リスト586を選択する(ステップS40)。
具体的には、サーバ処理部200sは、サブコンテンツリンク先設定データ580(図13参照)と、認証ユーザのユーザ登録データ530(図11参照)とを参照し、ステップS20の抽選により選択されたゲームカードのゲームカードID582に対応づけられている選択条件584から適合する条件を選択する。そして、適合する選択条件584に対応づけられるリンク先情報リスト586を選択する。
次に、選択したリンク先情報リスト586に含まれるリンク先情報のうち、認証ユーザの提供済リンク先情報リスト556に登録されていないリンク先情報を「実選択肢」として抽出する(ステップS42)。
そして、もし実選択肢の数が「0」であれば(ステップS44の「0」)、サーバ処理部200sは、ステップS40で選択されたリンク先情報リスト586の中から何れかのリンク先情報をランダム選択し(ステップS45)、リンク先情報選択処理を終了する。
もし実選択肢の数が「1」であれば(ステップS44の「1」)、サーバ処理部200sはその実選択肢となっているリンク先情報リストを選択して(ステップS46)、リンク先情報選択処理を終了する。
もし実選択肢として抽出されたリンク先情報の数が「2」以上であれば(ステップS44の「2」以上)、サーバ処理部200sは、認証ユーザの提供済リンク先情報リスト556と、認証ユーザのフレンドユーザ(フレンドリスト538に登録されている他ユーザ)の提供済リンク先情報リスト556とを照合し、両者のリンク先情報の共通率を算出する(ステップS48)。
そして、共通率が所定の基準値未満であれば(ステップS50のYES)、サーバ処理部200sは実選択肢の中から、フレンドユーザの提供済リンク先情報リスト556に登録済のリンク先情報を優先的に選択する(ステップS52)。具体的には、フレンドユーザの提供済リンク先情報リスト556に既に登録されているのと同じリンク先情報の当選確率を他より上昇させた抽選処理を行って選択する。或いは、フレンドユーザの提供済リンク先情報リスト556に既に登録されているのと同じリンク先情報が実選択肢内にあればその何れかを選択する。
そして、リンク先情報を選択できたならばリンク先情報選択処理を終了する。
ステップS52にて、フレンドユーザに既に提供されているのと同じリンク先情報を選ぶことができれば、認証ユーザはフレンドユーザと「(ゲームカードのキャラクタ名)のAパート動画見た?」といった具合に共通の話題作りができるように手助けし、ユーザ間のコミュニケーションを促進することができる。
一方、共通率が基準値に達していれば(ステップS50のNO)、サーバ処理部200sはリンク先情報の共通化による話題作りの要素が十分有ると判断して、実選択肢とされるリンク先情報の中から何れかをランダムに選択して(ステップS54)、リンク先情報選択処理を終了する。
リンク先情報選択処理を終了したならば、図15に戻って、ゲームサーバシステム1100のサーバ処理部200sは、次にリンク先差し替え設定データ590を参照して、差し替え発動条件592を満たしているか判定する(ステップS70;図14参照)。
そして、もし満たしているならば(ステップS70のYES)、サーバ処理部200sは満たしていると判定された差し替え発動条件592に対応する差し替えリンク先情報594を、先のリンク先情報選択処理にて選択されたリンク先情報に差し替え(ステップS72)、今回選択されたリンク先情報として認証ユーザの提供済リンク先情報リスト556に追加登録して更新する(ステップS74)。もし、何れの差し替え発動条件592も満たしていなければ(ステップS70のNO)、サーバ処理部200sは先のシンク先情報選択処理にて選択されたリンク先情報を、今回択されたリンク先情報として認証ユーザの提供済リンク先情報リスト556に追加登録して更新する(ステップS74)。
次に、ゲームサーバシステム1100のサーバ処理部200sは、抽選結果通知ページW6(図5参照)を表示させるためのページ記述情報を生成する(ステップS76)。
具体的には、ゲーム用コンテンツ通知表示体設定データ574を参照して(図12参照)、ステップS20で選択されたゲーム用コンテンツのゲームカードID576に対応するゲーム用コンテンツ通知表示体データ578を選択し、当該データに基づくゲーム用コンテンツ通知表示体20を抽選結果通知ページW6の所定位置に表示させるようにページ記述情報(例えばHTML)を編集・生成する。また、今回選択されたリンク先情報を、同ページの所定位置にリンク先表示体22として表示させるようにページ記述情報を編集・生成する。
そして、生成したページ記述情報ともども、抽選結果通知ページW6を表示させるための各種情報と、選択されゲームカードIDと、リンク先情報とを、認証ユーザのユーザ端末1500へ送信する(ステップS78)。ここには、ステップS20で選択されたゲーム用コンテンツのゲームカードID576に対応するゲーム用コンテンツ通知表示体データ578が含まれることになる。
ユーザ端末1500の処理部200は、それらを受信したならば、マスタプレイデータ514(図9参照)の提供済リンク先情報リスト522と、所持ゲームカードIDリスト518とを更新し(ステップS100)、抽選結果通知ページW6を表示させる(ステップS102)。
そして、当該ページにおいてリンク先表示体22がタッチ操作されたのを検出したならば、リンク先参照操作入力、換言すればサブコンテンツの再生操作入力がなされたと見なし(ステップS104のYES)、ユーザ端末1500の処理部200は、リンク先のサブコンテンツの再生処理を実行する(ステップS106)。
尚、ここでは理解を容易にするために、サブコンテンツを必ず再生するかのように説明したが、サブコンテンツを再生するか否かはユーザの意志によるものであり、他の操作(例えば、ホームページへの移動操作など)の入力を検知した場合には、サブコンテンツの再生をせずに図15に示す処理の流れを終了する構成としても良いのは勿論である。
以上、本実施形態によれば、ユーザは、ゲーム用コンテンツの提供とともに、当該コンテンツの関連情報の入手先情報(サブコンテンツのリンク先情報)を得ることができる。望めばそのまま入手先から関連情報を閲覧可能である。つまり、ゲーム用コンテンツが得られた喜びをそのままに、当該コンテンツをより理解する楽しみを連続的に体感することができるようになる。
また、サブコンテンツのリンク先情報は、ユーザがまだ提供を受けていないものから優先的に選択されるので、同じゲーム用コンテンツが提供されることがあっても、サブコンテンツが異なる可能性は高くなる。ユーザは同じゲーム用コンテンツだからと言って必ずしも落胆する必要はなく、もしかすると別のサブコンテンツを得ることによって、当該コンテンツに関する新たな知識を得られるかも知れないという期待感を楽しむことすらできる。
また、サブコンテンツのリンク先情報は、ユーザのプロフィール情報やゲームプレイ履歴に基づいて選択できるので、サブコンテンツをユーザの年齢や性別などに最適化したものを用意することも可能になるし、ゲーム進行状況に応じた内容を選択的に選ぶことも可能になる。例えば、サブコンテンツの内容としてゲーム攻略のヒントを設定し、当該ヒントが与えられるのに適当な状況を選択条件584(図13参照)で設定すれば、ユーザは単位ゲーム用コンテンツが提供される体験のみならず、ゲーム攻略の援助も提供されるといった体験ができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明を適用した第2実施形態について説明する。本実施形態は、基本的には第1実施形態と同様に実現されるが、ゲーム用コンテンツの抽選処理をユーザ端末1500で行う点が異なる。尚、以降では、第1実施形態との差異について主に述べることとし、第1実施形態と同様の構成要素については同じ符合を付与して詳細な説明は省略するものとする。
図17は、本実施形態におけるユーザ端末1500の機能構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態のユーザ端末1500は、処理部200にリンク先情報取得制御部207と、ゲーム用コンテンツ抽選部236とを備える。これに伴い、本実施形態のゲームサーバシステム1100からはゲーム用コンテンツ抽選部236が省略される。
リンク先情報取得制御部207は、本実施形態のゲームサーバシステム1100からサブコンテンツのリンク先情報を取得する為の制御をする。
また、本実施形態のウェブブラウザプログラム504は、Java(登録商標)スクリプトをサポートするものとする。
図18は、本実施形態におけるゲーム用コンテンツ及びサブコンテンツのリンク先情報の提供に係る処理の流れについて説明するためのフローチャートであって、図の左側がユーザ端末における処理の流れを示し、図の右側がゲームサーバシステム1100における処理の流れを示している。
本実施形態では、ゲーム用コンテンツの抽選から、抽選されたコンテンツのユーザへの付与、抽選結果の通知までの処理が、ゲーム用コンテンツの抽選ページW4における動的処理として行われる。具体的には、ステップS14にてゲームサーバシステム1100から送信される抽選ページW4のページ記述情報には、ウェブページ内で動的処理を実行するためのJavaスクリプトなどが組み込まれている。
本実施形態のユーザ端末1500は、抽選ページW4における動的処理として、当該ページにおける抽選実行操作を検出したならば、ゲーム用コンテンツの抽選処理を実行し(ステップS22)、抽選されたゲーム用コンテンツすなわちゲームカードをユーザに付与する(ステップS24)。そして、抽選結果をゲームサーバシステム1100へ送信する(ステップS26)。
本実施形態のゲームサーバシステム1100は、抽選結果を受信したならばリンク先情報選択処理を実行し(ステップS38)、必要に応じてリンク先の差し替えを行い(ステップS70〜S72)、リンク先情報を認証ユーザのユーザ端末1500へ送信する(ステップS80)。
本実施形態のユーザ端末1500は、受信したリンク先情報をマスタプレイデータ514の提供済リンク先情報リスト522に追加登録する(ステップS94)。そして、先の抽選結果に応じたゲーム用コンテンツ通知表示体20(図5参照)を表示させ(ステップS96)、更に受信したリンク先情報に基づいてリンク先表示体22を表示させる(ステップS98)。これらのステップが、本実施形態では実質的な抽選結果通知ページW6の実現となる。
以降は、第1実施形態における処理の流れと同様である。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、ゲームサーバシステム1100でのゲーム用コンテンツの抽選に係る処理負荷をユーザ端末1500へ分散することができる。
尚、本実施形態は、第1実施形態と同様にゲームサイトでログインする構成としているが、ウェブブラウザによらない構成とすることもできる。
例えば、ゲームプログラム508により実現される機能として、ゲームサーバシステム1100とのログイン処理(ステップS6)と、マスタプレイデータ514のバックアップ処理(ステップS10)とを実行する。勿論、ゲームサーバシステム1100は、CGI(Common Gateway Interface)を利用可能であって、ユーザ認証処理(ステップS8)、バックアッププレイデータの更新処理(ステップS12)、リンク先情報選択処理からリンク先情報の送信まで(ステップS38〜S80)を実現する。
〔変形例〕
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明の形態がこれらに限定されるものではなく、適宜構成要素の追加・省略・変更などを施すことができる。
例えば、上記実施形態ではゲームの例として対戦型カードゲームを挙げたが、その他のジャンルのゲームでも良い。
また、上記実施形態ではコンテンツ共有ウェブサーバ1200は、ゲームサーバシステム1100と独立したサーバとしているが、ゲームサーバシステム1100のブレードサーバ1104やストレージ1140によって実現される構成で有っても良い。
また、上記実施形態ではゲームサーバシステム1100がユーザ登録データ530内にバックアッププレイデータ540を含めて管理する構成としているがこれに限らない。例えば、バックアッププレイデータ540をユーザアカウント532と紐付けして外部サーバに記憶させ、ゲームサーバシステム1100が、リンク先情報選択処理内で適宜当該外部サーバと通信してバックアッププレイデータ540を取得・参照する構成としても良い。
20…ゲーム用コンテンツ通知表示体
22…リンク先表示体
200…処理部
200s…サーバ処理部
202…ウェブブラウズ制御部
206…抽選結果通知制御部
207…リンク先情報取得制御部
208…リンク先参照操作検出部
210…サブコンテンツ再生制御部
230…サーバ制御部
236…ゲーム用コンテンツ抽選部
238…リンク先情報選択部
240…リンク先情報提供制御部
500…記憶部
500s…サーバ記憶部
503…サーバシステムプログラム
504…ウェブブラウザプログラム
505…ウェブサーバプログラム
506…サブコンテンツ再生プラグイン
507、508…ゲームプログラム
510…ゲーム初期設定データ
512…ゲームカード設定データ
514…マスタプレイデータ
518…所持ゲームカードIDリスト
522…提供済リンク先情報リスト
530…ユーザ登録データ
538…フレンドリスト
540…バックアッププレイデータ
556…提供済リンク先情報リスト
570…ゲーム初期設定データ
572…ゲームカード設定データ
574…ゲーム用コンテンツ通知表示体設定データ
578…ゲーム用コンテンツ通知表示体データ
580…サブコンテンツリンク先設定データ
586…リンク先情報リスト
590…リンク先差し替え設定データ
1100…ゲームサーバシステム
1200…コンテンツ共有ウェブサーバ
1500…ユーザ端末
1550…制御基板
1553…無線通信モジュール
W2…ホームページ
W4…抽選ページ
W6…抽選結果通知ページ
W8…再生ウィンドウ

Claims (1)

  1. 通信接続されたユーザ端末に所与のゲームに使用可能なコンテンツ(以下「ゲーム用コンテンツ」という。)を提供するゲームサーバシステムであって、
    各ユーザのフレンドユーザを記憶するフレンドリスト記憶手段と、
    各ユーザについて提供済みの画像の識別情報を記憶する提供履歴記憶手段と、
    前記ユーザ端末に提供するゲーム用コンテンツを選択する選択手段と、
    1つのゲーム用コンテンツについて複数の画像を記憶したデータベースに記載された画像の中から、前記選択手段により選択されたゲーム用コンテンツに対応する、前記ユーザ端末に提供する画像を、前記ユーザ端末のユーザのフレンドユーザに提供済みの画像に基づいて選択する画像選択手段と、
    前記選択手段により選択されたゲーム用コンテンツを、前記画像選択手段により選択された画像へのアクセス情報とともに、前記ユーザ端末に提供する提供手段と、
    を備えたゲームサーバシステム。
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