JP2010176156A - 画像処理によるパンタグラフ撮影装置 - Google Patents

画像処理によるパンタグラフ撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010176156A
JP2010176156A JP2009014851A JP2009014851A JP2010176156A JP 2010176156 A JP2010176156 A JP 2010176156A JP 2009014851 A JP2009014851 A JP 2009014851A JP 2009014851 A JP2009014851 A JP 2009014851A JP 2010176156 A JP2010176156 A JP 2010176156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pantograph
image
unit
input image
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009014851A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Fujiwara
伸行 藤原
Takamasa Fujisawa
貴雅 藤澤
Ken Yamazawa
研 山澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2009014851A priority Critical patent/JP2010176156A/ja
Priority to CN2010800055432A priority patent/CN102300741A/zh
Priority to RU2011135829/11A priority patent/RU2491182C2/ru
Priority to PCT/JP2010/050987 priority patent/WO2010087347A1/ja
Publication of JP2010176156A publication Critical patent/JP2010176156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L5/00Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles
    • B60L5/18Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles using bow-type collectors in contact with trolley wire
    • B60L5/22Supporting means for the contact bow
    • B60L5/24Pantographs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/52Surveillance or monitoring of activities, e.g. for recognising suspicious objects
    • G06V20/54Surveillance or monitoring of activities, e.g. for recognising suspicious objects of traffic, e.g. cars on the road, trains or boats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/26Rail vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】監視カメラの視野内を通過する列車を撮影した画像の保管を効率よく行うとともに、録画画像からパンタグラフを自動検索することを可能とした画像処理によるパンタグラフ撮影装置を提供する。
【解決手段】車輌接近警報部10a,10bと、監視カメラ30と、パンタグラフ検出センサ40と、画像処理装置50とを備え、画像処理装置50が、パンタグラフ検出センサ40の検出結果に基づいて入力画像の録画の有無を制御する制御部51及び入力画像が一時的に保管される録画部52を備える撮影機能部50Aと、録画部52から入力画像を取得・保管する記憶部55、入力画像を画像処理してパンタグラフの有無を検索するパンタグラフ検出部56、及び入力画像にパンタグラフが映っていない場合に記憶部55に入力画像の削除信号を送信する検査制御部54を備えるパンタグラフ検出機能部50Bとから構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、走行中の車輌の屋根上を撮影する装置に関し、特に線路上方に設置された監視カメラにより車輌のパンタグラフを撮影する画像処理によるパンタグラフ撮影装置に関する。
走行中の列車の屋根上を撮影する装置としては、線路上方にカメラと照明を設置する一方、録画装置を屋内に設置し、車輌接近警報装置と連動して録画を実施する装置が一般的に用いられている。このような装置は、例えば列車が接近した際に車輌接近警報装置が発生する列車接近信号を基に、照明の点灯と録画開始を行い、列車接近信号が発生している期間の画像を録画することで、その間に監視カメラの視野内を通過する列車の屋根上を撮影している。そして、撮影の開始と終了の基準となる列車接近信号を発生する車輌接近警報装置にはいくつかの提案が行われている。
例えば、特許文献1には、磁石を利用して振動センサをレールに直接取り付け、鉄道車輌が接近する際の振動を検出して列車接近信号を発生させるようにした技術が開示されている。また、特許文献2には、電車電流検出センサをレールにマグネットを介して取り付け、センサの出力を演算処理装置に内蔵されたアンプに接続し、演算処理部で処理された結果により警報器を鳴らすようにした技術が開示されている。また、特許文献3には、送信手段と受信手段を備え、送信手段で探査信号をレールに送信し、近づいた軌道車両に反射された反射信号を受信手段で受信し、受信手段による反射信号の受信に応動して警報を発するようにした技術が開示されている。
特開2001−39304号公報 特開2002−337687号公報 特開平9−132141号公報 特開平9−212643号公報 特開平9−282454号公報
F.ULLAH, S.KANEKO and S.IGARASHI, "Orientation Code Matching for Robust Object Search", IEICE Trance. Inf. & Syst., Vol.E84-D, No.8, pp.999-1006, 2001
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載されたものは、線路近傍で作業する工事作業者に列車の接近を報知するための装置である。よって、これらの車輌接近警報装置は、工事作業者が退避するために充分な時間を確保できるように作業現場から所定の距離だけ離れた位置において列車を検出するように構成されている。そのため、通過列車撮影装置において、車輌接近警報装置の発生する列車接近信号を基に録画の開始及び終了を行う場合、実際にカメラの視野内を列車が通過する以前から列車を撮影することとなり、列車が監視カメラの視野内を通過している時間以外に撮影を実施する時間が発生する。
このような場合、列車の撮影されていない不要な画像データが存在することとなり、録画装置の多くの画像保管領域が使用されるとともに、保管画像から通過列車の屋根上の状態を確認する作業を行う際には、画像データの中から列車が映っている画像部分を探索する必要があり、作業性の低下に繋がるおそれがあった。
このようなことから本発明は、走行中の列車の屋根上を効率よく撮影・録画するとともに、録画画像からパンタグラフを自動検索することを可能とした画像処理によるパンタグラフ撮影装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、車輌の接近を検知して車輌接近信号を出力する車輌接近警報手段と、前記車両の屋根上の構造物を検出してトリガ信号を出力する構造物検出手段と、前記トリガ信号に基づいて前記車輌の屋根上を撮影した入力画像を出力する撮影手段と、前記入力画像を解析する画像処理手段と、前記車輌の通過を検知して車輌通過信号を出力する車輌通過報知手段とを備え、前記画像処理手段が、前記入力画像を一時的に保管する撮影機能部と、前記撮影機能部に保管された前記入力画像中からパンタグラフが映っている画像のみを抽出して保管するパンタグラフ画像保管機能部とを備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、第1の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置において、前記撮影機能部が、前記撮影手段、前記パンタグラフ検出手段および前記録画手段に対し、前記車輌接近警報手段から出力される車輌接近信号に基づいて起動信号を送信する一方、前記車輌通過報知手段から出力される車輌通過信号に基づいて停止信号を送信する撮影制御手段と、前記入力画像が一時的に保管される前記録画手段とを備え、前記パンタグラフ画像保管機能部が、前記録画手段から入力された前記入力画像を保管する記憶手段と、前記記憶手段から入力された前記入力画像中からパンタグラフを検出するパンタグラフ検出手段と、前記記憶手段に対し、前記パンタグラフ検出手段によってパンタグラフ無しと判断された前記入力画像の削除信号を出力する検査制御手段とを備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、第1の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置において、前記パンタグラフ検出手段が、予め設定する基準画像と、前記入力画像との正規化相関演算により前記入力画像中から前記パンタグラフを検出するように構成されたことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、第1の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置において、前記パンタグラフ検出手段が、予め設定する特徴データと、前記撮影手段によって撮影された入力画像から抽出した特徴データとを比較することにより前記入力画像中から前記パンタグラフを検出するように構成されたことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第5の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、第1の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置において、前記パンタグラフ検出手段が、予め設定する基準符合画像と、前記撮影手段によって撮影された入力画像から作成した入力符号画像とを比較することにより前記入力画像中から前記パンタグラフを検出するように構成されたことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第6の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、第1乃至第5のいずれかの発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置において、前記画像処理手段が、前記撮影機能部および前記パンタグラフ画像保管機能部に加えて、画像出力機能部を備え、前記画像出力機能部が、前記記憶手段に対し、該記憶手段に保管されている画像のうちの前記パンタグラフ検出手段によりパンタグラフが存在すると判断された前記画像を指定する画像出力制御機能と、前記画像出力制御機能によって指定され前記記憶手段から送信される画像を出力する画像出力手段とを備えることを特徴とする。
上述した第1の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、屋根上装置として重要な監視対象であるパンタグラフが映っている画像のみを保管することができ、そのため、記憶装置の画像保管領域を効率よく使用することができる。
第2の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、効率よく第1の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置による効果を得ることができる。
第3の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、第2の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置を簡素に構成することができる。
第4の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、第2の発明の効果に加えて、日照変化等による明るさ変動や、検出対象であるパンタグラフ表面の汚れ等による表面状態の変化に頑健で、画像中のパンタグラフの検出をより安定的に行うことができる。
第5の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、第2の発明の効果に加えて、日照変化等による明るさの変動に頑健で、画像中のパンタグラフの有無判断をより安定的に行うことができる。
第6の発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、第1乃至第5の発明の効果に加えて、パンタグラフが写っている画像のみを簡単に閲覧することができる。
本発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の設置例を示す説明図である。 本発明の実施例1に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1のパンタグラフ検出部の構成を示すブロック図である。 パンタグラフ基準画像の一例を示す説明図である。 入力画像の一例を示す説明図である。 パンタグラフ検出結果の一例を示す説明図である。 本発明の実施例2に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2のパンタグラフ検出部の構成を示すブロック図である。 物体形状モデルの一例を示す説明図である。 パンタグラフ検出結果の一例を示す説明図である。 本発明の実施例3に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3のパンタグラフ検出部の構成を示すブロック図である。 基準符合画像の一例を示す説明図である。 本発明の実施例4に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を用いて本発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の詳細を説明する。
図1乃至図6に基づいて本発明の第1の実施例を説明する。図1は本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の設置例を示す説明図、図2は本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の概略構成を示すブロック図、図3は本実施例のパンタグラフ検出部の構成を示すブロック図、図4は基準画像の一例を示す説明図、図5は入力画像の一例を示す説明図、図6はパンタグラフ検出結果の一例を示す説明図である。
図1に示すように、本実施例において画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、車輌1の接近を検知する接近車輌検出センサ10a,10b、照明装置20、撮影手段としての監視カメラ30、距離センサ等で構成される構造物検出手段としてのパンタグラフ検出センサ40、及び画像処理手段としての画像処理装置50を備えて構成されている。
このような本実施例の画像処理によるパンタグラフ撮影装置では、パンタグラフ検出センサ40がパンタグラフ1aの通過を検出した際に監視カメラ30によりパンタグラフ1aの撮影を行い、その画像を録画する。
ただし、パンタグラフ検出センサ40がパンタグラフ1a以外の車輌1の屋根上の構造物や何らかの飛翔物に過敏反応し、パンタグラフ1aが存在しない画像を撮影する場合もある。そこで、画像処理装置50において録画した画像(図5参照。以下、入力画像という)5を解析し、入力画像5中にパンタグラフ1aが存在するか否かを判断して、パンタグラフ1aが映っている画像のみを保管する。
なお、本実施例では、接近車輌検出センサ10aにより車輌1の接近を検知し、パンタグラフ検出センサ40でパンタグラフ1aを検出し、接近車輌検出センサ10bで車輌1の通過を検知する。そのため、接近車輌検出センサ10aは車輌1の進行方向に対して監視カメラ30より所定の距離だけ手前の位置に設置される。また、照明装置20、監視カメラ30およびパンタグラフ検出センサ40は車輌1が通過する線路の上方に設置される。また、接近車輌検出センサ10bは車輌1の進行方向に対して監視カメラ30より所定の距離だけ前方の位置、具体的には、接近車輌検出センサ10bが車輌1の接近を検知したときに車輌1が監視カメラ30の直下を完全に通過しているような位置に設置される。
接近車輌検出センサ10a、10bは、例えばレール2の振動等を測定するものであり、レール2に取り付けられるとともにそれぞれ図2に示す車輌接近警報手段としての車輌接近警報部10A、車輌通過報知手段としての車輌接近警報部10Bに接続されている。
車両接近警報部10Aは、接近車輌検出センサ10aの出力に応じて車輌1の接近の有無を検知するものであり、車輌1が接近していると判断した場合には警報として列車接近信号を画像処理装置50の後述する制御部51へ送信する。
また、車輌接近警報部10Bは、接近車輌検出センサ10bの出力に応じて車輌1の接近の有無を検知するものであり、車輌1が接近していると判断した場合には警報として車輌通過信号を画像処理装置50の制御部51へ送信する。
照明装置20は、線路の直上に鉛直直下に向けて照明光を照射するように設置される。そして、画像処理装置50の後述する制御部51からの起動信号を受けて点灯し、制御部51からの停止信号を受けて消灯する。
撮影手段としての監視カメラ30は、照明装置20と概ね同位置に配設され、車輌1の屋根上の照明装置20によって照らされる鉛直直下の領域を撮影するように構成されている。そして、制御部51からの起動信号を受けて撮影機能を開始してトリガ待ち状態となり、制御部51からの停止信号を受けて撮影機能を停止する。また、トリガ待ち状態において、パンタグラフ検出センサ40からトリガ信号を受信した場合は撮影を行い、撮影した入力画像5を録画部52へ送信する。
パンタグラフ検出センサ40は、制御部51からの起動信号を受けてパンタグラフ検出動作を開始し、制御部51からの停止信号を受けてパンタグラフ検出動作を停止する。また、パンタグラフ検出動作中にパンタグラフ1aの通過を検知した場合は、監視カメラ30へトリガ信号を送信する。
画像処理装置50は、図2に示すように、監視カメラ30によって車輌1の屋根の上を撮影した入力画像5を一時的に保管するための撮影機能部50Aと、撮影機能部50Aにおいて一時的に保管した入力画像5中からパンタグラフ1aの映っている画像のみを保管するパンタグラフ画像保管機能部50Bの二つの機能部から構成される。
撮影機能部50Aは、図2に示す撮影制御手段としての制御部51及び録画手段としての録画部52から構成されている。
制御部51は、車両接近警報部10Aからの列車接近信号を受けて照明装置20、パンタグラフ検出センサ40、監視カメラ30、及び録画部52へ起動信号を送信する。また、車輌接近警報部10Bからの車輌通過信号を受けて、照明装置20、パンタグラフ検出センサ40、監視カメラ30、及び録画部52へ停止信号を送信する。
録画部52は、制御部51からの起動信号を受けて録画機能を起動して監視カメラ30から受信した画像の録画を開始し、制御部51からの停止信号を受けて録画機能を停止する。さらに、パンタグラフ画像保管機能部50Bからの検査信号を受けて、入力画像5の画像データをパンタグラフ画像保管機能部50Bの記憶部55へ順次送信し、送信後にこれらの画像データを録画部52から削除する。
また、パンタグラフ画像保管機能部50Bは、図2に示す検査設定部53、検査制御手段としての検査制御部54、パンタグラフ検出手段としてのパンタグラフ検出部56、及び記憶手段としての記憶部55から構成されている。
検査設定部53は、後で詳述する相関探索パラメータ、パンタグラフ照合データを設定し、記憶部55に保管する。
検査制御部54は、パンタグラフ検出部56と撮影機能部50Aの録画部52へ検査信号を送信する。また、パンタグラフ検出部56よりパンタグラフ有無結果を受け取り、パンタグラフ無の場合は記憶部55へ削除信号を送信する。この検査制御部54では撮影機能部50Aの録画部52に保管されている入力画像5が存在する間は、これらの動作を繰り返し実行する。
パンタグラフ検出部56は、検査制御部54からの検査信号を受けて記憶部55より相関探索パラメータ、パンタグラフ照合データ、画像データ(入力画像5、及び、後述するパンタグラフ基準画像3)を読み出し、入力画像5中からパンタグラフ1aの検出を行う。そして、パンタグラフ1aの検出処理後、後に詳述する相関探索結果データを記憶部55に保管し、パンタグラフ1aの有無をパンタグラフ有無結果として検査制御部54へ送信する。
なお、パンタグラフ基準画像3としては、予めパンタグラフ1aを撮影した図4に一例を示すような画像をパンタグラフ基準画像3として用意しておくものとし、さらにパンタグラフ基準画像3におけるパンタグラフ部分Aの位置やパンタグラフ部分Aの範囲からなるパンタグラフ照合データを作成しておくものとする。なお、図4中の符合4はトロリー線を示す。
図3に示すように、パンタグラフ検出部56には、パンタグラフ検出処理部55aおよびパンタグラフ判断処理部55bが設けられている。
パンタグラフ検出部56では、監視カメラ30によって撮影した入力画像5中から正規化相関によりパンタグラフ1aを検出する。即ち、まず、パンタグラフ検出処理部55aにおいて、入力画像5に予め設定しておいた探索範囲Bに対して、この探索範囲Bとパンタグラフ基準画像3におけるパンタグラフ部分Aとの画像データ同士の比較を正規化相関演算により行う。探索範囲B中においてパンタグラフ部分Aに最も適合する領域(図6中、斜線を付して示す位置)Cの位置(以下、パンタグラフ検出位置という)と、そのパンタグラフ検出位置での相関値(以下、パンタグラフ検出相関値という)とを求める。
そして、パンタグラフ判断処理部55bにおいて、パンタグラフ検出相関値と予め設定しておいたしきい値(以下、相関探索しきい値という)とを比較し、適合度が高い場合、即ち、パンタグラフ検出相関値が相関探索しきい値より大きい場合は、探索範囲Bにパンタグラフ1aが存在したと判断し、パンタグラフ有りとみなす。一方、適合度が低い場合、即ち、パンタグラフ検出相関値が相関探索しきい値以下の場合は、探索範囲Bにパンタグラフ1aが存在しないと判断し、パンタグラフ無しとみなす。このようにして得られたパンタグラフ1aの有無をパンタグラフ有無結果として検査制御部54へ出力する。
ここで、探索範囲B及び相関探索しきい値をまとめて相関探索パラメータと呼ぶ。また、パンタグラフ検出位置とパンタグラフ検出相関値をまとめて相関探索結果データと呼ぶ。
記憶部55は、相関探索パラメータ、パンタグラフ照合データ、パンタグラフ基準画像3や撮影機能部50Aの録画部52から送信された入力画像5等の画像データ、相関探索結果データを保管する。また、検査制御部54より削除信号を受け取った場合は、検査対象となっている画像データを削除する。
このような本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、屋根上装置として重要な監視対象であるパンタグラフが映っている画像のみを保管するため従来に比較して画像保管領域を大幅に削減できる。
図7乃至図10を用いて本発明の第2の実施例を詳細に説明する。図7は本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の概略構成を示すブロック図、図8は本実施例のパンタグラフ検出部の構成を示すブロック図、図9は物体形状モデルの一例を示す説明図、図10は本実施例におけるパンタグラフ検出結果の一例を示す説明図である。
本実施例は、実施例1の正規化相関処理によってパンタグラフ1aの検出を行うパンタグラフ検出部56に代えて、物体形状検査によりパンタグラフ1aの検出を行う図7に示すパンタグラフ検出部57を用いるとともに、実施例1とは検査設定部53及び記憶部55における処理が異なる。その他の構成は実施例1において説明したものと概ね同様であり、以下、図1乃至図6に示し上述したものと類似する作用を奏するものについては同一の符合を付して重複する説明は省略し、異なる点を中心に説明する。
図7に示すように、本実施例においてパンタグラフ画像保管機能部50Bは、検査設定部53、検査制御部54、パンタグラフ検出部57、記憶部55を備えて構成されている。
検査設定部53では、形状検査パラメータを設定し記憶部55へ保管する。物体形状モデル作製時においては、記憶部55より特徴データを読み出し、物体形状モデルを作製して記憶部55へ保管する。
検査制御部54では、実施例1と同様の処理を行う。
パンタグラフ検出部57は、本実施例では、物体認識方法(例えば、上記特許文献4,5参照)を応用した物体形状検査により入力画像5中からパンタグラフ1aを検出する。なお、物体形状検査では、まず、入力画像5中から輪郭線や模様等の特徴的な部分を直線もしくは円弧に近似して抽出した直線特徴と円弧特徴とからなる特徴データを作成し、対象とする物体の形状を特徴データで構成した物体形状モデル(図9参照)6を予め作製しておく。次に、入力画像5から特徴データを抽出し、物体形状モデル6の特徴データとの照合を行い、物体形状モデル6を構成する特徴データと適合する部分を検出する。
パンタグラフ検出部57において物体形状モデル6を作製する際は、記憶部55より画像データとしてパンタグラフ基準画像3を読み出し、パンタグラフ基準画像3中から物体形状モデル6を構成する特徴データを抽出し、この特徴データを記憶部55へ保管する。
一方、パンタグラフ検出部57において入力画像5中のパンタグラフ1aを検出する際は、検査制御部51からの検査信号を受けて、記憶部55より形状検査パラメータ、物体形状モデル6、画像データ(入力画像5、及び、パンタグラフ基準画像3)を読み出し、入力画像5中からパンタグラフ1aを検出する。そしてパンタグラフ1a検出処理後、パンタグラフ有無結果を検査制御部54へ送信する。
より詳しく説明すると、図8に示すように、本実施例においてパンタグラフ検出部57には、特徴抽出処理部57a、パンタグラフ検出処理部57b、及びパンタグラフ判断処理部57cが設けられている。
パンタグラフ検出部57では、特徴抽出処理部57aにより、入力画像5に予め設定しておいた探索範囲Bにおいて、物体形状検査によりパンタグラフ部分Aに最も適合する部分D(図10参照)の位置(以下、パンタグラフ検出位置という)と、そのパンタグラフ検出位置における特徴データの適合率(以下、パンタグラフ特徴適合率という)とを求める。
そして、パンタグラフ特徴適合率と予め設定しておいたしきい値(以下、形状検査しきい値という)とを比較し、適合度が高い場合、即ち、パンタグラフ特徴適合率が形状検査しきい値より高い場合は、探索範囲Bにパンタグラフ1aが存在したと判断し、パンタグラフ有りとみなす。一方、適合度が低い場合、即ち、パンタグラフ特徴適合率が形状検査しきい値以下の場合は、探索範囲Bにパンタグラフ1aが存在したと判断し、パンタグラフ無しとみなす。このようにして得られたパンタグラフ1aの有無をパンタグラフ有無結果として検査制御部54へ出力する。
ここで、探索範囲や形状検査しきい値をまとめて形状検査パラメータと呼ぶ。また、パンタグラフ検出位置とパンタグラフ特徴適合率をまとめて形状検査結果データと呼ぶ。
記憶部55では、形状検査パラメータ、物体形状モデル6、特徴データ、パンタグラフ基準画像3や撮影機能部50Aの録画部52から送信された入力画像5等の画像データを保管する。また、検査制御部54より削除信号を受け取った場合は、検査対象となっている画像データを削除する。
本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、上述した実施例1による効果に加え、日照変化等による明るさの変動や、検出対象であるパンタグラフ表面の汚れ等による表面状態の変化に頑健で、画像中のパンタグラフ有無判断をより安定的に行うことができる。
図11乃至図13を用いて本発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の第3の実施例を説明する。図11は本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の構成を示すブロック図、図12は本実施例のパンタグラフ検出部の構成を示すブロック図、図13は基準符合画像の一例を示す説明図である。
本実施例は、実施例1の正規化相関処理によってパンタグラフ1aの検出を行うパンタグラフ検出部56に代えて、物体形状検査によりパンタグラフ1aの検出を行う図11に示すパンタグラフ検出部58を用いるとともに、実施例1とは検査設定部53及び記憶部55における処理が異なる。その他の構成は実施例1において説明したものと概ね同様であり、以下、図1乃至図6に示し上述したものと類似する作用を奏するものについては同一の符合を付して重複する説明は省略し、異なる点を中心に説明する。
本実施例は、「方向符号照合(Orientation Code Matching)」(例えば、非特許文献1参照)を応用した方向符号照合処理により入力画像5中からパンタグラフ1aを検出する。方向符号照合は、画像各部分の濃淡の強さ方向を符号化し、パンタグラフ基準画像3(図4参照)と入力画像5との符合同士を照合することで、画像データ同士の適合度合いを検査する方法であり、明るさ変化や隠れに頑健な照合方法である。
図11に示すように、本実施例においてパンタグラフ画像保管機能部50Bは、検査設定部53、検査制御部54、パンタグラフ検出部58、記憶部55から構成されている。
検査設定部53では、後で詳述する方向符合探索パラメータ、パンタグラフ照合データを設定し、記憶部55へ保管する。
検査制御部54では、実施例1と同様の処理を行う。
パンタグラフ検出部58では、予めパンタグラフ基準画像3を画像部分の濃淡で符号化した方向符合画像(図13参照。以下、基準符合画像という)7を作成し、さらに、パンタグラフ基準画像3におけるパンタグラフ部分Aの位置やパンタグラフ部分Aの範囲からなるパンタグラフ照合データを作成しておく。この基準符合画像7の作成時においては、記憶部55より画像データ(パンタグラフ基準画像3)を読み出し、これを画像部分の濃淡で符号化して基準符合画像7を作成して記憶部55へ保管する。
一方、パンタグラフ検出時においては、検査制御部54からの検査信号を受けて、記憶部55より方向符合探索パラメータ、パンタグラフ照合データ、画像データ(入力画像5、及び、パンタグラフ基準画像3)を読み出し、入力画像5中からパンタグラフ1aの検出を行う。そして、パンタグラフ1a検出処理後、パンタグラフ有無結果を検査制御部54へ送信する。
より詳しく説明すると、図12に示すように、本実施例においてパンタグラフ検出部58には、方向符号化処理部58a、パンタグラフ検出処理部58b、及び、パンタグラフ判断処理部58cが設けられている。
パンタグラフ検出部58においてパンタグラフ検出処理を行う場合は、まず、方向符号化処理部58aにおいて、入力画像5(図5参照)を画像部分の濃淡で符号化した方向符合画像(以下、入力符合画像という)を作成し、パンタグラフ検出処理部58bにおいて予め設定しておいた探索範囲Bに対して方向符号照合により基準符合画像7におけるパンタグラフ部分Aとの画像データ同士の比較を行い、パンタグラフ検出位置として探索範囲Bにおいてパンタグラフ部分Aと適合する位置と、そのパンタグラフ検出位置での方向符合照合値(以下、パンタグラフ検出照合値という)とを求める。
そして、パンタグラフ判断処理部58cにおいて、パンタグラフ検出照合値と予め設定しておいたしきい値(以下、方向符合探索しきい値という)とを比較し、適合度が高い場合、即ち、パンタグラフ検出照合値が方向符合探索しきい値より大きい場合は、探索範囲B中にパンタグラフ1aが存在したと判断し、パンタグラフ有りとみなす。一方、適合度が低い場合、即ち、パンタグラフ検出照合値が方向符合探索しきい値以下の場合は、探索範囲B中にパンタグラフ1aは存在しないと判断し、パンタグラフ無しとみなす。このようにして得られたパンタグラフ1aの有無をパンタグラフ有無結果として検査制御部54へ出力する。
ここで、探索範囲Bや方向符合探索しきい値をまとめて方向符号探索パラメータと呼ぶ。また、パンタグラフ検出位置とパンタグラフ検出照合値をまとめて方向符号探索結果データと呼ぶ。このような処理により、方向符号照合によるパンタグラフ検出処理を行う。
記憶部55では、方向符合探索パラメータ、パンタグラフ照合データ、パンタグラフ基準画像3や撮影機能部50Aの録画部52から送信された入力画像5および基準符合画像7等の画像データを保管する。また、検査制御部54より削除信号を受け取った場合は、検査対象となっている画像データを削除する。
本実施例によれば、実施例1の効果に加え、日照変化等による明るさ変動に頑健で、画像中のパンタグラフの有無判断をより安定的に行うことができる。
図14を用いて本発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の第4の実施例を説明する。図14は本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置の構成を示すブロック図である。
本実施例は、実施例1の画像処理装置50に、図14に示す画像出力機能部50Cを追加したものである。その他の構成は実施例1において説明したものと概ね同様であり、以下、図1乃至図6に示し上述したものと類似する作用を奏するものについては同一の符合を付して重複する説明は省略し、異なる点を中心に説明する。
図14に示すように、本実施例において画像処理装置50は、走行中の車輌1のパンタグラフ1aを撮影し録画するための撮影機能部50A、撮影機能部50Aで録画した画像中からパンタグラフ1aの映っている画像のみを保管するパンタグラフ画像保管機能部50Bに加えて、保管した画像を出力する画像出力機能部50Cを備えている。
この画像出力機能部50Cは、図14に示す画像出力制御部59および画像出力部60から構成されている。
画像出力制御部59は、パンタグラフ画像保管機能部50Bの記憶部55に保管されている画像データのうち、図示しない表示部にどの画像を出力するかを指定するための画像出力信号をパンタグラフ画像保管機能部50Bの記憶部55に送信する。
パンタグラフ画像保管機能部50Bの記憶部55では、画像出力機能部50Cの画像出力制御部59からの画像出力信号を受け取り、出力画像に指定された画像データを、画像出力機能部50Cの画像出力部60へ送信する。
画像出力部60は、パンタグラフ画像保管機能部50Bの記憶部55から送信された画像データを上記表示部へ出力する。
本実施例に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置によれば、実施例1〜3による効果に加えて、保管した画像を出力することができ、パンタグラフの映っている画像を簡単に閲覧することができる。
なお、本実施例では、実施例1において説明した画像処理によるパンタグラフ撮影装置の画像処理装置50に、画像出力機能部50Cを追加する例を示したが、実施例2、実施例3において説明した画像処理によるパンタグラフ撮影装置の画像処理装置50に画像出力機能部50Cを追加しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
また、本発明に係る画像処理によるパンタグラフ撮影装置は、上述した実施例に限定されるものではなく、パンタグラフ検出センサ40の検出結果に基づいてパンタグラフ1aの画像を録画し、この録画した画像中からパンタグラフ1aの有無を検出するようにすればよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明は、画像処理によるパンタグラフ撮影装置に適用して好適なものである。
1 車輌
1a パンタグラフ
2 レール
3 基準画像
4 トロリー線
5 入力画像
6 物体形状モデル
7 基準符合画像
10A,10B 車輌接近警報部
10a,10b 接近車輌検出センサ
20 照明
30 監視カメラ
40 パンタグラフ検出センサ
48 記憶部
49 画像出力部
50 画像処理部
50A 撮影機能部
50B パンタグラフ画像保管機能部
50C 画像出力機能部
51 制御部
52 録画部
53 検査設定部
54 検査制御部
55 記憶部
56 パンタグラフ検出部
56a パンタグラフ検出処理部
56b パンタグラフ判断処理部
57 パンタグラフ検出部
57a 特徴抽出処理部
57b パンタグラフ検出処理部
57c パンタグラフ判断処理部
58 パンタグラフ検出部
58a 方向符号化処理部
58b パンタグラフ検出処理部
58c パンタグラフ判断処理部
59 画像出力制御部
60 画像出力部
A パンタグラフ部分
B 探索範囲
C 適合領域
D 適合部分

Claims (6)

  1. 車輌の接近を検知して車輌接近信号を出力する車輌接近警報手段と、
    前記車両の屋根上の構造物を検出してトリガ信号を出力する構造物検出手段と、
    前記トリガ信号に基づいて前記車輌の屋根上を撮影した入力画像を出力する撮影手段と、
    前記入力画像を解析する画像処理手段と、
    前記車輌の通過を検知して車輌通過信号を出力する車輌通過報知手段と
    を備え、
    前記画像処理手段が、
    前記入力画像を一時的に保管する撮影機能部と、
    前記撮影機能部に保管された前記入力画像中からパンタグラフが映っている画像のみを抽出して保管するパンタグラフ画像保管機能部とを備える
    ことを特徴とする画像処理によるパンタグラフ撮影装置。
  2. 前記撮影機能部が、
    前記撮影手段、前記パンタグラフ検出手段および前記録画手段に対し、前記車輌接近警報手段から出力される車輌接近信号に基づいて起動信号を送信する一方、前記車輌通過報知手段から出力される車輌通過信号に基づいて停止信号を送信する撮影制御手段と、
    前記入力画像が一時的に保管される前記録画手段とを備え、
    前記パンタグラフ画像保管機能部が、
    前記録画手段から入力された前記入力画像を保管する記憶手段と、
    前記記憶手段から入力された前記入力画像中からパンタグラフを検出するパンタグラフ検出手段と、
    前記記憶手段に対し、前記パンタグラフ検出手段によってパンタグラフ無しと判断された前記入力画像の削除信号を出力する検査制御手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理によるパンタグラフ撮影装置。
  3. 前記パンタグラフ検出手段が、予め設定する基準画像と、前記入力画像との正規化相関演算により前記入力画像中から前記パンタグラフを検出するように構成された
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理によるパンタグラフ撮影装置。
  4. 前記パンタグラフ検出手段が、予め設定する特徴データと、前記入力画像から抽出した特徴データとを比較することにより前記入力画像中から前記パンタグラフを検出するように構成された
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理によるパンタグラフ撮影装置。
  5. 前記パンタグラフ検出手段が、予め設定する基準符合画像と、前記入力画像から作成した入力符号画像とを比較することにより前記入力画像中から前記パンタグラフを検出するように構成された
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理によるパンタグラフ撮影装置。
  6. 前記画像処理手段が、前記撮影機能部および前記パンタグラフ画像保管機能部に加えて、画像出力機能部を備え、
    前記画像出力機能部が、
    前記記憶手段に対し、該記憶手段に保管されている前記入力画像のうちの前記パンタグラフ検出手段によりパンタグラフが撮影されていると判断された画像の指定を行う画像出力制御機能と、
    前記画像出力制御機能によって指定され前記記憶手段から送信される前記入力画像を出力する画像出力手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理によるパンタグラフ撮影装置。
JP2009014851A 2009-01-27 2009-01-27 画像処理によるパンタグラフ撮影装置 Pending JP2010176156A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014851A JP2010176156A (ja) 2009-01-27 2009-01-27 画像処理によるパンタグラフ撮影装置
CN2010800055432A CN102300741A (zh) 2009-01-27 2010-01-26 基于图像处理的受电弓摄影装置
RU2011135829/11A RU2491182C2 (ru) 2009-01-27 2010-01-26 Устройство фотосъемки токоприемника посредством обработки изображений
PCT/JP2010/050987 WO2010087347A1 (ja) 2009-01-27 2010-01-26 画像処理によるパンタグラフ撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014851A JP2010176156A (ja) 2009-01-27 2009-01-27 画像処理によるパンタグラフ撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010176156A true JP2010176156A (ja) 2010-08-12

Family

ID=42395608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009014851A Pending JP2010176156A (ja) 2009-01-27 2009-01-27 画像処理によるパンタグラフ撮影装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2010176156A (ja)
CN (1) CN102300741A (ja)
RU (1) RU2491182C2 (ja)
WO (1) WO2010087347A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015182699A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 株式会社明電舎 パンタグラフ舟体熔損検査装置
CN112770043A (zh) * 2019-11-06 2021-05-07 中国铁道科学研究院集团有限公司 弓网视频采集装置和弓网视频处理系统

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5900018B2 (ja) * 2012-02-29 2016-04-06 株式会社明電舎 パンタグラフ測定方法及びパンタグラフ測定装置
CN107743577B (zh) * 2015-06-15 2020-06-09 韩国铁道技术研究院 用于检测电动铁道车辆的振动信息的方法和装置
CN105564460B (zh) * 2016-01-25 2017-12-01 成都国铁电气设备有限公司 受电弓意外降弓识别检测方法及系统
CN108569146B (zh) * 2017-03-10 2021-01-15 中国铁建电气化局集团有限公司 一种无轨电车dc1500v集电器装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08228338A (ja) * 1995-02-22 1996-09-03 Mitsubishi Electric Corp 状態監視装置及び状態監視方法
JPH09212643A (ja) * 1996-02-05 1997-08-15 Meidensha Corp 三次元物体認識方法及びその装置
JPH09282454A (ja) * 1996-04-12 1997-10-31 Meidensha Corp 物体認識方法
JP2006349432A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Hitachi Plant Technologies Ltd パンタグラフのすり板検査装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000032389A (ja) * 1998-07-08 2000-01-28 Mitsubishi Electric Corp 画像記録装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08228338A (ja) * 1995-02-22 1996-09-03 Mitsubishi Electric Corp 状態監視装置及び状態監視方法
JPH09212643A (ja) * 1996-02-05 1997-08-15 Meidensha Corp 三次元物体認識方法及びその装置
JPH09282454A (ja) * 1996-04-12 1997-10-31 Meidensha Corp 物体認識方法
JP2006349432A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Hitachi Plant Technologies Ltd パンタグラフのすり板検査装置

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200701048006; 金子 俊一: 'ロバスト画像照合の基礎と実産業応用' 映像情報メディア学会技術報告 第31巻 第11号, 20070223, p.29-34, (社)映像情報メディア学会 *
JPN6010021094; F.ULLAH, S.KANEKO and S.IGARASHI: 'Orientation Code Matching for Robust Object Search' IEICE transactions on information and systems Vol.E84-D, No.8, 20010801, 999-1006ページ, 社団法人電子情報通信学会 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015182699A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 株式会社明電舎 パンタグラフ舟体熔損検査装置
CN112770043A (zh) * 2019-11-06 2021-05-07 中国铁道科学研究院集团有限公司 弓网视频采集装置和弓网视频处理系统
CN112770043B (zh) * 2019-11-06 2022-09-13 中国铁道科学研究院集团有限公司 弓网视频采集装置和弓网视频处理系统

Also Published As

Publication number Publication date
RU2011135829A (ru) 2013-03-10
CN102300741A (zh) 2011-12-28
WO2010087347A1 (ja) 2010-08-05
RU2491182C2 (ru) 2013-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010087347A1 (ja) 画像処理によるパンタグラフ撮影装置
JP5396826B2 (ja) 画像処理による通過列車撮影装置
JP6210650B2 (ja) 画像検索システム及び画像検索方法
JP2019201268A (ja) 監視システムおよび監視方法
JP2003219399A (ja) 監視対象物を識別する監視装置
KR100963279B1 (ko) 매연차량 자동판독 시스템 및 그 방법
KR20090122168A (ko) 매연차량 자동판독 시스템 및 그 방법
JP2008184763A (ja) レール継目板の締結ボルト脱落検出方法および脱落検出装置
JP2006250574A (ja) レール継目板の締結ボルトの脱落検出装置
JP2011075283A (ja) ワイヤーロープ検査装置
JP5126086B2 (ja) 画像処理によるパンタグラフ撮影装置
JP5370009B2 (ja) 監視システム
JP4319606B2 (ja) 車輪形状測定装置
JP6955402B2 (ja) 障害物検出システム及び障害物検出方法
JP4312728B2 (ja) レール継目板の締結ボルトの脱落検出装置
JP6431271B2 (ja) 車両検知及び車両番号認識装置
JP2012164131A (ja) ドライブレコーダ装置及びそのイベント識別方法
CN106664779B (zh) 控制系统以及传感器单元
JP5481232B2 (ja) パンタグラフ監視装置
JP2018191207A5 (ja)
JP2008198124A (ja) 警戒センサ
JP2005028903A (ja) パンタグラフ支障物検出方法及び装置
JP2012015698A (ja) パンタグラフ検出装置及びその方法
JP2003009140A (ja) 歩行者検出装置
JP2016090309A (ja) 塗装表面検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100802

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131022