JP2012164131A - ドライブレコーダ装置及びそのイベント識別方法 - Google Patents

ドライブレコーダ装置及びそのイベント識別方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012164131A
JP2012164131A JP2011023976A JP2011023976A JP2012164131A JP 2012164131 A JP2012164131 A JP 2012164131A JP 2011023976 A JP2011023976 A JP 2011023976A JP 2011023976 A JP2011023976 A JP 2011023976A JP 2012164131 A JP2012164131 A JP 2012164131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
vehicle
drive recorder
acceleration
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011023976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5743580B2 (ja
Inventor
Junji Tanaka
準二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2011023976A priority Critical patent/JP5743580B2/ja
Publication of JP2012164131A publication Critical patent/JP2012164131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5743580B2 publication Critical patent/JP5743580B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

【課題】事故やヒヤリハットといったイベントを高精度に検出し、イベントの発生の原因を特定することができることができるドライブレコーダ装置を提供する。
【解決手段】加速度の変化量が加速側で発生した場合、制御部21は、アクセル開度の変化量が運転者の判断によって操作したと判断される一定値以下であるか否かを判別する(S35)。アクセル開度の変化量が一定値以下である場合、制御部21は、外部エネルギー(外部因子)によるイベント(例えば、もらい事故)であると判断する(S36)。一方、アクセル開度の変化量が一定値を越える場合、制御部21は、運転手の判断によるイベント(例えば、危険運転、危険運転回避)であると判断する(S38)。この場合、制御部21は、ヒヤリハットの事例として、イベント情報、各種センサで収集したデータ、および映像情報を記録部26に記録する(S39)。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の走行状態を記録するドライブレコーダ装置及びそのイベント識別方法に関する。
従来、ドライブレコーダでは、ヒヤリハット事例(ヒヤリとしたり、ハッとしたりした突発的な事象やミスのこと。)や事故記録を収録するために、トリガが設定される。このトリガの発生によって収録されたデータの中から、さまざまな手法を用いて余分なデータ(ごみデータ)を排除し、ヒヤリハットや事故の検証が行われる。
この余分なデータを排除する場合、例えば、閾値を2段階に決めることで、どうしても必要なデータと削除してもよいデータとが区別された。また、加速度の変化量から、路面状態の影響によるデータが削除された。このように、必要なデータだけを残し、その解析が行われる。
また、関連する先行技術として、特許文献1には、アクセル、ブレーキ、ハンドルなどの操作量を計測データとして記録することが示されている。
また、特許文献2には、交差点などの車両周辺情報、車速、ウインカなどの車両センサ情報に基づき、複数のカメラの撮影タイミングを制御することが示されている。
また、特許文献3には、加速度が連続して一定期間続くと、事故やヒヤリハットと思われる場合を特定し、その前後一定期間に亘る状況データを記録することが示されている。
特開2001−236537号公報 特開2003−134427号公報 特開2007−11909号公報
しかしながら、上記従来のドライブレコーダ装置には、つぎのような問題があった。すなわち、ドライブレコーダで、録画とともに収集したデータを解析する際、ドライバ(運転手)による運転操作を把握することが困難であり、収集したデータから推論するしかなかった。したがって、録画した画像に対し、衝突や急制動など、事故やヒヤリハットといったイベントの検出が困難であり、ヒヤリハットや事故の検証が難しかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、事故やヒヤリハットといったイベントを高精度に検出し、イベントの発生の原因を特定することができるドライブレコーダ装置及びそのイベント識別方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライブレコーダ装置は、下記(1)〜(9)を特徴としている。
(1) 車両の走行状態を記録するドライブレコーダ装置であって、
前記車両に設置され、当該車両から見える映像を撮影する撮像手段と、
前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
前記車両の運転操作を検知する操作検知手段と、
前記走行状態検出手段によって検出された走行状態の変化量がイベントの発生と判断される閾値を越えたか否かを判別する閾値判別手段と、
前記閾値を越えた場合、前記撮像手段によって撮影された映像、および前記撮影時に前記操作検知手段によって検知された運転操作を記録する記録手段と、
前記車両の走行状態に加え、前記操作検知手段によって検知された少なくとも1つの運転操作をもとに、前記発生したと判断されるイベントを識別するイベント識別手段と、
を備えたこと。
(2) 上記(1)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記イベント識別手段は、前記発生したと判断されるイベントの原因を特定し、一方、前記イベントの原因が特定されない場合、前記撮像手段によって撮影された映像で前記イベントの確認を促すこと。
(3) 上記(1)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記走行状態検出手段は、前記車両の走行状態として、前記車両の加速度を検出し、前記閾値判別手段は、前記車両の加速度が前記閾値を越えたか否かを判別すること。
(4) 上記(1)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記記録手段は、前記操作検知手段によって検知された運転操作とともに、前記イベント識別手段によって識別されたイベントを記録すること。
(5) 上記(1)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記イベント識別手段は、前記記録手段によって記録された運転操作をもとに、前記イベントを識別すること。
(6) 上記(1)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記操作検知手段は、アクセル開度を検知するアクセル開度検知手段を備え、
前記イベント識別手段は、前記アクセル開度検知手段によって検知されたアクセル開度の変化量に応じて、前記イベントを識別すること。
(7) 上記(6)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記操作検知手段は、ブレーキ操作の有無を検知するブレーキ操作検知手段を備え、
前記イベント識別手段は、前記アクセル開度検知手段によって検知されたアクセル開度の変化量、および前記ブレーキ操作検知手段によって検知されたブレーキ操作の有無に応じて、前記イベントを識別すること。
(8) 上記(6)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記イベント識別手段は、前記アクセル開度検知手段によって検知されたアクセル開度の変化量が運転手によるものと判断される一定値を越える場合、前記イベントの原因としてヒヤリハットを特定すること。
(9) 上記(6)の構成のドライブレコーダ装置であって、
前記イベント識別手段は、前記アクセル開度検知手段によって検知されたアクセル開度の変化量が運転手によるものと判断される一定値を越えない場合、前記イベントの原因として事故を特定すること。
上記(1)の構成のドライブレコーダ装置によれば、車両の走行状態の変化量が閾値を越えた場合の車両の走行状態に加え、少なくとも1つの運転操作をもとに、イベントを識別するので、事故やヒヤリハットといったイベントを高精度に検出し、イベントの発生の原因を特定することができる。これにより、ヒヤリハットや事故の検証が容易になる。また、収集したデータから詳しい運転教育に繋げることができる。また、事故の検証において、過失の度合いも把握することが可能である。
上記(2)の構成のドライブレコーダ装置によれば、イベント原因の特定が困難である場合、撮影された映像によるイベントの確認が促されるので、曖昧なイベントの原因の特定が防げる。
上記(3)の構成のドライブレコーダ装置によれば、加速度を検出することで、イベントの発生の判断が容易となる。
上記(4)の構成のドライブレコーダ装置によれば、識別されたイベントが記録されているので、イベントの検証が容易となる。
上記(5)の構成のドライブレコーダ装置によれば、少なくとも1つの運転操作が記録されているので、後にさまざまな角度からイベントの検証を行うことが可能である。
上記(6)の構成のドライブレコーダ装置によれば、運転手の判断による操作が明らかになる。
上記(7)の構成のドライブレコーダ装置によれば、運転手の判断による操作がより一層明らかになる。したがって、イベントの検出をより精度良く行うことができる。
上記(8)の構成のドライブレコーダ装置によれば、イベントの発生の原因がヒヤリハットであったことを特定することができる。
上記(9)の構成のドライブレコーダ装置によれば、イベントの発生の原因が事故、例えばもらい事故であったことを特定することができる。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライブレコーダ装置のイベント識別方法は、下記(10)を特徴としている。
(10) 車両に設置され、当該車両から見える映像を撮影する撮像手段と、前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記車両の運転操作を検知する操作検知手段とを備え、前記車両の走行状態を記録するドライブレコーダ装置のイベント識別方法であって、
前記走行状態検出手段によって検出された走行状態の変化量がイベントの発生と判断される閾値を越えたか否かを判別する閾値判別ステップと、
前記閾値を越えた場合、前記撮像手段によって撮影された映像、および前記撮影時に前記操作検知手段によって検知された運転操作を記録する記録ステップと、
前記車両の走行状態に加え、前記操作検知手段によって検知された少なくとも1つの運転操作をもとに、前記発生したと判断されるイベントを識別するイベント識別ステップと、
を有すること。
上記(10)の構成のドライブレコーダ装置のイベント識別方法によれば、車両の走行状態の変化量が閾値を越えた場合の車両の走行状態に加え、少なくとも1つの運転操作をもとに、イベントを識別するので、事故やヒヤリハットといったイベントを高精度に検出し、イベントの発生の原因を特定することができる。
本発明によれば、車両の走行状態の変化量が閾値を越えた場合の車両の走行状態に加え、少なくとも1つの運転操作をもとに、イベントを識別するので、事故やヒヤリハットといったイベントを高精度に検出し、イベントの発生の原因を特定することができる。これにより、ヒヤリハットや事故の検証が容易になる。また、収集したデータから詳しい運転教育に繋げることができる。また、事故の検証において、過失の度合いも把握することが可能である。
第1の実施形態におけるドライブレコーダの構成を示すブロック図である。 ドライブレコーダのレコーダ本体や各種センサが搭載された車両、および収集したデータを解析・検証するデータ処理装置を示す図である ドライブレコーダのデータ記録動作手順を示すフローチャートである。 イベント発生時における各種センサの信号やスイッチの状態を表すグラフである。 データ処理装置における収集したデータの検証手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるドライブレコーダのデータ記録動作手順を示すフローチャートである。 記録部26に記録されるデータを示す図である。 加速度の変化量が閾値を越えてトリガが発生する場合に想定されるシーンを示す図である。
本発明の実施の形態のドライブレコーダ装置及びそのイベント識別方法について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態におけるドライブレコーダの構成を示すブロック図である。ドライブレコーダ10は、レコーダ本体11およびセンサ部12から構成される。レコーダ本体11には、制御部21、カメラ22、画像処理部23、画像メモリ24、操作部25、記録部26、RTC28およびメモリカードインタフェース(I/F)27が設けられている。
センサ部12には、GPS受信器31、加速度センサ32、車速センサ33、アクセル開度センサ34、ウインカスイッチ35およびブレーキスイッチ36が設けられており、これらはレコーダ本体11内の制御部21に接続される。
レコーダ本体11において、制御部11は、ドライブレコーダ全体を制御するものであり、周知のCPU、ROM、RAM等を有する。
カメラ22は、CCD等の撮像素子を有し、車両のフロントガラスの上部近傍に設置され(図2参照)、車両前方の映像を撮影する。画像処理部23は、カメラ22によって撮影された映像に対し、圧縮等の画像処理を施す。画像メモリ24は、一定量の画像データを蓄積するリングメモリを有し、カメラ22よって撮影され、画像処理部23によって画像処理された映像データを記憶する。なお、画像メモリ24には、映像データと同時に、GPS受信器31によって得られる現在位置座標、およびRTC28で計時された現在時刻が記憶される。
操作部25は、ドライブレコーダ10の操作に必要な各種のボタンを有する。記録部26には、トリガ発生に応じて収集されるデータとして、カメラ22によって撮影され、画像メモリ24に記憶された映像データの他、車両の走行状態を検知する各種センサや運転操作を検知する各種スイッチによって得られる検知データが記録される。
RTC(Real Time Clock)27は、前述したように現在の時刻を計時する。メモリカードI/F27には、メモリカード15が挿着自在に接続される。
一方、センサ部12において、GPS(Global Positioning System)受信器31は、車両内部に取り付けられ(図2参照)、複数のGPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置の座標(GPS座標)を表す信号を出力する。
加速度センサ32は、車両の進行方向(X方向)、横方向(Y方向)および重力方向(Z方向)からなる3軸方向の加速度を検出する(走行状態検出手段の一例)。
車速センサ33は、ロータリーエンコーダからなり、走行距離演算用のパルス信号として、後輪(駆動輪)のトランスミッション回転数に応じた数のパルス信号を発生し、速度パルス信号として出力する。
アクセル開度センサ34は、アクセルペダルに設けられ、運転手によって操作されるアクセルペダルの操作量(アクセル開度)を検知する。このアクセル開度センサ34は操作検知手段の一例としてアクセル開度検知手段に相当する。
ウインカスイッチ35は、左右のウインカ(方向指示器)のオン/オフを検知し、制御部21に出力する。ブレーキスイッチ36は、ブレーキペダルに設けられ、運転手によってブレーキペダルが操作されると、オンになり、ブレーキ操作の有無を制御部21に出力する。このブレーキスイッチ36は操作検知手段の一例としてブレーキ操作検知手段に相当する。
図2はドライブレコーダのレコーダ本体や各種センサが搭載された車両、および収集したデータを解析・検証するデータ処理装置を示す図である。図2(A)には車両に搭載されたレコーダ本体および各種センサやスイッチの配置が示される。図2(B)はデータ処理装置の外観を示す。データ処理装置50は、コンピュータ本体51、ディスプレイ52、キーボード54、マウス55等からなる汎用のコンピュータシステムで構成される。コンピュータ本体51の前面下部には、メモリカード15が接続される接続コネクタ57が設けられている。データ処理装置50は、メモリカード15に記録されたデータを読み出し、コンピュータ本体51に搭載された解析ソフトで読み出したデータを解析・検証する。
図3はドライブレコーダのデータ記録動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは制御部21内のROMに格納されており、制御部21内のCPUによって実行される。
ドライブレコーダ10が起動すると、制御部21は、まず、カメラ22によって車両前方の映像を撮影し、その映像の取り込みを開始する(ステップS1)。カメラ22よって撮影された映像は、画像処理部23で画像処理され、画像メモリ24に順次記録される。なお、画像メモリ24はリングメモリからなり、連続して撮影される映像は、画像メモリ24の容量が一定量に達すると、順次上書きされる。
制御部21は、加速度センサ32から加速度情報を取り込む(ステップS2)。加速度情報として、前述したように、車両の進行方向、横方向および重力方向からなる3軸方向の加速度が取り込まれる。
制御部21は、ステップS2で取り込んだ加速度情報から、加速度の変化量が衝突や急制動などのイベントの発生と判断される閾値を越えてトリガが発生したか否かを判別する(ステップS3)。このステップS3の処理は閾値判別手段の一例である。加速度の変化量が閾値を越えずトリガが発生していない場合、制御部21は、ステップS1の処理に戻り、撮影動作を継続する。
一方、加速度の変化量が閾値を越えてトリガが発生した場合、制御部21は、撮影時に衝突や急制動などのイベントが発生したとして、各種センサやスイッチ(ここでは、車速センサ33、アクセル開度開度センサ34、ウインカスイッチ35、ブレーキスイッチ36)の情報を取り込む(ステップS4)。そして、制御部21は、ステップS4で取り込んだ各種センサやスイッチの情報、および画像メモリ24に記憶された映像データを記録部24に記録する(ステップS5)。このステップS5では、メモリカードI/F27にメモリカード15が挿着されている場合、記録部24およびメモリカード15の両方に、データが記録される。
この後、制御部21は、操作部25を介して運転手から終了指示を受けたか否かを判別する(ステップS6)。終了指示を受けていない場合、制御部21はステップS1の処理に戻り、撮影動作を継続する。一方、終了指示を受けると、制御部21は本処理を終了する。
図4はイベント発生時における各種センサの信号やスイッチの状態を表すグラフである。横軸は時間を示し、左側の縦軸は加速度の度合いを示し、右側の縦軸は速度、アクセル開度の度合いを示す。また、グラフ中、符号aはアクセル開度を表す。符号bは速度を表す。符号cは車両進行方向(X方向)の加速度を表す。符号dは横方向(Y方向)の加速度を表す。符号eはブレーキスイッチの状態を示す。符号fは右ウインカスイッチの状態を表す。符号gは左ウインカスイッチの状態を表す。
このグラフにおいて、時点Taでは、アクセル開度が急に開かれた後に閉じられ、バウンドするように減速して車両が停止しており、衝突による事故が発生していることが予想される。
図5はデータ処理装置における収集したデータの検証手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、データ処理装置50内の記録媒体に格納されており、データ処理装置50内のCPUによって実行される。
データ処理装置50は、まず、接続コネクタ57に接続されたメモリカード15に記録された収集データを取り込む(ステップS11)。データ処理装置50は、取り込んだ収集データを解析し、加速度が閾値を越えたことによるトリガ発生時、アクセル変化量があったか否かを判別する(ステップS12)。アクセル変化量がなかった場合、データ処理装置50は、ブレーキ操作があったか否かを判別する(ステップS13)。ブレーキ操作がなかった場合、データ処理装置50は、外部エネルギー(外部因子)によるもの(イベント)として、もらい事故が発生したと判断する(ステップS14)。なお、ステップS13では、ウインカスイッチ35の状態を併せて判別してもよく、例えばウインカスイッチ35の右ウインカスイッチがオンである場合、ステップS14では右折しようとしてもらい事故が発生したと判断することができる。この後、本処理が終了する。
一方、ステップS12で、トリガ発生時にアクセル変化量があった場合、データ処理装置50は、運転手の操作によるもの(イベント)と判断し、その原因として、危険回避のヒヤリハットや追突事故であったか否かを映像によってイベントを確認することを促す(ステップS15)。また、ステップS15では、ウインカスイッチ35のオン/オフを判断材料に加えてもよい。この後、本処理が終了する。
第1の実施形態のドライブレコーダ装置によれば、撮影した映像だけでなく、収集したアクセル開度の変化量、ブレーキ操作の有無などのデータから運転操作の情報を取得し、これらの情報をもとに、事故やヒヤリハットといったイベントを高精度に検出し、イベントの発生の原因を特定することができる。これにより、ヒヤリハットや事故の検証が容易になる。また、収集したデータから詳しい運転教育に繋げることができる。また、事故の検証において、過失の度合いも把握することが可能である。
また、イベントの発生の原因の特定が困難である場合、撮影された映像の確認が促されるので、曖昧なイベントの原因の特定が防げる。また、車両の走行状態として、車両の加速度を検出し、車両の加速度が閾値を越えたか否かを判別するので、イベントの発生の判断が容易となる。また、少なくとも1つの運転操作が記録されているので、後にさまざまな角度からイベントの検証を行うことが可能である。また、検知されたアクセル開度の変化量および検知されたブレーキ操作の有無に応じてイベントが識別されるので、運転手の判断による操作が明らかになる。
このように、第1の実施形態では、ドライブレコーダ装置は、ドライブレコーダおよびデータ処理装置から主に構成され、ドライブレコーダが映像情報の他、種々の運転操作の情報を記録し、データ処理装置が収集したデータを解析してイベントの検証を行う場合を示した。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、ドライブレコーダ装置は、主にドライブレコーダから構成され、運転操作の情報からイベントを検証し、検証したイベントの情報を映像情報とともに記録する場合を示す。なお、第2の実施形態のドライブレコーダのハードウェア構成は前記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
図6は第2の実施形態におけるドライブレコーダのデータ記録動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは制御部21内のROMに格納されており、制御部21内のCPUによって実行される。
ドライブレコーダ10が起動すると、制御部21は、まず、カメラ22によって車両前方の映像を撮影し、その映像の取り込みを開始する(ステップS31)。カメラ22よって連続して撮影される映像は、画像処理部23で画像処理され、画像メモリ24に順次記録される。
制御部21は、加速度センサ32から撮影時における加速度情報を取り込む(ステップS32)。加速度情報として、前述したように、車両の進行方向、横方向および重力方向からなる3軸方向の加速度が取り込まれる。
制御部21は、ステップS32で取り込んだ加速度情報から、加速度の変化量が衝突や急制動などのイベントの発生と判断される閾値を越えてトリガが発生したか否かを判別する(ステップS33)。加速度の変化量が閾値を越えずトリガが発生していない場合、制御部21は、ステップS31の処理に戻り、撮影動作を継続する。
一方、加速度の変化量が閾値を越えてトリガが発生した場合、制御部21は、この加速度の変化量が加速側あるいは減速側で発生したか否かを判別する(ステップS34)。加速側で発生した場合、制御部21は、アクセル開度センサ34によって検知されるアクセル開度からその変化量が運転者の判断によって操作したと判断される一定値以下であるか否かを判別する(ステップS35)。
アクセル開度の変化量が一定値以下である場合、制御部21は、外部エネルギー(外部因子)によるイベント(例えば、もらい事故)であると判断する(ステップS36)。そして、制御部21は、事故記録として外部エネルギーによるもの(例えばもらい事故)とするイベント情報、各種センサで収集したデータ、および映像情報を記録部26に記録する(ステップS37)。このとき、メモリカードI/F27にメモリカード15が接続されている場合、これらの情報はメモリカード15にも記録される。この後、制御部21は本動作を終了する。
一方、ステップS35でアクセル開度の変化量が一定値を越える場合、制御部21は、運転手の判断によるイベント(例えば、ヒヤリハット、危険運転、危険運転回避)であると判断する(ステップS38)。そして、制御部21は、ヒヤリハットの事例として、運転手の判断によるものとするイベント情報、各種センサで収集したデータ、および映像情報を記録部26に記録する(ステップS39)。このとき、メモリカードI/F27にメモリカード15が接続されている場合、これらの情報はメモリカード15にも記録される。この後、制御部21は本動作を終了する。
また一方、ステップS34で、加速度の変化量が減速側で発生した場合、制御部21は、アクセル開度の変化量が運転者の判断によって操作したと判断される一定値以下であるか否かを判別する(ステップS40)。アクセル開度の変化量が一定値以下である場合、制御部21は、ブレーキ操作や衝突によるイベントであると判断する(ステップS41)。なお、ステップS41の処理では、さらに、ブレーキスイッチの有無を検知し、ブレーキ操作が行われているか否かを確認してもよい。
この後、制御部21は、ステップS37において、制御部21は、事故記録として、ブレーキ操作や衝突によるものとするイベント情報、各種センサで収集したデータ、および映像情報を記録部26に記録する。
一方、ステップS40でアクセル開度の変化量が一定値を越える場合、制御部21は、衝突によるイベント(例えば、脇見や居眠り)であると判断する(ステップS42)。そして、ステップS39において、制御部21は、ヒヤリハットの事例として、衝突によるものとするイベント情報、各種センサで収集したデータ、および映像情報を記録部26に記録する。
図7は記録部26に記録されるデータを示す図である。記録部26には、イベントごとに、イベント情報、その原因、収集データおよび映像データが記録される。具体的に、イベント情報としてヒヤリハットである場合、運転手の判断によるもの(危険運転回避など)や、衝突によるもの(脇見や居眠り)であることが記録されるとともに、それぞれに対応する収集データおよび映像テータが併せて記録される。
また、イベント情報として事故記録である場合、外部エネルギー(外部因子)によるものや、ブレーキ操作や衝突によるものであることが記録されるとともに、それぞれに対応する収集データおよび映像データが併せて記録される。なお、収集データから得られる、前述した図4のグラフは、時点Taにおいて、ステップS42における、衝突によるイベントが発生したことを示している。
図8は加速度の変化量が閾値を越えてトリガが発生する場合に想定されるシーンを示す図である。図8(A)の定速走行時では、定速走行の範囲内でアクセル開度の変動量が少ないときに、この範囲の上限である閾値を越えるような、加速度の上昇があった場合、一定速度で走行時に加速度が発生し、速度が上がったと想定され、外部エネルギー(外部因子)により加速度が上がったとみなしてデータ収集が行われる。
図8(B)の発進時では、発進に必要な範囲内でアクセル開度の変動量が少ないときに、この範囲の上限である閾値を越えるような、加速度の異常な上昇があった場合、発進時に追突されて加速したと想定され、外部エネルギー(外部因子)により加速度が上がったとみなしてデータ収集が行われる。
図8(C)の減速時では、アクセルペダルを離していたときの変動範囲内でアクセル開度の変動量が少ないときに、この範囲の上限である閾値を越えるような、加速度の上昇があった場合、減速中に加速度が発生して速度が上がったと想定され、外部エネルギー(外部因子)により加速度が上がったとみなしてデータ収集が行われる。
このように、第2の実施形態のドライブレコーダ装置によれば、撮影した映像だけでなく、収集したアクセル開度の変化量、ブレーキ操作の有無などのデータから運転操作の情報を取得し、これらの情報をもとに、事故やヒヤリハットといったイベントを高精度に検出し、イベントの発生の原因を特定することができる。また、記録媒体である記録部にイベント情報が記録されているので、ドライブレコーダだけでイベントの検証が可能である。また、検知された運転操作とともに、識別されたイベントが記録されているので、イベントの検証が容易となる。
また、検知されたアクセル開度の変化量が運転手によるものと判断される一定値を越える場合、イベントの発生の原因がヒヤリハットであったことを特定することができる。一方、検知されたアクセル開度の変化量が一定値を越えない場合、例えばイベントの発生の原因が事故であることを特定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、運転操作として、アクセル開度、ブレーキ操作の有無を例に挙げてイベントを識別する場合を示したが、その他の運転操作として、左右のウインカスイッチのオン/オフなどを検知してイベントを識別するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両の走行状態として、車両の加速度を検知する場合を示したが、車両の加速度に限らず、速度(車速)等を検知してもよい。
また、上記実施形態では、ブレーキ操作の有無に応じてイベントを識別していたが、さらに、ブレーキ操作があった場合のブレーキ操作量を検知してイベントを識別するようにしてもよい。
10 ドライブレコーダ
11 レコーダ本体
12 センサ部
15 メモリカード
21 制御部
22 カメラ
23 画像処理部
24 画像メモリ
25 操作部
26 記録部
27 メモリカードI/F
28 RTC
31 GPS受信器
32 加速度センサ
33 車速センサ
34 アクセル開度センサ
35 ウインカスイッチ
36 ブレーキスイッチ
40 車両
50 データ処理装置
51 コンピュータ本体
52 ディスプレイ
54 キーボード
55 マウス
57 接続コネクタ

Claims (4)

  1. 車両の走行状態を記録するドライブレコーダ装置であって、
    前記車両に設置され、当該車両から見える映像を撮影する撮像手段と、
    前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    前記車両の運転操作を検知する操作検知手段と、
    前記走行状態検出手段によって検出された走行状態の変化量がイベントの発生と判断される閾値を越えたか否かを判別する閾値判別手段と、
    前記閾値を越えた場合、前記撮像手段によって撮影された映像、および前記撮影時に前記操作検知手段によって検知された運転操作を記録する記録手段と、
    前記車両の走行状態に加え、前記操作検知手段によって検知された少なくとも1つの運転操作をもとに、前記発生したと判断されるイベントを識別するイベント識別手段と、
    を備えたことを特徴とするドライブレコーダ装置。
  2. 前記イベント識別手段は、前記発生したと判断されるイベントの原因を特定し、一方、前記イベントの原因が特定されない場合、前記撮像手段によって撮影された映像で前記イベントの確認を促すことを特徴とする請求項1記載のドライブレコーダ装置。
  3. 前記走行状態検出手段は、前記車両の走行状態として、前記車両の加速度を検出し、前記閾値判別手段は、前記車両の加速度が前記閾値を越えたか否かを判別することを特徴とする請求項1記載のドライブレコーダ装置。
  4. 車両に設置され、当該車両から見える映像を撮影する撮像手段と、前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記車両の運転操作を検知する操作検知手段とを備え、前記車両の走行状態を記録するドライブレコーダ装置のイベント識別方法であって、
    前記走行状態検出手段によって検出された走行状態の変化量がイベントの発生と判断される閾値を越えたか否かを判別する閾値判別ステップと、
    前記閾値を越えた場合、前記撮像手段によって撮影された映像、および前記撮影時に前記操作検知手段によって検知された運転操作を記録する記録ステップと、
    前記車両の走行状態に加え、前記操作検知手段によって検知された少なくとも1つの運転操作をもとに、前記発生したと判断されるイベントを識別するイベント識別ステップと、
    を有することを特徴とするイベント識別方法。
JP2011023976A 2011-02-07 2011-02-07 ドライブレコーダ装置 Active JP5743580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011023976A JP5743580B2 (ja) 2011-02-07 2011-02-07 ドライブレコーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011023976A JP5743580B2 (ja) 2011-02-07 2011-02-07 ドライブレコーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012164131A true JP2012164131A (ja) 2012-08-30
JP5743580B2 JP5743580B2 (ja) 2015-07-01

Family

ID=46843464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011023976A Active JP5743580B2 (ja) 2011-02-07 2011-02-07 ドライブレコーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5743580B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013045242A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Yazaki Energy System Corp イベント監視用車載器
JP2015072656A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 住友電気工業株式会社 車両情報収集装置、監視装置、車両情報収集方法、車両情報収集システム、車両情報収集プログラムおよび監視プログラム
JP2017107483A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社デンソー 検出装置
KR102202638B1 (ko) * 2019-10-01 2021-01-14 주식회사대성엘텍 운전 보조 장치 및 이를 이용한 운전 보조 방법
CN115171233A (zh) * 2022-05-24 2022-10-11 江西五十铃汽车有限公司 一种行车数据智能管理方法、系统、可读存储介质及设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199204A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Sanyo Electric Co Ltd ドライブレコーダ及びドライブレコーダの制御方法
JP2007011909A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Horiba Ltd ドライビングレコーダ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199204A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Sanyo Electric Co Ltd ドライブレコーダ及びドライブレコーダの制御方法
JP2007011909A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Horiba Ltd ドライビングレコーダ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013045242A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Yazaki Energy System Corp イベント監視用車載器
JP2015072656A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 住友電気工業株式会社 車両情報収集装置、監視装置、車両情報収集方法、車両情報収集システム、車両情報収集プログラムおよび監視プログラム
JP2017107483A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社デンソー 検出装置
KR102202638B1 (ko) * 2019-10-01 2021-01-14 주식회사대성엘텍 운전 보조 장치 및 이를 이용한 운전 보조 방법
CN115171233A (zh) * 2022-05-24 2022-10-11 江西五十铃汽车有限公司 一种行车数据智能管理方法、系统、可读存储介质及设备
CN115171233B (zh) * 2022-05-24 2024-01-26 江西五十铃汽车有限公司 一种行车数据智能管理方法、系统、可读存储介质及设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5743580B2 (ja) 2015-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3816004B1 (en) Vehicle collision detection method and vehicle control system
KR100831667B1 (ko) 차량 사고 정보 기록방법
JP5743580B2 (ja) ドライブレコーダ装置
JP2016224677A (ja) ドライブレコーダ、データ記録システム、データ記録方法、及び、プログラム
KR20070032899A (ko) 자동차용 드라이브 레코더
JP2011077898A (ja) 表示装置、表示方法、および、プログラム
JP2006168717A (ja) 車両用ドライブレコーダ
KR101047538B1 (ko) 차량용 블랙박스 시스템의 영상 저장 장치 및 방법
KR20150121529A (ko) 차량용 블랙박스의 충격 감지에 따른 이벤트 영상 녹화 방법 및 그 시스템
JP4445493B2 (ja) 運転支援装置
JP2012038229A (ja) ドライブレコーダー
KR20190080302A (ko) 차량용 블랙박스 및 이를 이용한 충격 이벤트 판정방법
CN111311785A (zh) 一种车载视频的存储方法、装置、控制设备及存储介质
JP2008021177A (ja) 危険状況判断装置及び危険状況記録装置
JP2000207676A (ja) 交通事故検出装置
WO2008020673A1 (en) Black box for vehicle
KR101107249B1 (ko) 족부 영상을 기록하는 차량용 멀티미디어 기록 장치
KR20080075733A (ko) 사고경위 자료를 저장하는 차량용 블랙박스 장치 및 그처리방법
JP4176558B2 (ja) 車両周辺表示装置
JP2013161281A (ja) 交通画像取得装置、交通画像取得方法および交通画像取得プログラム
KR100996608B1 (ko) 차량용 드라이브 레코더 및 그 제어방법
JP5085693B2 (ja) 運転支援装置および運転支援方法
JP2018169667A (ja) 運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム
KR200409673Y1 (ko) 이동통신단말기를 이용한 차량용 녹화 시스템
JPH10162288A (ja) 交差点通過車両監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120926

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5743580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250