JP2003219399A - 監視対象物を識別する監視装置 - Google Patents

監視対象物を識別する監視装置

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JP2003219399A JP2002011282A JP2002011282A JP2003219399A JP 2003219399 A JP2003219399 A JP 2003219399A JP 2002011282 A JP2002011282 A JP 2002011282A JP 2002011282 A JP2002011282 A JP 2002011282A JP 2003219399 A JP2003219399 A JP 2003219399A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入物体が人間であるか動物であるかの判
定、動物であればその種類等の特定を自動的かつ迅速に
行い、かつ誤報をなくすようにする。 【解決手段】 赤外線センサーや撮影画像の比較解析に
よって侵入物体の検知を行い、この侵入が検知されたと
き、カメラで撮影された現画像と予め得られている背景
画像とを2値化画像で比較して両者の差分画像を抽出す
る。この差分画像において、例えばノイズ除去され後に
残った画像が対象物画像として抽出される。その後、こ
の対象物画像の輪郭画像と予め準備された各種対象物の
多数のモデル輪郭画像とを比較し、一致するものを侵入
物体として識別する。そして、例えば侵入物体が監視対
象物であれば警報、それ以外であれば注意報を音声出力
し、また対象物画像を所定の大きさでモニタ等に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視装置、特に空
港、原子力施設、自然動物公園等の管理区域への侵入
者、侵入動物等を検知手段で検知すると共にカメラで撮
影し、侵入に関する情報を提供する監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、空港、原子力施設、特殊建築
・施設等の管理区域では、赤外線センサー、ワイヤー線
等を用いた監視装置による監視が行われている。例え
ば、赤外線センサーを有するポール状本体が建物・施設
の周囲の監視場所に複数本配置されており、これらはそ
れぞれ二本のポール状本体間において、所定高さ(例え
ば50cm)毎にポール状本体に配置された赤外線センサ
ーによって、赤外線の送受光が行われる。これによれ
ば、この赤外線の送受光が一時的に途絶えた状態を検出
することによって、侵入した人間、動物等の存在が検知
される。
【0003】一方、監視カメラが例えば上記ポール状本
体間の複数の監視エリアを含む広い領域を撮影するため
に上方に配置され、この監視カメラでは一定の速度でス
キャンしながら所定監視エリアを順に撮影したり、重要
箇所を撮影したりする。そして、上記柱状本体の赤外線
センサーにて異常が検知されると、監視カメラを当該柱
状本体間のエリアに自動的に移動させることになり、こ
れによって異常エリアの撮影映像が管理室や管理センタ
ー等のモニタで監視できることになる。
【0004】また、本願出願人は、特開平7−1609
57号に示されるように、カメラをポール状本体内に配
置し、赤外線センサーの検出だけでなく、カメラにて撮
像された画像を解析することによって侵入者、侵入動物
等の検知を行う複合型監視装置を提案している。即ち、
この監視装置は、カメラで撮影された画像の動きや変化
を検出して侵入状態を把握し、赤外センサーの検知情報
との組合せによって異常状態の検出確率を向上させてお
り、この異常状態の監視エリアがカメラにて撮影され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の監視装置では、人間、動物等の侵入による異常状態
が検出されても、この侵入した対象物が人間か動物か、
また動物の中でも危険な動物か危険でない動物かの判別
を自動的に行うことができなかった。即ち、従来では、
警報により異常状態を知らされた監視員、警備員が監視
センター等に送られたカメラ映像を観察することによっ
て、侵入物体の特定等が行われており、この侵入物体特
定の作業には人手と時間がかかるという問題があった。
【0006】また、上記の赤外線センサーや画像比較解
析による検知では、移動する物体さえ存在すれば、侵入
異常状態であると判定することから、屋外の監視装置に
おいて、草木の枝、落ち葉、雑草等が飛んで来た場合、
大雪、大雨等が降った場合(これらは自然環境に起因す
るもの)、犬、猫、鳥等の動物類が侵入した場合にも侵
入異常状態となり、これによって誤検出、誤報が発生す
るという問題があった。これは、従来の赤外線センサー
の配置等が主に人間の胴体幅や高さを考慮した検知シス
テムとなっていることにも起因するが、このような自然
環境や動物類による誤検出、誤報は、監視装置の信頼
性、監視作業効率を低下させる。
【0007】更に、近年では、熊や猿等の危険な動物が
山から下りて各種施設内に侵入することも多くなってお
り、危険な動物の侵入等の監視が必要になっており、ま
た自然動物公園等の管理区域内へ入出する各種動物を監
視すること等の要請があり、施設或いは管理区域内へ入
出した動物の種類、その数等の特定を自動的に行うこと
ができれば便利である。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、侵入物体が人間であるか動物であ
るかの判定、動物であればその種類等の特定が自動的か
つ迅速に行うことが可能となり、また自然環境や動物類
に起因する誤報をなくすことができる監視装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、監視対象物の存在を検知す
る検知手段と、監視領域を撮影するためのカメラとを有
する監視装置において、上記カメラで撮影された背景画
像と上記検知手段により所定の検知状態が出力されたと
きの画像とを比較し、検知対象物画像を抽出する対象物
画像抽出回路と、この対象物画像抽出回路で得られた対
象物画像の輪郭画像を形成する輪郭画像形成回路と、こ
の輪郭画像形成回路から出力された輪郭画像と予め準備
された各種対象物のモデル輪郭画像とを比較し、監視対
象物の識別を行う対象物識別回路と、を含んでなること
を特徴とする。請求項2の発明は、上記対象物画像抽出
回路では、検知時の画像と背景画像の差分画像を抽出
し、この差分画像に対し膨張及び収縮処理を施しながら
ノイズ成分を除去することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、上記検知手段による検
知時の時間差のある二つの画像を比較して監視対象物の
移動方向を判定する判定回路を設け、対象物の監視領域
からの入出数を検出出力することを特徴とする。請求項
4の発明は、上記対象物画像抽出回路で抽出され識別さ
れた対象物の画像を、所定の大きさに電子的に拡大又は
縮小する画像拡大縮小回路を設けたことを特徴とする。
【0011】上記の構成によれば、検知手段として、赤
外線センサーやその他のセンサー或いは撮影画像の比較
解析回路が用いられ、これらによって侵入(異常)状態
が検知される。この侵入検知情報は対象物画像抽出回路
へ供給される。一方、カメラで撮影された監視領域の背
景画像が例えば2値化画像としてメモリに記憶されてお
り、上記の侵入状態が検知されたときには、現在カメラ
で撮影されている画像(2値化画像)と上記の背景画像
が比較され、これらの差分画像が抽出される。この差分
画像については、例えば画像の膨張、収縮処理に基づい
たノイズ成分の除去が行われ、このノイズが除去された
差分画像から対象物画像が抽出される。
【0012】次に、この対象物画像は所定の大きさとさ
れた状態で、その輪郭のみの画像に変換されることにな
り、この輪郭画像が複数枚のモデル輪郭画像(人間、
熊、猿、鳥等の姿勢、態様を表したもの)と比較され、
対象物画像と一致するモデル画像の検索・判定が行われ
る。この結果、対象物画像が人間であるか、如何なる動
物であるか、人間及び動物以外であるか、そして監視対
象物か、それ以外のものかが識別される。そして、例え
ば対象物画像が監視対象物であれば警報、それ以外であ
れば注意報等として出力され、またその対象物画像は観
察し易い所定の大きさに拡大、縮小された状態でモニタ
等に表示される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図3には、実施形態例に
係る監視装置の構成が示されており、この監視装置では
例えば図3に示されるように、複数のポール状ユニット
10A,10B…が所定距離D(最大で100m程度)
だけ離されて敷設される。このユニット10A,10B
のそれぞれには、上下部分の2ヵ所に赤外線の送光部1
1,12及び受光部13,14が外側向きに配置され、
これらにより2組の赤外線センサーが構成される。ま
た、監視カメラとして昼夜を問わず常時の監視ができる
2個の近赤外線カメラ(例えば固定焦点レンズを有す
る)15,16が配置され、このユニットを制御すると
共に、警報、注意報等の処理を行うコントロール回路1
7が設けられる。従って、この距離Dのエリアは、上下
部分の2個の赤外線センサーと2個の近赤外線カメラ1
5,16によって監視されることになる。なお、夜間は
近赤外線カメラ15,16による撮影が良好に行えるよ
うに赤外灯照明が用いられる。
【0014】図2には、上記図3のポール状ユニット1
0A,10B内の回路構成が示されており、この図は1
組の赤外線センサーと近赤外線カメラ16について記載
している。図2において、送光部11は送光信号発生回
路20と赤外LED(発光ダイオード)21からなり、
この送光信号発生回路20ではパルスコード化された送
光信号が形成され、この送光信号に基づいて赤外LED
21から赤外線パルスが出力される。また、受光部13
は受光素子(フォトダイオード)22、増幅回路23、
波形整形回路24、信号認識回路25からなり、受光素
子22で受光された赤外線は増幅された後に波形整形さ
れ、送信された信号であるか否かが信号認識回路25に
よって判定される。
【0015】一方、コントロール回路17は、近赤外線
カメラ16からビデオ信号を入力する画像処理回路2
7、画像データ比較回路28を有しており、この画像処
理回路27では増幅されたビデオ信号をメモリに記憶
し、時間差のある画像同士を比較することにより、画像
間の変化が検出される。即ち、画像間の変化、動きの検
出によって侵入者等の存在を検知している。
【0016】そして、上記画像データ比較回路28の後
段には、判定処理回路30が設けられ、この判定処理回
路30では上記信号認識回路25の出力と画像データ比
較回路28の出力から侵入(異常)状態であるか否かが
判定される。例えば、信号認識回路25は送信された赤
外光パルスを認識できないとき、Highレベルの信号を出
力し、画像データ比較回路28でも画像変化を検出した
とき、Highレベルの信号を出力するので、判定処理回路
30は両出力がHighレベルのとき侵入状態であると判定
する。この判定処理回路30の後段には、音声出力回路
31を介して警報、注意報等を発するスピーカ32が接
続され、また判定回路30の出力は外部出力回路33を
介してセンターへ供給される。従って、検知された侵入
状態を示す信号はこの外部出力回路33からセンターへ
供給される。なお、赤外線センサーの検知、画像比較解
析の検知のそれぞれの結果もセンターへ供給される。
【0017】更に、上記画像処理回路27の後段に、ク
ランプされたアナログビデオ信号を入力する輝度変調回
路34が接続され、この輝度変調回路34から出力され
たビデオ信号はバッファアンプ35を介して上記IOカ
ード(入出力回路)33へ供給される。従って、近赤外
線カメラ16で撮影された映像は、輝度調整された後に
IOカード33を介してセンターのモニタへ供給されて
おり、異常発生時にはセンターのモニタに自動的に映し
出される。
【0018】図1には、センターに配置されるセンター
側装置38の内部回路が示されており、このセンター側
装置38には、上記コントロール回路17から出力され
るビデオ信号を入力して監視領域の画像を取り込むため
のキャプチャボード40、上記コントロール回路17か
ら出力される侵入状態の情報を入力し、かつ当該装置3
8で得られた各種情報、ビデオ信号を出力するIOカー
ド41が設けられる。上記キャプチャボード40の後段
には、取り込まれたカメラ画像を記憶する画像メモリ4
2、画像を2値化画像に変換する2値化回路43、背景
画像を記憶する背景画像メモリ44、侵入状態時の画像
と背景画像の差分を演算する背景差分演算回路45、こ
の演算回路45から出力された画像のノイズ成分を除去
するノイズ除去回路46、対象物画像を抽出する対象物
抽出回路47が設けられ、またセンター側装置38内の
回路における各種処理を統括制御する制御回路(CP
U)48が配置される。
【0019】即ち、上記キャプチャボード40では、上
記制御回路48の制御によって、所定(数秒単位)のタ
イミングで背景画像が取り込まれると共に、上記侵入判
定時の画像が取り込まれるが、これらの画像は、白
(0)か黒(1)の2値化画像に変換され、背景画像は
背景画像メモリ44へ記憶、更新される。上記背景差分
演算回路45では、侵入状態の画像データから背景画像
データを差し引いて差分画像を形成し、上記ノイズ除去
回路46では、画像を膨張(拡大)させた状態、収縮
(縮小)させた状態、又はその両方で所定レベル以下の
ノイズ信号をカットし、上記対象物抽出回路47では、
画面の左上から順につながりのある部分(一つの物体と
して捉えられる部分)で一定面積以下の画像を除去し、
残った画像部分を対象物画像として抽出(ラベリング)
する。そして、この対象物画像は、後述するテンプレー
トと比較し易い所定の大きさにして出力される。
【0020】上記対象画像抽出回路47の後段には、輪
郭画像形成回路50、画像識別回路51、人間、熊、
猿、犬、猫、鳥等の複数の姿勢、態様を表現したモデル
輪郭画像(テンプレート)を記憶するテンプレートメモ
リ52が設けられている。上記輪郭画像形成回路50で
は、抽出された対象物画像の輪郭のみを取り出して輪郭
画像を形成し、上記画像識別回路51では、対象物輪郭
画像と多数枚のテンプレートを比較し、一致するテンプ
レートを検索することにより対象物画像の種別を識別、
判定する。即ち、対象物輪郭画像の縦横の比率でテンプ
レートを検索して全く同じ比率から順に異なる比率のテ
ンプレートを順次選択し、このテンプレートの画像を拡
大、縮小しながら対象物輪郭画像と照合することによっ
て対象物を識別する。
【0021】また、当該例では、対象物の移動方向及び
入出状況を判定する移動方向/入出状況判定回路53、
対象物画像を予め設定した所定の大きさ(任意に設定で
きる)まで拡大・縮小する画像拡大縮小回路54が設け
られ、また識別情報、移動方向/入出状況、拡大・縮小
画像の出力を行う出力処理回路55及びメモリ部56が
設けられる。上記移動方向/入出状況判定回路53で
は、例えばノイズ除去回路46から出力された時間差の
ある二つの画像(ノイズ除去回路46の前段の他の回路
から出力された二つの画像でもよい)を比較し、対象物
画像の移動方向から監視エリアに入ったのか出たのか、
その入出の数を判定する。
【0022】上記画像拡大縮小回路54では、対象物抽
出回路47から出力された対象物画像に基づいて、モニ
タ表示のために予め設定された大きさとなる倍率(拡大
率又は縮小率)を求め、この倍率によって上記画像メモ
リ42に格納された画像を拡大又は縮小することによ
り、対象物画像をモニタに表示する。そして、この画像
は出力処理回路55を介してメモリ部56に格納され
る。更に、このセンター側装置38には、音声出力回路
58が設けられ、この音声出力回路58にセンターにお
いて警報、注意報等を発するスピーカ32が接続され
る。
【0023】当該例は以上の構成からなり、その作用を
図4乃至図7を参照しながら説明する。この監視装置
は、図2で説明したように、送光部11及び受光部13
を用いた赤外線センサーによる検出と、近赤外線カメラ
16で得られた画像の比較解析の両者が行われ、判定回
路30で侵入状態が判定された場合には、この侵入状態
の情報がセンター側装置38のIOカード41を介して
制御回路48へ供給される。なお、この制御回路48に
は上記の赤外線センサーと画像比較解析のそれぞれの侵
入状態の検出信号も供給される。
【0024】上記の近赤外線カメラ16で撮影された映
像は、常時センターへ供給され、モニタへ表示可能な状
態にされると共に、この映像は上記センター側装置38
のキャプチャボード40へも入力されており、このキャ
プチャボード40では、所定時間毎(数秒単位)に監視
領域の映像が取り込まれ、画像メモリ42に一旦格納さ
れる。そして、この画像は2値化回路43を介して2値
化画像とされ、これが背景画像としてメモリ44に格納
され、この背景画像は新しいものに順次更新される(図
4のステップ101)。一方、制御回路48によって侵
入状態の信号が受信(図4のステップ102)される
と、侵入判定時の画像がキャプチャボード40を介して
画像メモリ42に蓄えられ、2値化された後に背景差分
演算回路45、ノイズ除去回路46、対象物抽出回路4
7へ供給される。
【0025】この背景差分演算回路45では、侵入判定
時の画像とメモリ44から読み出した背景画像との間で
差分演算が行われ(図4のステップ103)、ノイズ除
去回路46では、この差分画像のノイズが膨張、収縮処
理により除去される。即ち、上記差分画像は例えば膨張
(又は収縮)させた状態で所定レベル以下のノイズ信号
がカットされ、元の大きさに収縮(又は膨張)されるこ
とになり、これによって大きさの異なる対象物であって
も、対象物以外がノイズとして良好に除去される。そし
て、対象物抽出回路47では、つながりのある画像の中
で一定面積以下のものが除去され、残った一つ(又は複
数)の画像が対象物画像として抽出され、ここで対象物
画像が所定の大きさ、即ちテンプレートと比較できる大
きさに拡大、縮小される(図4のステップ104)。な
お、人間においては服装の模様等で複数の画像に分離す
ることがあるので、複数の画像が近接している場合は、
一つの対象物として取り扱う等の処理も行われる。
【0026】この対象物画像は、輪郭画像形成回路50
を介して輪郭のみの画像に変換された後、画像識別回路
51へ供給されており、この画像識別回路51では、対
象物の輪郭画像とメモリ52から読み出した多数枚のテ
ンプレート(輪郭画像)とが比較され(図4のステップ
105)、対象物画像と一致するテンプレートを検索す
ることによって対象物画像の識別判定が行われる(図4
のステップ106)。
【0027】図5及び図6には、上述した識別処理、動
作が具体的画像で示されており、これらの各図におい
て、図(A)の背景画と図(B)の侵入判定時の現画の
差分がとられると、図(C)の差分画像が得られ、この
差分画像のノイズNは、図(D)のように除去される。
そして、図(E)に示される輪郭画像は、図(F)に示
されるテンプレートと比較されることになり、図5の場
合は、図5(F)のTのテンプレートと一致するの
で、人間であると識別され、図6の場合は、図6(F)
のT102のテンプレートと一致するので、熊であると
識別される。このような輪郭画像とテンプレートの識別
動作は、画像の位置合わせをすることなく、約1秒以内
の短時間で行われる。
【0028】この画像識別回路51の識別結果は、出力
処理回路55へ供給され、メモリ部56へ記憶されると
共に、センターのモニタへ人間、熊等のキャラクタが具
体的に表示される。また、この出力処理回路55では、
識別された侵入物が監視対象物(人間や、危険動物とし
ての熊、猿等)である場合は警報信号、監視対象物以外
(犬、猫、鳥、枝等)である場合は注意報信号を音声出
力回路58へ供給しており、これによってスピーカ59
から警報又は注意報が発せられる。更に、上記出力処理
回路55から、上記の警報信号又は注意報信号がIOカ
ード41,33を介してポール状ユニット(10)の判
定処理回路30へ供給されており、ユニット側でも、こ
の判定処理回路30及び音声出力回路31を介してスピ
ーカ32から警報又は注意報が発せられる。
【0029】従って、赤外センサー、画像比較解析によ
って侵入状態が検出された場合でも、監視対象以外の侵
入物体である場合は、注意報となり、目的とする対象物
の監視が正確に行われる。なお、監視対象以外の場合に
おいて、動物と木の葉、枝、雪等の自然物とを分け、自
然環境に起因する場合については、警報、注意報の何れ
も発報しないようにしてもよい。
【0030】また、当該例では、上記移動方向/入出状
況判定回路53では、上述したように、時間差のある2
枚の画像同士を比較することにより、対象物画像の移動
方向と監視エリアへの入出数が判定されており、この入
出数もメモリ部56に記憶されると共に、モニタへ表示
される。
【0031】更に、上記画像拡大縮小回路54では、対
象物抽出回路47の出力に基づいて画像メモリ42の画
像が予め設定された大きさに拡大(又は縮小)され、こ
の画像がモニタへ表示されるので、侵入物の観察、確認
が容易となる。また、対象物の入出数や画像はメモリ部
56に記憶されているので、後に取り出してモニタ表示
することができ、監視対象の後の観察、分析等も良好に
行われる。なお、この場合の対象物画像は上記画像拡大
縮小回路54を制御することにより自由に拡大又は縮小
して表示することもできる。
【0032】上記実施例における侵入判定時の画像とテ
ンプレートの一致・検索では、人間、動物の全体の形態
を比較したが、動物等で頭部の形状に特徴を有する場合
は、この頭部を抽出して頭部テンプレートと比較するこ
とにより、対象物画像の識別を行うようにしてもよい。
また、当該例では、監視カメラとして近赤外線カメラを
用いたが、通常のカメラを用いると共に、上記の赤外線
投光部とは別に赤色光等を出力する投光部を設け、この
赤色光スポットの変化を通常のカメラで解析して異常状
態を検知することもできる。
【0033】更に、当該例では、赤外線センサーの検知
と画像比較解析の両方で侵入物体の存在が判定されたと
きに、画像識別動作を行うようにしたが、赤外線センサ
ーの検知又は画像比較解析のいずれか一方で侵入物体の
存在が判定されたときに、図1で説明した画像識別動作
を実行するようにしてもよい。また、上述したセンター
側装置38をセンター側に配置せず、ポール状ユニット
10側に組み込み、図1と図2の構成を一体化すること
もできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラで撮影された背景画像と検知手段による所定検知
時の画像とを比較して検知対象物を抽出し、この対象物
画像の輪郭画像を形成し、この輪郭画像と予め準備され
た各種対象物のモデル輪郭画像を比較・検索することに
より、監視対象物の識別を行うようにしたので、侵入物
体が人間であるか動物であるかの判定、動物であればそ
の種類の特定、人間や動物以外であることの判定が自動
的かつ短時間に行われ、侵入物体の種類に応じた警報、
注意報等を出力することができ、自然環境や動物類の侵
入による誤報も低減することが可能となる。
【0035】請求項2の発明によれば、検知時の画像と
背景画像の差分画像から膨張及び収縮処理を施しながら
ノイズ成分を除去するので、最小値フィルタやメディア
ンフィルタを使用することなく、対象物画像を良好に抽
出することができる。請求項3の発明によれば、時間差
のある二つの画像の比較により監視対象物の移動方向を
判定し、この対象物の入出数を検出するようにしたの
で、侵入者、侵入動物の監視、管理を従来よりも正確に
行うことができる。請求項4の発明によれば、識別され
た監視対象物の画像を拡大又は縮小する画像拡大縮小回
路を設けたので、侵入者、侵入動物を見やすい大きさで
モニタに表示して把握、観察することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る監視装置のセンター
側装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態例の監視装置のポール状ユニットの回
路構成を示すブロック図である。
【図3】図2のポール状ユニットの配置及びその内部構
成の配置状態を示す図である。
【図4】実施形態例の監視対象物の識別に関する主要な
動作を示すフローチャートである。
【図5】実施形態例の図1のセンター側装置で実行され
る画像処理を示し、対象物画像が人間であるときの図で
ある。
【図6】実施形態例の図1のセンター側装置で実行され
る画像処理を示し、対象物画像が熊であるときの図であ
る。
【符号の説明】
10A,10B…ポール状ユニット、11,12…送光
部、 13,14…受光部、15,16…近赤外線カ
メラ、17…コントロール回路、28…画像データ比較
回路、30…判定処理回路、 38…センター側装
置、42…画像メモリ、 43…2値化回路、45
…背景差分演算回路、46…ノイズ除去回路、47…対
象物抽出回路、 48…制御回路、50…輪郭画像形成
回路、51…画像識別回路、52…テンプレートメモ
リ、53…移動方向/入出状況判定回路、54…画像拡
大縮小回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 300 G06T 7/60 300A G08B 13/196 G08B 13/196 (72)発明者 田口 暁 埼玉県川越市小室4−10 Fターム(参考) 5B057 AA19 CD05 CE02 CH01 DA16 DC16 DC32 5C054 CA05 CC05 CH01 EA05 FA09 FC01 FC05 FC12 FC14 FD07 FE09 FE16 FF06 HA18 5C084 AA02 AA07 BB33 CC17 DD13 EE02 GG43 GG56 GG57 GG78 HH02 HH13 5L096 BA02 CA02 EA03 EA05 FA06 GA08 HA07 JA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象物の存在を検知する検知手段
    と、監視領域を撮影するためのカメラとを有する監視装
    置において、 上記カメラで撮影された背景画像と上記検知手段により
    所定の検知状態が出力されたときの画像とを比較し、検
    知対象物画像を抽出する対象物画像抽出回路と、 この対象物画像抽出回路で得られた対象物画像の輪郭画
    像を形成する輪郭画像形成回路と、 この輪郭画像形成回路から出力された輪郭画像と予め準
    備された各種対象物のモデル輪郭画像とを比較し、監視
    対象物の識別を行う対象物識別回路と、を含んでなる監
    視対象物を識別する監視装置。
  2. 【請求項2】 上記対象物画像抽出回路では、検知時の
    画像と背景画像の差分画像を抽出し、この差分画像に対
    し膨張及び収縮処理を施しながらノイズ成分を除去する
    ことを特徴とする上記請求項1記載の監視対象物を識別
    する監視装置。
  3. 【請求項3】 上記検知手段による検知時の時間差のあ
    る二つの画像を比較して監視対象物の移動方向を判定す
    る判定回路を設け、対象物の監視領域からの入出数を検
    出出力することを特徴とする上記請求項1又は2記載の
    監視対象物を識別する監視装置。
  4. 【請求項4】 上記対象物画像抽出回路で抽出され識別
    された対象物の画像を、所定の大きさに電子的に拡大又
    は縮小する画像拡大縮小回路を設けたことを特徴とする
    上記請求項1乃至3記載の監視対象物を識別する監視装
    置。
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