JP2010175937A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリントアウトまでの時間を最小限にできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】コントローラからエンジン制御部に対して印字動作の開始を指示するまでの予測時間を通知する印字開始予告手段と画像形成を開始するまでに必要な処理を行う画像形成前処理手段と、画像形成を終了するために必要な処理を行う画像形成後処理手段と、定着手段により転写材の熱定着が可能な温度に到達するまでの時間を推測する定着温度到達時間推測手段とを備えた画像形成装置において、エンジン制御部は、画像形成前処理手段の動作を開始するタイミングを、前記印字開始予告手段によって通知された時間Tpと前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間Tdと前記定着温度到達時間推測手段により推測された時間Td1を用いて決定する(s607)画像形成装置により解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特にそのプリントアウトタイムの低減に関するものである。
図12は、画像形成装置のシステム構成を説明するためのブロック図である。コントローラ部201は、ホストコンピュータ200、排紙オプション制御部203、エンジン制御部202と相互に通信が可能となっている。コントローラ部201は、ホストコンピュータ200から画像情報と印字命令を受け取り、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換する。そして、ビデオインターフェイス部210を介して、転写材毎に印字予約コマンド、印字開始コマンド、およびビデオ信号をエンジン制御部202に送出する。また、この時、コントローラ部201は、ホストコンピュータ200からの指示に基づいて、排紙オプション制御部203へ排紙制御オプションの使用に関する指示も送出する。
コントローラ部201は、エンジン制御部202へ、ホストコンピュータ200からの印字命令に従って印字予約コマンドを送信し、印字可能な状態となったタイミングで、エンジン制御部202へ印字開始コマンドを送信する。
エンジン制御部202は、コントローラ部201からの印字予約コマンドの順に印字の実行準備を行い、コントローラ部201からの印字開始コマンドを待つ。エンジン制御部202は、印字指示を受信すると、コントローラ部201に、ビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号を出力し、印字予約コマンドに従って印字動作を開始する。印字動作を開始したエンジン制御部202は、CPU211、画像処理GA212、画像制御部213、定着制御部214、用紙搬送部215、駆動制御部216を制御して印字動作に必要な画像形成処理を実行する。
図13は、エンジン制御部202の動作を示すタイミングチャートである。
コントローラ部201は、ホストコンピュータ200から画像情報と印字命令を受け取ると(t310)、受け取った印字命令に基づいて、エンジン制御部202へ、印字予約コマンドを送信する(t311)。また、コントローラ部201は、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換する。
コントローラ部201は、ホストコンピュータ200から受け取った画像情報の解析、および、ビットデータへの変換が完了し、エンジン制御部202へビデオ信号を送信可能となった時点で、エンジン制御部202へ印字開始コマンドを送信する(t312)。
エンジン制御部202は、印字開始コマンドを受信すると、印字動作を行うための前処理(以後、「前回転シーケンス」という)を開始する(t312)。この時、エンジン制御部202は、前回転シーケンス終了までに印字動作に必要な高圧を印加するとともに、印字動作に必要なアクチュエータを起動する。
その後、エンジン制御部202は、前回転シーケンス終了後(t313)に、/TOP信号を出力して印字動作を開始する(t320、t321)。
エンジン制御部202は、連続印字を継続するための次の印字動作開始タイミング(以後、「通常印字開始タイミング」という)までに、印字予約コマンド、印字開始コマンドを受信してない場合は、印字動作を中断し、印字動作の後処理(以後、「後回転シーケンス」という)を開始する(t314)。
エンジン制御部202は、後回転シーケンスで、高圧、およびアクチュエータの駆動を停止する。
しかしながら、前記シーケンスでは、コントローラ部201が、ホストコンピュータ200から受け取った画像情報を解析してエンジン制御部202へビデオ信号を送信可能となるまでの処理(以後、「コントローラ部201の解析処理」という)と、エンジン制御部202が印字動作を行うための前処理とがシリアルに行われるため、コントローラ部201が印字可能となっても、エンジン制御部202の前回転シーケンスが終了するまで、印字動作が開始されない(印字動作が開始されるまでの時間が長くなる)。
コントローラ部201の解析処理に要する時間は、ホストコンピュータ200から受け取った画像情報によって異なる。ホストコンピュータ200からの画像情報量が多い場合には、コントローラ部201の解析処理に時間がかかる。
従って、印字が開始されるまでの時間を短くするためには、コントローラ部201の解析処理と、エンジン制御部202の前回転シーケンスをパラレルに実行し、コントローラ部201の解析処理が終了した時点で、印字動作を開始する必要がある。
この問題に鑑み、特許文献1によれば、図14に示す通り、コントローラ部201にホストコンピュータ200から受け取った画像情報を解析して、エンジン制御部202に対して印字開始コマンドを送信できるまでの予測時間を通知するためのコマンド(以後、「印字開始予告コマンド」という)を用意する。エンジン制御部202は、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)と、前回転シーケンスに要する時間(Te)を比較する。コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)が、前回転シーケンスに要する時間(Te)よりも短い場合は、印字開始予告コマンドを受信した時点で前回転シーケンスを開始する。コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)が、前回転シーケンスに要する時間(Te)よりも長い場合は、印字開始予告コマンドを受信してからTp後に、前回転シーケンスが終了するように、前回転シーケンスを開始する。
このようにすることで、ホストコンピュータ200からコントローラ部201へ送られる画像情報の負荷によらず、最適なファーストプリントタイムを実現することが可能となるとともに、ドラムをはじめとする消耗品の劣化速度を遅らせることが可能としている。
一方、特許文献2によれば、コントローラ部201からの印字開始予告コマンドを連続印字の判断条件に使用することで、エンジン制御部に対して、通常であれば連続印字を中断する場合であっても、連続印字を中断しないようにし、無駄なダウンタイムを減らすことが提案されている。
具体的には図15に示す通り、エンジン制御部202は、コントローラ部201から通知された2枚目の予測時間(Tp_2)と、前回転シーケンスに要する時間(Te)と後回転シーケンスに要する時間(Ta)を足し合わせた時間を比較して、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)が、Te+Taよりも短い場合は、後回転シーケンスを実行せずに印字開始コマンドを待つことで、無駄なダウンタイムを減らしてドラムをはじめとする消耗品の劣化速度を遅らせることが可能としている。
特開2004−234551号公報 特開2006−15515号公報
しかしながら、前述の従来例で説明したシーケンスでは、たとえコントローラ部201から通知された予測時間(Tp)により前回転開始タイミングを調整したとしても、エンジン制御部202での要因による画像形成遅れが考慮されていないため、結果として印字動作が終了するまでの時間が長くなり、最適なファーストプリントアウトタイムが実現できない場合がある。具体的には、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)が、前回転シーケンスに要する時間(Te)よりも長い場合に、印字開始予告コマンドを受信してからTp後に、前回転シーケンスが終了するように、前回転シーケンスを開始したとしても、エンジン制御部202での画像形成可能条件の成立が遅れた場合、/TOP信号を出力できないため、印字動作が終了するまでの時間が長くなる。
また、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を連続印字の条件に使用する場合においても、連続印字ができないと判断する場合に、次にエンジンが復帰する際のエンジン制御部202での要因による画像形成遅れが考慮されていないため、結果としてドラムをはじめとする消耗品の劣化速度を早めてしまう場合がある。具体的にはコントローラ部201から通知された2枚目の予測時間(Tp1)が、前回転シーケンスに要する時間(Te)と後回転シーケンスに要する時間(Ta)を足し合わせた時間が長い場合は、後回転シーケンスを実行してしまうものの、実際には復帰時に想定以上に前回転時間がかかってしまうことがあり、無駄なダウンタイムが発生する。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、画像形成装置において、プリントアウトまでの時間を短縮することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
(1)画像形成部に転写材を搬送する搬送手段と、一様に帯電された感光体に露光して静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記潜像形成手段で形成した静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、前記現像手段で現像した可視像を転写材に転写する転写手段と、前記転写手段で可視像を転写した転写材を熱定着する定着手段と、
前記搬送手段、静電潜像形成手段、現像手段、転写手段、定着手段を制御するエンジン制御部と、前記エンジン制御部と通信可能に接続されたコントローラ部と、
前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して転写材毎の印字動作の予約を行う印字動作予約手段と、前記コントローラから前記エンジン制御部に対して印字動作の開始を指示するまでの予測時間を通知する印字開始予告手段と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記印字動作予約手段によって予約された印字動作の開始を指示する印字開始指示手段とを備えた画像形成装置において、
画像形成を開始するまでに必要な処理を行う画像形成前処理手段と、画像形成を終了するために必要な処理を行う画像形成後処理手段と、前記定着手段により転写材の熱定着が可能な温度に到達するまでの時間を推測する定着温度到達時間推測手段とを備え、
前記エンジン制御部は、前記画像形成前処理手段の動作を開始するタイミングを、前記印字開始予告手段によって通知された時間と前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間と前記定着温度到達時間推測手段により推測された時間を用いて決定する画像形成装置。
本発明によれば、画像形成装置において、プリントアウトまでの時間を短縮することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を画像形成装置の実施例により詳しく説明する。
実施例1である画像形成装置について説明する。本実施例では、電源電圧やプリンタ設置環境の違い、また、プリント履歴による定着目標温度への到達時間の遅延とコントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を考慮して、前回転開始タイミングを決定することで最適なファーストプリントアウトタイムを実現するための手法について説明する。
本実施例における画像形成装置のシステム構成は、図12と同様なので、図12とその説明を援用し、ここでの説明を省略する。
図3で、画像形成装置としてのレーザプリンタ全体の構成についての概略を説明する。
レーザプリンタは、図3に示す様に画像形成部において、コントローラ部から送信された画像信号に基づいて形成される画像光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像した可視画像(請求項でいう可視像に相当)を重畳転写してカラー可視画像を形成する。そして、このカラー可視画像を転写材2へ転写し、その転写材2上のカラー可視画像を定着させるものである。
画像形成部は、現像色分並置したステーション毎の感光体(5Y、5M、5C、5K)、一次帯電手段としての注入帯電手段(7Y、7M、7C、7K)、静電潜像を可視像化する現像手段(8Y、8M、8C、8K)、トナーカートリッジ(11Y、11M、11C、11K)、中間転写体12、給紙部、転写部および定着部13によって構成されている。
感光体(5Y、5M、5C、5K)、一次帯電手段としての注入帯電手段(7Y、7M、7C、7K)、現像手段(8Y、8M、8C、8K)は、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ(22Y、22M、22C、22K)に搭載されている。
前記感光ドラム(感光体)5Y、5M、5C、5Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するものである。駆動モータは感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。感光ドラム5Y、5M、5C、5Kへの露光光は、静電潜像形成手段であるスキャナ部10Y、10M、10C、10Kから送られ、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面に選択的に露光する。これにより、静電潜像が形成される。
一次帯電手段として、各ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光体を一様に帯電させための4個の注入帯電器7Y、7M、7C、7Kを備える構成である。各注入帯電器にはスリーブ7YS、7MS、7CS、7KSが備えられている。
現像手段として、前記静電潜像を可視化するために、各ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器8Y、8M、8C、8Kとを備える構成である。各現像器には、スリーブ8YS、8MS、8CS、8CKが設けられている。各々の現像器は脱着可能に取り付けられている。
中間転写体12は、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kに接触しており、カラー画像形成時に時計周り方向に回転し、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの回転に伴って回転し、可視画像の転写を受ける。また、中間転写体12は画像形成時に後述する転写ローラ9aが接触して転写材2を狭持搬送することにより転写材2に中間転写体12上にカラー可視画像を同時に重畳転写する。
転写ローラ9aは、中間転写体12上にカラー可視画像を重畳転写している間は、中間転写体に当接させるが、印字処理終了時は、9bの位置に離開する。
定着部13は、転写材2を搬送させながら、転写されたカラー可視画像を定着させるものであり、転写材2を加熱する定着ローラ14と転写材2を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15とを備えている。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17が内蔵されている。すなわち、カラー可視画像を保持した転写材2は定着ローラ14と加圧ローラ15により搬送されるとともに、熱および圧力を加えることによりトナーが表面に定着される。
可視画像定着後の転写材2は、排紙部に排出して画像形成動作を終了する。
排紙オプション装置30は、第1排紙ビン35、第2排紙ビン36、第3排紙ビン37で転写材を仕分けして積載するものである。ビン昇降モータ38により、前記排紙ビン35〜37を上下に移動させて転写材を各ビンに仕分けする。フラッパ39は、排紙オプション装置30に送られた転写材をコントローラ部からの指示に基づいて転写材の表裏の切り替えを行うように搬送切り替えを行う。コントローラ部からフェイスアップ指定がなされた場合は、転写材はローラ31へ導かれてそのまま排紙口に送られる。また、コントローラ部からフェイスダウン指定がなされた場合は、フラッパ39により、ローラ32、および、ローラ33に導かれ、一旦転写材の後端がローラ32を超えるまで搬送されたのち、ローラ33が反転して転写材の後端からローラ34に送り込まれ、排紙口へ送られる。
プリンタは、転写材搬送路上の下段搬送センサA 23、上段搬送センサA 24、下段搬送センサB 25、上段搬送センサB 26、レジストセンサ19、定着前センサ27、定着排紙センサ20、排紙センサ28によって、搬送状況を管理する。
クリーニング手段21は、感光ドラム5Y、5M、5C、5K及び中間転写体12上に残ったトナーをクリーニングするものである。感光ドラム5Y、5M、5C、5K上に形成されたトナーによる可視画像を中間転写体12に転写した後の廃トナーあるいは中間転写体12上に形成された4色のカラー可視画像を転写材2に転写した後の廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
ここで、定着部13における定着制御について説明する。定着部13では定着性に必要な目標温度まで定着部13を加熱することで定着性の確保を行い、搬送される転写材2に熱および圧力を加えることによりトナーが表面に定着することを目的としている。
しかし、定着部13は投入される電源電圧や画像形成装置が設置された環境により、定着目標温度への到達時間に大きな遅延が発生する。具体的な電源電圧が85Vの場合と110Vの場合における定着目標温度への到達時間の関係を図4に示す。図4が示す通り、定着部13が目標温度まで到達する時間は、入力される電力、つまりユーザが設置した環境における電源電圧によって変化してしまうため、定格電圧よりも低い電源電圧の場合には十分な定着性が得られなくなってしまう可能性がある。これを回避するため、低電圧入力と判断した場合には、所定時間画像形成の開始を遅らせて十分に熱定着手段が暖まるのを待ってから画像形成を開始することで、定着性は確保している。
なお、電源電圧が低電圧であることを検出する具体的の一例としては、画像形成装置への電源投入時に定着部13を加熱して、所定時間当りの温度勾配をエンジン制御部202のCPU211がモニタして図4と比較することで検出が可能である。また、画像形成装置の設置環境についても設置環境の温度を検出できる不図示の環境センサを用いることで検出が可能である。
図5に電源の低電圧や低温環境により画像形成が所定タイミングで画像形成ができない場合のエンジン制御部202のタイミングチャートを示す。ホストコンピュータ200から画像情報と印刷命令を受信したコントローラ部201は(t510)、通信可能に接続されたエンジン制御部202へ印字予約コマンドを送信する(t511)。コントローラ部201はさらに、ホストコンピュータ200から受け取った画像情報を解析して、エンジン制御部202に対して印字開始コマンドを送信(請求項でいう印字開始指示手段に相当)できるまでの予測時間を通知するための印字開始予告コマンドを送信する(t512)。
エンジン制御部202は、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)と、前回転シーケンス(請求項でいう画像形成前処理に相当)に要する時間(Te)を比較して、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)が、印字開始予告コマンドを受信してからTp後に、前回転シーケンスが終了するように、前回転シーケンスを開始する(t513)。エンジン制御部202は前回転シーケンスが終了したタイミングで定着温度が所定温度に到達していることを確認して、到達していなければ定着温度の温度到達を待つ(t515)。エンジン制御部202は定着温度が所定温度に到達したことを確認して、/TOP信号を出力して印字動作を開始する(t516、t520、t521)。エンジン制御部202は、通常印字開始タイミングまでに、印字予約コマンド、印字開始コマンドを受信してない場合は、印字動作を中断し、後回転シーケンス(請求項でいう画像形成後処理に相当)を開始する(t522)。エンジン制御部202は、後回転シーケンスで、高圧、および、アクチュエータの駆動を停止する。
このとき、TpとTeを比較して前回転シーケンスを開始するまで時間があるにもかかわらず、定着温度が所定温度に到達するまでの時間Td1を待つため、エンジン制御部202が印字開始予告コマンドを受信したタイミング(t512)から1枚の印刷動作が終了して排紙センサ304から転写材2が機外へ排出されるまでの時間(t518)は無駄に長くなってしまう。
そこで、定着温度が所定温度(印字開始温度)に到達するまでの時間Td1を推測して(請求項でいう定着温度到達時間推測手段に相当)、前回転シーケンスを開始することで最適なファーストプリントタイムを実現することができる。
図1、図2は本実施例の処理を示すフローチャートである。この処理は、エンジン制御部202のCPU211により行われる。
エンジン制御部202は、印字予約コマンドを受信すると(s601)、印字開始予告コマンドの受信待ちの状態になる(s602)。エンジン制御部202は、印字開始予告コマンドを受信すると、図2に示す前回転開始時間(Ts)を決定する処理を行う(s607)。図2の前回転開始時間(Ts)決定処理では、前述した方式を用いて予め検出した電源電圧と図4に示した温調温度の立ち上がり特性や設置環境の温度検出により、現在の定着温度が所定温度に到達するまでの時間Td1を推測する(s651)。そして、印字開始予告コマンドで指定された予測時間(Tp)が前回転シーケンスに要する時間(Te)と定着温度が所定温度に到達するまでの時間Td1の和(Te+Td1)を比較する(s652)。そして、Tp>(Te+Td1)が成立する場合、前回転開始時間Tsは次式で表される計算式にて算出され(s653)、成立しない場合はTs=0となる(s654)。
Ts=Tp−(Te+Td1) 図6参照
s607にて前回転開始時間(Ts)が決定した場合、エンジン制御部202ではTsの時間が経過するまで前回転の開始を待ち(s609)、Tsの時間が経過した時点で前回転シーケンスを開始、すなわち印字動作を開始する(s610)。前回転シーケンス終了時、エンジン制御部202は、前回転シーケンス終了時までに印字開始コマンド(請求項でいう印字開始指示手段より送信)を受信しているかを確認し、印字開始コマンドを受信している場合には、/TOP信号を出力して印字動作を開始し、印字開始コマンドを受信していない場合には、そのままの状態で、印字開始コマンドが送信されるのを待ち、印字開始コマンドを受信した時点で、/TOP信号を出力して印字動作を開始する(s611、s612、s613)。
図6に、図1、図2のフローチャートに従い、本実施例の処理を実行するエンジン制御部202のタイミングチャートを示す。ホストコンピュータ200から画像情報と印刷命令を受信したコントローラ部201は(t610)、エンジン制御部202へ印字予約コマンド(請求項でいう転写材毎の印字動作の予約を行う印字動作予約手段に相当)を送信する(t611)。コントローラ部201はさらに、ホストコンピュータ200から受け取った画像情報を解析して、エンジン制御部202に対して印字開始コマンドを送信できるまでの予測時間を通知するための印字開始予告コマンドを送信する(t612)。エンジン制御部202は、前述の図1、図2で説明した手順に従い決定された前回転開始時間(Ts)が経過後(t613)、前回転シーケンスを開始する。エンジン制御部202は前回転シーケンスが終了したタイミングで定着温度が所定温度に到達していることを確認して、到達していなければ定着温度の温度到達を待つ(t615)。エンジン制御部202は定着温度が所定温度に到達したことを確認して、/TOP信号を出力して印字動作を開始する(請求項でいう印字動作開始のタイミングに相当)(t616、t620、t621)。なお前回転開始時間がない(Ts=0)場合は即座に前回転シーケンスを開始する。
エンジン制御部202は、通常、印字開始タイミングまでに、印字予約コマンド、印字開始コマンドを受信してない場合は、印字動作を中断し、後回転シーケンスを開始する(t622)。エンジン制御部202は、後回転シーケンスで、高圧、および、アクチュエータの駆動を停止する。
前述した通り、本実施例では電源電圧やプリンタ設置環境の違い、またプリント履歴による定着目標温度への到達時間の遅延と、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を考慮して、前回転開始タイミングを決定する。これにより、無駄なダウンタイムを削除することで最適なファーストプリントアウトタイムが実現できる。
実施例2である画像形成装置について説明する。本実施例2では、実施例1での定着目標温度への到達時間遅延に加え、環境温度の違いによるスキャナが定常回転に到達するまでの時間の遅延、さらにはその他のファーストプリントアウトタイムを遅延させる要因と、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を考慮して、前回転開始タイミングを決定することで最適なファーストプリントアウトタイムを実現するための手法について説明する。
本実施例における、画像形成装置の全体構成は図14と同様であり、画像形成装置のシステム構成は、図12と同様なので、図14と図12およびその説明を援用し、ここでの説明を省略する。スキャナ部10Y、10M、10C、10Kは、従来よりポリゴンモータの軸受け部にボールベアリングやオイルを使用したものが多く用いられており、ボールベアリング系、オイル系のどちらも潤滑油としてオイルが用いられていることが特徴である。しかしながら、このタイプでは、オイルの温度特性の影響を受け、特に低温度環境下ではオイルの粘性が増すため、ポリゴンモータを起動してから所望の周期で定常回転するまでの時間が非常に長くなる。すなわち、画像形成可能な状態になるまでの時間が長くなってしまう。具体的な例としては図7に示す通り、画像形成装置の設置環境における環境温度により、スキャナが定常回転状態に移行するまでに遅延があることが分かる。当然、スキャナが定常回転に移行していない状態では画像形成を開始できないため、ファーストプリントアウトタイムを遅延させる要因となる。
その他、ファーストプリントアウトタイムを遅延させる要因としては、各種モータの定常速度回転までの時間や、最適な高圧を印加するための高圧制御等も考えられる。従って、最適なファーストプリントアウトタイムを実現するためには、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)に対して、全てのファーストプリントアウトタイム遅延要因を考慮した上で、前回転開始タイミングを決定する必要がある。
図8は全てのファーストプリントアウトタイム遅延要因を考慮した上で、前回転開始時間(Ts)を決定するためのフローチャートである。この処理は、エンジン制御部202のCPU211により行われる。まず、実施例1で説明した通り、現在の定着温度が所定温度に到達するまでの時間Td1を推測する(s701)。また、設置環境の温度検出結果と図7に示したスキャナ立ち上がり特性により、スキャナが定常回転に到達するまでの時間Td2を推測する(請求項でいう静電潜像形成可能時間推測手段に相当)(s702)。その他、様々な要因でファーストプリントアウトタイム遅延となる要因の遅延時間Td3からTdnを推測する(s703、s704)。そして、Td1からTdnまでの推測された遅延要因から最大の遅延時間Td_maxを決定する(s705)。その後、印字開始予告コマンドで指定された予測時間(Tp)が前回転シーケンスに要する時間(Te)とファーストプリントアウトタイムを遅延させる最大時間Td_maxの和(Te+Td_max)(請求項でいう前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間と、前記画像形成前処理が終了してから画像形成に必要な全ての条件が成立するために必要と推測される最大時間との加算値に相当)を比較する(s706)。そして、Tp>(Te+Td_max)が成立する場合、前回転開始時間Tsは次式で表される計算式にて算出され(s707)、成立しない場合はTs=0となる(s708)。
Ts=Tp−(Te+Td_max)
前述した通り、本実施例では、定着目標温度への到達時間遅延に加え、環境温度の違いによるスキャナが定常回転に到達するまでの時間の遅延、さらにはその他のファーストプリントアウトタイムを遅延させる要因とコントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を考慮して、前回転開始タイミングを決定する。これにより、無駄なダウンタイムを削除することで最適なファーストプリントアウトタイムが実現できる。
実施例3である画像形成装置について説明する。本実施例3では、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を連続印字の条件に使用する場合において、エンジンが復帰する際のエンジン制御部202での要因による画像形成遅れと予測時間(Tp)を考慮することで、ドラムをはじめとする消耗品の無駄な劣化を防止する手法について説明する。
本実施例における、画像形成装置の全体構成は図14と同様であり、画像形成装置のシステム構成は、図12と同様なので、図14と図12およびその説明を援用し、ここでの説明を省略する。
図9は、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を連続印字の条件に使用する場合において、エンジンが復帰する際のエンジン制御部202での要因による画像形成遅れが考慮されていない場合の例である。結果としてドラムをはじめとする消耗品の劣化速度を早めてしまうことがある。
まず、連続印字中において先の画像形成の/TOP信号を出力して印字動作を開始後(t710、t711、t712)、再度、ホストコンピュータから画像情報と印刷命令を受信した場合を説明する(t713)。コントローラ部201は、エンジン制御部202へ印字予約コマンドを送信すると共に(t714)、さらに、ホストコンピュータ200から受け取った画像情報を解析する。そして、エンジン制御部202に対して印字開始コマンドを送信できるまでの予測時間を通知するための印字開始予告コマンドを送信する(t715、この時刻は請求項でいう印字開始予告手段から通知があった時刻に相当)。
エンジン制御部202は、後回転を開始するタイミングで(t716、t717)、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)と、前回転シーケンスに要する時間(Te)と後回転シーケンスに要する時間(Ta)を足し合わせた時間、さらには予測時間Tpを受信してから後回転開始タイミングまでに経過した時間(Tr)を加味し、コントローラ部201から通知された予測時間(Tp)が、Tr+Ta+Teよりも長い場合は、後回転シーケンスを実行してエンジンを待機状態とする(t718)。しかし、実施例2でも説明した通り、再度、前回転を開始した場合に、様々な遅延要因により、前回転シーケンスを開始するまで待機時間Trがあったにもかかわらず、遅延時間Td_maxを待つため、エンジン制御部202が印字開始予告コマンドを受信したタイミング(t715)から/TOP信号を出力して印字動作を開始するまでの時間(t722、t723、t724)は無駄に長くなってしまう。
そこで、連続印字において、予測時間(Tp)による後回転移行判断を決定する処理において、遅延時間Td_maxを加味して無駄なダウンタイムをなくす。
図10、図11は本実施例の処理を示すフローチャートである。この処理は、エンジン制御部202のCPU211により行われる。
エンジン制御部202は、連続印字中に印字予約コマンドを受信すると、印字開始予告コマンドの受信待ちの状態になる(s801)。エンジン制御部202は、印字開始予告コマンドを受信後(s802)、図11に示す印字継続判断処理を行う(s803)。図11の印字継続判断処理では、まず、実施例1で説明した通り、現在の定着温度が所定温度に到達するまでの時間Td1を推測する(s851)。また、設置環境の温度検出結果と図7に示したスキャナ立ち上がり特性により、スキャナが定常回転に到達するまでの時間Td2を推測する(s852)。その他、様々な要因でファーストプリントアウトタイム遅延となる要因の遅延時間Td3からTdnを推測する(s853、s854)。そして、Td1からTdnまでの推測された遅延要因から最大の遅延時間Td_maxを決定する(s855)。その後、印字開始予告コマンドで指定された予測時間(Tp)が、予測時間(Tp)を受信してから印字判断処理を行うまでの経過時間(Tr)、後回転シーケンスに要する時間(Ta)、前回転シーケンスに要する時間(Te)、ファーストプリントアウトタイムを遅延させる最大時間Td_maxの和(Tr+Ta+Te+Td_max)を比較する(s856)。そして、Tp>(Tr+Ta+Te+Td_max)が成立する場合、後回転シーケンスに移行すると判断し(s857)、成立しない場合は印字継続と判断する(s858)。s803にて後回転シーケンス移行が決定した場合、後回転シーケンスを実行する(s807)。一方、s803にて印字継続が決定した場合、エンジン制御部202では印字開始コマンドの受信を確認し(s805)、印字開始コマンドを受信している場合には、/TOP信号を出力して印字動作を再開する(s806)。
前述した通り、本実施例ではコントローラ部201から通知された予測時間(Tp)を連続印字の条件に使用する場合において、エンジンが復帰する際のエンジン制御部202での要因による画像形成遅れと予測時間(Tp)を考慮する。これによりドラムをはじめとする消耗品の無駄な劣化を防止することが可能となる。
実施例1におけるエンジン制御部の処理を示すフローチャート1 実施例1におけるエンジン制御部の処理を示すフローチャート2 実施例1である画像形成装置の全体構成を示す図 温調温度立ち上がり特性を示す図 エンジン制御部の処理を示すタイミングチャート 実施例1におけるエンジン制御部の処理を示すタイミングチャート スキャナ立ち上がり特性を示す図 実施例2におけるエンジン制御部の処理を示すフローチャート 実施例3に関連するエンジン制御部の処理を示すタイミングチャート 実施例3におけるエンジン制御部の処理を示すフローチャート1 実施例3におけるエンジン制御部の処理を示すフローチャート2 画像形成装置のシステム構成を示すブロック図 従来例におけるエンジン制御部の処理を示すタイミングチャート1 従来例におけるエンジン制御部の処理を示すタイミングチャート2 従来例におけるエンジン制御部の処理を示すタイミングチャート3
1 給紙カセット
2 転写材
5 感光体
7 注入帯電手段
8 現像手段
10 スキャナ部
11 トナーカートリッジ
12 中間転写体
13 定着部
200 ホストコンピュータ
201 コントローラ部
202 エンジン制御部

Claims (7)

  1. 画像形成部に転写材を搬送する搬送手段と、一様に帯電された感光体に露光して静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像形成手段で形成した静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、前記現像手段で現像した可視像を転写材に転写する転写手段と、前記転写手段で可視像を転写した転写材を熱定着する定着手段と、
    前記搬送手段、静電潜像形成手段、現像手段、転写手段、定着手段を制御するエンジン制御部と、前記エンジン制御部と通信可能に接続されたコントローラ部と、
    前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して転写材毎の印字動作の予約を行う印字動作予約手段と、前記コントローラから前記エンジン制御部に対して印字動作の開始を指示するまでの予測時間を通知する印字開始予告手段と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記印字動作予約手段によって予約された印字動作の開始を指示する印字開始指示手段と、を備えた画像形成装置において、
    画像形成を開始するまでに必要な処理を行う画像形成前処理手段と、画像形成を終了するために必要な処理を行う画像形成後処理手段と、前記定着手段により転写材の熱定着が可能な温度に到達するまでの時間を推測する定着温度到達時間推測手段とを備え、
    前記エンジン制御部は、前記画像形成前処理手段の動作を開始するタイミングを、前記印字開始予告手段によって通知された時間と前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間と前記定着温度到達時間推測手段により推測された時間を用いて決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記静電潜像形成手段により潜像形成が可能な状態になるまでの時間を推測する静電潜像形成可能時間推測手段を備え、
    前記エンジン制御部は、前記画像形成前処理手段の動作を開始するタイミングを、前記印字開始予告手段によって通知された時間と前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間と前記静電潜像形成可能時間推測手段により推測された時間を用いて決定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記エンジン制御部は、前記画像形成前処理手段の動作を開始するタイミングを、前記印字開始予告手段によって通知された時間と前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間と、前記定着温度到達時間推測手段と前記静電潜像形成可能時間推測手段のそれぞれにより推測される時間の最大時間を用いて決定することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記エンジン制御部は、前記画像形成前処理手段の動作を開始するタイミングを、前記印字開始予告手段によって通知された時間と前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間と、前記画像形成前処理が終了してから画像形成に必要な全ての条件が成立するために必要と推測される最大時間を用いて決定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記エンジン制御部は、前記印字開始予告手段によって通知された時間が、前記画像形成前処理手段の実行に必要な時間と、前記画像形成前処理が終了してから画像形成に必要な全ての条件が成立するために必要と推測される最大時間との加算値よりも、大きい場合は、前記印字開始予告手段によって通知された時間から、前記画像形成前処理の実行に必要な時間と、前記画像形成前処理が終了してから画像形成に必要な全ての条件が成立するために必要と推測される最大時間との加算値を差し引いた時間だけ待ってから前記画像形成前処理手段の動作を開始することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    連続印字中に、前記印字動作予約手段によって前記コントローラ部から前記エンジン制御部への印字予約があった場合において、前記印字開始予告手段によって通知された印字開始までの予測時間と、前記印字開始予告手段から通知があった時刻から連続印字を継続するために必要なタイミングまでの時間と、前記画像形成後処理に要する時間と、画像形成前処理手段の実行に要する時間と、前記画像形成前処理が終了してから画像形成に必要な全ての条件が成立するために必要と推測される最大時間を用いて、連続印字を継続するか、あるいは前記画像形成後処理手段の動作を実行するかを判断する印字継続判断手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記印字継続判断手段は、前記印字開始予告手段によって通知された印字開始までの予測時間が、前記印字開始予告手段から通知があった時刻から連続印字を継続するために必要なタイミングまでの時間と、前記画像形成後処理に要する時間と、画像形成前処理に要する時間と、前記画像形成前処理が終了してから画像形成に必要な全ての条件が成立するために必要と推測される最大時間とを足した時間よりも、大きい場合に前記画像形成後処理を実行し、小さい場合は連続印字を継続することを特徴とする画像形成装置。
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