JP2010175397A - テスト信号生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリーに対するアクセス効率の向上を図ったテスト信号生成装置を提供する。
【解決手段】ホストコントローラ200は、第1メモリー230に対する第1リード要求と、第2メモリー240に対する第2リード要求と、リフレッシュ要求とを発行し、リクエストメモリー210に格納すると共に、第1メモリー230、第2メモリー240から読み出されたデータに基づいてテスト信号を生成する。メモリーコントローラー220は、第1メモリー230、第2メモリー240の状態と、リクエストメモリー210に格納されている情報に基づき、第1メモリー230、第2メモリー240からのデータの読み出しの制御と、それぞれのリフレッシュ動作の制御を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、テスト信号生成装置に関し、特に、半導体装置のバーンイン試験を行う際のテスト信号を生成するテスト信号生成装置に関する。
電子部品等の半導体装置の初期不良を顕在化し、初期故障品の除去を行うためのスクリーニング試験の一種であるバーンイン(Burn-In)試験を行う装置として、バーンイン装置が知られている。このバーンイン装置は半導体テスト装置の一種であり、被試験デバイス(Device Under Test)である半導体装置を複数装着したバーンインボードをバーンイン装置内に収容し、被試験デバイスに、電圧を印加して電気的ストレスを与えるとともに、恒温槽内部の空気を加熱して所定の温度の熱ストレスを与えることにより、初期不良を顕在化させる。また、このバーンイン試験においては、被試験デバイスに、所定のテスト信号を供給して、被試験デバイスの動作テストを行い、被試験デバイスが正常に動作しているかどうかを試す試験を行う。
このようなバーンイン装置では、数時間から数十時間に亘る長時間のバーンイン試験が行われることから、試験効率を向上させるために、複数の被試験デバイスを1枚のバーンインボードに挿入するとともに、このバーンインボードを複数毎、バーンイン装置に収納して、バーンイン試験を行うのが一般的である(例えば、特許文献1:特開2005−265665号公報参照)。
このバーンイン装置には、上述したテスト信号を生成するためのテスト信号生成装置が必要となる。テスト信号生成装置には、ホストコントローラーと、メモリーコントローラーと、複数のメモリーとが設けられており、ホストコントローラーがメモリーからデータを読み出す場合には、ホストコントローラーからのリード要求がメモリーコントローラーに出力され、メモリーコントローラーがメモリーにアクセスをする。すなわち、メモリーには、様々なテスト信号生成用のデータが予め格納されており、ホストコントローラーは、メモリーから読み出したデータに基づいて、様々なテスト信号を生成する。
図1は、第1メモリーと第2メモリーという2つのメモリーが設けられているテスト信号生成装置において、ホストコントローラーが、メモリーにアクセスする際のタイミングチャートの一例を示す図である。また、第1メモリーと第2メモリーは、それぞれ、リフレッシュが必要なDRAM(Dynamic Random Access Memory)により、構成されている。
この図1に示すように、ホストコントローラーは、期間T1〜期間T6のそれぞれの期間で、第1メモリーに対して又は第2メモリーに対してリード要求を発行している。また、これとは別に、ホストコントローラーは、所定の周期で、第1メモリー及び第2メモリーの双方に対してリフレッシュ要求を発行している。
第1メモリーと第2メモリーのリード要求を処理するために必要な時間は、そのメモリー構成等により定まるが、ここでは、60n秒必要であると仮定する。同様に、リフレッシュ要求を発行する周期やリフレッシュに要する時間も、メモリー構成等により定まるものであるが、ここでは、7.8μ秒周期でリフレッシュ要求が発行され、リフレッシュには135n秒必要であると仮定する。
このような仮定の下、図1においては、期間T1から期間T6は、それぞれ、200n秒の時間が設定されている。これは、リフレッシュ要求135n秒+リード要求60n秒=195n秒により算出される時間よりも、僅かばかり長い時間である。すなわち、ある期間で、リフレッシュ要求とリード要求が重複して発生していた場合でも、その期間内で、リフレッシュ要求とリード要求の双方が処理できるようにしている。
例えば、図1の期間T1においては、第1メモリーに対するリード要求と、第1メモリー及び第2メモリーとに対するリフレッシュ要求とが、発生している。このため、メモリーコントローラーは、期間T2の始めに第1メモリーに対するリードを行い、この第1メモリーに対するリードが終了した後に、第1メモリーと第2メモリーのリフレッシュを行っている。
同様に、期間T6においては、期間T5で発生した第2メモリーに対するリード要求を処理している間に、第1メモリー及び第2メモリーに対するリフレッシュ要求が、発生している。このため、メモリーコントローラーは、期間T6の第2メモリーに対するリード処理が終了した後に、第1メモリーと第2メモリーのリフレッシュを行っている。
しかし、このような制御手法によると、リフレッシュ要求が発生していない期間においては、第1メモリー及び第2メモリーが何もしていない空き時間が発生してしまう。例えば、期間T3においては、第1メモリーに対するリード要求を処理しているが、リフレッシュ要求は発生していない。このため、第1メモリーに対するリード処理が終了した後には、第1メモリーと第2メモリーには、何もしていないアイドル状態の時間が発生している。
しかも、一般的に、リフレッシュ処理に必要な時間は、リード処理に必要な時間と比べると長くなるため、第1メモリーと第2メモリーに何のアクセスも無く単なる待ち時間になっている割合が、実際にアクセスしている時間と比べて、必然的に高くなってしまう。
特開2005−265665号公報
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、メモリーに対するアクセス効率の向上を図ったテスト信号生成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るテスト信号生成装置は、
被試験デバイスに供給するテスト信号を生成するために必要なデータが格納される第1メモリー及び第2メモリーと、
前記第1メモリーに対するリード要求である第1リード要求と前記第2メモリーに対するリード要求である第2リード要求とを発行するとともに、所定の周期で、前記第1メモリーと前記第2メモリーに対するリフレッシュ要求を発行する、ホストコントローラであって、前記第1リード要求と前記第2リード要求の応答として前記第1メモリーと前記第2メモリーから読み出したデータに基づいて前記テスト信号を生成する、ホストコントローラーと、
前記ホストコントローラーで発行された前記第1リード要求と前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求とが格納される、リクエストメモリーと、
前記リクエストメモリーに前記第1リード要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合に、前記第1リード要求に基づいて前記第1メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行い、前記リクエストメモリーに前記第2リード要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合に、前記第2リード要求に基づいて前記第2メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行うとともに、前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合に、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第1メモリーのリフレッシュ動作を行い、前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合に、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第2メモリーのリフレッシュ動作を行う、メモリーコントローラーと、
を備えることを特徴とする。
この場合、前記メモリーコントローラーは、前記第1メモリーと前記第2メモリーから読み出したデータを、前記リクエストメモリーに格納し、
前記ホストコントローラーは、前記リクエストメモリーから、前記第1リード要求又は前記第2リード要求に対する応答として読み出されたデータを取得するようにしてもよい。
より具体的には、前記リクエストメモリーには、複数のリクエストメモリーアドレスが割り付けられており、
前記ホストコントローラーは、前記第1リード要求と前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求を、前記複数のリクエストメモリーアドレスのうちの空いているリクエストメモリーアドレスに格納し、
前記メモリーコントローラーは、前記第1リード要求に基づいて前記第1メモリーから読み出したデータを、その第1リード要求が格納されていたリクエストメモリーアドレスに格納し、前記第2リード要求に基づいて前記第2メモリーから読み出したデータを、その第2リード要求が格納されていたリクエストメモリーアドレスに格納し、
前記ホストコントローラーは、前記第1リード要求又は前記第2リード要求に対する応答として読み出されたデータを、前記第1リード要求又は前記第2リード要求を格納したリクエストメモリーアドレスから取得するようにしてもよい。
この場合、前記メモリーコントローラーは、前記ホストコントローラーが発行した前記第1メモリーに対する要求である前記第1リード要求と前記リフレッシュ要求の受け付けた順番を管理する第1受付順管理部と、前記ホストコントローラーが発行した前記第2メモリーに対する要求である前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求の受け付けた順番を管理する第2受付順管理部とを、備えており、
前記ホストコントローラーは、前記第1メモリーに対する前記第1リード要求又は前記リフレッシュ要求を、前記リクエストメモリーに格納した場合には、その格納したリクエストメモリーアドレスを前記第1受付順管理部に追加し、前記第2メモリーに対する前記第2リード要求又は前記リフレッシュ要求を、前記リクエストメモリーに格納した場合には、その格納したリクエストメモリーアドレスを前記第2受付順管理部に追加し、
前記メモリーコントローラーは、
前記第1メモリーがアイドル状態である場合には、前記第1受付順管理部から、前記第1メモリーに対する次の要求が格納されている前記リクエストメモリーアドレスを取得して、そのリクエストメモリーアドレスから、前記第1メモリーに対する次の要求を取得し、
前記第2メモリーがアイドル状態である場合には、前記第2受付順管理部から、前記第2メモリーに対する次の要求が格納されている前記リクエストメモリーアドレスを取得して、そのリクエストメモリーアドレスから、前記第2メモリーに対する次の要求を取得するようにしてもよい。
この場合、前記第1受付順管理部と前記第2受付順管理部は、それぞれ、前記リクエストメモリーアドレスを先入れ先出し方式で管理する記憶部により構成されているようにしてもよい。
また、前記メモリーコントローラーは、
前記第1メモリー又は前記第2メモリーから読み出したデータを、前記リクエストメモリーの前記リクエストメモリーアドレスに格納する際には、そのリクエストメモリーアドレスのステータスを応答終了に変更し、
前記メモリーコントローラーは、前記ステータスが応答終了を示しているリクエストメモリーアドレスから、前記第1メモリー又は前記第2メモリーから読み出されたデータを取得し、そのリクエストメモリーアドレスのステータスを空き状態に変更するようにしてもよい。
本発明に係るテスト信号生成装置の制御方法は、被試験デバイスに供給するテスト信号を生成するために必要なデータが格納される第1メモリー及び第2メモリーを備えるテスト信号生成装置の制御方法であって、
ホストコントローラーにおいて、前記第1メモリーに対するリード要求である第1リード要求と前記第2メモリーに対するリード要求である第2リード要求とを発行するとともに、所定の周期で、前記第1メモリーと前記第2メモリーに対するリフレッシュ要求を発行するステップと、
前記ホストコントローラーで発行された前記第1リード要求と前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求とを、リクエストメモリーに格納するステップと、
前記リクエストメモリーに前記第1リード要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合には、メモリーコントローラーが、前記第1リード要求に基づいて前記第1メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行うステップと、
前記リクエストメモリーに前記第2リード要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合には、前記メモリーコントローラーが、前記第2リード要求に基づいて前記第2メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行うステップと、
前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合には、前記メモリーコントローラーが、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第1メモリーのリフレッシュ動作を行うステップと、
前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合には、前記メモリーコントローラーが、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第2メモリーのリフレッシュ動作を行うステップと、
前記第1リード要求と前記第2リード要求の応答として前記第1メモリーと前記第2メモリーから読み出したデータに基づいて、前記ホストコントローラーが、前記テスト信号を生成するステップと、
を備えることを特徴とする。
従来のテスト信号生成装置において、ホストコントローラーで発行されたリード要求とリフレッシュ要求が、第1メモリーと第2メモリーで処理される様子を説明するためのタイミングチャートを示す図。 本発明の一実施形態に係るバーンイン装置の全体的な正面図。 図2のバーンイン装置にバーンインボードを収納した状態における内部構成の一例を説明するための正面レイアウト図。 図2のバーンイン装置において、テスト信号をバーンインボードまで供給するための内部構成を説明するブロック図。 図4に示したテスト信号生成装置の内部構成の一例を説明するブロック図。 図5のテスト信号生成装置において、ホストコントローラーで発行されたリード要求とリフレッシュ要求が、第1メモリーと第2メモリーで処理される様子を説明するためのタイミングチャートを示す図。 図5に示したホストコントローラーの内部構成の一例を示すブロック図。 図5に示したリクエストメモリーの内部構成の一例を示す図。 図5に示したメモリーコントローラーの内部構成の一例を示すブロック図。 図9に示した受付要求管理部の内部構成の一例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図2は、本発明の一実施形態に係るバーンイン装置10の全体的な正面図であり、ドア20を閉じた状態を示している。図3は、バーンイン装置10の内部構成の要部を説明するための正面レイアウト図であり、バーンイン装置10にバーンインボードBIBを挿入した状態を示している。これら図2及び図3に示したバーンイン装置10は、半導体テスト装置の一例である。
図2及び図3に示すように、本実施形態に係るバーンイン装置10の内部には、断熱壁30で区画された空間により、チャンバ40が形成されている。このチャンバ40の内部には、1又は複数のバーンインボードBIBが収納される。
本実施形態においては、図3に示すように、キャリアラックCRごと、バーンインボードBIBがチャンバ40に収納される。すなわち、各キャリアラックCRには、バーンインボードBIBを支持するためのスロット50が形成されており、このスロット50にバーンインボードBIBを挿入した状態で、チャンバ40にキャリアラックCRが格納される。本実施形態においては、1つのキャリアラックCRには、15枚のバーンインボードBIBを挿入することが可能であるように構成されている。
また、本実施形態においては、4台のキャリアラックCRを、チャンバ40に格納することが可能なように構成されている。したがって、4台のキャリアラックCRをチャンバ40内に収納することにより、合計60枚のバーンインボードBIBを、チャンバ40内に収納することが可能である。但し、このチャンバ40内に収納可能なキャリアラックCRの台数や配置、キャリアラックCR内のバーンインボードBIBの枚数や配置は、任意に変更可能である。
さらには、キャリアラックCRを用いることなく、バーンインボードBIBを直接、チャンバ40内に収納するようにしてもよい。この場合、チャンバ40内にスロット50を形成し、このスロット50にバーンインボードBIBを直接挿入することとなる。
図2に示すように、このバーンイン装置10には、2枚のドア20が設けられており、ドア20を開状態にすることにより、キャリアラックCRをチャンバ40から出し入れできるようになる。また、このドア20にも断熱材が組み込まれており、ドア20を閉状態にすることにより、周囲から熱的に遮断された空間であるチャンバ40が構成される。
さらに、図3に示すように、本実施形態に係るバーンイン装置10には、加熱ヒーター60と、冷却ユニット70が設けられている。また、チャンバ40内には、その左側、上側、右側と延びる空気循環ダクトDTが設けられており、この空気循環ダクトDTに設けられたファン80により、空気循環ダクトDT内の空気が循環し、チャンバ内の温度が均一になるように空気が循環、攪拌するように構成されている。
冷却ユニット70は、2台の冷却コンプレッサ72と、2台の熱交換器74とにより、構成されている。本実施形態においては、この冷却ユニット70は、水冷式の冷却方式を採用している。このため、冷却コンプレッサ72は、冷却水を循環するためのコンプレッサであり、熱交換器74は、冷却水の冷熱を、チャンバ40の内部の空気と交換するための交換器である。2台の熱交換器74は、空気循環ダクトDT内に設けられている。このため、ファン70により空気を循環させることにより、循環された空気が熱交換器74で冷却され、チャンバ40の内部の温度を下げることができる。
また、ヒーター60は、例えば電熱ヒーターにより構成されており、ヒーター60に電源が供給されると発熱するように構成されている。ヒーター60が発熱している状態で、空気循環ダクトDT内の空気を循環させることにより、チャンバ40内の空気の温度を上げることができる。
一方、バーンイン装置10の右側には、制御部CLが設けられている。この制御部CLは、予め定められた設定に基づいて、このバーンイン装置10の制御を行う。本実施形態においては、特に、バーンイン試験の際に、ヒーター60や冷却ユニット70を制御して、バーンインボードBIBの周囲の温度が、ユーザなどにより設定された目標温度になるようにする。また、制御部CLは、バーンイン試験の際に、所定のテスト信号を生成して、被試験デバイスである半導体装置に供給する。
図4は、テスト信号を被試験デバイスに供給するためのバーンイン装置10の内部構成の一例を示すブロック図である。この図4に示すように、バーンイン装置10には、テスト制御装置100と、テスト信号生成装置110と、バッファーボード120とが設けられている。これらテスト制御装置100と、テスト信号生成装置110と、バッファーボード120とは、例えば、制御部CLの内部に設けられている。
テスト制御装置100は、このバーンイン装置10で行われるバーンイン試験における全体的な制御を行う。本実施形態においては、このテスト制御装置100は、例えば、パーソナルコンピューターなどの独立したコンピューターで構成されている。このテスト制御装置100の制御の下、テスト信号生成装置110は、テスト信号の生成を行う。どのようなテスト信号を生成して、被試験デバイスである半導体装置に供給するかは、ユーザーが予め設定して、テスト信号生成装置110に格納してある。
このテスト信号生成装置110が生成したテスト信号は、バッファボード120に供給される。そして、このバッファボード120から、テスト信号は、チャンバ40に設けられたドライバーボード130に出力され、エクステンションボード140を介して、上述したバーンインボードBIBに供給され、最終的に、バーンインボードBIB上の被試験デバイスに供給される。
バッファボード120は、テスト信号生成装置110から受けたテスト信号を、複数のドライバーボード130に出力するための出力バッファーである。本実施形態においては、1枚のバーンインボードBIBに対応して、1組のドライバーボード130とエクステンションボード140とが設けられている。したがって、図2及び図3に示したバーンイン装置10においては、60組のドライバーボード130とエクステンションボード140とが設けられていることになる。
図5は、本実施形態に係るテスト信号生成装置110の内部構成の一例を示すブロック図である。この図5に示すように、本実施形態に係るテスト信号生成装置110は、ホストコントローラー200と、リクエストメモリー210と、メモリーコントローラー220と、第1メモリー230と、第2メモリー240とを備えて構成されている。
ホストコントローラー200は、テスト制御装置100からの指示に基づいて、テスト信号を生成するための全体的な制御を行う。特に、本実施形態においては、このテスト信号を生成するにあたって、第1メモリー230又は第2メモリー240からデータを読み込んで、この読み込んだデータに基づいて、テストパターンであるテスト信号を生成する。したがって、テスト信号を生成するにあたっては、ホストコントローラー200は、第1メモリー230又は第2メモリー240にアクセスをして、データを読み出す必要がある。
本実施形態においては、テスト信号生成用のデータが格納される記憶装置は、第1メモリー230と第2メモリー240の2つの領域に区分されている。換言すれば、ホストコントローラー200がデータを読み出そうとしているデータのアドレス指定に応じて、そのデータが第1メモリー230に格納されているのか、第2メモリー240に格納されているのかが特定される。但し、テスト信号生成用のデータが格納される記憶装置を構成するメモリーは、必ずしも、2つに区分されている必要はない。例えば、3つ、4つの複数のメモリーに区分されているようにしてもよい。
また、本実施形態においては、第1メモリー230と第2メモリー240は、DRAMにより構成されている。このため、これら第1メモリー230と第2メモリー240は、リフレッシュ動作が必要となる。すなわち、一定の周期で、これら第1メモリー230と第2メモリー240に格納されているデータをリフレッシュする必要がある。このリフレッシュ動作の時間間隔の管理や、リフレッシュ要求の生成も、ホストコントローラー200が行う。
ホストコントローラー200は、第1メモリー230又は第2メモリー240からデータを読み出す場合には、リード要求を生成して、リクエストメモリー210に書き込む。また、ホストコントローラー200は、第1メモリー230と第2メモリー240のリフレッシュをする場合には、リフレッシュ要求を生成して、リクエストメモリー210に書き込む。このリクエストメモリー210に書き込まれた各種の要求を、メモリーコントローラー220が随時取得して、その要求に基づいて、第1メモリー230と第2メモリー240にアクセスしたり、リフレッシュをしたりする。
すなわち、メモリーコントローラー220の取得した要求がリード要求であった場合には、メモリーコントローラー220は、リード要求のアドレス指定に従って、第1メモリー230又は第2メモリー240にアクセスをして、データを読み出し、読み出したデータをリクエストメモリー210に書き込む。また、メモリーコントローラー220の取得した要求がリフレッシュ要求であった場合には、メモリーコントローラー220は、第1メモリー230と第2メモリー240のリフレッシュを行う。なお、以下の説明では発生していないが、メモリーコントローラー220が取得した要求がライト要求であった場合には、メモリーコントローラー220は、ライト要求のアドレス指定に従って、第1メモリー230又は第2メモリー240にアクセスをして、指定されたデータを指定されたアドレスに書き込む。
図6は、図5に示したテスト信号生成装置110において、第1メモリー230と第2メモリー240という2つのメモリーに対してホストコントローラー200が発行したリード要求とリフレッシュ要求とが処理される過程を説明するタイミングチャートの一例を示す図である。
この図6に示すように、ホストコントローラー200は、期間T1〜期間T6のそれぞれの期間で、第1メモリー230に対して又は第2メモリー240に対してリード要求を発行している。また、これとは別に、ホストコントローラー200は、所定の周期で、第1メモリー230及び第2メモリー240に対してリフレッシュ要求を発行している。
すなわち、ホストコントローラー200は、期間T1で、第1メモリー230に対してリード要求を発行し、期間T2で第1メモリー230に対してリード要求を発行し、期間T3で第2メモリー240に対してリード要求を発行し、期間T4で第1メモリー230に対してリード要求を発行し、期間T5で第2メモリー240に対してリード要求を発行し、期間T6で第2メモリー240に対してリード要求を発行している。
また、これとは別に、ホストコントローラー200は、期間T2と期間T6において、リフレッシュ要求を発行している。本実施形態においては、期間T1〜期間T6におけるひとつの期間は、80n秒で構成されている。すなわち、第1メモリー230又は第2メモリー240にアクセスするのに必要な時間が60n秒であることから、そのオーバーヘッドを考慮して、期間T1〜期間T6のそれぞれの期間を80n秒で構成している。ホストコントローラー200は、1つの期間につき、1つの要求を発行するので、第1メモリー230と第2メモリー240に対するリード要求だけが発生している状況であれば、1つの期間の間にすべての処理が完了する。
しかし、実際には、ホストコントローラー200は、リフレッシュ要求も発行する。このリフレッシュ要求に基づいてリフレッシュ動作をするには、135n秒必要である。このため、本実施形態に係るテスト信号生成装置110のリード要求及びリフレッシュ要求に対する動作は、次のようになる。
まず、期間T1において、ホストコントローラー200で発生した第1メモリー230に対するリード要求は、次の期間T2の始めに直ちに処理される。この期間T2の間にリフレッシュ要求が生成されるが、このリフレッシュ要求に対しては、第2メモリー240はアクセスされていないアイドル状態なので、直ちにリフレッシュがなされる。一方、第1メモリー230については、リード要求が処理されているビジー状態であるので、このリード要求の処理が終了した後に直ちに実行される。
次に、期間T2では、ホストコントローラー200で第1メモリー230に対するリード要求が発生する。このリード要求が発生した時点では、第1メモリー230は、まだ、リフレッシュ動作が行われているため、ビジー状態にある。このため、第1メモリー230に対するリード要求は、このリフレッシュ動作が終了した後に直ちに実行される。
次に、期間T3では、ホストコントローラー200で第2メモリー240に対するリード要求が発生する。第2メモリー240のリフレッシュ動作は、期間T3の間に終了するため、このリード要求は、次の期間T4で直ちに実行される。
次に、期間T4では、ホストコントローラー200で第1メモリー230に対するリード要求が発生する。期間T5の最初では第1メモリー230は、前のリード要求の処理が終了していないためビジー状態である。このため、期間T4で発生したリード要求は、前のリード要求の処理が終了した後に直ちに実行される。このような処理が順次繰り返されていく。
この図6に示したような処理を実現するために、図5に示したテスト信号生成装置110のホストコントローラー200とリクエストメモリー210とメモリーコントローラー220とは、それぞれ、図7、図8、図9に示すような構成を備えている。すなわち、図7は、ホストコントローラー200の内部構成を説明するための機能ブロック図であり、図8は、リクエストメモリー210の内部構成を説明するためのテーブル図であり、図9は、メモリーコントローラー220の内部構成を説明するための機能ブロック図である。本実施形態においては、これらホストコントローラー200とリクエストメモリー210とメモリーコントローラー220は、ハードウェアにより構成されており、例えば、ホストコントローラー200とメモリーコントローラー220は組み合わせ論理回路から構成されており、リクエストメモリーはRAM(Random Access Memory)により構成されている。
図7に示すように、本実施形態に係るホストコントローラー200は、アクセス要求生成部300と、リフレッシュ要求生成部310と、要求書込部320と、応答読出部330と、テスト信号生成機能部340とを備えて構成されている。
アクセス要求生成部300は、上述したようなリード要求やライト要求を生成して、要求書込部320に出力する。アクセス要求生成部300が、これらリード要求やライト要求を生成するタイミングは、上述した図6の期間T1〜期間T6のそれぞれの期間において1つずつである。
リフレッシュ要求生成部310は、上述したリフレッシュ要求を所定の周期で生成して、要求書込部320に出力する。本実施形態においては、リフレッシュ要求生成部310は、例えば、7.8μ秒周期でリフレッシュ要求を生成する。
これらのリード要求、ライト要求、リフレッシュ要求を受けた要求書込部320は、この要求をリクエストメモリー210に書き込む。図8に示したように、リクエストメモリー210は、複数のリクエストメモリーアドレスに区分されている。図8の例では、リクエストメモリーアドレスが0番から8番の9つに区分されている。それぞれのリクエストメモリーアドレスには、ステータスを示す情報が格納されるステータスフィールドと、要求内容又は応答データが格納される内容フィールドとが形成されている。
ステータスフィールドは、そのリクエストメモリーアドレスが、ホストコントローラー200から要求を受け付けた状態にあるのか、受け付けた要求を処理している状態にあるのか、メモリーコントローラー220からの応答が完了した状態にあるのか、それとも、何も格納されていない空き状態にあるのかを示す情報が格納される。
内容フィールドには、ステータスフィールドが要求を受け付けた状態にあることを示している場合には、その要求の内容が格納される。具体的には、リード要求、ライト要求、リフレッシュ要求のいずれかが、格納される。また、ステータスフィールドが応答の完了した状態を示している場合には、内容フィールドには、メモリーコントローラー220からの応答データ、つまり、読み出したデータが格納される。
ホストコントローラー200の要求書込部320は、リクエストメモリー210に要求を書き込む場合には、ステータスフィールドが空きの状態を示しているリクエストメモリーアドレスの内容フィールドに、その要求を書き込む。さらに、要求書込部320は、要求を書き込んだリクエストメモリーアドレスのステータスフィールドを、要求を受け付けた状態に変更する。
また、ホストコントローラー200の要求書込部320は、第1メモリー230に対する要求であるか、第2メモリー240に対する要求であるかを区別して、要求を書き込んだリクエストメモリーアドレスを、メモリーコントローラー220に出力する。
図9に示すように、メモリーコントローラー220は、受付要求管理部400と、要求取得部410と、要求実行部420と、応答書込部430とを備えて構成されている。受付要求管理部400は、図10に示すようなテーブルで構成されている。すなわち、第1メモリー230に対する要求を先入れ先出し方式で管理する記憶部である第1のFIFO(Fist In First Out)402と、第2メモリ240に対する要求を先入れ先出し方式で管理する記憶部である第2のFIFO(Fist In First Out)404とを備えて構成されている。
ホストコントローラー200の要求書込部320は、第1メモリー230に対する要求をリクエストメモリー210に書き込んだ場合には、第1メモリー230のFIFO 402の最後に、その要求を書き込んだリクエストメモリーアドレスの番号を追加し、第2メモリー240に対する要求をリクエストメモリー210に書き込んだ場合には、第2メモリー240のFIFO 404の最後に、その要求を書き込んだリクエストメモリーアドレスの番号を追加する。この図10の例では、リクエストメモリーアドレスの番号は図中右側から追加され、リクエストメモリーアドレスを取得する際には図中左側から取得して、残りのリクエストメモリーアドレスの番号は左側にシフトされることにより、上述した先入れ先出しを実現している。
例えば、第1メモリー230に対するリード要求を0番のリクエストメモリーアドレスに書き込んだ場合には、要求書込部320は、受付要求管理部400の第1メモリー230のFIFO 402の最後にリクエストメモリーアドレス0番を追加する。
また、ホストコントローラー200の要求書込部320は、リフレッシュ要求をリクエストメモリー210に書き込んだ場合には、第1メモリー230のFIFO 402と第2メモリー240のFIFO 404の双方に、リフレッシュ要求を書き込んだリクエストメモリーアドレスの番号を追加する。例えば、リフレッシュ要求を5番のリクエストメモリーアドレスに書き込んだ場合には、要求書込部320は、受付要求管理部400の第1メモリー230のFIFO 402の最後にリクエストメモリーアドレス5番を追加するとともに、第2メモリー240のFIFO 404の最後にリクエストメモリーアドレス5番を追加する。
メモリーコントローラー220の要求取得部410は、第1メモリー230が何もしていないアイドル状態になった場合には、受付要求管理部400の第1メモリー230のFIFO 402を確認し、リクエストメモリーアドレスの番号が格納されているかどうかを判断する。もし、第1メモリー230のFIFO 402にリクエストメモリーアドレスの番号が格納されている場合には、図中左側にある最も古い番号を取得するとともに、その右側にある番号を順次左側にシフトする処理を行う。そして、要求取得部410は、受付要求管理部400から取得した番号に対応する、リクエストメモリー210内のリクエストメモリーアドレスの内容フィールドから、第1メモリー230に対する要求を取得する。この取得の際に、要求取得部410は、リクエストメモリー210のステータスフィールドを処理中に変更する。そして、要求取得部410は、リクエストメモリー210から取得した要求を、要求実行部420に出力する。
要求実行部420は、要求取得部410から受け付けた要求を実行する。すなわち、第1メモリー230に対して、要求に対応した処理を実行する。例えば、要求がリード要求であった場合には、要求実行部420は、第1メモリー230の指定されたアドレスからデータを読み出す。また、要求がライト要求であった場合には、要求実行部420は、第1メモリー230の指定されたアドレスに、与えられたデータを書き込む。また、要求がリフレッシュ要求であった場合には、要求実行部420は、第1メモリー230のリフレッシュを行う。
メモリーコントローラー220の要求取得部410が、第2メモリー240が何もしていないアイドル状態を検出した場合も、メモリーコントローラ220は、第2メモリー240に対して、これと同様の処理を行う。
要求実行部420による処理が終了した場合、応答書込部430は、必要な応答を、リクエストメモリー210に書き込む。例えば、要求実行部420がリード要求の実行を終了した場合には、読み出したデータを応答データとして、その要求を読み出したリクエストメモリーアドレスの内容フィールドに書き込み、ステータスフィールドを応答終了に変更する。
また、要求実行部420がライト要求の実行を終了した場合、及び、リフレッシュ要求の実行を終了した場合には、応答書込部430は、その要求を読み出したリクエストメモリーアドレスのステータスフィールドを空きに変更する。但し、要求実行部420の実行した要求がリフレッシュ要求である場合には、応答書込部430は、第1メモリー230と第2メモリー240の双方に対するリフレッシュ動作が終了した後に、ステータスフィールドを空き状態に変更する。
図7に示すように、ホストコントローラー200の応答読出部330は、リクエストメモリー210のステータスフィールドを定常的に監視し、ステータスが処理中から応答終了に変更されたリクエストメモリーアドレスがあった場合には、そのリクエストメモリーアドレスの内容フィールドから応答データを読み出す。この読み出したデータが、リード要求に基づいて第1メモリー230又は第2メモリー240から読み出されたデータであるので、このデータに基づいて、テスト信号生成機能部340はテスト信号を生成する。
また、応答読出部330は、リクエストメモリー210から応答データを読み出した場合には、そのリクエストメモリーアドレスのステータスフィールドを空き状態に変更し、内容フィールドに格納されている応答データを消去する。
以上のように、本実施形態に係るバーンイン装置10のテスト信号生成装置110によれば、ホストコントローラー200が生成した要求を、リクエストメモリー210を介在させることにより、第1メモリー230と第2メモリー240の状況に応じて随時処理することにしたので、第1メモリー230と第2メモリー240に対する要求の発行間隔である期間T1〜T6を短くすることができる。すなわち、従来であれば、この期間T1〜期間T6のそれぞれの期間を200n秒に設定しなければならなかったのに対し、本実施形態によれば、これを80n秒に設定することができるようになる。このため、ホストコントローラー200は、短い周期で、リード要求又はライト要求を発行することができるようになる。
具体的には、メモリーコントローラー220は、リクエストメモリー210に第1メモリー230に対するリード要求が格納されており、且つ、第1メモリー230がアクセス可能なアイドル状態である場合には、第2メモリー240がアイドル状態であるかどうかに拘わらず、第1メモリー230にアクセスしてデータの読み出しを行うこととした。また、メモリーコントローラー220は、リクエストメモリー210に第2メモリー240に対するリード要求が格納されており、且つ、第2メモリー240がアクセス可能なアイドル状態である場合には、第1メモリー230がアイドル状態であるかどうかに拘わらず、第2メモリー240にアクセスしてデータの読み出しを行うこととした。このため、第1メモリー230と第2メモリー240の空き状況に応じて、随時、リード要求に対する処理を実行することができる。
また、メモリーコントローラー220は、リクエストメモリー210にリフレッシュ要求が格納されており、且つ、第1メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合には、第2メモリー240がリフレッシュ動作可能なアイドル状態であるかどうかに拘わらず、第1メモリー230のリフレッシュ動作を行うこととした。また、メモリーコントローラー220は、リクエストメモリー210にリフレッシュ要求が格納されており、且つ、第2メモリー240がリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合には、第1メモリー230がリフレッシュ動作可能なアイドル状態であるかどうかに拘わらず、第2メモリー240のリフレッシュ動作を行うこととした。このため、第1メモリー230と第2メモリー240の空き状況に応じて、随時、リフレッシュ要求に対する処理を実行することができる。
さらに、このように第1メモリー230と第2メモリー240に対するリード要求及びリフレッシュ要求に対する処理を独立して処理することにより、ホストコントローラー200が要求を発行する周期T1〜T6を短くすることができるようになり、第1メモリー230と第2メモリー240に対するアクセス効率の向上を図ることができるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されずに種々に変形可能である。例えば、上述した各処理部の内部構成は一例に過ぎず、同様の処理を実現可能であれば、種々に変形することができる。一例を挙げると、図7に示したホストコントローラー200の内部構成、図8に示したリクエストメモリー210の内部構成、図9に示したメモリーコントローラー220の内部構成は、同様の処理を実現可能なように、様々な変形を施すことができる。また、図10の受付要求管理部400は、メモリーコントローラー220が、ホストコントローラ200が発行した要求の順番を管理できるような態様で有れば、様々な実現形態が考えられる。
また、上述した実施形態で図示した各処理部は、本発明の一実施形態を説明するために必要な部分のみを図示している。したがって、実際のバーンイン装置10においては、これらの図に示されていない様々な機能部を各処理部に追加して構成されるものであると、解釈すべきである。
また、上述した実施形態で用いた様々な数値は一例に過ぎず、第1メモリー230や第2メモリー240の仕様や、被試験デバイスの仕様、供給するテスト信号のパターン等により、様々な値を採用することができる。例えば、第1メモリー230及び第2メモリー240におけるリフレッシュ周期や、リード要求を処理するのに必要な時間などは、様々な値を採用し得る。
200 ホストコントローラー
210 リクエストメモリー
220 メモリーコントローラー
230 第1メモリー
240 第2メモリー
300 アクセス要求生成部
310 リフレッシュ要求生成部
320 要求書込部
330 応答読出部
340 テスト信号生成機能部
400 受付要求管理部
410 要求取得部
420 要求実行部
430 応答書込部

Claims (7)

  1. 被試験デバイスに供給するテスト信号を生成するために必要なデータが格納される第1メモリー及び第2メモリーと、
    前記第1メモリーに対するリード要求である第1リード要求と前記第2メモリーに対するリード要求である第2リード要求とを発行するとともに、所定の周期で、前記第1メモリーと前記第2メモリーに対するリフレッシュ要求を発行する、ホストコントローラであって、前記第1リード要求と前記第2リード要求の応答として前記第1メモリーと前記第2メモリーから読み出したデータに基づいて前記テスト信号を生成する、ホストコントローラーと、
    前記ホストコントローラーで発行された前記第1リード要求と前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求とが格納される、リクエストメモリーと、
    前記リクエストメモリーに前記第1リード要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合に、前記第1リード要求に基づいて前記第1メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行い、前記リクエストメモリーに前記第2リード要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合に、前記第2リード要求に基づいて前記第2メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行うとともに、前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合に、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第1メモリーのリフレッシュ動作を行い、前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合に、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第2メモリーのリフレッシュ動作を行う、メモリーコントローラーと、
    を備えることを特徴とする、テスト信号生成装置。
  2. 前記メモリーコントローラーは、前記第1メモリーと前記第2メモリーから読み出したデータを、前記リクエストメモリーに格納し、
    前記ホストコントローラーは、前記リクエストメモリーから、前記第1リード要求又は前記第2リード要求に対する応答として読み出されたデータを取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテスト信号生成装置。
  3. 前記リクエストメモリーには、複数のリクエストメモリーアドレスが割り付けられており、
    前記ホストコントローラーは、前記第1リード要求と前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求を、前記複数のリクエストメモリーアドレスのうちの空いているリクエストメモリーアドレスに格納し、
    前記メモリーコントローラーは、前記第1リード要求に基づいて前記第1メモリーから読み出したデータを、その第1リード要求が格納されていたリクエストメモリーアドレスに格納し、前記第2リード要求に基づいて前記第2メモリーから読み出したデータを、その第2リード要求が格納されていたリクエストメモリーアドレスに格納し、
    前記ホストコントローラーは、前記第1リード要求又は前記第2リード要求に対する応答として読み出されたデータを、前記第1リード要求又は前記第2リード要求を格納したリクエストメモリーアドレスから取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテスト信号生成装置。
  4. 前記メモリーコントローラーは、前記ホストコントローラーが発行した前記第1メモリーに対する要求である前記第1リード要求と前記リフレッシュ要求の受け付けた順番を管理する第1受付順管理部と、前記ホストコントローラーが発行した前記第2メモリーに対する要求である前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求の受け付けた順番を管理する第2受付順管理部とを、備えており、
    前記ホストコントローラーは、前記第1メモリーに対する前記第1リード要求又は前記リフレッシュ要求を、前記リクエストメモリーに格納した場合には、その格納したリクエストメモリーアドレスを前記第1受付順管理部に追加し、前記第2メモリーに対する前記第2リード要求又は前記リフレッシュ要求を、前記リクエストメモリーに格納した場合には、その格納したリクエストメモリーアドレスを前記第2受付順管理部に追加し、
    前記メモリーコントローラーは、
    前記第1メモリーがアイドル状態である場合には、前記第1受付順管理部から、前記第1メモリーに対する次の要求が格納されている前記リクエストメモリーアドレスを取得して、そのリクエストメモリーアドレスから、前記第1メモリーに対する次の要求を取得し、
    前記第2メモリーがアイドル状態である場合には、前記第2受付順管理部から、前記第2メモリーに対する次の要求が格納されている前記リクエストメモリーアドレスを取得して、そのリクエストメモリーアドレスから、前記第2メモリーに対する次の要求を取得する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のテスト信号生成装置。
  5. 前記第1受付順管理部と前記第2受付順管理部は、それぞれ、前記リクエストメモリーアドレスを先入れ先出し方式で管理する記憶部により構成されている、ことを特徴とする請求項4に記載のテスト信号生成装置。
  6. 前記メモリーコントローラーは、
    前記第1メモリー又は前記第2メモリーから読み出したデータを、前記リクエストメモリーの前記リクエストメモリーアドレスに格納する際には、そのリクエストメモリーアドレスのステータスを応答終了に変更し、
    前記メモリーコントローラーは、前記ステータスが応答終了を示しているリクエストメモリーアドレスから、前記第1メモリー又は前記第2メモリーから読み出されたデータを取得し、そのリクエストメモリーアドレスのステータスを空き状態に変更する、
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のテスト信号生成装置。
  7. 被試験デバイスに供給するテスト信号を生成するために必要なデータが格納される第1メモリー及び第2メモリーを備えるテスト信号生成装置の制御方法であって、
    ホストコントローラーにおいて、前記第1メモリーに対するリード要求である第1リード要求と前記第2メモリーに対するリード要求である第2リード要求とを発行するとともに、所定の周期で、前記第1メモリーと前記第2メモリーに対するリフレッシュ要求を発行するステップと、
    前記ホストコントローラーで発行された前記第1リード要求と前記第2リード要求と前記リフレッシュ要求とを、リクエストメモリーに格納するステップと、
    前記リクエストメモリーに前記第1リード要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合には、メモリーコントローラーが、前記第1リード要求に基づいて前記第1メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行うステップと、
    前記リクエストメモリーに前記第2リード要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがアクセス可能なアイドル状態である場合には、前記メモリーコントローラーが、前記第2リード要求に基づいて前記第2メモリーにアクセスしてデータの読み出しを行うステップと、
    前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第1メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合には、前記メモリーコントローラーが、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第1メモリーのリフレッシュ動作を行うステップと、
    前記リクエストメモリーに前記リフレッシュ要求が格納されており、且つ、前記第2メモリーがリフレッシュ動作可能なアイドル状態である場合には、前記メモリーコントローラーが、前記リフレッシュ要求に基づいて前記第2メモリーのリフレッシュ動作を行うステップと、
    前記第1リード要求と前記第2リード要求の応答として前記第1メモリーと前記第2メモリーから読み出したデータに基づいて、前記ホストコントローラーが、前記テスト信号を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする、テスト信号生成装置の制御方法。
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