JP2010174864A - 液体噴射供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インジェクタ部3とポンプ部2とが燃料噴射弁(1)内に内蔵され、ポンプ部2は、圧電素子からなる加圧部材9と、加圧部材9の変位で圧縮される蓄圧室6と、該蓄圧室6の圧縮時に蓄圧室内の燃料を蓄圧室内に保持する逆止弁7を有し、ポンプ部2によって噴射の直前に燃料噴射弁1内で昇圧された燃料を、インジェクタ部3による弁体の開閉により、所定の噴射圧力で噴霧する。これにより、燃料供給ポンプ56は、より低圧タイプを使用でき、エネルギ効率が改善される。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の第1実施形態について図1乃至図4を用いて詳細に説明する。図1は、車両用燃料噴射供給装置の燃料噴射弁1の縦断面図である。燃料噴射弁1は、大きく分けて、ポンプ室2とインジェクタ部3で構成されている。そして、ハウジングと成る合成樹脂製の筒部4でポンプ室2と電磁式のインジェクタ部3を液封しながら結合している。
71は、加圧部材9に駆動パルス70が印加された場合の、蓄圧室6内の燃料圧力の波形を示している。加圧部材9に駆動パルス70が印加されると、加圧部材7が伸長する。即ち、圧電スタックが伸長して、ベローズ5を圧縮する。ベローズ5の圧縮によって、蓄圧室6内が昇圧する。この昇圧と共に、ベローズ5自体も膨張し、このベローズ5の膨張により、蓄圧室6内の圧力が略一定に保たれる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態では、加圧部材を圧電素子を積層した圧電スタックを積層して構成したが、この第2実施形態は、電磁コイルによってベローズを駆動するものである。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態での燃料噴射弁の一部拡大断面図である。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。この実施形態は、蓄圧室6内の圧力を所定の圧力に制御するために、定圧弁120を設けたものである。定圧弁120は、スプリング121とシート122で構成される。
本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の各実施形態では、自動車の燃料をエンジンに噴射する電子式燃料噴射装置について説明した。この電子式燃料噴射装置は、特に、ガソリンを比較的低圧でエンジン内に噴射するシステムについて説明したが、ガソリンを高圧でシリンダ内に直接噴射する直噴タイプに使用することも出来る。
2…ポンプ部
3…インジェクタ部
5…ベローズ
6…蓄圧室
7…逆止弁
9…圧電素子の積層体からなる加圧部材
10…電磁コイル
11…ニードル
56…燃料供給ポンプ
70…ポンプ部の加圧部材への駆動パルス
71…蓄圧室内の圧力波形
72…インジェクタ部の電磁コイルへの噴射パルス
80…高流量型ポンプの電流特性
81…高流量型ポンプの吐出量特性
84…低流量型ポンプの吐出量特性
100…ポンプ部の加圧手段となる電磁コイル部
101…可動コア
120…定圧弁
122…シート
Claims (11)
- タンク(52)内の液体が供給ポンプ(56)で加圧され、この加圧された前記液体を噴射弁(1)で噴霧する液体噴射供給装置であって、
インジェクタ部(3)とポンプ部(2)とが前記噴射弁(1)内に内蔵され、
前記ポンプ部(2)は、前記噴射弁(1)内で前記液体を昇圧し、前記インジェクタ部(3)により所定の噴射圧力で前記液体が噴射されることにより減圧された前記液体を再度昇圧することを繰り返す往復運動を行うことを特徴とする液体噴射供給装置。 - 前記ポンプ部(2)は、加圧部材(9)と、該加圧部材(9)の変位で圧縮される蓄圧室(6)と、該蓄圧室(6)の圧縮時に蓄圧室(6)内の前記液体を蓄圧室(6)内に保持する逆止弁(7)を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射供給装置。
- 前記加圧部材(9)は、圧電素子の伸縮により往復運動する圧電式の加圧部材(9)、または電磁式に往復運動する電磁式の加圧部材(9)から成ることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射供給装置。
- 前記噴射弁(1)内の前記蓄圧室(6)は、前記蓄圧室(6)内の前記液体の圧力により、弾性的に膨張する弾性部材で構成された室より成ることを特徴とすれ請求項2または3に記載の液体噴射供給装置。
- 前記供給ポンプ(56)の吐出圧が、前記噴射弁(1)の前記噴射圧力より低く設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液体噴射供給装置。
- タンク(52)内の液体を加圧して前記噴射弁(1)に供給する前記供給ポンプ(56)の吐出側の圧力が、圧力調整弁(61)により前記噴射弁(1)の前記噴射圧力より低く設定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液体噴射供給装置。
- 前記蓄圧室(6)には、該蓄圧室(6)内の圧力を一定に保つ定圧弁(120)が設けられていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の液体噴射供給装置。
- 前記インジェクタ部(3)は、電磁コイル(10)の電磁力によりニードル(11)を駆動して、前記噴射弁(1)の開弁及び閉弁作動を行う電磁式のインジェクタ部(3)からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液体噴射供給装置。
- 前記噴射弁(1)には、前記加圧部材(9)を駆動する駆動パルス(70)と、前記インジェクタ部(3)を駆動する噴射パルス(72)とが電気信号として印加され、前記加圧部材(9)に前記駆動パルス(70)が印加されると前記加圧部材(9)が伸張し、前記蓄圧室(6)内の圧力を昇圧させると共に、前記噴射パルス(72)の印加により前記蓄圧室(6)内の圧力で前記噴射弁(1)先端から前記液体が噴射されることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射供給装置。
- 前記ポンプ部(2)は、駆動パルス(70)が印加された加圧部材(9)の伸張で前記液体を加圧するものから成り、
前記噴射弁(1)から前記液体が噴射されて、前記加圧部材(9)の前記駆動パルス(70)の印加がなくなると、前記加圧部材(9)が収縮し、前記逆止弁(7)を開弁させて、前記蓄圧室(6)内に前記供給ポンプ(56)からの前記液体を吸引することを特徴とする請求項9に記載の液体噴射供給装置。 - 前記液体は燃料から成り、前記供給ポンプ(56)は燃料供給ポンプ(56)から成り、前記噴射弁(1)は、エンジン内に前記燃料を噴霧する燃料噴射弁(1)から成り、
前記ポンプ部(2)によって昇圧された前記燃料を、前記インジェクタ部(3)により前記エンジン内に所定の噴射圧力で噴霧することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の液体噴射供給装置。
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