JP2010038121A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2010038121A
JP2010038121A JP2008204729A JP2008204729A JP2010038121A JP 2010038121 A JP2010038121 A JP 2010038121A JP 2008204729 A JP2008204729 A JP 2008204729A JP 2008204729 A JP2008204729 A JP 2008204729A JP 2010038121 A JP2010038121 A JP 2010038121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
valve
seat
throttle
nozzle needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008204729A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyao Arakawa
宮男 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008204729A priority Critical patent/JP2010038121A/ja
Publication of JP2010038121A publication Critical patent/JP2010038121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】信頼性の確保と、開弁応答性の低下防止とが両立する燃料噴射弁を提供。
【解決手段】弁座23及び噴孔24を有し、燃料として液体燃料が流れる燃料通路14、25を形成する内壁面に弁座及び噴孔入口が配置されるハウジング2と、ハウジング内に収容され、弁座に離座及び着座するシート部64を有し、かつ弁座に対しシート部が離座及び着座することにより、噴孔入口へ燃料を流通及び遮断するノズルニードル60と、シート部に対して燃料流れの下流側に配置され、燃料流れを制限する絞り部81を有する燃料絞り通路80と、ノズルニードルにおいてシート部より下流側の第1区分と、ハウジングにおいて弁座及び噴孔が形成され、第1区分に対向する第2区分とに囲まれる容積部71を有する燃料溜り部であって、容積部が燃料絞り通路を挟んで燃料通路に連通可能な燃料溜り部70と、を備え、シート部と絞り部との間に噴孔24が配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料噴射弁に関し、例えば内燃機関の気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁に適用して好適なものである。
従来、弁座に離座及び着座するノズルニードルを有し、ノズルニードルに働く閉弁方向の付勢力と開弁方向の付勢力のバランスによって、ノズルニードルの移動方向が閉弁方向もしくは開弁方向へ決定される燃料噴射弁が知られている(特許文献1等参照)。この種の燃料噴射弁は、閉弁時において、開弁方向の付勢力より勝るようになった閉弁方向の付勢力によって、弁座にノズルニードルが衝突し着座するため、このときの衝突エネルギーを低減する必要がある。
このような燃料噴射弁の一種として特許文献1に開示の装置では、液体燃料のダンパ効果を利用し、閉弁時におけるノズルニードルの下降速度を低下させることによって、衝突エネルギーを低減するようにしている。この技術では、ノズルニードルの摩耗等が抑制され、燃料噴射弁の信頼性の確保が可能となる。
特開平8−189437号公報
しかしながら、上記特許文献1による従来技術では、上記ダンパ効果をもたらす燃料絞り通路が、ノズルニードルにおいて弁座に離座及び着座するシート部より、上流側にあるため、ダンパ効果が開弁時にも作用してノズルニードルの上昇速度を抑制することになるので、開弁応答性が低下するという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、信頼性の確保と、開弁応答性の低下防止とが両立する燃料噴射弁を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
即ち、請求項1乃至6に記載の発明では、燃料を噴射する燃料噴射弁において、弁座及び噴孔を有し、燃料として液体燃料が流れる燃料通路を形成する内壁面に弁座及び噴孔の入口が配置されるハウジングと、ハウジング内に収容され、弁座に離座及び着座するシート部を有するノズルニードルであって、弁座に対し、シート部が離座及び着座することにより、噴孔の入口へ燃料を流通及び遮断するノズルニードルと、ノズルニードルのシート部に対して燃料流れの下流側に配置され、燃料流れを制限する絞り部を有する燃料絞り通路と、ノズルニードルにおいてシート部より下流側の第1区分と、ハウジングにおいて弁座及び噴孔が形成され、第1区分に対向する第2区分とに囲まれる容積部を有する燃料溜り部であって、容積部が燃料絞り通路を挟んで燃料通路に連通可能な燃料溜り部と、を備え、シート部と絞り部との間に噴孔が配置されていることを特徴とする。
これによると、容積部を有する燃料溜り部において、容積部がノズルニードルにおいてシート部より下流側の第1区分と、ハウジングにおいて弁座及び噴孔が形成され、第1区分に対向する第2区分とに囲まれているので、弁座に対するシート部の閉弁方向及び開弁方向の移動に応じて容積部の容積が縮小及び拡大する。
閉弁時においては、容積が縮小する容積部及び絞り部の構成によって、燃料溜り部に正圧の油圧力を発生させ、燃料絞り通路を通じて噴孔の入口側に燃料を排出することになるので、その正圧の油圧力によってノズルニードルの下降速度を低下させるダンパ効果を作用させることができる。
一方、開弁時においては、開弁開始直前まで閉弁状態によって、燃料通路と、噴孔及び燃料絞り通路とは燃料流れが遮断されると共に、噴孔の入口と絞り部が連通する構成となる。それ故に、容積が縮小する容積部及び絞り部の構成によって燃料溜り部に負圧の油圧力を発生させようとしても、噴孔の出口側から絞り部に向かって外部の気体を吸い込むことになる。そのような燃料絞り通路には、液体燃料より流動性が高い気体が噴孔から吸い込まれることによって、燃料溜り部での負圧の油圧力発生を妨げることができる。負圧の油圧力発生が抑制されることにより、ノズルニードルの上昇速度を低下させるダンパ効果が作用しなくなるのである。
以上の請求項1に記載の発明によれば、閉弁時にはダンパ効果を作用させノズルニードルの弁座へ着座する衝突エネルギーを低減すると共に、開弁時には、噴孔から外部の気体を吸い込むことでダンパ効果作用を抑制するので、衝突による摩耗発生を抑制した信頼性の確保と、開弁応答性の低下防止とが両立する燃料噴射弁を得ることができる。
また、請求項2乃至3に記載の発明では、ノズルニードルにおいてシート部より下流側の第1区分、及びハウジングにおいて弁座及び噴孔が形成され、第1区分に対向する第2区分のうちの、いずれか一方の区分に設けた凹状を呈する凹部と、他方の区分に設け、凹部に押し込んで上記容積部を形成する凸部とから、燃料溜り部が構成される。このような簡素な構成により、凹部の底部と凸部の先端部とで燃料溜り部の容積部を形成することができると共に、凹部の内周側壁と凸部の外周外側壁とで燃料絞り通路の絞り部を形成することができる。
また、請求項4に記載の発明では、絞り部及び噴孔は、容積部の周方向にわたって環状に配置されていることを特徴とする。
これによると、絞り部側へ気体を導く噴孔、及び液体燃料の流れを制限する絞り部を、容積部の周方向にわたって環状に配置する構成とするので、容積部内の燃料を、環状配置された絞り部及び噴孔によって導かれた気体で取り囲むことが可能となる。これにより、ノズルニードルが弁座からほとんど抵抗なく移動することができる。
また、請求項5に記載の発明では、ハウジングにおいて噴孔の入口は、シート部が着座する部位、及び燃料絞り通路の絞り部間において絞り部に近接していることを特徴とする。
これによると、シート部側の領域に気体を充填させることなく効率的に、噴孔入口側に導いた気体を、噴孔入口に近接する絞り部に向かってスムースに流動させることができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料噴射弁は、内燃機関の気筒内に燃料を直接噴射することを特徴とする。
これによると、噴孔の出口側は、噴射終了時以降、気筒の燃焼室内において燃料の燃焼により高温、高圧となるガスに覆われていたり、噴射開始時には圧縮されたガスに覆われたりするので、噴孔の出口側から入口に向かって上記ガスなどの気体を吸い込み易くなる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1〜図3は、本実施形態による燃料噴射弁1を用いた燃料噴射装置を示している。図2及び図3は本発明の燃料噴射弁1の特徴的構成を示すものである。また、図4〜図6は本実施形態による燃料噴射弁1の作動を説明するものであり、図4及び図5は閉弁時及び開弁時における各動作の過程を示し、図6(a)は閉弁時及び開弁時における各応答性を示している。
燃料噴射装置は、例えばディーゼルエンジンまたは筒内噴射式火花点火内燃機関(以下、単に、エンジンという)の気筒内へ直接的に燃料を噴射するものであり、各気筒供給の蓄圧容器としてのコモンレールから分配供給される高圧燃料を噴射する。なお、燃料としては、ディーゼル用の軽油や、火花点火内燃機関用のガソリンなどの液体燃料を用いる。
この燃料噴射装置は、図1に示すように、燃料を高圧状態で蓄えるコモンレール5と、燃料タンク9から低圧燃料供給ポンプ3により汲み上げられた燃料を加圧してコモンレール5に圧送する高圧燃料供給ポンプ4と、コモンレール5より高圧配管を通じて供給される高圧燃料をエンジンの気筒内に噴射する燃料噴射弁1と、低圧燃料供給ポンプ3、高圧燃料供給ポンプ4、及び燃料噴射弁1などを制御する制御装置200とを備えている。コモンレール5内の燃料の圧力は、エンジンの運転状態に応じて調整される。コモンレール5内の燃料の圧力は、制御装置200により高圧燃料供給ポンプ4を駆動制御することによって、エンジンの運転状態に最適な燃料圧力相当の圧力(例えば、数MPa〜数十Mpa)に調整されるのである。燃料噴射ポンプ3は、図示しない電磁弁、加圧室及び圧送プランジャなどの圧送ユニットを有し、コモンレール5内の圧力が所定の燃料圧に設定されるように、電磁弁により調量された燃料を加圧室で圧送プランジャによって圧送し、コモンレール5へ吐出する。
燃料噴射弁1は、図1に示すように、複数の噴孔24と、噴孔24を開閉する「弁部材」としてのノズルニードル60と、ノズルニードル60を直接的に駆動制御する「制御弁部」としての電磁駆動部30と、ノズルニードル60等の構成要素を軸方向移動可能に収容するハウジング2とを有する燃料噴射弁の一例を示すものである。上記ハウジング2内を軸方向移動可能に収容される構成要素とは、ノズルニードル60及び可動コア50とから構成される。燃料噴射弁1は、電磁駆動部30への通電及び通電停止を制御装置100で制御することにより、高圧燃料の噴射量および噴射時期等が決定されるように構成されている。
ハウジング2は、概ね棒状に形成されており、弁ハウジング20及び磁性パイプ10とから構成され、ハウジング2の内壁内に、ノズルニードル60及び可動コア50を収容する。
磁性パイプ10は、磁性部材と非磁性部材とからなり、略円筒状に形成されている。磁性パイプ10の内壁には、燃料通路14が形成されており、この燃料通路14に、固定コア40、可動コア50、スプリング100、及びアジャスティングパイプ110が収容されている。磁性パイプ10は、図1において下方の弁ハウジング20側から第1磁性部材11、非磁性部材12、及び第2磁性部材13をこの順序で結合されており、非磁性部材12は、第1磁性部材11と、第2磁性部材13との間で磁束の短絡を防止する。第1磁性部材11には、弁ハウジング20が溶接により固定される。
図1に示すように弁ハウジング20は、磁性材料よりなり略円筒状に形成され、弁ボディ21と弁座体22とを有する。弁ボディ21には、燃料通路14に連通する中空部25が形成されており、この中空部25には、上記可動コアに連動するノズルニードル60が収容されている。弁座体22は、カップ状に形成されており、その内面には弁座23が形成され、また底部には噴孔24が内壁と外壁とを貫通して形成されている。なお、弁座23と噴孔24とは、弁座体22に形成するのではなく、弁ボディ21をカップ状に形成し、その内面と底部に形成する構成としてもよい。
ノズルニードル60は、棒状を呈するニードル61と、ニードル61の噴孔側先端に設けられた弁閉鎖体62と、ニードル61の反噴孔側に設けられ、可動コアに接続する端部63とを有している。この端部63は可動コア50の噴孔側端部に溶接等によって結合されている。
また、弁閉鎖体92が弁座23に着座すると、燃料通路14及び中空部25内の燃料流れと、噴孔24との流通が遮断され、噴孔24からは燃料が噴射されなくなる。弁閉鎖体92が弁座23に離座すると、燃料通路14及び中空部25側と噴孔24と連通し、噴孔24から燃料が噴射されるようになる。なお、弁閉鎖体92及び弁座23周りのノズルニードル60及び弁ハウジング20の構成については、後述する。
図1に示すように、固定コア40は略円筒状に形成されおり、固定コア40は、磁性パイプ10の非磁性部材12及び磁性部材13の内壁に挿入後、磁性パイプ10に溶接などによって固定されている。
アジャスティングパイプ110は、固定コア40の内壁に圧入されている。スプリング100は、一方の端部がアジャスティングパイプ110に当接し、他方の端部が可動コア50に当接している。スプリング100は、弁部材90の弁閉鎖体92が弁座体22の弁座23に着座する方向へ付勢しており、アジャスティングパイプ110の圧入量を調整することにより、スプリング100の付勢荷重が変更される。
電磁駆動部30は、通電により磁力を発せする電磁コイル31と、磁束が流れる磁気回路を形成する固定コア40及び可動コア50などいった構成要素を有している。上記磁気回路は、固定コア40、可動コア50、第1磁性部材11、弁ボディ21、磁性部材120、及び第2磁性部材13の各構成要素で構成されており、可動コア50を磁力によって吸引する吸引力が固定コア40に形成される。なお、磁性部材120は、電磁コイル31の外周側に設けられており、弁ハウジング20と磁気的に接続されるものである。
電磁コイル31が巻回されているスプール32は、磁性パイプ10の外周に取り付けられている。端子130は、電磁コイル31と電気的に接続されており、制御装置200の制御指示(制御信号)に基づき、電磁コイル31に駆動電流が供給される。なお、樹脂ハウジング140は、磁性パイプ10および電磁コイル31の外側を覆っている。
電磁コイル31に駆動電流が供給されていない時、固定コア40と可動コア50との間には磁気吸引力が生じていない。そのため、可動コア50は、スプリング100の付勢力により固定コア40から離間する方向、即ち閉弁方向への付勢力が作用する。これにより、可動コア50に連動するノズルニードル90の弁閉鎖体92は、弁座体22の弁座23に着座しており、噴孔24からの燃料の噴射は停止される。
電磁コイル31に制御装置200によって駆動電流が供給されると、電磁コイル31が励磁され、固定コア40及び可動コア50などの上記構成要素による磁気回路が形成される。これにより、固定コア40と可動コアとの間には磁気吸引力が発生し、磁気吸引力は、可動コア50に開弁方向の付勢力として作用する。
言い換えると、ノズルニードル60は、スプリング100による閉弁方向へ付勢力が常に働いており、電磁コイル31に通電することにより、スプリング100による閉弁方向へ付勢力より勝る開弁方向の付勢力として、磁気吸引力が発生する。このようなノズルニードル60は、ノズルニードル60に働く閉弁方向の付勢力と、開弁方向の付勢力のバランスによって位置が決定される。即ち、閉弁方向の付勢力の合計が開弁方向の付勢力の合計よりも勝れば、ノズルニードル60は閉弁方向に移動し、反対に、開弁方向の付勢力の合計が閉弁方向の付勢力の合計よりも勝れば、ノズルニードル60は開弁方向に移動する。
ここで、燃料通路14及び中空部25に相当する燃料流れ経路は、噴孔24に高圧燃料を導く高圧燃料通路に対応する。
以上、燃料噴射装置に用いた燃料噴射弁1の基本構成を説明した。以下、燃料噴射弁1の特徴的構成について説明する。
(特徴的構成)
図2に示すように、ノズルニードル60の噴孔側先端部とハウジング2の間に挟み込まれる部分に、弁閉鎖体62と弁座23の離座及び着座の各過程で容積が変化する容積部71を有する燃料溜り部70が設けられている。また、燃料流れを制限する絞り部81を有する燃料絞り通路80が、弁閉鎖体62において弁座23に離座及び着座するシート部64より燃料流れの下流側に配置されていると共に、シート部64と燃料溜り部70の容積部71の間に配置されている。
言い換えると、燃料溜り部70は、容積部71が燃料絞り通路80を挟んで高圧燃料通路14、25に、開弁時にのみ連通可能に配置されている。これによると、開弁開始前の閉弁状態においては、高圧燃料通路14、25から、燃料絞り通路80及び燃料溜り部70へ燃料が供給されない。
さらに、上記構成に加えて、シート部64と絞り部81の間に噴孔24が配置されている。
このような燃料溜り部70及び燃料絞り通路80は、燃料噴射弁1からの燃料噴射を停止する閉弁時においては、弁閉鎖体62が弁座23に接近するに従って、言い換えると閉弁過程では、容積部71の容積が縮小し続けると共に、燃料絞り通路80の絞り部81で燃料流れを制限するので容積部71の燃料圧力が高められる。このような閉弁過程では、容積部71及び絞り部81によって正圧の油圧力によるダンパ作用を発生させ、ノズルニードル60の下降速度を低下させることができる。
一方、燃料噴射弁1からの燃料を噴射する開弁時においては、開弁開始前の閉弁状態によって、高圧燃料通路14、25と、噴孔24及び燃料絞り通路80の間は燃料流れが遮断される一方、噴孔24の入口と絞り部81が連通する構成となる。それ故に、開弁過程で容積が拡大し続ける容積部71及び絞り81の構成によって、容積部71に負圧の油圧力を発生させようとしても、噴孔24の出口側から絞り部81に向かって外部の気体を吸い込むことになる。それ故に燃料絞り部80には、液体燃料より流動性が高い気体が噴孔24から吸い込まれるよって、燃料溜り部70の容積部71での負圧の油圧力発生を妨げることになる。このような開弁過程では、容積が拡大し続ける容積部71及び絞り81の構成による、負圧の油圧力によるダンパ作用の発生を抑制することができる。
本実施形態による燃料噴射弁1によれば、閉弁時には正圧の油圧力にいるダンパ作用を、燃料溜り部70及び燃料絞り部80の容積部71及び絞り部81の構成によって発揮させることで、ノズルニードル60の弁座23へ着座する衝突エネルギーを低減することができる。さらに、開弁時には噴孔24から外部の気体を吸い込むことでダンパ作用の発生を抑制することができる。
ここで、弁閉鎖体62のシート部64より内側の上記噴孔側先端部は、請求範囲に記載のシート部より下流側の第1区分に相当する。また、弁ボディ22において上記シート部64より内側の上記噴孔側先端部で挟み込まれる部分は、請求範囲に記載のハウジング側の、第1区分に対向する第2区部に相当する。
さらに、本実施形態では、燃料溜り部70及び燃料絞り通路80は、ノズルニードル60の噴孔側先端部と弁ハウジング20の間に挟み込まれる部分に設けられた凹部67と凸部28を有しており、凹部67は弁閉鎖体62において弁座方向に向かって凹状に形成され、また凸部28は、凹部67に押し込まれる凸状となる構成となっている。これよると、簡素な凹部67及び凸部28の構成により、容積部71が凹部67の底部と凸部28の先端部とで形成されると共に、絞り部81が凹部67の内周側壁と凸部28の外周側壁とで形成されるのである。容積部71は円盤状に形成され、絞り部は、上記内周側壁と外周側壁との隙間通路からなり、その隙間通路が円筒状に形成されている。
また、上記構成による本実施形態では、図2及び図3に示すように、絞り部71及び噴孔24は、燃料溜り部70の容積部71の周方向にわたって環状に配置されている。これによると、絞り部81側へ気体を導く噴孔24、及び液体燃料の流れを制限する絞り部81を、容積部71の周方向にわたって環状に配置する構成とするので、容積部71内の燃料を、環状配置された絞り部81及び噴孔24によって導かれた気体で取り囲むことが可能となる。これにより、開弁時において、ノズルニードル60が弁座23からほとんど抵抗なく移動することができる。
また、上記噴孔24をシート部64と絞り部81の間に配置する構成において、噴孔24を絞り部81に近接して配置するようにする。これによると、シート部64側の領域に気体を充填させることなく効率的に、噴孔24入口側に導いた気体を、噴孔24入口に近接する絞り部81に向かってスムースに流動させることができる。
次に、上述した燃料噴射弁1の作動を、図1、及び図4〜図6に基づいて説明する。図4は本実施形態による燃料噴射弁1の閉弁時における動作、また図5は本実施形態による燃料噴射弁1の開弁時における動作を示している。
(閉弁時の動作)
図4(a)の閉弁開始前の状態、即ち開弁状態においては、制御装置200により電磁駆動部30を駆動制御する駆動信号(図6(a)参照)が出力されており、電磁コイル31に駆動電流が通電されている。このとき、ノズルニードル60が所定のリフト(本実施例では、フルリフト)に保持されて、噴孔24から燃料が噴射されている。
この状態では、高圧燃料通路14、25より噴孔24に燃料が供給されると共に、高圧燃料通路14、25に連通する燃料絞り通路80を介して燃料溜り部70に燃料が充填される。
次に、制御装置200により電磁駆動部30への駆動信号の出力が停止されると、電磁コイル31の電磁力が失われて、ノズルニードル60に働く磁気吸引力による開弁方向の付勢力が作用しなくなるので、図4(b)の閉弁開始直後の状態のように、ノズルニードル60に働く閉弁方向の付勢力が勝るようになり、ノズルニードル60が閉弁方向への移動を開始する。
このとき、燃料溜り部70は、ノズルニードル60側の凹部67が、弁ハウジング20側の凸部28に押し込まれることになるので、容積部71の容積が縮小を開始する。この容積縮小の開始に伴い、容積部71内の燃料は、図4(b)の矢印方向に、燃料絞り通路80を通じて噴孔24側へ排出される。燃料溜り部70から排出される燃料は、絞り部81により燃料流れが妨げられるので、燃料溜り部70の容積部71に溜まっている燃料の油圧力を次第に高めようになり、従って正圧の油圧力によるダンパ作用がノズルニードル60の閉弁方向の付勢力を減じる作用力として働く。これにより、図6(a)のノズルニードルのリフト特性に示すように、ノズルニードル60の下降速度が低下する。
更にノズルニードル60が閉弁方向へ移動し、図4(c)の着座時のように、ノズルニードル60の下降速度低下によって、ノズルニードル60の弁閉鎖体62が弁座23に着座するときの衝突エネルギーを低減することができる。このような衝突エネルギーを低減した着座によって、噴孔24の燃料噴射が停止されて、噴射が終了する。
(開弁時の動作)
図5(a)の開弁開始前の状態、即ち閉弁状態においては、電磁駆動部30への駆動信号が停止されており、ノズルニードル60の弁閉鎖体62が弁座23に着座し続けているので、高圧燃料通路14、25と噴孔24及び燃料絞り通路80とは燃料流れが遮断されると共に、噴孔24の入口と燃料絞り通路80の絞り部81が連通する構成になっている。
このとき、噴孔24の出口側は、噴射終了時以降、エンジンの気筒の燃焼室内において燃料の燃焼により高温、高圧となるガスに覆われていたり、噴射開始時には圧縮されたガスに覆われたりするので、噴孔24の出口側から入口に向かって上記ガスなどの気体を吸い込み易くなっている。
次に、図6(a)の如く電磁駆動部30へ駆動信号が出力されると、電磁コイル31の電磁力が発生し、ノズルニードル60に働く磁気吸引力による開弁方向の付勢力が作用するようになるので、図5(b)の開弁開始直後の状態のように、ノズルニードル60に働く閉弁方向の付勢力に対し、開弁方向の付勢力が勝るようになって、ノズルニードル60が開弁方向への移動を開始する。すると、容積部71の容積が拡大を開始する。この容積拡大の開始に伴い、容積部71内の燃料は、燃料流れを制限する絞り部81によって負圧の油圧力を発生とするが、以下の理由によりその油圧力発生が抑制される。
即ち、高圧燃料通路14、25とは燃料流れが遮断され、かつ噴孔24に連通する絞り部81には、噴孔24の出口側から絞り部81に向かって上記ガスなどの気体を吸い込むことになる。そのような燃料絞り通路80には、液体燃料より流動性が高い気体が噴孔24から吸い込まれるので、燃料溜り部70の容積部71で負圧の油圧力発生するのを妨げるのである。それ故に、負圧の油圧力によるダンパ作用が生じないので、ノズルニードル60の上昇速度を低下させるダンパ作用が働かなくなるのである。これにより、図6(a)のリフト特性に示すように、開弁時においてノズルニードル60の上昇速度が低下することはない。
なお、開弁開始直後の僅かなノズルニードル60が開弁方向への移動量、即ち僅かなリフト量では、弁閉鎖体62のシート部64と弁座23の隙間による開口面積が極小であるため、気体に比べて流動性の低い液体燃料では噴孔24の入口側へ流通しにくい。
開弁開始直後、更にノズルニードル60が開弁方向へ移動すると、図5(c)のように、上記シート部64と弁座23の隙間による開口から、高圧燃料通路14、25の燃料が噴孔24に向かって供給される。流動性が高い気体は、噴孔24の入口側への燃料供給開始に伴い、噴孔24からエンジンの燃焼室に向かって、燃料と共に噴射される。
このとき、図5(c)の矢印方向に、噴孔24の入口側にある燃料は、燃料絞り通路80を通じて、燃料溜り部70の容積部71に流入する。これにより、容積部71内の燃料圧力に負圧の油圧力が発生するのを押さえつつ、容積部71内に燃料を充填させることが可能となる。
なお、ここで、上記絞り部81は、上記凹部67の内周側壁と凸部28の外周側壁の間の隙間において、前記噴孔側の第1隙間81aより反噴孔側の第2隙間81bが大きいことが好ましい。これにより、ノズルニードル60が開弁方向へ移動するほど、絞り部81の開口面積が大きくなる。それ故に、絞り部81による燃料流れを制限する作用力が、開弁過程において小さくなるように設定できるので、容積部71内の燃料圧力に負圧の油圧力が発生するのを確実に押さえつつ、容積部71内に燃料を充填させることができる。
なお、図6において、図6(b)は、2つの比較例を示しており、図中の二点鎖線で示すリフト特性の第1比較例は、開弁時及び閉弁時の双方で油圧力によるダンパ作用が働く場合の従来例の一例を示している。この場合、開弁時においてもダンパ作用が働くため、ノズルニードル60の上昇速度、即ち開弁速度が低下し、ノズルニードル60の開弁応答性が低下する。このように開弁応答性が低下すると、制御装置200により駆動信号により駆動制御される燃料噴射弁1から噴射される燃料の噴射量精度、言い換えると調量精度が悪化するおそれがある。
一方、図中の破線で示すリフト特性の第2比較例は、開弁時及び閉弁時の双方とも、ダンパ作用が働かない場合の従来例の一例を示している。この場合、制御装置200から出力される駆動信号に対し、燃料噴射弁1の調量精度の悪化は阻止されるが、閉弁時においてノズルニードル60の下降速度を低下させることができないため、弁座23に衝突するノズルニードル60の衝突エネルギーが低減されない。
以上説明した本実施形態では、閉弁時には、上記ダンパ作用を働かせてノズルニードル60の弁座23へ着座時の衝突エネルギーを低減すると共に、開弁時には、噴孔23からの出口側から入口へ気体を吸い込むことで上記ダンパ作用の発生を抑制するので、衝突による摩耗発生を抑制した信頼性の確保と、開弁応答性の低下防止とが両立する燃料噴射弁1を得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態を図7に示す。第2実施形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態では、ノズルニードル60側の噴孔側先端部(第1区分に相当)に、凸部167を設け、弁ハウジング20側の上記噴孔側先端部で挟み込まれる部分(第2区分に相当)に、凹部128を設けた一例を示すものである。
図7に示すように、凸部167は弁閉鎖体62において弁座方向に向かって凸状に形成され、また凹部128は、凸部167が押し込まれる凹状となる構成となっている。これよると、簡素な凸部167及び凹部128の構成により、容積部71が凸部167の先端部と凹部128の底部とで形成されると共に、絞り部81が凸部167の外周側壁と凹部128の内周側壁とで形成される。
このような構成によっても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
(1)以上説明した本実施形態では、燃料としては、ディーゼル用の軽油や、火花点火内燃機関用のガソリンなどの液体燃料を用いると説明したが、これに限らず、ジメチルエーテルといったDME等の低粘度燃料、あるいは液化天然ガス(LPG)等の液化燃料などの液体燃料であってもよく、液体燃料を燃料噴射弁1内の高圧燃料通路14、25に供給するものであればいずれの燃料でもよい。この場合、いずれも液体燃料であるので、気体に比べて流動性が低く、言い換えると粘性(粘度)が高い。例えばDMEなどのように低粘度燃料の場合には、ノズルニードルと弁座との衝突面において摩耗し易いが、本発明の特徴的構成を適用することにより、上記摩耗を効果的に防止することができる。
(2)以上説明した本実施形態では、燃料溜り部70を、凹部67、128及び凸部28、167の組合せにより構成したが、これに限らず、ノズルニードル60側の噴孔側先端部(第1区分に相当)と、弁ハウジング20側の部分(第2区分に相当)とで囲まれる容積部を有するものであれば、いずれの燃料溜り部の構成であってもよい。
(3)以上説明した本実施形態では、燃料噴射弁1は、エンジンの気筒の燃焼室に燃料を直接噴射するものとして説明したが、これに限らず、上記気筒に吸入空気または排気還流ガスなどの二次空気を供給するインテークマニホルドなどの吸気通路に設ける燃料噴射弁であってもよい。この場合、噴孔の出口側は、燃焼室内のピストン運動により吸入され、負圧となる空気などの気体により少なくとも覆われている。噴孔の出口側にある気体を噴孔の入口へ吸い込むことは困難なことではない。
(4)以上説明した本実施形態では、ノズルニードル60を駆動する制御弁部として、ノズルニードル60を直接的に駆動する電磁駆動部30で説明した。これに限らず、通電制御により伸縮するピエゾアクチュエータなどのアクチュエータ部を用い、制御弁部を介して間接的にノズルニードルを駆動するもの、あるいはノズルニードルの反噴孔側の端部に作用する圧力制御室を設けて電磁駆動弁により圧力制御室の圧力を増減することで間接的にノズルニードルを駆動するものであってもよく、ノズルニードルを直接または間接的に駆動する制御弁部を有するものであればいずれであってもよい。
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁を用いた燃料噴射装置を示す断面図である。 図1中の範囲IIの部分を拡大した部分断面図である。 図2中のハウジングを示す図であって、図2の矢印III方向からみた矢視図である。 第1実施形態による燃料噴射弁の閉弁時の動作を示す模式図であって、図4(a)、(b)、及び(c)は、それぞれ、閉弁過程において閉弁開始前の状態、閉弁開始直後の状態、及び閉弁の状態を示す部分断面図である。 第1実施形態による燃料噴射弁の開弁時の動作を示す模式図であって、図5(a)、(b)、及び(c)は、それぞれ、開弁過程において開弁開始前の状態、開弁開始直後の状態、及び開弁の状態を示す部分断面図である。 図1の燃料噴射弁の作動を説明する模式図であって、図6(a)は本実施形態による燃料噴射弁の特徴的構成に係わる作動を示すタイムチャート、図6(b)は比較例の各態様に係わる作動を示すタイムチャートである。 第2実施形態に係わる燃料噴射弁を示す部分断面図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁
2 ハウジング
10 磁性パイプ(ハウジング)
20 弁ハウジング(ハウジング)
21 弁ボディ
22 弁座体
23 弁座
24 噴孔
28 凸部
31 電磁コイル
40 固定コア
50 可動コア
60 ノズルニードル(弁部材)
61 ニードル
62 弁閉鎖体
63 端部
64 シート部
67 凹部
70 燃料溜り部
71 容積部
80 燃料絞通路
81 絞り部
81a 第1隙間
81b 第2隙間
200 制御装置

Claims (6)

  1. 燃料を噴射する燃料噴射弁において、
    弁座及び噴孔を有し、燃料として液体燃料が流れる燃料通路を形成する内壁面に前記弁座及び前記噴孔の入口が配置されるハウジングと、
    前記ハウジング内に収容され、前記弁座に離座及び着座するシート部を有するノズルニードルであって、前記弁座に対し、当該シート部が離座及び着座することにより、前記噴孔の前記入口へ燃料を流通及び遮断するノズルニードルと、
    前記ノズルニードルの前記シート部に対して燃料流れの下流側に配置され、燃料流れを制限する絞り部を有する燃料絞り通路と、
    前記ノズルニードルにおいて前記シート部より下流側の第1区分と、前記ハウジングにおいて前記弁座及び前記噴孔が形成され、前記第1区分に対向する第2区分とに囲まれる容積部を有する燃料溜り部であって、前記容積部が前記燃料絞り通路を挟んで前記燃料通路に連通可能な燃料溜り部と、
    を備え、
    前記シート部と前記絞り部との間に前記噴孔が配置されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記燃料溜り部は、
    前記ノズルニードル側の前記第1区分に設けられ、前記弁座方向に向かって凹状を呈する凹部と、
    前記ハウジング側の前記第2部分に設けられ、前記凹部に押し込まれることにより前記容積部を形成する凸部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記燃料溜り部は、
    前記ノズルニードル側の前記第1区分に設けられ、前記弁座方向に向かって凸状を呈する凸部と、
    前記ハウジング側の前記第2部分に設けられ、前記凸部が押し込まれることにより前記容積部を形成する凹部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記絞り部及び前記噴孔は、前記容積部の周方向にわたって環状に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記ハウジングにおいて前記噴孔の前記入口は、前記シート部が着座する部位、及び前記燃料絞り通路の前記絞り部間において前記絞り部に近接していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料噴射弁は、内燃機関の気筒内に燃料を直接噴射することを特徴とする燃料噴射弁。
JP2008204729A 2008-08-07 2008-08-07 燃料噴射弁 Pending JP2010038121A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204729A JP2010038121A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 燃料噴射弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204729A JP2010038121A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 燃料噴射弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010038121A true JP2010038121A (ja) 2010-02-18

Family

ID=42010918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008204729A Pending JP2010038121A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 燃料噴射弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010038121A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109555620A (zh) * 2018-10-22 2019-04-02 中船动力研究院有限公司 带有自动保护装置的燃气喷射阀及其工作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109555620A (zh) * 2018-10-22 2019-04-02 中船动力研究院有限公司 带有自动保护装置的燃气喷射阀及其工作方法
CN109555620B (zh) * 2018-10-22 2023-09-22 中船动力研究院有限公司 带有自动保护装置的燃气喷射阀及其工作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10655585B2 (en) High-pressure fuel supply pump having electromagnetically-driven intake valve
JP5331731B2 (ja) 電磁式の流量制御弁及びそれを用いた高圧燃料供給ポンプ
US9169816B2 (en) High-pressure fuel supply pump having electromagnetically-driven intake valve
JP2009287733A (ja) 電磁弁、電磁弁を備えた流体ポンプ、および、電磁弁を備えた流体噴射装置
JP5653288B2 (ja) 定残圧弁
JP7198363B2 (ja) 電磁吸入弁及び高圧燃料供給ポンプ
JP5126606B2 (ja) 高圧ポンプ
JP5176948B2 (ja) 燃料供給装置、及び、高圧ポンプ
JP5146342B2 (ja) 燃料噴射弁
JP2010038121A (ja) 燃料噴射弁
JP2010156298A (ja) 燃料供給装置及びそれに用いる高圧ポンプ
CN113423985B (zh) 燃料泵
JP4239942B2 (ja) 燃料噴射弁
JP2017145731A (ja) 高圧燃料供給ポンプ
JP7110384B2 (ja) 燃料ポンプ
JP7019816B2 (ja) 燃料ポンプ
JP6913816B2 (ja) 燃料噴射弁及びその組立方法
WO2023062684A1 (ja) 電磁吸入弁及び燃料供給ポンプ
JP2009236095A (ja) 燃料噴射装置
JP5196321B2 (ja) 燃料供給装置、及び、高圧ポンプ
JP5821649B2 (ja) 電磁弁
JP2010190121A (ja) 燃料噴射弁
JP4254707B2 (ja) 燃料噴射弁
JP5344327B2 (ja) 高圧ポンプ
JP2008248882A (ja) 燃料噴射装置