JP2010174441A - 二重屋根及びその施工方法 - Google Patents
二重屋根及びその施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010174441A JP2010174441A JP2009015490A JP2009015490A JP2010174441A JP 2010174441 A JP2010174441 A JP 2010174441A JP 2009015490 A JP2009015490 A JP 2009015490A JP 2009015490 A JP2009015490 A JP 2009015490A JP 2010174441 A JP2010174441 A JP 2010174441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- panel
- purlin
- fastener
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明に係る二重屋根,及び、その施工方法は、下層屋根20上に母屋31を複数並列に固定し、この母屋31上にパネル32を複数固定して、下層屋根20上を覆う上層屋根を構築する。母屋31は、断面コ字形のチャンネル部31aを具備し、母屋31のパネル載置面31c1を形成するチャンネル部31aの背板部31cに、パネル32同士を接合してなるパネル接合部33bを貫通させたピン状締結具36を通し、このピン状締結具36によってパネル32と母屋31とを締結固定する。
【選択図】図4
Description
折板屋根の改修や補強の工法として、既設の折板屋根上に新設の折板屋根を施工する工法が知られている(例えば特許文献1)。
しかしながら、上述のパネル防水工法を、折板屋根のように、凹凸が多数存在する複雑形状の既設屋根の改修、補強に適用する場合、既設屋根の凹凸によって、パネルの設置位置(がたつかないように安定設置を実現できる設置位置)や、使用可能なパネルのサイズの制約が大きいといった問題がある。既設屋根の凹凸によって、既設屋根に対してパネルを固定するための固定ピンの施工可能位置の制約も大きいため、パネルの施工位置の調整とも関係して、パネルに対する固定ピンの施工位置の決定に手間が掛かるといった問題もある。
また、防水性の確保、断熱パネルの使用による断熱性能の確保の点では、パネル同士の接合状態を確保したいという要求があるが、上述のようにパネルの設置位置等の制約が大きい状況では、接合状態の確保のための手間が膨大になるといった問題があった。
また、折板屋根等の金属屋根は、風害に対する強度確保も課題であり、強度向上(既設屋根の補強)を実現できる技術開発の要求もある。
第1の発明は、二重屋根であって、下層屋根と、この下層屋根上に構築された上層屋根とを具備し、前記上層屋根は、前記下層屋根上に複数固定された母屋と、複数並列に設けられた前記母屋上に固定して配列した複数のパネルによって前記下層屋根上を覆うように構成された屋根本体とを具備し、前記母屋は、断面コ字形のチャンネル部と、このチャンネル部の一対の側壁部の先端から突出して前記チャンネル部の両側に張り出され前記下層屋根に固定された固定板部とを具備し、前記チャンネル部において前記一対の側壁部を連結する背板部上に設置された前記パネルを支持し、前記屋根本体は、前記母屋上に、前記パネル同士を接合してなるパネル接合部を具備するとともに、前記パネル接合部に貫通させたピン状締結具によって、前記パネルが、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部に締結されていることを特徴とする二重屋根を提供する。
第2の発明は、前記ピン状締結具は、前記パネル接合部にて接合されているパネルの間に通されており、前記ピン状締結具に外挿されたディスクが、前記パネル接合部のパネル同士の接合境界を跨いで両側のパネル上に重なるように設置され、前記ディスクと、前記パネルと、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部とが、前記ピン状締結具の締結力によって締結されていることを特徴とする第1の発明の二重屋根を提供する。
第3の発明は、前記ピン状締結具がビスであり、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部に形成されたねじ孔に螺着されていることを特徴とする第1又は第2の発明の二重屋根を提供する。
第4の発明は、前記母屋は、前記チャンネル部の前記背板部の前記チャンネル部内面側に繊維強化プラスチックからなる補強層を被着してなる補強背板部を具備し、前記補強背板部に、前記ピン状締結具を挿入するための締結具挿入孔が形成されていることを特徴とする第1〜3のいずれかの発明の二重屋根を提供する。
第5の発明は、隣り合う母屋の間に、前記パネルを支持するための補強板が架設され、前記パネルが前記補強板上に重ね合わせて設置されていることを特徴とする第1〜4のいずれかの発明の二重屋根を提供する。
第6の発明は、前記屋根本体のパネル接合部に対応する位置に設けられた前記母屋の間に、前記下層屋根に固定して前記母屋に平行に設けられた中間母屋を1本以上具備し、前記母屋及び前記中間母屋の長手方向に沿って隣り合うパネル同士を接合してなるパネル接合部に貫通させたピン状締結具によって、前記パネルが前記中間母屋に締結されていることを特徴とする第1〜5のいずれかの発明の二重屋根を提供する。
第7の発明は、前記パネルが、繊維強化プラスチック製の防水性の上面板に裏打ち材を設けた構成であることを特徴とする第1〜6のいずれかの発明の二重屋根を提供する。
第8の発明は、前記パネルの前記上面板と、前記屋根本体の前記パネル接合部上を覆うように設けられた接合部防水材とによって、前記上層屋根の防水層が形成されていることを特徴とする第7の発明の二重屋根を提供する。
第9の発明は、前記パネルの前記裏打ち材が断熱材であることを特徴とする第7又は第8の発明の二重屋根を提供する。
第10の発明は、前記母屋の前記チャンネル部の内側に断熱材が充填されていることを特徴とする第1〜9のいずれかの発明の二重屋根を提供する。
第11の発明は、前記下層屋根が折板屋根であり、前記母屋は、前記折板屋根の突条状の山部の延在方向に対して直交する向きで前記下層屋根上に設置されていることを特徴とする第1〜10のいずれかの発明の二重屋根を提供する。
第12の発明は、既設屋根上に屋根を新設して、請求項1〜11のいずれかに記載の二重屋根を構築する二重屋根の施工方法であって、前記母屋を、前記下層屋根上に複数本並列に固定する母屋施工工程と、この母屋施工工程にて前記下層屋根上に固定した前記母屋上にパネルを固定して前記屋根本体を構築するパネル固定工程とを具備し、前記パネル固定工程は、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部に、前記ピン状締結具の挿入用の締結具挿入孔を形成する締結具挿入孔形成工程と、この締結具挿入孔形成工程の完了後に、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部上にてパネル同士を接合し、パネル接合部上からパネル接合部に貫通させたピン状締結具を前記前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部の前記締結具挿入孔に挿入して、前記ピン状締結具によって前記パネルを前記母屋に締結する締結具施工工程とを具備することを特徴とする二重屋根の施工方法を提供する。
また、母屋に対するピン状締結具の施工位置が調整可能であることは、換言すれば、下層屋根上におけるパネル及びピン状締結具の施工位置を変更することなく、母屋の背板部に対するピン状締結具の施工が可能な範囲で、下層屋根に対する母屋の固定位置の調整を可能にする。このため、例えば、下層屋根上に存在する障害物(例えば換気口等)の回避等のために、下層屋根に対する母屋の固定位置を調整するといったことが可能であり、しかも、この場合でも、屋根本体を構成するパネル同士の接合状態を確保できる。
図1−図6は、本発明にかかる二重屋根10の構造を示す図であって、図1は斜視図、図2は前記二重屋根10の上層屋根30の屋根本体33を構成するパネル32同士の接合状態、及び、パネル32を母屋31に固定するパネル固定部品38の配置を示す斜視図、図3は前記上層屋根30の屋根本体33を構成するパネル32の配置を示す平面図、図4は前記二重屋根10の構造を示す断面図、図5は二重屋根10の構造を示す要部(パネル32同士の横接合部33c付近)を示す拡大断面図、図6は前記二重屋根10に適用されるパネル50の構造を示す部分斜視図である。
なお、図1〜図6において、図中、上側を上、下側を下として説明する。
前記二重屋根1は、前記下層屋根20と、この下層屋根20上に構築された前記上層屋根30とを具備する概略構造となっている。
図1、図2において、符号21は前記折板屋根20の山部である。前記折板屋根20は、折り曲げ成形した金属板によって構成されており、突条状の複数の山部21と、互いの間隔をあけて複数並列に形成された前記山部21の間の谷部に位置する底板部22とが交互に配置され、谷部を介して隣り合う山部21が前記底板部22を介して連結されている構造になっている。隣り合う山部21の間の谷部は、山部21に並行して延在する溝条となっている。
なお、折板屋根20の各底板部22は、各山部21の天板部23の載置面23aが配列されている配列平面S1(以下、天板部配列平面とも言う)と平行な配列平面S2(以下、底板部配列平面とも言う)上に配列されている。各山部21の天板部配列平面S1が、底板部配列平面S2よりも上方に位置することは言うまでも無い。
前記上層屋根30は、前記下層屋根20上に複数固定された母屋31と、複数並列に設けられた前記母屋31上に固定して配列した複数のパネル32によって前記下層屋根20上を覆うように構成された屋根本体33とを具備する構成になっている。
また、図示例の上層屋根30は、下層屋根20と屋根本体33との間にて、隣り合う母屋31の間に設けられた補強板34も具備する。
固定板部31dは、換言すれば、側壁部31bの先端から、チャンネル部31aの内側領域31e(図1、図2、図4においては内側空間)とは反対側へ突出している。つまり、側壁部31bから、チャンネル部31aにおいて前記内側領域31eを介して相対する側壁部31bとは反対の側へ突出している。
図示例では、母屋31を、折板屋根20の山部21の延在方向に対して直交する向きで、折板屋根20の多数の山部21の天板部23上に載せて設置し、母屋用ピン状締結具を用いて折板屋根20に固定している。固定板部31dは、具体的には、母屋用ピン状締結具を用いて、固定板部31dを折板屋根20の山部21の天板部23に固定することで、折板屋根20上に固設されている。
図示例の二重屋根10では、図5に示すように、母屋31の固定板部31dに貫通(固定板部31dに形成された貫通孔31d1に通す)させたボルト35(頭部付きボルト)を、折板屋根20の山部21の天板部23を貫通するねじ孔23b(雌ねじ孔)にねじ込み、このボルト35によって前記固定板部31dと前記天板部23とを締結することで、母屋31を折板屋根20に固定している。
固定板部31d上には、ボルト35の長手方向の片端に設けられた頭部35aが設置されている。前記頭部35aは、固定板部31dに形成された貫通孔31d1内径よりもサイズが大きく、固定板部31dに、その上側から係合されている。そして、固定板部31dは、前記頭部35aによって折板屋根20の天板部23に押さえ込むようにして固定されている。
母屋用ピン状締結具としては、例えば、ドリル刃付きのタッピングねじや、これに類似の構成のファスナー(例えば特開平8−284932号公報の取付ファスナー)等も採用可能である。
また、下層屋根20が、例えばコンクリート造建物の陸屋根等の、コンクリート造のものである場合、母屋用ピン状締結具としては金属拡張アンカー等も採用可能である。
屋根本体33のパネル32は、母屋31のチャンネル部31の背板部31c上に載置して母屋31に固定されることで、母屋31によって、下層屋根20から上方に離隔した位置に支持されている。
そして、図3に示すように、屋根本体33を構成する多数のパネル32は、端面32a同士を接合させて、下層屋根20上にて縦横に配列して設けられている。
屋根本体33は、複数のパネル32を母屋31の長手方向に沿って配列させて互いに接合してなる列33a(図3参照。以下、パネル列とも言う)が、横並びに複数設けられた構成になっている。
隣り合うパネル列33aのパネル32は、母屋31上にて互いに接合されている。つまり、母屋31上に、隣り合うパネル列33aのパネル32同士を接合してなるパネル接合部33bが設けられている。
また、パネル列33aにおいて隣り合うパネル32同士を接合してなるパネル接合部33cは、母屋31上にてパネル32の横接合端部32b同士を接合してなるパネル接合部33b(縦接合部)の延在方向(母屋31の延在方向に一致している)に直交する方向に延在する。
前記ピン状締結具36は、屋根本体33の、前記母屋31の長手方向に沿った複数箇所に設けられている。
ビス36は、ディスク37の中央部を貫通する貫通孔37aに挿通される軸部36aと、この軸部36の片端に突設され、ディスク部37に係合される頭部36bとを具備している。
なお、ビス36以外のピン状締結具としては、例えば、ドリル刃付きのタッピングねじや、これに類似の構成のファスナー(例えば特開平8−284932号公報の取付ファスナー)、特開2001−336255号公報に示されるルーフボルトのように、ボルト先端に設けた拡張部の拡張、及び、ボルトに螺着されたナットと拡張させた拡張部との間での部材の締結固定を、ボルト後端側での操作のみよって実現できる構成のワンサイド施工形ファスナー等を採用できる(図12参照)。
縦横接合部33dにおいては、一枚のディスク37が、計4枚のパネル32の上に重なるように設置されることになる。
また、ビス36は、軸部36aの前記ディスク37から下方に突出された部分が、前記パネル接合部33bにて接合されているパネル32の間に通されて、前記母屋31の前記チャンネル部31aの前記背板部31cに螺着されている。ビス36(詳細には軸部36a)は、前記母屋31の前記背板部31cを上下に貫通するねじ孔31c2にねじ込んで、母屋31に螺着されている。
なお、縦横接合部33dにおいては、ピン状締結具36(ここではビス)は、隣り合うパネル列33aのパネル32間の接合境界と、パネル列33aにおいて隣り合うパネル32間の接合境界との交差部分に通される。
但し、上述のように、パネル36間に配置したピン状締結具36と、複数のパネル32に跨って配置されたディスク37とによって、1本のピン状締結具36の締結力で、パネル接合部33bの両側のパネル32が一括して母屋31に固定される。
図6は、二重屋根10に適用して好適なパネル32の構造の一例を示す。
このパネル32は、繊維強化プラスチック(以下、FRP)製の防水性の上面板321に、裏打ち材322として、例えばスチレン発泡体、ウレタン発泡体等の、樹脂発泡体(硬質の発泡体)からなる断熱材(以下、裏打ち材を断熱材と称して説明する場合がある)を裏打ちした構造になっている。
そして、二重屋根10において、パネル32は、上面板321が上、裏打ち材322が下となる向きで設けられている。
但し、パネル32として、断熱性能の確保が重要でない場合は、必ずしも、裏打ち材322として断熱材を採用する必要は無い。裏打ち材322としては、例えば、パネル32の強度アップを目的とする補強板、緩衝を目的とする緩衝材等であっても良い。
この締結具収納溝32eは、四角板状のパネル32の四隅と、パネル32の4端面32aの内の横接合端部32bに対応する端面32aとに形成されている。屋根本体33においては、前記締結具収納溝32eにピン状締結具36を収納することで、ピン状締結具36が、パネル接合部33bにて互いに接合されたパネル32間の隙間の発生の原因になることを回避できる。
このディスク収納用凹所32dは、具体的には、パネル32の前記上面板321のパネル32の外周部に位置する部分を、パネル上面32cから窪むように形成した部分である。パネル固定部品38のディスク37は、ディスク収納用凹所32dに収納してFRP製の上面板321上に設置される。この二重屋根10では、ピン状締結具36の締結力がディスク37を介して強度の高い上面板321に伝達されることで、ピン状締結具36によってパネル32をしっかりと母屋31に固定できる。
このディスク収納用凹所32dは、締結具収納溝32eに対応させて形成されている。パネル32の四隅に形成されたディスク収納用凹所32d(区別のため図中符号32d1を付す)は、平面視、円の4分の1の扇形に形成されている。パネル32の四隅に形成されたディスク収納用凹所32d1の間にて、横接合端部32b上に形成されたディスク収納用凹所32d(区別のため図中符号32d2を付す)は、平面視、半円状になっている。
また、ディスク収納用凹所32d及び締結具収納溝32eは、外周板状部32gに形成されている。
パネル接合部33b、33c上には、パネル32同士の接合境界を覆う防水テープ391が前記接合境界を跨ぐようにして前記接合境界の両側のパネル32上に貼付され、さらに、この防水テープ391上に、防水テープ391を覆う接合部防水材39が設けられている。また、パネル接合部33bにおいては、防水テープ391は、ディスク37及び該ディスク37上に係合するピン状締結具36の端部(図示例ではビス36の頭部36b)を上から覆うように設けられている。
接合部防水材39は、防水テープ391と、該防水テープ391の両側に露出するパネル32の上面板321に被着されており、上面板321と連続する防水層を形成している。
図4、図5等に示すように、防水テープ391及び接合部防水材39は、パネル接合部33b、33cにて互いに接合されているパネル32の外周板状部32g上に設け、中央膨出部32h上には設けていない。
図1、図2、図4は、中間母屋41、及び、この中間母屋41にパネル32を固定するためのパネル固定部品を使用しない構成を例示しているが、この場合、パネル32の縦接合端部32f同士を接合したパネル接合部33cについては、防水テープ391及び接合部防水材39によって、ディスク収納用凹所32d及び締結具収納溝32eを露出しないように覆い、パネル接合部33cの防水性を確保する。必要に応じてパテ等を使用して、パネル接合部33cに存在するディスク収納用凹所32d及び締結具収納溝32eを埋め込む。
この補強板34は、ここでは、スチレン発泡体、ウレタン発泡体等の樹脂発泡体(硬質の発泡体)からなる板状部材であるが、これに限定されず、例えば、木毛セメント板等を用いることも可能である。但し、軽量でありながら、より高い断熱性を確保する点では、樹脂発泡体からなる断熱パネルを採用することが好ましい。
また、補強板34は、施工を完了したパネル32の下方への撓み変形(例えば、強風によるパネル32の下押しによる撓み変形)等を抑える機能も果たす。
次に、建物に既設の屋根である下層屋根20上に上層屋根30を構築して、前記二重屋根10を施工する方法(二重屋根の施工方法)の一例を説明する。
既述の通り、母屋31は、折板屋根20の山部21の延在方向に対して直交する向きで折板屋根20上に設置して、頭部付きボルト35等の母屋用ピン状締結具を用いて折板屋根20に固定する。
次に、母屋施工工程にて前記下層屋根20上に固定した前記母屋31上に、ピン状締結具36を使用してパネル32を固定し、前記屋根本体33を構築する(パネル固定工程)。
パネル32の施工位置の決定後、締結具挿入孔形成工程を実施する。背板部31cにねじ孔31c2を形成するねじ孔形成工程の場合は、パネル32の施工位置の決定後、現場にて、例えばタッピングドリル等を用いて、母屋31の背板部31cにねじ孔31c2を形成する。
ビス36は、軸部36aを、ディスク37上から、ディスク37の中央部の貫通孔37aに貫通させ、前記パネル接合部33bにて接合されているパネル32の間に通し、前記母屋31の前記チャンネル部31aの前記背板部31cに螺着して締め付ける。ビス36は、頭部36bを、ディスク37上側からディスク37に係合させることは言うまでも無い。
パネル接合部33b、33cの防水処理の完了によって、二重屋根10の施工が完了する。
また、必要に応じて、施工が完了した接合部防水材39及びパネル上面32cを覆うようにして、屋根本体33の上面全体にトップコート層の形成等を行う。
また、パネル32を母屋31に固定するためのピン状締結具36の施工位置の自由度を確保でき、ピン状締結具36の施工数も適宜設定できる。このため、ピン状締結具36による母屋31に対するパネル32の固定強度の確保、固定強度の向上を容易に実現できる。
つまり、実際の施工現場においては、例えば、既設の下層屋根20の部分的な変形、損傷等によって、母屋31に対するパネル32、ピン状締結具36の位置調整が必要となる場合がある。母屋施工工程において、屋根本体33のパネル32同士の接合状態を確保するべく、下層屋根20に対する母屋31の固定位置を正確に決定することは容易ではなく、正確に決定するには膨大な手間を要することとなる。また、下層屋根20上での配管の取り回し等の関係で、母屋31の固定位置を調整したい場合がある。
本発明によれば、母屋31の、断面コ字形のチャンネル部31aの背板部31cに対するピン状締結具36の施工可能範囲(ビス36の固定可能範囲)によって、母屋31に対するパネル32の固定位置の調整が可能であるため、母屋31の下層屋根20に対する固定位置の調整範囲を確保できる。
また、パネル32のサイズや設置位置(固定位置)、ピン状締結具36の施工位置が、下層屋根20の凹凸、変形、損傷箇所、下層屋根20上に存在する障害物に影響を受けにくくなるため、使用するパネル32のサイズ、パネル32の固定位置、ピン状締結具36の施工位置の自由度を向上できる。
また、FRP製の上面板321を具備するパネル32を採用し、このパネル32の上面板321にピン状締結具36の締結力を作用させて、パネル32を母屋31に固定する構成も、下層屋根20、母屋31に対するパネル32の固定強度の向上に寄与する。
また、例えば、強風による変位力が一部のパネル32に集中的に作用しても、この変位力が母屋31によって広範囲に分散されて下層屋根20に伝達されるため、上層屋根30は、局所的な応力集中による破損等を生じにくい。
ビスによる、母屋31に対するパネル32の固定形態は、図5の構成に限定されず、様々な形態を採り得る。
すなわち、上層屋根30に断熱性能を確保するためには、屋根本体33のパネル32同士の接合状態を確実に確保して、接合した各パネル32の断熱材322が連続して、断熱層を形成することが好ましい。従来技術のように、折板屋根のように凹凸が存在する下層屋根に固定するパネルのサイズや設置位置、ビス等のピン状締結具の施工可能位置の制約が大きい場合は、下層屋根に対するパネルの確実な固定と、パネル同士の接合状態の確保とを両立させることが難しい場合があり、結果的に、パネル間の接合状態が不安定になったり、パネル間に隙間が生じてしまうことがあるため、仮に、パネルとして断熱パネルを採用した場合でも、良好な断熱性能を確保することは容易ではない。
図6に例示したように、締結具収納溝32eを形成したパネル32の使用は、互いに接合させたパネル32間の密接に有効であり、上層屋根30の断熱性能の確保に有効に寄与する。
さらに、断熱パネルとして機能する補強板34の使用も、上層屋根30の断熱性能の安定確保に寄与するものであることは言うまでも無い。
図7は、母屋の別態様を示す図である。
図7に示す母屋(区別のため、以下、符号31Aを付す)は、前記チャンネル部31aの前記背板部31cの前記チャンネル部31a内面側(内側領域31eに臨む側)に、繊維強化プラスチック(FRP)からなる補強層31fを被着してなる補強背板部31gを具備するものである。また、この母屋31Aは、前記補強背板部31gに、前記ビス36の螺着用のねじ孔31h(雌ねじ孔)が貫設されている。
この母屋31Aは、補強層31f、補強背板部31g、ねじ孔31h以外の構成は、図1、図4を参照して説明した母屋31と同様である。
補強層31fは、母屋の固定板部31dに被着することも可能である。
図8に示す母屋(区別のため、符号31Bを付す)は、断面コ字形の前記チャンネル部31aの内側に断熱材31iが充填されているものである。
多数のパネル32を接合してなる屋根本体33においては、パネル32同士の接合境界が存在する部分が、接合境界が存在しない部分に比べて、断熱性が低くなる傾向があるが、前記母屋31Bの採用によって、接合境界付近についても、優れた断熱性を確保できるようになる。
なお、前記チャンネル部31aの内側に充填する断熱材31iとしては、例えば、グラスウール、樹脂発泡材等を採用できる。
また、図8に例示した母屋31Bについても、既述のように、FRP製の補強層31fの被着によって背板部の補強を行った構成を採用できる。
図9、図10、図11は、図1に例示した二重屋根10の隣り合う母屋31の間に、別途、母屋(区別のため、図中符号41を付す。以下、中間母屋とも言う)を、下層屋根20に固定して母屋31に平行に設け、この中間母屋41にも、ビスを用いてパネル32を固定した構成を例示する。
中間母屋41の構成は、既述の母屋31と同様であり、母屋31と同様の手法によって下層屋根20に固定する。この中間母屋41についても、FRP製の補強層31fの被着によって補強した構成、チャンネル部31aの内側に断熱材31iを充填した構成も採用可能である。
中間母屋31の固定位置は、パネル32の縦接合端部32fの締結具収納溝32eによって示されるピン状締結具36の施工位置が、中間母屋41の背板部31cの固定可能範囲Wに入るように調整する。下層屋根20に対する中間母屋41の固定位置を決定したら、例えば、現場にてドリル等の工具を用いて、中間母屋41の固定板部31dの貫通孔31d1、及び、ボルト35等の母屋用ピン状締結具を挿入するための下層屋根20の孔(図示例では、折板屋根の天板部23のねじ孔23b)を形成して、母屋用ピン状締結具を用いて、中間母屋41を下層屋根20に固定する。
また、図9、図10、図11の構成では、補強板34を、母屋31と中間母屋41との間に、架設状態に設けている。母屋31及び中間母屋41に対して補強板34を架設するための手法は、図1、図2、図4を参照して説明した二重屋根10と同様に、母屋31及び中間母屋41の固定板部31d上への載置によって行っている。
図12は、ピン状締結具として、既述のワンサイド施工形ファスナー50を採用した態様を示す。
図12に例示したワンサイド施工形ファスナー50は、ボルト51と、このボルト51に外挿された外挿スリーブ52及び拡張スリーブ53と、前記ボルト51に螺着されたナット54とを具備している。前記拡張スリーブ53は、前記外挿スリーブ52よりもボルト51先端側に外挿されている。ナット54は、外挿スリーブ52を介して前記拡張スリーブ53とは反対側の後端側にて前記ボルト51に螺着されている。そして、このワンサイド施工形ファスナー50は、ボルト51先端の抜け止めストッパ51aによって抜け止めされている前記拡張スリーブ53が、前記外挿スリーブ52に突設されているコーン55によって拡張され、拡張された拡張スリーブ53と前記ナット54との間に、パネル32と母屋31の背板部31cとを挟み込むようにして締結して固定している。
ワンサイド施工形ファスナー50のナット54は、ディスク37上に設置されている。
ワンサイド施工形ファスナー50の拡張スリーブ53は、拡張されて、母屋31の背板部31cに下側から係合されている。
また、図12では、ディスク37、ナット54、リング61が、パネル32のディスク収納用凹所32d内に収納されて、ナット54及びリング61が、パネル32の上面32c上に突出しないため、ナット54及びリング61上への防水テープ391及び接合部防水材39の施工が容易であり、パネル接合部の防水性能の確保を容易に実現できる。
例えば、使用するパネルとしては、外周板状部32g及び中央膨出部32hを具備する構成のものに限定されず、全体にわたって、厚さ一定に形成されたパネル(例えば、全体が外周板状部32gと同じ板厚のパネル)の採用も可能である。
また、例えば、パネルとしては、防水性を有する材質のみによって形成された構成(パネル全体が防水性の上面板)のもの等、様々な構成のものを採用できる。
また、パネル32としては、ディスク収納用凹所32d及び締結具収納溝32eを、縦横接合部33dに対応する部分のみに形成した構成等も採用可能である。中間母屋41の使用を考慮しない場合は、縦接合端部32fに、ディスク収納用凹所32d及び締結具収納溝32eを形成していない構成も採用できる。また、ディスク収納用凹所32d及び締結具収納溝32eが、縦横接合部33dに対応する部分に存在せず、横接合端部32bにおける縦横接合部33dを避けた部分、縦接合端部32fにおける縦横接合部33dを避けた部分、に形成された構成も採用可能である。
本発明は、折板屋根等の凹凸が存在する屋根上への上層屋根の施工のみならず、例えば、陸屋根等の平坦な上面を有する屋根上への上層屋根の施工にも適用できることは言うまでも無い。
Claims (12)
- 二重屋根であって、
下層屋根(20)と、この下層屋根上に構築された上層屋根(30)とを具備し、
前記上層屋根は、前記下層屋根上に複数固定された母屋(31、31A、31B)と、複数並列に設けられた前記母屋上に固定して配列した複数のパネル(32)によって前記下層屋根上を覆うように構成された屋根本体(33)とを具備し、
前記母屋は、断面コ字形のチャンネル部(31a)と、このチャンネル部の一対の側壁部(31b)の先端から突出して前記チャンネル部の両側に張り出され前記下層屋根に固定された固定板部(31d)とを具備し、前記チャンネル部において前記一対の側壁部を連結する背板部(31c)上に設置された前記パネルを支持し、
前記屋根本体は、前記母屋上に、前記パネル同士を接合してなるパネル接合部(33b)を具備するとともに、前記パネル接合部に貫通させたピン状締結具(36、50)によって、前記パネルが、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部に締結されていることを特徴とする二重屋根(10)。 - 前記ピン状締結具は、前記パネル接合部にて接合されているパネルの間に通されており、前記ピン状締結具に外挿されたディスク(37)が、前記パネル接合部のパネル同士の接合境界を跨いで両側のパネル上に重なるように設置され、前記ディスクと、前記パネルと、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部とが、前記ピン状締結具の締結力によって締結されていることを特徴とする請求項1記載の二重屋根。
- 前記ピン状締結具がビスであり、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部に形成されたねじ孔(31c2、31h)に螺着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の二重屋根。
- 前記母屋は、前記チャンネル部の前記背板部の前記チャンネル部内面側に繊維強化プラスチックからなる補強層(31f)を被着してなる補強背板部(31g)を具備し、
前記補強背板部に、前記ピン状締結具を挿入するための締結具挿入孔(31h)が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二重屋根。 - 隣り合う母屋の間に、前記パネルを支持するための補強板(34)が架設され、前記パネルが前記補強板上に重ね合わせて設置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の二重屋根。
- 前記屋根本体のパネル接合部に対応する位置に設けられた前記母屋の間に、前記下層屋根に固定して前記母屋に平行に設けられた中間母屋(41)を1本以上具備し、
前記母屋及び前記中間母屋の長手方向に沿って隣り合うパネル同士を接合してなるパネル接合部(33c)に貫通させたピン状締結具によって、前記パネルが前記中間母屋に締結されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の二重屋根。 - 前記パネルが、繊維強化プラスチック製の防水性の上面板(321)に裏打ち材(322)を設けた構成であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の二重屋根。
- 前記パネルの前記上面板と、前記屋根本体の前記パネル接合部上を覆うように設けられた接合部防水材(39)とによって、前記上層屋根の防水層が形成されていることを特徴とする請求項7記載の二重屋根。
- 前記パネルの前記裏打ち材が断熱材であることを特徴とする請求項7又は8記載の二重屋根。
- 前記母屋の前記チャンネル部の内側に断熱材(31i)が充填されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の二重屋根。
- 前記下層屋根が折板屋根であり、前記母屋は、前記折板屋根の突条状の山部(21)の延在方向に対して直交する向きで前記下層屋根上に設置されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の二重屋根。
- 既設屋根上に屋根を新設して、請求項1〜11のいずれかに記載の二重屋根を構築する二重屋根の施工方法であって、
前記母屋を、前記下層屋根上に複数本並列に固定する母屋施工工程と、この母屋施工工程にて前記下層屋根上に固定した前記母屋上にパネルを固定して前記屋根本体を構築するパネル固定工程とを具備し、
前記パネル固定工程は、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部に、前記ピン状締結具の挿入用の締結具挿入孔を形成する締結具挿入孔形成工程と、この締結具挿入孔形成工程の完了後に、前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部上にてパネル同士を接合し、パネル接合部上からパネル接合部に貫通させたピン状締結具を前記前記母屋の前記チャンネル部の前記背板部の前記締結具挿入孔に挿入して、前記ピン状締結具によって前記パネルを前記母屋に締結する締結具施工工程とを具備することを特徴とする二重屋根の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009015490A JP2010174441A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | 二重屋根及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009015490A JP2010174441A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | 二重屋根及びその施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010174441A true JP2010174441A (ja) | 2010-08-12 |
Family
ID=42705670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009015490A Pending JP2010174441A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | 二重屋根及びその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010174441A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116378288A (zh) * | 2023-04-19 | 2023-07-04 | 精工工业建筑系统集团有限公司 | 一种新型无檩组合金属屋面系统及其施工方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63167838A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-11 | ド−エイ外装有限会社 | 屋根の取付け方法および垂木材 |
JPH11254567A (ja) * | 1998-01-07 | 1999-09-21 | Toray Ind Inc | 繊維強化樹脂構造部材およびその製造方法ならびにそれを用いた屋根材乃至は壁材 |
JP2000159151A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-13 | Toray Ind Inc | トラックの荷台 |
JP2001123587A (ja) * | 1999-10-25 | 2001-05-08 | Tsutsunaka Sheet Bosui Kk | 折板屋根の改修構造及び改修工法 |
JP2007154426A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Sekisui Plastics Co Ltd | 断熱屋根構造とそれに用いる断熱板留め付け部材および固定治具 |
JP2008050746A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Watahan Koki Kk | 屋根補修工法 |
-
2009
- 2009-01-27 JP JP2009015490A patent/JP2010174441A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63167838A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-11 | ド−エイ外装有限会社 | 屋根の取付け方法および垂木材 |
JPH11254567A (ja) * | 1998-01-07 | 1999-09-21 | Toray Ind Inc | 繊維強化樹脂構造部材およびその製造方法ならびにそれを用いた屋根材乃至は壁材 |
JP2000159151A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-13 | Toray Ind Inc | トラックの荷台 |
JP2001123587A (ja) * | 1999-10-25 | 2001-05-08 | Tsutsunaka Sheet Bosui Kk | 折板屋根の改修構造及び改修工法 |
JP2007154426A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Sekisui Plastics Co Ltd | 断熱屋根構造とそれに用いる断熱板留め付け部材および固定治具 |
JP2008050746A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Watahan Koki Kk | 屋根補修工法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116378288A (zh) * | 2023-04-19 | 2023-07-04 | 精工工业建筑系统集团有限公司 | 一种新型无檩组合金属屋面系统及其施工方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7797902B2 (en) | Backing metal fixture and external wall constructing structure using the same | |
CN110352282B (zh) | 建筑物的墙壁结构、安装装置及板材的施工方法 | |
JP2005194771A (ja) | 太陽電池モジュール取付構造 | |
JP4730687B2 (ja) | 屋根 | |
JP2023024657A (ja) | 建物の壁構造、ブラケット及び板材の施工方法 | |
EA025741B1 (ru) | Теплоизоляционный элемент для изоляции фасадов зданий, теплоизоляционная композитная система и способ производства теплоизоляционной композитной системы | |
JP5080191B2 (ja) | 外壁施工構造 | |
JP2010174441A (ja) | 二重屋根及びその施工方法 | |
JP5480353B1 (ja) | 横葺屋根 | |
JP2011231478A (ja) | 断熱施工用補助材及びそれを用いた断熱施工方法 | |
JP2010174442A (ja) | 建物の外装部及びその施工方法 | |
JP7053206B2 (ja) | 取付具及び建物の壁構造 | |
JP5643608B2 (ja) | 屋上設置物の固定方法及び固定構造 | |
JP2011038401A (ja) | 筋交いの接合構造、耐力壁パネル | |
JPH06346568A (ja) | プレート部材の取付片 | |
JP2018044386A (ja) | 屋根防水システム | |
RU113531U1 (ru) | Стеновая термопанель для бесшовного монтажа | |
JP5706661B2 (ja) | 耐火パネル | |
JP3908125B2 (ja) | 外断熱屋根構造、及び屋根パネル | |
JP3232351U (ja) | 断熱屋根構造 | |
JP2006132110A (ja) | 断熱パネル及びタイルの取り付け構造 | |
JP2005344442A (ja) | 防水シートの敷設工法 | |
JP2020197084A (ja) | 建物の外壁設置構造 | |
JP6718931B2 (ja) | 石張り外断熱工法及び石張り外断熱工法の構造と取付け金物 | |
RU2608369C2 (ru) | Стыковочная конструкция внешних стеновых материалов |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130430 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140318 |