JP2010173480A - 自動二輪車用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルを大きく切った状態で、エアバッグが膨張することとなっても、安定して、膨張を完了させたエアバッグを乗員の正面に配置させることができる自動二輪車用エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】自動二輪車用エアバッグ装置20は、膨張用ガスの流入時、左右に延びるハンドル7を上端側に配設させたステムシャフト5の後方側に、乗員Dを保護可能なエアバッグ21を、収納部位48から上方側に膨らませて配置させる。膨張完了時のエアバッグ21は、平面視の状態で、ハンドル7を切った際に、少なくともグリップ8の端末8a側と、重なるように配置される。エアバッグ21は、切った際のハンドル7におけるグリップ8の端末8a側との干渉を抑制可能に、膨張完了時の上面21e側を、左右方向の中央部25cより左右の両端25a,25b側を下げた位置に配置させるように、構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、自動二輪車に搭載されて、衝突時の乗員を保護するためのエアバッグを備えて構成される自動二輪車用エアバッグ装置に関する。
従来、自動二輪車用エアバッグ装置としては、膨張用ガスの流入時、シートに着座した乗員の左右の脚部の間付近の収納部位から上方側へ展開膨張して、前方側へ移動する乗員を受け止め可能に膨張を完了させるエアバッグ、を備えて構成されていた(例えば、特許文献1参照)。このエアバッグでは、膨張完了時に、上端が、ステムシャフトの上端から左右に延びるハンドルより上方に突出して、前方移動する乗員を受け止めるように構成されていた。
特開2006−168712号公報
しかし、従来の自動二輪車用エアバッグ装置では、膨張完了時のエアバッグが、その上端をハンドルより上方に突出させていたことから、ハンドルを大きく左右の一方側に切った状態で、エアバッグが膨張すれば、左右の一方のハンドルの少なくともグリップの端末側とエアバッグの上端とが干渉して、エアバッグが、乗員の正面から左右にずれたり、あるいは、膨張完了形状まで膨張できなくなってしまう虞れがあった。
特に、膨張したエアバッグが、平面視の状態で、ハンドルを切った際に、左右の一方のハンドルの少なくともグリップの端末側と干渉するように、大きく膨張する容積として、乗員をクッション性良く受け止める構成であれば、一層、上記の課題を助長してしまう。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、ハンドルを大きく切った状態で、エアバッグが膨張することとなっても、安定して、膨張を完了させたエアバッグを乗員の正面に配置させることができる自動二輪車用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪用エアバッグ装置は、膨張用ガスの流入時、左右両側に延びるハンドルを上端側に配設させているステムシャフトの前方側若しくは後方側に、乗員を保護可能に受け止めるエアバッグを、収納部位から上方側に膨らませて配置させる構成とするとともに、
膨張完了時のエアバッグが、平面視の状態で、ハンドルを切った際に、左右の一方のハンドルにおける少なくともグリップの端末側と、重なるように配置される構成の自動二輪車用エアバッグ装置であって、
エアバッグが、切った際のハンドルにおけるグリップの端末側との干渉を抑制可能に、膨張完了時の上面側を、左右方向の中央部より左右の両端側を下げた位置に配置させるように、構成されていることを特徴とする。
本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、ハンドルを左右方向の一方側に大きく切った状態で、エアバッグが、膨張を完了させても、少なくともハンドルのグリップの端末側との干渉を抑制可能に、左右方向の中央部より左右の両端側を下げるように、膨張完了時のエアバッグの上面側が形成されている。そのため、エアバッグは、左右のハンドルのグリップにおける端末側との干渉を抑えて、乗員の正面側からずれることを防止され、かつ、膨張完了形状まで円滑に膨張することができる。
したがって、本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、ハンドルを大きく切った状態で、エアバッグが膨張することとなっても、安定して、膨張を完了させたエアバッグを乗員の正面に配置させることができる。
この場合、エアバッグは、膨張完了時の上面側を、左右方向の中央部から左右の両端側に徐々に下げるように、傾斜させて、構成することが望ましい。
このような構成では、切った状態のハンドルの左右の一方のグリップの端末側に対して、エアバッグの上面側における左右方向の端部から離れた中央部側の部位が、干渉することとなっても、膨張するエアバッグの上面側の上昇に伴い、エアバッグの上面側の左右方向に向けて下がる傾斜面が、案内面として、干渉しているグリップと摺動し、エアバッグの上面側の左右方向の中央部を、乗員の正面側に配置させるように移動させつつ、膨張完了形状まで円滑に膨張を完了させることができる。
また、この場合、エアバッグは、膨張完了時の正面視の状態で、収納部位側の下端側から上端側に向かって左右両側に広がる形状として、左右方向の突出頂部を、左右のグリップの端末と略同じ高さ位置に、配置させるように、構成することが望ましい。
このような構成では、ハンドルを切った状態でエアバッグが膨張する際、エアバッグの上面側の傾斜面が、案内面として、グリップの端末側と摺動して、エアバッグの上面側の略全域を左右のハンドルの間に配置させることができることとなる。そしてこの時、エアバッグは、膨張完了時の左右方向の突出頂部を、極力低くせずに、高い位置となるグリップの端末と略同じ高さ位置の高い位置に配置させており、大きな容積を確保でき、さらに、その大きな容積の全域で膨張を完了させることができて、良好なクッション性を確保して乗員を受け止めることができる。
また、本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置のエアバッグは、膨張完了時の上面側を形成する周壁の部位を、左右方向に長軸を設けた楕円板形状のバッグ用基布から形成することが望ましい。
このような構成では、膨張完了時の左右両端側を中央部より下方に配置させるエアバッグの上面側を、一枚の楕円板形状のバッグ用基布から形成することができて、極力、局部的に上方に突出させることなく、前後方向の幅の広い面を確保でき、その結果、クッション性を良好にできるように、容易に、エアバッグの容積を大きく確保できる。
ちなみに、エアバッグの上面側を構成する楕円板形状の天井壁部の他のエアバッグの周壁の部位としては、乗員側の後壁部と、前面側の前壁部と、収納部位に保持させる底壁部と、から構成できる。そして、後壁部、前壁部、及び、底壁部は、例えば、底壁部を間にして後壁部と前壁部とを延設させるような一枚のバッグ用基布から形成できる。この場合、底壁部の部位で折って後壁部と前壁部とを重ね、左右の縁相互の周縁を縫合して、後壁部と前壁部との上縁側に、天井壁部の前後の縁を縫合すれば、エアバッグを容易に製造することができる。この場合、二枚のバッグ用基布からエアバッグを構成できる。勿論、後壁部、前壁部、及び、底壁部を構成するバッグ用基布に関し、一枚でなく、二枚、若しくは、三枚から構成してもよい。
さらに、本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、エアバッグを、ステムシャフトの後方側に収納させて、膨張完了時のエアバッグの前面側を支持可能で、かつ、膨張時のエアバッグによって収納部位から引き上げられる支持材を、エアバッグの前面側に配設させてもよい。
このような構成では、エアバッグの膨張時、支持材が収納部位から引き上げられて、膨張完了時のエアバッグが、その前面側を支持材に支持されることから、乗員の受け止め時に、前方移動せずに、良好なクッション性を確保して、乗員を受け止めることができる。そして、エアバッグ自体は、切った状態のハンドルにおけるグリップの端末側との干渉を抑えて、上端側まで円滑に膨張を完了させることができることから、ハンドルが大きく切られていても、安定して、支持材を引き上げることができ、かつ、支持材に支持された状態で、良好なクッション性を確保して、乗員を受け止めることができる。
本発明に係る実施形態の自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車の側面図である。 実施形態のエアバッグ装置の前後方向に沿った概略部分断面図である。 実施形態のエアバッグ装置に使用するエアバッグを、リテーナを設けた状態で単独で膨張させた状態を示す斜視図である。 実施形態のエアバッグの膨張完了時の前後方向に沿った縦断面図であり、図3のIV−IV部位に対応する。 実施形態のエアバッグの膨張完了時の左右方向に沿った横断面図であり、図3のV−V部位に対応する。 実施形態のエアバッグに使用する構成材料を示す平面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する前方側から見た概略正面図であり、ハンドルを切らない状態を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する概略平面図であり、ハンドルを切らない状態を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する前方側から見た概略正面図であり、ハンドルを切った状態を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する前方側から見た概略正面図であり、図9の後の状態を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する概略平面図であり、ハンドルを切った状態を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する概略平面図であり、図11の後の状態を示す。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の自動二輪車用エアバッグ装置(以下、単にエアバッグ装置とする)20は、図1に示すように、スクータ型の自動二輪車(以下、単に二輪車という)1に搭載されるものであり、この二輪車1は、乗員Dの着座するシート13とシート13の前方におけるフレーム3のヘッドパイプ3aとの間に、乗員Dの足部Fを載せるステップ12が配設され、エアバッグ装置20は、シート13の前端付近に配設されている。二輪車1のボディ2側のフレーム3には、前端側に、ステムシャフト5を挿通させるヘッドパイプ3aが配設され、ステムシャフト5には、下方に延びたフロントフォーク4が連結されるとともに、上端に、左右に延びるハンドル7(7L,7R)を取り付けた取付プレート6が固着されている。
なお、本願の明細書等での前後左右の方向は、前進時の二輪車1を基準としており、二輪車1に着座した乗員Dの前後左右の方向と一致するものである。
エアバッグ装置20は、図1,2に示すように、エアバッグ21、エアバッグ21に膨張用ガスを供給するインフレーター44、折り畳まれたエアバッグ21を収納して保持するとともにインフレーター44を保持するケース48、膨張したエアバッグ21の前面21c側を後面57b側で支持する支持材57、支持材57を引き上げるための連結ベルト32、及び、エアバッグ21の上部21aの前方移動を規制する規制ベルト37、を備えて構成されている。
ケース48は、折り畳まれたエアバッグ21の収納部位を構成するものであり、上方を開口させた箱形状の板金製として、長方形板状の底壁部49と、底壁部49の外周縁付近から上方に延びる略四角筒形状の周壁部50と、を備えて構成されている。底壁部49には、インフレーター44の本体部45を下方から挿入させる円形の開口49aが形成されている。なお、ケース48には、図示しない連結ブラケットが配設されて、この連結ブラケットが二輪車1のボディ(車体)2側のフレーム3から延びるブラケット10に連結固定されている(図1参照)。その結果、エアバッグ21とインフレーター44とを保持したケース48が、シート13の前端付近における着座した乗員Dの左右の膝部K(KL,KR、図7参照)間付近に配置されて、ボディ2側に連結固定されている。
インフレーター44は、図2に示すように、上部側に複数のガス吐出口45aを備えた円柱状の本体部45と、本体部45の外周面から突出するフランジ部46と、を備えて構成され、フランジ部46が、ケース48の底壁部49の下面側に固定されている。
なお、エアバッグ21の流入用開口22aの周縁には、四隅にボルト41aを備えた略四角環状のリテーナ41が配置されている。そして、リテーナ41のボルト41aを、エアバッグ21の流入用開口22aの周縁、ケース48の底壁部49、及び、フランジ部46に貫通させて、ナット42止めすることにより、インフレーター44のフランジ部46が、エアバッグ21とともに、ケース48の底壁部49に対して、固定されることとなる。
また、インフレーター44は、図示しないリード線によって、二輪車1に搭載された図示しない制御回路に電気的に接続され、二輪車1に衝撃が作用した際、制御回路が、衝撃を検知した所定の検知センサからの信号を入力して、インフレーター44に作動信号を出力することとなる。
エアバッグ21は、図1〜5に示すように、膨張完了時の形状として、底壁部22、前壁部23、後壁部24、及び、天井壁部25を備えた略四角柱状(略扇板状)としている。そして、実施形態のエアバッグ21は、上面21e側の天井壁部25を、左右方向の中央部25cより左右の両端(左端25aと右端25b)側を下げた位置に配置させるように、構成されている。
さらに具体的に説明すると、エアバッグ21における膨張完了時の上面21e側は、天井壁部25の左右方向の中央部25cから左右の左端25a側や右端25b側に徐々に下げるように、傾斜させて、構成されている。実施形態の場合、膨張完了時の上面21e側は、前方側から見た正面視として、中央部25cから左右の左端25a側や右端25b側にかける部位は、上方に膨らんだ略1/4円の円弧状に形成された傾斜面(案内面)26として、形成されている。なお、実施形態では、円弧状の上面21eの半径寸法Rは、約520mmとしている(図7のB参照)。
さらに、実施形態の場合、エアバッグ21は、膨張完了時の正面視の状態で、収納部位(ケース)48側の下端(下部)21b側から上端(上部)21a側に向かって左右両側に広がる形状として、左右両側の突出頂部21f,21gを、左右のグリップ8の端末8aと略同じ高さ位置に、配置させるように、構成されている。なお、実施形態の場合、左右の突出頂部21f,21gは、正面視の状態で、左右のグリップ8,8の端末8a,8a間の内側に配置され(図7参照)、かつ、左右のグリップ8,8の端末8a,8aより後方側に配置されている。
また、このエアバッグ21では、二輪車1の直進時の状態で膨張を完了させた際の天井壁部25と左右のハンドル7L,7Rとの関係として、ハンドル7L,7Rを大きく切れば、少なくともグリップ8の端末8a側が、天井壁部25と干渉(接触)するように、構成されている(図8のBの二点鎖線、図9,10参照)。
ちなみに、実施形態の場合、膨張完了時のエアバッグ21は、図7のBに示すように、左右方向の幅寸法(突出頂部21f,21g間の幅寸法)BWを、510mmとし、中央部25cから下がる左右の突出頂部21f,21g(天井壁部25の左端25aや右端25b)の距離LDを、約150mmとしている。また、膨張完了時のエアバッグ21は、その厚さ寸法BTを320mmとしている(図8のB参照)。
そして、実施形態の場合、エアバッグ21は、周壁を構成する素材として、二枚のバッグ用基布(第1基布27と第2基布28)から形成されている(図6参照)。第2基布28は、膨張完了時の上面21e側を形成する周壁の部位、すなわち、天井壁部25、を形成しており、左右方向に長軸Xを設けた楕円板形状としている。また、第1基布27は、底壁部22、前壁部23、及び、後壁部24の部位を構成している。
なお、エアバッグ21は、収納部位であるケース48から突出して膨張を完了させた際、左右方向の幅寸法を、下部21b側が、シート13に着座した乗員Dの左右の大腿部TL,TR(図7参照)間に配置可能とし、上部21a側が、乗員Dの腰部Wと胸部B(図1参照)との拘束が可能な範囲で、かつ、シート13に着座した乗員Dの乗車姿勢で、乗員Dの左右の腕部A(図1参照)に干渉しない寸法として、設定されている。
また、エアバッグ21の底壁部22には、膨張用ガスを流入させるための円形の流入用開口22aが形成されて、流入用開口22aの周縁には、リテーナ41の各ボルト41aを挿通させる取付孔22b(図3,6参照)が、形成されている。この流入用開口22aの周縁は、リテーナ41に押えられて、ケース48の底壁部49に取り付けられる取付固定部位22cとなる(図2参照)。
さらに、実施形態のエアバッグ21では、内部に、インナバッグ30を配設させている。インナバッグ30は、エアバッグ21の膨張時に、エアバッグ21の全体を膨張させる前に、膨張を完了させつつ、支持材57を円滑に引き上げるために配設されている。このインナバッグ30は、エアバッグ21の内周側における底壁部22の全域から前壁部23の左右方向の中央部23aに連結されて、後面側に、底壁部22側からインナバッグ30内に流入した膨張用ガスをエアバッグ21の後壁部24側に流出させて、エアバッグ21の全体を膨張させるための流出口30bを、配設させている。
なお、実施形態の場合、流出口30bは、エアバッグ21の支持位置に配置された支持材57における連結ベルト32との連結部位である横棒部58(上部57a)と略等しい高さ位置として、配設されている(図2参照)。ちなみに、インナバッグ30における流出口30bより上方の部位(上端部)は、支持材57の引き上げ時に、膨張用ガスを貯留させるガス溜り部30aとなって、このガス溜り部30aが、流入用開口22aから流入する膨張用ガスに押し上げられ、支持材57を引き上げることとなる。
また、膨張完了時のエアバッグ21内において、インナバッグ30は、前壁部23の上縁23bの直下付近までのエリアに縫合されており、膨張完了時の底壁部22からの高さ寸法IHを、エアバッグ21自体の高さ寸法BH(実施形態では520mm)より低い約460mmとし、左右方向の幅寸法IWを約215mmとしている。
なお、第1基布27、第2基布28、及び、インナバッグ30を形成する第3基布29は、可撓性を有したポリアミドやポリエステル等の織布から形成されている。
連結ベルト32は、図2〜5に示すように、エアバッグ21の上面21eの前縁側における天井壁部25の中央部25cに、上端32aを縫合させて連結させている。連結ベルト32は、可撓性を有したポリアミドやポリエステル等の二枚の織布を二枚重ねとして形成されている。そして、下端32b側は、支持材57の横棒部58に連結させている。下端32bは、横棒部58を包む二又状として、金属製の当板33,33で挟んで、当板33,33相互を、複数のボルト34とナット35とを利用して、結合させることにより、横棒部58を包んで、横棒部58と連結されている。
この連結ベルト32における上端32aと下端32bとの間の長さ寸法LF(図2参照)は、折り畳まれて収納されているエアバッグ21が、膨張用ガスを流入させて展開膨張する際、連結ベルト32を利用して、ケース48の前方で収納されている状態から支持材57を引き上げ、膨張完了時のエアバッグ21の前面21c側で、エアバッグ21を支持できる高さ位置まで、支持材57を引き上げることができるように、設定されている。
さらに、エアバッグ21の後面21d側には、図2〜5に示すように、規制ベルト37が、上端38側を膨張完了時の後壁部24の下部24a側に連結させて、配設されている。規制ベルト37は、下端39側を、ケース48の周壁部50より後方に突出した底壁部49の後端49bに、連結させている。この規制ベルト37は、可撓性を有したポリアミドやポリエステル等の織布から形成されて、後壁部24の左右方向の中央の下部24a側に、上端38を、縫合させて連結させ、下端39側を、固定杆52に連結させている(図2参照)。規制ベルト37は、一枚の帯状の布材を二つ折りして、下端39側に折目を配置させて、上端38側をエアバッグ21に連結させている。そのため、下端39側がループ状に形成されている。そして、ループ状の下端39には、固定杆52が挿通されており、下端39が、固定杆52の周りで揺動可能とするように、固定杆52に巻き掛けられた状態で、固定杆52に連結されている。
この規制ベルト37における上端38と下端39との間における本体部37aの長さ寸法LB(図2参照)は、膨張完了時にエアバッグ21の後面21d側の拘束面RPを乗員Dの受け止め位置に配置可能とし、かつ、膨張時のエアバッグ21の上部21a側の前方移動を規制可能とする長さ寸法としている。
固定杆52は、図2に示すように、ケース48の周壁部50の後壁部50aより後方となる底壁部49の後端49bの上面49cとの間に、隙間hを設けて、後端49bに固定されている。この固定杆52は、左右の両縁付近に上下方向に貫通する取付孔53を配設させている。そして、固定杆52は、固定杆52と底壁部49の上面49cとの間に円筒状のカラー(図符号省略)を配置させ、ボルト54を、取付孔53とカラーとに挿通させて、底壁部49の後端49bに締め付けることにより、底壁部49の後端49bの上面49cとの間に、規制ベルト37の下端39を揺動させる隙間hを設けて、底壁部49の後端49bに取付固定されている。
支持材57は、図2,7,8に示すように、ケース48の前方側に隣接して配設され、実施形態の場合、左右方向に延びた横棒部58と、横棒部58の左右両端から下方に延びる縦棒部59,59と、を備えた逆U字形の一体構造としたパイプ材から、形成されている。この支持材57は、縦棒部59,59が、それぞれ、案内スリーブ61によって、上下動可能に保持されている。案内スリーブ61は、ボディ2側のフレーム3から延びる図示しないブラケットに、固定されている。
なお、支持材57は、左右方向の幅寸法を、乗員Dの両膝部KL,KR付近間から上方に突出可能に、構成されている。また、支持材57の上方への突出を完了させたエアバッグ21の支持位置SPへの配置時、上部57aの配置位置は、膨張を完了させたエアバッグ21の上部21aの前面側を支持でき、かつ、後面57b側が上部21aによって覆われる位置、としている。
また、支持材57とエアバッグ21とは、収納状態で、シート13の前端側を構成しているカバー14によって覆われていることから、上方へ突出する際、このカバー14を押し開かせて、上方へ突出することとなる。
そして、エアバッグ21の製造は、まず、第1基布27における後壁部24の下部24aの部位に、予め、規制ベルト37の上端38を縫合し、また、第2基布28における天井壁部25の前縁25dの部位に、予め、連結ベルト32の上端32aを縫合しておく(図6参照)。そして、第1基布27におけるエアバッグ21の内周面側の前壁部23の中央部23aに、第3基布29におけるインナバッグ30の前壁部となる部位29aを縫合して結合する。ついで、第1基布27と第3基布29との底壁部22の部位に、流入用開口22aと取付孔22bとを設けるように穴開け加工し、また、第3基布29に、流出口30bを穴開け加工する。なお、これらの流入用開口22a、取付孔22b、及び、流出口30bは、適宜、第1基布27や第3基布29に、予め形成しておいてもよい。さらに、図6に示すように、流入用開口22aの周縁には、取付孔22bの配置エリアを含めて、補強布(図符号省略)を設けてもよい。
その後、第3基布29を、底壁部22の部位で折り、重ねた外周縁相互を縫合して結合し、インナバッグ30を形成する。ついで、第1基布27を、底壁部22の部位で折り、重ねた左右の左縁27b相互の右縁27c相互とを縫合するとともに、上縁27a側に、第2基布28の外周縁の全周を縫合し、そして、縫代を外周面側に露出させないように、流入用開口22aを利用して、裏返せば、エアバッグ21を製造することができる。
そして、エアバッグ装置20の二輪車1への搭載の概略を述べると、先ず、エアバッグ21を折り畳む。この折り畳みは、各ボルト41aを取付孔22bから突出させるように、リテーナ41をエアバッグ21内に収納させた状態で、まず、前面21c側と後面21d側とを前後方向で重ねるように、平らに展開させ、ケース48の左右方向の幅寸法に対応するように、上下方向に沿う折目を付けて左右の幅寸法を小さくする左右縮小折りを行い、さらに、ケース48に収納できる前後方向の幅寸法となるように、左右方向の折目を付けて折り畳む前後縮小折りを行う。
その後、折り畳みを完了したエアバッグ21は、折り崩れしないように、破断可能なラッピング材で包んでおく。ちなみに、連結ベルト32と規制ベルト37とは、下端32b,39側を、ラッピング材から突出させるとともに、リテーナ41の各ボルト41aも、ラッピング材から突出させておき、さらに、エアバッグ21の流入用開口22aも、インフレーター44の本体部45を挿入可能となるように、開口させておく。
そして、折り畳みを完了したエアバッグ21は、各ボルト41aを底壁部49から突出させるようにして、ケース48内に収納し、各ボルト41aをフランジ部46に挿通させつつ、ケース48の底壁部49の下方から、インフレーター44の本体部45を、開口49a,22aに挿入させ、各ボルト41aにナット42を締結する。
その後、規制ベルト37のループ状の下端39に、固定杆52を挿入させるとともに、左右の各取付孔53とケース48の上面49cに配置させたカラー(図符号省略)とにボルト54を挿入させて、各ボルト54をケース48の底壁部49に締結して、固定杆52をケース48の底壁部49に固定する。
そして、ケース48を、図示しない連結ブラケットを利用して、ブラケット10に取り付けるとともに、当板33、ボルト34、及び、ナット35を使用して、連結ベルト32の下端32bを、フレーム3側に取り付け済みの支持材57の横棒部58に連結する。
その後、インフレーター44に、所定の作動信号を入力させるリード線を結線するとともに、シート13を装着すれば、エアバッグ装置20を二輪車1に搭載することができる。
そして、この実施形態の二輪車1では、走行時に四輪自動車等と衝突して、エアバッグ装置20が作動すれば、エアバッグ21の流入用開口22aに挿入されたインフレーター44が、各ガス吐出口45aから膨張用ガスを吐出させることから、膨張用ガスを流入させたエアバッグ21は、図7,8に示すように、シート13に着座した乗員Dの左右の脚部LL・LRの間付近の収納部位(ケース48)から上方側へ展開膨張して、前方側へ移動する乗員Dの少なくとも腰部Wを拘束可能な形状に膨張を完了させる。
その際、図9〜12に示すように、ハンドル7(7L,7R)を左右方向の一方側に大きく切った状態で、エアバッグ21が、膨張を完了させても、少なくともハンドル7Lのグリップ8の端末8a側との干渉を抑制可能に、左右方向の中央部25cより左右の左端25aや右端25bを下げるように、膨張完了時のエアバッグ21の上面21e側が形成されている。そのため、エアバッグ21は、左右のハンドル7L,7Rのグリップ8における端末8a側との干渉を抑えて、乗員Dの正面側からずれることを防止され、かつ、膨張完了形状まで円滑に膨張することができる。
したがって、実施形態のエアバッグ装置20では、ハンドル7L,7Rを大きく切った状態で、エアバッグ21が膨張することとなっても、安定して、膨張を完了させたエアバッグ21を乗員Dの正面に配置させることができる。
そして、実施形態のエアバッグ21は、膨張完了時の上面21e(天井壁部25)側を、左右方向の中央部25cから左右の左端25a側や右端25b側に徐々に下げるように、傾斜させて構成されている。そのため、図9のA,Bから図10のA,Bに示すように、切った状態のハンドル7(7L,7R)の左右の一方のグリップ8の端末8a側に対して、エアバッグ21の上面21e側における左右方向の中央部25c付近が、干渉することとなっても、膨張するエアバッグ21の上面21e側の上昇に伴い、エアバッグ21の上面21e側の左右方向に向けて下がる傾斜面26が、案内面として、干渉しているグリップ8と摺動し、エアバッグ21の上面21e側の左端25aから離れた中央部25c側の部位25acを、円滑に、乗員Dの正面側に配置させるように右方側に移動させつつ(図10のa,図12のa参照)エアバッグ21が、膨張完了形状まで円滑に膨張を完了させることができる。
また、実施形態では、エアバッグ21が、膨張完了時の正面視の状態で、収納部位(ケース)48側の下端(下部)21b側から上端(上部21a)側に向かって左右両側に広がる形状として、左右方向の突出頂部21f,21gを、左右のグリップ8,8の端末8aと略同じ高さ位置に、配置させるように、構成されている。そのため、ハンドル7Lを切った状態でエアバッグ21が膨張する際、図11,12に示すように、エアバッグ21の上面21e側の傾斜面26が、案内面として、グリップ8の端末8a側と摺動して、エアバッグ21の上面21e側の略全域を左右のハンドル7L,7Rの間に配置させることができることとなる。そしてこの時、エアバッグ21は、膨張完了時の左右方向の突出頂部21f,21gを、極力低くせずに、高い位置となるグリップ8,8の端末8aと略同じ高さ位置の高い位置に配置させており、大きな容積を確保でき、さらに、その大きな容積の全域で膨張を完了させることができて、良好なクッション性を確保して乗員Dを受け止めることができる。
また、実施形態のエアバッグ装置20のエアバッグ21は、膨張完了時の上面21e側を形成する周壁の部位(天井壁部)25を、左右方向に長軸Xを設けた楕円板形状のバッグ用基布(第2基布)28から形成している(図6参照)。すなわち、エアバッグ21が、膨張完了時の左右の左端25aや右端25bを中央部25cより下方に配置させるエアバッグ21の上面21eを、一枚の楕円板形状の第2基布28から形成することができて、極力、局部的に上方に突出させることなく、前後方向の幅の広い面を確保でき、その結果、クッション性を良好にできるように、容易に、エアバッグ21の容積を大きく確保できる。
さらに、実施形態の場合、エアバッグ21の上面21e側を構成する楕円板形状の天井壁部25の他のエアバッグ21の周壁の部位が、乗員D側の後壁部24と、前面21c側の前壁部23と、収納部位(ケース)48に保持させる底壁部22と、から構成されている。そして、これらの後壁部24、前壁部23、及び、底壁部22が、底壁部22を間にして後壁部24と前壁部23とを延設させるような一枚のバッグ用基布(第1基布)27から形成されている。そのため、実施形態では、第1基布27の底壁部22の部位で折って後壁部24と前壁部23とを重ね、左右の左縁27b相互と右縁27c相互の周縁を縫合して、後壁部24と前壁部23との上縁27a側に、天井壁部25の前後の縁を縫合すれば、エアバッグ21を容易に製造することができる。この場合、二枚のバッグ用基布(第1基布27と第2基布28)からエアバッグ21を構成できる。なお、後壁部24、前壁部23、及び、底壁部22を構成するバッグ用基布に関し、一枚でなく、二枚、若しくは、三枚から構成してもよい。
さらに、実施形態のエアバッグ装置20では、エアバッグ21を、ステムシャフト5の後方側に収納させて、膨張完了時のエアバッグ21の前面21c側を支持可能で、かつ、膨張時のエアバッグ21によって収納部位(ケース)48から引き上げられる支持材57を、エアバッグ21の前面21c側に配設させている。そのため、エアバッグ21の膨張時、インナバッグ30の膨張完了とエアバッグ21の上端(上部)21a側の膨張完了とに伴い、支持材57が収納部位(ケース)48から引き上げられて、膨張完了時のエアバッグ21が、その前面21c側を支持材57に支持されることから、乗員Dの受け止め時に、前方移動せずに、良好なクッション性を確保して、乗員Dを受け止めることができる。そして、エアバッグ21自体は、切った状態のハンドル7L,7Rにおけるグリップ8の端末8a側との干渉を抑えて、上端(上部)21a側まで円滑に膨張を完了させることができることから、ハンドル7L,7Rが大きく切られていても、安定して、支持材57を引き上げることができ、かつ、支持材57に支持された状態で、良好なクッション性を確保して、乗員Dを受け止めることができる。
ちなみに、実施形態の場合、インナバッグ30が、前壁部23の上縁23bの直下付近までの高さ位置とし、連結ベルト32の上端32aが、天井壁部25の前縁25dに縫合されており、支持材57の引き上げられる最上昇位置の支持位置SPは、インナバッグ30自体が膨張を完了させるとともに、エアバッグ21の上部21a側が膨張を完了させた際の支持材57の引き上げ位置となる(図7のB、図10のB参照)。そのため、エアバッグ21は、上端(上部)21a側まで、円滑に膨張を完了させることが望ましく、上端(上部)21a側まで円滑に膨張が完了しないと、支持材57の引き上げ位置を低くしてしまい、支持材57による膨張したエアバッグ21の支持性能が、低下し、膨張したエアバッグ21の乗員保護性能を十分確保できなくなって、好ましくない。
なお、図9〜12では、左方側にハンドル7L,7Rを切った状態で、エアバッグ21を膨張させた場合を示したが、右方側にハンドル7L,7Rを切った状態で、エアバッグ21を膨張させた際は、エアバッグ21は、図9〜12に示す状態と、単に、左右対称形となるだけであり、既述と同様な作用・効果を得ることができる。
また、支持材57は、実施形態のような軽量化を図れる一体構造の逆U字形のパイプ材から形成せずに、複数のパイプ材等の剛性を有した金属等の棒材を連結して、形成したり、あるいは、金属等の板材から形成してもよい。
さらに、実施形態のエアバッグ装置20では、エアバッグ21をステムシャフト5の後方側で膨張する場合を示したが、作動時に、乗員Dの頭部H等を受け止め可能に、ステムシャフト5の前方側でエアバッグを膨張させるように、エアバッグ装置を構成してもよい。
さらに、図例の場合には、エアバッグ装置20を、スクータ型の二輪車1に搭載した場合を示したが、他のスポーツバイクタイプ等の自動二輪車に、本発明のエアバッグ装置を搭載してもよい。
1…(自動)二輪車、
5…ステムシャフト、
7(7L,7R)…ハンドル、
8…グリップ、
8a…端末、
20…(自動二輪車用)エアバッグ装置、
21…エアバッグ、
21a…(上端)上部、
21b…(下端)下部、
21c…前面、
21e…上面、
21f,21g…突出頂部、
25…天井壁部、
25a…左端、
25b…右端、
25c…中央部、
28…(バッグ用基布)第2基布、
57…支持材、
D…乗員。

Claims (5)

  1. 膨張用ガスの流入時、左右両側に延びるハンドルを上端側に配設させているステムシャフトの前方側若しくは後方側に、乗員を保護可能に受け止めるエアバッグを、収納部位から上方側に膨らませて配置させる構成とするとともに、
    膨張完了時の前記エアバッグが、平面視の状態で、前記ハンドルを切った際に、左右の一方の前記ハンドルにおける少なくともグリップの端末側と、重なるように配置される構成の自動二輪車用エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグが、切った際の前記ハンドルにおける前記グリップの端末側との干渉を抑制可能に、膨張完了時の上面側を、左右方向の中央部より左右の両端側を下げた位置に配置させるように、構成されていることを特徴とする自動二輪車用エアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグが、膨張完了時の上面側を、左右方向の中央部から左右の両端側に徐々に下げるように、傾斜させて、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車用エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグが、膨張完了時の正面視の状態で、収納部位側の下端側から上端側に向かって左右両側に広がる形状として、左右方向の突出頂部を、前記左右のグリップの端末と略同じ高さ位置に、配置させるように、構成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用エアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグが、膨張完了時の上面側を形成する周壁の部位を、左右方向に長軸を設けた楕円板形状のバッグ用基布から形成していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動二輪車用エアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグが、前記ステムシャフトの後方側に収納されて、
    膨張完了時の前記エアバッグの前面側を支持可能で、かつ、膨張時の前記エアバッグによって前記収納部位から引き上げられる支持材が、前記エアバッグの前面側に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動二輪車用エアバッグ装置。
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