JP5518564B2 - 自動二輪車用エアバッグ装置 - Google Patents

自動二輪車用エアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5518564B2
JP5518564B2 JP2010107184A JP2010107184A JP5518564B2 JP 5518564 B2 JP5518564 B2 JP 5518564B2 JP 2010107184 A JP2010107184 A JP 2010107184A JP 2010107184 A JP2010107184 A JP 2010107184A JP 5518564 B2 JP5518564 B2 JP 5518564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
right direction
support member
width dimension
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010107184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011235693A (ja
Inventor
健次 早川
滋幸 鈴木
基明 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd, Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2010107184A priority Critical patent/JP5518564B2/ja
Publication of JP2011235693A publication Critical patent/JP2011235693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5518564B2 publication Critical patent/JP5518564B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、自動二輪車に搭載されて、衝突時の乗員を保護するためのエアバッグを備えて構成される自動二輪車用エアバッグ装置に関する。
従来、自動二輪車用エアバッグ装置としては、膨張用ガスの流入時、シートに着座した乗員の左右の脚部の間付近に設けられた収納部位から、上方側へ展開膨張して、前方側へ移動する乗員を受け止め可能に膨張を完了させるエアバッグと、膨張完了時のエアバッグの前面側を支持可能に、エアバッグの前方側に配置される支持材と、を備えて構成されるものがあった(例えば、特許文献1,2参照)。そして、このエアバッグは、支持材を引き上げる駆動源として構成されて、膨張時に支持材を収納部位から引き上げ可能に、支持材の上端に連結される可撓性を有した連結ベルトを、膨張完了時の前面の上端側における左右方向の中央に、縫合して結合させていた。
特開2007−1409号公報 特開2009−166571号公報
しかし、従来の自動二輪車用エアバッグ装置では、エアバッグ自体が、支持材を上昇させる駆動源を構成しており、エアバッグには、引き上げた支持材より上方に、連結ベルトの元部端を結合させたエアバッグの上端側を含めて、膨張する部位が、配設される構成となっていた。そのため、自動二輪車が他の車両等に斜め衝突(所謂、斜突)して、エアバッグ装置が作動され、膨張完了時のエアバッグの上端側に対して、乗員が斜め方向から当たれば、エアバッグの上端側が回転するように左右の一方側にずれる事態を招き易い。なお、自動二輪車の衝突では、衝突により自動二輪車が斜め方向に向けば、乗員は衝突前の自動二輪車の進行方向に移動することから、自動二輪車に搭載されて膨張を完了させたエアバッグに対して、乗員は斜め方向から当たることとなって、上記のエアバッグのずれが発生し易い。
そして、乗員を受け止めた際の上記のエアバッグの左右へのずれ量が大きくなれば、膨張を完了させたエアバッグは、乗員に接触してから乗員を受け止めるまでに、時間がかかって、迅速に乗員を受け止め難くなってしまう。
この場合、乗員受止時に、エアバッグが左右にずれないように、エアバッグの前面側を支持する支持材の左右方向の幅寸法を、大きくすることが考えられるが、支持材は、シートに着座した乗員の左右の脚部の間から引き上げられるものであって、幅寸法を広くする点に、制限があり、そして既に、支持材が許容される最大の幅寸法として設定されていれば、支持材は、その幅寸法をさらに大きくすることができない。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、簡便に、乗員受止時のエアバッグの左右へのずれを抑制できる自動二輪車用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪用エアバッグ装置は、膨張用ガスの流入時、シートに着座した乗員の左右の脚部の間付近に設けられた収納部位から上方側へ展開膨張して、前方側へ移動する乗員を受け止め可能に膨張を完了させるエアバッグと、
膨張完了時のエアバッグの前面側を支持可能に、エアバッグの前方側に配置される支持材と、
を備えて構成されるとともに、
エアバッグが、支持材を引き上げる駆動源として、支持材を収納部位から引き上げ可能に、支持材の上端に連結される可撓性を有した帯状の連結ベルトを、膨張完了時の前面の上端側における左右方向の中央に結合させている構成の自動二輪車用エアバッグ装置であって、
連結ベルトが、先端を支持材の上端の幅方向の略全域に連結させるとともに、エアバッグと結合される元部端の左右方向の幅寸法を、支持材の上端の左右方向の幅寸法の7〜9割の範囲内として、構成されていることを特徴とする。
本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、作動時、エアバッグが、連結ベルトを引っ張りつつ上方へ膨張することから、支持材を引き上げ完了位置(エアバッグの支持位置)まで引き上げて、膨張を完了させる。そして、自動二輪車が斜突して、乗員が斜め方向からエアバッグの上端側に当接しても、エアバッグの上端側には、支持材の上端に連結された幅広の連結ベルトの元部端が結合されている。そのため、支持材の上端に連結された連結ベルトが、エアバッグの上端側の左右方向に回転するようなずれを抑制する。特に、エアバッグの上端に連結された連結ベルトは、その元部端の左右方向の幅寸法を、支持材の上端の左右方向の幅寸法の7割以上として、広くしていることから、エアバッグの上端側の左右方向へのずれを抑制できる。
勿論、連結ベルトは、その元部端の幅寸法を、支持材の上端の左右方向の幅寸法の9割を超えないように、構成しており、支持材の迅速な引き上げを阻害することも無い。ちなみに、連結ベルトの元部端が、支持材の上端の幅寸法と同等、あるいは、支持材の上端の幅寸法より大きければ、支持材の迅速な引き上げを阻害してしまう。すなわち、エアバッグの膨張時における支持材の引き上げ初期、連結ベルトの元部端付近では、連結ベルトを介在させて、エアバッグの上端が支持材の上端上に乗り上げ易く、その乗り上げた部位が、前方に大きく膨らめば、瞬間的に、下方への押圧力を作用させて、支持材の上昇を抑制してしまう。そして、連結ベルトの元部端が、支持材の上端の幅寸法と同等以上としていれば、その幅広の連結ベルトの元部端を介在させて、エアバッグの上端における支持材の上端より左右に延びた部位も、支持材の上方で前方側に膨らんで、支持材を下方へ押圧するような作用を生じさせることとなって、支持材の迅速な引き上げを阻害してしまう。そのため、連結ベルトの元部端が、支持材の上端の幅寸法の9割以下であれば、膨張時のエアバッグにおける支持材の上端への乗り上げ部位が、少なくなって、支持材への下方への押圧力を作用させ難くなり、エアバッグは、支持材を迅速に引き上げることができる。
したがって、本発明に係る自動二輪用エアバッグ装置では、連結ベルトの元部端の幅寸法を所定範囲に設定するだけで、エアバッグによる迅速な支持材の引き上げを阻害すること無く、簡便に、乗員受止時のエアバッグの左右へのずれを抑制することができる。
そして、本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、エアバッグは、支持材の後方で折り畳まれて収納される左右方向の幅寸法を、連結ベルトの元部端の左右方向の幅寸法より大きく、かつ、支持材の上端の左右方向の幅寸法より小さく設定して、配設することが望ましい。このような構成では、支持材の上端側を収納する収納部位の幅寸法内に収納される範囲内で、かつ、エアバッグの上端側に結合される連結ベルトの元部端を折り畳まない状態で、エアバッグを折り畳むことができ、エアバッグの折り畳みを円滑に行うことができる。すなわち、エアバッグの折り畳み時の左右方向の幅寸法を、連結ベルトの元部端の幅寸法より小さくする場合には、連結ベルトの元部端も折り畳むこととなって、嵩張り、また、リバウンドするような折り崩れも発生し易くなって、エアバッグをコンパクトに折り畳むことが困難となってしまう。さらに、エアバッグ装置の支持材等の収納部位は、省スペースの観点から、剛性を有した支持材に合わせて、左右方向の幅寸法が設定されており、エアバッグが、折り畳んだ幅寸法を、支持材の上端の左右方向の幅寸法より小さくしていれば、折り畳んだエアバッグは、確実に、収納部位より幅寸法を小さくできて、容易に、収納部位に収納することができる。
本発明に係る実施形態の自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車の側面図である。 実施形態のエアバッグ装置の前後方向に沿った概略部分縦断面図である。 実施形態のエアバッグ装置の前方から見た概略正面図である。 実施形態のエアバッグ装置の上方から見た概略平面図である。 実施形態のエアバッグ装置に使用するエアバッグを、リテーナを設けた状態で単独で膨張させた状態を示す斜視図である。 実施形態のエアバッグや連結ベルト等に使用する構成材料を示す平面図である。 実施形態のエアバッグの折り畳み工程を説明する図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動当初を説明する図であり、前後方向に沿った概略拡大縦断面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する図であり、図8の後の状態を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する図であり、図9の後の状態を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時の概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時の概略平面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の自動二輪車用エアバッグ装置(以下、単にエアバッグ装置とする)Mは、図1に示すように、スクータ型の自動二輪車(以下、単に二輪車という)1に搭載されるものであり、この二輪車1は、乗員Dの着座するシート12とシート12の前方のハンドル10との間に、乗員Dの足部Fを載せるステップ7が配設され、エアバッグ装置Mは、シート12の前端付近に配設されている。
なお、本願の明細書等での前後左右の方向は、前進時の二輪車1を基準としており、二輪車1に着座した乗員Dの前後左右の方向と一致するものである。
エアバッグ装置Mは、図1〜4に示すように、エアバッグ21、エアバッグ21に膨張用ガスを供給するインフレーター62、折り畳まれたエアバッグ21を収納して保持するとともにインフレーター62を保持するケース64、膨張したエアバッグ21の前面21c側を後面70b側で支持する支持材70、及び、シート12の前端の収納部位14に収納されたエアバッグ21と支持材70との上方側を覆うカバー16、を備えて構成されている。さらに、エアバッグ装置Mは、支持材70を引き上げるための連結ベルト42と、エアバッグ21の後面21d側の下部に配置される規制ベルト55と、を備えて構成されている。
カバー16は、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成され、エアバッグ21と支持材70との上方を覆う長方形板状の天井壁部17と、天井壁部17の周縁から下方に延びる略四角筒形状の周壁部19と、を備えて構成され、周壁部19の下端付近が、自動二輪車1のボディ(車体)2側のフレーム3から延びるブラケット4等と結合された取付ベース5に、取り付けられている。天井壁部17は、周囲を薄肉の破断予定部17aに囲まれた長方形板状の扉部18を備え、扉部18は、膨張するエアバッグ21に押された際に、破断予定部17aを破断させて、前縁側のインテグラルヒンジからなるヒンジ部18aを回転中心として、前方側に回転するように開くこととなる(図2参照)。
なお、実施形態の場合、シート12の前端付近におけるエアバッグ装置Mの収納部位14は、折り畳まれたエアバッグ21を収納したケース64と、支持材70の上端70a付近と、を収納する部位であって、取付ベース5上のカバー16で囲まれた部位としている。そして、この収納部位14は、シート12の前端付近における着座した乗員Dの左右の脚部K間付近に配置されている(図12参照)。
ケース64は、折り畳まれたエアバッグ21を収納するように、上方を開口させた箱形状の板金製として、長方形板状の底壁部65と、底壁部65の外周縁付近から上方に延びる略四角筒形状の周壁部66と、を備えて構成されている。底壁部65には、インフレーター62が、下方から挿通され、リテーナ59を利用して取り付けられている。なお、ケース64は、フレーム3から延びるブラケット4や取付ベース5に連結固定されている。
また、底壁部65には、周壁部66より後方に突出した部位の上面側に、規制ベルト55の下端55bを固定する固定杆68が配設されている(図2参照)。
インフレーター62は、図2に示すように、ケース64内に挿入される上部側に複数のガス吐出口62aを備えた円柱状としている。また、インフレーター62は、外周側に突出するフランジ部62bを備え、フランジ部62bが、リテーナ59を利用して、ケース64の底壁部65の下面側に固定されている。
なお、エアバッグ21の後述する流入用開口24aの周縁には、四隅にボルト59aを備えた略四角環状のリテーナ59が配置されている。そして、リテーナ59のボルト59aを、エアバッグ21の流入用開口24aの周縁、ケース64の底壁部65、及び、フランジ部62bに貫通させて、ナット60止めすることにより、インフレーター62のフランジ部62bが、エアバッグ21とともに、ケース64の底壁部65に対して、固定されている。
また、インフレーター62は、図示しないリード線によって、二輪車1に搭載された図示しない制御回路に電気的に接続され、二輪車1に衝撃が作用した際、制御回路が、衝撃を検知した所定の検知センサからの信号を入力して、インフレーター62に作動信号を出力することとなる。
支持材70は、チタン等の軽量な金属製として、図2,3に示すように、ケース64の前方側に配設されて、上下方向に延びる1本の四角筒形状の縦部材71と、縦部材71の上端で、縦部材71の軸直交方向の左右方向に延びる横部材72と、を備えて構成されている。縦部材71は、摺動しつつ上昇可能に、取付ベース5等に支持された案内部材80に保持されている。横部材72は、外形形状を円柱状とするように、円筒のパイプ材から形成され、左右方向に延びる軸心を、縦部材71の軸心より、若干、後方にオフセットさせて、縦部材71の上端71aに固着されている。また、横部材72は、縦部材71の上端71aに結合させた中央部72cから、左右対称的に左右両側に延びる左側部72aと右側部72bとを備えて、構成されている。左側部72aと右側部72bとには、前面73a側に、前後方向に貫通するねじ孔からなる締結孔74が、配設されている。各締結孔74には、連結ベルト42の先端45を横部材72の左側部72aと右側部72bとに固着させるためのボルト53が、締結される。
なお、支持材70の縦部材71と横部材72とには、強度を確保できる範囲で、一層の軽量化を図れるように、適宜、複数の肉盗み孔を設けてもよい。
さらに、支持材70は、左右方向の幅寸法W1を、収納位置WPから、乗員Dの左右の脚部K間を経て、上方に突出可能に、構成されて、支持材70における上方への突出を完了させたエアバッグ21の支持位置(引き上げ完了位置)SPへの配置時、上端70a側の配置位置を、膨張を完了させたエアバッグ21の上部21aの前面21c側を支持でき、かつ、後面70b側が上部21aによって覆われる位置、としている。
なお、支持材70には、支持位置SPに配置された際の位置決めを行うように、フレーム3や案内部材80等に当接して位置規制される図示しないストッパが、配設されている。
エアバッグ21は、図1〜5に示すように、袋状の周壁23を、略正方形の底壁部24と、底壁部24の外周縁から上方に延びる略四角筒形状の周壁本体部25と、から構成している。周壁本体部25は、エアバッグ21の前面21c側の前壁部26と、エアバッグ21の後面21d側の後壁部27と、底壁部24の上方で底壁部24と対向するように配置される天井壁部28と、を備えて構成され、前壁部26と後壁部27とが左右両縁で結合され、天井壁部28の外周縁が、前壁部26と後壁部27との上縁に結合されて構成されている。さらに具体的に説明すると、このエアバッグ21は、膨張完了時の形状として、前方側から見た形状を、下部21b側より上部21a側の左右方向の幅寸法を大きくする上広がりの略台形形状とするとともに、乗員Dの上半身Uを受け止める後面21dを拘束面36として、側方から見た形状を、下部21b側から上部21a側に向かうにつれて、前後方向の厚さ寸法を増大させるテーパ形状として、構成されている。なお、エアバッグ21は、単体での膨張完了時、左右方向の幅寸法BWを約510mm、前後方向の厚さ寸法BLを約320mmとしている。
そして、エアバッグ21は、実施形態の場合、周壁23を構成するアウタバッグとしての二次膨張バッグ部34と、二次膨張バッグ部34内に配設されるインナバッグとしての一次膨張バッグ部29と、を備えて構成されている。一次膨張バッグ部29と二次膨張バッグ部34とは、底壁部24を共用するように、相互に重ねられている。一次膨張バッグ部29は、底壁部24から上方に袋状に延びる周壁30の前側壁30aを、二次膨張バッグ部34の周壁35の前壁部、すなわち、エアバッグ21の周壁23の前壁部26、に結合させて配設されている。実施形態の場合、周壁30の前側壁30aと前壁部26とは、一次膨張バッグ部29の左右両縁付近で、上下方向に沿う縫合部位26aを設けて(図5参照)、縫合されている。
エアバッグ21の底壁部24には、膨張用ガスを流入させるための円形の流入用開口24aが形成されて、流入用開口24aの周縁には、リテーナ59の各ボルト59aを挿通させる取付孔24b(図5,6参照)が、形成されている。この流入用開口24aの周縁は、リテーナ59に押えられて、ケース64の底壁部65に取り付けられる(図2参照)。
また、エアバッグ21は、前面21cの左右方向の中央の上端21t側、すなわち、天井壁部28の左右方向の中央の前縁28a、に、連結ベルト42の元部端43を連結させている。
そして、実施形態の場合、エアバッグ21の一次膨張バッグ部29が、実質的に、支持材70を引き上げるための駆動源を構成するものであり、その周壁30の前側壁30aを、既述したように、前壁部26に縫合させ、そして、周壁30の後側壁30bには、エアバッグ21の膨張完了時における一次膨張バッグ部29の上端側から下方に下がった左右方向の中央位置に、円形に開口する供給口31が配設されている。この一次膨張バッグ部29では、供給口31の上方のスペースが、支持材70を引き上げるために膨張用ガスGを貯留するガス溜り部32、を形成することとなる。
二次膨張バッグ部34は、エアバッグ21の外周壁を構成することから、その周壁35が、エアバッグ21の周壁23と一致することとなる。
エアバッグ21の後面21dの左右方向の中央の下端付近には、規制ベルト55の元部端55aが連結されている。規制ベルト55は、先端(下端)55b側を、ケース64の固定杆68に連結させており、エアバッグ21の膨張完了後、後面21d側の拘束面36によって前進移動する乗員Dの上半身Uを受け止めた際、エアバッグ21の流入用開口24aの周縁の後縁側が、捲れるように前方移動して、破損しないように、拘束面36の上方移動を規制するために、配設されている。
そして、エアバッグ21の前面21cの上端21t側(天井壁部28の前縁28a側)に結合される連結ベルト42は、エアバッグ21に結合される略長方形板状の元部端43と、元部端43から左右方向に広がりつつ先端45側に延びる台形板状の中間部44と、支持材70の上端70aの横部材72に連結される先端45と、を備えて構成されている。元部端43は、天井壁部28の外表面側の前縁28aに対し、縫合部位43aを設けて、縫合して結合されている。先端45は、下端側の端縁から中間部44側に凹むような凹部45aを設けて、中間部44から左右に二又状に延びる分岐部46,46、を備えて構成されている(図5参照)。分岐部46は、それぞれ、先端側の取付部48と中間部44側の巻き付け部47とを備えて構成されている。取付部48には、ボルト53を挿通させる取付孔48aが、左右方向の中央に配設されている。
左右の取付部48は、それぞれ、板金製の当板52を利用して、支持材70の横部材72における左側部72aと右側部72bとに取り付けられている。この取付状態は、左右の各巻き付け部47が、左側部72aや右側部72bの後方から下面73b側に配置されて、そして、各取付部48が、前面73aに配置され、さらに、板金製の当板52が前方から各取付部48に当てられ、各取付孔48aや当板52の挿通孔52aを経て、ボルト53が、横部材72の締結孔74に締め付けられることにより、連結ベルト42の先端45が、横部材72に固着されている。
そして、連結ベルト42の先端45は、二又状に左右に分岐された分岐部46,46を、支持材70の上端70a、すなわち、横部材72、の左右方向の幅寸法W1の略全域に連結させている。
なお、連結ベルト42の先端45では、エアバッグ21の膨張完了時における支持材70の支持位置SPへの配置時、横部材72の左側部72aや右側部72bの外周面73において、左右の巻き付け部47が、中間部44とともに、後面73cに圧接されることとなる(図2の二点鎖線参照)。
勿論、連結ベルト42では、元部端43から巻き付け部47までの中間部44付近が、エアバッグ21の一次膨張バッグ部29の膨張完了時に、略直線状に張る状態となり、そして、連結ベルト42の全体の上下方向の長さ寸法は、一次膨張バッグ部29の膨張に伴って、支持材70を支持位置SPまで引き上げることができるように、設定されている。
また、連結ベルト42では、エアバッグ21における天井壁部28の前縁28aと結合される元部端43の左右方向の幅寸法W2、実施形態の場合、実質的な結合部位である左右両縁の前後方向に沿って延びた縫合部位43a,43a間の幅寸法W2が、支持材70の上端70aの左右方向の幅寸法W1の7〜9割の範囲内として、設定されている。
実施形態の場合、支持材70の上端70a(横部材72)の左右方向の幅寸法W1は、160mm、連結ベルト42の元部端43の左右方向の幅寸法W2は、幅寸法W1の7.5割とした120mm、に設定されている。
なお、実施形態のエアバッグ21は、図6に示すように、第1基布38、第2基布39、及び、第3基布40、から構成されている。第1基布38は、アウタバッグとしての二次膨張バッグ部34の底壁部24、前壁部26、及び、後壁部27を形成しており、底壁部24から前後両側に延びるように前壁部26と後壁部27とを配設させて、略鼓形状に形成されている。第2基布39は、略楕円板形状として、二次膨張バッグ部34の天井壁部28を形成している。第3基布40は、インナバッグとしての一次膨張バッグ部29を形成しており、底壁部24から前後両側に延びるように前側壁30aと後側壁30bとを配設させた帯状に形成されている。
なお、規制ベルト55は、規制ベルト用布57を二つ折りして、形成されている。また、連結ベルト42は、連結ベルト用布50を、二枚重ねとして、相互に縫合して、形成されている。
第1基布38、第2基布39、第3基布40、連結ベルト用布50、及び、規制ベルト用布57は、可撓性を有したポリアミドやポリエステル等の織布から形成されている。また、第1基布38や第3基布40の流入用開口24aの周縁には、補強のために、円環状の補強布(図符号省略)を設けてもよい。
エアバッグ21の製造は、まず、第1基布38や第3基布40に、予め、流入用開口24aと取付孔24bとを設け、さらに、予め形成しておいた連結ベルト42と規制ベルト55との元部端43,55aを、第2基布39や第1基布38の所定位置に縫合しておく。そして、第3基布40における一次膨張バッグ部29の前側壁30aを、縫合により、第1基布38におけるエアバッグ21の内周面側となる二次膨張バッグ部34の前壁部26に、縫合部位26a,26aを設けて、結合させ、ついで、第3基布40における一次膨張バッグ部29の前側壁30aと後側壁30bとの外周縁相互を重ねて縫合し、一次膨張バッグ部29を形成しておく。
ついで、第1基布38の前壁部26と後壁部27とを重ねるように、底壁部24の部位で第1基布38を折って、重ねた左右の縁25a,25b相互を縫合するとともに、第2基布39の外周縁を、対応する第1基布38の上縁に縫合し、エアバッグ21を袋状に形成する。そして、縫合代がエアバッグ21の外周側に露出しないように、二次膨張バッグ部34の流入用開口24aを利用して、一次膨張バッグ部29を内部に入れながら、二次膨張バッグ部34を裏返せば、エアバッグ21を得ることができる。
そして、エアバッグ装置Mの二輪車1への搭載の概略を述べると、先ず、ボルト59aを取付孔24bからエアバッグ21外に突出させるように、リテーナ59をエアバッグ21内にいれて、エアバッグ21を折り畳む。この折り畳みでは、ケース64の左右方向や前後方向の寸法に対応するように、エアバッグ21を折り畳む。
すなわち、図7のAに示すように、まず、天井壁部28を平らに展開させつつ後壁部27上に載せて、前壁部26と後壁部27とを重ねる。ついで、図7のBに示すように、連結ベルト42の元部端43を折り畳まないように、左右の縁25a,25b側から、天井壁部28側で、巻くようにロール折りして、エアバッグ21を折り畳む。その後、図7のCに示すように、エアバッグ21を蛇腹折りして、連結ベルト42の元部端43側を、底壁部24の流入用開口24aの上方に重ねれば、エアバッグ21の折り畳みを完了させることができる。
この時、実施形態では、折り畳まれたエアバッグ21の左右方向の幅寸法W3は、収納部位14内に円滑に収納されるように、支持材70の上端70aの左右方向の幅寸法W1より小さくしている。また、折り畳まれたエアバッグ21の左右方向の幅寸法W3は、連結ベルト42の元部端43を折り畳まないことから、連結ベルト42の元部端43の左右方向の幅寸法W2より大きく、設定されている(W2<W3<W1)。具体的には、実施形態の場合、幅寸法W3は、150mmとして、120mmの元部端43の幅寸法W2より大きく、160mmの支持材70の幅寸法W1より小さく設定されている。
なお、実施形態の場合、収納部位14の左右方向の幅寸法W0は、166mmとしている。ちなみに、この166mmの数値の部位は、円滑に、支持材70が収納部位14から突出するように、支持材70の上方に配置された扉部18の開いた際の開口17bの部位の数値であり、収納部位14の内部空間の左右方向の幅寸法W0H(図3参照)は、さらに大きな寸法の約178mmとしている。
そして、折り畳みを完了したエアバッグ21は、折り崩れしないように、破断可能な図示しないラッピング材で包んでおく。ちなみに、連結ベルト42や規制ベルト55は、先端45,55b側を、ラッピング材から突出させるとともに、リテーナ59の各ボルト59aも、ラッピング材から突出させておき、さらに、エアバッグ21の流入用開口24aも、インフレーター62を挿入可能となるように、開口させておく。
ついで、折り畳みを完了したエアバッグ21は、各ボルト59aを底壁部65から突出させるようにして、ケース64内に収納し、各ボルト59aをフランジ部62bに挿通させつつ、ケース64の底壁部65の下方から、インフレーター62を、ケース64内に挿入させ、各ボルト59aにナット60を締結する。
その後、規制ベルト55のループ状の下端(先端)55bを固定杆68に連結させるとともに、ケース64を、ブラケット4や取付ベース5に取り付け、さらに、連結ベルト42の先端45の左右の各取付部48を、フレーム3側に取り付け済みの支持材70の横部材72における左側部72aや右側部72bに対して、下面73b側から前面73a側に巻き付ける。さらに、各取付部48に当板52,52を当て、ボルト53を、挿通孔52aや取付孔48aを経て、締結孔74に締結して、各取付部48を左側部72aや右側部72bに取り付ければ、連結ベルト42の先端45を、支持材70に固着することができる。
その後、インフレーター62に、所定の作動信号を入力させるリード線を結線するとともに、シート12やカバー16を装着すれば、エアバッグ装置Mを二輪車1に搭載することができる。
そして、実施形態の二輪車1では、走行時に四輪自動車等と衝突して、エアバッグ装置Mが作動すれば、エアバッグ21の流入用開口24aに挿入されたインフレーター62が、各ガス吐出口62aから膨張用ガスGを吐出させることから、膨張用ガスGを流入させたエアバッグ21は、図8〜12に示すように、カバー16の扉部18を押し開きつつ、シート12に着座した乗員Dの左右の脚部K間付近の収納部位14から、上方側へ展開膨張して、前方側へ移動する乗員Dの上半身Uを拘束可能な形状に膨張を完了させる。
その際、エアバッグ21の一次膨張バッグ部29が、膨張用ガスGを流入させて膨張すれば、図8〜10に示すように、供給口31より上方部位にガス溜り部32を形成し、ガス溜り部32の上昇に伴い、収納部位14から上方へ突出しつつ、連結ベルト42によって連結させた支持材70を、引き上げることとなる。
すなわち、エアバッグ21は、連結ベルト42を引っ張りつつ上方へ膨張することから、支持材70を引き上げ完了位置(エアバッグ21の支持位置)SPまで引き上げて、膨張を完了させることとなる。そして、膨張を完了させたエアバッグ21が乗員Dの上半身Uを受け止めることとなっても、図11に示すように、エアバッグ21の前面21c側には支持材70が配置されており、エアバッグ21は、前方移動せず、クッション性良く、乗員Dの上半身Uを受け止めることができる。
この時、図12に示すように、二輪車1が斜突して、乗員Dが斜め方向からエアバッグ21の上端21t側に当接しても、エアバッグ21の上端21t側には、支持材70の上端70aに連結された幅広の連結ベルト42の元部端43が結合されている。そのため、支持材70の上端70aの横部材72に連結された連結ベルト42が、エアバッグ21の上端21t側の左右方向へのずれを抑制する。特に、エアバッグ21の上端21tに連結された連結ベルト42は、その元部端43の左右方向の幅寸法W2を、支持材70の上端70aの左右方向の幅寸法W1の7割以上として、広くしていることから、エアバッグ21の上端21t側の左右方向へ回転するようなずれを抑制できる。ちなみに、元部端43の左右方向の幅寸法W2が、支持材70の上端70tの左右方向の幅寸法W1の5〜6割程度と小さければ、図12の二点鎖線に示す実施形態のエアバッグ21と相違して、図12の一点鎖線に示す比較例のエアバッグ21のように、乗員Dの受止時に、左右方向に大きく回転するようにずれて、乗員Dがエアバッグに接触して受け止められるまでに、時間がかかってしまう。
さらに、実施形態では、連結ベルト42が、元部端43の幅寸法W2を、支持材70の上端70aの左右方向の幅寸法W1の9割を超えないように、構成しており、支持材70の迅速な引き上げを阻害することも無い。ちなみに、連結ベルト42の元部端43が、支持材70の上端70aの幅寸法W1と同等、あるいは、支持材70の上端70aの幅寸法W1より大きければ、支持材70の迅速な引き上げを阻害してしまう。すなわち、エアバッグ21の膨張時における支持材70の引き上げ初期、連結ベルト42の元部端43付近では、連結ベルト42を介在させて、エアバッグ21の上端21tが支持材70の上端70a上に乗り上げ易く、図9,10の一点鎖線に示す比較例のように、その乗り上げた部位21uが、前方に大きく膨らめば、瞬間的に、下方への押圧力を作用させて、支持材70の上昇を抑制してしまう。そして、連結ベルト42の元部端43が、支持材70の上端70aの幅寸法W1と同等以上としていれば、その幅広の連結ベルト42の元部端43を介在させて、エアバッグ21の上端21tにおける支持材70の上端70aより左右に延びた部位も、支持材70の上方で前方側に膨らんで、図9,10の一点鎖線に示す比較例のように、乗り上げ部位21uとともに、支持材70を下方へ押圧するような作用を生じさせることとなって、支持材70の迅速な引き上げを阻害してしまう。そのため、連結ベルト42の元部端43が、実施形態のように、支持材70の上端70aの幅寸法W1の9割以下であれば、膨張時のエアバッグ21における支持材70の上端70aへの乗り上げ部位21v(図9の二点鎖線参照)が、少なくなって、支持材70への下方への押圧力を作用させ難くなり、エアバッグ21は、支持材70の迅速な引き上げを阻害しない。
したがって、実施形態のエアバッグ装置Mでは、連結ベルト42の元部端43の幅寸法W2を所定範囲に設定するだけで、エアバッグ21による迅速な支持材70の引き上げを阻害すること無く、簡便に、乗員受止時のエアバッグ21の左右へのずれを抑制することができる。
また、実施形態のエアバッグ装置Mのエアバッグ21では、支持材70の後方で折り畳まれて収納される左右方向の幅寸法W3(実施形態では150mm)が、連結ベルト42の元部端43の左右方向の幅寸法W2(実施形態では120mm)より大きく、かつ、支持材70の上端70aの左右方向の幅寸法W1(実施形態では160mm)より小さく設定されている。このような構成では、支持材70の上端70a側を収納する収納部位14の幅寸法W0(実施形態では1660mm)内に収納される範囲内で、かつ、エアバッグ21の上端21t側に結合される連結ベルト42の元部端43を折り畳まない状態で、エアバッグ21を折り畳むことができ、エアバッグ21の折り畳みを円滑に行うことができる。すなわち、エアバッグ21の折り畳み時の左右方向の幅寸法W3を、連結ベルト42の元部端43の幅寸法W2より小さくする場合には、連結ベルト42の元部端43も折り畳むこととなって、嵩張り、また、リバウンドするような折り崩れも発生し易くなって、エアバッグ21をコンパクトに折り畳むことが困難となってしまう。さらに、エアバッグ装置Mの支持材70等の収納部位14は、省スペースの観点から、剛性を有した支持材70に合わせて、左右方向の幅寸法W0が設定されており、エアバッグ21が、折り畳んだ幅寸法W3を、支持材70の上端70aの左右方向の幅寸法W1より小さくしていれば、折り畳んだエアバッグ21は、確実に、収納部位14より幅寸法W3を小さくできて、容易に、収納部位14に収納することができる。
なお、実施形態では、膨張完了時のエアバッグ21を支持する支持材70として、縦部材71と横部材72とを備えたT字形状のものを例示したが、支持材としては、左右に分離した二本の縦部材と、二本の縦部材の上端相互を連結する横部材と、を備えた逆U字状に構成したもの、あるいは、厚さ方向を前後方向に沿って配置させた長方形等の板状に構成したもの、等を利用しても良い。
また、実施形態では、エアバッグ21内に、インナバッグのような一次膨張バッグ部29を設けた場合を示したが、膨張時のエアバッグが、支持材70を円滑に引き上げることができれば、エアバッグ内には、インナバッグのような一次膨張バッグ部29を設けなくとも良い。
さらに、実施形態では、エアバッグ装置Mを、スクータ型の二輪車1に搭載した場合を示したが、他のスポーツバイクタイプ等の自動二輪車に、本発明のエアバッグ装置を搭載してもよい。
1…(自動)二輪車、
12…シート、
14…収納部位、
21…エアバッグ、
21c…前面、
21t…上端、
42…連結ベルト、
43…元部端、
45…先端、
70…支持材、
70a…上端、
70b…後面、
63c…下面、
G…膨張用ガス、
D…乗員、
K…脚部、
W1…(支持材の上端の左右方向の)幅寸法、
W2…(連結ベルトの元部端の左右方向の)幅寸法、
W3…(折り畳んだエアバッグの左右方向の)幅寸法。

Claims (2)

  1. 膨張用ガスの流入時、シートに着座した乗員の左右の脚部の間付近に設けられた収納部位から上方側へ展開膨張して、前方側へ移動する乗員を受け止め可能に膨張を完了させるエアバッグと、
    膨張完了時の前記エアバッグの前面側を支持可能に、前記エアバッグの前方側に配置される支持材と、
    を備えて構成されるとともに、
    前記エアバッグが、前記支持材を引き上げる駆動源として、前記支持材を前記収納部位から引き上げ可能に、前記支持材の上端に連結される可撓性を有した帯状の連結ベルトを、膨張完了時の前面の上端側における左右方向の中央に結合させている構成の自動二輪車用エアバッグ装置であって、
    前記連結ベルトが、先端を前記支持材の上端の幅方向の略全域に連結させるとともに、前記エアバッグと結合される元部端の左右方向の幅寸法を、前記支持材の上端の左右方向の幅寸法の7〜9割の範囲内として、構成されていることを特徴とする自動二輪車用エアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグが、前記支持材の後方で折り畳まれて収納されて、折り畳まれた左右方向の幅寸法を、前記連結ベルトの元部端の左右方向の幅寸法より大きく、かつ、前記支持材の上端の左右方向の幅寸法より小さく設定して、配設されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車用エアバッグ装置。
JP2010107184A 2010-05-07 2010-05-07 自動二輪車用エアバッグ装置 Active JP5518564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010107184A JP5518564B2 (ja) 2010-05-07 2010-05-07 自動二輪車用エアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010107184A JP5518564B2 (ja) 2010-05-07 2010-05-07 自動二輪車用エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011235693A JP2011235693A (ja) 2011-11-24
JP5518564B2 true JP5518564B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=45324169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010107184A Active JP5518564B2 (ja) 2010-05-07 2010-05-07 自動二輪車用エアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5518564B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101667476B1 (ko) * 2015-02-23 2016-10-19 전북대학교산학협력단 이륜차의 사이드 에어백 시스템
JP7444111B2 (ja) * 2020-03-30 2024-03-06 豊田合成株式会社 乗員保護装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051422A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Toyoda Gosei Co Ltd 自動二輪車用エアバッグ装置
JP5223118B2 (ja) * 2009-09-29 2013-06-26 豊田合成株式会社 自動二輪車用エアバッグ装置
JP5494195B2 (ja) * 2010-04-30 2014-05-14 豊田合成株式会社 自動二輪車用エアバッグ装置
JP2011230734A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Toyoda Gosei Co Ltd 自動二輪車用エアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011235693A (ja) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4946858B2 (ja) 側突用エアバッグ装置
JP5125847B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP4468882B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP2007230395A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP5817684B2 (ja) エアバッグ装置
JP2008081002A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
KR20120099012A (ko) 에어백 장치
JP2006137322A (ja) 歩行者用エアバッグ装置
WO2007083422A1 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2006176091A (ja) 助手席用エアバッグ
JP5518564B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP4900255B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP4900235B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP5359701B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP4525484B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP5223118B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP6502974B2 (ja) エアバッグ装置
JP5223115B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP6747359B2 (ja) 歩行者用エアバッグ装置
JP2006327360A (ja) 歩行者用エアバッグ装置
JP6540504B2 (ja) バイク用エアバッグ
JP6554917B2 (ja) 運転席用エアバッグ及び運転席用エアバッグ装置
JP4586588B2 (ja) 歩行者用エアバッグ装置
JP2011051422A (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP5494195B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5518564

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250