JP2010171835A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツ関連情報の表示中に表示部がスリープ状態へ移行する、という事態を抑制し、ユーザがコンテンツ関連情報を閲覧する際の使い勝手がよい通信装置を提供すること。
【解決手段】RSS取得処理によれば、新着記事から抽出されるコンテンツ関連情報の表示が終了するまでに要する時間が表示必要時間として決定されるので、新着記事から抽出されるコンテンツ関連情報の表示中に表示パネル50がスリープ状態へ移行する、という事態を確実に抑制できる。スリープ状態への移行禁止が必要以上に長引くことが抑制され、省電力を実現できる。
【選択図】図4

Description

本発明は通信装置に関するものである。
様々なコンテンツがネットワーク上で公開されている。各コンテンツのURL(Uniform Resource Locator)と各コンテンツのタイトルとを含む記事を複数備えたコンテンツ要約情報を公開しているサーバが存在する。コンテンツ要約情報の一例として、例えば、フィード情報(Feed)を挙げることができる。フィード情報のフォーマットとしては、例えば、RSS(Resource Description Framework Site Summary)やAtomが存在する(例えば、特許文献1参照)。
非特許文献1には、RSS形式のフィード情報(RSSフィード情報)をサーバから取得するリーダ(RSSリーダ)が記載されている。非特許文献1に記載されるRSSリーダは、サーバから取得したRSSフィード情報が備えた記事に含まれるタイトルを電光掲示板のようにスクロール表示する。
一方、省電力化を図るために、各種の通信装置にスリープ機能を設けることが知られている。スリープ機能とは、無操作状態がある一定期間続いた場合など、ある一定の条件が満たされる場合に、例えば表示部のバックライトを消すことにより、電力の消費を抑えた待機状態に移行させる機能である。
特開2008−165692号公報
小津智幸、"RSS対応サイトの配信記事タイトルを電光掲示板風に表示「Dirty News Reader」"、[Online]、平成16年5月26日、Impress Corporation、[平成20年7月29日検索]、インターネット、<http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/05/26/dirtynewsreader.html>
しかしながら、RSSフィード情報が備えた記事に含まれるタイトルなど(コンテンツ関連情報の一例)を表示するタイミングと、スリープ状態への移行タイミングとが、互いに無関係に制御されると、コンテンツ関連情報の表示中に、通信装置がスリープ状態へ移行してしまうという事態が発生し得る。スリープ状態へ移行し、例えば表示部のバックライトが消されると、ユーザにとっては、表示部に表示されたコンテンツ関連情報を読み取ることが困難となるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、コンテンツ関連情報の表示中に表示部がスリープ状態へ移行する、という事態を抑制し、ユーザがコンテンツ関連情報を閲覧する際の使い勝手がよい通信装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の通信装置は、コンテンツのタイトルを少なくとも含むコンテンツ情報を1つ以上備えたコンテンツ要約情報を位置情報に基づき記憶する装置にアクセス可能であって、前記コンテンツ情報に含まれる情報を表示する表示部と、所定の条件が成立すると前記表示部をスリープ状態へ移行させるスリープ移行手段とを備えるものであって、前記位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて前記コンテンツ要約情報を定期的に取得する要約情報取得手段と、前記要約情報取得手段により取得される前記コンテンツ要約情報が備えるコンテンツ情報に含まれる情報を、コンテンツ関連情報として抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記コンテンツ関連情報を前記表示部に順次表示させる表示手段と、前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示に要する表示必要時間を決定する決定手段と、前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示を開始してから前記表示必要時間が経過するまでの間、前記スリープ移行手段による前記表示部のスリープ状態への移行を禁止する禁止手段とを備える。
上記の「位置情報」という用語は、ネットワーク上の情報の位置を特定することができるあらゆる情報を含む概念である。位置情報の一例として、例えば、URL等を挙げることができる。また、上記の「タイトル」は、コンテンツの全体の文字列よりも少ない文字列であって、コンテンツの内容を反映している文字列を意味する。
請求項2記載の通信装置は、請求項1記載の通信装置において、前記抽出手段は、前記要約情報取得手段により取得される前記コンテンツ要約情報が備えるコンテンツ情報のうち、前記要約情報取得手段による前回の取得処理時に取得されていない新着コンテンツ情報から、前記コンテンツ関連情報を抽出するものであり、前記決定手段は、前記抽出手段により抽出される前記コンテンツ関連情報の表示に要する時間を、前記表示必要時間として決定する。
請求項3記載の通信装置は、請求項1または2に記載の通信装置において、前記決定手段は、前記抽出手段により抽出される前記コンテンツ関連情報を構成する文字の個数に対応した時間を、前記表示必要時間として決定する。
請求項4記載の通信装置は、請求項1から3のいずれかに記載の通信装置において、スリープ移行時間を記憶するスリープ移行時間記憶手段と、前記通信装置に対する操作が行われないまま経過した経過時間をカウントする計時手段と、前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示を開始する前に、前記計時手段によりカウントされる前記経過時間が前記スリープ移行時間に到達するまでの残り時間と、前記決定手段により決定される前記表示必要時間との大小関係を比較する残り時間比較手段とを備え、前記禁止手段は、前記残り時間比較手段により前記表示必要時間が前記残り時間よりも大きいと判断される場合、前記スリープ移行時間記憶手段に記憶されるスリープ移行時間を前記表示必要時間で更新し、且つ前記計時手段によりカウントされる前記経過時間をリセットするものであり、前記スリープ移行手段は、前記計時手段によりカウントされる経過時間が前記スリープ移行時間記憶手段に記憶される時間を超えると、前記表示部をスリープ状態へ移行させる。
請求項5記載の通信装置は、請求項4記載の通信装置において、ユーザにより前記通信装置に対する操作が行われると、前記計時手段によりカウントされる前記経過時間をリセットすると共に、前記スリープ移行時間記憶手段が記憶する時間を、予め定められたスリープ移行時間で更新する時間更新手段を備える。
請求項6記載の通信装置は、請求項4または5記載の通信装置において、前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示を開始する前に、前記表示部がスリープ状態であるかを判断するスリープ中判断手段と、前記スリープ中判断手段により、前記表示部がスリープ中であると判断される場合、前記表示部のスリープ状態を解除するスリープ解除手段とを備え、前記禁止手段は、前記スリープ解除手段により前記表示部のスリープ状態を解除する場合、前記スリープ移行時間記憶手段に記憶される予め定められたスリープ移行時間を、前記表示必要時間で更新し、且つ前記計時手段によりカウントされる前記経過時間をリセットする。
請求項1記載の通信装置によれば、コンテンツ関連情報の表示を開始してから表示必要時間が経過するまでの間、表示部のスリープ状態への移行が禁止されるので、コンテンツ関連情報の表示中に表示部がスリープ状態へ移行する、という事態を抑制できるという効果がある。その結果、ユーザがコンテンツ関連情報を閲覧する際の使い勝手がよい通信装置を提供できる。
請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加え、新着コンテンツ情報から抽出されるコンテンツ関連情報の表示に要する時間が、前記表示必要時間として決定されるので、新着コンテンツ情報から抽出されるコンテンツ関連情報の表示中に表示部がスリープ状態へ移行する、という事態を抑制できるという効果がある。
請求項3記載の通信装置によれば、請求項1または2に記載の通信装置の奏する効果に加え、コンテンツ関連情報を構成する文字の個数に対応した時間が前記表示必要時間として決定されるので、コンテンツ関連情報を構成する文字の個数に応じた適切な表示必要時間を決定することができる。その結果、コンテンツ関連情報の表示中に表示部がスリープ状態へ移行する、という事態をより確実に抑制できるという効果がある。
請求項4記載の通信装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の通信装置の奏する効果に加え、表示必要時間が残り時間よりも大きいと判断される場合、スリープ移行時間記憶手段に記憶されるスリープ移行時間が、表示必要時間で更新され、且つ計時手段によりカウントされる経過時間がリセットされるので、表示必要時間の間、表示部のスリープ状態への移行が禁止される。その結果、コンテンツ関連情報の表示中に表示部がスリープ状態へ移行する、という事態を確実に抑制できるという効果がある。また、表示必要時間の経過後は表示部がスリープ状態へ移行するので、スリープ状態への移行禁止が、必要以上に長引くことが抑制され、省電力を実現できるという効果がある。
請求項5記載の通信装置によれば、請求項4記載の通信装置の奏する効果に加え、ユーザにより通信装置に対する操作が行われると、経過時間がリセットされると共に、スリープ移行時間記憶手段が記憶する時間が、予め定められたスリープ移行時間で更新されるので、コンテンツ関連情報表示のために、スリープ移行時間記憶手段に記憶されるスリープ移行時間が表示必要時間で更新された場合であっても、スリープ状態への移行タイミングを、予め定められたスリープ移行時間に応じたものに戻すことができるという効果がある。
なお、「ユーザにより通信装置に対する操作が行われる」とは、前記通信装置に設けられたキーなどに対し操作が行われる場合に限られず、例えば、プリント実行などのコマンドを外部装置から入力するためにユーザが外部装置を操作する場合も含む。
請求項6記載の通信装置は、請求項4または5に記載の通信装置の奏する効果に加え、コンテンツ関連情報の表示を開始する前にスリープ状態であると判断される場合、スリープ状態が解除され、表示必要時間分、表示部のスリープ状態への移行が禁止される。その結果、コンテンツ関連情報をユーザに視認させることができると共に、コンテンツ関連情報の表示中に表示部がスリープ状態へ移行する、という事態を抑制できるという効果がある。また、表示必要時間が経過するとスリープ状態へ移行するので、スリープ状態への移行禁止が、必要以上に長引くことが抑制され、省電力を実現できるという効果がある。
本発明の一実施形態である多機能機の構成を示すブロック図である。 (a)は、フィード情報の構成と、フィード情報に含まれる記事の1つの構成とを模式的に示す図であり、(b)は、新着記事の特定方法を説明する図である。 表示パネルの画面内容の一例を示す模式図である。 コンテンツ関連情報の表示に要する表示必要時間と、スリープ状態の移行タイミングとの関係を示す図である。 多機能機において実行されるRSS取得処理を示すフローチャートである。 (a)は多機能機において実行されるスリープ移行処理を示すフローチャートであり、(b)は多機能機において実行されるユーザ操作時処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明における通信装置の一実施形態である多機能機10の構成を示すブロック図である。本実施形態の多機能機10は、図示しないコンテンツ提供サーバ(コンテンツ要約情報を位置情報に基づき記憶する装置の一例)にアクセス可能に構成されている。ここで、コンテンツ提供サーバは、1または複数のサイトを公開しており、各サイトは、複数のコンテンツを含んでいる。そして、コンテンツ提供サーバは、RSS形式のフィード情報(コンテンツ要約情報の一例)を記憶している。フィード情報の詳細については、図2を参照して後述するが、フィード情報は、サイトが含んでいるコンテンツの要約情報に相当する記事(コンテンツ情報の一例)を複数、備える(含む)ものである。
多機能機10は、予め設定されているフィード情報の取得頻度に応じて、コンテンツ提供サーバからフィード情報を取得し、取得したフィード情報に含まれる記事の例えばタイトルを、コンテンツ関連情報として表示パネル50(表示部の一例)に表示する。なお、多機能機10は、FAX受信のために常時電源が入っているが、省電力化を図るため、所定の条件が成立すると、表示パネル50のバックライトを消去してスリープ状態へ移行するように構成されている。詳細は後述するが、本実施形態の多機能機10は、コンテンツ関連情報の表示中に表示パネル50がスリープ状態へ移行する、という事態を抑制できるように構成されている。
多機能機10は、制御部12と、表示パネル50と、キーパッド52と、印刷部54と、スキャン部56と、FAX部58と、ネットワークインターフェイス60と、PSTNインターフェイス62と、スピーカ64とを有する。制御部12は、CPU14と、ROM16と、RAM18と、NVRAM20とを有する。
CPU14は、ROM16に記憶されている各プログラム16a,16bに従って様々な処理を実行する。ROM16は、基本機能プログラム16aと、フィード情報処理プログラム16bとを記憶している。
基本機能プログラム16aは、多機能機10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。基本機能プログラム16aは、例えば、印刷部54、スキャン部56、FAX部58等を制御するためのプログラムを含んでいる。CPU14は、基本性能プログラム16aに従い、図6に示すスリープ移行処理等を実行する。
フィード情報処理プログラム16bは、コンテンツ提供サーバ(図示せず)からフィード情報を取得し、表示パネル50で表示するための情報(以下、「表示用データ」と称する)を作成し、表示するためのプログラムである。CPU14は、フィード情報処理プログラム16bに従い、図5に示すRSS取得処理を実行する。
RAM18は、基本機能ワーク領域18aと、更新情報記憶領域18bと、スリープ移行カウンタ18cと、スリープ移行時間記憶領域18dとを有する。基本機能ワーク領域18aは、基本機能プログラム16aに従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。更新情報記憶領域18bは、後述するRSS取得処理(図5)を実行することにより取得したフィード情報を記憶するための記憶領域である。
スリープ移行カウンタ18cは、多機能機10が最後に操作されてからの経過時間をカウントする。すなわち、多機能機10に対する操作が行われないまま経過した経過時間をカウントするものであり、計時手段の一例に相当する。
スリープ移行時間記憶領域18dは、スリープ移行時間を記憶する記憶領域であり、スリープ移行時間記憶手段の一例に相当する。本実施形態において、「スリープ移行時間」は、例えば、「20分」など時の長さを表す値であるものとして説明するが、これに代えて、例えば「21:30」などの時刻が「スリープ移行時間」として記憶されるように構成しても良い。本実施形態の多機能機10は、スリープ移行カウンタ18cの値が、スリープ移行時間を超えると、スリープ状態へ移行するように構成されている。なお、スリープ移行時間記憶領域18dには、ユーザにより予め定められたスリープ移行時間が記憶されるが、コンテンツ関連情報を表示パネル50に表示する間は、スリープ状態への移行を禁止するため、一時的に、後述する表示必要時間に更新される場合がある。
NVRAM20は、基本機能パラメータ記憶領域20aと、URL記憶領域20bと、ユーザ設定スリープ移行時間記憶領域20cと、前回取得情報記憶領域20dと、表示情報種類記憶領域20eとを有する。基本機能パラメータ記憶領域20aは、CPU14が基本機能プログラム16aに従って処理を実行する際に利用される各種パラメータ(例えば印刷設定、スキャン設定等)を記憶するための記憶領域である。
URL記憶領域20bは、フィード情報URL(位置情報の一例)を記憶するための記憶領域である。コンテンツ提供サーバは、フィード情報URLに基づきフィード情報を記憶する。コンテンツ提供サーバにアクセスしてコンテンツ提供サービスを受けるために、ユーザは、フィード情報URLをこの記憶領域に登録する。URL記憶領域20bが位置情報記憶手段の一例に相当する。
ユーザ設定スリープ移行時間記憶領域20cは、ユーザが設定したスリープ移行時間を記憶する記憶領域である。ユーザは、例えば「20分」など、任意の時間をスリープ移行時間として設定することができる。なお、ユーザ設定スリープ移行時間記憶領域20cに記憶されるスリープ移行時間が、予め定められたスリープ移行時間の一例に相当する。多機能機10の電源起動時、およびユーザにより多機能機10に対する操作が行われた場合、このユーザ設定スリープ移行時間記憶領域20cに記憶されたスリープ移行時間が、スリープ移行時間記憶領域18dに書き込まれる。
前回取得情報記憶領域20dは、前回取得したフィード情報を記憶する記憶領域である。表示情報種類記憶領域20eは、表示パネル50に表示すべき情報の種類を記憶する記憶領域である。詳細は図2を参照して後述するが、フィード情報に含まれる各記事は、複数種類の情報(コンテンツタイトル文字列、コンテンツ更新日時情報等)から構成されている。各記事に含まれる情報のうち、表示種類記憶領域20eに記憶されている種類の情報が、表示パネル50に表示される。
表示パネル50は、様々な情報を表示することができる液晶表示装置である。キーパッド52は、複数のキーによって構成される。ユーザは、キーパッド52を操作することによって様々な指示や情報を多機能機10に入力することができる。
印刷部54は、インクジェットタイプ、レーザタイプ等の印刷機構を有する。スキャン部56は、CCD、CIS等の読取機構を有する。FAX部58は、FAX通信を実行するための各種動作を実行する。ネットワークインターフェイス60は、インターネット回線61に接続されている。多機能機10は、インターネット回線61を介して、コンテンツ提供サーバ(図示せず)にアクセス可能である。
PSTNインターフェイス62は、図示省略しているPSTN(Public Switched Telephone Network)に接続されている。PSTNは、FAX通信や電話通信を行なう際に利用される。
図2を参照して、多機能機10がコンテンツ提供サーバから取得するフィード情報について説明する。図2(a)は、フィード情報の構成と、フィード情報に含まれる記事の1つの構成とを模式的に示す図である。図2(a)に示すように、フィード情報は、フィード情報更新日時等を表す情報に加えて、コンテンツ提供サーバが公開するサイトに含まれるコンテンツの要約情報に相当する記事を複数含んでいる。そして、各記事は、コンテンツタイトル文字列、コンテンツ更新日時情報、コンテンツ要約文字列、コンテンツURLを含む。ただし、記事は、さらに別の種類の情報を含む構成であっても良い。
コンテンツタイトル文字列(タイトルの一例)は、コンテンツの内容を反映している文字列である。コンテンツ更新日時情報は、コンテンツ提供サーバにおいてコンテンツが更新された日時に関する情報である。また、コンテンツ要約文字列は、コンテンツの内容が反映された文字列であり、コンテンツタイトル文字列よりも多く、コンテンツ全体の文字列よりも少ない文字列で構成される。また、コンテンツURLは、コンテンツを取得するためのURLである。
多機能機10は、このような記事を含むフィード情報をコンテンツ提供サーバから定期的に取得し、取得したフィード情報に含まれる記事の概要をユーザに視認させるために、記事から抽出されるコンテンツ関連情報を表示パネル50に表示する。ただし、本実施形態の多機能機10においては、取得したフィード情報に含まれる記事のすべてからコンテンツ関連情報を抽出するのではなく、新着の記事(以下、新着記事と称する。新着コンテンツ情報の一例に相当)のコンテンツ関連情報のみを表示パネル50に表示することとしている。
図2(b)は、新着記事の特定方法を説明する図である。多機能機10は、後述するRSS取得処理(図5)によって、フィード情報を定期的に取得し、取得したフィード情報を更新情報記憶領域18bに格納する。すなわち、更新情報記憶領域18b(図1)には、RSS取得処理で取得した最新のフィード情報が格納される。一方、前回取得情報記憶領域20dには、前回のRSS取得処理(すなわち直近のRSS取得処理より1回前に行われたRSS取得処理)で取得したフィード情報が記憶される。
したがって、多機能機10は、更新情報記憶領域18bに記憶されたフィード情報に含まれる各記事のコンテンツタイトル文字列と、前回取得情報記憶領域20dに記憶されたフィード情報に含まれる各記事のコンテンツタイトル文字列とを比較し、更新情報記憶領域18bに記憶された(フィード情報に含まれる)記事のうち、前回取得情報記憶領域20dに記憶された(フィード情報に含まれる)記事のコンテンツタイトル文字列と不一致であるコンテンツタイトル文字列を有する記事を、新着記事として特定することができる。
なお、上述した新着記事の特定方法は一例である。コンテンツタイトル文字列に基づいて新着記事を特定することに代えて、例えば、コンテンツ更新日時情報やコンテンツ要約文字列など他の情報が一致するか否かに基づいて新着記事を特定するように、多機能機10を構成しても良い。また、図2(b)には、1種類のフィード情報のみを図示しているが、複数のコンテンツURLが、URL記憶領域20b(図1参照)に登録されている場合には、複数のフィード情報が取得されるので、前回情報記憶領域20dおよび更新情報記憶領域18cには、それぞれ複数のフィード情報が格納される。
次に、図3を参照して、多機能機10が新着記事を取得した場合に、表示パネル50に表示される画面について説明する。図3は、待機状態における表示パネル50の画面内容の一例を示す模式図である。図3に示すように、待機状態における表示パネル50には、メニュー画面を開くため等に使用されるボタン160が表示される。また、表示パネル50には、フィード情報表示領域162が設けられる。多機能機10は、取得したフィード情報に新着記事が含まれる場合、その新着記事から抽出されるコンテンツ関連情報を、画面に向かって右側から左側へと流れる方向にフィード情報表示領域162において順次スクロール表示する。したがって、多機能機10のユーザは、表示パネル50に表示されるコンテンツ関連情報を視認することにより、新着記事の概要を知ることができる。
なお、コンテンツ関連情報をユーザにとって読みやすく表示するために、図3に示すように、例えば3個のスペース(3文字分のスペース)を、各コンテンツ関連情報間に配置するように構成しても良い。
ここで、コンテンツ関連情報の表示中に、表示パネル50のバックライトが消去されるスリープ状態へ移行すると、コンテンツ関連情報が視認し難くなる。よって、多機能機10は、コンテンツ関連情報の表示に必要な表示必要時間の間は、スリープ状態への移行が禁止されるように構成されている。
図4は、多機能機10における処理の概要を説明する図であって、多機能機10におけるコンテンツ関連情報の表示に要する表示必要時間と、スリープ状態の移行タイミングとの関係を示す図である。なお、図4に示す例では、スリープ移行時間記憶領域18dには、ユーザにより設定されていた「20分」がスリープ移行時間として予め記憶されているものとして説明する。この場合、最後にユーザ操作が行われてから20分を経過すると、多機能機10は表示パネル50をスリープ状態へ移行させる。
図4(a)は、最後にユーザ操作が行われてから10分経過後に、新着記事を取得した場合を説明する図である。この場合、コンテンツ関連情報を表示する前のある時点から、予め記憶されていたスリープ移行時間に到達するまでのスリープ移行残り時間(残り時間の一例)は10分間である。なお、「スリープ移行残り時間」は、例えば、スリープ移行時間記憶領域18dに記憶されたスリープ移行時間から、スリープ移行カウンタ18cによりカウントされた経過時間を減算することにより求められる。
また、図4(a)に示す例では、コンテンツ関連情報の表示に要する表示必要時間は、5分であるものとする。本実施形態では、表示すべきコンテンツ関連情報の文字の個数(文字数)に対応した時間を、表示必要時間として決定することとしている。具体的には、コンテンツ関連情報の文字数が多いほど、表示必要時間として大きい値(すなわち長い時間)を決定することとしている。表示すべきコンテンツ関連情報の文字数が多い場合には、抽出したコンテンツ関連情報を構成する全ての文字をスクロール表示するために、より長い時間を要するからである。
図4(a)に示すように、コンテンツ関連情報の表示を開始する前において、表示必要時間がスリープ移行残り時間以下である場合、多機能機10は、スリープ移行時間記憶領域18dに予め記憶されていたスリープ移行時間を変更しない。その結果、全てのコンテンツ関連情報を表示するまでスリープ状態へは移行せず、且つユーザが定めたスリープ移行時間に応じたタイミングで、表示パネル50がスリープ状態へ移行する。
一方、図4(b)に示す例のように、表示必要時間が残りスリープ移行時間よりも大きい(すなわち、表示必要時間を表す値がスリープ移行時間を表す値よりも大きく、より長い時間を表している)と判断される場合、多機能機10は、スリープ移行時間記憶領域18dに記憶されるスリープ移行時間を、コンテンツ関連情報の文字数に対応した表示必要時間で更新し、且つスリープ移行カウンタ18cによりカウントされる経過時間をリセットする。その結果、スリープ移行カウンタ18cのリセットから表示必要時間の間、表示パネル50のスリープ状態への移行が禁止される。換言すれば、コンテンツ関連情報の表示中に表示パネル50がスリープ状態へ移行する、という事態を防止できる。さらに、表示必要時間の経過後は、表示パネル50がスリープ状態へ移行するので、スリープ状態への移行禁止が、必要以上に長引くことが抑制され、省電力を実現できる。
また、図4(c)に示すように、コンテンツ関連情報の表示を開始する前に表示パネル50がスリープ状態であると判断される場合、多機能機10は、スリープ状態を解除し、スリープ移行時間記憶領域18dに記憶されるスリープ移行時間を表示必要時間で更新し、且つスリープ移行カウンタ18cによりカウントされる経過時間をリセットする。すなわち、表示必要時間分、表示パネル50のスリープ状態への移行を禁止する。その結果、表示パネル50のバックライトを点灯して、コンテンツ関連情報を視認しやすくすることができると共に、コンテンツ関連情報の表示中に表示パネル50がスリープ状態へ移行する、という事態を防止できる。また、表示必要時間の経過後は、表示パネル50がスリープ状態へ移行するので、スリープ状態への移行禁止が、必要以上に長引くことが抑制され、省電力を実現できる。
このように、本実施形態の多機能機10によれば、図4(a)から図4(c)に示すいずれの場合においても、コンテンツ関連情報の表示中に表示パネルがスリープ状態へ移行する、という事態を防止することができる。その結果、ユーザがコンテンツ関連情報を閲覧する際の使い勝手が良い。
図5は、CPU14が実行するRSS取得処理を示すフローチャートである。このRSS取得処理は、予め設定されているフィード情報の取得頻度に応じて定期的に実行される。
まず、CPU14は、ステップ(以下、ステップを省略する)S502を実行し、コンテンツ提供サーバにアクセスしてフィード情報を取得する(S502)。すなわち、URL記憶領域20b(図1)に記憶されているフィード情報URLに基づいてフィード情報を取得する。なお、取得されたフィード情報は更新情報記憶領域18bに記憶される。
次に、CPU14は、取得したフィード情報に含まれる各記事のコンテンツタイトル文字列(図2(a))を取得し(S504)、前回取得情報記憶領域20dに記憶されるフィード情報の各記事のコンテンツタイトル文字列を取得する(S506)。
次に、CPU14は、S502により今回取得したフィード情報に含まれる各記事のコンテンツタイトル文字列(更新情報記憶領域18bに記憶された各記事のコンテンツタイトル文字列)と、前回取得したフィード情報に含まれる各記事のコンテンツタイトル文字列(前回取得情報記憶領域20dに記憶された各記事のコンテンツタイトル文字列)とを比較し(S508)、今回取得した記事のうち、前回取得した記事のコンテンツタイトル文字列と不一致であるコンテンツタイトル文字列の記事を、新着記事として特定する(S510)。
次に、CPU14は新着記事数をカウントし(S512)、新着記事があったか否かを判断する(S514)。S514の判断が否定される場合(S514:No)、S540に移行する。すなわち、新着記事がないため、コンテンツ関連情報の表示は行わない。
一方、新着記事があると判断される場合(S514:Yes)、CPU14は、新着記事に含まれる情報のうち、表示対象として設定されている種類の情報を、コンテンツ関連情報として抽出する(S516)。ここでは、表示対象の情報の種類として「コンテンツタイトル文字列」が表示情報種類記憶領域20e(図1)に記憶されているものとして説明する。この場合、CPU14は、各新着記事に含まれるコンテンツタイトル文字列を、コンテンツ関連情報として抽出する。そして、CPU14は、S516において抽出したコンテンツ関連情報を連結して、表示用データを作成する(S518)。なお、表示パネル50において、図3に例示したようにコンテンツ関連情報間にスペースが配置される場合、各コンテンツ関連情報を所定個数のスペースを介して連結した表示用データを作成する。
なお、1つの記事当たりの最大表示文字数(例えば50文字)を予め定めるように構成しても良い。この場合は、S516の処理において各記事から抽出した情報から、さらに、最大表示文字数以下の文字列の情報をコンテンツ関連情報として抽出し、そのコンテンツ関連情報に基づいて表示用データを作成すれば良い。
次に、CPU14は、表示用データに含まれる文字の個数(文字数)をカウントし(S520)、予め設定されている表示速度を読み出す(S522)。ここで、「表示速度」とは、表示パネル50において、コンテンツ関連情報を表示する際のスクロール速度に相当するものであり、例えば、1文字が1秒間で移動する距離に相当する値である。なお、コンテンツ関連情報間にスペースが配置されない場合は、コンテンツ関連情報の文字数の合計がS520においてカウントされる。一方、コンテンツ関連情報間にスペースが配置される場合は、コンテンツ関連情報の文字数の合計に、コンテンツ関連情報間に配置されるスペースの個数を加算した数が、S520においてカウントされる。
次に、CPU14は、カウントした文字数を表示速度で除算した値を、コンテンツ関連情報の表示に要する表示必要時間として決定する(S524)。すなわち、コンテンツ関連情報を構成する文字の個数に対応した時間を、前記表示必要時間として決定する。図3を参照して説明したように、表示パネル50において、コンテンツ関連情報は順次スクロール表示される。よって、本実施形態では、各コンテンツ関連情報がそれぞれ1回表示される1周期分のスクロール表示が終了するまでに要する時間を、「表示に要する表示必要時間」として決定している。ただし、「表示に要する表示必要時間」とは、コンテンツ関連情報の表示を開始してから、複数周期分のスクロール表示が終了するまでに要する時間としても良い。例えば、各コンテンツ関連情報をN回(Nは2以上の整数)ずつ表示するように設定されている場合(すなわちスクロール表示をN回繰り返すように設定されている場合)は、コンテンツ関連情報の表示を開始してから、N周期分のスクロール表示を終了するまでに要する時間を、「表示に要する表示必要時間」としても良い。
次に、CPU14は、表示パネル50がスリープ状態であるかを判断する(S526)。コンテンツ関連情報の表示を開始する前に、表示パネル50がスリープ状態であると判断される場合(S526:Yes)、表示パネル50のスリープ状態を解除し(S530)、S532に移行する。
一方、S526の判断が否定される場合(S526:No)、次に、CPU14は、スリープ移行残り時間と、表示必要時間との大小関係を判断する(S528)。表示必要時間がスリープ移行残り時間以下であると判断される場合(S528:No)、図4(a)を参照して説明したように、スリープ移行時間記憶領域18d(図1参照)に記憶された時間を更新せず、新着記事のコンテンツ関連情報をスクロール表示する(S536)。
一方、表示必要時間がスリープ移行残り時間よりも大きいと判断される場合(S528:Yes)、または、表示パネル50のスリープ状態を解除した場合(S530)、図4(b),図4(c)を参照して説明したように、スリープ移行時間記憶領域18dに記憶されるスリープ移行時間を、表示必要時間で更新し(S532)、スリープ移行カウンタ18cによりカウントされる経過時間をリセットする(S534)。そして、CPU14は、表示用データに基づいて、新着記事から抽出されたコンテンツ関連情報を表示パネル50に順次表示させる(S536)。
詳細は図6を参照して後述するが、多機能機10は、スリープ移行カウンタ18cによりカウントされる経過時間が、スリープ移行時間記憶領域18dに記憶される時間を超えると、表示パネル50をスリープ状態へ移行させる。よって、S534の処理の後、コンテンツ関連情報の表示を開始することにより、コンテンツ関連情報の表示を開始してから表示必要時間が経過するまでの間、表示パネル50のスリープ状態への移行を禁止することができる。
なお、S536において、コンテンツ関連情報を表示する際に、スピーカ64(図1)から音を出力し、または表示パネル50のバックライトを点滅させるなど、新着記事の受信をユーザに報知するための処理を行うように、多機能機10を構成しても良い。このようにすれば、ユーザが多機能機10の近傍にいなくても、表示パネル50における新着記事のコンテンツ関連情報の表示をユーザに知らせることができる。
次に、CPU14は、表示用データに含まれる全ての文字の表示を終了したか否かを判断し(S538)、S538の判断が否定される間(S538:No)、S536から処理を繰り返す。一方、S538の判断が肯定されると(S538:Yes)、更新情報記憶領域18bに記憶された情報を、前回取得情報記憶領域20dにコピーし(S540)、この処理を終了する。
本実施形態のRSS取得処理によれば、新着記事から抽出されるコンテンツ関連情報の表示に要する時間が表示必要時間として決定されるので、新着記事から抽出されるコンテンツ関連情報の表示中に表示パネル50がスリープ状態へ移行する、という事態を確実に抑制できる。
また、コンテンツ関連情報を構成する文字の個数に対応した時間が表示必要時間として決定されるので、適切な表示必要時間を決定し、スリープ状態への移行禁止が必要以上に長引くことが抑制され、省電力を実現できる。
図6(a)は、CPU14が実行するスリープ移行処理を示すフローチャートである。本処理は、スリープ状態への移行を制御するための処理であり、多機能機10の電源が起動されると、CPU14が実行する。まず、CPU14は、スリープ移行時間が経過したか否かを判断する(S602)。具体的には、スリープ移行カウンタ18cの値が、スリープ移行時間を超えたか否かを判断する。S602の判断が否定される間(S602:No)、処理を待機する。
一方、S602の判断が肯定される場合(S602:Yes)、表示パネル50のバックライトを消去してスリープ状態へ移行し(S604)、S602の処理に戻る。
図4,図5を参照して説明したように、スリープ移行時間記憶領域18dに記憶されるスリープ移行時間は、コンテンツ関連情報を表示する際に、必要に応じて表示必要時間に更新される。よって、本実施形態の多機能機10によれば、コンテンツ関連情報が表示される間はスリープ状態への移行を禁止すると共に、適切なタイミングで表示パネル50をスリープ状態へ移行させ、省電力化を図ることができる。なお、本実施形態では、表示パネル50をスリープ状態へ移行させることについて言及しているが、同じタイミングでスキャン部56(図1)など他の構成への供給電源も遮断し、スリープ状態へ移行させるようにしても良い。
図6(b)は、CPU14が実行するユーザ操作時処理を示すフローチャートである。本処理は、ユーザ操作が行われた場合に、スリープ移行時間を更新するための処理であり、多機能機10の電源が起動されるとCPU14が実行する。まず、CPU14は、ユーザにより多機能機10に対する操作が行われたか否かを判断する(S606)。S606の判断が否定される間(S606:No)、処理を待機する。
一方、例えば、キーパッド52(図1)に対してユーザ操作が行われた場合、またはプリント実行などのコマンドが、ユーザ操作に基づいて外部装置から入力された場合は、ユーザにより多機能機10に対する操作が行われたと判断し(S606:Yes)、CPU14は、スリープ移行時間記憶領域18d(図1)が記憶する時間を、ユーザが予め定めたスリープ移行時間(すなわち、ユーザ設定スリープ移行時間記憶領域20cに記憶されたスリープ移行時間)で更新すると共に(S608)、スリープ移行カウンタ18c(図1)にカウントされる経過時間をリセットする(S610)。なお、フローチャートに図示はしないが、ユーザにより多機能記10に対する操作が行われ、且つ、その時点でスリープ状態にある場合、多機能機10は、表示パネル50のスリープ状態を解除する(スリープ状態から復帰する)。
本処理によれば、コンテンツ関連情報表示のために、スリープ移行時間記憶領域18dに記憶されるスリープ移行時間が表示必要時間で更新された場合であっても、スリープ状態への移行タイミングを、ユーザによって予め定められたスリープ移行時間に応じたものに戻すことができる。すなわち、コンテンツ関連情報の表示後は、ユーザにより多機能機10に対する操作が行われることを条件として、ユーザの好みに応じたタイミングでスリープ状態へ移行させることができる。
S502を実行するCPU14が要約情報取得手段の一例に相当する。S516を実行するCPU14が抽出手段の一例に相当する。S524を実行するCPU14が決定手段の一例に相当する。S526を実行するCPU14がスリープ中判断手段の一例に相当する。S528を実行するCPU14が残り時間比較手段の一例に相当する。S530を実行するCPU14がスリープ解除手段の一例に相当する。S532,S534を実行するCPU14が禁止手段の一例に相当する。S536を実行するCPU14が表示手段の一例に相当する。図6(a)に示す処理を実行するCPU14がスリープ移行手段の一例に相当する。図6(b)に示す処理を実行するCPU14が時間更新手段の一例に相当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、各新着記事のコンテンツタイトル文字列を表示することとしていた。すなわち、1種類の情報をコンテンツ関連情報として表示していたが、複数種類の情報を組み合わせた情報を、コンテンツ関連情報としても良い。また、コンテンツ要約文字列をコンテンツ関連情報として抽出する場合には、フィード情報に含まれる各記事のコンテンツ要約文字列が、例えば40字以内となるように、コンテンツ要約文字列の一部を省略した情報を、コンテンツ関連情報として抽出しても良い。
また、上記実施形態では、コンテンツ関連情報を構成する文字の個数に基づいて、表示必要時間を決定していたが、単に、新着記事件数に基づいて表示必要時間を決定することとしても良い。この場合、新着記事数が多くなるほど、表示必要時間が長くなるように、表示必要時間を決定すれば良い。
また、上記実施形態では、新着記事のみコンテンツ関連情報を表示するものとして説明したが、新着記事であるか否かに関わらず、取得したフィード情報の各記事からコンテンツ関連情報を抽出し、表示パネル50に順次スクロール表示するように構成する場合にも、本発明は適用可能である。また、取得したフィード情報に含まれる記事のうち、新着記事を優先的に表示し(すなわち先に表示し)、全ての新着記事の表示が終わった後に、新着ではない記事を表示するように多機能機10を構成しても良い。この場合、全ての新着記事の表示に要する時間を表示必要時間とするか、新着記事を含む全ての記事の表示に要する時間を表示必要時間とするかをユーザが適宜選択できるように構成しても良い。
10 多機能機
18c スリープ移行カウンタ
18d スリープ移行時間記憶領域
50 表示パネル

Claims (6)

  1. コンテンツのタイトルを少なくとも含むコンテンツ情報を1つ以上備えたコンテンツ要約情報を位置情報に基づき記憶する装置にアクセス可能であって、前記コンテンツ情報に含まれる情報を表示する表示部と、所定の条件が成立すると前記表示部をスリープ状態へ移行させるスリープ移行手段とを備える通信装置であって、
    前記位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて前記コンテンツ要約情報を定期的に取得する要約情報取得手段と、
    前記要約情報取得手段により取得される前記コンテンツ要約情報が備えるコンテンツ情報に含まれる情報を、コンテンツ関連情報として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記コンテンツ関連情報を前記表示部に順次表示させる表示手段と、
    前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示に要する表示必要時間を決定する決定手段と、
    前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示を開始してから前記表示必要時間が経過するまでの間、前記スリープ移行手段による前記表示部のスリープ状態への移行を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記抽出手段は、前記要約情報取得手段により取得される前記コンテンツ要約情報が備えるコンテンツ情報のうち、前記要約情報取得手段による前回の取得処理時に取得されていない新着コンテンツ情報から、前記コンテンツ関連情報を抽出するものであり、
    前記決定手段は、前記抽出手段により抽出される前記コンテンツ関連情報の表示に要する時間を、前記表示必要時間として決定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記決定手段は、前記抽出手段により抽出される前記コンテンツ関連情報を構成する文字の個数に対応した時間を、前記表示必要時間として決定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. スリープ移行時間を記憶するスリープ移行時間記憶手段と、
    前記通信装置に対する操作が行われないまま経過した経過時間をカウントする計時手段と、
    前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示を開始する前に、前記計時手段によりカウントされる前記経過時間が前記スリープ移行時間に到達するまでの残り時間と、前記決定手段により決定される前記表示必要時間との大小関係を比較する残り時間比較手段とを備え、
    前記禁止手段は、前記残り時間比較手段により前記表示必要時間が前記残り時間よりも大きいと判断される場合、前記スリープ移行時間記憶手段に記憶されるスリープ移行時間を前記表示必要時間で更新し、且つ前記計時手段によりカウントされる前記経過時間をリセットするものであり、
    前記スリープ移行手段は、前記計時手段によりカウントされる経過時間が前記スリープ移行時間記憶手段に記憶される時間を超えると、前記表示部をスリープ状態へ移行させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
  5. ユーザにより前記通信装置に対する操作が行われると、前記計時手段によりカウントされる前記経過時間をリセットすると共に、前記スリープ移行時間記憶手段が記憶する時間を、予め定められたスリープ移行時間で更新する時間更新手段を備えることを特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 前記表示手段による前記コンテンツ関連情報の表示を開始する前に、前記表示部がスリープ状態であるかを判断するスリープ中判断手段と、
    前記スリープ中判断手段により、前記表示部がスリープ中であると判断される場合、前記表示部のスリープ状態を解除するスリープ解除手段とを備え、
    前記禁止手段は、前記スリープ解除手段により前記表示部のスリープ状態を解除する場合、前記スリープ移行時間記憶手段に記憶される予め定められたスリープ移行時間を、前記表示必要時間で更新し、且つ前記計時手段によりカウントされる前記経過時間をリセットすることを特徴とする請求項4または5記載の通信装置。
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