JP2007251433A - 画像処理装置、情報伝達方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、情報伝達方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】省電力効果を向上させた画像処理装置を実現する。
る。
【解決手段】画像処理装置1は、各種の設定項目の設定情報を管理するメイン基板11と、通信ネットワークを介して、外部機器2と通信可能なサブ基板12とを備え、通常モード時に、サブ基板11とメイン基板12との両方に通電させ、省電力モード時に、サブ基板12に通電させるが、メイン基板11に対する通電を停止させるものである。そして、上記サブ基板12は、省電力モード時において、上記外部機器2から、上記設定情報の更新要求を受け付けるUI処理部33と、上記UI処理部33が受け付けた更新要求を、通常モードに移行するまで保持し、通常モードに移行した後、メイン基板11に通知する更新情報通知部35とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やプリンタを含む画像処理装置に関し、特に、各種の設定項目の設定情報を管理する第1制御手段と、通信ネットワークを介して、外部機器と通信可能な第2制御手段とを備え、通常モード時に、第2制御手段と第1制御手段との両方に通電させ、省電力モード時に、第2制御手段に通電させるが、第1制御手段に対する通電を停止させる画像処理装置に関するものである。
従来、複写機やプリンタを含む画像処理装置として、画像処理などを実行するメイン基板に対して、ネットワーク機能を追加できるようにサブ基板を増設できるものがある。サブ基板としては、LAN(Local Area Network)基板やUSB(Universal Serial Bus)基板などが提供されている。
一般的に、メイン基板およびサブ基板は、プログラムを実行するためのCPU、プログラムを格納するためのメモリなどで構成されている。画像処理装置の各設定項目(例えば、画像データの送信先や、ネットワーク設定)の設定情報は、メイン基板上のメモリに保持されている。そして、サブ基板は、あくまで外部装置とのIF(インターフェース)部を担う構成が一般的である。
近年、上記画像処理装置には、一定時間動作されない場合、メイン基板への通電を停止させ、サブ基板のみに電源を供給することで、画像処理装置全体の消費電力を抑える、省電力モードを備えているものがある(特許文献1参照)。
また、画像処理装置では、給紙トレイにおける用紙の有無などの状況を示すステータス情報を通知するものがある。特許文献2では、省電力モードであっても、最新のステータス情報を通知するために、通常モードでは、ステータス情報の検知手段をメイン基板と接続させ、省電力モードでは、ステータス情報の検知手段をサブ基板と接続させる技術が開示されている。
特開平8−254922号公報(1996年10月1日公開) 特開2004−34488号公報(2004年2月5日公開)
特許文献1,2では、省電力モード時において、上記設定項目の設定情報の更新方法については、記載されていない。通常、上記設定情報の管理は、メイン基板で行われている。そのため、省電力モード時に、通信ネットワークを介して、上記設定項目の設定情報の更新要求を受けた場合、メイン基板を含む画像処理装置全体を省電力モードから復帰させて対応していた。
しかしながら、設定情報の更新処理の中には、即座に実行する必要がないものも含まれる。このような場合であっても、メイン基板を含む画像処理装置全体を省電力モードから復帰させているために、省電力モード期間を十分に確保することができず、省電力効果を十分に得ることができなかった。
本発明は、各種の設定項目の設定情報を管理する第1制御手段と、通信ネットワークを介して、外部機器と通信可能な第2制御手段とを備え、通常モード時に、第2制御手段と第1制御手段との両方に通電させ、省電力モード時に、第2制御手段に通電させるが、第1制御手段に対する通電を停止させる画像処理装置において、省電力効果を向上させることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、上記課題を解決するために、各種の設定項目の設定情報を更新する第1制御手段と、通信ネットワークを介して、外部機器と通信可能な第2制御手段とを備え、通常モード時に、第2制御手段と第1制御手段との両方に通電し、省電力モード時に、第2制御手段に通電する一方、第1制御手段に対する通電を停止させる画像処理装置において、上記第2制御手段は、省電力モード時において、上記外部機器から、上記設定情報の更新要求を受け付ける更新要求受付手段と、上記更新要求受付手段が受け付けた更新要求を、通常モードに移行するまで保持し、通常モードに移行した後、第1制御手段に出力する更新要求出力手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る情報伝達方法は、各種の設定項目の設定情報を更新する第1制御手段と、通信ネットワークを介して、外部機器と通信可能な第2制御手段とを備え、通常モード時に、第2制御手段と第1制御手段との両方に通電し、省電力モード時に、第2制御手段に通電する一方、第1制御手段に対する通電を停止させる画像処理装置における情報伝達方法であって、上記第2制御手段が、省電力モード時において、上記外部機器から、上記設定情報の更新要求を受け付ける更新要求受付ステップと、上記第2制御手段が、上記更新要求を、通常モードに移行するまで保持し、通常モードに移行した後、第1制御手段に出力する更新要求出力ステップとを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、第2制御手段は、省電力モード時において、設定情報の更新要求を受け付けたとしても、通常モードに移行するまで当該更新要求を保持し、通常モードに移行した後、第1制御手段に出力する。なお、更新要求には、新たな設定情報が含まれている。
このように、従来であれば、省電力モード時において、外部機器から更新要求を受け付けた場合、メイン基板(第1制御手段)を即座に復帰していたが、本発明では、復帰させる必要がない。そのため、省電力モードを維持することができ、省電力効果が一層向上する。
また、省電力モード時に受け付けた更新要求が、通常モードに移行した後、第1制御手段に出力されるため、第1制御手段は、当該更新要求に応じて、設定情報を更新することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、上記第1制御手段は、通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための第1画面を示す第1画面データを、上記第2制御手段を介して、上記外部機器に送信する第1送信手段と、省電力モードに移行するときに、上記第1画面データを第2制御手段に送るデータ転送手段とを備え、上記第2制御手段は、上記データ転送手段から送られた上記第1画面データを記憶する記憶部と、省電力モード時において、上記記憶部が記憶する第1画面データを、上記外部機器に送信する第2送信手段とを備える。
上記の構成によれば、第2制御手段は、上記データ転送手段から送られた上記第1画面データを記憶する記憶部を備える。そして、第2制御手段の第2送信手段は、省電力モード時において、上記記憶部が記憶する第1画面データを、上記外部機器に送信する。
そのため、省電力モード時であっても、第1制御手段を起動することなく、設定情報の更新を促すための第1画面を上記外部機器で表示させることができる。
また、第2制御手段は、上記設定情報の更新を促すための画面を示す画面データを生成する必要がない。その結果、第2制御手段の処理を軽減することができる。
また、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、上記第1制御手段は、通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための第1画面を示す第1画面データを、上記第2制御手段を介して、上記外部機器に送信する第1送信手段と、省電力モードに移行するときに、上記第1画面とは異なる、上記設定情報の更新を促すための第2画面を示す第2画面データを第2制御手段に送るデータ転送手段とを備え、上記第2制御手段は、上記データ転送手段から送られた上記第2画面データを記憶する記憶部と、省電力モード時において、上記記憶部が記憶する第2画面データを、上記外部機器に送信する第2送信手段とを備えていてもよい。
上記の構成であっても、省電力モード時において、第1制御手段を起動することなく、設定情報の更新を促すための第2画面を上記外部機器で表示させることができる。
また、第2制御手段は、上記設定情報の更新を促すための画面を示す画面データを生成する必要がない。その結果、第2制御手段の処理を軽減することができる。
なお、上記第2画面データは、上記第1画面データよりもデータ容量が小さいことが好ましい。または、上記第2画面に含まれる上記設定項目は、上記第1画面に含まれる上記設定項目の一部であることが好ましい。これにより、第2制御手段の処理を一層軽減することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、上記第2制御手段は、上記更新要求受付手段が受け付けた更新用の設定情報に基づいた所定の処理を行う処理手段を備えることが好ましい。
上記所定の処理とは、例えば、上記設定情報がネットワーク設定に関する情報である場合、第2制御手段における通信確立の処理などである。
これにより、単に更新要求を保持するだけでなく、通常モードへの移行を待つことなく、先行して上記所定の処理を開始することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、上記第2制御手段は、上記各設定項目と第1制御手段を通常モードに復帰させるか否かを示す復帰要否情報とを対応付けた対応付け情報を参照して、上記更新要求受付手段が受け付けた更新用の設定情報の設定項目に対応する上記復帰要否情報を特定し、特定した復帰要否情報に基づいて、上記第1制御手段に通電を開始させる復帰手段を備えることが好ましい。
設定項目の中には、即座に更新する必要があるものも存在する。すなわち、設定情報を更新したら、その直後からの画像処理装置の動作に影響を与える設定項目は、即座に更新する必要がある。例えば、設定項目「ネットワーク設定」は、設定情報を更新することにより、その直後から通信接続に影響を与えるため、即座に更新する必要がある。
一方、例えば、設定項目「送信先」は、画像データの送信先を示しており、実際に画像データを送信するまでは、画像処理装置の動作に影響を与えるものではない。
上記の構成によれば、「ネットワーク設定」のような、設定情報を更新したら、その直後からの画像処理装置の動作に影響を与える設定項目と、復帰要否情報「要」とを対応付ける対応付け情報により、第2制御手段が該設定項目の更新要求を受け付けた場合、通常モードに復帰され、即座に設定情報が更新される。その結果、その後の処理を円滑に進めることができる。
一方、「送信先」のような、設定情報を更新しても、その直後からの画像処理装置の動作に影響を与えない設定項目と、復帰要否情報「否」とを対応付ける対応付け情報により、第2制御手段が該設定項目の更新要求を受け付けた場合、省電力モードが維持される。その結果、省電力効果を向上させることができる。
なお、上記情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより情報処理装置をコンピュータにて実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る画像処理装置は、省電力モード時において、設定情報の更新要求を第2制御手段が受け付けたとしても、通常モードに移行するまで当該更新要求を第2制御手段が保持し、通常モードに移行した後、第2制御手段が当該更新要求を第1制御手段に出力する。それゆえ、従来であれば、省電力モード時において、外部機器から更新要求を受け付けた場合、第1制御手段を即座に復帰していたが、本発明では、復帰させる必要がない。そのため、省電力モードを維持することができ、省電力効果が一層向上する。また、省電力モード時に受け付けた更新要求が、通常モードに移行した後、第1制御手段に出力されるため、第1制御手段は、当該更新要求に応じて、設定情報を更新することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置について図1〜図16に基づいて説明すれば以下のとおりである。なお、本実施形態に係る画像処理装置は、複写機やプリンタなどである。
図2は、本実施形態に係る画像処理装置1の概略構成を示す図である。図2に示されるように、画像処理装置1は、通信ネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標))を介して、例えばパーソナルコンピュータなどの外部機器2と接続されている。画像処理装置1は、外部機器2から、印刷ジョブ要求やステータス情報および設定情報の閲覧/更新用画面の送信要求などを受信し、受信した要求に応じた処理を行う。
画像処理装置1は、図示しないエンジン部に対する制御処理や、画像処理など装置全体の制御を行うメイン基板(第1制御手段)11と、外部機器2との入出力インターフェースを担うサブ基板(第2制御手段)12とを備えている。
メイン基板11は、プログラムに従った処理を実行するCPU11aと、定型の処理を実行するASIC(Application Specific Integrated Circuit)11bと、プログラムやデータを格納記憶する主メモリ11cならびにフラッシュメモリ11dとで構成されている。サブ基板12も同様に、CPU12aと、ASIC12bと、主メモリ12cならびにフラッシュメモリ12dとで構成されている。
なお、メイン基板11側のASICと、サブ基板12側のASICとは、バスで接続されており、互いにデータの送受信を行うことができる。また、サブ基板12側のASICは、例えば、イーサネット(登録商標)を用いて、外部機器2と通信可能である。
本実施形態の画像処理装置1は、メイン基板11およびサブ基板12に対して通電する通常モードと、消費電力を低減するために、メイン基板11に対する通電を遮断し、サブ基板12のみに通電する省電力モードとを切り替えることで、省電力化を図っている。
(メイン基板の機能構成)
図1は、メイン基板11およびサブ基板12の構成を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、メイン基板11は、電力制御部21、ステータス情報抽出部22、設定情報格納部23、設定情報更新部24、メイン制御部25、およびUIデータ生成部26を備える。
電力制御部21は、メイン基板11に対する通電を制御するものであり、所定時間、何ら操作を受け付けない場合、メイン基板11に対する通電を遮断させ、通常モードから省電力モードに移行させる。また、電力制御部21は、復帰要求(後述する)によって、メイン基板11に対して通電を開始し、省電力モードから通常モードに復帰させる。なお、電力制御部21は、省電力モード時においても、上記復帰要求を待ち受け可能な程度に電力供給を受ける。なお、本実施形態の電力制御部21は、この復帰要求をサブ基板から受けることを特徴とする。ただし、電力制御部21は、他のブロック(例えば、図示しないタッチパネルなどの入力部)から復帰要求を受け付けてもよい。この場合、入力部は、何らかの入力を検知したとき、上記復帰要求を電力制御部21に出力する。
ステータス情報抽出部22は、画像処理装置1に関する現在の状況を示すステータス情報を抽出するものである。具体的には、ステータス情報抽出部22は、ステータス情報として、各給紙トレイにセットされている用紙サイズおよび各給紙トレイの用紙の有無を示す給紙トレイ情報、各排紙トレイにおける排紙の可否を示す排紙トレイ情報、トナーの残量や、トナーカートリッジならびにドラムカートリッジの交換の必要性の有無を示す備品情報を、画像処理装置1に設置された各種センサから取得する。
設定情報格納部23は、画像処理装置1における各設定項目の設定情報を記憶するものである。当該設定情報としては、例えば、画像処理装置1の設置場所や製品名などのシステム情報、スキャンした画像データの送信先情報、通信ネットワークの確立のためのネットワーク設定情報、管理者により設定更新可能な管理者情報などがある。
設定情報更新部24は、設定情報格納部23に格納されている上記設定情報を更新するものである。設定情報更新部24は、通常モードにおいて、外部機器2から取得した更新要求に応じて、上記設定情報を更新する。また、設定情報更新部24は、省電力モードから通常モードに復帰した際に、サブ基板12から出力された更新情報(後述する)に応じて、設定情報格納部23に格納されている上記設定情報を更新する。
メイン制御部25は、図示しないエンジン部に対する画像出力処理や、スキャナ部を備える場合におけるスキャン処理、通信処理、画像処理などの各種の処理を制御するものである。メイン制御部25は、設定情報格納部23に格納されている設定情報を適宜読み出し、該設定情報に従って処理を行う。
例えば、メイン制御部25は、設定情報格納部23が記憶するネットワーク設定情報に従って、通信確立の処理を行う。
また、メイン制御部25は、設定情報格納部23が記憶する送信先情報に従って、画像データを送信する。
UIデータ生成部26は、ステータス情報抽出部22が抽出したステータス情報および設定情報格納部23が記憶する各設定情報の各々の情報を閲覧/更新するためのUI(ユーザインターフェース)画面のデータ(UIデータ)を生成するものである。
UIデータ生成部は、通常モード時のUI画面(通常モード用UI画面)を示すUIデータ(通常モード用UIデータ)を生成する通常モード用UIデータ生成部(第1送信手段)26aと、省電力モード時のUI画面(省電力モード用UI画面)を示すUIデータ(省電力モード用UIデータ)を生成する省電力モード用UIデータ生成部(データ転送手段)26bと、管理テーブル記憶部26cと、を含む。
通常モード用UIデータ生成部26aは、通常モード時において、ステータス情報および設定情報の閲覧/更新用画面の送信要求を外部装置から受けたとき、その応答として、通常モード用UIデータを生成し、生成した通常モード用UIデータを外部機器2に送信する。
図3から8は、通常モード用UI画面の一例を示す図である。図3は、閲覧/更新用画面の送信要求を外部装置から受けたときに、通常モード用UIデータ生成部26aが最初に生成する通常モード用UIデータにより示される通常モード用UI画面(第1UI画面)の一例であり、画像処理装置1のシステム情報を含む。なお、図3にしめされるように、第1UI画面の左側に、各種の情報の閲覧を選択するための領域があり、閲覧する情報を選択するための領域があり、ユーザは、この中から所望の情報を選択する。そして、通常モード用UIデータ生成部26aは、ユーザ選択に応じて、図4に示されるような、画像処理装置1のステータス情報を含む通常モード用UI画面、図5および6に示されるような、現在の送信先情報を含むとともに、該送信先情報の変更を促す通常モード用UI画面、図7に示されるような、現在のネットワーク設定情報を含み、該ネットワーク設定情報の変更を促す通常モード用UI画面、図8に示されるような、管理者情報の変更を促す通常モード用UI画面のいずれかを示す通常モード用UIデータを生成する。
管理テーブル記憶部26cは、UI画面に表示する情報(ステータス情報および各種の設定情報)の各々について、当該情報を識別する識別情報(例えば、項目名)と、省電力モード用UI画面における閲覧の可否を示す閲覧可否情報と、設定情報の更新の可否を示す更新可否情報と、更新時に通常モードへの復帰の要否を示す復帰要否情報とが予め対応付けられた管理テーブルを記憶する。
図9は、管理テーブル記憶部26cが記憶する管理テーブルの一例を示す図である。図9では、識別情報「デバイスのステータス」について、閲覧可否情報「可(図中では○と記載)」、更新可否情報「不可(図中では×と記載)」を記憶し、識別情報「送信先設定」について、閲覧可否情報「可」、更新可否情報「可(図中では○と記載)」、「復帰要否情報「否(図中では×と記載)」を記憶し、識別情報「ネットワーク設定」について、閲覧可否情報「可」、更新可否情報「可」、復帰要否情報「要(図中では○と記載)」を記憶し、識別情報「管理者設定」について、閲覧可否情報「不可(図中では×と記載)」を記憶している。
省電力モード用UIデータ生成部26bは、管理テーブルを参照して、閲覧可否情報が「可」の識別情報に対応する情報を含むとともに、更新可否情報が「可」である識別情報の設定情報について、新たな情報の入力を促す更新情報入力欄を含む省電力モード用UI画面を示す省電力モード用UIデータを生成する。省電力モード用UIデータ生成部26bは、電力制御部21から省電力モード移行通知を受けたときに、省電力モード用UIデータを生成する。
図10から12は、省電力モード用UI画面の一例を示す図である。図10は、メニュー画面であり、図11は、図10のメニュー画面において「送信先」が選択されたときに表示される、送信先情報の閲覧/更新のためのUI画面である。また、図12は、各種の情報の全表示する場合のUI画面の一例である。省電力モード用UIデータ生成部26bは、図10及び図11の組み合わせからなる省電力モード用UI画面か、もしくは、図12に示されるような省電力モード用UI画面を示す省電力モード用UIデータを生成する。
なお、図10から12に示されるように、省電力モード用UI画面は、テキストで構成されており、図3から8で示したような通常モード用UI画面に比べて簡略である。さらに、設定情報を表示する設定項目も通常モード用UI画面に比べて少なくしている。例えば、省電力モード用UI画面は、設定項目「管理者設定」の設定情報を含んでいない。これにより、省電力モード用UI画面は、通常モード用UI画面に比べてデータ容量が小さい。そのため、省電力モード用UIデータに対する処理は、通常モード用UIデータに対する処理に比べて、簡単となる。
また、省電力モード用UIデータ生成部26bは、管理テーブルにおいて更新可否情報が「可」である識別情報と、当該識別情報に対応する復帰要否情報と、当該識別情報で識別される設定項目について現在設定されている設定情報(現設定情報)とを対応付けた解析用テーブルを生成する。
図13は、解析用テーブルの一例を示す図である。図13に示されるように、識別情報「送信先」と、復帰要否情報「否」と、現設定情報「XXX/ファイルサーバ・・・」とが対応付けられ、識別情報「ネットワーク設定」と、復帰要否情報「要」と、現設定情報「IPアドレス:xxx.・・・」とが対応付けられている。
そして、省電力モード用UIデータ生成部26bは、生成した省電力モード用UIデータと、解析用テーブルとを、サブ基板12に出力する。
(サブ基板の構成)
次に、サブ基板12の構成について説明する。図1に示されるように、サブ基板12は、UIデータ表示切替部31と、UIデータ格納部(記憶部)32と、UI処理部(更新要求受付手段、第2送信手段)33と、解析部(処理手段)34と、更新情報通知部(更新要求出力手段)35、復帰処理部(復帰手段)36とを備える。
UIデータ表示切替部31は、UI処理部33からの省電力モード移行通知および復帰処理部36からの復帰通知に従って、外部装置とデータのやり取りを行うブロックを、通常モード時にはメイン基板11とし、省電力モード時にはサブ基板12側のUI処理部33とするものである。
UIデータ格納部32は、省電力モードへ移行する前に、メイン基板11の省電力モード用UIデータ生成部26bから出力された、上記省電力モード用UIデータおよび解析用テーブルを記憶するものである。
UI処理部33は、省電力モード時において、UIに関する処理を行うものである。
具体的には、UI処理部33は、省電力モードへ移行する前に、省電力モード用UIデータ生成部26bから上記省電力モード用UIデータおよび解析用テーブルを取得し、UIデータ格納部32に格納する。
また、UI処理部33は、外部装置から、ステータス情報/設定情報の閲覧/更新用画面の送信要求を受けたとき、UIデータ格納部32から省電力モード用UIデータを読み出し、外部装置に返信する。
さらに、UI処理部33は、外部装置から、設定情報の更新要求を受けると、当該更新要求を解析部34に出力する。なお、当該更新要求には、設定情報を更新する設定項目を識別する上記識別情報と、新たに入力された設定情報(新規設定情報)とが対応付けられた更新情報が含まれている。
さらに、UI処理部33は、外部装置から、復帰ボタン押下情報を受けると、当該復帰ボタン押下情報を復帰処理部36に転送する。なお、復帰ボタン押下情報は、省電力モード用UI画面において省エネ復帰ボタン52(図10または図12参照)がクリックされた場合に、外部装置が生成し、送信するものである。
解析部34は、更新要求に含まれる更新情報と解析用テーブルとを比較し、新規設定情報と現設定情報とが一致しない識別情報を特定し、当該識別情報に対応する更新情報を更新情報通知部35に出力する。さらに、解析部34は、新規設定情報と現設定情報とが一致しない識別情報に対応する復帰要否情報を、解析用テーブルから読み出し、復帰処理部36に出力する。
更新情報通知部35は、解析部34から受けた更新情報を一時的に保持し、メイン基板11が起動したときに、当該更新情報をメイン基板11に出力する。
復帰処理部36は、解析部34から受けた復帰要否情報が「要」である場合、もしくは、UI処理部33から復帰ボタン押下情報を受けた場合、メイン基板11の電力制御部21を制御して、メイン基板11に対して通電を開始させるとともに、UIデータ表示切替部31に対して復帰通知を出力する。
(メイン基板における、省電力モードへの移行処理について)
次に、省電力モードへ移行するときのメイン基板11における処理の流れについて、図14に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、電力制御部21は、省電力モードへ移行するか否かを判断する(S1)。具体的には、電力制御部21は、画像処理装置1に対する操作入力が所定時間入力されない場合に、省電力モードへ移行すると判断する。
電力制御部21は、省電力モードへ移行しない場合(S1でNo)、メイン基板11に対する通電を維持し(すなわち、通常モードを維持し)、再度S1の処理を行う。
一方、省電力モードへ移行する場合(S1でYes)、電力制御部21は、省電力モード用UIデータ生成部26bに対して、生成指示を出力する。そして、省電力モード用UIデータ生成部26bは、図10から12で示されるような省電力モード用UI画面に対応する省電力モード用UIデータを生成する。また、省電力モード用UIデータ生成部26bは、管理テーブル記憶部26cが管理する管理テーブルと、設定情報格納部23が記憶する設定情報とに基づいて、図13に示されるような解析用テーブルを生成する(S2)。
その後、省電力モード用UIデータ生成部26bは、サブ基板12のUI処理部33に、生成した省電力モード用UIデータと、解析用テーブルとを送信する(S3、S4)。
次に、電力制御部21は、サブ基板12のUIデータ表示切替部31に対して、省電力モード移行通知を送信し、メイン基板11に対する通電を遮断する(S5)。これにより、メイン基板11に対して通電されない省電力モードへと移行する。
(サブ基板の処理について)
次に、サブ基板12の処理の流れについて、図15に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、サブ基板12のUI処理部33は、メイン基板11の省電力モード用UIデータ生成部26bから、省電力モード用UIデータと解析用テーブルとを受信しているか否かを判断する(S11)。
ここで、省電力モード用UIデータと解析用テーブルとを受信していない場合(S11でNo)とは、つまり、通常モードである。
S11でNoの場合、つまり、通常モードの場合、UIデータ表示切替部31は、外部機器2から、ステータス情報および設定情報の閲覧/更新用画面の送信要求を受信したか否かを判断する(S12)。
閲覧/更新用画面の送信要求を受信していない場合(S12でNo)、UIデータ表示切替部31は、該閲覧/更新用画面の送信要求を待ち受けるため、再度S12の処理を行う。
一方、閲覧/更新用画面の送信要求を受信した場合(S12でYes)、UIデータ表示切替部31は、通常モードであるため、当該閲覧/更新用画面の送信要求を、メイン基板11の通常モード用UIデータ生成部26aに出力する。そして、通常モード用UIデータ生成部26aは、該閲覧/更新用画面の送信要求に応じた通常モード用UIデータを生成し、UIデータ表示切替部31に出力する。UIデータ表示切替部31は、通常モード用UIデータ生成部26aから受けた通常モード用UIデータを外部機器2に出力する(S13)。これにより、外部機器2では、図3から8に示されるような、通常モード用UI画面が表示されることとなる。
その後、UIデータ表示切替部31は、外部機器2から、設定情報の更新要求を受信したか否かを判断する(S14)。該更新要求とは、更新要求ボタン(図5から8に示される登録ボタン53、変更ボタン54、削除ボタン55)がクリックされた際に外部機器2が生成し、送信するものである。
更新要求を受信していない場合(S14でNo)、UIデータ表示切替部31は、該更新要求を受信するまでS14の処理を繰り返す。
更新要求を受信した場合(S14でNo)、UIデータ表示切替部31は、該更新要求をメイン基板11の設定情報更新部24に送信する(S15)。これにより、設定情報更新部24は、更新要求に従って、設定情報格納部23に格納されている設定情報を更新することができる。その後、S11の処理に戻る。
このように、通常モード用UIデータは、図1で(1)で示した点線のようにUIデータ表示切替部31を介して、メイン基板11と外部機器2との間で送受信される。なお、上述したように、通常モード用UIデータはHTML形式である。そのため、通常モードにおける、メイン基板11側の通常モード用UIデータ生成部26aおよび設定情報更新部24と外部機器2とのUIデータ表示切替部31を介した通信は、通常モード用UIデータをWebページとした、通常のインタネット通信で実現される。
一方、S11において、省電力モード用UIデータと解析用テーブルとを受信している場合、サブ基板12のUI処理部33は、該省電力モード用UIデータと解析用テーブルとを、UIデータ格納部32に格納する(S16)。
なお、この場合は、省電力モードに移行していることを意味し、メイン基板11の電力制御部21は、省電力モード移行通知をUIデータ表示切替部31に出力している。
次に、UIデータ表示切替部31は、外部機器2から、ステータス情報および設定情報の閲覧/更新用画面の送信要求を受信したか否かを判断する(S17)。
閲覧/更新用画面の送信要求を受信していない場合(S17でNo)、UIデータ表示切替部31は、該閲覧/更新用画面の送信要求を待ち受けるため、再度S17の処理を行う。
一方、閲覧/更新用画面の送信要求を受信した場合(S17でYes)、UIデータ表示切替部31は、省電力モード移行通知を受けているため、当該閲覧/更新用画面の送信要求を、UI処理部33に出力する。そして、UI処理部33は、該閲覧/更新用画面の送信要求に応じた省電力モード用UIデータを、UIデータ格納部32から読み出し、UIデータ表示切替部31を介して、外部機器2に送信する(S18)。これにより、外部機器2では、図10から図12に示されるような、省電力モード用UI画面が表示されることとなる。
その後、UI処理部33は、UIデータ表示切替部31を介して、外部機器2から、復帰ボタン押下情報を受信したか否かを判断する(S19)。当該復帰ボタン押下情報とは、図10または図12に示す省電力モード用UI画面において、省エネ復帰ボタン52がクリックされた際に、外部機器2が生成し、送信するものである。
復帰ボタン押下情報を受信しない場合(S19でNo)、UI処理部33は、UIデータ表示切替部31を介して、外部機器2から、設定情報の更新要求を受信したか否かを判断する(S20)。該更新要求とは、図11または図12に示される更新ボタン51がクリックされた際に外部機器2が生成し、送信するものである。上述したように、該更新要求は、設定情報を更新する設定項目を識別する上記識別情報と、新たに入力された設定情報(新規設定情報)とが対応付けられた更新情報を含む。
更新要求を受信していない場合(S20でNo)、UI処理部33は、該更新要求を受信するまでS20の処理を繰り返す。
更新要求を受信した場合(S20でNo)、UI処理部33は、該更新要求を解析部34に出力する。そして、解析部34は、該更新要求に含まれる更新情報と解析用テーブルとを比較する。解析部34は、新規設定情報と現設定情報とが一致しない識別情報を特定し、当該識別情報に対応する更新情報を更新情報通知部35に出力する(S21)。
そして、更新情報通知部35は、該更新情報を一時的に保持する(S22)。
さらに、解析部34は、新規設定情報と現設定情報とが一致しない識別情報に対応する復帰要否情報を、解析用テーブルから読み出し、復帰処理部36に出力する。そして、復帰処理部36は、解析部34から受けた復帰要求情報が「要」であるか否かを判断する(S23)。
復帰要求情報が「否」である場合(S23でNo)、S19の処理に戻る。
一方、復帰要求情報が「要」である場合(S23でYes)、および、省エネ復帰ボタン押下情報を受けた場合(S19でYes)、復帰処理部36は、メイン基板11の電力制御部21に復帰要求を送信する(S24)。これにより、電力制御部21は、メイン基板11に対して通電を開始し、通常モードへと移行する。なお、復帰処理部36は、電力制御部21に復帰要求を送信すると同時に、UIデータ表示切替部31に対して復帰通知を出力する。これにより、UIデータ表示切替部31は、外部機器2からの閲覧/更新用画面の送信要求を、メイン基板11に転送することとなる。
そして、メイン基板11が起動すると、更新情報通知部35は、更新情報を保持しているか否かを判断する(S25)。更新情報を保持していない場合(S25でNo)、S11の処理に戻る。一方、更新情報を保持している場合(S25でYes)、更新情報通知部35は、当該更新情報を、メイン基板11の設定情報更新部24に伝送する(S26)。これにより、メイン基板11の設定情報更新部24は、更新情報に基づいて、設定情報格納部23に格納されている設定情報を更新できる。なお、S26の処理後、S11に戻る。
このように、省電力モード用UIデータは、省電力モードへの移行前に、メイン基板11からサブ基板12に転送される。そして、省電力モード用UIデータは、図1で(2)で示した点線のように、サブ基板12と外部機器2との間で送受信される。なお、上述したように、省電力モード用UIデータはHTML形式である。そのため、省電力モードにおける、サブ基板12と外部機器2との通信は、省電力モード用UIデータをWebページとした、通常のインタネット通信で実現される。また、外部機器2は、汎用のブラウザソフトを用いて、UI画面を表示させることができる。
(メイン基板における、通常モードへの復帰処理について)
次に、メイン基板11における、通常モードへの復帰処理の流れについて、図16に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、省電力モード時において、電力制御部21は、サブ基板12から、通常モードへの復帰要求を受信したか否かを判断する(S31)。
復帰要求を受信した場合(S31でYes)、電力制御部21は、メイン基板11への通電を開始させる(S32)。
その後、設定情報更新部24は、サブ基板12の更新情報通知部35から更新情報を受信したか否かを判断する(S33)。更新情報を受信した場合(S33でYes)、設定情報更新部24は、該更新情報に基づいて、設定情報格納部23に格納されている設定情報を更新する(S34)。そして、通常モードへの移行処理を終了する。一方、更新情報を受信しない場合(S33でNo)にも、通常モードへの移行処理を終了する。
(変形例)
上記説明では、省電力モード用UI画面を、通常モード用UI画面よりも簡略化したものとした。これにより、省電力モード用UIデータは、通常モード用UIデータよりも、データ容量が小さくなる。その結果、サブ基板12での省電力モード用UIデータに対する処理に要する時間や消費電力が小さくなる。
しかしながら、これに限らず、サブ基板12の処理能力が高い場合には、省電力モード用UIデータ生成部26bは、通常モード用UIデータ生成部26aと同様に、図3から8に示す通常モード用UI画面を示す通常モード用UIデータを、上記省電力モード用UIデータとして生成してもよい。
この場合、省電力モード用UIデータ生成部26bは、サブ基板12の種類ごとに、通常モード用UIデータおよび省電力モード用UIデータのいずれを生成するのか示すUIデータ切替情報を予め記憶している。そして、省電力モード用UIデータ生成部26bは、画像処理装置1に組み込まれたサブ基板12に対応するUIデータを、上記UIデータ切替情報から特定し、特定したUIデータを生成すればよい。
また、上記の説明では、メイン基板11が省電力モード用UIデータを生成し、サブ基板12に送信するものとした。これにより、サブ基板12では、省電力モード用UIデータを生成する必要がなく、処理の手間が省ける。
しかしながら、サブ基板12の処理能力が高い場合、サブ基板12が省電力モード用UIデータを生成する省電力モード用UIデータ部をそなえていてもよい。この場合、メイン基板11は、ステータス情報、各設定項目の設定情報と管理テーブルとをサブ基板12に送信する。
また、上記解析部34は、更新情報に含まれる新規設定情報が、サブ基板12で処理可能な設定項目のものである場合、新規設定情報に基づいた処理を行ってもよい。例えば、新規設定情報が、サブ基板12におけるネットワーク設定である場合、解析部34は、新規設定情報に基づいて、ネットワーク設定処理(通信確立処理)を行ってもよい。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置1は、各種の設定項目の設定情報を管理するメイン基板11と、通信ネットワークを介して、外部機器2と通信可能なサブ基板12とを備え、通常モード時に、サブ基板12とメイン基板11との両方に通電させ、省電力モード時に、サブ基板12に通電させるが、メイン基板11に対する通電を停止させる画像処理装置1である。そして、上記サブ基板12は、省電力モード時において、上記外部機器2から、上記設定情報の更新要求を受け付けるUI処理部(更新要求受付手段)33と、上記UI処理部33が受け付けた更新要求を、通常モードに移行するまで保持し、通常モードに移行した後、メイン基板11に通知する更新情報通知部(更新要求出力手段)35とを備える。
上記更新要求には、設定情報を更新する設定項目を識別する上記識別情報と、新たに入力された設定情報(新規設定情報)とが対応付けられた更新情報が含まれている。
このように、従来であれば、省電力モード時において、外部機器2から更新要求を受け付けた場合、メイン基板11を即座に復帰していたが、本発明では、復帰させる必要がない。そのため、省電力モードを維持することができ、省電力効果が一層向上する。
また、省電力モード時に受け付けた更新要求が、通常モードに移行した後、メイン基板11に通知されるため、メイン基板11は、当該更新要求に応じて、設定情報を更新することができる。
さらに、メイン基板11は、通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための通常モード用画面を示す通常モード用画面データを、上記サブ基板12を介して、上記外部機器2に送信する通常モード用UIデータ生成部(第1送信手段)26aと、省電力モードに移行するときに、上記通常モード用画面データをサブ基板12に送る省電力モード用画面データ生成部(データ転送手段)とを備え、サブ基板12は、省電力モード用画面データ生成部から送られた通常モード用画面データを記憶するUIデータ格納部(記憶部)32と、省電力モード時において、UIデータ格納が記憶する通常モード用画面データを、上記外部機器2に送信するUI処理部(第2送信手段)33とを備えていてもよい。
これにより、省電力モード時であっても、メイン基板11を起動することなく、設定情報の更新を促すための通常モード用画面を上記外部機器2で表示させることができる。
また、サブ基板12は、上記設定情報の更新を促すための画面を示す画面データを生成する必要がない。その結果、サブ基板12の処理を軽減することができる。
もしくは、メイン基板11は、通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための通常モード用画面を示す通常モード用画面データを、上記サブ基板12を介して、上記外部機器2に送信する通常モード用UIデータ生成部(第1送信手段)26aと、省電力モードに移行するときに、上記通常モード用画面とは異なる、上記設定情報の更新を促すための省電力モード用画面を示す省電力モード用画面データをサブ基板12に送る省電力モード用画面データ生成部(データ転送手段)とを備え、上記サブ基板12は、省電力モード用画面データ生成部から送られた省電力モード用画面データを記憶するUIデータ格納部32(記憶部)と、省電力モード時において、UIデータ格納部32が記憶する省電力モード用画面データを、上記外部機器2に送信するUI処理部(第2送信手段)33とを備えていてもよい。
上記の構成であっても、省電力モード時において、メイン基板11を起動することなく、設定情報の更新を促すための省電力モード用画面を上記外部機器2で表示させることができる。
また、サブ基板12は、上記設定情報の更新を促すための画面を示す画面データを生成する必要がない。その結果、サブ基板12の処理を軽減することができる。
なお、上記省電力モード用画面データは、上記通常モード用画面データよりもデータ容量が小さいことが好ましい。または、上記省電力モード用画面に含まれる上記設定項目は、上記通常モード用画面に含まれる上記設定項目の一部であることが好ましい。これにより、サブ基板12の処理を一層軽減することができる。
さらに、サブ基板12は、UI処理部33が受け付けた更新要求により示される新たな設定情報に基づいて、所定の処理を行う解析部(処理手段)34を備えることが好ましい。
上記所定の処理とは、上述したように、例えば、上記設定情報がネットワーク設定に関する情報である場合、サブ基板12における通信確立処理などである。
これにより、単に更新情報を保持するだけでなく、通常モードへの移行を待つことなく、先行して上記所定の処理を開始することができる。
さらに、サブ基板12は、上記各設定項目とメイン基板11を通常モードに復帰させるか否かを示す復帰要否情報とを対応付けた解析用テーブル(対応付け情報)を参照して、UI処理部33が受け付けた更新要求により示される新規設定情報の設定項目に対応する復帰要否情報を特定し、特定した復帰要否情報に基づいて、上記メイン基板11に通電を開始させる復帰処理部(復帰手段)36を備えることが好ましい。
設定項目の中には、即座に更新する必要があるものも存在する。すなわち、設定情報を更新したら、その直後からの画像処理装置1の動作に影響を与える設定項目は、即座に更新する必要がある。例えば、設定項目「ネットワーク設定」は、設定情報を更新することにより、その直後から通信接続が可能となるため、即座に更新する必要がある。
一方、例えば、設定項目「送信先」は、画像データの送信先を示しており、実際に画像データを送信するまでは、画像処理装置1の動作に影響を与えるものではない。
上記の構成によれば、「ネットワーク設定」のような、設定情報を更新したら、その直後からの画像処理装置1の動作に影響を与える設定項目と、復帰要否情報「要」とを対応付ける対応付け情報により、サブ基板12が該設定項目の更新要求を受け付けた場合、通常モードに復帰され、即座に設定情報が更新される。その結果、その後の処理を円滑に進めることができる。
一方、「送信先」のような、設定情報を更新しても、その直後からの画像処理装置1の動作に影響を与えない設定項目と、復帰要否情報「否」とを対応付ける対応付け情報により、サブ基板12が該設定項目の更新要求を受け付けた場合、省電力モードが維持される。その結果、省電力効果を向上させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、図1に示した画像処理装置1の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、画像処理装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像処理装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記画像処理装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像処理装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
(補足事項)
なお、本発明の画像処理装置は、以下のようにも表現できる。
すなわち、メイン基板およびサブ基板から構成され、サブ基板が有するネットワーク接続機能によって外部装置と通信可能な画像処理装置において、画像処理装置の消費電力を軽減する省エネモード時は、メイン基板に供給される電源が遮断され、サブ基板のみが通電する構成において、省エネモード時に、外部装置からネットワーク経由でメイン基板が保有する設定内容の更新要求を受け付けた時、受け付けた設定更新情報をサブ基板が一旦保持する。これにより、省エネモード中にメイン基板の設定情報更新要求を受けた場合、従来であればその都度メイン基板を起動して、設定情報更新処理を行っていたが、サブ基板がその設定更新情報を保持しておくことで、設定情報更新要求受信の度にメイン基板を復帰させずにすみ、省エネモード期間を持続させることで画像処理装置全体の消費電力の軽減が可能となる。
そして、省エネモード移行時、通常動作時に使用しているメイン基板設定更新用のユーザーインタフェースをサブ基板に対して提供する。これにより、省エネモード中に、外部装置からメイン基板が保有する設定内容更新要求を受け付けた場合、サブ基板がメイン基板に代わってメイン基板設定更新用ユーザーインタフェースを外部機器に提供することで、メイン基板を省エネモードから復帰させることなく、外部機器に対してメイン基板設定内容の更新を促すことが可能となる。
もしくは、省エネモード移行時、サブ基板に提供するメイン基板設定更新用のユーザーインタフェースは、通常動作時に使用するユーザーインタフェースと比較して簡易であってもよい。省エネモード時は、サブ基板がメイン基板の代わりに外部機器に対してネットワーク応答をする必要があり、省エネモード時にサブ基板が外部機器に対して提供するメイン基板設定更新用ユーザーインタフェースを簡易にすることで、省エネモード中のサブ基板での処理を軽減することが可能となる。
このとき、サブ基板に提供されるメイン基板設定更新用の簡易ユーザーインタフェースは、メイン基板設定更新用のユーザーインタフェースの設定項目の一部を抽出したものが好ましい。これにより、メイン基板設定更新用の簡易ユーザーインタフェースの設定項目が、省エネモード時でも設定更新可能な項目のみで構成されていれば、ユーザーインタフェースのさらなる簡素化が図られ、サブ基板の処理を軽減することが可能となる。
また、省エネモード時に、メイン基板が保有する設定内容の更新要求をサブ基板が外部装置より受け付けた時、次にメイン基板が省エネモードから復帰するタイミングで、受け付けた設定更新情報に応じてメイン基板の設定内容を更新する。
これにより、省エネモード中にサブ基板が受け付けたメイン基板の設定更新情報を、次にメイン基板が省エネモードから復帰する時に更新することで、無駄にメイン基板を省エネモードから復帰させることがなくなり、省エネモード期間を継続させることで画像処理装置全体の消費電力の軽減が可能となる。
また、サブ基板は、受け付けた設定更新情報を解析する、設定更新情報解析手段を有していてもよい。これにより、省エネモード中にサブ基板が受け付けたメイン基板の設定更新情報をただ単に保持するだけでなく、受け付けた設定更新情報を解析することで、サブ基板は適切な処理を行うことが可能となる。
さらに、前記設定更新情報解析手段は、設定更新情報の内容に応じてメイン基板を復帰させる省エネ復帰手段を有することが好ましい。これにより、設定更新情報の内容を解析した結果、メイン基板の復帰が必要である場合、即座にメイン基板を復帰させることで、その後の処理を円滑に進めることが可能となる。
本発明は、プリンタや複合機などの画像処理装置に適用できる。
画像処理装置が備えるメイン基板およびサブ基板を示す機能ブロック図である。 画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。 システム情報を表示する通常モード用UI画面の一例を示す図である。 ステータス情報を表示する通常モード用UI画面の一例を示す図である。 送信先情報を表示する通常モード用UI画面の一例を示す図である。 送信先情報の変更を促す通常モード用UI画面の一例を示す図である。 ネットワーク設定情報の変更を促す通常モード用UI画面の一例を示す図である。 管理者情報の変更を促す通常モード用UI画面の一例を示す図である。 管理テーブル記憶部が記憶する管理テーブルの一例を示す図である。 メニューを表示する省電力モード用UI画面の一例を示す図である。 送信先情報の変更を促す省電力モード用UI画面の一例を示す図である。 情報を一覧表示する省電力モード用UI画面の一例を示す図である。 省電力モード用UIデータ生成部が生成する解析用テーブルの一例を示す図である。 省電力モードへ移行するときのメイン基板における処理の流れを示すフローチャートである。 サブ基板の処理の流れを示すフローチャートである。 メイン基板における、通常モードへの復帰処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理装置
2 外部機器
11 メイン基板(第1制御手段)
12 サブ基板(第2制御手段)
21 電力制御部
22 ステータス情報抽出部
23 設定情報格納部
24 設定情報更新部
25 メイン制御部
26 UIデータ生成部
26a 通常モード用UIデータ生成部(第1送信手段)
26b 省電力モード用画面データ生成部(データ転送手段)
26c 管理テーブル記憶部
31 UIデータ表示切替部
32 UIデータ格納部(記憶部)
33 UI処理部(更新要求受付手段、第2送信手段)
34 解析部(処理手段)
35 更新情報通知部(更新要求出力手段)
36 復帰処理部(復帰手段)

Claims (16)

  1. 各種の設定項目の設定情報を更新する第1制御手段と、
    通信ネットワークを介して、外部機器と通信可能な第2制御手段とを備え、
    通常モード時に、第2制御手段と第1制御手段との両方に通電し、省電力モード時に、第2制御手段に通電する一方、第1制御手段に対する通電を停止させる画像処理装置において、
    上記第2制御手段は、
    省電力モード時において、上記外部機器から、上記設定情報の更新要求を受け付ける更新要求受付手段と、
    上記更新要求受付手段が受け付けた更新要求を、通常モードに移行するまで保持し、通常モードに移行した後、第1制御手段に出力する更新要求出力手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記第1制御手段は、
    通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための第1画面を示す第1画面データを、上記第2制御手段を介して、上記外部機器に送信する第1送信手段と、
    省電力モードに移行するときに、上記第1画面データを第2制御手段に送るデータ転送手段とを備え、
    上記第2制御手段は、
    上記データ転送手段から送られた上記第1画面データを記憶する記憶部と、
    省電力モード時において、上記記憶部が記憶する第1画面データを、上記外部機器に送信する第2送信手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記第1制御手段は、
    通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための第1画面を示す第1画面データを、上記第2制御手段を介して、上記外部機器に送信する第1送信手段と、
    省電力モードに移行するときに、上記第1画面とは異なる、上記設定情報の更新を促すための第2画面を示す第2画面データを第2制御手段に送るデータ転送手段とを備え、
    上記第2制御手段は、
    上記データ転送手段から送られた上記第2画面データを記憶する記憶部と、
    省電力モード時において、上記記憶部が記憶する第2画面データを、上記外部機器に送信する第2送信手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 上記第2画面データは、上記第1画面データよりもデータ容量が小さいことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 上記第2画面に含まれる上記設定項目は、上記第1画面に含まれる上記設定項目の一部であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 上記第2制御手段は、
    上記更新要求受付手段が受け付けた更新要求により示される新たな設定情報に基づいて、所定の処理を行う処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 上記第2制御手段は、
    上記各設定項目と第1制御手段を通常モードに復帰させるか否かを示す復帰要否情報とを対応付けた対応付け情報を参照して、上記更新要求受付手段が受け付けた更新要求により示される新たな設定情報の設定項目に対応する上記復帰要否情報を特定し、特定した復帰要否情報に基づいて、上記第1制御手段に通電を開始させる復帰手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 各種の設定項目の設定情報を更新する第1制御手段と、
    通信ネットワークを介して、外部機器と通信可能な第2制御手段とを備え、
    通常モード時に、第2制御手段と第1制御手段との両方に通電し、省電力モード時に、第2制御手段に通電する一方、第1制御手段に対する通電を停止させる画像処理装置における情報伝達方法であって、
    上記第2制御手段が、省電力モード時において、上記外部機器から、上記設定情報の更新要求を受け付ける更新要求受付ステップと、
    上記第2制御手段が、上記更新要求を、通常モードに移行するまで保持し、通常モードに移行した後、第1制御手段に出力する更新要求出力ステップとを含むことを特徴とする情報伝達方法。
  9. 上記第1制御手段が、通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための第1画面を示す第1画面データを、上記第2制御手段を介して、上記外部機器に送信する第1送信ステップと、
    上記第1制御手段が、省電力モードに移行するときに、上記第1画面データを第2制御手段に送る第1画面データ転送ステップとを含み、
    上記第2制御手段が、上記第1制御手段から送られた上記第1画面データを記憶する記憶部を備え、
    上記第2制御手段が、省電力モード時において、上記記憶部が記憶する第1画面データを、上記外部機器に送信する第2送信ステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の情報伝達方法。
  10. 上記第1制御手段が、通常モード時において、上記設定情報の更新を促すための第1画面を示す第1画面データを、上記第2制御手段を介して、上記外部機器に送信する第1送信ステップと、
    上記第1制御手段が、省電力モードに移行するときに、上記第1画面とは異なる、上記設定情報の更新を促すための第2画面を示す第2画面データを第2制御手段に送る第2画面データ転送ステップとを含み、
    上記第2制御手段が、上記第1制御手段から送られた上記第2画面データを記憶する記憶部を備え、
    上記第2制御手段が、省電力モード時において、上記記憶部が記憶する第2画面データを、上記外部機器に送信する第2送信ステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の情報伝達方法。
  11. 上記第2画面データは、上記第1画面データよりもデータ容量が小さいことを特徴とする請求項10に記載の情報伝達方法。
  12. 上記第2画面に含まれる上記設定項目は、上記第1画面に含まれる上記設定項目の一部であることを特徴とする請求項10に記載の情報伝達方法。
  13. 上記第2制御手段が、上記更新要求により示される新たな設定情報に基づいて、所定の処理を行う処理ステップを備えることを特徴とする請求項8に記載の情報伝達方法。
  14. 上記第2制御手段が、上記各設定項目と第1制御手段を通常モードに復帰させるか否かを示す復帰要否情報とを対応付けた対応付け情報を参照して、上記更新用の設定情報の設定項目に対応する上記復帰要否情報を特定し、特定した復帰要否情報に基づいて、上記第1制御手段に通電を開始させる復帰ステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の情報伝達方法。
  15. 請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置の上記の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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