JP2010170936A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】検知機能の信頼性を高める。
【解決手段】コネクタ10は、第1検知端子60を収容する第1ハウジング20と、第2検知端子80を収容するとともに、第1ハウジング20と嵌合可能な第2ハウジング40とを備える。第1ハウジング20には、両検知端子60、80と接触する導電部50が組み付けられ、両ハウジング20、40が正規に嵌合されるのに伴って両検知端子60、80が導電部50を介して検知回路を閉成するようになっている。導電部50は、第2検知端子80が挿入され、その挿入入口側に向けて拡開する拡開部51と、拡開部51の挿入出口側に連なり、その内面で第2検知端子80と接触する絞り通路部52とを有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、第1検知端子を収容する第1ハウジングと、第2検知端子を収容する第2ハウジングとを備え、両ハウジングが正規に嵌合されるのに伴い、両検知端子が直接に接触して検知回路を閉成するコネクタが開示されている。この場合、検知回路がオフ状態からオン状態になることにより、両ハウジングが正規嵌合状態に至ったことを知ることができる。ここで、第1検知端子は撓み可能な一対の弾性片を有し、第2検知端子は両弾性片と接触する一対のタブを有している。
特開2007−123232公報
ところで、第2検知端子のタブが塑性変形していると、両ハウジングが正規に嵌合されても両検知端子同士が互いに接触しないおそれがある。その結果、閉回路が構成されず、検知機能の信頼性が損なわれてしまうという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、検知機能の信頼性を高めることを解決すべき課題としている。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1検知端子を収容する第1ハウジングと、第2検知端子を収容するとともに、前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングとを備え、前記第1ハウジングには、前記両検知端子と接触する導電部が組み付けられ、前記両ハウジングが正規に嵌合されるのに伴って前記両検知端子が前記導電部を介して検知回路を閉成するようになっており、前記導電部は、前記第2検知端子が挿入され、その挿入入口側に向けて拡開する誘い込み部と、前記誘い込み部の挿入出口側に連なり、その内面で前記第2検知端子と接触する接触部とを有している構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1検知端子は、撓み可能な弾性片を有しており、前記弾性片は、前記導電部の外面に弾性的に接触しているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記導電部は、筒状をなしているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記導電部は、前記第1ハウジングに圧入されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記第1ハウジングは、前記第2検知端子が前記誘い込み部に挿入されるのに先立って挿入され、その挿入入口側に向けて拡開する先行誘い込み部を有しているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
仮に、第2検知端子が塑性変形していても、両ハウジングが嵌合されるのに伴い、第2検知端子が誘い込み部によって誘い込まれて接触部と接触するから、これら誘い込み部及び接触部を有する導電部を介して、第2検知端子が第1検知端子と確実に接続される。このため、両ハウジングの正規嵌合時に検知回路が閉成されることが保障され、検知機能の信頼性が高められる。
<請求項2の発明>
第1検知端子が撓み可能な弾性片を有し、弾性片が導電部の外面に弾性的に接触するから、導電部に対する第1検知端子の接触誤差が弾性片によって吸収され、第1検知端子が導電部を介して第2検知端子と確実に接続される。このため、検知機能の信頼性がより高められる。
<請求項3の発明>
導電部が筒状をなしているから、導電部に挿入される第2検知端子の部分が保護状態に置かれる。
<請求項4の発明>
導電部が第1ハウジングに圧入されているから、組付性に優れる。
<請求項5の発明>
第2検知端子が第1ハウジングの先行誘い込み部と導電部の誘い込み部とによって2段階に亘って誘い込まれるから、いずれか一方によって一度に誘い込まれるよりも誘い込み部に作用する応力が分散されて、両ハウジングの嵌合時における作業負担が軽減される。
本発明の実施形態1に係るコネクタにおいて、両ハウジングを浅く嵌合させた状態を示す断面図である。 両ハウジングの嵌合過程で、第1検知端子が導電部から離間した状態を示す断面図である。 両ハウジングの嵌合過程で、ロック片がロック部に乗り上げられた状態を示す断面図である。 両ハウジングが正規に嵌合され、両検知端子が導電部を介して接続された状態を示す断面図である。 両検知端子の接続部分を示す要部拡大断面図である。 図5のA−A断面図である。 第1ハウジングにおけるレバーの取付部分を上方から見たときの断面図である。 本発明の実施形態2に係るコネクタにおいて、両検知端子の接続部分を示す要部拡大断面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。実施形態1に係るコネクタ10は、エアバッグ用コネクタに適用した場合を例示するものであって、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング20、40を備えている。なお、以下において、上下方向については図1を基準とし、前後方向については両ハウジング20、40の互いの嵌合面側を前方として説明する。
第2ハウジング40は合成樹脂製であって、図1に示すように、前方に開放された角筒状のフード部41を有している。フード部41の上壁の内面には、両ハウジング20、40を嵌合状態に保持するためのロック部42が突出して形成されている。また、フード部41の上壁の内面には、図7に示すように、第1ハウジング20に組み付けられたレバー70と係合可能な円柱状のカムフォロア43が突出して形成されている。フード部41の奥壁には、複数本のタブ状(角棒状)の雄端子金具90が貫通して形成されているとともに、これら雄端子金具90の上方に位置する一対のタブ状の第2検知端子80が貫通して形成されている。雄端子金具90及び第2検知端子80はいずれも導電金属製であって互いに同じ形状とされ、両者の前端位置がフード部41内で揃うように配置されている。雄端子金具90における奥壁の外側に突出する部分は、図示しないプリント回路基板の導電路と電気的に接続されている。また、フード部41内には、両ハウジング20、40の嵌合に伴い、第1ハウジング20に収容された短絡端子91による短絡状態を解除するための短絡解除片44が突出して形成されている。
第1ハウジング20は合成樹脂製であって、フード部41内にその全体が嵌合可能な角ブロック状をなしている。第1ハウジング20には、複数のキャビティ21が前後方向に形成されており、各キャビティ21内に後方から雌端子金具93が挿入されている。各雌端子金具93は、キャビティ21の内面に撓み可能に突成されたランス22によって一次的に係止されるとともに、第1ハウジング20に下方から装着されるリテーナ23によって二次的に係止され、かつ電線95の端末に接続され、両ハウジング20、40が正規に嵌合されるのに伴って相手の雄端子金具90と電気的に接続されるようになっている。
また、第1ハウジング20には、各雌端子金具93の上方に位置して対応する一対の雌端子金具93と接触する短絡端子91が収容され、両ハウジング20、40が正規嵌合されるまでの間、両雌端子金具93が短絡端子91を介して互いに短絡されている。
第1ハウジング20の上端部には、レバー70が収容されるレバー収容部24が後面に開口して形成されている。第1ハウジング20におけるレバー収容部24の内下面には、レバー70を回転可能に支持する略円柱状の支軸25が突出して形成されている。第1ハウジング20におけるレバー収容部24の内上面には、両ハウジング20、40の嵌合時にロック部42が進入するガイド溝24が前後方向に延出して形成されている。
ここで、レバー70は同じく合成樹脂製であって、図1及び図7に示すように、カム板71とカム板71よりも小さい姿勢矯正板72と両者71、72の端部同士を連結する連結部73とからなる。カム板71には、支軸25が内嵌される略円形の軸受部74が形成されているとともに、第2ハウジング40のカムフォロア43と係合可能なカム溝75が所定方向に延出して形成されている。レバー70は、第1ハウジング20に対して支軸25を中心として回動可能とされ、その回動操作に伴ってカムフォロア43がカム溝75内を移動することによってカム作用を発揮し、もって両ハウジング20、40の嵌合離脱操作を低操作力で進める役割をはたす。姿勢矯正板72は、レバー70の回動姿勢の傾きを矯正するものであって、両ハウジング20、40の嵌合時にはフード部41内に嵌合挿入される。
カム板71には、両ハウジング20、40の正規嵌合時に、第2ハウジング40のロック部42に弾性的に係止されるロック片76が板厚方向に撓み可能に形成されている。また、カム板71には、ロック片76の下面に沿って押圧部77が突出して形成されている。押圧部77は、レバー70の回動過程で検知アーム27を押動するようになっている。検知アーム27は、レバー収容部24を画成する下壁の一部を構成するものであって、第1ハウジング20の前端部から後方へ向けて延出する形状とされている。検知アーム27の上面には押圧部77が押圧状態で摺動可能とされ、押圧部77の摺動動作に伴って検知アーム27がその前端部を支点として下方へ弾性的に傾動するようになっている。
第1ハウジング20には、短絡端子91が収容される部分よりも上方で、かつレバー収容部24よりも下方の位置に、第1検知端子60が収容される検知端子収容部28が形成されている。検知端子収容部28は、隔壁を介して短絡端子91と隣接し、かつその上面に検知アーム27の下面が構成されている。また、検知端子収容部28は、第1ハウジング20の後面に開口し、かつその前面が第1ハウジング20の前壁29によって実質的に閉じられている。検知端子収容部28を画成する第1ハウジング20の前壁29には、図5に示すように、前方から第2検知端子80が差し込まれる挿入口30が前後方向に貫通して形成されている。挿入口30の前端部は、第1ハウジング20の前面に向けて次第に拡開するラッパ状の先行誘い込み部31とされ、ここに第2検知端子80が遊挿可能となっている。なお、先行誘い込み部31を除く挿入口30の後方部分は、第2検知端子80の板厚よりも少し大きい開口径を有している。
ここで、第1検知端子60は、導電金属板を曲げ加工等して成形され、検知端子収容部28の下面に沿って配される基板部61と、基板部61の後端から前方へ回曲されつつ折り返される弾性片62とからなる。弾性片62には上方へ山型に突き出る被押圧部63が形成されているとともに、被押圧部63よりも前方(自由端側)でかつ被押圧部63よりも低い位置に接点部64が形成されている。接点部64は、基板部61と対向しつつほぼ水平に延びる延出先端部65において緩やかな勾配をもった山の頂上部に形成されている。被押圧部63は、両ハウジング20、40の嵌合過程で、検知アーム27を介して押圧部77によって押圧され、接点部64は、両ハウジング20、40の正規嵌合時に、後述する導電部50を介して相手の第2検知端子80と接続されるようになっている。
さて、検知端子収容部28における第1検知端子60の延出先端部65と検知アーム27との間には、両検知端子60、80と接触する導電金属製の導電部50が組み付けられている。第1ハウジング20の前壁29の後面には取付凹部38が開口して形成されており、ここに導電部50が嵌め込まれている。
導電部50は、前後方向に細長い筒状であって前後方向、上下方向及び幅方向に関して対称な形状をなし、第2検知端子80の挿入方向に沿ってほぼ水平姿勢をとって配置される。具体的には導電部50は、図5及び図6に示すように、幅方向に扁平な略角筒状をなし、前後方向の両端部には開口面積の広い拡開部51(拡開部)が形成され、前後方向の中央部には開口面積の狭い絞り通路部52(接触部)が形成されている。
絞り通路部52は、導電部50の上下両外面を内側に叩くことによって導電部50の内側に膨出する形状とされている。絞り通路部52の上下両内面は、前後方向に沿って互いに平行に対向配置され、この上下両内面間の距離は、第2検知端子80の板厚よりも僅かに大きい程度とされている。絞り通路部52の両内面は、第2検知端子80に接触可能な接触面53とされ、両ハウジング20、40の嵌合時には、上下の接触面53間に、第1検知端子60の先端部が板厚方向(上下方向)に弾性的に挟まれるようになっている。絞り通路部52の接触面53は、幅方向にほぼ同一高さで連なって配置されている。
前側の拡開部51の上下両内面は、絞り通路部52の前端から前方(挿入入口側)へ向けて次第に拡開する誘い込み面54と、誘い込み面54の前端から導電部50の前端にかけて略水平に延びる導入面55とされ、導入面55から誘い込み面54を経て絞り通路部52内へと第2検知端子80が進入するようになっている。同様に、後側の拡開部51の上下両内面は、絞り通路部52の後端から後方へ向けて次第に拡開する誘い込み面54と、誘い込み面54の後端から導電部50の後端にかけて略水平に延びる導入面55とされている。このように、拡開部51が導電部50の前後両側に形成されていることにより、導電部50の前後方向の構造識別性が喪失され、導電部50の反転使用が可能となっている。
次に、本実施形態に係るコネクタ10の作用効果を説明する。
第1ハウジング20の検知端子収容部28に、後方から導電部50及び第1検知端子60を順次挿入する。導電部50は検知端子収容部28の取付凹部38に圧入され、第1検知端子60は検知端子収容部28の下面に弾性的に係止され、いずれも検知端子収容部28に前後方向に位置決めされた状態で保持される。このとき、導電部50の外面に下方から第1検知端子60の接点部64が弾性的に接触する。
上記の状態で、図1に示すように、レバー70を回動初期位置に留め置き、両ハウジング20、40を浅く嵌合する。すると、第2検知端子80の先端部が前壁29の先行誘い込み部31を通して挿入口30内に進入する。続いて、レバー70を回動完了位置に向けて回動すると、図2に示すように、両ハウジング20、40の嵌合動作が進行するとともに、押圧部77が検知アーム27の上面を摺動して検知アーム27を押し下げ、それと同時に検知アーム27が被押圧部63を押し下げる。かかる被押圧部63の下方への変位に伴い、接点部64が導電部50から離間し、もって第1検知端子60と導電部50との接触状態が解除される。また、第2検知端子80の先端部が第1ハウジング20の挿入口30から導電部50の拡開部51を経て絞り通路部52内に進入する。このとき、拡開部51の誘い込み面54によって第2検知端子80の絞り通路部52内への誘導がなされる。さらに、レバー70が回動されると、図3に示すように、ロック片76がロック部42に乗り上げられてロック片76が検知アーム27とともに下方へ大きく撓み変形し、それに伴って第1検知端子60の接点部64も導電部50から大きく離間する。
その後、レバー70が回動完了位置に至ると、ロック片76がロック部42を弾性的に係止して両ハウジング20、40が嵌合状態に保持されるとともに、押圧部77による検知アーム27への押圧状態が解除されて、検知アーム27が元の自然状態に弾性復帰する。かかる検知アーム27の複動に伴い、押圧部77の押圧状態が解除され、それと同時に接点部64が上昇して導電部50の外面に当接する。このとき、導電部50の絞り通路部52内には第2検知端子80の先端部が正規深さで挿入されて接触面53に接触されている。したがって、かかる両ハウジング20、40の正規嵌合時には、両検知端子60、80が導電部50を介して電気的に接続されて、検知回路が閉成されることとなる。なお、図5に示すように、対をなす第2検知端子80のそれぞれは、絞り通路部52の接触面53の幅方向両側で接触される。
ところで、第2検知端子80の先端部が塑性変形して屈曲等されている場合には、第2検知端子80の先端部が芯ずれによって絞り通路部52の接触面53に接触できないおそれがある。しかるに本実施形態によれば、仮に、第2検知端子80が塑性変形していても、両ハウジング20、40が嵌合されるのに伴い、第2検知端子80が拡開部51の誘い込み面54に摺動等して誘い込まれて絞り通路部52の接触面53と接触するから、導電部50を介して第2検知端子80が第1検知端子60と確実に接続される。このため、両ハウジング20、40の正規嵌合時に検知回路が閉成されることが保障され、検知機能の信頼性が高められる。なお、本実施形態における第2検知端子80の先端部は、やや前下がりの姿勢をとって絞り通路部52を若干撓ませつつ接触面53に対して所定長さ範囲に亘って接触している。
また、第1検知端子60が撓み可能な弾性片62を有し、弾性片62が導電部50の外面に弾性的に接触するから、導電部50に対する第1検知端子60の接触誤差が弾性片62によって吸収され、第1検知端子60が導電部50を介して第2検知端子80と確実に接続される。このため、検知機能の信頼性がより高められる。
また、導電部50が筒状をなしているから、導電部50に挿入される第2検知端子80の先端部が保護状態に置かれる。また、導電部50が第1ハウジング20に圧入されているから、組付性に優れる。また、第2検知端子80が第1ハウジング20の先行誘い込み部31に誘い込まれたあと拡開部51に誘い込まれて絞り通路部52に導かれるから、いずれか一方によって一度に誘い込まれるよりも先行誘い込み部31及び拡開部51に作用する応力が分散されて、両ハウジング20、40の嵌合時における作業負担が軽減される。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図8によって説明する。実施形態2に係るコネクタ10では、導電部50の形状が実施形態1とは異なっている。なお、実施形態2では、実施形態1と同様の構造部位に同一符合を付し、重複する説明は省略する。
絞り通路部52は、その前端から後方へ行くにしたがって次第に拡開するテーパ面59を有する形状とされ、その前端部における最も絞り込まれた上下両内面に、第2検知端子80に対する接触面53が構成されている。絞り通路部52の後端は、後側の拡開部51の前端に連続している。また、絞り通路部52の外面には、第1検知端子60の延出先端部65がこの外面に沿って所定長さ範囲に亘って接触している。
前側の拡開部51の上下両内面は、絞り通路部52の前端に連なり、絞り通路部52よりも急勾配で拡開する誘い込み面54と、誘い込み面54の前端に連なり、誘い込み面54の前端から導電部50の前端にかけて略水平に配置される導入面55とされている。後側の拡開部51の上下両内面には、誘い込み面54が含まれていない。第2検知端子80は、上方の絞り通路部52の接触面53に対して点接触状態又は線接触状態で当接している。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)導電部は、筒状ではなく、幅方向の両側が開放されていて、上下で対向する一対の板材によって第2検知端子と接触可能な構成であってもよい。
(2)第1検知端子が導電部の内面に当接するようにしてもよい。
(3)第1検知端子の被押圧部が検知アームを介さずにレバーによって直接に押圧されて、接点部と導電部との接続状態が解除される構成であってもよい。
(4)レバーのロック片に代えて、第1ハウジングに両ハウジングを嵌合状態に保持する撓み可能なロックアームを形成し、このロッカアームの撓み動作によって第1検知端子の被押圧部が押圧されて、接点部と導電部との接触状態が解除される構成であってもよい。
10…コネクタ
20…第1ハウジング
31…先行誘い込み部
40…第2ハウジング
50…導電部
51…拡開部(誘い込み部)
52…絞り通路部(接触部)
53…接触面
54…誘い込み面
60…第1検知端子
62…弾性片
80…第2検知端子

Claims (5)

  1. 第1検知端子を収容する第1ハウジングと、第2検知端子を収容するとともに、前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングとを備え、前記第1ハウジングには、前記両検知端子と接触する導電部が組み付けられ、前記両ハウジングが正規に嵌合されるのに伴って前記両検知端子が前記導電部を介して検知回路を閉成するようになっており、
    前記導電部は、前記第2検知端子が挿入され、その挿入入口側に向けて拡開する誘い込み部と、前記誘い込み部の挿入出口側に連なり、その内面で前記第2検知端子と接触する接触部とを有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1検知端子は、撓み可能な弾性片を有しており、前記弾性片は、前記導電部の外面に弾性的に接触することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記導電部は、筒状をなしていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記導電部は、前記第1ハウジングに圧入されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
  5. 前記第1ハウジングは、前記第2検知端子が前記誘い込み部に挿入されるのに先立って挿入され、その挿入入口側に向けて拡開する先行誘い込み部を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のコネクタ。
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JP2013109897A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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