JP2010170696A - 集魚灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数のLEDを備えランプの代わりに用いられるに適した集魚灯の提供
【解決手段】集魚灯1は、円板状底壁12並びに該円板状底壁の外周面から前方及び後方に延びた円筒状周壁11(14,15)を備えると共に円筒状周壁の外表面から半径方向外向きに延びた多数の放熱フィン20を備えた金属製のケース本体10と、LED40が実装され且つケース本体の円板状底壁の前面に密接する金属製板状部31を備えたLED実装基板構造体30と、発光ダイオードに対面するレンズ部52を備え外周縁部がパッキン55を介して前側円筒状周壁部14の前端部に取付けられたレンズ板構造体50と、交流/直流変換回路を含む電源回路構造体60と、後端部に交流電源ソケットに装着される口金部72を備え前面側の外周縁部がパッキン79を介して後側円筒状周壁部15の後端部に取付けられる口金構造体70とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、集魚灯に係り、より詳しくは、発光ダイオード(以下では、「LED」ともいう)を用いた集魚灯に係り、特に、サンマ漁に用いられるに適した集魚灯に係る。
集魚灯としては、従来、メタルハライドやハロゲンランプの如き電球が用いられている。しかしながら、電球は全方向に発光する(ほとんど立体角4πに近い方向に向かって発光する)ことから、例えば、サンマ漁用の集魚灯においてサンマを集めるに十分な照度を確保しようとすると、消費電力が大きくなるのを避け難く、発電用の油の消費量が多くなるのを避け難い。
集魚灯として、LEDを用いること自体は提案されている(例えば特許文献1)。しかしながら、集魚灯としてみると、LEDは、過度に指向性が高いことから、ある程度広い範囲を明るく照らすことが求められる集魚灯としては、実際には適用され難かった。
一方、集魚灯のような用途を意図しない一般的なものでは、LEDを用いた照明としては、各種のものが提案され、明るさ、小型化及び放熱性を考慮した照明装置として、金属製ベース部に絶縁性ヒートシンクをアレイ状に配置し、ベース部の背面側の中央部に小径の円筒状の金属製支持体を取付け、該支持体の内部に交流・直流変換回路を設けると共に該小径円筒状金属製支持体の外周に放射状に放熱フィンを突設し、更に、小径円筒状金属製支持体の後端に絶縁部を介して口金を取付けてなるものが提案されている(特許文献2)。
しかしながら、この提案の照明装置では、冷却のためにLEDアレイの背後に大きな伝熱路及び放熱フィンを設けていたので、交流・直流変換回路を小径の円筒状支持体内に収容することになり、交流・直流変換回路の部分の発熱が無視し難くなったり、該回路に組込み得る機能が限られる虞れがある。なお、この特許文献2では、更に、口金部分のところにファンを設け、該ファンをモータで回して、放熱フィンのところの放熱を助けることも提案されており、この構造では、ファンなしでは放熱フィンのところの空気の流れが不十分であることを示唆している。
なお、複数のLEDを並べたLED実装基板を備えるものではなく単一のLEDからなるものであるけれども、当該単一LEDの放熱のために、小径円筒状金属製支持体の円筒状周壁から半径方向外向きに延びた多数の放熱フィンの夫々を渦巻状に湾曲させることにより各フィンの表面積を大きくしつつ全体の径の増大を抑えることは提案されている(特許文献3)。
いずれにしても、LEDは、耐熱温度が低いので、多数の照明用LEDを組込む場合、放熱による冷却は実際上不可欠である。放熱を確保するために、LEDアレイと放熱フィンとの間に隙間を設けること(特許文献4)や、基板の外縁部近傍のみに沿ってLEDを円弧状に配置すること(特許文献5)も提案され、多数のLEDを基板に実装する場合のLEDの冷却には種々の試みが成されている。なお、LEDランプの放熱に関して、従来技術をまとめて評価したものもある(特許文献6の従来技術の説明の欄)。
但し、集魚灯関連に限ってみると、LEDランプの背後の室内においてファンで空気流を生じさせる提案(特許文献1)がある程度である。
なお、多数のLEDを実装してなる基板の前面に設ける透光性のカバーに各レンズからの光を拡げるレンズ状の領域ないし拡散領域を設けること自体は、知られている(特許文献7)。
但し、この特許文献7は、透光性カバーの取付け構造については具体的開示を欠く。
登録実用新案第3099741号公報 特開2005−93097号公報 登録実用新案第3142664号公報 特表2004−528698号公報 特開2006−40727号公報 特開2008−27910号公報 登録実用新案第3133922号公報
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、多数のLEDを備え従来のランプの代わりに用いられるに適した集魚灯を提供することにある。
本発明の集魚灯は、前記目的を達成すべく、円板状底壁並びに該円板状底壁の外周から前方及び後方の両方向に延びた前側及び後側円筒状周壁部からなる円筒状周壁を有する金属製のケース本体であって、円筒状周壁を構成する前側及び後側円筒状周壁部の外表面から半径方向外向きに延びた多数の放熱フィンを備えたものと、該ケース本体の円板状底壁の前面側に密接するように配置された基板及び該基板に実装された多数の発光ダイオード(LED)からなるLED実装基板構造体であって、基板のうち円板状底壁の前面に密接する背面側部分が金属製の板状部からなるものと、円板状底壁及び前側円筒状周壁部と協働してLED実装基板構造体を収容する液密なLED室を形成するレンズ板構造体であって、多数の発光ダイオードの夫々に対面する位置にレンズ部を備え、外周縁部がパッキンを介して前記前側円筒状周壁部の前端部に取付けられたものと、前記ケース本体の円板状底壁の背面側に間隔をおいて取付けられた基板及び該基板に実装された電源回路構造体であって交流/直流変換回路を含むものと、円板状底壁及び後側円筒状周壁部と協働して電源回路構造体を収容する液密な電源室を形成する口金構造体であって、後端部に交流電源ソケットに装着される口金部を備え、前面側の外周縁部がパッキンを介して前記後側円筒状周壁部の後端部に取付けられたものとを有する。
本発明の集魚灯では、「円板状底壁並びに該円板状底壁の外周面から前方及び後方の両方向に延びた前側及び後側円筒状周壁部からなる円筒状周壁を有する金属製のケース本体が、円筒状周壁の外表面から半径方向外向きに延びた多数の放熱フィンを備える」ので、多数の放熱フィンが「円板状底壁の外周面から前方に延びた前側円筒状周壁部及び後方に延びた後側円筒状周壁部」の両方にあるから、ケース本体の放熱が促進され易い。また、放熱フィンを、前側及び後側円筒状周壁部の外周に形成するようにしたことにより、前側及び後側円筒状周壁部の外周面形状及び関連放熱フィンを同一形状にすることが可能になり、全体として、冷却用空気が流れ易くなる。特に、集魚用照明装置において多数の集魚灯が一列に並べられその周囲がハウジングの壁部で囲われる場合であっても、集魚灯のうちハウジングの壁部の前面開口端近傍に位置する前側周壁部の前端にある放熱フィンの部分が船の揺れその他に伴う空気流(風)を受け易く該部分が風を受けると、該空気流が隣接する放熱フィンの間隙を通って集魚灯の後端に流れ得るから、各集魚灯の冷却が効果的に行われ易い。
特に、本発明は集魚灯であって、漁を行う船に取付けられるものであるから、陸上で静置される単なる照明とは異なり、船の揺れ等に伴い金属製のケース本体の表面すなわち放熱フィンの表面には常時空気流が生じるので、放熱フィンによる冷却作用が陸上の静置照明と違って確実に有効に働き得る。本発明の集魚灯では、前側円筒状周壁部がLED実装基板構造体を収容するLED実装基板収容室を形成するものであってLED実装基板よりも大径になるので、放熱フィンは、比較的大径の円筒状周壁の外表面から半径方向外向きに延びるから、この空気流が径の細い狭い領域を流れる必要がない故、ケース本体が放熱フィンを介して確実に冷却され得る。
なお、本発明の集魚灯では、円板状底壁の前面に密接状態でLED実装基板構造体が取付けられるので、円板状底壁にはLED実装基板構造体からの熱が流れ込むことになるから、該円板状底壁からその外周につながった円筒状周壁に確実に放熱させ得るように熱流に対する抵抗を最低限に抑えるべく、円板状底壁は、十分な厚さ(例えば、高々数mm〜1cm程度で足りるから、全体のサイズに影響を与える虞れはない)で形成されることになる。これにより、LED実装基板構造体の中央部における発熱もその背後にヒートシンク(熱の放出孔)があるかの如く、放熱し得る。すなわち、本発明の集魚灯において、ケース本体の円板状底壁は、それ自体が最終的なヒートシンクになるわけではなく、ヒートシンクになる放熱フィンにつながった円筒状周壁への熱抵抗の低い伝熱路を提供することになる。ここで、当然ながら、LED実装基板構造体において、基板の背面側部分が金属製の板状部からなりケース本体の円板状底壁に密接することにより放熱を可能にしている。
また、本発明の集魚灯では、「前記ケース本体の円板状底壁の背面側に間隔をおいて取付けられた基板及び該基板に実装され交流/直流変換回路を含む電源回路構造体」が円板状底壁と後側円筒状周壁部と口金構造体とによって形成された電源室内に配置されるところ、本発明の集魚灯では、金属製のケース本体が、「該円板状底壁の外周から前方及び後方の両方向に延びた前側及び後側円筒状周壁部からなる円筒状周壁」を有するので、後方円筒状周壁部が前側円筒状周壁部と同様に大径に形成され得るから、円板状底壁及び後側円筒状周壁部により規定される電源室を十分に大きく形成し得る。その結果、電源回路に最大限の機能を持たせても、該電源回路の過熱を抑えることが可能になるだけでなく電源収容室内において電源回路を円板状底壁から離して配置することが可能になり(典型的にはスペーサを介して配置される)、LEDと電源回路との熱的な干渉を最低限に抑え得る。その結果、集魚灯の発熱を最低限に抑えて効果的な放熱を実現し得、長期間安定な照明として働かせ得る。
更に、本発明の集魚灯では、「円板状底壁及び前側円筒状周壁部と協働してLED実装基板構造体を収容する液密なLED室を形成するレンズ板構造体であって、多数の発光ダイオードの夫々に対面する位置にレンズ部を備え、外周縁部がパッキンを介して前側円筒状周壁部の前端部に取付けられたもの」が設けられるので、レンズ板構造体として所望の程度の拡散性のあるレンズ部を備えたものを選択すれば、光源自体はLEDであっても適度の拡散性のある集魚用照明が実現され得る。その結果、実際上全方向に光を発するランプないし電球と異なり拡げられる(拡散される)とはいえ限られた範囲ないし方向に向かって光を発し照明としての効率の高いLEDの特性を最大限生かし得る。また、「レンズ板構造体の外周縁部が前側円筒状周壁部の前端部に取付けられる」ので、前側円筒状周壁部自体がLED室からの放熱に多少なりとも寄与し得る。
加えて、本発明の集魚灯では、口金部が設けられているので、従来のランプ式の集魚灯の代わりに、そのまま、当該ランプ式集魚灯用のソケットに、口金部で装着され得る。即ち、従来のランプ式の集魚灯の代わりに本発明の集魚灯を用いるだけで、従来のランプ式の集魚灯用に既にある設備をそのまま使用し得る。ここで、本発明の集魚灯では、電源回路のために十分に広いスペースが確保されているから、電源電圧の変動が大きかったり、各種要因により差異のある発電機に起因して電源電圧自体が大きく異なっていたりしても、当該差異や変動を吸収し得る電源回路が組込まれ得、従来のランプ式集魚灯に代替し得る。
更に、本発明の集魚灯では、レンズ板構造体及び口金構造体が、パッキンを介して取外し可能にケース本体に取付けられ得るから、例えば、塩水や潮風に曝される環境下でケース本体が比較的短期間(例えば、3〜4年程度又はそれ以下の期間)で化学的又は電気化学的な腐食その他により劣化しても、相対的に高価であっても寿命の長いLED実装基板構造体等を残す(繰り返し使用する)一方で、ケース本体を含めて寿命の短い部品を交換することにより、資源の長期間の使用が可能になる。従って、LEDによる低エネルギ消費に加えて、一層の省資源化が図られ得る。
すなわち、本発明の集魚灯では、典型的には、ケース本体がアルミニウム製であり、レンズ板構造体がケース本体の前側円筒状周壁部の前端部に取外し可能に取付けられ、口金構造体が後側円筒状周壁部の後端部に取外し可能に取付けられている。
この場合、上述の省資源化が確実に実現され得る。すなわち、この場合、ケース本体を最大限大きくしてもコストや重量は低く抑えられ得、相対的に小さな光電部品(LED実装基板構造体等)や電気部品(電源回路構造体)を残して相対的に大きな部品(ケース本体やレンズ板構造体等)を取り替える。特に、許容される範囲内でケース本体を最大限大型化することにより、冷却や交換を容易且つ確実にしている。わざわざケース本体を大きくしておいて、そのケース本体を比較的短期間で破棄ないし交換することにより、他の部品を最大限高機能化すると共に長期利用しようとするもので、ここには、一種の発想の転換がある。
本発明の集魚灯では、典型的には、放熱フィンが渦巻状に湾曲している。
この場合、占有スペースが狭い割には、放熱フィンを介した放熱による冷却が確実に行われ得る。また、放熱フィンがその放熱効果が高い割には占有スペースの少ないことから、ケース本体の円筒状周壁の径を最大限に大きくし得、上述のメリットを最大限に生かし得る。
本発明の集魚灯は、典型的には、サンマ漁に用いられる。
サンマ漁では、集魚灯は、船の左舷及び右舷から海上に突出した竿の先端部に多数個取付けられることになるので、その冷却が確実に行われ易い。反面、集魚灯がサンマ漁に用いられると、海水や潮風によってケース本体などの表面が塩害を受けるのを避け難いけれども、本発明の集魚灯では、上述の如く、レンズ板構造体や口金構造体がケース本体に対して取外し可能であるので、劣化部品を交換するだけで、残りの部品は再利用され得るから、LED光源の利用によるエネルギ消費の低減と相俟って、省資源化が確実に図られ得る。
本発明の集魚用照明装置は、上述のような集魚灯を一列に備える。但し、多数列あってもよく、その場合、各列を構成する集魚灯は、まっすぐ並んでいなくてもよい。
本発明の好ましい一実施例の集魚灯の正面説明図。 図1の集魚灯を矢印II方向に見た側面説明図。 図2の集魚灯を矢印III方向に見た背面説明図。 図1の集魚灯を分解して示した一部断面説明図。 図1の集魚灯の灯体を示したもので、(a)は(b)において矢印VA方向に見た側面説明図、(b)は(a)において矢印VB方向に見た正面説明図。 図1の集魚灯のLED実装基板構造体を示したもので、(a)は(b)において矢印VIA方向に見た正面説明図、(b)は(a)において矢印VIB方向に見た側面説明図、(c)は一つのLED素子が基板に実装された状態を拡大して示した断面説明図。 図1の集魚灯のレンズ板を示したもので、(a)は(b)において矢印VIIA方向に見た平面説明図、(b)は(a)のVIIB−VIIB線断面説明図。 図1の集魚灯の口金構造体の一部破断側面説明図。 図1の集魚灯を多数個備えた集魚灯照明装置が取付けられた竿を多数個備えたサンマ漁用の船を示したもので、(a)は右斜め前から見た斜視説明図、(b)は上から見た平面説明図。 図9のサンマ漁用の船において、多数個のソケットを備えた一つの集魚灯照明装置を示したもので、(a)は(b)のXA−XA線断面説明図、(b)は(a)において矢印XB方向に見た正面説明図、(c)は(a)のXC−XC線断面説明図。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい実施例に基づいて説明する。
本発明の好ましい一実施例の集魚灯1は、図1から図3の正面説明図、側面説明図及び背面説明図に示したような外観を有し、その大まかな構造は、図4の分解断面説明図に示した通りである。
集魚灯1は、アルミニウム製のケース本体ないし灯体10と、LED実装基板構造体30と、レンズ板構造体50と、電源回路構造体60と、口金構造体70とを有する。
アルミニウムの一体物からなる灯体10は、図4並びに図5の(a)及び(b)からわかるように、円筒状周壁11と、円板状底壁12と、多数の放熱フィン20とを有する。円筒状周壁11は、円板状底壁12の外周13から前方に延びた前側円筒状周壁部14と、該円板状底壁12の外周13から後方に延びた後側円筒状周壁部15とからなる。この例では、前側円筒状周壁部14と後側円筒状周壁部15とは同じ厚さないし径であるけれども、場合によっては、一方が他方より厚くてもよく、その場合、典型的には、外径は同じで、内径が異なる。円筒状周壁11の中心軸線Cの延在方向にみて、後側円筒状周壁部15は、前側円筒状周壁部14よりも長く、電源室としての電源収容室17は、LED室としてのLED実装基板収容室16よりも大きい。ここで、電源収容室17は、後側円筒状周壁部15と円板状底壁12とによって形成され、LED実装基板収容室16は、前側円筒状周壁部14と円板状底壁12とによって形成される。
灯体10は、更に、LED実装基板構造体30のLED素子40の冷却を可能にすべく、円筒状周壁11の外周に多数の放熱フィン20を一体的に有する。放熱フィン20は、例えば、図5の(b)からわかるように、渦巻状に湾曲していて、灯体10全体の外径が抑制される一方で、その表面積の最大化が図られている。中心軸線Cに垂直な断面でみた放熱フィン20の形状は、断面を採る位置によらず実質的に一定である。なお、レンズ板構造体50及び口金構造体70を連結するためのネジ穴18a,18bを備えるように、円筒状周壁11は、周方向に間隔を置いて半円状の厚肉部18を有する。厚肉部18のある部位では、放熱フィン20は短い。放熱フィン20の外端は、一定の仮想円筒面に沿って位置する。
灯体10は、その前端10aに、レンズ板構造体50を装着するための円形凹部10bを備える。円形凹部10bの外径は、この例では、半円状厚肉部18の外径と実際上一致している。したがって、放熱フィン20の前端部21は、全体として円形凹部10bを形成するように、内周側領域に凹部22を有する。半円状厚肉部18の前端面18cは、放熱フィン20の凹部22の底面22aと面一をなす。
なお、所望ならば、灯体10の前端10aに円形凹部10bがなくても、灯体10の前端面の全体が、例えば、一平面をなしていてもよい。但し、少しでも放熱し易いように、且つ(図10等に関連して後述するように、ハウジング81内に集魚灯1があっても)周方向に隣接する放熱フィン20,20の間にその前端側から空気流(風)が出入りし易いように、放熱フィン20が、前側において極力前方まで延びている。
この灯体10では、円筒状周壁11と比較して円板状底壁12が厚く、該円板状底壁12から円筒状周壁11への熱の伝導に対する抵抗を最低限に抑えている。また、この灯体10では、円筒状周壁11の厚さを比較的薄くして、該円筒状周壁11に達した熱が速やかに放熱フィン20に伝わり、該放熱フィン20の外表面からの速やかな放熱を促すようにしている。なお、円筒状周壁11は、円板状底壁12から該円板状底壁12の外周部につながった円筒状周壁11に達した熱が、放熱フィン20のうち、円板状底壁12の外周部から遠く離れた前端部の放熱フィン部分24や後端部の放熱フィン部分25に伝導し得るに十分な厚さを有する。但し、円板状底壁12の外周部又はこれにつながった円筒状周壁11に達した熱が、円板状底壁12の外周部から遠く離れた前端部の放熱フィン部分24や後端部の放熱フィン部分25の先端部分(径方向外周部分)24a,25aでも放熱し得る限り、熱が一旦円筒状周壁11の前端や後端に達した後、半径方向外向きに放熱フィン20に沿って径方向外向きに流れる必要はなく、円板状底壁12の外周部から前端部の放熱フィン部分24や後端部の放熱フィン部分25の先端部分(径方向外周部分)24a,25aへの伝熱路が、放熱フィン20を斜めに横切っていてもよい。従って、放熱フィン20の外表面からの十分な放熱、換言すれば、放熱フィン20の外表面の十分な冷却が確保される環境では、放熱フィン20と円筒状周壁11との全体が一つの厚い仮想円筒状周壁Aをなし、該仮想円筒状周壁Aがその内部自体にヒートシンク(熱の放出孔)を備える(放熱フィン20の表面からの放熱を想定)とみなし得る。なお、半円状厚肉部18は、円筒状周壁12における熱伝導による伝熱路を与えている。
LED実装基板構造体30は、図4に加えて特に図6の(a)〜(c)からわかるように、プリント配線基板31と該基板31に実装された多数(図示した例では24個)のパワーLED素子40とを有する。LED実装基板構造体30は、複数のねじ挿通孔31cを備え、該ねじ挿通孔31cに挿通され灯体10の底壁12のねじ穴12dに螺着される止めネジ(図示せず)によって、灯体10のLED基板収容室16内において灯体10の底壁12に固定されている。
この例では、24個のLED素子40は、中心Cのまわりの半径R1の大径円に沿って等間隔に配置された12個のLED素子40aと、中心Cのまわりの半径R2の中径円に沿って等間隔に且つ最外周の最近接LED素子40a,40aに対して等距離に配置された6個のLED素子40bと、中心Cのまわりの半径R3の小径円に沿って等間隔に且つ中径円に沿った最近接LED素子40b,40bに対して等距離に配置された6個のLED素子40cとからなり、全体として、ほぼ一様に配置されている。但し、各LED素子40の冷却が確保される限り、基板31に実装されるLED素子40の数や配置は異なっていてもよい。
基板31は、表面32aに配線パターン33が形成された電気絶縁性の薄い基板本体32と、該基板本体32の裏面32bが接着されたアルミニウムの如き熱伝導性の高い材料からなる板状支持体34とを有する。基板31の外径は、円筒状周壁11のうち前側周壁部14の内径よりも僅かに小さく、LED実装基板収容室16内において、伝熱性層37(図4)を介して円板状底壁12に密接せしめられる。
多数のLED素子40は、典型的には、全てが同一のもの(例えば、青色や赤色や緑色や白色のいずれか)からなる。口金構造体70でソケットに取付けられる各集魚灯1は、順方向降下電圧が3.5V程度の青色LED素子40を多数個備えた青色集魚灯1からなっていても、順方向降下電圧が1.5〜2V程度の赤色LED素子40を多数個備えた赤色集魚灯1からなっていても、順方向降下電圧が2V強程度の緑色LED素子40を多数個備えた緑色集魚灯1からなっていても、順方向降下電圧が3V程度の白色LED素子40を多数個備えた白色集魚灯1からなっていてもよい。また、後述の集魚用照明装置80のハウジング81に取付けられる多数の集魚灯1が照明装置80毎に同一の色のLED素子40を備えた同一色の集魚灯1からなっていても、一つの照明装置80が異なる色の集魚灯1を備えていてもよい。所望ならば、一つの集魚灯1を構成する多数のLED素子40のうちの一部が他の一部とは異なる色光を発するものであってもよい。
多数のLED素子40は、典型的には、全てが直列に接続される。この場合、交流電源からの電圧等が変動しても直列接続されたLED素子40群を流れる(整流後の)直流電流が実際上一定になるように(又は一定の範囲内になるように)、実質的に定電流制御が行われる。また、直列接続されたLED素子40の全体にかかる電圧が所定範囲内になるような電圧制御も行われる。
但し、各LED素子40に流れる電流が所定の大きさ又は範囲に保たれるように且つ各LED素子40に過大な電圧がかかるのを避けるように制御される限り、多数のLED素子40の全てが直列接続される代わりに、例えば、隣接する同一色のLED素子40,40が二個づつ並列に接続され、該二個づつのLED素子40,40が直列に接続されても、多数のLED素子40が複数組に分割されて各組のLED素子40が直列に接続されてもよく、場合によっては、各LED素子40が、並列に接続されてもよい。これらの場合に、空間的に異なる配置を有するLED素子40a,40b,40cの存在を考慮しての一組の複数のLED素子40を選択するようにしてもよい。
図6の(a)に模式的に示したように、配線パターン33は、プラス側の絶縁被覆付リード線35が接続されたプラス側電源接続用の配線パターン33a及びマイナス側の絶縁被覆付リード線36が接続されたマイナス側電源接続用の配線パターン33bに加えて、各LED素子40のプラス側端子42とマイナス側端子43とを直列に接続する多数の配線パターン部ないしランド部33cを含む。各LED素子40は、素子本体41のプラス及びマイナス極につながったプラス側及びマイナス側の端子部42,43で配線パターン33cに半田付けされ該配線パターン33cを介して隣接するLED素子40につながり、直列接続された両端では、配線パターン33a,33bに半田付けされ該配線パターン33a,33bを介してプラス側又はマイナス側の絶縁被覆付リード線35,36につながっている。絶縁被覆付リード線35,36は、その先端の露出導体部35a,36aで配線パターン33a,33bに半田付けされ、該絶縁被覆付リード線35,36は、基板31の貫通孔31a,31bを介して基板31の背面すなわち板状支持体34の背面34b側に導出されている。なお、このリード線35,36は、更に、灯体10の底壁12の貫通孔12a,12b(図5の(b)参照)を介してLED基板収容室16から電源回路収容室17に延び、電源回路構造体60につながって、電源回路構造体60からLED実装基板構造体30への給電を可能にしている。
基板31の基板本体32の表面32aの配線パターン33すなわち電源接続用配線パターン33a,33b及び多数のLED間配線パターン33cは、相互の絶縁が保たれ得る限り、全体として表面32aを覆うように広幅に広がっていて、LED素子40の本体41からの熱を最大限伝導(放熱)し得る。なお、相対的には、基板31の外周縁部よりも基板31の中央部においてLED素子40の実効的な実装密度が高いことになるけれども、基板本体32が薄く、各LED素子40の熱は、薄板状基板本体32を介してその下にある熱伝導性板状支持体34に伝えられ、該支持体34から灯体10の円板状底壁12に伝達される。また、基板31の熱伝導性板状支持体34の背面34bと灯体10の板状底壁12の表面12cとの間には、熱伝導性グリースないし熱伝導性液状接着剤の如き高伝熱性材料が塗布されてなる伝熱性層37(図4)が形成される。
各LED素子40のプラス側及びマイナス側の端子部42,43並びに配線パターン33は、全体として、電気絶縁性の被膜38で覆われている。なお、各LED素子40の本体41は全体としてドーム状の透明樹脂被覆44で封止されている。
レンズ板構造体50は、板状部51と、多数のレンズ形成部52とからなる。板状部51は、灯体10の前側円筒状周壁部14及び8個の半円状厚肉部18の端面14c及び18cに丁度嵌り合う円板状部分51aと8個の半円状突出部51bとを有する。各半円状突出部51bには、ネジの挿通孔51cが形成されている。板状部51の前面51dは、図7の(b)からわかるように、平面状であり、裏面ないし内面51eには、多数のレンズ形成部52が連続的に突出せしめられている。なお、板状部51の裏面51eのうちレンズ形成部52が突出していない裏面部分51fは、粗面化されている。
レンズ形成部52は、LED実装基板構造体30の基板31に実装されたLED素子40の分布に丁度対応するように、分布しており、各レンズ形成部52が、丁度、対応するLED素子40に被せられる。
レンズ形成部52は、図7の(b)において丁度中心を通る断面が取られているレンズ形成部53からわかるように、LED素子40のドーム状樹脂被覆部44に丁度被せられる凹部53aを備えると共にLED素子40に被せられた状態で、LED素子40からの指向性の高い光を所望に応じて拡げる働きをする。レンズ形成部52は、拡散レンズとして働いても、導光体として働いて全体としてLED素子40からの光を所望の角度だけ拡げるレンズとして働くようになっていてもよい。この例では、レンズ形成部53の該表面53bは、拡がり角を与えるように拡がり、湾曲しており、且つ凹レンズ状である。
この例では、レンズ板構造体50の板状部51のうちレンズ形成部52に直接つながっている部分54aは透明であるけれども、板状部51のうちレンズ形成部52に直接つながっていない部分54bは光拡散性の粗面51fを備えることから、概ね半透明である。但し、レンズ板構造体50の板状部51は、その全体が透明であってもよい。また、この例では、板状部51の前面は平面であるけれども、所望ならば、前面にレンズを形成する凹凸の一部があってもよい。
なお、レンズ板構造体50は、防水パッキン55(図4)を介して、灯体10に取付けられる。パッキン55は、レンズ板構造体50の板状部51と実際上同様な形状を有し、灯体10の端面14c,18cとレンズ板構造体50の板状部51とに挟まれ、ステンレス鋼製の止めネジ57(図1及び図2参照)が挿通され、灯体10のネジ孔18aに螺着されると、LED実装基板構造体30をLED実装基板収容室16内に液密に封じ込める。なお、ステンレス鋼製の止めネジ57自体は、耐水性が高いけれども、ステンレス鋼製の止めネジ57がアルミニウム製の灯体10に接触していたり水の存在下で隣接していると、灯体10に多少なりとも電食が進行するのは避け難い。
電源回路構造体60は、図4に示したように、電源回路基板61に、電源回路62を実装してなる。電源回路62は、交流/直流変換回路や定電流/定電圧コントローラを含み、使用環境の差異等に起因する交流電圧の変動(例えば、100V程度〜200V程度の範囲内での変動)にかかわらず、LED素子40を所定の条件下(典型的には、LED素子40に適した所定の一定電流で且つ所定の範囲内の電圧)で動作させるような制御機能を備える。
灯体10の電源収容室17の底壁12には、スペーサとして働く高座ナット63が螺着されている。電源回路構造体60の電源回路基板61にはねじ挿通孔64が形成され、電源回路基板61は止めネジ(図示せず)によって高座ナット63に螺着されている。従って、電源回路基板61は、灯体10の底壁12から離れていて、該底壁12からの伝熱が最低限に抑えられ得る。スペーサ63は、熱伝導性の低い樹脂その他からなっていても、熱伝導性の高い材料(例えば、金属か)らなっていてもよい。後者の場合、電源回路62で発生した熱が、スペーサ63を介して放熱され得る。
口金構造体70は、電気絶縁性の口金支持体71と導電性端子の形態の口金端子形成部75,76を備えた口金72とを有する。口金支持体71は、円筒状部73と鍔状部ないしフランジ状部74とからなる。円筒状部73は、環状のフランジ状部74の内周縁に一端で連続的につながった大径円筒状部分73aと、大径円筒状部73aの他端に外周縁で連続的につながった小さい環状フランジ状部分73bの内周縁に一端で連続的につながった小径円筒状部分73cとを有する。口金72は、ネジ様螺旋状部75cが形成され口金支持体71の小径円筒状部分73cに被せられた一方の口金端子形成部75と、後端部において電気絶縁性樹脂部72aを介して小径円筒状部分73cを塞ぎ且つ該円筒状部分73cの中心部に配置されたもう一方の口金端子形成部76とを有する。口金72の口金端子形成部75,76は、集魚灯電球用として従来から使用されている交流電源ソケット(図10参照)に取外し可能に装着されるように構成されている。口金端子形成部75,76にはリード線75a,76aが接続され、該リード線75a,76aの先端には、電源回路62への給電用の接続端子75b,76bが形成されている。
口金支持体71のフランジ状部74は、灯体10に対面する表面に、環状凹部77を有する。この環状凹部77は、パッキン79(図4)と概ね相補的形状を有する。口金支持体71のフランジ状部74のうち環状凹部77のあるところには、ステンレス鋼製の止めネジ78用の挿通孔78aが形成されている。止めネジ78は、防水パッキン79を介して口金構造体70を灯体10に対して取外し可能に液密に固定する。パッキン79は、厚さ方向に僅かに突出する状態で凹部77内に配設されて、口金構造体70の口金支持体71のフランジ状部74と灯体10の後側円筒状周壁部15の後端面10cとの間を液密に保ち、灯体10の底壁12及び後側円筒状周壁部15並びに口金構造体70によって液密な電源収容室17(図4)を形成する。この例では、パッキン79は、パッキン55と実質的に同一の平面形状を有し、厚さはパッキン55よりも薄い。但し、シールを確実に行い得、口金構造体70が灯体10に対して着脱可能である限り、平面形状も異なっていてもよい。
次に、以上の如く構成された集魚灯1をサンマ漁に用いる場合について、図1〜図8に加えて図9及び図10を参照しつつ説明する。
集魚灯1を用いてサンマ漁を行うサンマ漁用漁船2では、図9に示したように、船体3の右側縁ないし右舷3c及び左側縁ないし左舷3dの両側から多数の支持棒ないし竿状体4を突出させる。各竿状体4は、基端部4aにおいて船体3に取付けられ、該基端部4aから船体3の左右側縁3d,3cを越えて海上に大きく突出し、先端部4bを含む大半の部分4fは海面上に出ている。
図10の(a)〜(c)に示したように、各竿状体4には、集魚用照明装置80が該竿状体4の長手方向Bに沿ってB1,B2方向の所望の位置に取付けられている。集魚用照明装置2の海上への突出位置は、竿状体4の船体3に対するD1,D2方向の傾斜状態ないし回動位置を調整することにより、調整ないし制御され得る。なお、B1,B2方向に位置調整可能であってもよい。
集魚用照明装置80は、前方が開口した細長い箱ないしハウジング81と、該ハウジング81に多数個取付けられたソケット82とを有する。
ハウジング81は、頂壁81a、両側壁81b,81c、及び両端壁81d,81eを有する。側壁81b,81c及び端壁81d,81eは、頂壁81aから遠いところほど開くように、頂壁81aに対して傾斜している。従って、ハウジング81には、比較的大きな開口81fがある。ここで、側壁81b,81c及び端壁81d,81eは、頂壁81aと協働して、傘を構成し、側壁81b,81c及び端壁81d,81eは、実際上、傘本体(傘の本体)をなす。ソケット82は、頂壁81aに一列に取付けられており、船体3から竿状体4に沿って延びた給電線83を介して給電されている。
なお、従来の電球(ランプ)の場合、実際上全方向に光がでることから、その照明方向を限ることも考慮して、ハウジング81が比較的深く反射性の高い(例えば白塗りの)壁部81b,81c,81d,81eを有するけれども、この集魚灯1では、該集魚灯1から出る光の方向は、断面で見て数10度程度、立体角で見ると全立体角4πの1/10程度またはそれ以下に限られるから、ソケット82が防水性のカバーを備えていて集魚灯1の口金72とソケット82との接続部に水濡れによる短絡の虞れがない場合には、壁部81b,81c,81d,81eすなわち傘本体は実際上なくても又はより浅くてもよく、場合によっては、該壁部81b,81c,81d,81eを空気が通り抜け得るように開口やスリットが形成されていてもよい。従って、ここでは、傘本体をなす壁部81b,81c,81d,81eを想像線で示してある。傘本体がない場合又は傘本体を形成する壁部81b,81c,81d,81eが短くて集魚灯1のフィン20のある部分が実際上露出していたり、スリットがある場合、集魚灯1の冷却がより効果的に行われ得る。
各ソケット82には、集魚灯1が一つづつ装着される。なお、このソケット82は、従来は、電球が装着されていたもので、集魚用照明装置80は、従来の電球の代わりに集魚灯1が装着される点を除いて、従来と同様である。
サンマ漁に際しては、例えば、サンマを照明装置80で近づけた後、船体3の一方の側3c又は3dの竿状体4c又は4dの集魚用照明装置80c又は80dのみを作動させて該集魚用照明装置80c又は80dを構成する集魚灯1のみを点灯させることにより当該側にサンマを集め、次に、他舷側に網を拡げ、更にその後、該他舷側の集魚用照明装置80d又は80cのみを作動させて該集魚用照明装置80d又は80cを構成する集魚灯1のみを点灯させることにより、網の上にサンマを集めて捕獲する。なお、照明装置80は、竿状体4の一部にLED40からなる集魚灯1の代わりに、メタルハライドランプの如く強い照明を備えていても、多数ある竿状体4のうちの一部の竿状体4に、LED40からなる集魚灯1の代わりに、メタルハライドランプの如く強い照明が取付けられていてもよい。
以上のようなサンマ漁に際して、船体3は少なくとも海の波で揺れていることから、集魚灯1には開口81fを介して海上の空気の流れの出入りがある。また、集魚灯1は海上に突出して位置することから、波しぶきを受ける。従って、サンマ漁に用いられる照明装置80の集魚灯1では、陸上で静置されて使用される照明装置の場合とは異なり、風や波しぶきを受け得るから、風や波しぶきを受け得るように大きな放熱フィン20を設け且つ熱源となるLED素子40から該フィン20への伝熱系を設けておくことにより、冷却され易い。照明装置80では、集魚灯1が一列に配置されていて、隣接する照明装置80の間には冷却に十分な隙間があるので、各集魚灯1に十分な冷却が行われ得る。従って、この集魚灯1では、照度を高めても、また、多数個が集まった状態で使用されても、十分に冷却され得、LED素子40が過度に高温になるのを避け得る。その結果、LED本体41の劣化を避け得るだけでなく、LED本体41の封止樹脂44の劣化も抑制し得る。
一方、この集魚灯1では、十分な放熱による冷却を確保すべく、灯体10がアルミニウムの如き高伝熱性の材料で形成されている反面、灯体10が腐食され易い。水濡れを受ける環境下で、ステンレス製のネジその他の異種金属との共存による電食の虞れもある。ところが、この集魚灯1では、灯体10に対して、蓋として働くレンズ板構造体50や口金構造体70が取外し可能に構成され、LED実装基板構造体30や電源回路構造体60が取外し可能であるので、灯体10と比較して寿命が長く且つ高価である他の構成部品30,60等は、灯体10の交換後も再び使用され得る。
以上の通り、この集魚灯1では、「円板状底壁12並びに該円板状底壁12の外周面から前方及び後方の両方向に延びた前側及び後側円筒状周壁部14,15からなる円筒状周壁11を有する金属製のケース本体10が、円筒状周壁11の外表面から半径方向外向きに延びた多数の放熱フィン20を備える」ので、多数の放熱フィン20が「円板状底壁12の外周面から前方に延びた前側円筒状周壁部14及び後方に延びた後側円筒状周壁部15」の両方にあることになるから、ケース本体10の放熱が促進され易い。また、放熱フィン20を、前側及び後側円筒状周壁部14,15の外周に形成するようにしたことにより、前側及び後側円筒状周壁部14,15の外周面形状及び関連放熱フィン20を同一形状にすることが可能になり、全体として、冷却用空気が流れ易くなる。特に、図9及び図10に示したような集魚用照明装置80において多数の集魚灯1が一列に並べられその周囲がハウジング81の壁部81b,81c,81d,81eで囲われる場合であっても、集魚灯1のうちハウジング81の壁部81b,81c,81d,81eの前面開口端近傍に位置する前側周壁部14の前端にある放熱フィン20の部分が船の揺れその他に伴う空気流(風)を受け易く、該部分が風を受けると、該空気流が隣接する放熱フィン20,20の間隙を通って集魚灯1の後端に流れ得るから、各集魚灯1の冷却が効果的に行われ易い。傘本体をなす壁部81b,81c,81d,81eが実際上ない場合には、集魚灯1の冷却は一層効果的に行われ得る。
特に、この照明は集魚灯1であって、漁を行う船2に取付けられるものであるから、陸上で静置される単なる照明とは異なり、船2の揺れ等に伴い金属製のケース本体10の表面すなわち放熱フィン20の表面には常時空気流が生じるので、放熱フィン20による冷却作用が陸上の静置照明と違って確実に有効に働き得る。この集魚灯1では、前側円筒状周壁部14がLED実装基板構造体30を収容するLED実装基板収容室16を形成するものであってLED実装基板31よりも大径になるので、放熱フィン20は、比較的大径の円筒状周壁11の外表面から半径方向外向きに延びるから、この空気流が径の細い狭い領域を流れる必要がない故、ケース本体10が放熱フィン20を介して確実に冷却され得る。
なお、この集魚灯1では、円板状底壁12の前面に密接状態でLED実装基板構造体30が取付けられるので、円板状底壁12にはLED実装基板構造体30からの熱が流れ込むことになるから、該円板状底壁12からその外周につながった円筒状周壁11に確実に放熱させ得るように熱流に対する抵抗を最低限に抑えるべく、円板状底壁12は、十分な厚さ(例えば、高々数mm〜1cm程度で足りるから、全体のサイズに影響を与える虞れはない)で形成されることになる。これにより、LED実装基板構造体30の中央部における発熱もその背後にヒートシンクがあるかの如く、放熱され得る。すなわち、この集魚灯1において、ケース本体10の円板状底壁12は、それ自体が最終的なヒートシンクになるわけではなく、ヒートシンクになる放熱フィン20につながった円筒状周壁11への熱抵抗の低い伝熱路を提供することになる。ここで、当然ながら、LED実装基板構造体30において、基板31の背面側部分が金属製の板状部(伝熱性板状支持体)34からなりケース本体10の円板状底壁12に密接することにより放熱を可能にしている。
また、この集魚灯1では、「ケース本体10の円板状底壁12の背面側に間隔をおいて取付けられた基板61及び該基板61に実装され交流/直流変換回路62を含む電源回路構造体60」が円板状底壁12と後側円筒状周壁部15と口金構造体70とによって形成された電源収容室17内に配置されるところ、この集魚灯1では、金属製のケース本体10が、「該円板状底壁12の外周から前方及び後方の両方向に延びた前側及び後側円筒状周壁部14,15からなる円筒状周壁11」を有するので、後方円筒状周壁部15が前側円筒状周壁部14と同様に大径に形成され得るから、円板状底壁12及び後側円筒状周壁部15により規定される電源収容室17を十分に大きく形成し得る。その結果、電源回路62に最大限の機能を持たせても、該電源回路62の過熱を抑えることが可能になるだけでなく電源収容室17内において電源回路62を円板状底壁12から離して配置することが可能になり(典型的にはスペーサ63を介して配置される)、LED40と電源回路62との熱的な干渉を最低限に抑え得る。その結果、集魚灯1の発熱を最低限に抑えて効果的な放熱を実現し得、長期間安定な照明として働かせ得る。
更に、この集魚灯1では、「円板状底壁12及び前側円筒状周壁部14と協働してLED実装基板構造体30を収容する液密なLED室16を形成するレンズ板構造体50であって、多数の発光ダイオード40の夫々に対面する位置にレンズ部52を備え、外周縁部がパッキン55を介して前側円筒状周壁部14の前端部10bに取付けられたもの」が設けられるので、レンズ板構造体50として所望の程度の拡散性のあるレンズ部52を備えたものを選択すれば、光源自体はLEDであっても適度の拡散性のある集魚用照明が実現され得る。その結果、実際上全方向(立体角4π)に光を発する従来のランプないし電球と異なり拡散される(拡げられる)とはいえ限られた範囲ないし方向(極めて限られた立体角)に向かって光を発し照明としての効率の高いLED40の特性を最大限生かし得る。また、「レンズ板構造体50の外周縁部が前側円筒状周壁部14の前端部に取付けられる」ので、前側円筒状周壁部14自体がLED室16からの放熱に多少なりとも寄与し得る。
加えて、この集魚灯1では、口金部72が設けられているので、従来のランプ式の集魚灯の代わりに、そのまま、当該ランプ式集魚灯用のソケットに、口金部72で装着され得る。即ち、従来のランプ式の集魚灯の代わりにこの集魚灯1を用いるだけで、従来のランプ式の集魚灯用に既にある設備をそのまま使用し得る。ここで、この集魚灯1では、電源回路62のために十分に広いスペースが確保されているから、電源電圧の変動が大きかったり、各種要因により差異のある発電機に起因して電源電圧自体が大きく異なっていたりしても、当該差異や変動を吸収し得る電源回路62が組込まれ得、従来のランプ式集魚灯に代替し得る。
更に、この集魚灯1では、レンズ板構造体50及び口金構造体70が、パッキン55,79を介して取外し可能にケース本体10に取付けられ得るから、例えば、塩水や潮風に曝される環境下でケース本体が比較的短期間(例えば、3〜4年程度又はそれ以下の期間)で化学的又は電気化学的な腐食その他により劣化しても、相対的に高価であっても寿命の長いLED実装基板構造体30等を残す(繰り返し使用する)一方で、ケース本体10を含めて寿命の短い部品10,50等を交換することにより、集魚灯資源の長期間の使用が可能になる。従って、LEDによる低エネルギ消費に加えて、一層の省資源化が図られ得る。
この集魚灯1では、ケース本体10がアルミニウム製であり、レンズ板構造体50がケース本体10の前側円筒状周壁部14の前端部に取外し可能に取付けられ、口金構造体70が後側円筒状周壁部15の後端部に取外し可能に取付けられているので、上述の省資源化が確実に実現され得る。すなわち、この場合、ケース本体10を最大限大きくしてもコストや重量は低く抑えられ得、相対的に小さな光電部品(LED実装基板構造体30等)や電気部品(電源回路構造体60)を残して相対的に大きな部品(ケース本体10やレンズ板構造体50等)を取り替える。特に、許容される範囲内でケース本体10を最大限大型化することにより、冷却や交換を容易且つ確実にしている。わざわざケース本体10を大きくしておいて、そのケース本体10を比較的短期間で破棄ないし交換することにより、他の部品を最大限高機能化すると共に長期利用しようとするもので、ここには、一種の発想の転換がある。
この集魚灯1では、放熱フィン20が渦巻状に湾曲しているので、占有スペースが狭い割には、放熱フィン20を介した放熱による冷却が確実に行われ得る。また、放熱フィン20がその放熱効果が高い割には占有スペースの少ないことから、ケース本体10の円筒状周壁11の径を最大限に大きくし得、上述のメリットを最大限に生かし得る。
サンマ漁では、集魚灯1は、船の左舷及び右舷から海上に突出した竿状体4の先端部に多数個取付けられることになるので、その冷却が確実に行われ易い。反面、集魚灯1がサンマ漁に用いられると、海水や潮風によってケース本体などの表面が塩害を受けるのを避け難いけれども、この集魚灯1では、上述の如く、レンズ板構造体50や口金構造体70がケース本体に対して取外し可能であるので、劣化部品を交換するだけで、残りの部品は再利用され得るから、LED光源の利用によるエネルギ消費の低減と相俟って、省資源化が確実に図られ得る。
なお、集魚灯1は、基本的には、灯体10の実質的に全長にわたって延びた放熱フィン20による放熱が確保される環境で用いられるもので、漁業用投光器としても用いられ得る。但し、放熱フィン20のところに実際上風が吹く等により放熱フィン20での放熱が確保される場合には、一般街路灯等としての照明や、駐車場の照明や、建物・植物のライトアップ用照明等として用いられ得る。また、何らかの理由で放熱フィン20での放熱が確保される場合には、工場の照明や倉庫の照明や家庭用照明灯等としても用いられ得る。
1 集魚灯
2 サンマ漁用漁船
3 船体
3c 右舷(右側縁)
3d 左舷(左側縁)
4,4c,4d 竿状体
4a 基端部
4b 先端部
4f 大半の部分(海上に出ている部分)
10 灯体(ケース本体)
10a 前端
10b 円形凹部
10c 後端面
11 円筒状周壁
12 円板状底壁
12a,12b 貫通孔
12c 表面
12d ねじ穴
13 (底壁の)外周
14 前側円筒状周壁部
14c 端面
15 後側円筒状周壁部
16 LED実装基板収容室
17 電源収容室
18 厚肉部
18a,18b ネジ穴
18c 前端面
20 放熱フィン
21 (フィンの)前端部
22 凹部
22a 底面
24 (前端部の)放熱フィン部分
24a 先端部分(径方向外周部分)
25 (後端部の)放熱フィン部分
25a 先端部分(径方向外周部分)
30 LED実装基板構造体
31 基板
31a,31b 貫通孔
31c ねじ挿通孔
32 基板本体
32a 表面
32b 裏面
33 配線パターン
33a,33b 電源接続用配線パターン
33c LED間接続用配線パターン
34 (伝熱性)板状支持体
35,36 絶縁被覆付リード線
35a,36a 先端露出導電体部
37 伝熱性層(塗布層又は塗膜)
38 (電気絶縁性)被膜
40 LED素子
40a 最外周のLED素子
40b 中径円に沿って配置されたLED素子
40c 小径円に沿って配置されたLED素子
41 (LED素子の)本体
42 プラス側端子部
43 マイナス側端子部
44 (ドーム状の)透明樹脂被覆
50 レンズ板構造体
51 板状部
51a 円板状部分
51b 半円状突出部
51c ネジの挿通孔
51d 前面
51e 裏面(内面)
51f (粗面化された)裏面部分
52 レンズ形成部
53 レンズ形成部
54a 直接つながっている部分
54b 直接つながっていない部分
55 パッキン
57 止めネジ
60 電源回路構造体
61 電源回路基板
62 電源回路
70 口金構造体
71 口金支持体
72 口金
72a 電気絶縁性樹脂部
73 円筒状部
73a 大径円筒状部分
73b 小さい環状フランジ状部分
73c 小径円筒状部分
74 フランジ状部
75,76 口金端子形成部(導電性端子)
75a,76a リード線
75b,76b 給電用接続端子
75c ネジ様螺旋状部
77 環状凹部
78 止めネジ
79 パッキン
80,80c,80d 集魚用照明装置
81 ハウジング
81a 頂壁
81b,81c 側壁
81d,81e 端壁
81f 開口
82 ソケット
83 給電線
A 仮想的円筒状周壁
B 長手方向
B1,B2 方向
C 中心軸線
D1,D2 方向
R1,R2,R3 半径

Claims (5)

  1. 円板状底壁並びに該円板状底壁の外周から前方及び後方の両方向に延びた前側及び後側円筒状周壁部からなる円筒状周壁を有する金属製のケース本体であって、円筒状周壁を構成する前側及び後側円筒状周壁部の外表面から半径方向外向きに延びた多数の放熱フィンを備えたものと、
    該ケース本体の円板状底壁の前面側に密接するように配置された基板及び該基板に実装された多数の発光ダイオード(LED)からなるLED実装基板構造体であって、基板のうち円板状底壁の前面に密接する背面側部分が金属製の板状部からなるものと、
    円板状底壁及び前側円筒状周壁部と協働してLED実装基板構造体を収容する液密なLED室を形成するレンズ板構造体であって、多数の発光ダイオードの夫々に対面する位置にレンズ部を備え、外周縁部がパッキンを介して前記前側円筒状周壁部の前端部に取付けられたものと、
    前記ケース本体の円板状底壁の背面側に間隔をおいて取付けられた基板及び該基板に実装された電源回路構造体であって交流/直流変換回路を含むものと、
    円板状底壁及び後側円筒状周壁部と協働して電源回路構造体を収容する液密な電源室を形成する口金構造体であって、後端部に交流電源ソケットに装着される口金部を備え、前面側の外周縁部がパッキンを介して前記後側円筒状周壁部の後端部に取付けられたものと
    を有する集魚灯。
  2. ケース本体がアルミニウム製であり、レンズ板構造体がケース本体の前側円筒状周壁部の前端部に取外し可能に取付けられ、口金構造体が後側円筒状周壁部の後端部に取外し可能に取付けられている請求項1に記載の集魚灯。
  3. 放熱フィンが渦巻状に湾曲している請求項1又は2に記載の集魚灯。
  4. サンマ漁に用いられる請求項1から3までのいずれか一つの項に記載の集魚灯。
  5. 請求項1から4までのいずれか一つの項に記載の集魚灯を一列に備えた集魚用照明装置。
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