JP2010170391A - 未使用バルブモニターシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも複数の配管ラインと、配管ラインの途中に設けられた複数のバルブと、より構成される配管網において、バルブのうち監視対象登録を行ったバルブの開閉状態を監視する未使用バルブモニターシステムであって、監視対象登録を行ったバルブのうち、配管網において、所定の作業のために使用状態にあるバルブを一時的に監視対象外として、それ以外のバルブについて開閉状態を監視する。
【選択図】図1
Description
一方、付帯設備は、原料油の搬入および製品の搬出に便利な、例えば海岸に近い「オフサイト」と呼ばれる広いエリアに比較的に分散して配置され、複数の配管ラインからなる配管網によって接続されている。
オフサイト運転管理OCS(株式会社山武製)
少なくとも複数の配管ラインと、前記配管ラインの途中に設けられた複数のバルブと、より構成される配管網において、前記バルブのうち監視対象登録を行ったバルブの開閉状態を監視する未使用バルブモニターシステムであって、
前記監視対象登録を行ったバルブのうち、前記配管網において、所定の作業のために使用状態にあるバルブを一時的に監視対象外として、それ以外のバルブについて開閉状態を監視することを特徴とする。
前記一時的に監視対象外としたバルブについて、前記プロセスアラーム信号を未使用バルブモニターシステムが受信した際に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする。
このように、一時的に監視対象外としたバルブを、所定時間経過後に、監視対象に復帰させるようにすることで、バルブの開閉状態の移行に要する時間がまちまちの複数のバルブを一括に操作する場合であっても、所定時間経過後に、まとめて未使用バルブモニターシステムの監視対象と復帰させることができる。
正常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に異常を通知するように構成されていることを特徴とする。
異常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に正常復帰を通知するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記バルブが、手動バルブ、自動バルブ、流量コントロールバルブのうちいずれかであることを特徴とする。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記配管網が、製油所のオフサイトにあることを特徴とする。
図1は、装置からタンクへ油を移送する操油作業の一例を示す概略図、図2は、本発明の未使用バルブモニターシステムの構成概略図、図3は、本発明の未使用バルブモニターシステムのバルブ機器情報データベースに記憶される情報に関するメンテナンス画面を示す図である。
図1は、装置Aからライトナフサ(LN)やヘビーナフサ(HN)を、所望のタンクへ移送する際の操油ジョブの一例を示している。
これらのジョブ1及びジョブ2を実行すると、装置AとNo3タンクを繋ぐ配管ラインに関係するバルブ、及び、装置AとNo5タンクを繋ぐ配管ラインに関係するバルブは、上記の背景技術の欄で説明した操油ジョブシステムの管理下に入り、操油作業が適切に行われるようにバルブの開閉状態が制御される。
本発明の未使用バルブモニターシステム10では、各バルブのタグNoや開閉状態などの情報(プロセスデータ33)をDCS(Distributed Control System)32を介して、状態変化毎、及び、所定時間毎、例えば1分毎にデータ収集される。
なお、バルブ機器情報データベース34には、事前に監視対象とするバルブについて、「バルブのタグNo」、「正常な開閉状態」などの情報が記憶されている。このような、バルブ機器情報データベース34に記憶される情報に関するメンテナンス(新規登録や修正、現状の確認)などは、コンピューター30に表示される図3に示すようなメンテナンス画面において行うように構成されている。
さらに、「モニタリングON/OFF」は、「ON」が黒塗りの丸印マークで表示されており、バルブV6が未使用バルブモニターシステムによって監視状態に置かれていることを意味している。
図5に示す操油ジョブ(ジョブ3)では、装置Aからヘビーナフサ(HN)をNo2タンクに移送する作業を示している。
そして、V3,V4,V5,V6,V7,V8,V9,V13,V18はジョブ3の管理下に入り、V10,V11,V16,V21は操油ジョブシステムの管理対象から外れることになる。
この仕切バルブV22は、装置Aから延出するライトナフサ(LN)用の配管と、ヘビーナフサ(HN)用の配管とを接続する配管上に設けられており、正常状態においては「閉」となっている。なお、仕切バルブV22は、手動バルブによって構成されている。
目的別オペレーションによって仕切バルブV22の開閉状態が変化された場合には、バルブ機器情報データベース34に登録された「モニタリングパターン」と一致しないため、未使用バルブモニターシステム10によって監視をしていると不要な「異常メッセージ」が発せられることになる。
このプロセスアラーム信号は、バルブが閉状態から開状態に移行完了した時点と、バルブが開状態から閉状態に移行完了した時点においてバルブから発信される。
図9に示す操油ジョブ(ジョブ4)では、装置Cからヘビーナフサ(HN)をNo2タンクに移送する作業を示している。
通常、操油ジョブの終了時には、バルブを「閉」にするが、次の作業のために開いた状態のままに保持したほうがよいバルブについては、ホールド弁として指定することで、操油ジョブ終了時にもバルブが閉まらないように設定することがある。
このようにホールド弁に指定されたバルブは、操油ジョブ終了時(本実施例ではジョブ4終了時)にも「閉」状態とはならないため、バルブV7,V13,V18を「閉」にするためには、運転員による指令、すなわち、目的別オペレーションによって、閉めることになる。
30 コンピューター
32 DCS
33 プロセスデータ
34 バルブ機器情報データベース
36 メンテナンス画面
38 異常発生メッセージ
39 復帰メッセージ
40 異常発生/復帰メッセージログ
V1〜V22 バルブ
T807〜T812 貯蔵タンク
T819,T820 貯蔵タンク
P726〜P734 ポンプ
100 操油ジョブシステム
102,104,106 配管
S1,S2 装置
T1,T2 タンク
Claims (11)
- 少なくとも複数の配管ラインと、前記配管ラインの途中に設けられた複数のバルブと、より構成される配管網において、前記バルブのうち監視対象登録を行ったバルブの開閉状態を監視する未使用バルブモニターシステムであって、
前記監視対象登録を行ったバルブのうち、前記配管網において、所定の作業のために使用状態にあるバルブを一時的に監視対象外として、それ以外のバルブについて開閉状態を監視することを特徴とする未使用バルブモニターシステム。 - 前記一時的に監視対象外としたバルブについて、前記所定の作業が終了し、未使用状態となった場合に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする請求項1に記載の未使用バルブモニターシステム。
- 前記バルブは、自己の開閉状態が変化した場合にプロセスアラーム信号を発信するように構成されており、
前記一時的に監視対象外としたバルブについて、前記プロセスアラーム信号を未使用バルブモニターシステムが受信した際に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする請求項1または2に記載の未使用バルブモニターシステム。 - 前記一時的に監視対象外としたバルブについて、所定時間経過後に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする請求項1に記載の未使用バルブモニターシステム。
- 前記バルブの開閉状態の監視が、所定時間毎に行われることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
- 前記監視対象登録を行ったバルブについて、それぞれ正常状態における開閉状態が登録されており、前記バルブの開閉状態の監視の際には、監視時点におけるバルブの開閉状態と、登録された正常状態における開閉状態とを比較することによって、一致した場合には正常と判断し、一致しない場合には異常と判断することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
- 前記監視対象登録を行ったバルブであって、かつ、一時的に監視対象外としたバルブ以外のバルブについて、
正常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に異常を通知するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。 - 前記正常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、異常状態となったバルブを自動で開閉し、異常状態を解消するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の未使用バルブモニターシステム。
- 前記監視対象登録を行ったバルブであって、かつ、一時的に監視対象外としたバルブ以外のバルブについて、
異常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に正常復帰を通知するように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。 - 前記バルブが、手動バルブ、自動バルブ、流量コントロールバルブのうちいずれかであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
- 前記配管網が、製油所のオフサイトにあることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112555498A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-26 | 中船澄西船舶修造有限公司 | 化学品船氮气进货舱阀的状态遥控指示系统及方法 |
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