JP5078919B2 - 未使用バルブモニターシステム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の配管ラインと、これらの配管ラインに設けられた複数のバルブを備えた配管網において、バルブの開閉状態を管理する未使用バルブモニターシステムに関する。
原油から種々の石油製品を製造する製油所、あるいは原料油から各種の製品を製造する石油化学工場では、蒸留装置、反応装置などの製造装置に加えて、製造装置に送る各種の原料油を外部から受け入れる際の受け入れ設備、原料油を貯蔵する多数の原料油タンク、製造装置から送出された各種の製品・半製品油を貯蔵する製品・半製品油タンク、各種の製品・半製品油を混合する混合設備、製品油の出荷設備など、様々な付帯設備が必要である。
通常、製造設備は、複雑な製造工程を組み合わせて製品油を製造する関係から、プラントサイト、すなわち「オンサイト」と呼ばれるエリアに集中して配置される。
一方、付帯設備は、原料油の搬入および製品の搬出に便利な、例えば海岸に近い「オフサイト」と呼ばれる広いエリアに比較的に分散して配置され、複数の配管ラインからなる配管網によって接続されている。
オンサイトに配置されている製造設備以外の種々の付帯設備およびそれに付随する配管網は、まとめてオフサイトと呼ばれている。換言すれば、オフサイトは、種々の付帯設備と、それら付帯設備同士、および付帯設備とオンサイトの製造装置を接続する複数の配管ラインからなる配管網と、から構成されている。
例えば、オフサイトには、図11に示したように、多数の貯蔵タンク(T807からT812)と、貯蔵タンク(T807からT812)内に貯蔵された原料油、あるいは製品油を所定場所に送るポンプ(図示せず)とを結ぶ配管ライン、バルブとが配置されている。
また、図12に示したように、貯蔵タンク(T819またはT820)、貯蔵タンクから製品油を送出するポンプ(P726からP734)などの多数の機器、およびそれらの機器を接続する配管ラインが敷設されている。
配管ラインには、原料油、製品油などの流体の流動を遮断するバルブが設けてあって、バルブを閉止することにより流体の流動を止め、配管ラインを他の配管ラインから、または機器から分離させることができるようになっている。
配管ラインは、機器(オンサイトの製造装置、オフサイトの設備、およびバルブを含む)から始まって機器に終わる流体経路、または別の配管ラインを通って機器に終わる流体経路であって、必ずその配管ラインまたはその配管ラインに接続する他の配管ラインにバルブを有する。なぜなら、バルブが設けられていないと、その流体経路が通る流体が外部に流出してしまうことになるからである。
ところで、オフサイトのような配管網は非常に複雑であるため、製油所への油の受け入/払出しを行う入出荷作業や油を別のタンクに移動する移送作業、油を混合するブレンド作業、オンサイトの装置からの油を受け入れたり、オンサイトの装置へ油を供給する装置受払作業などは、予め操油ジョブとして運転管理システムに登録され、このシステムを用いた運用を行っている。
このような操油ジョブシステム100は、図13に示したように、装置S1からタンクT1との間が配管102で接続され、この配管102の途中に遠隔操作が可能な自動バルブV1が設置されている。そして、装置S2は配管104を介して配管102と接続され、さらに配管102からタンクT2に向かって延設された配管106によってタンクT2と接続されている。そして、配管106の途中にも自動バルブV2が接続されている。
なお、自動バルブV1,V2は、バルブの開閉状態を信号で通知する機能が備えられており、この信号を操油ジョブシステム100のコンピューター(図示せず)へ送ることで、個々のバルブの開閉状態を集中管理することができるようになっている。
そして、装置S1からタンクT1へと配管102を介して油を移動させる(以下、これをJOB1とする)には、自動バルブV1を開き、自動バルブV2を閉じることで可能となる。一方、装置S2からタンクT2へと油を移動させる(以下、これをJOB2とする)には、自動バルブV1を閉じて自動バルブV2を開くことで可能となる。
ここで配管102については、JOB1、JOB2のいずれの場合においても使用されることとなる。JOB1とJOB2とを同時に行うと、装置S1と装置S2のそれぞれ成分の異なる油が、配管102内で混合してしまうこととなるため、このようなことが発生しないように、JOB1とJOB2とは同時に処理することができない仕様となっている。
このように、操油ジョブをシステム化したものは既に完成されており、入出荷作業、タンク間移送作業といった油を操る操油作業に適用できるシステムが、例えば下記のように商品化され、これにより操油作業におけるバルブ開閉の誤操作が防止できるようになっている。
商品名:オフサイト制御システムExaoms3000(横河電機株式会社製)
オフサイト運転管理OCS(株式会社山武製)
しかしながら、上述するような従来の操油ジョブシステムでは、操油ジョブに関連付けられて登録された配管ルート上のバルブの開閉状態を管理することはできるが、操油ジョブには関係のない、すなわち登録されていないバルブや単独で運用されるバルブについては管理することができない。このため、誤ってバルブを開閉した場合にも、バルブの開閉状態を認識することができず、運転員へ通知することができない。
また、操油ジョブに関連付けられて登録された配管ルート上にあるバルブであっても、移送作業、すなわち操油ジョブが実行されなければ操油ジョブシステムによるバルブ状態の管理は行われないため、誤ってバルブを開閉した場合には、やはり、バルブの開閉状態を認識することができず、運転員へ通知することができない。
本発明はこのような現状に鑑み、操油ジョブなどによって使用されず、操油作業が全くない静置中の状況下になる配管ルート上にあるバルブ、すなわち未使用バルブを監視することで、バルブ開閉作業における誤操作を防止することができる未使用バルブモニターシステムを提供することを目的とする。
また、本発明は、万が一、バルブの開閉状態に異常が発生したとしても、直ぐに運転員に異常状態を通知し、運転員に状態の確認を迅速に促すことができる未使用バルブモニターシステムを提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題および目的を達成するために発明されたものであって、本発明の未使用バルブモニターシステムは、
少なくとも複数の配管ラインと、前記配管ラインの途中に設けられた複数のバルブと、より構成される配管網において、前記バルブのうち監視対象登録を行ったバルブの開閉状態を監視する未使用バルブモニターシステムであって、
前記監視対象登録を行ったバルブのうち、前記配管網において、所定の作業のために使用状態にあるバルブを一時的に監視対象外として、それ以外のバルブについて開閉状態を監視することを特徴とする。
このように、監視対象登録を行ったバルブのうち、操油ジョブや目的別オペレーションといった所定の作業のために使用状態にあるバルブを、一時的に監視対象外として、使用されていないバルブ、すなわち、未使用状態にあるバルブの開閉状態のみを監視することによって、システムへの負荷を少なくし、煩雑な作業を除去でき、また、不要な異常メッセージを発生させることなくシステムを稼働させることができる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記一時的に監視対象外としたバルブについて、前記所定の作業が終了し、未使用状態となった場合に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする。
このように、一時的に監視対象外としたバルブについても、操油ジョブや目的別オペレーションといった所定の作業が終了した時点で、監視対象として復帰するため、バルブの開閉状態を確実に監視することができる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記バルブは、自己の開閉状態が変化した場合にプロセスアラーム信号を発信するように構成されており、
前記一時的に監視対象外としたバルブについて、前記プロセスアラーム信号を未使用バルブモニターシステムが受信した際に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする。
監視対象であるバルブ自身が、自己の開閉状態が変化したときにプロセスアラーム信号を発信するように構成することによって、周期的なバルブの開閉状態の監視とともに、バルブの開閉状態の移行が完了した時点においても、未使用バルブモニターシステムはバルブの開閉状態を把握することができる。このため、一時的に監視対象外としたバルブについても、操油ジョブや目的別オペレーションといった所定の作業が終了し、バルブの開閉状態が正常状態に復帰した瞬間に、未使用バルブモニターシステムの監視対象と復帰させることができる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記一時的に監視対象外としたバルブについて、所定時間経過後に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記バルブの開閉状態の監視が、所定時間毎に行われることを特徴とする。
このように、一時的に監視対象外としたバルブを、所定時間経過後に、監視対象に復帰させるようにすることで、バルブの開閉状態の移行に要する時間がまちまちの複数のバルブを一括に操作する場合であっても、所定時間経過後に、まとめて未使用バルブモニターシステムの監視対象と復帰させることができる。
このため、各バルブからのプロセスアラーム信号を全て受信し処理するという必要がなくなるため、システムへの負荷が低減され、安定してシステムを稼働させることができる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記監視対象登録を行ったバルブについて、それぞれ正常状態における開閉状態が登録されており、前記バルブの開閉状態の監視の際には、監視時点におけるバルブの開閉状態と、登録された正常状態における開閉状態とを比較することによって、一致した場合には正常と判断し、一致しない場合には異常と判断することを特徴とする。
このように、バルブ毎の正常状態における開閉状態が個別に登録しておくことによって、配管網のメンテナンスや組み替え・増設工事などを行う場合であっても、必要なバルブについてのみ、その正常状態における開閉状態を変更することでシステムを運用させることができる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記監視対象登録を行ったバルブであって、かつ、一時的に監視対象外としたバルブ以外のバルブについて、
正常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に異常を通知するように構成されていることを特徴とする。
このように、「異常」と判断されたバルブについては、例えば、運転員に対してコンピューターの画面上にメッセージを表示させたり、音声やアラームなどの音、光などによって通知するように構成することで、迅速に運転員に異常を知らせることができ、運転員は早急に異常状態を解消させることが可能となる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記正常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、異常状態となったバルブを自動で開閉し、異常状態を解消するように構成されていることを特徴とする。
このように、「異常」と判断されたバルブについては、運転員に異常を通知するとともに、未使用バルブモニターシステムによって、自動的にバルブを開閉し、「正常」状態となるように構成してもよい。このようにすることによって、さらに迅速にバルブの異常状態が解消させることとなる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記監視対象登録を行ったバルブであって、かつ、一時的に監視対象外としたバルブ以外のバルブについて、
異常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に正常復帰を通知するように構成されていることを特徴とする。
このように、「異常」状態にあったバルブが「正常」状態となった場合には、その旨を通知することで、運転員は、バルブの状態の復旧時も迅速に把握することができる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記バルブが、手動バルブ、自動バルブ、流量コントロールバルブのうちいずれかであることを特徴とする。
このようなバルブであれば、未使用バルブモニターシステムにおいて、バルブの開閉状態を確実に監視することができる。
また、本発明の未使用バルブモニターシステムは、前記配管網が、製油所のオフサイトにあることを特徴とする。
このように、特に製油所のオフサイトにこの未使用バルブモニターシステムを適用すれば、オフサイトの運転をより安全でしかも確実に行うことができる。
本発明のよれば、操油ジョブには関係のないバルブについても、開閉状態を監視することができるため、誤ってバルブを開閉した場合にも、バルブの開閉状態を迅速に、かつ、確実に認識することができる。
また、操油ジョブに登録されているバルブであっても、操油ジョブが実行されなければ監視対象とならないが、本発明の未使用バルブモニターシステムならば操油ジョブの実行の有無に関係なくバルブの開閉状態の監視が可能となる。
図1は、装置からタンクへ油を移送する操油作業の一例を示す概略図である。 図2は、本発明の未使用バルブモニターシステムの構成概略図である。 図3は、本発明の未使用バルブモニターシステムのバルブ機器情報データベースに記憶される情報に関するメンテナンス画面を示す図である。 図4は、異常発生メッセージログの一例を示す図である。 図5は、図1に示した操油ジョブの後に行われる操油ジョブの一例を示す概略図である。 図6は、操油ジョブによって使用されるバルブが、どのタイミングで未使用バルブモニターシステムによって監視されているかを説明するための図である。 図7は、図1に示した配管網において仕切バルブV22を設けた場合の概略図である。 図8は、目的別オペレーションによって使用されるバルブが、どのタイミングで未使用バルブモニターシステムによって監視されているかを説明するための図である。 図9は、図5に示した操油ジョブ(ジョブ1,ジョブ3)が終了した後に行われる操油ジョブの一例を示す概略図である。 図10は、目的別オペレーションによって使用されるバルブが、一定時間経過後に未使用バルブモニターシステムによって監視されるタイミングを説明するための図である。 図11は、従来の運転管理システムについて説明する説明図であって、オフサイトの貯蔵タンク群周りの配管網を示したフローシートである。 図12は、従来の運転管理システムについて説明する説明図であって、オフサイトのポンプ群周りの配管網を示したフローシートである。 図13は、従来の操油ジョブシステムによるバルブの監視状態を説明する配管イメージ図である。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、装置からタンクへ油を移送する操油作業の一例を示す概略図、図2は、本発明の未使用バルブモニターシステムの構成概略図、図3は、本発明の未使用バルブモニターシステムのバルブ機器情報データベースに記憶される情報に関するメンテナンス画面を示す図である。
図1の概略図に示す配管は、配管網全体の中で、監視の必要なバルブを有する所定のエリアをグループ化したものであって、このエリアのグループについて説明するためのものである。
なお、配管網全体では、このようなグループが複数存在しており、エリア毎のグループのバルブ開閉状態をそれぞれ監視するようになっている。
図1は、装置Aからライトナフサ(LN)やヘビーナフサ(HN)を、所望のタンクへ移送する際の操油ジョブの一例を示している。
本実施例では、装置AのLNをNo3タンクに移送する作業をジョブ1、装置AのHNをNo5タンクに移送する作業をジョブ2として指定している。
これらのジョブ1及びジョブ2を実行すると、装置AとNo3タンクを繋ぐ配管ラインに関係するバルブ、及び、装置AとNo5タンクを繋ぐ配管ラインに関係するバルブは、上記の背景技術の欄で説明した操油ジョブシステムの管理下に入り、操油作業が適切に行われるようにバルブの開閉状態が制御される。
本実施例においては、ジョブ1の監視対象となるバルブはV1,V2,V3,V14,V19であり、ジョブ2の監視対象となるバルブはV3,V4,V7,V8,V9,V10,V11,V16,V21となる。
ジョブ1が実行されると、V2,V14,V19は開状態となり、V1とV3は閉状態となる。一方、ジョブ2が実行されると、V4,V9,V16,V21が開状態となり、V3,V7,V8,V10,V11は閉状態となる。
なお、本実施例においては、バルブV1〜V11は手動バルブ、V12〜V21は自動バルブによって構成されているが、特に限定されるものではなく、全てのバルブを自動バルブとしてもよいし、流量コントロールバルブなど他のバルブを用いてもよい。
この状態において、ジョブ1及び2とも関連しないバルブがV5,V6,V12,V13,V15,V17,V18,V20である。本発明の未使用バルブモニターシステムでは、このようにジョブとは関連せず、操油ジョブシステムでは開閉状態が監視されないバルブについて監視を行っている。
万が一、V5,V6,V12,V13,V15,V17,V18,V20のバルブのいずれかを作業員が誤って開けた場合には、異なった油が配管内で混じり合う可能性があるが、本発明の未使用バルブモニターシステムによって開閉状態を監視し、異常状態であると認識した場合には、運転員に報知することで異常状態を早急に解消させることができる。
このようなバルブの開閉状態の監視には、図2に示すような構成のシステムを用いて、周期的に状態の監視を行っている。
本発明の未使用バルブモニターシステム10では、各バルブのタグNoや開閉状態などの情報(プロセスデータ33)をDCS(Distributed Control System)32を介して、状態変化毎、及び、所定時間毎、例えば1分毎にデータ収集される。
そして、これらのプロセスデータ33は、コンピューター30によって読み取られるとともに、バルブ機器情報データベース34にプロセスデータ33の収集毎に記憶される。
なお、バルブ機器情報データベース34には、事前に監視対象とするバルブについて、「バルブのタグNo」、「正常な開閉状態」などの情報が記憶されている。このような、バルブ機器情報データベース34に記憶される情報に関するメンテナンス(新規登録や修正、現状の確認)などは、コンピューター30に表示される図3に示すようなメンテナンス画面において行うように構成されている。
図3に示すメンテナンス画面では、未使用バルブモニターシステム10において監視対象とするバルブの「バルブタグNo」、正常な開閉状態を示す「モニタリングパターン」等を設定登録することができる。さらには、実際の「開閉状態」やジョブやシミュレーションなどに使用しているか否かを示す「サービスステータス」、正常な開閉状態となっているか否かを示す「モニタリングステータス」、現時点において未使用バルブモニターシステムで監視がされているか否かを示す「モニタリングON/OFF」、バルブがどのジョブによって使用されているかを示す「使用中JOB−NO」などのステータスを確認することができる。
なお、図3は、例示として、バルブV6の場合を示しており、「バルブタグNo」の欄には、バルブV6であることを示す「V6」が表示され、「開閉状態」は、現時点でのバルブV6の状態である「閉」が黒塗りの丸印マークで表示されている。
また、「サービスステータス」は、「未使用」が黒塗りの丸印マークで表示されており、現在、ジョブなどの操油作業やシミュレーションなどで使用されておらず、未使用であることを示している。
「モニタリングパターン」は、「閉」が黒塗りの丸印マークで表示されているが、これは、事前にオペレーターによって設定登録されたものであって、バルブV6は未使用状態において「閉」が正常状態であることを意味している。
また、「モニタリングステータス」は、コンピューター30によって「開閉状態」と「モニタリングパターン」を比較し、一致していれば「正常」となり、一致していなければ「異常」となる。図3では、バルブV6の「開閉状態」と「モニタリングパターン」が一致しているため、「正常」が黒塗りの丸印マークで表示されている。
なお、「モニタリングステータス」が「異常」となった場合には、異常となった日時を「アラーム発生日時」の欄に表示するようになっている。
さらに、「モニタリングON/OFF」は、「ON」が黒塗りの丸印マークで表示されており、バルブV6が未使用バルブモニターシステムによって監視状態に置かれていることを意味している。
図3においては、「使用中JOB−NO」の欄には、何も表示されていないが、これはバルブV6の「サービスステータス」が未使用であるからであって、ジョブによって使用されている場合には、そのジョブのNOが表示されることになる。
このようなバルブ機器情報は、未使用バルブモニターシステム10によって監視対象とする全てのバルブについて、バルブ機器情報データベース34に記憶されており、運転員はメンテナンス画面において逐次、各バルブの状態を確認することができる。
また、「モニタリングステータス」が「異常」となった場合には、迅速に運転員に対して報知する必要があるため、図2に示すように、コンピューター30に「異常メッセージ」38が表示されるとともに、警告が音声やアラームなどで発せられるようになっている。このため、運転員は、バルブの異常状態を迅速に把握し、異常状態を早急に解消させることができる。
また、異常が発生した場合には、どのバルブで異常が発生したのかを図4に示すような「異常発生メッセージログ」40に逐次記録するように構成してもよい。このように、ログとして記録することによって、機器のメンテナンスの際や配管網の組み替えなどの際に確認することができる。
なお、本実施例では、「モニタリングステータス」が「異常」となった場合には、運転員に異常状態を報知するように構成されているが、異常状態となったバルブについて、未使用バルブモニターシステム10によって自動的に異常状態を解消するように開閉状態を変更するように構成していてもよい。
もしくは、「異常状態」に絶対になってはいけないバルブについてのみ、自動的に異常状態を解消するようにし、それ以外のバルブについては、運転員に「異常状態」を報知だけを行うように構成してもよい。
一方、「モニタリングステータス」が「異常」から「正常」に復旧した場合にも同様に、コンピューター30に「復帰メッセージ」39が表示されるように構成されている。このため、運転員は、バルブの状態の復旧時にも迅速に把握することができる。
図5は、図1に示した操油ジョブの後に行われる操油ジョブの一例を示している。
図5に示す操油ジョブ(ジョブ3)では、装置Aからヘビーナフサ(HN)をNo2タンクに移送する作業を示している。
ジョブ2が終了し、ジョブ3が実行されると、V4,V7,V13,V18は開状態となり、V3,V5,V6,V8,V9,V16,V21は閉状態となる。
そして、V3,V4,V5,V6,V7,V8,V9,V13,V18はジョブ3の管理下に入り、V10,V11,V16,V21は操油ジョブシステムの管理対象から外れることになる。
一方、図1の状態において、未使用バルブモニターシステム10によって監視対象となっていたバルブ、例えばV18などは、操油ジョブシステムによって監視されることとなるため、図6に示すように、ジョブ3によって使用が開始された時点において、未使用バルブモニターシステム10による監視対象から一時的に外されることになる。
そして、ジョブ3による操油作業が終了し、未使用状態となった時点で、再び未使用バルブモニターシステム10の監視対象となり、バルブの開閉状態を周期的に監視することになる。
操油ジョブが実行されている場合には、バルブの開閉状態は、バルブ機器情報データベース34に登録された「モニタリングパターン」と一致しないことがあるので、操油ジョブシステムによって監視が行われているバルブに対しては、未使用バルブモニターシステム10による監視対象から外すことによって、不要な「異常メッセージ」が発せられないようになっている。
図7は、図1に示した配管網において仕切バルブV22を設けた場合の概略図である。
この仕切バルブV22は、装置Aから延出するライトナフサ(LN)用の配管と、ヘビーナフサ(HN)用の配管とを接続する配管上に設けられており、正常状態においては「閉」となっている。なお、仕切バルブV22は、手動バルブによって構成されている。
この仕切バルブV22は、スタートアップのような状況で循環させる場合など特殊な目的の場合に運転員によって任意に「開」にされることとなる(目的別オペレーション)。
目的別オペレーションによって仕切バルブV22の開閉状態が変化された場合には、バルブ機器情報データベース34に登録された「モニタリングパターン」と一致しないため、未使用バルブモニターシステム10によって監視をしていると不要な「異常メッセージ」が発せられることになる。
このため、図8に示すように、目的別オペレーションによって仕切バルブV22が「開」にされた時点で未使用バルブモニターシステム10による監視対象から一時的に外されることになる。
ところで、本実施例において、バルブV1〜V22は、自己の開閉状態が変化した場合にプロセスアラーム信号を発信するように構成されている。
このプロセスアラーム信号は、バルブが閉状態から開状態に移行完了した時点と、バルブが開状態から閉状態に移行完了した時点においてバルブから発信される。
本発明の未使用バルブモニターシステム10では、このプロセスアラーム信号を受信するように構成されており、プロセスアラーム信号を受信した時点で、バルブ機器情報データベース34の「開閉状態」のデータを書き換えるように構成されている。
このプロセスアラーム信号を利用して、図8に示すように、目的別オペレーションによって仕切バルブV22が「閉」となるように指令された時点で、仕切バルブV22を未使用バルブモニターシステム10の監視対象に復帰させるのではなく、仕切バルブV22からの「閉状態への移行完了」というプロセスアラーム信号を受信した時点で、仕切バルブV22を未使用バルブモニターシステム10の監視対象に復帰するようになっている。
バルブの状態が移行するのに要される時間は、バルブの大きさなどにもよるが、一般的に、10秒以上の時間が必要となる。このため目的別オペレーションによって「閉」となるように指令された時点で未使用バルブモニターシステム10の監視対象に復帰させてしまうと、「開」から「閉」の移行途中の状態(「中間状態」)となっているために、「モニタリングパターン」と一致せずに不要な「異常メッセージ」が発せられてしまうことになる。
このような状態を避けるために、本実施例では、仕切バルブV22から「移行完了」を意味するプロセスアラーム信号を受信した時点で、仕切バルブV22を未使用バルブモニターシステム10の監視対象に復帰させるように構成されている。
図9は、図5に示した操油ジョブ(ジョブ1,ジョブ3)が終了した後に行われる操油ジョブの一例を示している。
図9に示す操油ジョブ(ジョブ4)では、装置Cからヘビーナフサ(HN)をNo2タンクに移送する作業を示している。
ジョブ1,ジョブ3が終了し、ジョブ4が実行されると、V7,V9,V11,V13,V18は開状態となり、V4,V5,V6,V8,V10,V16は閉状態となる。
通常、操油ジョブの終了時には、バルブを「閉」にするが、次の作業のために開いた状態のままに保持したほうがよいバルブについては、ホールド弁として指定することで、操油ジョブ終了時にもバルブが閉まらないように設定することがある。
図9に示す場合であれば、バルブV7,V13,V18は「開」状態に保持することが好ましいため、ジョブ3の実行時にホールド弁に指定されている。
このようにホールド弁に指定されたバルブは、操油ジョブ終了時(本実施例ではジョブ4終了時)にも「閉」状態とはならないため、バルブV7,V13,V18を「閉」にするためには、運転員による指令、すなわち、目的別オペレーションによって、閉めることになる。
この場合、ホールド弁に指定されたバルブV7,V13,V18に対して、一括して「閉」指令を出すことになるが、上述したように、バルブの状態が移行するのに要される時間は、バルブの大きさによって異なっている。
このため、上述したようにバルブからのプロセスアラーム信号に基づいてバルブを個別に未使用バルブモニターシステム10の監視対象に復帰させるように構成すると、一括して閉じられるバルブの数が多大となった場合には、システムへの負荷も大きく、煩雑な作業となってしまう。
本実施例の未使用バルブモニターシステム10では、図10に示すように、目的別オペレーションによって「閉」指令が出された時点で、未使用バルブモニターシステム10の監視対象から一時的に外すとともに、一定時間経過後に、これらのバルブを未使用バルブモニターシステム10の監視対象に復帰させるように構成されている。
このように、一括して「閉」指令が出されたバルブについては、一定時間経過後にまとめて未使用バルブモニターシステム10の監視対象に復帰させることで、システムへの負荷を少なくし、繁雑な作業が発生しないようにしている。
ここで、未使用バルブモニターシステムの監視対象外とされる「一定時間」としては、一括して「閉」指令が出されるバルブのうち、状態の移行に最も時間がかかるバルブに基づいて事前に設定される。
また、バルブ機器情報データベース34に、各バルブの「状態移行に要する時間」を登録しておくことで、未使用バルブモニターシステム10によって自動的に「一定時間」が算出されるように構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施例では、操油作業の場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、流体であれば、石油製品に限定されるものではなく、例えば、ガス、コンクリート、化学製品、食用油、飼料、塗料などのその他の流体、粉体、粉粒体を扱うタンクなどのプラントなどにも適用可能であるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
10 未使用バルブモニターシステム
30 コンピューター
32 DCS
33 プロセスデータ
34 バルブ機器情報データベース
36 メンテナンス画面
38 異常発生メッセージ
39 復帰メッセージ
40 異常発生/復帰メッセージログ
V1〜V22 バルブ
T807〜T812 貯蔵タンク
T819,T820 貯蔵タンク
P726〜P734 ポンプ
100 操油ジョブシステム
102,104,106 配管
S1,S2 装置
T1,T2 タンク

Claims (11)

  1. 少なくとも複数の配管ラインと、前記配管ラインの途中に設けられた複数のバルブと、より構成される配管網において、前記バルブのうち監視対象登録を行ったバルブの開閉状態を監視する未使用バルブモニターシステムであって、
    前記監視対象登録を行ったバルブのうち、前記配管網において、所定の作業のために使用状態にあるバルブを一時的に監視対象外として、それ以外のバルブについて開閉状態を監視することを特徴とする未使用バルブモニターシステム。
  2. 前記一時的に監視対象外としたバルブについて、前記所定の作業が終了し、未使用状態となった場合に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする請求項1に記載の未使用バルブモニターシステム。
  3. 前記バルブは、自己の開閉状態が変化した場合にプロセスアラーム信号を発信するように構成されており、
    前記一時的に監視対象外としたバルブについて、前記プロセスアラーム信号を未使用バルブモニターシステムが受信した際に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする請求項1または2に記載の未使用バルブモニターシステム。
  4. 前記一時的に監視対象外としたバルブについて、所定時間経過後に、再び監視対象として開閉状態を監視することを特徴とする請求項1に記載の未使用バルブモニターシステム。
  5. 前記バルブの開閉状態の監視が、所定時間毎に行われることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
  6. 前記監視対象登録を行ったバルブについて、それぞれ正常状態における開閉状態が登録されており、前記バルブの開閉状態の監視の際には、監視時点におけるバルブの開閉状態と、登録された正常状態における開閉状態とを比較することによって、一致した場合には正常と判断し、一致しない場合には異常と判断することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
  7. 前記監視対象登録を行ったバルブであって、かつ、一時的に監視対象外としたバルブ以外のバルブについて、
    正常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に異常を通知するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
  8. 前記正常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、異常状態となったバルブを自動で開閉し、異常状態を解消するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の未使用バルブモニターシステム。
  9. 前記監視対象登録を行ったバルブであって、かつ、一時的に監視対象外としたバルブ以外のバルブについて、
    異常状態にあったバルブに対して開閉作業が発生した場合に、特定の運転員に正常復帰を通知するように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
  10. 前記バルブが、手動バルブ、自動バルブ、流量コントロールバルブのうちいずれかであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
  11. 前記配管網が、製油所のオフサイトにあることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の未使用バルブモニターシステム。
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