JP2010169482A - 堆積物の検知方法及び堆積物検知器 - Google Patents

堆積物の検知方法及び堆積物検知器 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造で配管内の堆積物の量を検知することができ、検知精度を向上することができる堆積物の検知方法及び堆積物検知器を提供することを目的とする。
【解決手段】 配管に1組の電極を設け、前記配管内における堆積物の量を前記電極間の静電容量の変化によって検知する堆積物の検知方法であって、前記電極の一方を円柱状の中心電極として前記配管と同心状に配設し、もう一方の電極を前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けることを特徴とする堆積物の検知方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、単結晶製造装置の排気用配管等の配管内での酸化物等の堆積物の検知方法及びその方法で用いる堆積物検知器に関する。
半導体デバイスの基板として用いられる単結晶は、例えばシリコン単結晶があり、主にチョクラルスキー法(Czochralski Method)により製造されている。
チョクラルスキー法により単結晶を製造する際には、例えば図3に示すような単結晶製造装置10を用いて製造される。
図3に示すように、単結晶製造装置10は、内部にシリコン融液等の原料融液11を収容する石英ルツボ12、該石英ルツボ12を収納する黒鉛ルツボ13、ヒータ14等を内部に収容したメインチャンバ15と、育成した単結晶17を収容し、取り出すためのトップチャンバ16を具備する。そして、メインチャンバ15と、トップチャンバ16は、アイソレーションバルブ18で仕切ることができる。
また、メインチャンバ15とトップチャンバ16には、それぞれのチャンバ内を減圧真空化するための排気用配管の接続ポートP、Pとアルゴンガス等の不活性ガスを導入するためのガス供給配管の接続ポートQ、Qとが配設されている。
近年では、このような単結晶製造装置を複数台まとめて配設した単結晶引上げ設備において、単結晶を大量生産している。
また、この単結晶製造装置10のトップチャンバ16に配設された排気用配管の接続ポートP、及びメインチャンバ15に配設された排気用配管の接続ポートPにはそれぞれ弁を介して真空ポンプ(不図示)が接続されている。
そして、ガス供給配管の接続ポートQから不活性ガスを少量ずつ供給しながら真空ポンプを駆動させて排気用配管へ排気することによりチャンバ内を減圧状態とし、弁を調節してチャンバ内が所定の圧力になるよう制御している。これは、例えばシリコン単結晶の引上げ中にシリコン融液11表面から酸化シリコン(SiO)ガスが蒸発し、これがチャンバ内に滞留すると凝縮してダストとなり、引上げ中の固液界面に付着して、単結晶化が妨げられることがあり、これを防止する必要があるからである。
ところで、このような単結晶製造装置10を用いた単結晶の製造において、単結晶の製造を繰返すことによって累積操業時間が長くなるに伴い、排気用配管内での酸化物等の堆積物の堆積量が多くなる。その結果、配管での圧力損失が大きくなるために単結晶製造装置のチャンバ内圧が高くなってしまうという問題があった。そのため、排気用配管内での堆積物の量を検知し、その堆積物の量に応じて定期的に排気用配管内を清掃する必要があった。
このような配管内の堆積物を検知する方法として、配管の内壁に平行板状の電極を設け、この電極間内に堆積物が蓄積することによって引起される電極間の静電容量の変化を利用し、堆積量を検知する堆積物検知器を用いる方法が知られている(特許文献1参照)。
また、配管の内壁面の2箇所に電極を設け、電極間の電位又は電気容量の変化から配管内の汚れの付着状態を監視する方法もある(特許文献2参照)。
特開平11−23511号公報 特開平9−105736号公報
しかし、特許文献1の堆積物検知器の構成では、本来堆積物が配管の内壁に均一に堆積するものが、配管内の片側に電極を配置するために片側に偏って堆積されてしまい、また、電極の間隔が狭いと電極間に均一に堆積しない可能性があり、そのような場合には堆積量を正確に検知できないという問題があった。また、堆積物が導電性を有するものである場合には、電極間で短絡してしまう可能性があった。
また、特許文献2の方法では、配管内を流通する媒体が導電性を有するものであるときに限定され、単結晶製造装置の排気用配管のような、内部が減圧真空化されていたり、アルゴンガスのような絶縁性の媒体が排気される場合の堆積物の検出には適さない。
このように、従来の検知器及び方法では単結晶製造装置の排気用配管内の堆積物の量を正確に検知することが困難であり、配管内の清掃のために単結晶製造装置を非定常に停止しなければならない恐れがあった。
本発明は前述のような問題に鑑みてなされたもので、簡単な構造で配管内の堆積物の量を検知することができ、検知精度を向上することができる堆積物の検知方法及び堆積物検知器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、配管に1組の電極を設け、前記配管内における堆積物の量を前記電極間の静電容量の変化によって検知する堆積物の検知方法であって、前記電極の一方を円柱状の中心電極として前記配管と同心状に配設し、もう一方の電極を前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けることを特徴とする堆積物の検知方法が提供される。
このように、前記電極の一方を円柱状の中心電極として前記配管と同心状に配設し、もう一方の電極を前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けて堆積物の検知を行えば、簡単な構造で、配管内で堆積物が均一に堆積した状態で堆積物の量を検知することができ、検知精度を向上することができる。また、電極を対向して配置しているので絶縁性の媒体が排気される場合でも堆積物の量を検知することができる。
このとき、前記中心電極を真空端子によって保持することができる。
このように、前記中心電極を真空端子によって保持すれば、確実に、中心電極を配管と電気的に絶縁された状態で気密保持することができ、より確実に検知精度を向上することができる。
また、本発明によれば、少なくとも1組の電極を有し、配管内における堆積物の量を前記電極間の静電容量の変化によって検知する堆積物検知器であって、前記電極の一方が前記配管と同心状に配設される円柱状の中心電極であり、もう一方の電極が前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けられたものであることを特徴とする堆積物検知器が提供される。
このように、前記電極の一方が前記配管と同心状に配設される円柱状の中心電極であり、もう一方の電極が前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けられたものであれば、簡単に構成することができ、配管内で堆積物が均一に堆積した状態で堆積物の量を検知することができ、検知精度を向上することができるものとなる。また、電極を対向して配置しているので絶縁性の媒体が排気される場合でも堆積物の量を検知することができるものとなる。
このとき、前記中心電極が真空端子によって保持されるものであることができる。
このように、前記中心電極が真空端子によって保持されるものであれば、確実に、中心電極を配管と電気的に絶縁された状態で気密保持することができ、より確実に検知精度を向上することができるものとなる。
本発明では、堆積物検知器において、少なくとも1組の電極を有し、前記電極の一方が配管と同心状に配設される円柱状の中心電極であり、もう一方の電極が前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けられたものであり、配管内における堆積物の量を前記電極間の静電容量の変化によって検知するので、簡単な構造で、電極間で堆積物が均一に堆積した状態で堆積物の量を検知することができ、検知精度を向上することができる。また、電極を対向して配置しているので絶縁性の媒体が排気される場合でも堆積物の量を検知することができる。
本発明に係る堆積物検知器の一例を示した概略図である。 本発明に係る堆積物検知器が配管に設けられた状態を示した断面概略図である。(A)堆積物が全くない初期状態を示した断面概略図。(B)堆積物が堆積した状態を示した断面概略図。 単結晶製造装置の一例を示した概略図である。
以下、本発明について実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
従来の配管内の堆積物を検知する方法として、例えば配管の内壁に平行板状の電極を設け、この電極間内に堆積物が蓄積することによって引起される電極間の静電容量の変化を利用し、堆積量を検知する堆積物検知器を用いる方法が知られている。
しかし、このような配管内の片側に平行板状の電極を配置する方法では、堆積物が片側に偏って堆積してしまい、堆積量を正確に検知できない可能性がある。また、堆積物が導電性を有するものである場合には、電極間で短絡してしまう可能性もある。
また、配管の内壁面の2箇所に電極を設け、電極間の電位又は電気容量の変化から配管内の汚れの付着状態を監視する方法では、単結晶製造装置の排気用配管のような絶縁性の媒体が排気される場合の堆積物の検出はできない。
このように、従来の検知器及び方法では単結晶製造装置の排気用配管内の堆積物の量を正確に検知することが困難であった。
そこで、本発明者はこのような問題を解決すべく鋭意検討を重ねた。その結果、電極の一方を円柱状の中心電極として配管内にその中心軸と同心状になるように配置し、もう一方の電極をその中心電極に対向するように配管の側面に配置すれば、配管内壁及び中心電極の側面に堆積物が均一に堆積し、また電極間においても堆積物が均一となり、すなわち配管内で堆積物が均一に堆積された状態で検知することができ、検知精度を向上できることに想到した。また、電極を対向して配置することにより絶縁性の媒体が排気される場合でも堆積物の量を検知することができることに想到し、本発明を完成させた。
図1は本発明に係る堆積物検知器の一例を示した概略図であり、この堆積物検知器がL型配管に設けられた例を示している。
図1に示すように、本発明の係る堆積物検知器1は1組の電極を有している。この電極の一方は円柱状の中心電極2aである。この中心電極2aは配管3の内部に配設され、配管3の中心軸と同心状となるように配設されている。そして、中心電極2aは配管3と電気的に絶縁された状態で保持されている。もう一方の電極2bは、中心電極2aと対向するように配管3の側面に設けられている。このとき、電極2a、2bはCu系やAl系などの導電率の高い材料を用いるのが好ましいが、配管3の材質がアルミニウム、ステンレス等の導電性を有する材質であれば、電極2bは配管3に直接配線を接続することもできる。
また、制御部6によって、電極2a、2b間の静電容量の測定値を記録し、その経時変化をモニタできるようになっている。
次に本発明における堆積物の量の検知の原理について説明する。ここでは堆積物が酸化シリコンである場合について述べる。
図2は本発明に係る堆積物検知器1が配管3に設けられた状態を示した断面概略図であり、図2(A)は堆積物が全くない初期状態を示し、図2(B)は堆積物が堆積した状態を示している。
図2(B)に示すように、本発明の堆積物検知器1を用いた場合の配管3内部において、堆積物5が経時的に配管3の内壁及び中心電極2aの側面に均一に堆積していく。
ここで、図1、図2(A)に示すように、中心電極2aの半径をr、中心電極2aの長さをL、配管3の内側半径をrとし、真空中の誘電率をε、空気比誘電率をε、酸化シリコン比誘電率をεとすると、堆積物5が全くない初期状態の電極2a、2b間の静電容量Cは次式で表わされる。
=2πεε×L/(log(r/r))
また、図2(B)に示すように、中心電極2aの側面に堆積した堆積物5の厚さをd、配管3の内壁に堆積した堆積物5の厚さをdとすると、堆積物5の堆積後の電極2a、2b間の静電容量Cは次式で表わされる。
C=2πL/{1/(εε)×log((r+d)/r)+1/(εε)×log((r−d)/(r+d))+1/(εε)×log(r/(r−d))
=2πεεε×L/{ε[log((r+d)/r)+log(r/(r+d))]+ε×log((r−d)/(r+d))}
また、初期状態からの電極2a、2b間の静電容量の変化率を、(1−C/C)×100で表わす。
ここで、堆積物5は均一に堆積するのでd=dとすれば、上記式により、電極2a、2b間の静電容量の変化率に対する堆積物5の厚さd、dを求めることができる。
表1に、配管3の内側半径rを26mm及び40.5mmとし、中心電極2aの半径rを5mm、長さLを50mmとした場合の上記式で計算した静電容量C、静電容量の変化率((1−C/C)×100)、堆積物5の厚さd(d=d=d)を示す。
表1に示すように、堆積物5の厚さdの増加に伴い、静電容量の変化率も増加していく。そして、実際の静電容量の変化率を測定し、上記式によってその実際の変化率に対する堆積物5の厚さdの計算値を求めることができる。
Figure 2010169482
このような原理に基づいて、本発明の堆積物検知器1では、中心電極2aを配管3の内部に配管3の中心軸と同心状となるように配設し、もう一方の電極2bを中心電極2aと対向するように配管3の側面に設け、制御部6によって電極2a、2b間の静電容量の初期状態と経時的に変化する静電容量を測定してその変化率を求め、上記式からその変化率に対する堆積物5の厚さdを計算することで堆積物5の量を検知することができるようになっている。
このような堆積物検知器1であれば、簡単に構成することができ、配管3内で堆積物5が均一に堆積した状態で堆積物5の量を検知することができ、検知精度を向上することができるものとなる。また、電極2a、2bを対向して配置しているので絶縁性の媒体が排気される場合でも堆積物5の量を検知することができるものとなる。さらに、電極2a、2b間の間隔が十分あるので電極間で短絡してしまうのを抑制することができるものとなる。
このとき、図1に示すように、中心電極2aが真空端子4によって保持されるものとすることができる。
このように、中心電極2aが真空端子4によって保持されるものであれば、確実に、中心電極2aを配管3と電気的に絶縁された状態で気密保持することができ、より確実に検知精度を向上することができるものとなる。
またこのとき、電極2bとして導電性を有する配管3の側面を用いることもできる。このようにすれば、より簡単に構成できるものとなるので好ましい。
次に本発明に係る堆積物の検知方法について説明する。
まず、配管内において電極間の静電容量を測定するための1組の電極を配管に設ける。
この際、図1に示すように、電極の一方を円柱状の中心電極2aとして配管3の中心軸と同心状になるように配設し、もう一方の電極2bを中心電極2aと対向する配管3の側面に設ける。
また、図2(A)に示すような堆積物が全くない初期状態での電極2a、2b間の静電容量を測定して記録しておく。
次に、図2(B)に示すように、堆積物5が堆積することにより経時的に変化する電極2a、2b間の静電容量を測定して記録する。また、この記録した静電容量と初期状態での静電容量からその変化率を式((1−初期状態での静電容量/記録した静電容量)×100)により求める。
そして、この求めた実際の静電容量の変化率に対する堆積物5の厚さd(d=d=d)を上記した電極2a、2b間の静電容量、静電容量の変化率の式から計算し、この計算した厚さdを堆積物5の検知量とする。
このように、本発明の堆積物の検知方法では、電極の一方を円柱状の中心電極2aとして配管3の中心軸と同心状になるように配設し、もう一方の電極2bを中心電極2aと対向する配管3の側面に設けて堆積物5の量を検知するので、簡単な構造で、配管3内で堆積物5が均一に堆積された状態で堆積物5の量を検知することができ、検知精度を向上することができる。また、電極を対向して配置しているので絶縁性の媒体が排気される場合でも堆積物5の量を検知することができる。さらに、電極2a、2b間の間隔が十分あるので電極間で短絡してしまうのを抑制することができる。
このとき、図1に示すように、中心電極2aを真空端子4によって保持することができる。
このように、中心電極2aを真空端子4によって保持すれば、確実に、中心電極2aを配管3と電気的に絶縁された状態で気密して保持することができ、より確実に検知精度を向上することができる。
以下、本発明の実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例)
図1に示すような本発明の堆積物検知器を用い、本発明の堆積物の検知方法に従って、単結晶製造装置の排気用配管内の堆積物の検知を行った。
堆積物検知器の中心電極は半径が5mm、長さが50mmのものを用いた。このとき、中心電極は材質をCuとし、もう一方は制御部からの配線をステンレス配管側面に直接接続した。また、単結晶製造装置の配管は半径が26mmのものを用いた。また、不活性ガスとしてアルゴンを供給、排出しながら単結晶製造装置でシリコン単結晶の製造を繰返し行い、その間に排気用配管内の堆積物の検知を行った。そして、実際の電極間の静電容量の変化率が19%となった時点の堆積物(酸化シリコン)の量(厚さ)を評価した。
その結果、堆積物は配管の内壁及び中心電極の側面にほぼ均一に堆積されており、厚さはそれぞれ約2mm程度であった。この堆積物の量は、表1に示すように計算値とほぼ同程度で検知されていることが分かる。
このように、本発明の堆積物の検知方法及び堆積物検知器は、電極間で堆積物が均一に堆積した状態で堆積物の量を検知することができ、検知精度を向上することができることが確認できた。
(比較例)
配管の内壁に平行板状の電極を設け、電極間の静電容量の変化を利用して堆積量を検知する従来の堆積物検知器を用いて実施例と同様の単結晶製造装置の排気用配管内の堆積量の検知を行った。そして、配管内の堆積物の堆積状況について評価した。
その結果、電極を設けている部分とその同円周上の配管内壁において、堆積物が平行板状の電極を設けた側に偏って堆積された状態となっていた。そのため、堆積物の量を正確に検知することができなかった。
従って、配管内において堆積物が均一に堆積された状態で精度良く検知するためには、電極の一方を円柱状の中心電極として配管内にその中心軸と同心になるように配置し、もう一方の電極を中心電極に対向するように配管の側面に設ける必要があることが確認できた。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
すなわち、上記では堆積物を検知する配管を単結晶製造装置の排気用配管である場合を例として説明したが、本発明の堆積物の検知方法及び堆積物検知器は、これには限定されず、堆積物が生じうる配管であれば、原則としていずれのものにも適用することができる。
1…堆積物検知器、2a…中心電極、2b…電極、3…配管、
4…真空端子、5…堆積物、6…制御部。

Claims (4)

  1. 配管に1組の電極を設け、前記配管内における堆積物の量を前記電極間の静電容量の変化によって検知する堆積物の検知方法であって、
    前記電極の一方を円柱状の中心電極として前記配管と同心状に配設し、もう一方の電極を前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けることを特徴とする堆積物の検知方法。
  2. 前記中心電極を真空端子によって保持することを特徴とする請求項1に記載の堆積物の検知方法。
  3. 少なくとも1組の電極を有し、配管内における堆積物の量を前記電極間の静電容量の変化によって検知する堆積物検知器であって、
    前記電極の一方が前記配管と同心状に配設される円柱状の中心電極であり、もう一方の電極が前記中心電極と対向する前記配管の側面に設けられたものであることを特徴とする堆積物検知器。
  4. 前記中心電極が真空端子によって保持されるものであることを特徴とする請求項3に記載の堆積物検知器。
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JP7128764B2 (ja) 2019-03-22 2022-08-31 日本航空電子工業株式会社 尾数算出方法、尾数算出装置、尾数計測方法、尾数計測システム、尾数算出プログラム

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