JP2020150890A - 尾数算出方法、尾数算出装置、尾数計測方法、尾数計測システム、尾数算出プログラム - Google Patents

尾数算出方法、尾数算出装置、尾数計測方法、尾数計測システム、尾数算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】魚を生簀で泳がせた状態で得られる情報で魚の数である尾数を求めることを可能にする尾数算出方法を提供する。【解決手段】尾数算出装置100は、少なくとも記録部と尾数計算部を備える。記録部は、静電容量の変化量に関する値を記録する。尾数計算部は、尾数調査時の尾数を算出する。尾数計測システム10は、生簀に設置された1組の計測用電極、計測用電極の間の静電容量を測定する静電容量測定装置、記録部と変化量計算部と尾数計算部とを有する尾数算出装置100を備える。変化量計算部は、静電容量の変化量に関する値を計算し、記録部に記録する。【選択図】図1

Description

本発明は、生簀の魚の数である尾数を算出するための尾数算出方法、尾数算出装置、尾数算出プログラム、および生簀の魚の数である尾数を計測する尾数計測方法、尾数計測システムに関する。
特許文献1に示された技術が従来技術として知られている。特許文献1では、魚が通過するガイドである筒体と筒体に取り付けられた検知電極を用いている。そして、筒体を魚が通過すると検知電極の電位が変化し、計数部がその電位の変化を検知して計数を行う。
特開2005−78108号公報
しかしながら、従来技術は、生簀のすべての魚に筒体を通過させなければ、尾数を計測できないという課題がある。そこで、本発明では、魚を生簀で泳がせた状態で得られる情報で魚の数である尾数を求めることを可能にすることを目的とする。
本明細書では、生簀に魚がいない状態に相当する状態を基準状態、生簀内の尾数が既知の時を初期状態、生簀内の尾数を調査する時を尾数調査時とする。また、初期状態の尾数をN、初期状態の魚の平均体積と比例する値をV、生簀に設置された1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値をCdif0、尾数調査時の魚の平均体積と比例する値をV、計測用電極の間の静電容量の尾数調査時と基準状態との差に対応する値をCdif1とする。
本発明の尾数算出装置は、生簀の魚の数である尾数を算出する。尾数算出装置は、少なくとも記録部と尾数計算部を備える。記録部は、ΔC=Cdif0/(N・V)のように求めた静電容量の変化量に関する値ΔCを記録する。尾数計算部は、尾数調査時の尾数NをN=Cdif1/(ΔC・V)のように算出する。
本発明の尾数計測システムは、生簀の魚の数である尾数を計測する。尾数計測システムは、生簀に設置された1組の計測用電極、計測用電極の間の静電容量を測定する静電容量測定装置、記録部と変化量計算部と尾数計算部とを有する尾数算出装置を備える。変化量計算部は、静電容量測定装置が測定した結果に基づいて、ΔC=Cdif0/(N・V)のように静電容量の変化量に関する値ΔCを計算し、記録部に記録する。尾数計算部は、静電容量測定装置が測定した結果に基づいて、尾数調査時の尾数NをN=Cdif1/(ΔC・V)のように算出する。
計測用電極の間の静電容量は魚を生簀で泳がせた状態で計測できる。また、平均体積と比例する値は魚を生簀で泳がせた状態でも取得できる情報である。本発明の尾数計測システムによれば、魚を生簀で泳がせている状態で尾数を計測できる。また、本発明の尾数算出装置によれば、魚を生簀で泳がせている状態で得られる情報で尾数を求めることができる。
本発明の尾数計測システムの構成例を示す図。 本発明の尾数計測システムのイメージを示す図。 本発明の尾数算出装置の構成例を示す図。 実施例1の尾数計測方法の処理フローを示す図。 変形例の尾数計測方法の処理フローを示す図。 シミュレーションの概要を説明するための図。 マグロのような形状の魚を想定したシミュレーション結果を示す図。 細長い形状の魚を想定したシミュレーション結果を示す図。 太くて短い形状の魚を想定したシミュレーション結果を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に本実施例の尾数計測システムの構成例、図2に本実施例の尾数計測システムのイメージを示す。図3に本実施例の尾数算出装置の構成例を示す。図4に本実施例の尾数計測方法の処理フローを示す。本明細書では、生簀900に魚がいない状態に相当する状態を基準状態、生簀900内の尾数が既知の時を初期状態、生簀900内の尾数を調査する時を尾数調査時とする。また、初期状態の尾数をN、初期状態の魚の平均体積と比例する値をV、生簀に設置された1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値をCdif0、尾数調査時の魚の平均体積と比例する値をV、計測用電極の間の静電容量の尾数調査時と基準状態との差に対応する値をCdif1とする。「生簀900に魚がいない状態に相当する状態」とは、生簀900に魚がいない状態だけでなく、計測用電極の間の静電容量が生簀900に魚がいない状態と同等の状態も含んでいる。「魚の平均体積と比例する値」とは、魚の平均体積だけでなく、例えば、長さ、高さ、幅のいずれかの三乗のように、体積と比例関係になる値も含んでいる。「1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値」とは、静電容量測定装置300から出力される静電容量を示す電圧の差や、デジタル信号のように離散的に数値化された値の差なども含む意味である。
生簀900の海水面での直径は数10m(例えば、40m)、深さは数m〜数10mである。生簀900には、1組の計測用電極200が設置される。計測用電極200も例えば直径数10m、間隔を数m〜数10mにすればよい。図2では、生簀900の上下方向に設置されているが、横方向に設置してもよい。例えば、矩形型の生簀であれば横方向の方が設置しやすいと考えられる。なお、計測用電極200は、海水とは絶縁された状態が望ましいので、表面を絶縁体で覆っている。
尾数計測システム10は、生簀の魚の数である尾数を計測する。尾数計測システム10は、生簀900に設置された1組の計測用電極200、計測用電極200の間の静電容量を測定する静電容量測定装置300、記録部190と変化量計算部110と尾数計算部120とを有する尾数算出装置100を備える。なお、静電容量測定装置300には、特開2011−214923号公報などで公開されている技術を利用すればよい。
変化量計算部110は、静電容量測定装置300が測定した結果に基づいて、ΔC=Cdif0/(N・V)のように静電容量の変化量に関する値ΔCを計算し、記録部190に記録する(S110)。尾数計算部120は、静電容量測定装置300が測定した結果に基づいて、尾数調査時の尾数NをN=Cdif1/(ΔC・V)のように算出する(S120)。なお、尾数算出装置100は、あらかじめ計算した値ΔCを記録部190に記録しておけば、変化量計算部110は備えていなくてもよい。尾数算出装置100は、尾数計測システム10の一部として静電容量測定装置300などと連動しながら動作させてもよいし、過去に取得した尾数N、値V、値Cdif0、値V、値Cdif1を用いて、尾数算出装置100を単独で使用してもよい。
図4を用いて尾数計測方法、尾数計測システムの処理フローについて説明する。まず、静電容量測定装置300で、生簀900に魚がいない状態である基準状態で、計測用電極200の間の静電容量に対応する値Cを測定し、記録する(S310:基準状態計測ステップ)。値Cは、尾数算出装置100の記録部190に記録すればよいが、別の記録媒体に記録してもよい。次に、生簀900に投入する魚の大きさを確認し、尾数Nと平均体積と比例する値Vを取得するとともに、静電容量測定装置300で初期状態での計測用電極200の間の静電容量に対応する値Cを計測する(S320:初期状態計測ステップ)。平均体積と比例する値Vは、例えば、カメラ、ソナー、赤外線センサなどのセンサを利用して各魚の長さや面積などを測定し、単位が長さの三乗となる単位の値の平均値を値Vとして求めればよい。ただし、これらのセンサを利用する方法に限るものではなく、何らかの別の方法で求めてもよい。そして、静電容量の変化量に関する値ΔCを
ΔC=Cdif0/(N・V
ただし、Cdif0=C−C
のように求め、記録する(S110:変化量計算ステップ)。変化量計算ステップS110は、尾数算出装置100の変化量計算部110が行い、記録部190に記録すればよい。ただし、別の計算装置を用いて計算してもよい。なお、変化量計算ステップS110は、後述する尾数計算ステップS120より前に行えばよいので、尾数調査時計測ステップS330よりも後に行ってもよい。
生簀900内の尾数調査を行いたいとき(尾数調査時)に、生簀900内の魚の平均体積と比例する値Vを取得するとともに、静電容量測定装置300で、計測用電極200の間の静電容量に対応する値Cを測定する(S330:尾数調査時計測ステップ)。値Vを取得する方法は、値Vを取得する方法と同じ方法を用いてもよいし、別の方法でもよい。そして、尾数計算部120で、尾数調査時の尾数N
=Cdif1/(ΔC・V
ただし、Cdif1=C−C
のように算出する(S120:尾数計算ステップ)。尾数算出装置100の記録部190には、あらかじめ値ΔCを記録しておけばよい。また、尾数算出装置100への入力を値Cdif1としてもよいし、入力を値Cとして尾数計算部120がCdif1=C−Cの計算も行ってもよい。なお、ステップS310〜S330において尾数算出装置100で行う処理は、コンピュータに尾数算出プログラムをインストールすることで実行してもよいし、表計算プログラムなどの汎用的な計算プログラムを利用して、人が実行してもよい。
尾数調査時計測ステップS330と尾数計算ステップS120は、生簀900内の尾数調査を行いたいときに何度でも繰り返せばよい。計測用電極200の間の静電容量は魚を生簀で泳がせた状態で計測できる。また、平均体積と比例する値は魚を生簀900で泳がせた状態でも取得できる情報である。したがって、本実施例の尾数計測方法と尾数計測システム10によれば、魚を生簀900で泳がせている状態で尾数を計測できる。また、本実施例の尾数算出方法と尾数算出装置100によれば、魚を生簀900で泳がせている状態で得られる情報で尾数を求めることができる。
[変形例]
図1に本変形例の尾数計測システムの構成例、図2に本変形例の尾数計測システムのイメージを示す。図3に本変形例の尾数算出装置の構成例を示す。図5に本変形例の尾数計測方法の処理フローを示す。本変形例では、1組の参照電極210を用いる点が実施例1と異なる。
実施例1と同様に、生簀900には、1組の計測用電極200が設置される。図2では、生簀900の上下方向に設置されているが、横方向に設置してもよい。参照電極210は、計測用電極200の影響を受けない範囲で、計測用電極200の近傍の水中に設置すればよい。参照電極210は生簀900の外部に設置してもよいし、生簀900内の魚がいない場所に設置してもよい。平行平板コンデンサの静電容量は平板の面積に比例し平板間の距離に反比例するので、例えば、参照電極210の面積を計測用電極200の1/10とし、参照電極210の間隔を計測用電極200の間隔の1/10にすれば、理論上は参照電極210の間の静電容量と計測用電極200の間の静電容量を同じにできる。上記の例では1/10としたが、他の値でもよい。参照電極210を用いると、実際の計測用電極200とは異なることによる誤差が生じるリスクがあるが、海水の塩分濃度の変化や海水温の変化による誤差は生じにくくなる。なお、計測用電極200も参照電極210も、海水とは絶縁された状態が望ましいので、表面を絶縁体で被覆すればよい。
本変形例の尾数計測システム11は、生簀の魚の数である尾数を計測する。尾数計測システム11は、生簀900に設置された1組の計測用電極200、計測用電極200の近傍に設置された1組の参照電極210、計測用電極200の間の静電容量と参照電極210の間の静電容量との差に対応する値を測定する静電容量測定装置301、記録部190と変化量計算部111と尾数計算部121とを有する尾数算出装置101を備える。なお、静電容量測定装置301には、特開2011−214923号公報などで公開されている技術を利用すればよい。参照電極210の間の静電容量は、生簀900に魚がいない状態での計測用電極200の間の静電容量を目標値にして、あらかじめ定めた誤差の範囲に入るように調整または補正しておけばよい。「調整」とは参照電極210の間隔を微調整することなどを意味する。「補正」とは電気回路上での補正や、プログラム上での補正を意味する。例えば、可変コンデンサを参照電極210と並列に接続するなどして静電容量を補正することや、静電容量測定装置301内のプログラムに補正値を設定するなどである。「あらかじめ定めた誤差」とは、尾数の計測において許容される誤差から適宜設定すればよい。
静電容量測定装置301は、初期状態での、計測用電極200の間の静電容量と参照電極210の間の静電容量の差に対応する値Cdif0を測定する。変化量計算部111は、静電容量測定装置301の測定結果に基づいて、ΔC=Cdif0/(N・V)のように静電容量の変化量に関する値ΔCを計算し、記録部190に記録する(S111)。尾数調査時も、静電容量測定装置301が、計測用電極200の間の静電容量と参照電極210の間の静電容量の差に対応する値Cdif1を測定する。尾数計算部121は、静電容量測定装置301の測定結果に基づいて、尾数調査時の尾数NをN=Cdif1/(ΔC・V)のように算出する(S121)。なお、尾数算出装置101は、あらかじめ計算した値ΔCを記録部190に記録しておけば、変化量計算部111は備えていなくてもよい。尾数算出装置101は、尾数計測システム10の一部として静電容量測定装置301などと連動しながら動作させてもよいし、過去に取得した尾数N、値V、値Cdif0、値V、値Cdif1を用いて、尾数算出装置101を単独で使用してもよい。
図5を用いて尾数計測方法、尾数計測システムの処理フローについて説明する。まず、参照電極210の間の静電容量を、生簀900に魚がいない状態での計測用電極200の間の静電容量を目標値として、あらかじめ定めた誤差の範囲に入るように調整または補正する(S210:参照電極調整ステップ)。次に、生簀900に投入する魚の大きさを確認し、尾数Nと平均体積と比例する値Vを取得するとともに、静電容量測定装置301で初期状態での計測用電極200の間の静電容量と参照電極210の間の静電容量の差に対応する値Cdif0を計測する(S321:初期状態計測ステップ)。そして、静電容量の変化量に関する値ΔCを
ΔC=Cdif0/(N・V
のように求め、記録する(S111:変化量計算ステップ)。変化量計算ステップS111は、尾数算出装置101の変化量計算部111が行い、記録部190に記録すればよい。ただし、別の計算装置を用いて計算してもよい。なお、変化量計算ステップS111は、後述する尾数計算ステップS121より前に行えばよいので、尾数調査時計測ステップS331よりも後に行ってもよい。
生簀900内の尾数調査を行いたいとき(尾数調査時)に、生簀900内の魚の平均体積と比例する値Vを取得するとともに、静電容量測定装置301で、計測用電極200の間の静電容量と参照電極210の間の静電容量の差に対応する値Cdif1を測定する(S331:尾数調査時計測ステップ)。値Vを取得する方法は、値Vを取得する方法と同じ方法を用いてもよいし、別の方法でもよい。そして、尾数計算部121で、尾数調査時の尾数N
=Cdif1/(ΔC・V
のように算出する(S121:尾数計算ステップ)。尾数算出装置101の記録部190には、あらかじめ値ΔCを記録しておけばよい。なお、ステップS210〜S331において尾数算出装置101で行う処理は、コンピュータに尾数算出プログラムをインストールすることで実行してもよいし、表計算プログラムなどの汎用的な計算プログラムを利用して、人が実行してもよい。
尾数調査時計測ステップS331と尾数計算ステップS121は、生簀900内の尾数調査を行いたいときに何度でも繰り返せばよい。計測用電極200の間の静電容量は魚を生簀で泳がせた状態で計測できる。また、平均体積と比例する値は魚を生簀900で泳がせた状態でも取得できる情報である。したがって、本変形例の尾数計測方法と尾数計測システム11でも、魚を生簀900で泳がせている状態で尾数を計測できる。また、本変形例の尾数算出方法と尾数算出装置101でも、魚を生簀900で泳がせている状態で得られる情報で尾数を求めることができる。また、上述のとおり、参照電極210を用いると、海水の塩分濃度の変化や海水温の変化による誤差は生じにくくできる。
<シミュレーション>
上述の尾数算出方法、尾数算出装置、尾数計測方法、尾数計測システム、尾数算出プログラムでは、次式
ΔC=Cdif0/(N・V
=Cdif1/(ΔC・V
を用いて、尾数Nを求めている。これらの式は、計測用電極200の間の静電容量の変化が魚の体積に依存しているという仮定に基づいている。静電容量は誘電率に比例するので、直感的には、計測用電極200の間の体積N・Vが海水から養殖魚の誘電率に変化したときの単位体積当たりの静電容量の変化量に対応する値ΔCを求め、尾数調査時に魚の平均体積に対応する値Vと値ΔCで静電容量の変化に対応する値Cdif1を除算すれば尾数Nが求められるという仮説はあり得るように思う。ただし、平行平板コンデンサの静電容量は、平板の面積に比例し間隔に反比例するので、上記の式は厳密な意味では正確ではない。そこで、上記の式が実際の尾数算出に利用できるかを確認するためにシミュレーションを行った。このシミュレーションでは、魚は相似形(長さ、幅、高さの比が一定)で成長することを前提としている。
図6にシミュレーションの概要を説明するための図を示す。図7はマグロのような形状の魚を想定したシミュレーション結果、図8は細長い形状の魚を想定したシミュレーション結果、図9は太くて短い形状の魚を想定したシミュレーション結果である。図6の計測用電極は電極間距離(間隔)が20m、電極の大きさを縦200mm×横200mm×高さ100mmとし、電極の回りは厚さ5mmの絶縁体で覆った。計測用電極の間に1クーロンの電荷をためた状態で、一方の計測用電極を0Vとし、他方の計測用電極の電圧を求めることで、計測用電極の間の静電容量を求めた。図6では、大きさの異なる81個(9×9)の養殖魚が示されている。図7〜9に示すシミュレーションでは、これらの中からサイズを考慮して養殖魚の位置と数を選んでいる。シミュレーションでは、選ばれた位置の養殖魚の部分の誘電率を海水から養殖魚に変更した。
図7〜図9のシミュレーションでは、円柱を横向きにし、魚の代わりとした。×1.0を基準とし、長さが1.2倍(×1.2)、1.4倍(×1.4)、1.6倍(×1.6)の魚が生簀900の中にいると想定している。
図7の例では、以下の4種類のサイズである。
×1.0:直径0.10m,長さ0.5m
×1.2:直径0.12m,長さ0.6m
×1.4:直径0.14m,長さ0.7m
×1.6:直径0.16m,長さ0.8m
図8の例では、以下の4種類のサイズである。
×1.0:直径0.040m,長さ0.5m
×1.2:直径0.048m,長さ0.6m
×1.4:直径0.056m,長さ0.7m
×1.6:直径0.064m,長さ0.8m
図9の例では、以下の4種類のサイズである。
×1.0:直径0.5m,長さ0.1m
×1.2:直径0.6m,長さ0.12m
×1.4:直径0.7m,長さ0.14m
×1.6:直径0.8m,長さ0.16m
図7〜9の魚投入前計測では、魚がいない状態(基準状態)での静電容量を求めている。なお、養殖魚の大きさの違いにより解析条件に差が生じるため、図7〜9で魚がいない状態での静電容量のシミュレーション結果が少し異なっている。投入時計測では、サイズ×1.0が10尾、×1.2が20尾、×1.4が10尾投入されたとしている。投入時計測が、上述の初期状態での静電容量の測定に相当する。図7〜9の常時計測1〜6は、尾数調査時の例として設定した6つの例を示している。そして、それぞれの尾数調査時の養殖魚のサイズの分布と尾数を設定している。投入時よりも尾数が減っているのは、死んだ養殖魚がいることを想定している。
平均体積とその右隣の列の算出尾数は、上述の式にしたがって算出した尾数を示している。平均面積とその右隣の列の算出尾数は、平均体積の代わりに平均面積を用いて尾数を算出した場合を示している。また、平均長さとその右隣の列の算出尾数は、平均体積の代わりに平均長さを用いて尾数を算出した場合を示している。これは、静電容量が面積に比例し長さに反比例することを考慮し、体積(長さの三乗の単位)を用いるのではなく、面積(長さの二乗の単位)または長さを用いた結果も確認するためである。
図7〜9の結果より、体積を用いた上述の式で尾数を算出すると、誤差は1尾以内(3%程度以内)であることが分かる。それに対して、面積と長さを用いた場合は、まったく異なる尾数になっていることが分かる。したがって、上述の体積を用いた式は、生簀内の魚の数である尾数を算出するための式として実質的に利用できることが分かる。よって、実施例1、変形例に示した尾数計測方法と尾数計測システムは、魚を生簀900で泳がせている状態で尾数を計測できる。また、尾数算出方法と尾数算出装置は、魚を生簀900で泳がせている状態で得られる情報で尾数を求めることができる。
[プログラム、記録媒体]
上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
また、上述の構成をコンピュータ(処理回路)によって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
10,11 尾数計測システム
100,101 尾数算出装置
110,111 変化量計算部
120,121 尾数計算部
190 記録部
200 計測用電極
210 参照電極
300,301 静電容量測定装置
900 生簀

Claims (8)

  1. 生簀の魚の数である尾数を算出する尾数算出方法であって、
    前記生簀に魚がいない状態に相当する状態を基準状態、前記生簀内の尾数が既知の時を初期状態、前記生簀内の尾数を調査する時を尾数調査時とし、
    初期状態の尾数をN、初期状態の魚の平均体積と比例する値をV、前記生簀に設置された1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値をCdif0、尾数調査時の魚の平均体積と比例する値をV、前記計測用電極の間の静電容量の尾数調査時と基準状態との差に対応する値をCdif1とし、
    静電容量の変化量に関する値ΔCを
    ΔC=Cdif0/(N・V
    のように求める変化量計算ステップと、
    尾数調査時の尾数N
    =Cdif1/(ΔC・V
    のように算出する尾数計算ステップと、
    を実行する尾数算出方法。
  2. 生簀の魚の数である尾数を算出する尾数算出装置であって、
    前記生簀に魚がいない状態に相当する状態を基準状態、前記生簀内の尾数が既知の時を初期状態、前記生簀内の尾数を調査する時を尾数調査時とし、
    初期状態の尾数をN、初期状態の魚の平均体積と比例する値をV、前記生簀に設置された1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値をCdif0、尾数調査時の魚の平均体積と比例する値をV、前記計測用電極の間の静電容量の尾数調査時と基準状態との差に対応する値をCdif1とし、
    ΔC=Cdif0/(N・V
    のように求めた静電容量の変化量に関する値ΔCを記録した記録部と、
    尾数調査時の尾数N
    =Cdif1/(ΔC・V
    のように算出する尾数計算部と、
    を備える尾数算出装置。
  3. 生簀の魚の数である尾数を計測する尾数計測方法であって、
    前記生簀に魚がいない状態に相当する状態を基準状態、前記生簀内の尾数が既知の時を初期状態、前記生簀内の尾数を調査する時を尾数調査時とし、
    初期状態の尾数をN、初期状態の魚の平均体積と比例する値をV、前記生簀に設置された1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値をCdif0、尾数調査時の魚の平均体積と比例する値をV、前記計測用電極の間の静電容量の尾数調査時と基準状態との差に対応する値をCdif1とし、
    前記生簀に魚がいない状態での前記計測用電極の間の静電容量に対応する値Cを計測する基準状態計測ステップと、
    初期状態での前記計測用電極の間の静電容量に対応する値Cを計測し、尾数Nと値Vを取得する初期状態計測ステップと、
    尾数調査時の前記計測用電極の間の静電容量に対応する値Cを計測し、値Vを取得する尾数調査時計測ステップと、
    静電容量の変化量に関する値ΔCを
    ΔC=Cdif0/(N・V
    ただし、Cdif0=C−C
    のように求める変化量計算ステップと、
    尾数調査時の尾数N
    =Cdif1/(ΔC・V
    ただし、Cdif1=C−C
    のように算出する尾数計算ステップと、
    を実行する尾数計測方法。
  4. 生簀の魚の数である尾数を計測する尾数計測方法であって、
    前記生簀に魚がいない状態に相当する状態を基準状態、前記生簀内の尾数が既知の時を初期状態、前記生簀内の尾数を調査する時を尾数調査時とし、
    初期状態の尾数をN、初期状態の魚の平均体積と比例する値をV、前記生簀に設置された1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値をCdif0、尾数調査時の魚の平均体積と比例する値をV、前記計測用電極の間の静電容量の尾数調査時と基準状態との差に対応する値をCdif1とし、
    前記生簀の近傍に1組の参照電極が設置されており、
    前記参照電極の間の静電容量を、前記生簀に魚がいない状態での前記計測用電極の間の静電容量とあらかじめ定めた誤差の範囲に入るように調整または補正する参照電極調整ステップと、
    初期状態での、前記計測用電極の間の静電容量と前記参照電極の間の静電容量の差に対応する値Cdif0を計測し、尾数Nと値Vを取得する初期状態計測ステップと、
    尾数調査時における、前記計測用電極の間の静電容量と前記参照電極の間の静電容量の差に対応する値Cdif1を計測し、値Vを取得する尾数調査時計測ステップと、
    静電容量の変化量に関する値ΔCを
    ΔC=Cdif0/(N・V
    のように求める変化量計算ステップと、
    尾数調査時の尾数N
    =Cdif1/(ΔC・V
    のように算出する尾数計算ステップと、
    を実行する尾数計測方法。
  5. 生簀の魚の数である尾数を計測する尾数計測システムであって、
    前記生簀に魚がいない状態に相当する状態を基準状態、前記生簀内の尾数が既知の時を初期状態、前記生簀内の尾数を調査する時を尾数調査時とし、
    初期状態の尾数をN、初期状態の魚の平均体積と比例する値をV、前記生簀に設置された1組の計測用電極の間の静電容量の初期状態と基準状態との差に対応する値をCdif0、尾数調査時の魚の平均体積と比例する値をV、前記計測用電極の間の静電容量の尾数調査時と基準状態との差に対応する値をCdif1とし、
    前記計測用電極と、
    前記計測用電極の間の静電容量を測定する静電容量測定装置と、
    記録部と変化量計算部と尾数計算部とを有する尾数算出装置と、
    を備え、
    前記変化量計算部は、
    前記静電容量測定装置が測定した結果に基づいて、
    ΔC=Cdif0/(N・V
    のように静電容量の変化量に関する値ΔCを計算し、前記記録部に記録し、
    前記尾数計算部は、
    前記静電容量測定装置が測定した結果に基づいて、
    尾数調査時の尾数N
    =Cdif1/(ΔC・V
    のように算出する
    ことを特徴とする尾数計測システム。
  6. 請求項5記載の尾数計測システムであって、
    水中に配置する1組の参照電極も備え、
    前記参照電極の間の静電容量は、前記生簀に魚がいない状態での前記計測用電極の間の静電容量とあらかじめ定めた誤差の範囲に入るように調整または補正されており、
    値Cdif0は、初期状態での、前記計測用電極の間の静電容量と前記参照電極の間の静電容量の差に対応する値であり、
    値Cdif1は、尾数調査時における、前記計測用電極の間の静電容量と前記参照電極の間の静電容量の差に対応する値である
    ことを特徴とする尾数計測システム。
  7. 請求項6記載の尾数計測システムであって、
    前記静電容量測定装置は、前記計測用電極の間の静電容量と前記参照電極の間の静電容量の差に対応するデータを出力する
    ことを特徴とする尾数計測システム。
  8. 請求項2記載の尾数算出装置として、コンピュータを機能させるための尾数算出プログラム。
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