JP2010167549A - フェルール研削装置およびそれを用いたフェルールの研削方法 - Google Patents

フェルール研削装置およびそれを用いたフェルールの研削方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フェルールの外周とファイバ挿入孔との同軸度を確保し、作業性を向上できるフェルールの研削装置およびそれを用いた研削方法を提供する。
【解決手段】光ファイバが挿入される挿入孔1aが軸方向に穿設されたフェルール1の外周を研削するフェルール1の研削装置において、挿入孔の両端に係合され、フェルール1を回転可能に支持する芯押しセンタ2a,2bと、フェルール1の外周に接触させて研削する砥石3と、砥石3との接触位置と反対側のフェルール1の外周面に摺動させて、フェルール1を回転させる駆動ベルト4とを備える。駆動ベルト4の摺動によってフェルール1の外周面から回転力を加えるので、同軸度が良好なフェルール1を提供できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光コネクタ等に用いられ、光ファイバを保持するフェルールの外周を研削する研削装置およびそれを用いたフェルールの研削方法に関する。
近年、光通信は、その大容量性、高速性のための通信技術として実用化されている。光通信における通信媒体としては、光ファイバが用いられる。
フェルールは、光ファイバの主要な光コネクタ部品として用いられるものであり、ジルコニア系セラミック材などで円筒状に成形されたものである。フェルール内の軸方向には光ファイバが嵌入されるファイバ挿入孔が形成され、このファイバ挿入孔内に光ファイバが挿入されて用いられる。
光ファイバ同士の接続は、フェルールを割スリーブ内に挿入し、スリーブ内に保持された光ファイバの先端同士を相互に直接突き合わせることにより行なわれる。光ファイバ同士の突き合わせを確実に行なうために、ファイバ挿入孔には高い同軸度が要求される。そのために、フェルールを高精度に作製することが重要であり、従来、フェルールの外周を研削することによって同軸度を確保していた。
フェルール1の外周を研削しファイバ挿入孔1aの同軸度を得る方法を図7(a),図7(b)に示す。図7(a)は縦断面図、図7(b)は図7(a)のZ−Z断面を示す。
ファイバ挿入孔1aの両端に芯押しセンタ2を係合し、フェルール1を芯押しセンタ2の適正な押圧力で回転可能に挟持する。そして、フェルール1の外周に、フェルール1を回転させる弾性部材からなる回転ローラー10および回転ローラー10と対向する外周位置に、回転ローラー10の回転方向に対して反対方向に回転する砥石3を接触させ、フェルール1の外周を砥石により研削することにより、ファイバ挿入孔1aに高精度の外周面同軸度を有するフェルール1を得る方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−113852号公報
しかしながら、上記従来のフェルール1の研削方法において、研削加工前のフェルール1の外周形状が軸心に対して長手方向に円筒度のよいものであれば、研削加工に問題もないが、そうでない場合には研削精度が悪化するという問題が生じる。特に射出成形機にて成形したフェルール1は焼結上がり状態で若干の円錐状になる傾向があり、その焼結面を研削加工する場合、回転ローラー10がフェルール1の外周に十分に接触できなくなり、フェルール1に均一に回転力を伝達させることができず、フェルール1の外径の円筒度を悪化させる場合がある。これによって、外径と貫通孔との同軸度も悪化する場合がある。
近年、光コネクタの高密度化に伴い、フェルール1の外径が細くなる傾向にあるが、この場合、十分な接触面積が得られないために回転ローラー10によってフェルール1を十分に回転させることができず、フェルール1の外径の円筒度を悪化させ、外径とファイバ挿入孔1aとの同軸度を確保できないという問題点がより顕著になる傾向にある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、フェルールの外周とファイバ挿入孔との同軸度を確保し、作業性を向上できるフェルールの研削装置およびそれを用いた研削方法を提供することにある。
上記従来の問題に鑑みて、本発明の一実施形態に係るフェルール研削装置は、光ファイバが挿入される挿入孔が軸方向に穿設されたフェルールの外周を研削するフェルールの研削装置において、前記挿入孔の両端に係合され、前記フェルールを回転可能に支持する芯押しセンタと、前記フェルールの外周に接触させて研削する砥石と、該砥石との接触位置と反対側の前記フェルールの外周面に摺動させて、前記フェルールを回転させる駆動ベルトとを備えたものである。
また、前記駆動ベルトは、ゴム硬度がHs50乃至Hs95であるのが好ましい。
また、前記フェルールの側方に前記軸方向と平行にガイドローラーが設置されており、前記駆動ベルトが、前記ガイドローラーに張架されることによって前記駆動ベルトの摺動面を広くするのが好ましい。
また、前記ガイドローラーを引張することによって前記駆動ベルトに張力を加える張力調整機構を備えているのが好ましい。
また、前記フェルールと前記駆動ベルトとは研磨剤を介して接触しているのが好ましい。
また、本発明の一実施形態に係るフェルールの研削方法は、光ファイバが挿入される挿入孔が軸方向に穿設されたフェルールの外周を研削するフェルールの研削方法において、前記挿入孔の両端に、前記フェルールを回転可能に支持する芯押しセンタを係合する工程と、砥石の近くに前記芯押しセンタに支持された前記フェルールをセットする工程と、前記砥石と反対側の位置から前記フェルールの外周面に駆動ベルトを接触させ、前記駆動ベルトの張力によって前記フェルールの外周面を前記砥石に接触させるとともに、前記駆動ベルトを摺動させて前記フェルールを回転させ、前記フェルールの外周面を研削する工程とを有することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るフェルール研削装置によれば、光ファイバが挿入される挿入孔が軸方向に穿設されたフェルールの外周を研削するフェルールの研削装置において、挿入孔の両端に係合され、フェルールを回転可能に支持する芯押しセンタと、フェルールの外周に接触させて研削する砥石と、この砥石との接触位置と反対側のフェルールの外周面に摺動させて、フェルールを回転させる駆動ベルトとを備えたことにより、外径が小さなフェルールや外周が円錐形状等異形のフェルールにおいても、駆動ベルトがフェルール外周面に柔軟に接触するので、フェルールに対して均一に回転力を与えることができ、挿入孔を基準に外周面を研削することができる。よって挿入孔を基準にした外周の同軸度が良いフェルールの研削装置を提供することができる。
また、本発明の一実施形態に係るフェルールの研削方法によれば、挿入孔の両端に、フェルールを回転可能に支持する芯押しセンタを係合する工程と、砥石の近くに芯押しセンタに支持されたフェルールをセットする工程と、砥石と反対側の位置からフェルールの外周面に駆動ベルトを接触させ、駆動ベルトの張力によってフェルールの外周面を砥石に接触させるとともに、駆動ベルトを摺動させてフェルールを回転させ、フェルールの外周面を研削する工程とを有することから、外径が小さなフェルールや外周が円錐形状等の異形のフェルールにおいても、ベルトをフェルール外周に柔軟に接触させて、フェルールに均一な回転力を加えることができ、挿入孔を基準にした外周の同軸度を良くすることができる。
(a)は本発明の研削装置の実施の形態の一例を模式的に説明する断面図、(b)はそのX−X断面図である。 (a)は本発明の研削装置の実施の形態の他の例を模式的に説明する断面図、(b)はそのY−Y断面図である。 本発明の研削装置の他の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の研削装置の他の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の研削装置の他の実施形態を示す模式的側面図である。 本発明の研削装置のさらに他の実施形態を示す模式的側面図である。 (a)は従来の研削装置の例を説明する模式的断面図、(b)はそのZ−Z断面図である。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態の一例を示すフェルールの研削装置を模式的に説明する断面図であり、図1(b)は、図1(a)のX−X断面図である。
本発明の一実施形態に係るフェルール研削装置は、光ファイバが挿入される挿入孔1aが軸方向に穿設された円筒状のフェルール1の外周面を研削するものである。フェルール1の挿入孔1aの両端開口部には芯押しセンタ2が係合されることによって、フェルール1を回転可能に支持する。また、研削装置には、フェルール1の外周に接触させてフェルール1の外周面を研削する砥石3が備えられている。この砥石3とフェルール1の接触位置と反対側のフェルール1の外周面には、駆動ベルト4をフェルール1の外周面に摺動させることによって、フェルール1を回転させるようにされている。
ここで、フェルール1は、その軸方向に光ファイバを挿入し保持固定するための挿入孔1aが形成され、フェルール1の一端部の挿入孔1aの開口部には、光ファイバの挿入を容易にするための面取り部1bが形成されている。
フェルール1の研削方法は、まず、ダイヤモンド等の硬質工具からなる固定芯押しセンタ2aと可動芯押しセンタ2bとの間にワークとしてのフェルール1を供給する。可動芯押しセンタ2bの後端部(図1においては可動芯押しセンタ2bの右側)には、可動芯押しセンタ2bを固定芯押しセンタ2a側に付勢する可動芯押しセンタ用押圧バネ2cが設けられている。
次に、可動芯押しセンタ2bの先端部をフェルール1の面取り部1bに挿入し、フェルール1を可動芯押しセンタ2bで押しながら、固定芯押しセンタ2a側に移動させ、フェルール1のファイバ挿入孔1aに固定芯押しセンタ2aの先端部を挿入する。
これにより、フェルール1は、固定芯押しセンタ2aと可動芯押しセンタ2bとの間で可動芯押しセンタ用押圧バネ2cによる適度の押圧力により挟み付けられ、回転可能に支持される。固定芯押しセンタ2aおよび可動芯押しセンタ2bは、先端部が円錐形状になっており、挿入孔1aに挿入しやすくされている。
その後、フェルール1の外周面、例えば上側外周面に砥石3が配置されるようにし、下側外周面から駆動ベルト4を接触させて、駆動ベルト4に張力を加える。
この場合、フェルール1と駆動ベルト4との接触面に充分な摩擦力が得られるように、駆動ベルト4の略中央部でフェルール1に接触し、駆動ベルト4がフェルール1の両側で上方に屈曲するように強く張力を加え、駆動ベルト4をフェルール1の回転方向に駆動してフェルール1の外周面に摺動させる。
これにより、フェルール1が回転し、フェルール1の回転方向と反対方向に回転する砥石3によりフェルール1の外周が研削される。
フェルール1の研削が終了すると、一例であり、図示していないが、コントローラによってフェルール1より砥石3および駆動ベルト4が離され、その後、可動芯押しセンタ2bがフェルール1より離されると同時に、フェルール1の近傍に待機する排出用グリッパの真空吸着部によりフェルール1の片方が吸着される。そして、排出エジェクタがフェルール1を固定芯押しセンタ2aより離す方向に押し出す。これにより、フェルール1は、固定芯押しセンタ2aより離れると同時に、真空吸着部に吸着され、研削装置から排出される。
このように、本実施の一形態のフェルールの研削方法によれば、フェルール1の両端は固定および可動芯押しセンタ2a,2bで支持され、フェルール1はフェルール1の外周面形状に柔軟に追随可能な駆動ベルト4により回転駆動され、砥石3により研削されるので、フェルール1の円筒度が向上し、挿入孔1aに高精度の同軸度が得られ、作業性が向上する。
また、固定および可動芯押しセンタ2a,2bのヘッドをダイヤモンド等の硬質工具により形成することにより、固定および可動芯押しセンタ2a,2bの耐摩耗性が向上するとともに、摩擦係数が小さくなり、フェルール1をスムーズに回転させることができる。
また、駆動ベルト4のゴム硬度をHs50〜Hs95の範囲内にすることが望ましい。このゴム硬度の測定は、JIS K 6253に規定されている測定方法で、デュロメータを用いてベルトの表面に測定触子を押し当てることにより、表示される簡便な方法である。硬度がHs50未満であれば、駆動ベルト4に加えられる張力に対する耐久性が小さくなり、Hs95を超えると、硬すぎてフェルール1を柔軟に回転させることが困難になる。これにより、駆動ベルト4の回転がフェルール1に効率よく均等に伝達されなくなる。
次に、図2(a),(b)に研削前のフェルール1の外周が円錐状になっている場合の駆動ベルト4の動作について説明する。図2(a)はフェルールの研削装置の模式的な縦断面図、図2(b)は図2(a)のY−Y断面図を示す。なお、図2(b)において、右側の可動芯押しセンタ2を省略して示した。図2(b)では、手前側がフェルール1の外径の細い側で、奥側が径の太い部分であることを示す。フェルール1の外形が一端側から他端側にかけて変化する場合にもかかわらず、図2に示す研磨装置であれば、駆動ベルト4が加えられた張力によって柔軟にフェルール1の外周面に接触するようにできるので、十分な回転力をフェルール1に与えることができる。
次に、図3はフェルール1の側方に軸方向と平行にガイドローラー5が設置されているフェルール研削装置を示す。図3において、駆動ベルト4が、ガイドローラー5によって上方に張架されることによって、フェルール1の下面から側面に向けて、駆動ベルト4の摺動面を広くし、フェルール1と駆動ベルト4との接触面をフェルール1の下面付近より側面付近まで拡げることができる。これにより、例えば直径2.5mmの良く使われるSC型フェルールを始め、近年の光コネクタの高密度化に対応した1.25mmの細径のLCフェルールを研削する場合であっても、十分な回転力を与えることが可能となる。
なお、図3において、ガイドローラー5をフェルール1の両側に2個配置した例を示したが、これに限らず、複数個設置することでも、同様の効果を奏することができる。また、この場合さらなる効果として、ガイドローラー5を小型化することも可能となり、スペースの少ない研磨装置内に設置しやすくなるという効果を有する。
次に、図4に示す研削装置は、フェルール1と駆動ベルト4とは研磨剤7を介して接触している。研磨剤は遊離研磨剤であっても、駆動ベルト4に貼付されて駆動ベルト4に固定されたものであっても良い。研磨剤がフェルール1と駆動ベルト4との間に加えられることにより、フェルール1と駆動ベルト4との間の摩擦抵抗が増す。これにより、フェルール1の空転を避け、フェルール1への回転力が増すとともに、研磨剤自体もフェルール1の外周を研磨することにより、研削時間を短縮することもできる。
次に、図5に示す研削装置は、駆動ベルト4とガイドローラー5を一体化させた駆動ユニット7にしたものを示す。フェルール1に対して、駆動ユニット7を上下に移動させることによって、フェルール1の外周に十分な回転力を与えることが可能となり、さらに、省スペース化を図れるので、望ましい方法である。
なお、上述研削装置のガイドローラー5には、駆動ベルト4に一定の張力を加える為に張力調整機構8を設けておくのが好ましい。この張力調整機構8は、図6(a)に示すように、駆動ベルト4を保持するガイドローラー5の受動側もしくは駆動側をバネ等の弾性部材または油圧シリンダー等によって引張することによって駆動ベルト4に張力を与える。また、図6(b),図6(c)に示すように、駆動ベルト4を保持するガイドローラー5間に別のガイドローラー5aを介して駆動ベルト4に張力を与えるように張力調整機構8が設けられてもよい。
フェルール1の研削加工開始時と加工終了時とでは、フェルール1の外径が変化するため、駆動ベルト4によってフェルール1に加えられる回転摩擦力が変化する。その結果、フェルール1に回転ムラが発生し同軸度や真円度が悪化する場合がある。張力調整機構8を備えることによって回転摩擦力を調整することができる。張力調整機構8に加えられる張力は、5N乃至500N程度とするのがよい。5N未満の場合、駆動ベルト4に加えられる張力が小さく回転ムラが発生する場合があり、500Nを超える場合は、フェルール1を保持している心押しセンタ2の磨耗を早めたり破損させたりする場合がある。
以上、本発明の一実施形態に係る研磨装置について説明した。この研磨装置を用いた光ファイバが挿入される挿入孔1aが軸方向に穿設されたフェルール1の外周を研削するフェルール1を研削する場合は、先ず挿入孔1aの両端に、フェルール1を回転可能に支持する芯押しセンタ2を係合し、砥石3の近くに芯押しセンタ2に支持されたフェルール1をセットし、砥石3と反対側の位置からフェルール1の外周面に駆動ベルト4を接触させ、駆動ベルト4の張力によってフェルール1の外周面を砥石3に接触させ、駆動ベルト4をフェルール1の外周面に摺動させてフェルール1を回転させ、フェルール1の外周面を砥石3によって研削する方法で行なうことができる。
以上、本発明の実施の形態のフェルールの研削装置およびその研磨方法について詳述したが、本発明は、上記実施の形態のフェルールの研削方法に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変更ができるものである。
1:フェルール
1a:挿入孔
1b:面取り部
2:芯押しセンタ
2a:固定芯押しセンタ
2b:可動芯押しセンタ
2c:可動芯押しセンタ用押圧バネ
3:砥石
4:駆動ベルト
5:ガイドローラー
6:研磨剤
7:駆動ユニット

Claims (6)

  1. 光ファイバが挿入される挿入孔が軸方向に穿設されたフェルールの外周を研削するフェルールの研削装置において、前記挿入孔の両端に係合され、前記フェルールを回転可能に支持する芯押しセンタと、前記フェルールの外周に接触させて研削する砥石と、該砥石との接触位置と反対側の前記フェルールの外周面に摺動させて、前記フェルールを回転させる駆動ベルトとを備えたフェルール研削装置。
  2. 前記駆動ベルトは、ゴム硬度がHs50乃至95であることを特徴とする請求項1記載のフェルール研削装置。
  3. 前記フェルールの側方に前記軸方向と平行にガイドローラーが設置されており、前記駆動ベルトが、前記ガイドローラーに張架されることによって前記駆動ベルトの摺動面を広くしたことを特徴とする請求項1または2記載のフェルール研削装置。
  4. 前記ガイドローラーを引張することによって前記駆動ベルトに張力を加える張力調整機構を備えていることを特徴とする請求項3記載のフェルール研削装置。
  5. 前記フェルールと前記駆動ベルトとは研磨剤を介して接触していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフェルール研削装置。
  6. 光ファイバが挿入される挿入孔が軸方向に穿設されたフェルールの外周を研削するフェルールの研削方法において、前記挿入孔の両端に、前記フェルールを回転可能に支持する芯押しセンタを係合する工程と、砥石の近くに前記芯押しセンタに支持された前記フェルールをセットする工程と、前記砥石と反対側の位置から前記フェルールの外周面に駆動ベルトを接触させ、前記駆動ベルトの張力によって前記フェルールの外周面を前記砥石に接触させるとともに、前記駆動ベルトを摺動させて前記フェルールを回転させ、前記フェルールの外周面を研削する工程とを有することを特徴とするフェルールの研削方法。
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