JP2010164242A - グロープラグ用のヒータチューブの製造方法及びグロープラグ - Google Patents

グロープラグ用のヒータチューブの製造方法及びグロープラグ Download PDF

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Abstract

【課題】ヒータチューブの先端の先すぼまり部の先端で、先方に突出する突出状口部の突出長を所定量に保持し、突出状口部内で、内側に配置した発熱コイルの先端を溶接する際の不具合の発生を防ぐ。
【解決手段】最終のプレス工程に至るまでに使用する金型101の成形穴121のストレート穴部123の内径D21を、ヒータチューブ完成品の外径より大きくしておく。成形穴121の先端側には支持体151を配置して、成形する素材20をプレスし、突出状口部35の突出長L1を所定突出長に保持する。素材20が長すぎる場合、外径が大きくなるが、その後、しごき加工用穴を通過させて、ヒータチューブ仕掛品の直管部21の外径を所定寸法に調整する。全長が、最大許容寸法を超えている場合に、直管部21の後端の不要部を切除して調整する。突出状口部等に所望とする寸法を付与できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ディーゼルエンジンの始動促進のための予備加熱等に使用されるグロープラグに関し、詳しくは、このようなグロープラグの構成部品であるヒータチューブ(以下、単にチューブとも言う)の製造方法及びグロープラグに関する。
図5は、グロープラグ10を構成するヒータ素子(実線で示す)11、及び同素子11の概略構成拡大破断面図である。このヒータ素子11は、円筒状の直管部21と、その先端において球面状をなして閉塞された半球面部30とからなるヒータチューブ31と、その内部に配置された高融点金属からなる発熱コイル(以下、単にコイルとも言う)41、さらには、図示しない絶縁充填材(例えば、MgO粉末)などから形成されている。この発熱コイル41は、同チューブ31内において先端(図5の下端)の半球面部30に溶接されて後方(図5の上方端)に延びる形で配置されている。
従来、このようなヒータ素子11を構成する発熱コイル41が収容される前のヒータチューブは、鉄系の金属管(通常、低炭素鋼製の円管。素管)から、複数のプレス工程(冷間鍛造工程)を経て製造されていた。このプレスによる製法は、管状をなすグロープラグ本体(ハウジング)を成形する製法と基本的に同じ冷間鍛造法となる(例えば、特許文献1)。ところで、発熱コイル41が収容される前のヒータチューブは、図6の左端図(1)に示したように、所定長さで切断した出発素材(横断面が一定の真っ直ぐな円管。以下、単に素材とも言う)20から、複数のプレス工程を経て、順次、先端(図示下端)を少しずつ絞り成形し、最終的に図6の右端図(4)に示したヒータチューブ成形終了品20kのようになる。同図に示したように、ヒータチューブ成形終了品20kは、先端が所定の先すぼまり部33形状を有するように成形される。ヒータ素子11は、図7の左図に示したように、このような図6の右端図に示した形のヒータチューブ成形終了品20k内にコイル41を配置すると共に、そのコイル先端(線端部)42を同ヒータチューブ成形終了品20kにおける先すぼまり部33の先端において円筒状に突出する突出状口部35内に位置決めし、その突出状口部35とコイル先端42とを溶接することで、図7の右図に示したように製造されていた。
一方、素材20から上記のようなヒータチューブ成形終了品20kを製造する場合には、複数(例えば10工程)のプレス工程(絞り工程)を経て、図6に示したように、順次、その先端を、少しずつ絞り成形する、というのが普通である。なお、図6では、中間成形品を適宜、省略している。他方、このような素材20の各絞り工程では、図8に示したような金型(ダイス)101が使用される。図8の左図は、中間段階のプレス工程(例えば、第4プレス工程)に用いられる金型、及びそれによるプレス状態を説明する断面図であり、図8の右図は、最終工程(例えば、第10プレス工程)に用いられる金型、及びそれによるプレス状態を説明する断面図である。他のプレス工程(段階)に用いられる金型も含め、これら金型の相違点は形成された成形穴が、先端の絞り量に応じて異なるだけであり、基本的構成は同じである。したがって、このような各金型は、素材(仕掛品)が装填(挿入)可能で、先端側(図下端側)にヒータチューブ先端の絞り量(絞り工程)に対応する成形面(絞り用の内面)131を備えた各成形穴121を有するものが使用される。
このような金型101による成形においては、その成形穴121に、その後方(図示上方)から素材20を装填してプレスすることになる。ただし、中間段階のプレス工程からは、図示したように、後方から素材の内側(空孔)に、先端の絞り量に対応して形成された先端面を備えた心金(ピン)201を挿入するのが普通である。そして、この心金201に外嵌め状となり、かつ、成形穴121に同軸状に挿入されるように形成された、素材20と略同じ横断面を有する円管状のスリーブパンチ301の先端で、素材20の後端を所定ストローク、先端に向けてプレス(加圧)することになる。こうして、素材20の先端に当該工程における所定の絞り成形が付与される。そして、その後は、各プレス工程用に形成された金型を用いて、順次、素材の先端に当該工程における絞り成形を付与する。また、最終プレス工程においては、図8の右図に示したように、所望とする先端形状が得られるように形成された金型101を用いて、ヒータチューブ成形終了品20kに成形される。なお、これらの金型101の成形穴121のストレート穴部の内径は、プレスされる素材20が、実質、隙間なしの状態で、挿入可能の直径に設定されており、心金201の外径は、素材20の内側に、実質、隙間なしの状態で挿入可能の直径に設定される。
ところで、図8の右図は、プレスの最終工程に用いられる金型(ダイス)101であるから、この金型101の成形穴121の先端は、図6の右端図に示したヒータチューブ成形終了品20kの先端の外面に倣う半球面状の成形面131を有している。また、この成形穴121の先端の中央には、図6の右端図に示したヒータチューブ成形終了品20kの先端のように、先すぼまり部33の先端において先方に突出する突出状口部35を形成するため、その成形穴121の先端から、さらに先方に向けてヒータチューブ31の直管部21の外径より径が小さい円筒状穴141が設けられている。すなわち、このように成形穴121の先端を形成しておくことで、最終的に成形されたヒータチューブ成形終了品20kの先端は、図6の右端図に示したように、閉塞されない半球面状の先すぼまり部33が形成される。そして、その先すぼまり部33の先端には先方に所定の突出長L1で突出する突出状口部35が形成される。
従来は、このようにして、ヒータチューブ成形終了品20kの先端を形成し、上記したように、コイル41の先端42をこの先すぼまり部33の先端の突出状口部35内に挿入して位置決めしてから溶接していた。なお、発熱コイル41の溶接前のヒータチューブ成形終了品20kの先端は、このような突出状口部35を有しているが、溶接時にこの突出状口部35が溶融、凝固することで、その開口が半球面状に閉塞される設定とされている。
特公平2−6412号公報
上記のプレス(鍛造)工程を経て製造されたヒータチューブ成形終了品(図6の右端図)20kを用い、その内部の先端に発熱コイル41を溶接する場合には、稀ではあるが、その溶接が正しく行われないことがあった。また、場合によっては、グロープラグ完成品における温度性能に悪影響が生じることがあった。本願発明者において、その原因を究明したところ次のようであった。
上記プレス工程に使用される素材(出発素材)20は、円管が所定長さに切断されたものである。この切断加工においては、その長さの寸法公差として、下の寸法公差が0で、上の寸法公差のみが与えられる場合がある。例えば、上の寸法公差が+0.5であるとすると、素材20の長さには、0.5mmの範囲内でバラツキが発生する。一方、上記各プレス工程において各素材は、各工程でそれぞれ設定された所定ストローク分、軸方向に圧縮される。他方、素材20の先端は、少なくとも最終工程の金型では、その成形穴121における先端の円筒状穴141に押込まれて、最終的に素材の先端に突出状口部35が形成される。したがって、素材の長さが基準寸法より長い場合には、その寸法差分、素材の先端が長めに上記した金型101の成形穴121における先端の円筒状穴141に押込まれる。このため、成形されたヒータチューブ成形終了品20kは、その後端から先端の半球面状の先すぼまり部33の先端までの長さ(全長−L1。以下、直管部の長さともいう)L2は、所定の寸法(設定寸法)に保持される。しかし、先すぼまり部33の先端における突出状口部35の突出長L1は、寸法差に応じて基準寸法より長くなり、寸法バラツキが大きいほど、その突出長L1が大きくなる。すなわち、最終のプレス工程を経て成形されたヒータチューブ成形終了品20kは、素材の長さのバラツキに対応して、突出状口部35の突出長L1にバラツキが生じることになる。
従来、このように、素材20が基準寸法より長く、成形された先すぼまり部33の先端における突出状口部35の突出長L1が長過ぎると、コイル41先端42との溶接が正しく行われない、という不具合が発生することがあった。というのは、先すぼまり部33の先端の突出状口部35の突出長L1が過大であると、その分、母材(突出状口部35の突出長部分)の溶融が十分に行われず、そのために溶融金属不足(過少)となり、溶接不良が発生するためである。また、逆に過大な突出長L1に対応する突出状口部35の全体が溶融すると、溶融金属の凝固量(体積)が過剰(過多)となって、コイル41の溶接後のヒータ素子11の先端の半球面部30が所望とする肉厚より厚肉となるか、その先端が所望とする半球面形状、精度が得られないこともある。そして、このような場合には、グロープラグ完成品において温度性能の低下を招く原因になる。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、第1に、ヒータチューブの先端の先すぼまり部から先方に突出する突出状口部の突出長を所定量に保持し、その突出状口部内で、同チューブ内に配置した発熱コイルの先端を溶接する際の不具合の発生を防止することにある。第2には、グロープラグ完成品における温度性能にバラツキが発生することのないヒータチューブを提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明は次の通りである。請求項1記載に記載の発明は、直管の先端に先すぼまり部を有し、しかも、この先すぼまり部の先端には先方に突出する突出状口部を有する、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法であって、
管状の素材を金型の成形穴に装填し、該素材を後端から先端に向けてプレスする複数のプレス工程を含むグロープラグ用のヒータチューブの製造方法において、
少なくとも最終のプレス工程に使用される金型における成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成しておき、
成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成してなる金型における該成形穴の先端側には、前記突出状口部の突出長を所定突出長に保持するように、当該素材の先端を支持可能に形成された支持体を配置しておき、
この支持体の配置状態の下で該素材をプレスし、
その後、最終のプレス工程でプレス成形してなるヒータチューブ成形終了品を、ヒータチューブ完成品における直管部の所定の外径寸法に縮小可能の内径を有するしごき加工用穴を備えたしごき加工用金型における、該しごき加工用穴を通過させて該ヒータチューブ成形終了品における直管部の外径を所定寸法に調整し、
該しごき加工工程後のヒータチューブにおける全長が、最大許容寸法を超えている場合に、該ヒータチューブにおける直管部の後端における不要部を除去することにより全長を所定寸法に調整することを特徴とする。
請求項2記載に記載の発明は、直管の先端に先すぼまり部を有し、しかも、この先すぼまり部の先端には先方に突出する突出状口部を有する、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法であって、
管状の素材を金型の成形穴に装填し、該素材を後端から先端に向けてプレスする複数のプレス工程を含むグロープラグ用のヒータチューブの製造方法において、
最終のプレス工程に至るまでの複数のプレス工程に使用される金型における成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成しておくと共に、
成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成してなる金型における該成形穴の先端側には、前記突出状口部の突出長を所定突出長に保持するように、当該素材の先端を支持可能に形成された支持体を配置しておき、
この支持体の配置状態の下で該素材をプレスし、
その後、最終のプレス工程でプレス成形してなるヒータチューブ成形終了品を、ヒータチューブ完成品における直管部の所定の外径寸法に縮小可能の内径を有するしごき加工用穴を備えたしごき加工用金型における、該しごき加工用穴を通過させて該ヒータチューブ成形終了品における直管部の外径を所定寸法に調整し、
該しごき加工工程後のヒータチューブにおける全長が、最大許容寸法を超えている場合に、該ヒータチューブにおける直管部の後端における不要部を除去することにより全長を所定寸法に調整することを特徴とする。
請求項3記載に記載の発明は、請求項2において、最終のプレス工程に至るまでの複数のプレス工程、としたことに代えて、最終のプレス工程に至るまでの連続する複数のプレス工程、としたことを特徴とする、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法である。なお、上記各本発明において、寸法精度の向上のためには、管状の素材を金型の成形穴に装填して該素材を後端から先端に向けて軸方向にプレスする際には、該素材の内側に心金(ピン)を挿入しておくのが好ましい。また、同様の理由から、しごき加工する際にも、ヒータチューブ成形終了品の直管部内に心金を挿入しておくのが好ましい。なお、以下、ヒータチューブ完成品に至るまでの過程にあるヒータチューブをヒータチューブ仕掛品ともいう。また、本発明において、「最終のプレス工程でプレス成形してなるヒータチューブ成形終了品」とは、複数のプレス工程後、しごき加工工程に入る直前のヒータチューブ仕掛品を意味する。
さらに、本発明において、ヒータチューブ成形終了品を得るために用いられる各プレス工程で使用される金型の成形穴は、前記ヒータチューブ、すなわち、直管の先端に先すぼまり部を有し、しかも、この先すぼまり部の先端には先方に突出する突出状口部を有するものが、最終的にヒータチューブ成形終了品として得られるように形成されたものである。したがって、その成形穴は、直管をその軸方向にプレスしてその先端を少しずつ塑性変形し、最終的にヒータチューブ成形終了品が得るよう、多段のプレス工程に用いられる各金型ごと少しずつ異なる。しかし、この成形穴は、ストレート穴部と、該ストレート穴部の先端に、前記先すぼまり部及び突出状口部の各成形過程に対応して形成された成形面を有するものであり、従来の製法において用いられる金型の成形穴と同じものである。すなわち、本発明に用いられる金型のストレート穴部は、その内径寸法を除けば、従来の製法において用いられる金型の成形穴と同じものである。
また、上記各本発明において、金型における成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きくする程度は、切断して得られる管状の出発素材の全長に付与される切断公差(誤差)に対応する余分な素材ボリューム分が、吸収される程度に素材の外径が拡大し得る大きさであればよい。また、前記本発明の不要部の除去手段としては、切削工具(切削)による切除、切断工具による切断、砥石による研削等の各手段が挙げられる。
さらに、請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法で製造されたヒータチューブ内に発熱コイルを配置すると共に、該発熱コイルの先端を、前記ヒータチューブの先端の先すぼまり部の先端において先方に突出する突出状口部内に挿入し、該発熱コイルの先端と前記突出状口部とを溶接した構成を有してなるヒータ素子を、該ヒータ素子の先端を、自身の先端から突出させて備えてなるグロープラグである。
本発明の製法では、少なくとも最終のプレス工程に使用される金型における成形穴のストレート穴部の内径は、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きくされている。また、このような金型の成形穴の先端側には、当該素材の先端を支持可能に形成された支持体を配置してある。これにより、前記突出状口部の突出長は所定突出長に規格化される。つまり、素材の長さが基準寸法より長いものであっても、素材の先端における突出状口部の突出長が所定突出長より長くなることを防止できる。そして、その突出長が長くなるのが防止された分に対応して、直管部の外径は、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より拡大(拡径)する。したがって、本発明では、素材の全長が基準寸法より長いものが含まれていても、突出状口部の突出長が長くなり過ぎることが防止され、前記所定長に画一化されたヒータチューブ仕掛品を得ることができる。
また、最終プレス工程後の素材は、上記したように、その後、しごき加工工程を経ているため、直管部の外径は所定寸法に調整(矯正)される。さらに、しごき加工工程後のヒータチューブにおける全長は、しごき加工された分、しごき加工前のそれより長くなる。一方、その全長が最大許容寸法を超えている場合には、該ヒータチューブにおける直管部の後端における不要部を除去することにより全長を所定寸法に調整することとしている。これにより、先端の突出状口部の突出長のみならず、先すぼまり部の先端から直管部の後端までの長についても所望とする長さ、寸法のヒータチューブを効率的に製造できる。
なお、しごき加工することで直管部は細長くなるため、この段階におけるヒータチューブ仕掛品の全長は基準寸法より長くなるものの、先すぼまり部およびその先端の突出状口部の形状、寸法はしごき加工による影響を実質的に受けず、しごき加工前における精度が略そのまま維持される。したがって、しごき加工後においては、ヒータチューブ仕掛品の先端部を基準として直管部における後端側について、基準寸法より長い部分(不要部)を、例えば、切削によって切除(除去)することで、所望とする寸法精度を有するヒータチューブを得ることができる。
このようにして製造されたヒータチューブを用いて、コイルの先端を、先すぼまり部の先端の突出状口部内に挿入して位置決めしてから溶接する場合には、上記したような溶接における溶融金属の過少や過多となることが防止されるから、その溶接における不具合が発生するのを防止できる。したがって、本発明方法で製造されたヒータチューブを用いて発熱コイルを溶接してなるヒータ素子を組み込んだグロープラグ(完成品)によれば、温度性能にバラツキが発生することを有効に防止できる。また、本製法によれば、このように不要部を除去することとしているため、出発素材である直管の長さにおける最大許容寸法を大きく設定できるという効果もある。
前記したように請求項4に記載のグロープラグは、それを構成するヒータ素子の製造過程で、発熱コイルの先端と前記突出状口部とを溶接する際において、前記突出状口部の突出長のバラツキが小さいため、その溶接における溶融金属の過少や過多となることが防止される。このため、上記製法によるヒータチューブに発熱コイルを溶接してなるヒータ素子を備えてなるグロープラグによれば、温度性能が安定する。
本発明の製法を説明する中間プレス工程に用いる金型の断面図、及びそれによる成形工程説明用の断面図。 本発明の製法を説明する最終プレス工程に用いる金型の断面図、及びそれによる成形工程説明用の断面図。 しごき加工工程に用いる金型の断面図、及びそれによるしごき加工工程の説明用の断面図。 最終プレス工程後のヒータチューブ成形終了品、しごき加工工程後のヒータチューブ、さらには、直管部の後端(不要部)を除去した後のヒータチューブ完成品を説明する図。 グロープラグの概略構成図、及びそれに組み付けられているヒータ素子を説明する拡大破断面図。 図5のヒータ素子を構成するヒータチューブが成形される工程を説明する断面図。 ヒータチューブに発熱コイルを溶接する工程を説明する断面図。 ヒータチューブを成形する従来の金型及び、それによるプレス状態を説明する断面図。
本発明の製法の実施の形態例について、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。なお、出発素材(単に素材とも言う)、及びプレス工程で成形されるチューブは、図6の左右の各端に示したものと同じものとする。ただし、本形態では、出発素材から11工程のプレス工程を経てヒータチューブ成形終了品(しごき工程前のヒータチューブの成形体)20kを成形する場合で説明する。なお、以下の説明では、出発素材は長さが最大許容寸法のものとして説明する。また、本形態では、第1プレス工程から第3プレス工程までは、従来と同様の金型で、素材20の先端部を順次、絞り成形するものとし、第4プレス工程から最終プレス工程である第11プレス工程に、図1,2に示されるような本発明特有の成形穴121を有する金型101を用いるものとする。なお、成形過程にあるヒータチューブ仕掛品についても、以下、単に素材とも言う。
これらの各工程に使用される金型101は、その成形穴121の先端側に、各プレス段階における素材(最終プレス工程以外でプレスされる素材)20の突出状口部35の突出長L1を所定突出長に保持するため、当該素材20の先端を支持可能に形成された支持体151が配置されている点と、先端の絞り量に対応して成形穴121の先端の形状が少しずつ異なる点を除けば、従来の金型101とその基本構造は共通する。したがって、ここでは、図1に示した第4プレス工程と、図2に示した最終プレス工程である第11プレス工程に用いる金型101に基づいて以下説明する。なお、この金型101は、詳しくは後述するが、素材20内に挿入される心金201と、素材20をその後端から軸方向にプレスするスリーブパンチ301とで構成される。
まず、第4プレス工程に用いる金型101について図1に基づいて説明する。この金型101は、第3プレス工程でプレス成形した素材(図6−(3)参照)20を用い、その先端にさらに適量の絞りが付与されるように形成された成形穴121を備えている。この成形穴121は、ストレート穴部123と、その先端に絞りに対応して形成された先すぼまり状の成形面(以下、先すぼまり状成形面とも言う)131を有している。このうち、ストレート穴部123は内径(穴径)D21が、第3プレス工程でプレス成形した素材20が装填可能であり、しかも、ヒータチューブ完成品(図4右端参照)20fにおける直管部21の外径D1より、例えば0.15mm大きく形成されている。したがって、この成形穴121は、素材20を軸方向にプレスした際において、その素材20の直管部21の外径が、ヒータチューブ完成品20fにおける直管部21の外径D1より、拡大できるように形成されている。また、この金型101の成形穴121の先端の先すぼまり状成形面131の中央には、図1に示したように、プレス成形される素材20の先すぼまり部33の先端において先方に突出する円筒状の突出状口部35を形成するため、さらに先方に向けて、内径D21より小さい円筒状穴141が設けられている。
そして、この円筒状穴141に対しては、軸状(円柱状)の支持体151が、上下動可能に内挿されている。ただし、この支持体151は、円筒状穴141に対して略隙間なく内挿されている。そして、当該プレス工程において素材20がプレスされる際に、その突出状口部35の突出長L1を、所定長で保持(停止)可能に、その支持体151の先端が保持されるように金型101に配置されている。第5プレス工程以降に用いる金型や支持体も、図1に示した金型101、及び支持体151と略同様に構成されている。相違点は、上記もしたように成形穴のストレート穴部の先端が、当該工程における絞りに対応して、それぞれ、先すぼまり状態が完成品の先すぼまり部及び突出状口部の形状、寸法に近くなるように形成されている点のみである。
また、図2は最終工程である第11プレス工程以降に用いる金型101、及びそれを用いたプレス工程を説明する図である。この第11プレス工程以降に用いる金型101、及び支持体151は、第10プレス工程で成形された素材20の先端の先すぼまり部33と、その先端において先方に突出する突出状口部35を、最終的に所定の径、及び所定の突出長L1となるように形成されている。また、ストレート穴部123も、第4プレス工程以降のプレスに使用される金型における内径(穴径)D21と同様に、最終的なヒータチューブ完成品20fにおける直管部21の外径D1より大きく形成されている。
図1に示した金型101を用いて第4プレス工程で、前工程でプレス成形した素材20をプレス成形する工程について説明する。図1に示した金型101における心金201及びスリーブパンチ301を上動させ、素材20を、金型101における成形穴121の後端(図示上端)から装填し、素材20の先端を成形穴121の先端側に配置する(図1の右図参照)。次いで、素材20内に心金201を挿入する。この心金201は従来と同様、素材20内に略隙間なく挿入可能の外径を有しており、先端は素材20の先端の絞り量に対応するように丸められている。
次に、素材20を成形穴121内に装填、配置した状態の下で、心金201に外嵌め状となり、成形穴121に同軸状に挿入されるように形成、配置された素材20と略同じ横断面を有する円管状のスリーブパンチ301の先端で、素材20の後端を所定ストローク、先端に向けてプレス(加圧)する。すると、素材20の先端は、成形穴121の先端における先すぼまり状成形面131に倣う形で、当該工程における所定の絞り成形が付与される。このとき、本形態では、使用されている素材20の全長が基準寸法より長いが、金型101における円筒状穴141に対しては、軸状の支持体151が上記したように配置されている。したがって、素材20の先端の突出状口部35の突出長L1は、当該工程における所定長で保持される。一方、素材20の直管部21はそのプレスにおいてストレート穴部123内でその外径が拡大することが許容されている。したがって、出発素材20が基準寸法より長い分に対応して、直管部21は外径が膨らむように拡大、変形する。
しかして、このような第4プレス工程で成形した素材20は、第5プレス工程以降、各プレス工程用の金型にて同様にプレス成形される。そして、最終プレス工程である第11プレス工程では、図2に示される金型101によりプレス成形される。すなわち、この第11プレス工程では、素材20の先端は、成形穴121の先端における先すぼまり状成形面131に倣う形で、所定の絞り成形が付与され、所定の形状、寸法を有する先すぼまり部33として形成される。そして本形態では、金型101における円筒状穴141に対しては、軸状の支持体151が、上記したように配置されている。したがって、この最終プレス工程を経た素材(ヒータチューブ成形終了品)20kは、その先端の突出状口部35の突出長L1は所定突出長に保持される。一方、このヒータチューブ成形終了品20kの直管部21はこのプレス工程においても、ストレート穴部123内でその外径がヒータチューブ完成品20fの外径D1より拡大することが許容されている。したがって、最終プレス工程を経てなるヒータチューブ成形終了品20kは、出発素材20が基準寸法より長くとも、直管部21の外径が図3中、2点鎖線で示した外径D1より大きい外径D3として成形されている(図3、図4の左端の図参照)。
このようにして最終のプレス工程でプレス成形してなるヒータチューブ成形終了品20kは、図3に示したように、その直管部21内に、別の心金212を挿入し、その状態のヒータチューブ成形終了品20kを、例えば、先端側からしごき加工用金型401に形成されたしごき加工用穴403を通過させる。このしごき加工用穴403は、円柱状の空孔とされ、その内径D24は、ヒータチューブ成形終了品20kの直管部21が、最終的なヒータチューブ完成品20fの外径寸法D1に縮小可能の内径D24とされている。本例では、この内径D24はD1と同じとされている。これにより、しごき加工工程後のヒータチューブ(しごき加工終了品)20sの直管部21は、最終的なヒータチューブ完成品20fの外径D1に調整(矯正)される。
図4の左端は、しごき加工前の直管部21が拡大している状態のヒータチューブ成形終了品20kを示し、その右(中央のヒータチューブ仕掛品)は、しごき加工工程後のヒータチューブ20sを示している。なお、図3のしごき加工用金型401におけるしごき加工用穴403の入口(図示上の開口)寄り部位404は、ガイド用に若干大径とされている。
上記したようにしごき加工工程を経たヒータチューブ(しごき加工終了品)20sは、外径が最終的なヒータチューブ完成品20fの外径D1に調整され、その全長が長くなる。すなわち、図4の中間に示したように、直管部21の外径D1が僅かに細くなったことに対応して、その直管部21の長さL2が基準寸法より、微量(ダブルハッチング部)S長くなっており、不要部をなしている。したがって、この直管部21の後端における、この長くなっている微量S分を不要部25として、例えば旋削で除去する。こうすることで、図4の右端に示したように、本形態では、外径や、先すぼまり部33の先端の突出状口部35の突出長L1のみならず、その直管部21の長さL2においても、所望とする寸法精度を有するヒータチューブが得られる。なお、要すれば、その後端の内面も同時に加工すればよい。このように、後端の内面加工を要する場合には、その不要部の除去を同じ工程でできるため、別途、独立の工程を要することもないから、コストアップを招くこともない。
すなわち、このようにして製造されたヒータチューブ20fにおいては、その先端の突出状口部35は所望とする寸法に保持されている。したがって、このようなヒータチューブ20fを用いて、図7に示した場合と同様にして、発熱コイル41の先端42を、その先すぼまり部33の先端の突出状口部35内に挿入して位置決めしてから溶接する場合には、図5の拡大図に示したのと同様の構成のヒータ素子11が得られる。そして、この際には、溶接時の溶融金属の過少や過多となることが防止されるため、その溶接における不具合の発生、すなわち、溶融金属の過少や過多となる発生を防止できる。したがって、このようにして製造されたヒータチューブ20fを用いて発熱コイル41を溶接してなる構成のヒータ素子11を用い、図5に示したように、この素子11の先端を自身の先端から突出さた構成を有するグロープラグ(完成品)10として組み立てたものによれば、温度性能にバラツキが発生することも防止できる。なお、出発素材が基準長さ通りの寸法のものである場合や、最大許容寸法の範囲のものである場合には、しごき加工工程で直管部が細長くなるとしても、その長さは最大許容寸法を超えない。したがって、そのようなヒータチューブにおいては、直管部の後端に不要部が発生しないから、その後端の除去工程を要しないことは明らかである。
前記形態例においては、第4プレス工程から連続して最終プレス工程である第11プレス工程に使用される金型101における成形穴121のストレート穴部123の内径を、ヒータチューブ完成品の直管部21の外径D1より大きくすると共に、その金型101に支持体151を配置するものとした。このため、先すぼまり部33の先端における突出状口部35の寸法精度を極めて高く保持できるが、要求される寸法精度次第では、このような金型を用いることに限定されるものではない。最終プレス工程に使用される金型以外については、その成形穴に素材を装填できる範囲において、交互に、ストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品の直管部の外径より大きくすることとしてもよい。さらに、要求される寸法精度次第では、また、成形が可能である限り、最終プレス工程に使用される金型のみ、その成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品の直管部の外径より大きくし、しかも、その金型にのみ支持体を配置するものとしてもよい。
10 グロープラグ
20 素材
20k 最終プレス工程を経たヒータチューブ成形終了品
20s しごき加工工程後のヒータチューブ(しごき加工終了品)
20f ヒータチューブ完成品
21 直管部
25 直管部の後端における不要部
31 発熱コイル溶接後のヒータチューブ
33 先すぼまり部
35 突出状口部
101 金型
121 成形穴
123 ストレート穴部
151 支持体
401 しごき加工用金型
403 しごき加工用穴
D1 ヒータチューブ完成品の直管部の外径
D3 しごき加工前の素材の直管部の外径
D21 ストレート穴部の内径
L1 突出状口部の突出長
L2 直管部の長さ



Claims (4)

  1. 直管の先端に先すぼまり部を有し、しかも、この先すぼまり部の先端には先方に突出する突出状口部を有する、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法であって、
    管状の素材を金型の成形穴に装填し、該素材を後端から先端に向けてプレスする複数のプレス工程を含むグロープラグ用のヒータチューブの製造方法において、
    少なくとも最終のプレス工程に使用される金型における成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成しておき、
    成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成してなる金型における該成形穴の先端側には、前記突出状口部の突出長を所定突出長に保持するように、当該素材の先端を支持可能に形成された支持体を配置しておき、
    この支持体の配置状態の下で該素材をプレスし、
    その後、最終のプレス工程でプレス成形してなるヒータチューブ成形終了品を、ヒータチューブ完成品における直管部の所定の外径寸法に縮小可能の内径を有するしごき加工用穴を備えたしごき加工用金型における、該しごき加工用穴を通過させて該ヒータチューブ成形終了品における直管部の外径を所定寸法に調整し、
    該しごき加工工程後のヒータチューブにおける全長が、最大許容寸法を超えている場合に、該ヒータチューブにおける直管部の後端における不要部を除去することにより全長を所定寸法に調整することを特徴とする、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法。
  2. 直管の先端に先すぼまり部を有し、しかも、この先すぼまり部の先端には先方に突出する突出状口部を有する、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法であって、
    管状の素材を金型の成形穴に装填し、該素材を後端から先端に向けてプレスする複数のプレス工程を含むグロープラグ用のヒータチューブの製造方法において、
    最終のプレス工程に至るまでの複数のプレス工程に使用される金型における成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成しておくと共に、
    成形穴のストレート穴部の内径を、ヒータチューブ完成品における直管部の外径より大きく形成してなる金型における該成形穴の先端側には、前記突出状口部の突出長を所定突出長に保持するように、当該素材の先端を支持可能に形成された支持体を配置しておき、
    この支持体の配置状態の下で該素材をプレスし、
    その後、最終のプレス工程でプレス成形してなるヒータチューブ成形終了品を、ヒータチューブ完成品における直管部の所定の外径寸法に縮小可能の内径を有するしごき加工用穴を備えたしごき加工用金型における、該しごき加工用穴を通過させて該ヒータチューブ成形終了品における直管部の外径を所定寸法に調整し、
    該しごき加工工程後のヒータチューブにおける全長が、最大許容寸法を超えている場合に、該ヒータチューブにおける直管部の後端における不要部を除去することにより全長を所定寸法に調整することを特徴とする、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法。
  3. 請求項2において、最終のプレス工程に至るまでの複数のプレス工程、としたことに代えて、最終のプレス工程に至るまでの連続する複数のプレス工程、としたことを特徴とする、グロープラグ用のヒータチューブの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法で製造されたヒータチューブ内に発熱コイルを配置すると共に、該発熱コイルの先端を、前記ヒータチューブの先端の先すぼまり部の先端において先方に突出する突出状口部内に挿入し、該発熱コイルの先端と前記突出状口部とを溶接した構成を有してなるヒータ素子を、該ヒータ素子の先端を、自身の先端から突出させて備えてなるグロープラグ。





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