JP2010163714A - 繊維製品処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
A工程:下記(a)成分及び(b)成分を含有する繊維製品処理剤組成物で繊維製品を処理する工程
(a)成分:一般式(1)で表される化合物
(b)成分:非イオン界面活性剤
B工程:A工程で処理された又は、処理されている繊維製品を加熱処理する工程
従来、繊維製品処理組成物で付与する香りとは、洗濯工程で用いる場合は、洗濯中から干すときと言った場面では認知されるが、繊維製品を着るとき、使うときには残香しておらず、また、繊維製品が乾いている状態で用いる場合でも、アイロン等、加熱する工程で揮発性の高い香料は飛んでしまい、残香しない現状にある。しかし、現在は、繊維製品を処理し保管期間を経て、着るとき、使うときまで香っているということが、求められている。そこで、繊維製品を処理した後1日以上経ても残っている香りのことをここでは「維持性の香り」と定義する。
本発明の繊維製品処理方法に用いられる繊維製品処理剤組成物は、上記(a)成分及び(b)成分を含有する。繊維製品処理剤組成物中の(a)成分の含有量は、好ましくは0.01〜30質量%、より好ましくは0.02〜15質量%、更に好ましくは0.05〜10質量%であり、(b)成分の含有量は、好ましくは0.1〜40質量%、より好ましくは0.2〜30質量%、更に好ましくは0.5〜20質量%である。
(a)成分は、上記一般式(1)で表される化合物である。一般式(1)において、Xは−OH、−R1又は−OR2、YはX又は−OSi(X)3、nは平均値を示す0〜15の数であり、複数個のX及びYはそれぞれ同一でも異なっていても良いが、一分子中に−OR2を少なくとも1つ有する。
一般式(1)において、nが1〜15の場合には、nは平均値を示し、全てのX及びYに対して、1/10以上、好ましくは1/8以上が−OR2であり、残りが−R1である化合物が好適であり、全てのX及びYが−OR2である化合物が特に好ましい。nとしては、1〜10が好ましく、1〜5がより好ましい。
一般式(1)で表される化合物は、特許文献1や特許文献4などに記載されている方法で入手することができる。
(b)成分は、非イオン界面活性剤であり、(b)成分は(a)成分を繊維製品に効率良く吸着させる効果を奏する。(b)成分としては、炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基とオキシアルキレン基を有する非イオン界面活性剤が好ましく、下記一般式(2)で表される非イオン界面活性剤がより好ましい。
〔式中、R2aは、炭素数8〜18、好ましくは炭素数10〜16のアルキル基又はアルケニル基であり、R2bは、炭素数2又は3のアルキレン基、好ましくはエチレン基であり、R2cは、炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子であり、pは2〜100、好ましくは5〜80、より好ましくは5〜60、更に好ましくは10〜60の数であり、Aは−O−、−COO−、−CONH−、−NH−、−CON<又は−N<であり、Aが−O−、−COO−、−CONH−又は−NH−の場合qは1であり、Aが−CON<又は−N<の場合qは2である。〕
一般式(2)の化合物の具体例としては、以下の式(2−1)〜(2−3)で表される化合物を挙げることができる。
〔式中、R2aは前記の意味を示す。rは2〜100、好ましくは10〜60の数である。〕
R2a−O−(C2H4O)s−(C3H6O)t−H (2−2)
〔式中、R2aは前記の意味を示す。s及びtはそれぞれ独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、(C2H4O)と(C3H6O)はランダム又はブロック付加体であってもよい。〕
<その他の成分>
本発明の繊維製品処理方法に用いられる繊維製品処理剤組成物は、組成物自体あるいは処理した繊維製品の香り立ちをよくする観点から、(c)成分として香料を含有することが好ましい。組成物中の(c)成分の含有量は、0.1〜1.5質量%が好ましく、0.2〜1質量%がより好ましく、0.3〜0.8質量%が更に好ましい。また、(a)成分と(c)成分の割合は、(a)成分/(c)成分の質量比で10/90〜90/10が好ましく、25/75〜80/20がより好ましく、25/75〜75/25が更に好ましい。
柔軟基剤として、シリコーン化合物も挙げることができる。シリコーン化合物としては、水不溶性のシリコーン化合物が好適である。ここで水不溶性のシリコーン化合物とは、20℃のイオン交換水1Lに溶解する量が1g以下のシリコーン化合物である。具体的にはジメチルポリシロキサン、4級アンモニウム変性ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ジメチルポリシロキサン、アミド変性ジメチルポリシロキサン、エポキシ変性ジメチルポリシロキサン、カルボキシ変性ジメチルポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性ジメチルポリシロキサン、フッ素変性ジメチルポリシロキサン等のシリコーン化合物が挙げられる。
柔軟剤組成物中の抗菌剤の含有量は、特に限定されないが、0.001〜10質量%が好ましく、0.001〜3.0質量%がより好ましい。
漂白剤組成物中の過酸化水素放出物質又は過酸化水素の含有量は、0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましい。また、漂白活性化剤の含有量は、0.1〜10質量%が好ましく、0.2〜5.0質量%がより好ましい。
糊剤組成物中の糊料基剤の含有量は、特に限定されないが、20〜60質量%が好ましく、30〜50質量%がより好ましい。
本発明の繊維製品処理方法は、上記(a)成分及び(b)成分を含有する繊維製品処理剤組成物で繊維製品を処理するA工程、及びA工程で処理された繊維製品を加熱処理するB工程を含む。また、(a)成分及び(b)成分を含有する繊維製品処理剤組成物を含む担体を繊維製品と共に高温雰囲気下に入れ、高温雰囲気下でA工程及びB工程を同時に行うこともできる。
本発明のA工程は、特に繊維製品処理剤組成物中の(a)成分を繊維製品に効率良く吸着させることを目的とする。
(i)繊維製品の洗濯工程における洗浄又は濯ぎの段階で繊維製品処理剤組成物を洗浄水又は濯ぎ水に添加する方法
(ii)トリガー容器などの噴霧器を用いて繊維製品処理剤組成物を繊維製品に噴霧する方法
(iii)繊維製品処理剤組成物を含む担体を処理の対象である繊維製品と共に加熱乾燥機等の高温雰囲気下に入れる方法
(i)の方法を使用する場合は、浴比(水/繊維製品の質量比)は、3〜30が好ましく、4〜30がより好ましい。ドラム型の洗濯機の使用においては、これらの浴比は、通常、洗濯物の重量に応じて自動的に設定される。これらの浴比などを考慮して、繊維製品処理剤組成物が繊維製品に効率的に付着するような洗浄条件又は濯ぎ条件を選定することが好適である。この方法においては、繊維製品1kgあたり繊維製品処理剤組成物が好ましくは0.005〜15.0g、より好ましくは0.05〜10.0gとなるように繊維製品処理剤組成物を使用することが好適である。また、水に対する繊維製品処理剤組成物の添加量は、0.001〜1000ppmとなる割合が好ましく、0.01〜100ppmとなる割合がより好ましい。
〔式中、Wは可撓性吸収体の質量(g)、Vは可撓性吸収体の見かけ体積(cm3)、εは可撓性吸収体を構成する材料の比重を示す。〕
本発明では、可撓性吸収体として不織布が好適に使用される。不織布としては、湿式不織布や、ケミカルボンド、サーマルボンド及びエアレイ等の乾式不織布の他に、スパンレース、スパンボンド、メルトブローン、ニードルパンチ及び/又はステッチボンドを挙げることができるが、湿式不織布、ケミカルボンド、サーマルボンド、メルトブローン、又はスパンレースから選ばれる1種以上が好ましい。また、不織布の坪量は、10〜300g/m2が好ましく、10〜200g/m2がより好ましく、15〜180g/m2が更に好ましい。
本発明のB工程は、繊維製品に付着した繊維製品処理剤組成物中の(a)成分の加水分解を制御することを目的とする。
(a−1):下記合成例1で得られたオクチルケイ酸トリス(2−フェニルエチル)エステル
(a−2):下記合成例2で得られたケイ酸テトラキス(cis−3−ヘキセニル)エステル
(a−3):下記合成例3で得られたポリ(3,7−ジメチル−trans−2,6−オクタジエニルオキシ)シロキサン
<(a’)成分((a)成分の比較品)>
(a’−1):フェニルエチルアルコール
(a’−2):cis−3−ヘキセノール
(a’−3):ゲラニオール
<(b)成分>
(b−1)成分:炭素数12の飽和アルコールにエチレンオキシドを平均20モル付加させたもの
<(c)成分>
(c1−1):クマリン
(c1−2):オイゲノール
(c2−1):イソブチルサリシレート
(c2−2):ベンジルサリシレート
(c3−1):パールライド
<その他の成分>
(d−1):N−(3−アミノプロピル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミンと硬化牛脂脂肪酸を1/1.9のモル比で公知の方法に従って脱水縮合させ、反応物中の脂肪酸含量が5質量%になった時点で反応を終了させて得られた反応生成物であり、下記式(3−1)で表されるアミンを95質量%含有するもの。
(d−2):塩化カルシウム
(d−3):硬化牛脂脂肪酸1.7モルとグリセリン1モルの脱水縮合物(脱水縮合物中の未反応脂肪酸含有量は3質量%)
(d−4):エタノール
合成例1:オクチルケイ酸トリス(2−フェニルエチル)エステル[トリス(2−フェニルエチルオキシ)オクチルシラン]の合成
300mLの四つ口フラスコにオクチルトリエトキシシラン83.01g(0.30mol)、フェニルエチルアルコール127.76g(0.83mol)、2.8%ナトリウムメトキシドメタノール溶液0.857mLを入れ、窒素気流下エタノールを留出させながら110〜115℃で2.5時間攪拌した。2.5時間後、槽内の圧力を徐々に8kPaまで下げ、エタノールを留出させながら110〜119℃でさらに3時間攪拌した。3時間後、冷却、減圧を解除した後、濾過を行い、オクチルケイ酸トリス(2−フェニルエチル)エステルを含む173.61gの淡黄色油状物を得た。
200mLの四つ口フラスコにテトラエトキシシラン35.45g(0.17mol)、cis−3−ヘキセノール64.74g(0.65mol)、2.8%ナトリウムメトキシドメタノール溶液1.34mLを入れ、窒素気流下エタノールを留出させながら118〜120℃で約2時間攪拌した。2時間後、槽内の圧力を徐々に8kPaまで下げ、エタノールを留出させながら112〜119℃でさらに3時間攪拌した。3時間後、冷却、減圧を解除した後、濾過を行い、ケイ酸テトラキス(cis−3−ヘキセニル)エステルを含む66.17gの薄茶色油状物を得た。
100mLの四つ口フラスコにテトラエトキシシラン72.96gと水酸化カリウム0.24g、イオン交換水0.4mLを入れ、窒素気流下120〜125℃、33kPa〜101kPa(常圧)で約37時間反応を行った。この間イオン交換水を0.4mL追加した。反応後、33kPaで更に2時間反応させた後、冷却、濾過を行い、67.29gのエトキシシランの縮合物を淡黄色液体として得た。続いて、100mLの四つ口フラスコにテトラエトキシシラン縮合物25.00gと3,7−ジメチル−trans−2,6−オクタジエン−1−オール(ゲラニオール)62.95g、4.8%水酸化ナトリウム水溶液0.17gを入れ、エタノールを留出させながら97〜121℃で2時間攪拌した。2時間後、槽内の圧力を徐々に8kPaまで下げ、エタノールを留出させながら118〜121℃でさらに3時間攪拌した。3時間後、冷却、減圧を解除した後、濾過を行い、65.36gのポリ(3,7−ジメチル−trans−2,6−オクタジエニルオキシ)シロキサンを淡黄色油状物として得た。
最終の繊維製品処理剤組成物が300gになるように、表1に示す配合成分を表1に示す割合で用い、下記方法により表1に示す組成の繊維製品処理剤組成物1及び2を調製した。得られた繊維製品処理剤組成物を、下記処理方法で繊維製品に処理し、下記方法で残香性の官能評価を行った。
一枚の長さが2.5cmのタービン型羽根が3枚ついた攪拌羽根をビーカー底面より1cm上部に設置した、500mLのガラスビーカーに必要量の95質量%イオン交換水を入れ、ウォーターバスで62℃まで昇温した。500rpmで攪拌しながら、融解した(b)成分を添加した。次に(d−1)と、(d−3)及び(d−4)を予め予備混合し、70℃で溶融させた予備混合物を添加した。次に所定のpHにするのに必要な量の35%塩酸水溶液及び/又は48%水酸化ナトリウム水溶液を添加し、5分間攪拌した後、5℃のウォーターバスで30℃まで冷却し、(d−2)を添加し更に5分間混合した。更に、(a)成分又は(a’)成分と、(c)成分を攪拌しながら添加し、最後に再度pHを確認し、必要に応じて35%塩酸水溶液及び/又は48%水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを調整した。表1の組成においては、(d−1)は、ほぼすべて塩酸塩の状態で組成物に存在する。なお、表1中、(d−1)の数値はそれ自体(有効分)の配合量である。
(1) 前処理
あらかじめ、市販の弱アルカリ性洗剤(花王(株)製 アタック)を用いて、木綿タオル24枚を日立全自動洗濯機NW-6CYで5回洗浄を繰り返し、室内乾燥することによって、過分の薬剤を除去した(洗剤濃度0.0667質量%、水道水47L使用、水温20℃、洗浄10分、ため濯ぎ2回)。
National 電気バケツN-BK2-Aに、5Lの水道水を注水し、繊維製品処理剤組成物を10g/衣料1.0kgとなるように溶解(処理浴の調製)させ、上記方法で前処理を行った2枚の木綿タオルを5分間浸漬し、処理した。その後、家庭用二槽式洗濯機で1分間脱水した。
処理方法1:上記方法で処理された木綿タオルを、National 洗濯乾燥機 NH-D502(乾燥機内温度68℃)で2時間加熱処理し、その後20℃/60%RHの恒温室内でハンガーに吊り下げて22時間放置した。
上記処理方法1(洗濯乾燥機での処理あり)で加熱処理した木綿タオルと、処理方法2(洗濯乾燥機での処理なし;自然乾燥)で処理した木綿タオルについて10人のパネラーによる残香性の官能評価を行った。評価結果は、香り強度が強いと答えたパネラーの人数で示した。結果を表1に示す。
実施例1と同様に繊維製品処理剤組成物1で木綿タオルを処理した後、乾燥機のヒーターを強(実施例2−1)・弱(実施例2−2)で設定し、30分加熱処理し、20℃/60%RHの恒温室内でハンガーに吊り下げて放置した。また、実施例1と同様に繊維製品処理剤組成物1で木綿タオルを処理した後、加熱処理をせず、20℃/60%RHの恒温室にハンガーに吊り下げて放置した(比較例2)。実施例2−1,2−2のものと比較例2のものについて、処理1日後に香り強度を比較した。残香性評価は、10人のパネラーにより下記の基準である6段階の臭気強度で判定し、平均点で表した。それぞれの環境温度の最高値及び評価結果を表2に示す。なお、環境温度は、おんどとり(TandD社Thermo Recorder TR-72U)のセンサーを乾燥機のふた中央部に取り付けモニターした。
(残香性評価基準)
5…非常に強いにおい
4…強いにおい
3…楽に感知できるにおい
2…何のにおいであるかわかる弱いにおい
1…やっと感知できるにおい
0…無臭
上述した繊維製品処理剤組成物1及び2を用い、下記方法で繊維製品に処理し、下記方法で残香性の官能評価を行った。
(1) 前処理
あらかじめ、市販の弱アルカリ性洗剤(花王(株)製 アタック)を用いて、木綿100%ブロードを日立全自動洗濯機NW-6CYで5回洗浄を繰り返し、室内乾燥することによって、過分の薬剤を除去した(洗剤濃度0.0667質量%、水道水47L使用、水温20℃、洗浄10分、ため濯ぎ2回)後、約15cm×25cm(長方向が縦糸と平行方向)に裁断したものを試験布とした。
200mlビーカーに、1.2Lの水道水を注水し、繊維製品処理剤組成物を10g/衣料1.0kgとなるように溶解(処理浴の調製)させ、上述の方法で前処理を行った5枚の試験布を5分間浸漬し、処理した。その後、家庭用二槽式洗濯機で1分間脱水した。
20℃/60%RHの恒温室に24時間放置し乾燥させた後、試験布を家庭用アイロン(National NA−CL605−A、温度は木綿設定)で15秒間アイロンがけ処理を行った。
官能評価結果は、上記方法でアイロンにより加熱処理したものを、ブランク(熱処理なし)のものと比較して香り強度が強いと答えたパネラーの人数(/10人)で示した。結果を表3に示す。
実施例3と同様に繊維製品処理剤組成物1で繊維製品を処理した後、アイロン処理温度を高温(実施例4−1)、中温(実施例4−2)、低温(実施例4−3)と変化させて加熱処理を行った。これら加熱処理後のものについて、加熱処理なしのもの(比較例4)と香り強度を比較した。残香性評価は、実施例2及び比較例2と同様に、6段階評価の臭気強度判定により行った。それぞれの表面温度及び評価結果を表4に示す。なお、表面温度は、AS ONE製 TM-300 THERMOMETER及びiuchi製 DIGETAL THERMOMETER MODEL2455 を用いて測定した。
Claims (7)
- 下記A工程及びB工程を含む、繊維製品に維持性の香りを付与する繊維製品処理方法。
A工程:下記(a)成分及び(b)成分を含有する繊維製品処理剤組成物で繊維製品を処理する工程
(a)成分:一般式(1)で表される化合物
(b)成分:非イオン界面活性剤
B工程:A工程で処理された、又は、処理されている繊維製品を加熱処理する工程 - A工程における処理方法が、下記(i)又は(ii)のいずれかの方法である請求項1記載の方法。
(i)繊維製品の洗濯工程における洗浄又は濯ぎの段階で繊維製品処理剤組成物を洗浄水又は濯ぎ水に添加する方法
(ii)繊維製品処理剤組成物を繊維製品に噴霧する方法 - B工程における加熱処理方法が、50〜120℃の雰囲気下で加熱処理する方法、又は80〜250℃の硬質表面と接触させて加熱処理する方法である請求項1又は2記載の方法。
- B工程における加熱処理方法が、アイロン又はプレス機を用いて加熱処理する方法である請求項1〜3記載の方法。
- B工程における加熱処理方法が、加熱乾燥機を用いて加熱処理する方法である請求項1〜3記載の方法。
- (a)成分及び(b)成分を含有する繊維製品処理剤組成物を含む担体を繊維製品と共に高温雰囲気下に入れ、高温雰囲気下でA工程及びB工程を同時に行う請求項1記載の方法。
- 繊維製品処理剤組成物がさらに柔軟基剤を含有する請求項1〜6いずれかに記載の方法。
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