JP2010162757A - 搬送ベルト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帯状の基材における両端部を溶着により接合した接合部65を有するベルト本体50と、ベルト本体50の外面に周方向に沿って設けられるエンコーダ部70とを備え、被搬送体を搬送するための搬送ベルト23である。エンコーダ部70は、ベルト本体50の全周に亘って設けられる第一の記録層60aと、第一の記録層60aにおける接合部65との交差部分に対してベルト本体50の幅方向において異なる領域であり、かつ接合部65とは交差しない領域に少なくとも一部が設けられる第二の記録層61aと、を含む。
【選択図】図2
Description
この構成によれば、第一の記録層及び第二の記録層をそれぞれ所望の位置に形成できるので、搬送ベルトの設計自由度を向上することができる。
また、前記第一のエンコーダが前記ベルト本体の一方の側部に沿って設けられ、第二のエンコーダが前記ベルト本体の他方の側部に沿って設けられているのがより望ましい。
このようにすれば、ベルト本体の幅方向において第一の記録層及び第二の記録層を最も離間した状態に配置することができる。
この構成によれば、エンコーダ部が単一のエンコーダから構成されるため、搬送ベルトの構造を簡略化できる。
この構成によれば、接合部がベルト本体の幅方向に対して斜めに形成されるので、接合部の両端の位置がベルト本体の周方向においてずれた状態となる。よって、第二の記録層を接合部と交差しない領域に確実に形成することができる。
図1(a)はインクジェットプリンタ1の側面図であり、図1(b)はインクジェットプリンタ1の平面図である。
図2(a)及び図2(b)に示すように、搬送ユニット20は、搬送ローラ(第1駆動機構)22と、搬送ベルト23と、プラテン24と、側板25と、駆動機構26とを有している。
まず、図3(a)に示すように、ベルト本体50を構成する基材51の両端部51a,51bを対向させ、両端部51a,51bの先端に隙間を設けた状態で配置する。なお、両端部51a,51bは、平面視した状態で基材51の幅方向に対して斜めになっている(図1参照)。なお、基材51はポリエチレンテレフタレート(PET)から構成される帯状の部材である。
以上の工程により、接合部65を有するベルト本体50と、エンコーダ部70とを備えた搬送ベルト23を製造することができる。
インクジェットプリンタ1は、搬送ユニット20により記録用紙Pを記録ヘッド21の下方へと搬送する。このとき、インクジェットプリンタ1は、ベルト本体50の外面50aに形成されたエンコーダ部70を第一、第二のセンサ66a,66bで読み取ることで記録ヘッド21と記録用紙Pとの距離を検出できる。よって、インクジェットプリンタ1は、記録用紙Pの所定の位置に対して記録ヘッド21の複数のノズルからインクを吐出することができる。
ところで、上述のように、第一のエンコーダ60及び第二のエンコーダ61を構成する第一の磁気記録層60a及び第ニの磁気記録層61aは、磁性層91a,91bを乾燥させることで構成されている。そのため、磁性層91a,91bの乾燥時の熱によって接合部65を構成している第一の溶着部材71及び第二の溶着部材73が凸状に変形してしまう。これにより、第一のエンコーダ60は、接合部65との交差部分において凸状に盛り上がった状態となる。そのため、第一のセンサ66aと第一のエンコーダ60との間の距離が、接合部65との交差部分において変化してしまう(小さくなってしまう)。これにより、センサ66によるエンコーダの読み取り精度が低下する。
したがって、本実施形態に係る搬送ベルト23によれば、溶着により接合された接合部65に起因するエンコーダ70の読み取り不良の発生を防止できるので、搬送ベルト23の全周に亘ってエンコーダ70を良好に読み取り可能な信頼性の高いインクジェットプリンタ1を提供できる。
続いて、搬送ユニット20の第二実施形態について図面を参照しつつ説明する。図11(a)は、本実施形態に係る搬送ユニットの平面図を示すものであり、図11(b)は搬送ベルトの要部を拡大する図である。
したがって、本実施形態によれば、溶着により接合された接合部65に起因するエンコーダ95の読み取り不良の発生を防止することができる。よって、搬送ベルト23の全周に亘ってエンコーダ95の読み取り可能な信頼性の高いインクジェットプリンタ1を提供できる。
例えば、上記第一実施形態では、第一のエンコーダ60と第二のエンコーダ61とをベルト本体50の両側部に配置した場合について説明したが、第一のエンコーダ60及び第二のエンコーダ61をベルト本体50における一方の側部に沿って配置するようにしてもよい。
Claims (5)
- 帯状の基材における両端部を溶着により接合した接合部を有するベルト本体と、ベルト本体の外面に該ベルト本体の周方向に沿って設けられるエンコーダ部とを備え、被搬送体を搬送するための搬送ベルトにおいて、
前記エンコーダ部は、前記ベルト本体の全周に亘って設けられる第一の記録層と、前記第一の記録層における前記接合部との交差部分に対して前記ベルト本体の幅方向において異なる領域であり、かつ前記接合部とは交差しない領域に少なくとも一部が設けられる第二の記録層と、を含むことを特徴とする搬送ベルト。 - 前記エンコーダ部は、前記第一の記録層が設けられた第一のエンコーダと、前記第二の記録層が設けられた第二のエンコーダと、を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送ベルト。
- 前記第一のエンコーダが前記ベルト本体の一方の側部に沿って設けられ、第二のエンコーダが前記ベルト本体の他方の側部に沿って設けられていることを特徴とする請求項2に記載の搬送ベルト。
- 前記エンコーダ部は、前記第一の記録層及び前記第二の記録層が一体に形成された単一のエンコーダから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送ベルト。
- 前記接合部は、前記ベルト本体の幅方向に交差する方向に延在することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送ベルト。
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