JP2010161830A - 直流電源の制御方法および前記直流電源の制御方法を用いた移動車両 - Google Patents

直流電源の制御方法および前記直流電源の制御方法を用いた移動車両 Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリーとキャパシタとを組み合わせた電源全体での損失を最小にした直流電源の制御方法を提供する。
【解決手段】キャパシタCとその電圧を昇降圧するためのチョッパ回路chとを有する回生電流蓄積部RAをバッテリーBに並列接続した直流電源の制御方法において、電流指令値算出部10により、バッテリー内部抵抗RBと、回生電流蓄積部の等価抵抗値RXと、直流電源電流値IDCと、から前記チョッパ回路chに流すアシスト電流指令値IL *を算出し、減算部24において、前記アシスト電流指令値IL *と前記チョッパ回路chに流れるアシスト電流値ILとの差演算を実行し、PWM制御部26において、この差信号に応じたゲート信号を生成してチョッパ回路chを制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、直流電源の制御方法に係り、特に前記直流電源の制御方法を用いた移動車両に関する。
バッテリーフォークリフトなどのようなバッテリーを電源とする移動車両には、例えば鉛バッテリーなどの二次電池が搭載されており、ブレーキ時等に発生するモータからの回生電流をバッテリーに充電している。しかしながら、現存するバッテリーでは、回生時の急激に増大する回生電流を充電した場合、充電効率が悪く、またバッテリーの劣化を早め、電池寿命の低下に繋がる。
そのため、バッテリーにキャパシタ(例えば、電気二重層キャパシタ)を接続し、バッテリーに回生される電流の急変を抑制する方法が採用されている。その一つとして、バッテリーとキャパシタとを直接並列接続し、回生電力をキャパシタに充電させてバッテリーの寿命を延ばすとともに、回生電力の有効利用を図った方法が知られている。しかしながら、前記の方法では、キャパシタの内部抵抗がバッテリーの内部抵抗よりも高い場合、キャパシタに電流が流れにくいという問題があった。また、その解決策としてキャパシタの並列数を増やしキャパシタ接続回路の端子間抵抗を小さくする方法があるが、この方法ではコストが高くなってしまっていた。
一般的にバッテリー寿命を延ばす手法としては、バッテリーと電力変換部(インバータやチョッパ)の直流回路間に、回生電流阻止用のダイオードを接続し、回生エネルギーをキャパシタに蓄える方法や、図4に示すように、直流電源回路にチョッパ回路chを接続し、このチョッパ回路chとキャパシタC(以下、回生電流蓄積部RAと称する)とを内部抵抗0,容量CS(CS=任意に設定されたキャパシタ容量)と仮定し、前記チョッパ回路chによりバッテリー電流IBを制御してキャパシタCに回生エネルギーを蓄える方法等が挙げられる。また、2つのバッテリー間にスイッチング素子を介挿し、スイッチング素子をオンオフ制御することにより、2つのバッテリーを直列接続した状態と並列接続した状態とを交互に生じさせ、出力電圧を変動させる方法が知られている(特許文献1)。
特開2003−219566号公報
本願発明者は、前記のようにチョッパ回路によってバッテリー電流の制御を行う方法では、以下に示す課題があることに着目した。
すなわち、バッテリーBに接続された回生電流蓄積部RAを内部抵抗0、容量CS(CS=任意に設定されたキャパシタ容量)のキャパシタとして動作させていたが、使用しているチョッパ回路chとキャパシタCには内部抵抗があり、損失も発生する。そのため、回生電流蓄積部RAを内部抵抗0のキャパシタとして制御することで、必要以上にキャパシタCで充放電が行われ、キャパシタCでの損失が大きくなる問題があった。
また、その解決策としては、例えば、回生電流蓄積部RAの内部抵抗RSとキャパシタ容量CSを任意に設定して、バッテリー電流IBとアシスト電流ILとの分担比率を調整し、直流電源全体での損失を低減させる方法が挙げられる。しかしながら、この方法では、回生電流蓄積部RAを内部抵抗0,容量CSと仮定した場合と比べてキャパシタCでの損失を低減させることができるものの、直流電源全体での損失が最小となるキャパシタ容量CSを算出するのが困難であった。
以上示したようなことから本発明の課題は、バッテリーとキャパシタとを組み合わせた電源全体での損失を最小にした直流電源の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項1は、キャパシタとその電圧を昇降圧するためのチョッパ回路とを有する回生電流蓄積部をバッテリーに並列接続した直流電源の制御方法であって、電流指令値算出部において、バッテリーの内部抵抗値と、回生電流蓄積部の等価抵抗値と、直流電源電流値と、から下記式により前記チョッパ回路に流すアシスト電流指令値を算出し、減算部において、前記アシスト電流指令値と前記チョッパ回路に流れるアシスト電流値との差演算を実行し、PWM制御部において、この差信号に応じたゲート信号を生成してチョッパ回路を制御することを特徴とする。
Figure 2010161830
本発明の請求項2は、請求項1記載の発明において、前記回生電流蓄積部の等価抵抗値は、直流電源電圧とキャパシタ電圧との比から成る定数と、キャパシタの内部抵抗値と、リアクトルの内部抵抗値と、から下記式により算出されることを特徴とする。
Figure 2010161830
本発明の請求項3は、請求項1または2記載の直流電源の制御方法を用いた移動車両であって、前記直流電源は回生動作可能なインバータを介して移動車両のモータに接続されたことを特徴とする。
以上の説明で明らかなように、請求項1〜3記載の発明によれば、バッテリーと回生電流蓄積部とを組み合わせた電源全体での損失を最小とし、効率的に充放電を行うことができる。その結果、従来と比べてバッテリーの放電時間の延長および充電時間の短縮化を図ることが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、バッテリーと回生電流蓄積部とを組み合わせた電源全体での損失を最小とし、移動車両を効率的に稼動することができる。その結果、移動車両の高出力化,稼動時間の延長および充電時間の短縮化を図ることが可能となる。
実施形態における移動車両の直流電源を示す回路構成図。 実施形態における直流電源のチョッパ制御ブロック図。 実施形態における直流電源の等価回路。 従来の直流電源を示す回路構成図。
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態における移動車両に用いられる直流電源を図1(主回路の回路構成図),図2(チョッパ制御ブロック図),図3(等価回路の回路構成図)に基づいて詳細に説明する。
図1において、符号Bは鉛バッテリーなどの二次電池を示し、このバッテリーBに回生動作可能なインバータINVを接続し、このインバータINVを介してモータMが制御される。また、RAは回生電流蓄積部を示し、リアクトルLとスイッチング素子S1,S2とを有するチョッパ回路chと、キャパシタCと、脈動した電流を平滑化させる電解コンデンサC1と、で構成され、前記バッテリーBに並列接続される。なお、RBはバッテリーBの内部抵抗を示し、RCはキャパシタCの内部抵抗を示す。
上記のような構成の移動車両に用いられる直流電源において、回生電流蓄積部RAに流出入するアシスト電流ILをチョッパ回路chによって制御することにより、バッテリー電流IBを制御する。図2のチョッパ制御ブロック図に示すように、電流指令値算出部10において、直流電源電流IDC,バッテリー内部抵抗RB,回生電流蓄積部RAの等価抵抗値RXからアシスト電流指令値IL *{=[RB/(RB+RX)]・IDC}が算出される。アシスト電流指令値IL *の算出方法については後述する。
電流指令値算出部10から出力されたアシスト電流指令値IL *は、ゲート信号作成部20に出力される。そのゲート信号作成部20は判定部21と、NOT回路22と、第1AND回路23aおよび第2AND回路23bと、減算部24と、PI演算部25と、PWM制御部26と、を備えている。このゲート信号作成部20は、チョッパ回路chにおけるスイッチング損失の低減を図るために、キャパシタCの充放電の状況に応じて片側のスイッチング素子のみオンオフ制御するものである。なお、スイッチング素子S1,S2を交互にオンオフ制御させるようにゲート信号作成部20を構成してもよい。
アシスト電流指令値算出部10から出力されたアシスト電流指令値IL *は判定部21に入力され、判定部21においてアシスト電流指令値IL *と0との比較(すなわち、アシスト電流指令値IL *の正負の判定)を行う。その比較の結果、アシスト電流指令値IL *>0と判定された場合には、判定部21から「0」レベルの信号が出力され、NOT回路22を介して第1AND回路23aに「1」レベルの信号が出力される。また、アシスト電流指令値IL *は減算部24に出力され、減算部24およびPI演算部25,PWM制御部26を介してスイッチング信号が第1AND回路23aに出力される。その結果、第1AND回路23aからスイッチング信号が出力され、スイッチング素子S1がオンオフ制御される。なお、この場合、第2AND回路23bはPWM制御部26からのスイッチング信号が入力されるものの、判定部21から「0」レベルの信号が入力されるため、スイッチング素子S2はオフ状態となる。
また、前記比較の結果、アシスト電流指令値IL *≦0と判定された場合には、判定部21から「1」レベルの信号が出力され、第2AND回路23bに「1」レベルの信号が出力される。また、アシスト電流指令値IL *は減算部24に出力され、減算部24およびPI演算部25,PWM制御部26を介してスイッチング信号が第2AND回路23bに出力される。その結果、第2AND回路23bからスイッチング信号が出力され、スイッチング素子S2がオンオフ制御される。なお、この場合、第1AND回路23aは、PWM制御部26からスイッチング信号が出力されるものの、NOT回路22から「0」レベルの信号が出力されるため、スイッチング素子S1はオフ制御となる。
すなわち、アシスト電流指令値IL *>0の場合スイッチング素子S1をオンオフ制御し、アシスト電流指令値IL *≦0の場合はスイッチング素子S2をオンオフ制御する。
なお、減算部24では、アシスト電流指令値IL *と回生電流蓄積部RAに流入するアシスト電流値ILとの差演算が実行される。その差信号はPI演算部25においてPI制御され、PWM制御部26においてスイッチング素子のゲートオン時間(通電率)が決定される。
ここで、本実施形態におけるアシスト電流指令値IL *の決定方法を、図1,図3に基づいて説明する。なお、図3は、図1に示す回生電流蓄積部RAを、定電流源3と、回生電流蓄積部RA(チョッパ回路chとキャパシタC)の等価抵抗を表す等価抵抗RXと、で仮定した場合の等価回路である。
まず、図1におけるキャパシタ電流値ICとアシスト電流値ILとの関係を説明する。回生電流蓄積部RAの損失は、スイッチング素子S1,S2によるスイッチング損失とリアクトルLの内部抵抗RLによる損失とキャパシタCの内部抵抗RCによる損失との和であり、キャパシタCで発生する損失が全損失に対して大部分を占める。そのため、スイッチング素子S1,S2およびリアクトルLで発生する損失を0とみなし、なおかつキャパシタCに並列に接続された電解コンデンサC1によりキャパシタ電流値ICの変動が平滑化されていると仮定すると、図1のキャパシタ電力VEDLCCと図3の回生電力蓄積部RAの出力電力VDCLは等しくなる。この関係を数式で表すと下記(1)となり、(1)式を変形することにより(1´)式を得ることができる。
Figure 2010161830
この(1´)式からキャパシタ電流ICはアシスト電流値ILのVDC/VEDLC倍となることがわかる。下記(2)式に示すように、上記(1´)式におけるVDC/VEDLCをスイッチング素子S1,S2およびリアクトルLに損失がある時の定数kとする。
Figure 2010161830
また、図1のスイッチング素子S1,S2によるスイッチング損失はチョッパ制御条件によっては非常に小さな値となる。このスイッチング損失を無視した場合、回生電流蓄積部RAの損失はリアクトルLの内部抵抗RLによる損失RLL 2とキャパシタCの内部抵抗RCによる損失RCC 2との和となる。それに対し、図3の回生電流蓄積部RAの等価抵抗RXによる損失はRXL 2となる。この図1におけるスイッチング素子S1,S2のスイッチング損失を無視した場合の回生電流蓄積部RAによる損失と、図3の回生電流蓄積部RAの等価抵抗RXによる損失とが等しいと考えた場合の関係は下記(3)式となる。そして、この(3)式のキャパシタ電流ICに(1´)式を代入すると(3´)式が得られる。
Figure 2010161830
そして、上記(3´)式の両辺をIL 2で割ることで、下記(4)式が得られ、回生電流蓄積部RAの等価抵抗値RXが算出される。
Figure 2010161830
次に、直流電源全体での損失が最小となるアシスト電流値ILを算出する。図3における直流電源電流IDCはバッテリー電流IBとアシスト電流ILとの和であるため下記(5)式が成り立ち、直流電源側からインバータINVに供給される直流出力電力PDCは直流電源電圧VDCと直流電源電流IDCとの積であるため、下記(6)式が成り立つ。
Figure 2010161830
また、直流電源回路全体(バッテリーB,チョッパ回路ch,キャパシタC)での損失PLは、バッテリーBにおける損失と回生電流蓄積部RAにおける損失との和であるため、回生電流蓄積部RAの等価抵抗をRXとすると下記(7)式となる。
Figure 2010161830
上記(6)式における直流出力電力PDCが一定となる負荷を想定し、この時の直流電源回路全体での損失PLが最小となるアシスト電流値ILを算出する。まず、上記(7)式におけるバッテリー電流IBに、上記(5)式からIDC−ILを代入し、損失PLをアシスト電流ILの2次関数とする。前記アシスト電流ILの2次関数の式を変形(平方完成)して(7´)式を算出する。
Figure 2010161830
この(7´)式中のアシスト電流値ILに、下記(8)式のIL_lossminを代入することにより右辺第一項が0となり、損失PLは右辺第二項のみとなるため損失の最小値PL_minは下記(9)式となる。
Figure 2010161830
そのため、アシスト電流指令値IL *を下記(10)式として電流制御を行うことにより、アシスト電流指令値ILが上記(8)式に示すIL_lossminとなり、直流電源回路全体での損失を上記(9)式に示す損失最小値PL_minとすることができる。
Figure 2010161830
上述したようにアシスト電流指令値IL *を上記(10)式に示す値として電流制御を行うことにより、直流電源全体での損失を最小とすることができる、なお、上記(10)式中の等価抵抗RXは上記(4)式に示す値とし、上記(4)式中の定数kは上記(2)式に示す値とする。
以下、上述の移動車両における直流電源の制御方法を図2のチョッパ制御ブロック図の電流指令値算出部10に基づいて詳細に説明する。まず、直流電源電圧値VDCおよびキャパシタ電圧値VEDLCを検出し、その検出された直流電源電圧値VDCおよびキャパシタ電圧値VEDLCをそれぞれローパスフィルタLPF1,LPF2に通過させる。そして、第1除算部11において、ローパスフィルタLPF1から出力された値をローパスフィルタLPF2から出力された値で除算して、定数k(直流電源電圧VDCとキャパシタ電圧VEDLCの比)を算出する。
前記第1除算部11から出力された定数kは、第1乗算部12において乗算され、算出されたk2の値は第2乗算部13に出力される。第2乗算部13では、前記k2の値とキャパシタ内部抵抗RCとの乗算が行われ、算出されたk2Cの値が第1加算部14に出力される。その第1加算部14においては、リアクトルLの内部抵抗RLと前記k2Cの値との加算が行われ、算出されたRL+k2C(=回生電流蓄積部RAの等価抵抗値RX)が第2加算部15に出力される。
前記第2加算部15においては、バッテリー内部抵抗値RBと前記等価抵抗値RXとの加算が行われ、算出されたRB+RXの値が第2除算部16に出力される。その第2除算部16では、バッテリー内部抵抗RBを第2加算部15から出力されたRB+RXの値で除算し、算出されたRB/(RB+RX)の値を第3乗算部17に出力する。第3乗算部17においては、直流電流IDCをローパスフィルタLPF3に通過させた値と、前記第2除算部16から出力されたRB/(RB+RX)の値との乗算が行われる。前記第3乗算部17で算出された(RB/(RB+RX))・IDCはアシスト電流値IL *としてゲート信号作成部20に出力され、そのアシスト電流指令値IL *に応じてスイッチング素子S1,S2が制御される。
本実施形態のように電流指令値算出部10を図2のように構成し、アシスト電流指令値IL *を算出することにより、バッテリーBと回生電流蓄積部RAを組み合わせた電源全体での損失を最小とし、効率的に充放電を行うことができる。その結果、従来と比べてバッテリーの放電時間の延長および充電時間の短縮化を図ることが可能となる。
また、前記直流電源の制御方法を用いた移動車両においては、移動車両を効率的に稼動することができ、移動車両の高出力化,稼動時間の延長および充電時間の短縮化を図ることが可能となる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、本実施形態では、特定の構成のチョッパ制御ブロック図について説明したが、本発明の技術思想の範囲で適宜変更可能である。
C…キャパシタ
ch…チョッパ回路
A…回生電流蓄積部
B…バッテリー
B…バッテリー内部抵抗
X…回生電流蓄積部の等価抵抗
DC…直流電源電流
L…アシスト電流
L *…アシスト電流指令値
DC…直流電源電圧
C…キャパシタ電圧
C…キャパシタ内部抵抗
L…リアクトル内部抵抗
10…電流指令値算出部
24…減算部
26…PWM制御部

Claims (3)

  1. キャパシタとその電圧を昇降圧するためのチョッパ回路とを有する回生電流蓄積部をバッテリーに並列接続した直流電源の制御方法であって、
    電流指令値算出部において、バッテリーの内部抵抗値と、回生電流蓄積部の等価抵抗値と、直流電源電流値と、から下記式により前記チョッパ回路に流すアシスト電流指令値を算出し、
    減算部において、前記アシスト電流指令値と前記チョッパ回路に流れるアシスト電流値との差演算を実行し、
    PWM制御部において、この差信号に応じたゲート信号を生成してチョッパ回路を制御することを特徴とする直流電源の制御方法。
    Figure 2010161830
  2. 前記回生電流蓄積部の等価抵抗値は、直流電源電圧とキャパシタ電圧との比からなる定数と、キャパシタの内部抵抗値と、リアクトルの内部抵抗値と、から下記式により算出されることを特徴とする請求項1記載の直流電源の制御方法。
    Figure 2010161830
  3. 請求項1または2記載の直流電源の制御方法を用いた移動車両であって、前記直流電源は回生動作可能なインバータを介して移動車両のモータに接続されたことを特徴とする移動車両。
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