JP2010160992A - 操作部品の操作軸の防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転操作や上下操作または傾動操作が可能な操作軸を有する操作部品の操作軸の周囲を防水する操作部品の操作軸の防水構造を提供する
【解決手段】回転操作の他に上下操作または傾動操作が可能な操作軸3aを有する操作部品3の操作軸3aの防水構造において、前記操作軸3aに係合される操作つまみ5と水密に圧接されるシール部7dが設けられた内周部7aと、前記操作部品3を内包するケース部材2に水密に固定される外周部7bと、前記内周部7aと外周部7bを可動に連結する可撓部7cからなるゴム弾性部材7により前記操作軸3aを挿通させる前記ケース部材2の穴2aを防水する。
【選択図】図1

Description

この発明は操作部品の操作軸の防水構造に係わり、特に、操作軸の回転操作や傾動操作または上下動操作が可能な操作部品の操作軸の防水構造に関する。
従来の特開2008−47421号公報に開示された回転操作軸の防水構造では、特開2008−47421号公報の図25に示すように、シャーシ22の開口の縁に押えリングリング60で押えられて固定された操作部材33の挿通孔37の縁を上下の保持リング71、75が挾持するようにして、上下の保持リング71、75がビス77で締着されている。そして、上側の保持リング71の段部73に装着されたOリング74によって回転操作軸45の周囲の防水性能が得られる。
上記特開2008−47421号公報に開示された回転操作軸の防水構造では、回転操作軸45の周囲に密接するOリング74は保持リング71、75により保持されており、保持リング71、75はシャーシ22に対して固定されているので、Oリング74はシャーシ22との相対移動が不可能である。
このOリング74はエンコーダの回転操作軸の回転に対する摩擦抵抗は小さいが、回転操作軸がシャーシに対して上下動するときの摩擦抵抗は大きい。従って、回転操作軸を回転操作の他に上下動させてエンコーダを作動させると、回転操作軸がOリングとの摩擦によりスタックしやすく、回転操作軸の自然位置への復帰力を極めて大きくしなければならず、操作するために大きい力を必要として操作しにくくなるという問題があった。また、Oリング74はシャーシ22との相対移動が不可能であるため、回転操作軸を傾動動作させることは不可能である。
特開2008−47421号公報、段落0034〜段落0036、図25
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、回転操作や上下動作または傾動動作が可能な操作軸を有する操作部品の操作軸の周囲を防水する操作部品の操作軸の防水構造を提供することにある。
この発明の操作部品の操作軸の防水構造は、回転操作や上下操作または傾動操作が可能な操作軸を有する操作部品の操作軸の防水構造において、前記操作軸に係合される操作つまみと水密に圧接されるシール部が設けられた内周部と、前記操作部品を内包するケース部材に水密に固定される外周部と、前記内周部と外周部を可動に連結する可撓部からなるゴム弾性部材により前記操作軸を挿通させる前記ケース部材の穴を防水するものである。
また、前記操作部品の操作軸の防水構造において、前記内周部は厚肉の剛体部の内周にリブ形状のシール部が突出形成された形状であり、前記剛体部は前記操作軸と操作軸に係合される操作つまみにより保持されて、操作軸と一体となって上下動または傾動が行われるものである。
また、前記操作部品の操作軸の防水構造において、前記剛体部の内壁に形成された溝にガイドリングが嵌合しており、前記操作軸は先端小径部と基端大径部との段差を有し、前記先端小径部が前記ガイドリングの中心穴を挿通し、前記段差と操作つまみにより前記ガイドリングを回転自在に挾持したものである。
また、前記操作部品の操作軸の防水構造において、前記基端大径部の周囲に配置されたばねにより前記剛体部が自然位置に付勢されるものである。
また、この発明の操作部品の操作軸の防水構造は、回転操作の他に上下操作または傾動操作が可能な段差の形成された操作軸を有する操作部品の操作軸の防水構造において、前記操作軸に係合される操作つまみと水密に圧接されるシール部が設けられた内周部と、前記操作部品を内包するケース部材に水密に固定される外周部と、前記内周部と外周部を可動に連結する可撓部からなるゴム弾性部材により前記操作軸を挿通させる前記ケース部材の穴を防水し、前記内周部は厚肉の剛体部の内周にリブ形状のシール部が突出形成された形状であり、前記剛体部は前記操作軸の前記段差と操作軸に係合される操作つまみにより回転可能に保持されて、操作軸と一体となって上下動または傾動が行われるように構成されたものである。
また、前記各操作部品の操作軸の防水構造において、前記可撓部には放射方向断面V字形状部が形成されているものである。
また、同各操作部品の操作軸の防水構造において、前記可撓部には放射方向断面U字形または波形が形成されているものである。
この発明の操作部品の操作軸の防水構造によれば、操作部品の操作軸を回転操作や上下動作または傾動動作させることが可能である。
この発明の実施例1である回転操作部品の回転操作軸の防水構造を示す断面図である。 同回転操作部品の回転操作軸の防水構造の他の状態を示す断面図である。 この発明の実施例2である回転操作部品の回転操作軸の防水構造を示す断面図である。 この発明の実施例3である回転操作部品の回転操作軸の防水構造を示す断面図である。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。
図1はこの発明の実施例1である回転操作部品の回転操作軸の防水構造を示す断面図である。図1に示すプリント基板1は操作パネル2の背後に配置された図示していないシャーシに支持されており、マルチエンコーダディバイスである回転操作部品3が実装されている。
回転操作部品3の回転操作軸3aは操作パネル2の開口部2aから操作パネル2の外部に突出しており、回転操作つまみ5が固く嵌着されている。すなわち、回転操作軸3aは先端小径部と基端大径部との段差を有しており、回転操作軸3aの先端小径部は回転操作つまみ5のボス5aの穴に嵌入され、ボス5a周囲に巻き回されたコイルばね5bによりボス5aは回転操作軸3aの先端小径部に圧接されている。
ガイドリング6は回転操作軸3aの先端小径部を挿通して回転操作軸3aの段差と回転操作つまみ5のボス5aに回転可能に挾持されている。すなわち、ガイドリング6と回転操作つまみ5のボス5aおよび回転操作軸3aとの嵌合は緩く、ガイドリング6は回転操作軸3aに対して定位置で回転可能となっている。
ゴムまたは合成ゴムで作られたゴム弾性部材7は厚肉の内周部7aと外周部7bが薄肉の断面V字形状部を有する可撓部7cにより連結された構造であり、操作パネル2の開口部2aを塞いでいる。
すなわち、ゴム弾性部材7の外周部7bは、図示していないねじで操作パネル2に締着された挟圧板4により操作パネル2の開口部2aの縁に水密に圧接されており、ゴム弾性部材7の内周部7aの内面に断面半円状に突出形成されたシール部7dが操作つまみ5のボス5aの外周面に水密に圧接されている。
そして、ゴム弾性部材7の内周部7aの内壁に形成された溝に、前記回転操作軸3aに対して定位置で回転可能に支持されたガイドリング6が嵌合している。このため、ゴム弾性部材7の内周部7aは回転操作軸3aに対して定位置に維持される。
すなわち、回転操作軸3aの傾動動作または上下動作に対して、ゴム弾性部材7の可撓部7cが変形するのみで、内周部7aのシール部7dは回転操作軸3aに対する位置は変わらずシール部7dの防水性能は良好に保たれる。
回転操作部品3は回転操作軸3aの回転操作と傾動操作および上下動操作が可能である。回転操作軸3aを傾動操作または上下動操作するときは、操作つまみ5を指で押すが、指を離すと、回転操作軸3aが自然位置に付勢された力およびゴム弾性部材7の弾力により回転操作軸3aは自然位置に戻される。
図2に回転操作軸3aを傾動操作したときの状態を示している。このときゴム弾性部材7の可撓部7cのみが変形している。可撓部7cの変形はV字形状の挟角が周方向に変化する変形であるが、このような弾性変形により自然位置に戻す大きい力が得られる。
図3はこの発明の実施例2である回転操作部品の回転操作軸の防水構造を示す断面図である。この例では、実施例1の回転操作軸の防水構造において、ガイドリング6と回転操作部品3の固定部の上面の間にコイルばね9が介装されている。他の構成は実施例1と同様であり、詳細な説明を省略する。
コイルばね9の上下端にコイル中心軸と垂直面を形成する座巻きが形成されており、ガイドリング6を水平状態となるように付勢する。回転操作軸3aは傾動操作や上下動操作した後に、コイルばね9の弾力を受けて自然状態に確実に復帰する。
図4はこの発明の実施例3である回転操作部品の回転操作軸の防水構造を示す断面図である。この例では、実施例1の回転操作軸の防水構造において、ガイドリング6が省かれ、ゴム弾性部材7がゴム弾性部材8に置き換えられている。他の構成は実施例1と同様であり、詳細な説明を省略する。
ゴム弾性部材8の内周部8aには実施例1と同様のシール部8dが形成されており、シール部8dと同軸の中心孔を有する厚肉部8eが形成されている。厚肉部8eは実施例1と同様に外周部8bと可撓部8cにより連結されている。
厚肉部8eは弾性変形が殆ど生じない程度の厚さであり、実施例1のガイドリング6と同様に回転操作軸3aに対して定位置で回転可能に支持されている。この例も実施例1と同様の作用効果が得られるが、部品点数が少なくなり、部品コストや組立て工数が削減されるという実施例3特有の効果を奏する。
上記各実施例では、回転操作部品3が実装されたプリント基板1の上にゴム弾性部材が締着された操作パネル2等を順次上から重ねるように組み付けるだけで組み立てが完了して組み立て作業が極めて簡単である。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、回転操作を行わず、傾動操作や上下動操作のみ行う操作部品にこの発明を適用することもできる。
また、ゴム弾性部材の可撓部に、V字形状の代わりにU字形状や波形形状を滑らかに形成してもよい。このような構成によると、応力集中が小さくなり長期間使用しても破損する恐れがなくなる。
また、ゴム弾性部材の内周部形成した溝にOリングを嵌着することにより、シール部を形成してもよい。このような構成によりシール部やゴム弾性部材の他の部分の硬度を機能部品としての最適硬度に設定することができる。
電子機器に傾動操作や上下動操作可能な操作部品を使用した場合に操作部品の軸回りの防水が可能となる。
1 プリント基板
2 操作パネル、2a 開口部
3 回転操作部品、3a 回転操作軸
4 挟圧板
5 回転操作つまみ、5a ボス、5b コイルばね
6 ガイドリング
7 ゴム弾性部材、7a 内周部、7b 外周部、7c 可撓部、7d シール部
8 ゴム弾性部材、8a 内周部、8b 外周部、8c 可撓部、8d シール部
8e 厚肉部
9 コイルばね

Claims (7)

  1. 回転操作の他に上下操作または傾動操作が可能な操作軸を有する操作部品の操作軸の防水構造において、前記操作軸に係合される操作つまみと水密に圧接されるシール部が設けられた内周部と、前記操作部品を内包するケース部材に水密に固定される外周部と、前記内周部と外周部を可動に連結する可撓部からなるゴム弾性部材により前記操作軸を挿通させる前記ケース部材の穴を防水することを特徴とする操作部品の操作軸の防水構造。
  2. 前記内周部は厚肉の剛体部の内周にリブ形状のシール部が突出形成された形状であり、前記剛体部は前記操作軸と操作軸に係合される操作つまみにより回転可能に保持されて、操作軸と一体となって上下動または傾動が行われるように構成された請求項1の操作部品の操作軸の防水構造。
  3. 前記剛体部の内壁に形成された溝にガイドリングが嵌合しており、前記操作軸は先端小径部と基端大径部との段差を有し、前記先端小径部が前記ガイドリングの中心穴を挿通し、前記段差と操作つまみにより前記ガイドリングを回転自在に挾持した請求項2の操作部品の操作軸の防水構造。
  4. 前記基端大径部の周囲に配置されたばねにより前記剛体部が自然位置に付勢される請求項3の操作軸の防水構造。
  5. 前記操作軸は先端小径部と基端大径部との段差を有し、前記剛体部は前記先端小径部を挿通させ、前記段差と操作つまみにより前記剛体部を回転自在に挾持した請求項2の操作部品の操作軸の防水構造。
  6. 前記可撓部には放射方向断面V字形状部が形成されている請求項1から5のいずれかに記載した操作部品の操作軸の防水構造。
  7. 前記可撓部には放射方向断面U字形または波形が形成されている請求項1から5のいずれかに記載した操作部品の操作軸の防水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109817487A (zh) * 2019-03-21 2019-05-28 贵阳永青仪电科技有限公司 一种摇杆编码器的防护结构
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