JP2010159924A - 冷凍機凝縮ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】冷凍機容量の異なるユニットを製造する際の製造コスト、設計や試験にかかる開発コストおよび開発期間を低減化することのできる冷凍機凝縮ユニットが要求されている。
【解決手段】冷凍機凝縮ユニットは、圧縮機3および凝縮器6が配備された共通の3台の圧縮機側モジュール2と、3台の圧縮機側モジュール2が連結されるとともに、3台の圧縮機側モジュール2からの液冷媒を収容する液溜10が配備された液溜側モジュール1と、各圧縮機側モジュール2の凝縮器6につながるそれぞれの冷媒配管7と液溜側モジュール1の液溜10につながる冷媒配管9とを連結する合流管部8と、ユニット外の蒸発器21につながる冷媒配管22と各圧縮機側モジュール2の圧縮機3につながるそれぞれの冷媒配管26とを連結する分配管部25と、液溜10につながる冷媒配管17とユニット外の膨張弁20につながる冷媒配管19とを連結する連結管部18とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】冷凍機凝縮ユニットは、圧縮機3および凝縮器6が配備された共通の3台の圧縮機側モジュール2と、3台の圧縮機側モジュール2が連結されるとともに、3台の圧縮機側モジュール2からの液冷媒を収容する液溜10が配備された液溜側モジュール1と、各圧縮機側モジュール2の凝縮器6につながるそれぞれの冷媒配管7と液溜側モジュール1の液溜10につながる冷媒配管9とを連結する合流管部8と、ユニット外の蒸発器21につながる冷媒配管22と各圧縮機側モジュール2の圧縮機3につながるそれぞれの冷媒配管26とを連結する分配管部25と、液溜10につながる冷媒配管17とユニット外の膨張弁20につながる冷媒配管19とを連結する連結管部18とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧縮機と凝縮器と液溜とを備える冷凍機凝縮ユニットに関するものである。
従来、この種の冷凍機凝縮ユニットとしては、例えば下記の特許文献1に記載されたユニットが知られている。この文献記載の冷凍機凝縮ユニットは圧縮機、凝縮器、および液溜が冷媒配管で連結されており、冷凍機凝縮ユニット以外の膨張弁および蒸発器に配管接続されることにより、冷媒回路を有する冷凍機を構成する。一般に、冷凍機は顧客ニーズに応じた異なる冷凍機容量のものが製作されているが、冷凍機凝縮ユニットの配管仕様、箱体パネル仕様は冷凍機容量ごとに個別に設計されている。
ところで、上記従来の冷凍機凝縮ユニットは、容量ごとに圧縮機周囲の配管仕様、箱体パネル仕様が異なるため、生産ロット数が少なくなり、そのためにコスト高になるという問題がある。また、構造設計、配管振動試験、配管応力試験などを容量ごとに実施することが必要で多大な手間がかかるために、開発コストが高くなり、開発期間が長くなるという問題もある。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、冷凍機容量の異なるユニットを製造する際の製造コスト、設計や試験にかかる開発コストおよび開発期間を低減化することのできる冷凍機凝縮ユニットの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る冷凍機凝縮ユニットは、圧縮機と凝縮器と液溜とを備えていて、ユニット外の膨張弁および蒸発器との間に接続されて冷媒回路を成す冷凍機凝縮ユニットであって、第1基台フレームに圧縮機および凝縮器が配備された複数共通の圧縮機側モジュールと、複数の圧縮機側モジュールの第1基台フレームのそれぞれが連結される1つの第2基台フレームを備えるとともに、複数の圧縮機側モジュールからの液冷媒を収容する液溜が第2基台フレームに配備された液溜側モジュールと、複数の圧縮機側モジュールの凝縮器につながるそれぞれの冷媒配管と液溜側モジュールの液溜につながる冷媒配管とを連結する合流管部と、ユニット外の蒸発器につながる冷媒配管と複数の圧縮機側モジュールの圧縮機につながるそれぞれの冷媒配管とを連結する分配管部と、液溜側モジュールの液溜につながる冷媒配管とユニット外の膨張弁につながる冷媒配管とを連結する連結管部とを備えて成るものである。
本発明に係る冷凍機凝縮ユニットによれば、複数共通の圧縮機側モジュールと液溜側モジュールがそれぞれの基台フレームで連結配置され、複数共通の圧縮機側モジュールと液溜側モジュールのそれぞれの冷媒配管が合流管部および分配管部で連結されるので、所望の冷凍能力に応じた冷凍機凝縮ユニットを、適宜決定した台数の共通の圧縮機側モジュールを用いて安価に製作することができる。すなわち、生産ロットを多くでき、製造コストダウンが可能となる。また、圧縮機側モジュールは振動や音を発する圧縮機を有しているために複雑な設計および試験を行なわなければならないが、圧縮機側モジュールが共通部品であるために設計および試験は1回だけで済み、冷凍機容量が異なる冷凍機凝縮ユニットを製作する場合でも、冷凍機容量ごとの配管設計、配管振動試験、応力試験をあらためて実施する必要がない。従って、冷凍機凝縮ユニットの開発コストを削減でき、開発期間を短縮できる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施形態1に係る冷凍機凝縮ユニットの冷媒回路構成図、図2は冷凍機凝縮ユニットを示す図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、図3は前記冷凍機凝縮ユニットの圧縮機側モジュールの分解斜視図、図4は前記圧縮機側モジュールのカバー板を外した状態の斜視図、図5は前記圧縮機側モジュールのカバー板を外した状態の平面図である。
各図において、この実施形態に係る冷凍機凝縮ユニットは、1台の液溜側モジュール1と、液溜側モジュール1の上面に設置されて連結される3台の圧縮機側モジュール2,2,2とから成っている。これら3台の圧縮機側モジュール2,2,2はいずれも互いに互換性のある共通の構造を有している。
図1は本発明の実施形態1に係る冷凍機凝縮ユニットの冷媒回路構成図、図2は冷凍機凝縮ユニットを示す図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、図3は前記冷凍機凝縮ユニットの圧縮機側モジュールの分解斜視図、図4は前記圧縮機側モジュールのカバー板を外した状態の斜視図、図5は前記圧縮機側モジュールのカバー板を外した状態の平面図である。
各図において、この実施形態に係る冷凍機凝縮ユニットは、1台の液溜側モジュール1と、液溜側モジュール1の上面に設置されて連結される3台の圧縮機側モジュール2,2,2とから成っている。これら3台の圧縮機側モジュール2,2,2はいずれも互いに互換性のある共通の構造を有している。
各圧縮機側モジュール2は平板状の第1基台フレーム37を備えている。第1基台フレーム37上には、圧縮機3、アキュムレータ27、オイル分離器4、オイルレギュレータ36、および凝縮器6が配備されている。圧縮機3は、圧縮機側モジュール2の第1基台フレーム37の点検サービスを受ける前面側、すなわち前パネル45の近傍に配置されている。また、圧縮機3の周りは消音用のカバー板47、47,47,47,47で被われている。圧縮機側モジュール2において、アキュムレータ27の吸込側に接続されている冷媒配管26の途中には第1開閉弁30が配備されている。冷媒配管26における圧縮機3と第1開閉弁30との間には、冷媒配管26を分離可能に接続する第1接続部材33が配備されている。アキュムレータ27の吐出側は冷媒配管48により圧縮機3の吸込側と接続されている。圧縮機3の吐出側と凝縮器6とはオイル分離器4を介して配管接続されている。凝縮器6内の冷媒は送風機5からの送風により冷却される。凝縮器6の冷媒出側と接続された冷媒配管7の途中には第2開閉弁31が配備されている。冷媒配管7における第2開閉弁31の上流側には、冷媒配管7を分離可能に接続する第2接続部材34が配備されている。このアキュムレータ27には、他の圧縮機側モジュール2,2のアキュムレータ27,27との間を連結する均油配管51が接続されている。均油配管51の途中には第4開閉弁52が配備されている。均油配管51における第4開閉弁52とアキュムレータ27との間には、均油配管51を分離可能に接続する第4接続部材53が配備されている。また、圧縮機3には、後で詳述する液溜側モジュール1の熱交換部28からの冷媒を流入させる戻り配管29が接続されている。戻り配管29の途中には、戻り配管29を分離可能に接続する第3接続部材35が配備されている。上記した第1接続部材33、第2接続部材34、第3接続部材35、および第4接続部材53の構成は特に限定されないが、ここでは例えばフレアナットで具現化してある。
液溜側モジュール1は、図6および図7にも示すように、長方枠状の第2基台フレーム40を備えている。この第2基台フレーム40は、平板状の底板38、底板38上に立設された柱部41,41,41,41,41,41,41,41、前側の柱部41,41,41,41の上端に架設された前梁部43、後側の柱部41,41,41,41の上端に架設された後梁部44、および、前梁部43と後梁部44とに架設された横梁部42,42,42,42からネジ留めなどにより組み立てられている。この第2基台フレーム40上には、3台の圧縮機側モジュール2,2,2が左右方向(図2中の矢印L方向)に並べて設置される。各圧縮機側モジュール2はそれぞれの第1基台フレーム37が第2基台フレーム40の上面にビスなどで固定される。隣合う圧縮機側モジュール2,2は、それらの間の前後位置にそれぞれ配置された通風孔付きの柱部材に固定されて支持される。また、左右外側の圧縮機側モジュール2,2の側面は通風性のよい格子板50,50で覆われている。各圧縮機側モジュール2における送風機5上方の開口はベルマウス板46で被われている。一方で、第2基台フレーム40の底板38上には、3台の圧縮機側モジュール2,2,2からの液冷媒を収容する液溜10が配備されている。この液溜10は、液溜側モジュール1の第2基台フレーム40の背面側に配置されている。また、この液溜10は、液溜側モジュール1の左右方向(図6中の矢印L方向)の重心位置Wにそのほぼ中心位置がくるように配置されている。
そして、3台の圧縮機側モジュール2,2,2の凝縮器6,6,6につながるそれぞれの冷媒配管7,7,7は、三方管である2つの合流管部8,8を介して冷媒配管9と連結される。この冷媒配管9は液溜側モジュール1の液溜10につながっている。また、アキュムレータ27,27,27につながるそれぞれの冷媒配管26,26,26は、三方管である2つの分配管部25,25を介して冷媒配管24と連結される。また、液溜10からの冷媒配管11は分配管部12,12を介して3本並列の冷媒配管13,13,13に接続され、更に合流管部14,14を介して冷媒配管15に接続される。冷媒配管13,13,13の途中には、熱交換部28,28,28が設けられている。各熱交換部28は、熱交換部28下流側の冷媒配管13から分岐した戻り配管29の冷媒と、冷媒配管13の冷媒とを熱交換させるものである。この熱交換部28では、戻り配管29の絞り弁49で絞られた冷媒により冷媒配管13内の冷媒の過冷却度が大きくされるとともに、戻り配管29の冷媒は圧縮機3に戻される。そして、戻り配管29における冷媒配管13からの分岐部と熱交換部49との間には、第3開閉弁32が設けられている。そうして、合流管部14からの冷媒配管15は3台並列のドライヤ16,16,16に接続され、ドライヤ16,16,16の冷媒出側は冷媒配管17に接続される。各ドライヤ16は容器内に吸湿剤を収容しており冷媒中の水分を除去する。
この冷凍機凝縮ユニットは、図1中の2点鎖線で示した、ユニット外の膨張弁20および蒸発器21との間に配管接続されて冷媒回路を構成する。この場合、冷凍機凝縮ユニットの冷媒配管17は、膨張弁20につながれた冷媒配管19と連結管部18により連結される。また、冷凍機凝縮ユニットの冷媒配管24は、連結管部23で、ユニット外の蒸発器21につながれた冷媒配管22と連結される。
尚、図1では1つの圧縮機側モジュール2の詳細構成のみを示して残り2つの圧縮機側モジュール2の詳細構成を省略しているが、これら残り2つの圧縮機側モジュール2の詳細構成も、示した圧縮機側モジュール2のものと同じである。
尚、図1では1つの圧縮機側モジュール2の詳細構成のみを示して残り2つの圧縮機側モジュール2の詳細構成を省略しているが、これら残り2つの圧縮機側モジュール2の詳細構成も、示した圧縮機側モジュール2のものと同じである。
上記のように構成された冷凍機凝縮ユニットの動作を説明する。各圧縮機側モジュール2において、圧縮機3から吐出された高温・高圧のガス冷媒はオイル分離器4を経て凝縮器6で冷却されて液冷媒となり冷媒配管7を流れる。それぞれの冷媒配管7からの液冷媒は合流管部8,8で合流して冷媒配管9を流れ、液溜10に流入する。そして、液溜10からの液冷媒は冷媒配管11を通り分配管部12,12で冷媒配管13,13,13に分配されてそれぞれ熱交換部28,28,28に流入する。各熱交換部28における冷媒配管13の液冷媒は、下流側で戻り配管29に流入して絞り弁49で絞られた冷媒により冷やされて過冷却度を大きくされる。そして、冷媒配管13,13,13の液冷媒は合流管部14,14で合流して冷媒配管15を流れ、ドライヤ16,16,16で脱湿されたのちに冷媒配管17に至る。冷媒配管17の液冷媒は、冷凍機凝縮ユニット外の冷媒配管19に流出して膨張弁20に至る。膨張弁20において冷媒が絞られて気液二相となり蒸発器21に流入する。蒸発器21において冷媒は受熱してガス冷媒となり冷媒配管22を流れる。冷媒配管22のガス冷媒は、冷凍機凝縮ユニットの冷媒配管24に流入し、分配管部25,25で圧縮機側モジュール2,2,2に向かう冷媒配管26,26,26に分配される。そして、各圧縮機側モジュール2の冷媒配管26を流れるガス冷媒はそれぞれのアキュムレータ27に流入したのち冷媒配管48を経て圧縮機3の吸込側に戻る。このような冷凍サイクル動作が繰り返し行なわれる。
以上に説明した、この実施形態1の冷凍機凝縮ユニットによれば、共通構成の圧縮機側モジュール2が3台用いられ、これらの第1基台フレーム37が液溜側モジュール1の第2基台フレーム40に連結される。すなわち、圧縮機側モジュール2の使用台数を適宜決定し、決定した台数の圧縮機側モジュール2を液溜側モジュール1に連結することにより、所望の冷凍機容量に応じた冷凍機凝縮ユニットを製作することができる。また、圧縮機側モジュール2は共通構成であるため、生産ロットを多くでき、冷凍機凝縮ユニットの製造コストダウンが可能となる。そして、圧縮機側モジュール2は共通部品であるために設計および試験は1回だけで済み、冷凍機容量が異なる冷凍機凝縮ユニットを製作する場合でも、冷凍機容量ごとの配管設計、配管振動試験、応力試験をあらためて実施する必要がない。従って、冷凍機凝縮ユニットの開発コストを削減でき、開発期間を短縮できる。
そうして、冷凍機凝縮ユニットの冷媒配管17,24と、冷凍機凝縮ユニット以外の膨張弁20および蒸発器21からの冷媒配管19,22とを連結することにより、所望の冷凍能力の冷凍機も提供することができる。
そうして、冷凍機凝縮ユニットの冷媒配管17,24と、冷凍機凝縮ユニット以外の膨張弁20および蒸発器21からの冷媒配管19,22とを連結することにより、所望の冷凍能力の冷凍機も提供することができる。
また、圧縮機側モジュール2の第1基台フレーム37が液溜側モジュール1の第2基台フレーム40上に設置されているので、これらを水平方向に配置した場合と比べ、冷凍機凝縮ユニットの左右方向や奥行き方向の設置スペースを小さくすることができる。また、比較的体積と重量のある液溜10を有する液溜側モジュール1が下側に配置されるので、冷凍機凝縮ユニット全体の重心位置が低くなり、設置安定性が高くなる。尚、製造コスト面を考慮して圧縮機側の構成を共通モジュール化させたのであるが、複数台の圧縮機側モジュール2を上側に並べる場合、下側に大きなスペースが生じる。そこで、この下側のスペースに、比較的嵩のある液溜10、および大きなスペースをとる配管類を配置することができて、スペースの有効利用を図れたのである。
そして、圧縮機3が前パネル45の近傍位置の第1基台フレーム37に配置されているので、前パネル45を取り外すと、前面側からの点検サービスを容易に受けることができる。また、前面側の圧縮機3と同じく重量のある液溜10が第2基台フレーム40の背面側に配置されているので、冷凍機凝縮ユニット全体として前後方向に安定な重心位置を設定することができる。更に、液溜10は液溜側モジュールの左右方向の重心位置を中心に配置されているので、液溜側モジュール1は左右方向にも安定となる。
そして、冷媒配管26,26,26に設けられた第1開閉弁30,30,30と、冷媒配管7,7,7に設けられた第2開閉弁31,31,31と、戻り配管29,29,29に設けられた第3開閉弁32,32,32と、均油配管51,51,51に設けられた第4開閉弁52,52,52とを備えているので、例えば、或る1台の圧縮機側モジュール2が故障して使用できなくなったときに、その圧縮機側モジュール2の第1開閉弁30、第2開閉弁31、第3開閉弁32、および第4開閉弁52を閉めることにより、その圧縮機側モジュール2のみを全体の冷媒回路から遮断でき、残りの圧縮機側モジュール2,2の運転を継続させることができる。
また、第1接続部材33,33,33と、第2接続部材34,34,34と、第3接続部材35,35,35と、第4接続部材53,53,53とを備えているので、これらの接続部材33,34,35,53を操作することにより、冷媒配管26,冷媒配管7、戻り配管29、および均油配管51をそれぞれ途中で分割することができ、その圧縮機側モジュール2を冷凍機凝縮ユニット全体から取り外してメンテナンスや修理を行なうことができる。
ところで、従来は、10、13、15、20、25、30、35、40、45馬力という9つの馬力に対応して、これら10〜45馬力の範囲を5つに分けて5機種の冷凍機凝縮ユニットを製作していた。
それに対し、この実施形態1では、容量77Lの液溜10を有する液溜側モジュール1に3台の圧縮機側モジュール2,2,2が連結されて、35、40、45馬力をまかなえる冷凍機凝縮ユニットが得られている。
それに対し、この実施形態1では、容量77Lの液溜10を有する液溜側モジュール1に3台の圧縮機側モジュール2,2,2が連結されて、35、40、45馬力をまかなえる冷凍機凝縮ユニットが得られている。
実施の形態2.
また、図8(a)に示すように、液溜側モジュール1よりも左右方向に小型の液溜側モジュール1aの上面に、2台の圧縮機側モジュール2,2を連結した冷凍機凝縮ユニットも、本発明に含まれる。この冷凍機凝縮ユニットは例えば20、25、30馬力をまかなえるものであり、その液溜側モジュール1aは容量54Lの液溜10を有している。
また、図8(a)に示すように、液溜側モジュール1よりも左右方向に小型の液溜側モジュール1aの上面に、2台の圧縮機側モジュール2,2を連結した冷凍機凝縮ユニットも、本発明に含まれる。この冷凍機凝縮ユニットは例えば20、25、30馬力をまかなえるものであり、その液溜側モジュール1aは容量54Lの液溜10を有している。
実施の形態3.
そして、図8(b)に示すように、液溜側モジュール1aよりも更に小型の液溜側モジュール1bの上面に、1台の圧縮機側モジュール2を連結した冷凍機凝縮ユニットも、本発明に含まれる。この冷凍機凝縮ユニットは例えば10、13、15馬力をまかなえるものであり、その液溜側モジュール1bは容量25Lの液溜10を有している。
そして、図8(b)に示すように、液溜側モジュール1aよりも更に小型の液溜側モジュール1bの上面に、1台の圧縮機側モジュール2を連結した冷凍機凝縮ユニットも、本発明に含まれる。この冷凍機凝縮ユニットは例えば10、13、15馬力をまかなえるものであり、その液溜側モジュール1bは容量25Lの液溜10を有している。
すなわち、圧縮機側モジュール2と液溜側モジュール1,1a,1bとの組合せにより、10〜45馬力の冷凍機凝縮ユニットを3つのユニットで実現できたのである。しかも、冷凍機凝縮ユニットの馬力が異なっても、圧縮機側モジュール2は同じ構成のものを互換性よく共通部品として用いることができる。
尚、上記の実施形態では、液溜側モジュール1の上面に圧縮機側モジュール2を配置したものを例示したが、本発明はそれに限定されない。例えば、液溜側モジュールの左右側方位置または前後位置に圧縮機側モジュールを配置したものでも構わない。
また、上記では、圧縮機3を圧縮機側モジュール2の前面側に配置したものを例示したが、本発明に関しては、圧縮機側モジュールの第1基台フレームにおけるどの箇所に圧縮機を配置してもよい。このことは、液溜側モジュールの第2基台フレームにおける液溜の配置についても同様である。
また、上記では、圧縮機3を圧縮機側モジュール2の前面側に配置したものを例示したが、本発明に関しては、圧縮機側モジュールの第1基台フレームにおけるどの箇所に圧縮機を配置してもよい。このことは、液溜側モジュールの第2基台フレームにおける液溜の配置についても同様である。
1,1a,1b 液溜側モジュール、2 圧縮機側モジュール、3 圧縮機、6 凝縮器、7 冷媒配管、8 合流管部、9 冷媒配管、10 液溜、17 冷媒配管、18 連結管部、19 冷媒配管、20 膨張弁、21 蒸発器、22 冷媒配管、23 連結管部、24 冷媒配管、25 分配管部、26 冷媒配管、30 第1開閉弁、31 第2開閉弁、33 第1接続部材、34 第2接続部材、37 第1基台フレーム、40 第2基台フレーム、L 矢印、W 重心位置。
Claims (4)
- 圧縮機と凝縮器と液溜容器とを備えていて、ユニット外の膨張弁および蒸発器との間に接続されて冷媒回路を成す冷凍機凝縮ユニットであって、
第1基台フレームに前記圧縮機および前記凝縮器が配備された複数共通の圧縮機側モジュールと、
前記複数の圧縮機側モジュールの第1基台フレームのそれぞれが連結される1つの第2基台フレームを備えるとともに、前記複数の圧縮機側モジュールからの液冷媒を収容する液溜容器が前記第2基台フレームに配備された液溜側モジュールと、
前記複数の圧縮機側モジュールの凝縮器につながるそれぞれの冷媒配管と前記液溜側モジュールの液溜容器につながる冷媒配管とを連結する合流管部と、
前記ユニット外の蒸発器につながる冷媒配管と前記複数の圧縮機側モジュールの圧縮機につながるそれぞれの冷媒配管とを連結する分配管部と、
前記液溜側モジュールの液溜容器につながる冷媒配管と前記ユニット外の膨張弁につながる冷媒配管とを連結する連結管部と
を備えて成ることを特徴とする冷凍機凝縮ユニット。 - 液溜側モジュールの第2基台フレーム上に圧縮機側モジュールの第1基台フレームを設置したことを特徴とする請求項1に記載の冷凍機凝縮ユニット。
- 圧縮機側モジュールの第1基台フレームの点検サービスを受ける前面側に、且つ、左右方向の重心位置に、圧縮機を配置するとともに、液溜側モジュールの第2基台フレームの背面側に、且つ、左右方向の重心位置に、液溜容器を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍機凝縮ユニット。
- 複数の圧縮機側モジュールの圧縮機と分配管部との間のそれぞれの冷媒配管に設けられた第1開閉弁と、
前記複数の圧縮機側モジュールの圧縮機と各第1開閉弁との間の冷媒配管に、当該冷媒配管を接続分離可能に設けられた第1接続部材と、
前記複数の圧縮機側モジュールの凝縮器と合流管部との間のそれぞれの冷媒配管に設けられた第2開閉弁と、
前記複数の圧縮機側モジュールの凝縮器と各第2開閉弁との間の冷媒配管に、当該冷媒配管を接続分離可能に設けられた第2接続部材とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷凍機凝縮ユニット。
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