JP2010157625A - 露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザエネルギーを十分に放電容器内の放電部に導入でき、光学素子の損傷を防止するこ露光装置を提供する。
【解決手段】放電ランプ9と、放電ランプ9から放射された紫外光を反射する楕円反射鏡10と、楕円反射鏡10で反射された紫外光を被照射物17に照射する露光光学系と、放電ランプ9にエネルギーを供給するためのレーザビームを入射するためのレーザ発振器1とを有する露光装置であって、レーザ発振器1とレーザ発振器1からのレーザビームを分岐するビーム分岐部6を露光光学系外に配置し、楕円反射鏡10で反射された紫外光の光路上に、レーザビームを導入するための波長選択機能を有する光学部材12を配置し、分岐された複数のレーザビームは、光学部材12を経由し、楕円反射鏡10で反射された紫外光の反射光阻害領域を回避して、楕円反射鏡10に入射され、放電ランプ9に入射させることを特徴とする露光装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体や液晶基板、更には、カラーフィルタ等の製造工程で利用される露光装置に関する。
近年、半導体や液晶基板、更には、カラーフィルタ等の製造工程において、入力電力の大きな紫外線放電ランプを使うことにより、処理時間の短縮化や、大面積の被処理物への一括露光等が進められている。これに伴い、紫外線放電ランプである高圧放電ランプには、より高輝度の光を放射することが求められている。しかし、高圧放電ランプヘの入力電力を単純に大きくすれば、放電容器内部に配置されている電極への負荷が増大し、電極からの蒸発物が原因となって、高圧放電ランプ内が黒化し、短寿命の原因となるという問題がある。
図12は、従来技術に係る特許文献1に記載の半導体露光装置を示す図である。
同図に示すように、この半導体露光装置は、無電極放電ランプにレーザビームを照射し、レーザ励起により無電極放電ランプから紫外光を被照射物に照射する装置である。半導体露光装置100には、レーザ発振器101、レーザ発振器101から放射されたレーザビームを所望のビーム径に調整する光学部品103、104、光学部品104から出射したレーザビームを集光する集光レンズ105、集光レンズ105によって集光したレーザビームを入射する無電極放電ランプ106、無電極放電ランプ106から放射された紫外光を反射する楕円反射鏡107、楕円反射鏡107で反射された紫外光を被照射物である半導体ウエハ110へ照射するための光学系111から構成されている。また、楕円反射鏡107には、レーザビームを入射するための光取り込み穴108と、無電極放電ランプ106内で吸収されずに透過したレーザビームを楕円反射鏡107外へ放射するための光取り出し穴109が設けられており、光取り出し穴109から放射されたレーザビームは、光吸収板112によって吸収され、例えば、熱に変換されて、無電極放電ランプ106にレーザビームが戻らないようにしている。この半導体露光装置100によれば、放電ランプ106中に電極が無いので、ランプ点灯中に、電極が蒸発して放電容器内が黒化し、ランプが短寿命化するといった上記の問題を解決することができる。
また、他の従来技術に係る特許文献2には、放物面反射鏡の頂部側から無電極放電ランプにレーザビームを入射する光源装置、及び放電容器が放物面反射鏡を兼ねる無電極放電ランプの放物面反射鏡の開口側からレーザビームを入射する光源装置が開示されており、これらの光源装置においても、放電ランプ中に電極が無いので、ランプ点灯時に、電極が蒸発して放電容器内が黒化し、ランプが短寿命化するといった問題を解決することができる。
特開昭61−193385号公報 米国特許2007/0228300号公報
しかし、特許文献1に記載の露光装置では、無電極放電ランプ106へのエネルギーの供給に、楕円反射鏡107の側面に光取り込み穴108、及び光取り出し穴109を設け、光取り込み穴108を介してレーザビームを無電極放電ランプ106へ入射している。光取り込み穴108、光取り出し穴109があるため無電極放電ランプから放射される紫外光を効率よく取り出すことができない。楕円反射鏡107にレーザビーム取り込み用の穴108を設け無電極放電ランプ106に楕円反射鏡107の光軸に対して略直交する方向からレーザビームを入射する場合、レーザビームによって形成されるプラズマの形状は、レーザビームの入射方向に沿った方向に伸びた細長い形状となる。この場合、楕円反射鏡107の光軸に交差する方向に伸びた細長い形状に形成されたプラズマを楕円反射鏡107で集光することになり、露光面に効率良く集光することができないという問題がある。
また、特許文献2に記載の光源装置を露光装置に適用した場合、及び放物面反射鏡の頂部側からレーザビームを入射した場合は、放電容器で吸収されなかったレーザビームが放物面反射鏡の開口側から前面に向けて放射されることになり、露光面上に不要な光が出てくるといった問題がある。
また、特許文献1及び特許文献2の構成を実際の露光装置に適用した場合、入射するレーザビームの強度分布は、一般的にガウシアン分布のような中央部分に最も光強度の高い部位が存在するため、この最も光強度の高い部位が放電容器や、ランプの封止管部に当たり、レーザビームを効率よく集光できない、つまり、レーザビームのエネルギーを十分に放電容器内の放電部に導入することができないという問題がある。
この問題点を解決するためには、放電ランプの封止管部を避け、露光装置に入射したレーザビームを放電ランプに集光する場合、レーザビームのエネルギー密度が大きくなり、放電容器に穴が開くといった、露光装置に配置された光学素子に損傷を引き起こす等の不具合を引き起こすことが考えられる。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、レーザビームのエネルギーを十分に放電容器内の放電部に導入することができ、光学素子の損傷を防止することのできるレーザ照射光学系を備えた露光装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
第1の手段は、放電ランプと、該放電ランプから放射された紫外光を反射する楕円反射鏡と、該楕円反射鏡で反射された紫外光を被照射物に照射する露光光学系と、前記放電ランプにエネルギーを供給するためのレーザビームを入射するためのレーザ発振器とを有する露光装置であって、前記レーザ発振器と、該レーザ発振器からのレーザビームを分岐して複数のレーザビームを放射するビーム分岐部とを前記露光光学系外に配置し、前記楕円反射鏡で反射された紫外光の光路上に、前記レーザビームを導入するための波長選択機能を有する光学部材を配置し、前記ビーム分岐部で分岐された複数のレーザビームは、前記光学部材を経由し、前記楕円反射鏡の光路中に存在する前記楕円反射鏡で反射された紫外光の反射光阻害領域を回避して、前記楕円反射鏡に前記楕円反射鏡の開口側から入射され、前記放電ランプに入射されることを特徴とする露光装置である。
第2の手段は、第1の手段において、前記放電ランプは、放電容器内に前記楕円反射鏡の光軸上に対向配置された一対の電極と、前記放電容器に連設され互いに反対方向に延在し前記楕円反射鏡の光軸上に配置された一対の封止部とを備えていることを特徴とする露光装置である。
第3の手段は、第1の手段または第2の手段において、前記ビーム分岐部は、少なくともビームスプリッターと平面反射鏡とを備えていることを特徴とする露光装置である。
第4の手段は、第1の手段または第2の手段において、前記ビーム分岐部は、少なくともビームスプリッターと複数の放物面反射鏡を備えていることを特徴とする露光装置である。
第5の手段は、第1の手段ないし第4の手段のいずれか1つの手段において、前記露光光学系は、コリメータレンズとインテグレータレンズを有し、前記光学部材は、前記コリメータレンズとインテグレータレンズとの間に配置されていることを特徴とする露光装置である。
第6の手段は、第1の手段ないし第5の手段のいずれか1つの手段において、前記ビーム分岐部は、該ビーム分岐部から出射する前記複数のそれぞれのレーザビームの前記楕円反射鏡に入射する領域が、前記楕円反射鏡の光軸の回りで非点対称となるように構成されていることを特徴とする露光装置である。
第7の手段は、第1の手段ないし第6の手段のいずれか1つの手段において、前記光学部材は、前記露光光学系を構成する平面反射鏡を兼ねることを特徴とする露光装置である。
第8の手段は、第1の手段ないし第7の手段のいずれか1つの手段において、前記放電ランプに入射後、前記楕円反射鏡にて反射したレーザビームの強度を減衰させるレーザビーム減衰部材を前記露光光学系外に備えたことを特徴とする露光装置である。
請求項1ないし請求項5に記載の発明によれば、楕円反射鏡の光路中に存在する光の反射光阻害領域を回避して、楕円反射鏡の反射面に楕円反射鏡の開口側から露光光学系を経由して複数のレーザビームを入射させるので、レーザビームのエネルギーを効率よく放電ランプの放電容器内まで導くことが可能となる。
また、レーザビームが、楕円反射鏡全体に広げられ再び光源に集光されるので、光源の放電容器を通過するレーザビームのエネルギー密度を低くでき、放電容器に穴が開いたり、光学部材に損傷を与えたりする等の不具合を起こすことがない。
請求項6に記載の発明によれば、放電容器を通過したレーザビームがレーザ発振器に戻らないため、レーザ発振器の損傷又は不安定なレーザ発振を防ぐことができる。
請求項7に記載の発明によれば、露光光学系に新たにビームスプリッターを配設する必要がなく、簡便にレーザビームを露光光学系に導入することができる。
請求項8に記載の発明によれば、不要なレーザビームをレーザビーム減衰部材で減衰させることができ、レーザ発振器やその周囲に機器の損傷を防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態を図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。
同図において、放電ランプ9及び楕円反射鏡10はランプハウス18に収納されており、放電ランプ9は、放電容器内部において、一対の電極を楕円反射鏡10の光軸方向に対向配置し、放電容器に連設され互いに反対方向に延在し楕円反射鏡10の光軸上に配置される一対の封止部とを備える、いわゆる有電極ランプである。有電極ランプの典型例としては水銀蒸気放電ランプが挙げられる。なお、放電ランプ9は、有電極ランプに限定されず、放電容器内に電極を有しない無電極ランプであってもよい。
レーザ発振器1はレーザビーム2を放射し、放射されたレーザビーム2は、所定のビ−ム径にするためのビームエキスパンダー3で拡大され、反射鏡4を通過した後、レーザビーム5となって、ビーム分岐部6に入射される。ビーム分岐部6に入射されたレーザビーム5は、所定の光強度に分割され、複数のレーザビーム7、8となる。なお、レーザ発振器1から放射されるレーザビーム2が、コリメータレンズ13で集光された後、楕円反射鏡10の反射面に収まる程度の大きさであれば、ビームエキスパンダー3は不要である。また、レーザ発振器1、ビームスエキスパンダー3、反射鏡4、及びビーム分岐部6は、楕円反射鏡10の一方の焦点とインテグレータレンズ11との間の光学系外に配置される。
ビーム分岐部6は、ビームスプリッター61と平面反射鏡62とから構成され、レーザビーム5が入射されると、複数のレーザビーム7,8を出射する。ビームスプリッター61に入射したレーザビーム5は、一方のレーザビーム7として透過して出射し、他方のレーザビーム8は平面反射鏡62によって反射され進行方向が変更されて出射する。ビーム分岐部6を出射した複数のレーザビーム7、8は互いに平行に伝搬し、光学部材である反射鏡12の楕円反射鏡10から反射される紫外光14が阻害される反射光阻害領域外に入射される。反射鏡12は、少なくとも楕円反射鏡10の第2焦点F2とインテグレータレンズ11との間に配置され、レーザビーム7、8を反射すると共に、放電ランプ9から放射された紫外光14を透過する波長選択機能を有する。反射鏡12で反射された複数のレーザビーム7、8は、コリメータレンズ13を通過し、アパーチャ15付近で集光され、その後広がり、平面反射鏡16で反射され広がりながら楕円反射鏡10に入射して反射され、複数の方向から放電ランプ9に入射され、放電ランプ9内であって、楕円反射鏡10の第1焦点F1に集光される。なお、本明細書において、楕円反射鏡10の光路中に存在する光の反射光阻害領域とは、楕円反射鏡10の前方光軸上とその周囲にある主として放電ランプ9によって阻害される反射光の集光しない光の暗部となる領域のことである。
複数のレーザビーム7、8が放電ランプ9に入射されることによって、放電物質が励起されて、放電ランプ9から放射される紫外光14には、365nmのi線や436nmのg線が含まれ、露光光学系を介して被処理物であるマスク面17に照射される。放電ランプ9としては通常は水銀ランプやキセノン水銀ランプが主に使用される。また、レーザ発振器1は、例えば、波長1.06μmのファイバレーザ等の数十W以上の高出力レーザが好適に使用され、その駆動方式は、連続波(CW)発振でもパルス発振でもよい。なお、本発明においては、露光に使用する放電ランプの種類及び発光波長、レーザ発振器のレーザ種及び駆動方式は特に限定されるものではない。
本実施形態においては、反射鏡12がコリメータレンズ13とインテグレータレンズ11との間に配置されているが、コリメータレンズ13に入射するレーザビーム7、8と放電ランプ9から放射される紫外光14に色収差を生じる場合、反射鏡12の入射直前に焦点距離の長いレンズを配置してもよい。焦点距離の長いレンズを通過した光は、レンズに入射する前のビームの進行方向から若干方向が変化させられるため、コリメータレンズ13の色収差を補正した形で入射することができる。この焦点距離の長いレンズを用いても、入射されるレーザビーム7、8が各部位ごとに入射角の変化がほとんどなく、波長選択機能を有する反射鏡12の反射多層膜の厚みを各部位ごとに変化させる必要がなくなる。なお、このレンズは、コリメータレンズ13とインテグレータレンズ11との間にスペースに設置しなければならないため、露光装置の設計に改良を加える必要がある。
また、反射鏡12が、アパーチャ15(楕円反射鏡10の第2焦点F2)とコリメータレンズ13との間に配置されている場合、反射鏡12に入射されるレーザビーム7、8は、図2の露光に用いる紫外光14と同じ立体角・焦点を持つように所定の焦点距離を有するレンズを反射鏡12に入射する前の所定の位置に配置する必要がある。アパーチャ15とコリメータレンズ13との間は、もともと設置可能なスペースがあるので、露光装置の設計に改良を加える必要はないが、入射されるレーザビーム7、8が各部位ごとに入射角が異なるので、波長選択機能を有する反射鏡12の反射多層膜の厚みを各部位ごとに変化させる必要がある。例えば、入射されるレーザビーム7、8の各部位ごとの入射角に応じ、入射されるレーザビーム7、8を80%以上反射する反射膜多層膜が蒸着又は堆積する必要がある。
放電ランプ9内で放電物質の励起に使用後、吸収されなかったレーザビーム7’、8’は、放電ランプ9を通過して、それぞれレーザビーム8、7の入射時にたどった光路をたどり、レーザ発振器1に戻る。このとき、レーザ発振器1には、戻ってきたレーザビーム7’、8’がレーザ発振器1本体に戻らないようにするための不図示の光アイソレーターが設置されている。
本発明の第2の実施形態を図2及び図3を用いて説明する。
図2は、本実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。
本実施形態の露光装置は、第1の実施形態の露光装置と比べて、ビーム分岐部19と波長選択機能を有する反射鏡23の構成及び配置が異なる点で相違している。なお、その他の構成は、図1に示した同符号の構成に対応するので、説明を省略する。
図2において、ビーム分岐部19は、レーザビーム5を所定の光強度に分割するビームスプリッター191と、ビームスプリッター191によって反射された一方のレーザビーム20を反射集光する放物面反射鏡192と、ビームスプリッター191を透過した他方のレーザビーム21の放射方向を変更する平面反射鏡193と、平面反射鏡193から放射されたレーザビーム21を反射集光する放物面反射鏡194とからなり、放物面反射鏡192及び放物面反射鏡194からそれぞれ放射されたレーザビーム20、21は、反射鏡22によって放射方向が変更されて光学部材である反射鏡23に入射される。反射鏡23は、放電ランプ9から放射された紫外光14は反射し、複数のレーザビーム20、21は透過する波長選択機能を有する。
レーザ発振器1から放射されたレーザビーム2は、ビームエキスパンダー3を通過した後、レーザビーム5となってビーム分岐部19に入射され、ビーム分岐部19からは分岐され集光されたレーザビーム20、21は、別々の光路をたどって平面反射鏡22により反射され、楕円反射鏡10の第2焦点F2’と同じ場所で集光後、広がりながら、反射鏡23を透過する。その際、レーザビーム20、21は反射光阻害領域の外を透過する。反射鏡23は、少なくとも楕円反射鏡10の第1焦点F1とインテグレータレンズ11との間に配置され、反射鏡23を透過した複数のレーザビーム20、21は、広がりながら楕円反射鏡10に入射して反射されることによって、複数の方向から集光されて放電ランプ9に入射される。
ここで、放物面反射鏡192、194に代えて、平面反射鏡を用いる場合は、波長選択機能を有する反射鏡23の直前に、レーザビーム20、21を一度集光するために、レンズが設置されていてもよい。ただし、図1の集光に用いる紫外光14と同じ立体角・焦点を持つように所定の焦点距離のレンズを、波長選択機能を有する反射鏡23に入射する前に所定の位置に設置することを必要とする。
図3は、図2に示したビーム分岐部19の変形例を示す図であり、ビーム分岐部19は、レーザビーム5を所定の光強度に分割するビームスプリッター195と、ビームスプリッター195を透過した一方のレーザビーム20を反射集光する放物面反射鏡196と、ビームスプリッター195によって反射された他方のレーザビーム21を反射集光する放物面反射鏡197とから構成される。放物面反射鏡196及び放物面反射鏡197からそれぞれ放射されたレーザビーム20、21は、平面反射鏡22によって放射方向が変更され、その後、図2に示した複数のレーザビーム20、21と同様に、反射鏡23を透過する。
第1及び第2の実施形態においては、レーザビームの光強度が弱い、またはレーザ発振器1からビームが放射される方向に設置された不図示の光アイソレーターの許容量に収まる程度の光強度のレーザビームを用いた場合の事例である。しかし、レーザビームの光強度が強い、又はレーザ発振器1からレーザビームが放射される方向に設置された不図示の光アイソレーターの許容量に収まる程度以上の光強度のレーザビームが用いられる場合は、以下に示す第3及び第4の実施形態が採用される。
本発明の第3の実施形態を図4ないし図7を用いて説明する。
図4は、本実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。
本実施形態の露光装置は、第1の実施形態の露光装置と比べて、ビーム分岐部24の構成が異なる点で相違している。なお、その他の構成は、図1に示した同符号の構成に対応するので、説明を省略する。
図5は、図4に示したビーム分岐部24の構成を示す図であり、ビーム分岐部24は、ビームスプリッター241と、平面反射鏡242と、ビームダンパー243、244とを有し、レーザビーム5が入射されると、複数のレーザビーム25、26を出射する。ビームスプリッター241に入射されたレーザビーム5は、ビームスプリッター241を透過して一方のレーザビーム25として出射し、ビームスプリッター241で反射し、更に平面反射鏡242によって反射されて進行方向が変更されて他方のレーザビーム26として出射する。図4に示すように、ビーム分岐部24を出射した複数のレーザビーム25、26は平行光となって、光学部材である反射鏡12で反射される。その際、レーザビーム25、26は反射光阻害領域の外で反射される。一方、放電ランプ9内で放電物質の励起に使用後、吸収されなかったレーザビーム25’、26’は、放電ランプ9を通過して、それぞれレーザビーム25、26の入射時にたどった光路と異なる光路をたどり、ビーム分岐部24のビームダンパー243、244に入射され、レーザ発振器1に戻ることはない。
図6は、ビーム分岐部24から出射し、仮想面27を通ったレーザビーム25、26が楕円反射鏡10で反射され、放電ランプ9中で放電物質を励起後、吸収されなかったレーザビーム25’、26’となって再び楕円反射鏡10で反射されて、仮想面27を通ってビーム分岐部24のビームダンパー243、244に戻るまでの光路を模式的に示した概念図である。同図によれば、レーザビーム25’、26’がレーザビーム25、26と同一の光路をたどることなく、ビームダンパー243、244に戻ることが理解される。このように、レーザビームの光強度が強い、又はレーザ発振器1からレーザビームが放射される方向に設置された不図示の光アイソレーターの許容量に収まる程度以上の光強度のレーザビームを用いた場合は、吸収されなかったレーザビーム25’、26’をビームダンパー244、245に吸収させることができる。
本実施形態の露光装置によれば、図4に示すように、レーザ発振器1から放射されたレーザビーム2は、所定のビーム径にするビームエキスパンダー3及び反射鏡4を通過した後、図5に示すように、ビームスプリッター241により、透過されたレーザビーム25と、ビームスプリッター241で反射され、再度平面反射鏡242で反射されたレーザビーム26とからなり、平行光となったレーザビーム25、26は、光学部材である反射鏡12の紫外光14が透過される透過領域に入射される。反射鏡12は、少なくとも楕円反射鏡10の第1焦点とインテグレータレンズ11との間に配置され、レーザビーム25、26を反射すると共に、放電ランプ9から放射された紫外光14を透過する波長選択機能を有しており、反射鏡12で反射された複数のレーザビーム25、26は、コリメータレンズ13を通過し、アパーチャ15付近で集光され、その後広がり、平面反射鏡16で反射され広がりながら楕円反射鏡10に入射して反射されることによって、複数の方向から集光されて放電ランプ9に入射される。
なお、図4において、レーザビーム2はビームエキスパンダー3で拡張され、本来レーザビーム5のビーム径は拡張されている。しかし、第1及び第2の実施形態に示した図1及び図2のようにビーム径を拡張して示すと、図面表示が錯綜するので拡張しないで表示されている。
放電容器を透過したビームは、図6に示すように、レーザビーム25、26とは入射位置が異なった楕円反射鏡10の位置で反射して、レーザビーム25’、26’となり、その後、レーザビーム25’、26’は、レーザビーム25、26のたどった光路とは異なった光路を通過し、集光されながら平面反射鏡16で反射され、アパーチャ15付近で集光され、その後広がりながら、コリメーターレンズ13を通過し、反射鏡12で反射され、図5及び図6に示した位置に設置されたビームダンパー243、244で阻止される。
なお、反射鏡12がコリメータレンズ13とインテグレータレンズ11との間に設置されており、コリメータレンズ13に入射するレーザビーム25、26の波長と放電ランプ9から放射され紫外光14の波長との間に色収差を生じる場合、反射鏡12に入射される直前に焦点距離の長いレンズが設置されていてもよい。この焦点距離の長いレンズを通過した光は、このレンズに入射する前のビームの進行方向から若干方向を変化させられるため、コリメータレンズ13の色収差を補正した形で入射できる。この焦点距離の長いレンズを用いることによって、入射されるレーザビーム25、26が各部位ごとに入射角の変化がほとんどなく、波長選択機能を有する反射鏡12の反射多層膜の厚みを各部位ごとに変化させる必要がなくなる。なお、このレンズは、コリメータレンズ13とインテグレータレンズ11との間のスペースに設置しなければならないため、露光装置の設計に改良を加える必要がある。
また、反射鏡12が、楕円反射鏡10の第2焦点F2(アパーチャ15)とコリメータレンズ13との間に配置されている場合、反射鏡12に入射されるレーザビーム25、26は、図2の露光に用いる光路14と同じ立体角・焦点を持つように所定の焦点距離を有するレンズを反射鏡12に入射する前の所定の位置に配置する必要がある。アパーチャ15とコリメータレンズ13の間は、もともと設置可能なスペースがあるので、露光装置の設計に改良を加える必要はないが、入射されるレーザビーム25、26が各部位ごとに入射角が異なるので、波長選択機能を有する反射鏡12の反射多層膜の厚みを各部位ごとに変化させる必要がある。例えば、入射されるレーザビーム25、26のの各部位ごとの入射角に応じ、入射されるレーザビーム25、26を80%以上反射する反射膜多層膜が蒸着又は堆積する必要がある。
また、図7(a)に示すように、ビーム分岐部24から出射するレーザビーム25、26の径を縮小し、かつ、レーザビーム25、26の透過領域を縮小するために、ビーム分岐部24と反射鏡12との間に、縮小光学系28を設けてもよい。これは、ビーム分岐部24に配置される光学素子が多数となるため、使用する光学素子の大きさによっては、分岐したレーザビーム25、26の距離が離れ過ぎて、反射鏡12に収まらない場合に使用する。縮小光学系28としては、図7(b)に示すように、凸レンズ281、282を組み合わせて構成されたもので、それぞれの焦点距離は異なる。基本的な配置は、焦点距離の長い凸レンズ281をレーザビーム25、26の入射側に、焦点距離の短い凸レンズ282をレーザビーム25、26の出射側に配置する。焦点距離の長い凸レンズ281の焦点距離f1、焦点距離の短い凸レンズ282の焦点距離f2とすると、縮小の比率mはm=f2/f1となる。図7(c)は、凸レンズ283と凹レンズ284の組み合わせで構成されたもので、それぞれの焦点距離が異なる。基本的な配置は、凸レンズ283をレーザビーム25、26の入射側に、凹レンズ284をレーザビーム25、26の出射側に配置する。凸レンズ283の焦点距離f3,焦点距離の短い凹レンズ284の焦点距離f4とすると、縮小の比率mはm=f4/f3となる。図7(c)の構成は、それぞれの配置する距離が短いため、配置スペースが図7(b)のものと比べて少なくて済むので実用的である。
本発明の第4の実施形態を図8ないし図11を用いて説明する。
図8は、本実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。
本実施形態の露光装置は、第1の実施形態の露光装置と比べて、ビーム分岐部29の構成と波長選択機能を有する反射鏡23の構成及び配置が異なる点で相違している。なお、その他の構成は、図1に示した同符号の構成に対応するので、説明を省略する。
図9は、図8に示したビーム分岐部29の構成を示す図であり、ビーム分岐部29は、ビームスプリッター291と、放物面反射鏡292と、平面反射鏡293と、放物面反射鏡294と、ビームダンパー295、296とから構成され、ビーム分岐部29に、レーザビーム5が入射されると、複数のレーザビーム30、31を出射する。ビームスプリッター291に入射されたレーザビーム5は分岐され、ビームスプリッター291を透過し、平面反射鏡293で反射され、更に放物面反射鏡294で反射集光され、一方のレーザビーム30として出射し、ビームスプリッター281で反射され、更に放物面反射鏡292で反射集光され、他方のレーザビーム31として出射する。反射集光されたレーザビーム30、31は、図8に示すように、反射鏡22によって放射方向が変更されて光学部材である反射鏡23に入射される。反射鏡23は、放電ランプ9から放射された紫外光14は反射し、複数のレーザビーム30、31が反射鏡23の楕円反射鏡10から反射される紫外光14が阻害される反射光阻害領域外を透過する波長選択機能を有する。なお、レーザビーム2はビームエキスパンダー3で拡張され、本来レーザビーム5のビーム径は拡張されているが、第1及び第2の実施形態に示した図1及び図2のようにビーム径を拡張して示すと、図面表示が錯綜するので拡張しないで表示されている。
図10は、図9に示したビーム分岐部29と異なる構成を示す、図8に示したビーム分岐部29の構成を示す図である。ビーム分岐部29は、ビームスプリッター291と、放物面反射鏡292と、放物面反射鏡294と、ビームダンパー295、296とから構成され、ビーム分岐部29に、レーザビーム5が入射されると、複数のレーザビーム30、31を出射する。ビームスプリッター291に入射されたレーザビーム5は分岐され、ビームスプリッター291を透過し、放物面反射鏡294で反射集光されて、一方のレーザビーム30として出射し、ビームスプリッター291で反射され、更に放物面反射鏡292で反射集光され、他方のレーザビーム31として出射する。
図8に示すように、レーザ発振器1から放射されたレーザビーム2は、ビームエキスパンダー3でビームが拡張され、ビーム分岐部29にレーザビーム5として入射される。ビーム分岐部29からは、分岐され集光されたレーザビーム30、31が、反射鏡22に向けて放射される。レーザビーム30、31は、別々の光路をたどって平面反射鏡22により反射され、楕円反射鏡10の第2焦点F2’と同じ場所で集光後、広がりながら、反射鏡23を透過する際、レーザビーム30、31は反射光阻害領域の外を透過する。反射鏡23は、少なくとも楕円反射鏡10の第1焦点F1とインテグレータレンズ11との間に配置され、反射鏡23を透過した複数のレーザビーム30、31は、広がりながら楕円反射鏡10に入射して反射されることによって、複数の方向から集光されて放電ランプ9に入射される。
図11は、ビーム分岐部29から出射したレーザビーム30、31がそれぞれ楕円反射鏡10に入射されて反射後、放電ランプ9中で放電物質を励起後、吸収されなかったレーザビーム30’、31’が再び楕円反射鏡10で反射される様子を楕円反射鏡10の光軸方向から見た図である。
放電ランプ9内で放電物質を励起した後、吸収されなかったのレーザビーム30’、31’は、放電ランプ9を透過して、図11に示すように、レーザビーム30、31とは入射位置が異なった楕円反射鏡10の位置で反射する。レーザビーム30’、31’は、レーザビーム30、31のたどった光路とは異なった光路を通過し、集光されながら平面反射鏡23を透過する。そして第2焦点F2’で集光され、その後、広がりながら、平面反射鏡22で反射され、図9、図10に示した位置に設置されたビームダンパー295、296で阻止される。
ここで、図9及び図10に示す放物面反射鏡292、294に代えて、平面反射鏡を用いる場合は、波長選択機能を有する反射鏡23に入射される直前にビームを一度集光するために、その入射前にレンズが設置されていてもよい。このレンズは、図8の露光に用いる紫外光14と同じ立体角・焦点を持つように所定の焦点距離のレンズを、波長選択機能を有する反射鏡23に入射する前に所定の位置に設置することを必要とする。
なお、上記の各実施形態の発明に係る露光装置においては、分岐するレーザビームの本数は、2本以上が好ましい。多数本に分岐すると、レーザビームの単位面積あたりの光強度が減少し、それにより光学部品のダメージや著しい劣化を減らすことができ、立体角の大きいレーザビーム入射を実現できる。分岐するビームの本数が2本の場合、どちらかのレーザビームのエネルギー密度が高くなると、光学素子が損傷する可能性があり、この可能性を可能な限り低減するため、上記の各実施形態において使用されたビームスプリッターは、ビームの光強度を、入射ビームの光強度に対し50%の光強度の透過ビームと、50%の光強度の反射ビームに分割するものが好ましい。分岐するビームの本数をn本とした場合、いずれかのビームのエネルギー密度が高くなると、光学素子を損傷する可能性が出てくる。この可能性を可能な限り低減させるため、所定の光強度に分割するビームスプリッターと平面反射鏡の枚数はそれぞれn−1個となり、所定の光強度に分割するビームスプリッターは、入射ビームの光強度に対し100/n%の光強度の透過ビームと、100(1−1/n)%の光強度の反射ビームに分割するものが好ましい。
第1の実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。 第2の実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。 図2に示したビーム分岐部19の変形例を示す図である。 第3の実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。 図4に示したビーム分岐部24の構成を示す図である。 レーザビーム25、26及び吸収されなかったレーザビーム25’、26’の光路を模式的に示した概念図である。 ビーム分岐部24と反射鏡12との間に設けられる縮小光学系28の構成を示す図である。 第4の実施形態の発明に係る露光装置の構成を示す図である。 図8に示したビーム分岐部28の構成を示す図である。 図9に示したビーム分岐部28と異なる構成を示す図である。 楕円反射鏡10の光軸方向から見た図である。 従来技術に係る特許文献1に記載の半導体露光装置を示す図である。
符号の説明
1 レーザ発振器
2 レーザビーム
3 ビームエキスパンダー
4 反射鏡
5 レーザビーム
6 ビーム分岐部
61 ビームスプリッター
62 平面反射鏡
7、8 レーザビーム
7’、8’吸収されなかったレーザビーム
9 放電ランプ
10 楕円反射鏡
11 インテグレータレンズ
12 反射鏡
13 コリメータレンズ
14 紫外光
15 アパーチャ
16 平面反射鏡
17 マスク面
18 ランプハウス
19 ビーム分岐部
191 ビームスプリッター
192 放物面反射鏡
193 平面反射鏡
194 放物面反射鏡
195 ビームスプリッター
196 放物面反射鏡
197 放物面反射鏡
20、21 レーザビーム
22 平面反射鏡
23 反射鏡
24 ビーム分岐部
241 ビームスプリッター
242 平面反射鏡
243、244 ビームダンパー
25、26 レーザビーム
25’、26’ 吸収されなかったレーザビーム
27 仮想面
28 縮小光学系
281、282、283 凸レンズ
284 凹レンズ
29 ビーム分岐部
291 ビームスプリッター
292 放物面反射鏡
293 平面反射鏡
294 放物面反射鏡
295、296 ビームダンパー
30、31 レーザビーム
30’、31’ 吸収されなかったレーザビーム

Claims (8)

  1. 放電ランプと、該放電ランプから放射された紫外光を反射する楕円反射鏡と、該楕円反射鏡で反射された紫外光を被照射物に照射する露光光学系と、前記放電ランプにエネルギーを供給するためのレーザビームを入射するためのレーザ発振器とを有する露光装置であって、
    前記レーザ発振器と、該レーザ発振器からのレーザビームを分岐して複数のレーザビームを放射するビーム分岐部とを前記露光光学系外に配置し、
    前記楕円反射鏡で反射された紫外光の光路上に、前記レーザビームを導入するための波長選択機能を有する光学部材を配置し、
    前記ビーム分岐部で分岐された複数のレーザビームは、前記光学部材を経由し、前記楕円反射鏡の光路中に存在する前記楕円反射鏡で反射された紫外光の反射光阻害領域を回避して、前記楕円反射鏡に前記楕円反射鏡の開口側から入射され、前記放電ランプに入射されることを特徴とする露光装置。
  2. 前記放電ランプは、放電容器内に前記楕円反射鏡の光軸上に対向配置された一対の電極と、前記放電容器に連設され互いに反対方向に延在し前記楕円反射鏡の光軸上に配置された一対の封止部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記ビーム分岐部は、少なくともビームスプリッターと平面反射鏡とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記ビーム分岐部は、少なくともビームスプリッターと複数の放物面反射鏡を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の露光装置。
  5. 前記露光光学系は、コリメータレンズとインテグレータレンズを有し、前記光学部材は、前記コリメータレンズとインテグレータレンズとの間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つの請求項に記載の露光装置。
  6. 前記ビーム分岐部は、該ビーム分岐部から出射する前記複数のそれぞれのレーザビームの前記楕円反射鏡に入射する領域が、前記楕円反射鏡の光軸の回りで非点対称となるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つの請求項に記載の露光装置。
  7. 前記光学部材は、前記露光光学系を構成する平面反射鏡を兼ねることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つの請求項に記載の露光装置。
  8. 前記放電ランプに入射後、前記楕円反射鏡にて反射したレーザビームの強度を減衰させるレーザビーム減衰部材を前記露光光学系外に備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つの請求項に記載の露光装置。
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