JP2010157551A - Iii族窒化物半導体発光素子、およびその製造方法 - Google Patents

Iii族窒化物半導体発光素子、およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光取り出し効率の向上と、発光の均一性を両立させたIII 族窒化物半導体発光素子の実現。
【解決手段】発光素子100は、n型層106のn電極107側の面に、凹部108と微細な凹凸109とによる、深さ、幅の異なる2段階の凹凸加工が施されているため、微細な凹凸109のみを施した場合に比べて光取り出し効率が向上している。また、凹部108のパターンとn電極107の配線部110のパターンは格子状パターンであり、凹部108の正方形の各格子内に必ずn電極107の配線部110が形成されているようなパターンとなっている。そのため、素子面内に電流が均一に拡散し、発光の均一性を保持することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板リフトオフ法によって成長基板を除去する工程を有したIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法、およびその発光素子に関するものである。
III 族窒化物半導体の成長基板として、一般的にサファイア基板が用いられている。しかし、サファイアは導電性や熱伝導性に問題があり、明確な劈開面がなく加工が容易でない。そこで、これらの問題を解決する技術として、成長基板上にIII 族窒化物半導体を成長させた後に成長基板を除去する技術(基板リフトオフ)が開発されている。
その技術の1つがレーザーリフトオフ法である。これは、III 族窒化物半導体層と支持基板とを接合した後、成長基板とIII 族窒化物半導体との界面にレーザーを照射してIII 族窒化物半導体層を分解させて成長基板を分離除去する方法である。また、別の技術として、III 族窒化物半導体層の成長基板に近い層に薬液に溶解可能な層を導入し、III 族窒化物半導体層と支持基板とを接合した後に、所望の薬液により上記薬液に溶解可能な層を溶解して成長基板を除去する方法(ケミカルリフトオフ法)も知られている。
成長基板の除去により露出したIII 族窒化物半導体層表面には、従来は光取り出し効率を高めるためにウェットエッチングによる微細な凹凸加工が施されていた。しかし、ウェットエッチングによる凹凸加工はばらつきがあり、所々に平坦な領域や、光取り出しに有効ではない深さの凹凸の領域が残ってしまう。そのため、光取り出し効率を十分に高めることができていなかった。
そこで特許文献1では、2段階の凹凸加工を施すことで、光取り出し効率を向上させる方法が示されている。具体的には、露出したIII 族窒化物半導体層表面にマスクを用いたエッチングによって周期的なパターンの凹凸を形成し、その後、III 族窒化物半導体層表面や、凹部の底面にウェットエッチングによって微細な凹凸を形成している。
特開2008−47861
しかし、特許文献1の方法では、ウェットエッチングによる微細な凹凸よりも深い凹凸をIII 族窒化物半導体層表面に設けるため、面内方向への電流の拡散に支障をきたし、発光の均一性が損なわれていた。特許文献1には2段階の凹凸加工が施されたIII 族窒化物半導体層表面の全面にITOなどの透明電極を設けて電流拡散性を向上させる方法も示されているが、ITOはそれほど抵抗が低くなく、電流拡散性を十分に改善させることはできない。
そこで本発明の目的は、光取り出し効率の向上と、発光の均一性を両立させたIII 族窒化物半導体発光素子、およびその製造方法を提供することにある。
第1の発明は、成長基板上にIII 族窒化物半導体からなるn型層、活性層、p型層を順に積層し、p型層上にp電極を形成する第1工程と、p電極上に、導電性の支持体を形成する第2工程と、基板リフトオフにより成長基板を分離し除去する第3工程と、成長基板の除去により露出したn型層表面上に、複数の閉曲線を有するパターンの凹部を形成し、n型層表面および凹部底面に、ウェットエッチングによって微細な凹凸を形成する第4工程と、凹凸が形成されたn型層上に、前記凹部による閉曲線内すべてを通る配線状のパターンのn電極を形成する第5工程と、を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法である。
第2の発明は、成長基板上にIII 族窒化物半導体からなるn型層、活性層、p型層を順に積層し、p型層上にp電極を形成する第1工程と、p電極上に、導電性の支持体を形成する第2工程と、基板リフトオフにより成長基板を分離し除去する第3工程と、成長基板の除去により露出したn型層表面に、所定のパターンの凹部を形成し、n型層表面および凹部底面に、ウェットエッチングによって微細な凹凸を形成する第4工程と、凹凸が形成されたn型層上に、複数の閉曲線を有するパターンの配線状であって、各閉曲線内のn型層領域に凹部を含むようにn電極を形成する第5工程と、を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法である。
第1、2の発明において、III 族窒化物半導体とは、一般式Alx Gay Inz N(x+y+z=1、0≦x、y、z≦1)で表される半導体であり、Al、Ga、Inの一部を他の第13族元素であるBやTlで置換したもの、Nの一部を他の第15族元素であるP、As、Sb、Biで置換したものをも含むものとする。より一般的には、Gaを少なくとも含むGaN、InGaN、AlGaN、AlGaInNを示す。n型不純物としてはSi、p型不純物としてはMgが通常用いられる。
また、微細な凹凸とは、その凹凸の深さ、幅が、n型層表面に形成される凹部の深さ、幅に比べて小さいことを意味するものである。凹部の深さは、n型層の厚さの1/4〜3/4であることが望ましい。n型層の厚さの1/4より浅いと、光取り出し効率の向上が期待できず、n型層の厚さの3/4よりも深いと、面方向の電流拡散性に支障をきたし、発光の均一性が損なわれてしまい、出力の低下を招くとともに、駆動電圧の上昇を招いてしまう。また、凹部の幅は、確実に形成できる最小の幅とすることが好ましく、たとえば10〜20μmである。幅が広いほど面方向の電流拡散性に支障をきたし、発光の均一性が損なわれてしまうからである。もちろん、精度の高い加工工程によって10μmよりも幅を狭くしてよい。
成長基板は、サファイアが一般的であるが、他にもSiC、ZnO、スピネル、などを用いることができる。また、支持体には、Si、Ge、GaAs、Cu、Cu−Wなどを用いることができ、金属層を介してp電極と支持基板を接合することで、p電極上に支持体を形成することができる。また、p電極上に直接めっきやスパッタなどによってCuなどの金属層を形成して支持体としてもよい。
基板リフトオフは、たとえばレーザーリフトオフやケミカルリフトオフなどの方法である。
凹部やn電極のパターンは、第1の発明にあっては、凹部のパターンが少なくとも複数の最小閉曲線の連続したものを有するパターンであればよく、n電極のパターンは閉曲線を有しないパターンであってもよい。また、第2の発明にあっては、n電極のパターンが少なくとも複数の最小閉曲線の連続したものを有するパターンであればよく、凹部のパターンは閉曲線を有しないパターンであってもよい。複数の最小閉曲線の連続したものを有するパターンは、たとえばストライプ状や格子状であり、矩形の閉曲線を複数有するパターンである。最小閉曲線は、閉曲線の中に閉曲線が存在しない閉曲線を意味し、請求項の閉曲線は、最小閉曲線を意味する。そして、第1の発明では、すべての凹部による最小閉曲線の内部に、少なくとも1本の配線状のn電極を有する。また、第2の発明では、すべての配線状のn電極による最小閉曲線の内部に、少なくとも1本の凹部を有する。
ウェットエッチングに用いる溶液には、たとえばKOH、NaOH、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)などのアルカリ水溶液を用いることができる。
第3の発明は、第1の発明において、n電極のパターンまたは凹部のパターンは、凹部による閉曲線が配線状のn電極により等分割されるパターンであることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法である。
第4の発明は、第2の発明において、n電極のパターンまたは凹部のパターンは、配線状のn電極による閉曲線が、凹部によって等分割されるパターンであることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明において、n電極のパターンまたは凹部のパターンは、格子状であることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明において、第4工程は、ドライエッチングによって凹部を形成する工程と、凹部の形成後にウェットエッチングによって微細な凹凸を形成する工程と、からなることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法である。
第7の発明は、第1の発明から第5の発明において、第4工程は、成長基板の除去により露出したn型層表面上に、ウェットエッチングによって融解する融解層を形成する工程と、ウェットエッチングによってn型層と融解層を融解させることで、凹部と微細な凹凸を同時に形成する工程と、からなることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法である。
第8の発明は、導電性の支持体と、支持体上に形成されたp電極と、p電極上に順に積層された、III 族窒化物半導体からなるp型層、活性層、n型層と、n型層上に形成されたn電極と、を有するIII 族窒化物半導体発光素子において、n型層のn電極形成側の表面には、複数の閉曲線を有するパターンの凹部が形成され、その表面および凹部の底面には微細な凹凸が形成され、n電極は、凹部による閉曲線内すべてを通る配線状のパターンに形成されている、ことを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第9の発明は、導電性の支持体と、支持体上に形成されたp電極と、p電極上に順に積層された、III 族窒化物半導体からなるp型層、活性層、n型層と、n型層上に形成されたn電極と、を有するIII 族窒化物半導体発光素子において、n型層のn電極形成側の表面には、所定のパターンの凹部が形成され、その表面および凹部の底面には微細な凹凸が形成され、n電極は、複数の閉曲線を有するパターンの配線状であって、各閉曲線内のn型層領域に凹部を含むように形成されている、ことを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第10の発明は、第8の発明において、電極のパターンまたは凹部のパターンは、凹部による閉曲線が配線状のn電極により等分割されるパターンであることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第11の発明は、第9の発明において、n電極のパターンまたは凹部のパターンは、配線状のn電極による閉曲線が、凹部によって等分割されるパターンであることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第12の発明は、第8の発明から第11の発明において、n電極のパターンまたは凹部のパターンは、格子状であることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第1、2の発明では、凹部と微細な凹凸による2段階の凹凸加工により、光取り出し効率を向上させている。また、第1、2の発明のように凹部のパターン、n電極のパターンを形成すれば、n型層表面上に凹部を形成したことによる面内方向の電流拡散性の悪化を抑制することができ、発光の均一性を保持することができる。したがって、第1、2の発明によれば、発光の均一性を悪化させることなく、光取り出し効率を向上させることができる。
また、第3、4の発明のように凹部のパターン、n電極のパターンを形成すれば、より面内方向の電流拡散性の悪化を抑制することができる。また、第5の発明のように凹部のパターン、n電極のパターンとして格子状のパターンを採用することができ、このような格子状のパターンによれば、第3、4の発明のパターンを容易に実現することができる。
また、凹部と微細な凹凸による2段階の凹凸加工は、第6、7の発明の工程によって容易に実現することができる。
また、第8〜12の発明によると、光取り出し効率が高く、かつ発光の均一性が高いIII 族窒化物半導体発光素子を実現することができる。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1の発光素子100の構造を示す断面図である。発光素子100は、支持体101と、支持体101上に低融点金属層102を介して接合されたp電極103と、p電極103上に順に積層されたIII 族窒化物半導体からなるp型層104、活性層105、n型層106と、n型層106上に形成されたn電極107と、によって構成されている。
支持体101には、Si、GaAs、Cu、Cu−Wなどからなる導電性基板を用いることができる。
低融点金属層102には、Au−Sn層、Au−Si層、Ag−Sn−Cu層、Sn−Bi層などの金属共晶層を用いることができ、低融点金属ではないが、Au層、Sn層、Cu層などを用いることもできる。
p電極103には、Ag、Rh、Pt、Ruやこれらの金属を主成分とする合金などの高光反射率で低コンタクト抵抗な金属や、Ni、Ni合金、Au合金などを用いることができる。また、ITOなどの透明電極膜と高反射金属膜からなる複合層であってもよい。なお、光取り出し効率を向上させるため、p電極103のパターンは、n電極107のパターンを反転させたパターンとすることが望ましい。すなわち、n電極107の形成されていない領域の下にp電極103を形成し、n電極107が形成されている領域の下にはp電極103を形成しない。このp電極を形成しない領域には、低融点金属層102とp型層104が直接に接触しないよう絶縁膜などを設けるとよい。
p型層104、活性層105、n型層106は、従来より発光素子の構成として知られている任意の構成でよい。p型層104は、たとえば、支持体101側から順に、GaNからなるMgがドープされたpコンタクト層、AlGaNからなるMgがドープされたpクラッド層が積層された構造である。活性層105は、たとえば、GaNからなる障壁層とInGaNからなる井戸層が繰り返し積層されたMQW構造である。n型層106は、たとえば、活性層105側から順に、GaNからなるnクラッド層、GaNからなる高濃度にSiがドープされたn型コンタクト層、が積層された構造である。
図2は、発光素子100をn電極107側からみた平面図である。発光素子100の平面形状は、正方形である。図2のように、n型層106のn電極107側の表面には、格子状のパターンの凹部108が形成されていて、n型層106表面が正方形に区画されている。さらに凹部108の底面108aや、凹部108が形成されていないn型層106の表面106aには、凹部108の深さ、幅に比べて小さな高さ、幅である微細な凹凸109が形成されている。すなわち、n型層106のn電極107側の面には、凹部108と微細な凹凸109による2段階の凹凸加工が施されている。
n電極107には、たとえばAl/Ti/Ni/Auなどを用いる。n電極107は、図2のように、配線状部110と、2つのパッド部111とで構成されている。2つのパッド部111は、正方形の発光素子のある一辺側の2つの角部にそれぞれ配置されている。配線状部110は、発光素子100の平面形状である正方形の辺に対して平行に配線を揃えた、正方形の格子状のパターンに形成されており、2つのパッド部111に接続している。また、凹部108のパターンと配線部110のパターンは、配線部110の正方形の各格子の中心と、凹部108の格子点とが一致するようなパターンに形成されている。そのため、配線部110の正方形の各格子は、十字型の凹部108によって4つの正方形に等分割されている。また、凹部108の正方形の各格子内には、配線部110が十字型、T字型、またはL字型に形成されたパターンとなっていて、凹部108による格子内に配線部110が形成されていないものはない。なお、配線状部110、凹部108の格子状パターンによる正方形は、本発明の閉曲線に対応するものである。
この発光素子100は、n型層106のn電極107側の面に、凹部108と微細な凹凸109とによる、深さ、幅の異なる2段階の凹凸加工が施されているため、微細な凹凸109のみを施した場合に比べて光取り出し効率が向上している。また、凹部108のパターンと配線部110のパターンは、凹部108の正方形の各格子内に必ずn電極107の配線部110が形成されているようなパターンとなっている。n型層106上に凹部108が存在する場合、凹部108で囲われた閉領域(各格子)内には電流が拡散しづらく、発光の均一性が損なわれていたが、実施例1ではすべての閉領域内にn電極107の配線部110が形成されているため、閉領域内にも電流が均一に拡散し、発光の均一性を保持することができる。特に、配線部110の正方形の各格子が凹部108によって等分割されるパターンであるため、凹部108と配線部110との距離がおおむね均一であり、さらに電流を面内に均一に拡散させ、発光の均一性を高めることができる。なお、これとは逆に、凹部108による正方形の各格子が配線部110によって等分割されるパターンであっても、同様に電流を面内に均一に拡散させることができる。
凹部108の深さは、n型層106の厚さの1/4から3/4とすることが望ましい。1/4よりも浅いと、光取り出し効率の向上効果を十分に得ることができず、3/4よりも深いと、n型層106のシート抵抗に悪影響を及ぼして面内方向への電流拡散に支障をきたし、発光の均一性が損なわれてしまうとともに、駆動電圧の上昇も招いてしまう。また、凹部108の幅は、確実に形成できる最小の幅とすることが望ましい。幅が広いほど発光の均一性が損なわれてしまうからである。たとえばその幅は、10〜20μmである。もちろん、精度の高い加工工程によりこれよりも狭い幅としてよい。
次に、発光素子100の製造工程について、図3を参照に説明する。なお、説明の簡単のため、以下の説明において、複数の発光素子100に分離するための素子分離工程については省略する。
まず、サファイア基板112(本発明の成長基板に相当)上に、MOCVD法によってIII 族窒化物半導体からなるn型層106、活性層105、p型層104を順に積層させる(図3.A)。MOCVD法において用いる原料ガスは、窒素源として、アンモニア(NH3 )、Ga源として、トリメチルガリウム(Ga(CH3 3 )、In源として、トリメチルインジウム(In(CH3 3 )、Al源として、トリメチルアルミニウム(Al(CH3 3 )、n型ドーピングガスとして、シラン(SiH4 )、p型ドーピングガスとしてシクロペンタジエニルマグネシウム(Mg(C5 5 2 )、キャリアガスとしてH2 またはN2 である。サファイア基板112以外にもSiC、ZnO、スピネル、などを用いることができる。
次に、p電極103をレジストを用いたリフトオフ法によってp型層104表面の所定の領域に形成し、p電極103上に低融点金属拡散防止層(図示しない)、さらにその上に低融点金属層102を形成する(図3.B)。
次に、支持体101を用意し、低融点金属層102を介して、支持体101とp電極103を接合する(図3.C)。なお、図示しない低融点金属拡散防止層は、低融点金属層102の金属が、低融点金属拡散防止層を超えてp電極103側に拡散するのを防止するための層である。
そして、サファイア基板112側からレーザー光を照射して、レーザーリフトオフにより、サファイア基板112を分離除去する(図3.D)。
次に、サファイア基板112の除去により露出したn型層106の表面に、マスクを用いた塩素プラズマ処理等によるドライエッチングにより、n型層106をエッチングし、正方形の格子状のパターンの凹部108を形成する(図3.E)。
次に、4.5wt%、60℃のKOH水溶液にウェハを浸漬することで、n型層106の凹部108が形成されていない表面や、凹部108底面に微細な凹凸109を形成する(図3.F)。KOH以外にもNaOHや、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)などの水溶液を用いることもできる。
次に、凹部108、微細な凹凸109が形成されたn型層106上に、格子状パターンの配線部110と2つのパッド部111とを有したn電極107を、レジストを用いたリフトオフ法によって形成する。以上の製造工程によって、図1に示す発光素子100を製造することができる。
実施例2は、実施例1の発光素子の製造工程の、凹部108と、微細な凹凸109の形成方法を、次のように変えたものである。
図3.Aから図3.Dまでは同一の製造工程である。図3.Dの工程により、サファイア基板112を分離除去した後、サファイア基板112の除去により露出したn型層106の表面に、形成する凹部108のパターンとは反対のパターンでSiO2 膜120(本発明の融解層に相当)をスパッタなどにより形成する(図4.A)。すなわち、凹部108を形成するところに窓が開けられ、凹部108を形成しないところにSiO2 膜120を形成する。
次に、4.5wt%、60℃のKOH水溶液にウェハを浸漬する。これにより、SiO2 膜120の形成されていないn型層106の表面はエッチングされて、底面に微細な凹凸109が形成された凹部108が形成され、SiO2 膜120自体も徐々にエッチングされていく(図4.B)。
エッチングがさらに進行すると、凹部108の深さがより深くなるとともに、SiO2 膜120はエッチングされて除去され、SiO2 膜120に覆われていたn型層106の表面にも微細な凹凸109が形成される(図4.C)。なお、凹部108の深さは、SiO2 膜120の厚さによって制御可能である。また、SiO2 膜120以外にも、III 族窒化物半導体のウェットエッチング溶液に対して徐々にエッチングされる材料であればよく、Ti、Niなどの金属材料も用いることができる。
このように、実施例2の製造工程によると、ウェットエッチングによって凹部108と微細な凹凸109の2段階の凹凸加工を施すことができる。
なお、各実施例では、凹部のパターンとn電極のパターンの双方を格子状としたが、本発明はこれに限るものではなく、複数の閉曲線を有するパターンであれば任意のパターンでよい。凹部のパターンを複数の閉曲線を有するパターンとする場合には、最小の各閉曲線内に配線状の少なくとも1本のn電極が形成されていればよく、n電極のパターンは閉曲線を有しないパターンでもよい。また、n電極のパターンを複数の閉曲線を有するパターンとする場合には、最小の各閉曲線内に少なくとも1本の凹部が形成されていればよく、凹部のパターンは閉曲線を有しないパターンでもよい。いずれの場合にも、素子面内の電流拡散性の悪化を抑制することができる。
また、各実施例では、サファイア基板の除去にレーザーリフトオフを用いているが、サファイア基板とn型層との間に薬液に溶解させることができるバッファ層を形成し、支持体との接合後に薬液によってバッファ層を溶解させてサファイア基板を分離除去するケミカルリフトオフを用いてもよい。
本発明のIII 族窒化物半導体発光素子は、表示装置や照明装置などに用いることができる。
実施例1の発光素子100の構造を示した図。 発光素子100を上面からみた図。 実施例1の発光素子100の製造工程を示した図。 実施例1の発光素子100の製造工程を示した図。 実施例1の発光素子100の製造工程を示した図。 実施例1の発光素子100の製造工程を示した図。 実施例1の発光素子100の製造工程を示した図。 実施例1の発光素子100の製造工程を示した図。 実施例2の発光素子100の製造工程の一部を示した図。 実施例2の発光素子100の製造工程の一部を示した図。 実施例2の発光素子100の製造工程の一部を示した図。
符号の説明
100:発光素子
101:支持体
102:低融点金属層
103:p電極
104:p型層
105:活性層
106:n型層
107:p電極
108:凹部
109:微細な凹凸
110:配線部
120:SiO2

Claims (12)

  1. 成長基板上にIII 族窒化物半導体からなるn型層、活性層、p型層を順に積層し、前記p型層上にp電極を形成する第1工程と、
    前記p電極上に、導電性の支持体を形成する第2工程と、
    基板リフトオフにより前記成長基板を分離し除去する第3工程と、
    前記成長基板の除去により露出した前記n型層表面上に、複数の閉曲線を有するパターンの凹部を形成し、前記n型層表面および前記凹部底面に、ウェットエッチングによって微細な凹凸を形成する第4工程と、
    凹凸が形成された前記n型層上に、前記凹部による閉曲線内すべてを通るパターンの配線状のn電極を形成する第5工程と、
    を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法。
  2. 成長基板上にIII 族窒化物半導体からなるn型層、活性層、p型層を順に積層し、前記p型層上にp電極を形成する第1工程と、
    前記p電極上に、導電性の支持体を形成する第2工程と、
    基板リフトオフにより前記成長基板を分離し除去する第3工程と、
    前記成長基板の除去により露出した前記n型層表面に、所定のパターンの凹部を形成し、前記n型層表面および前記凹部底面に、ウェットエッチングによって微細な凹凸を形成する第4工程と、
    凹凸が形成された前記n型層上に、複数の閉曲線を有するパターンの配線状であって、各閉曲線内の前記n型層領域に前記凹部を含むようにn電極を形成する第5工程と、
    を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法。
  3. 前記n電極のパターンまたは前記凹部のパターンは、前記凹部による閉曲線が配線状の前記n電極により等分割されるパターンであることを特徴とする請求項1に記載のIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法。
  4. 前記n電極のパターンまたは前記凹部のパターンは、配線状の前記n電極による閉曲線が、前記凹部によって等分割されるパターンであることを特徴とする請求項2に記載のIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法。
  5. 前記n電極のパターンまたは前記凹部のパターンは、格子状であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法。
  6. 前記第4工程は、ドライエッチングによって前記凹部を形成する工程と、前記凹部の形成後にウェットエッチングによって微細な凹凸を形成する工程と、からなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法。
  7. 前記第4工程は、前記成長基板の除去により露出した前記n型層表面上に、ウェットエッチングによって融解する融解層を形成する工程と、ウェットエッチングによって前記n型層と前記融解層を融解させることで、前記凹部と前記微細な凹凸を同時に形成する工程と、からなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体発光素子の製造方法。
  8. 導電性の支持体と、前記支持体上に形成されたp電極と、前記p電極上に順に積層された、III 族窒化物半導体からなるp型層、活性層、n型層と、前記n型層上に形成されたn電極と、を有するIII 族窒化物半導体発光素子において、
    前記n型層の前記n電極形成側の表面には、複数の閉曲線を有するパターンの凹部が形成され、前記表面および前記凹部の底面には微細な凹凸が形成され、
    前記n電極は、前記凹部による閉曲線内すべてを通るパターンの配線状に形成されている、
    ことを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子。
  9. 導電性の支持体と、前記支持体上に形成されたp電極と、前記p電極上に順に積層された、III 族窒化物半導体からなるp型層、活性層、n型層と、前記n型層上に形成されたn電極と、を有するIII 族窒化物半導体発光素子において、
    前記n型層の前記n電極形成側の表面には、所定のパターンの凹部が形成され、前記表面および前記凹部の底面には微細な凹凸が形成され、
    前記n電極は、複数の閉曲線を有するパターンの配線状であって、各閉曲線内の前記n型層領域に前記凹部を含むように形成されている、
    ことを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子。
  10. 前記n電極のパターンまたは前記凹部のパターンは、前記凹部による閉曲線が配線状の前記n電極により等分割されるパターンであることを特徴とする請求項8に記載のIII 族窒化物半導体発光素子。
  11. 前記n電極のパターンまたは前記凹部のパターンは、配線状の前記n電極による閉曲線が、前記凹部によって等分割されるパターンであることを特徴とする請求項9に記載のIII 族窒化物半導体発光素子。
  12. 前記n電極のパターンまたは前記凹部のパターンは、格子状であることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体発光素子。
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