JP2010156754A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 交流電圧測定用の回路を特別に設けることなく、交流電圧の変動に対応した制御が実行可能な画像形成装置の提供。
【解決手段】 ゼロクロスパルスの幅PWがPW1≦PW≦PW2の範囲にない場合(S2:Y,S3:Y)、電源電圧の異常を報知して(S4,S5)、ゼロクロスパルスの幅PWが上記範囲内の場合(S2:N,S3:N)、その幅PWに基づいて商用電源の入力電圧Vinを計算し(S7)、その入力電圧Vinに基づいてウォームアップタイムアウト時間T及びヒータ制御パラメータを計算している(図3の処理ではS8にて前者のみを計算)。このため、交流電圧の変動に対応した制御を、交流電圧測定用の回路を特別に設けることなく実行することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、その画像形成手段によって上記被記録媒体に形成された画像を熱定着する定着器と、を備えた画像形成装置に関し、詳しくは、上記定着器が交流電圧を印加されて加熱を行う加熱部を備えた画像形成装置に関する。
従来より、この種の画像形成装置では、画像形成手段によって、用紙等の被記録媒体に例えば電子写真方式でトナーを付着させるなどの各種方法で画像を形成し、定着器にてそのトナーを溶融させるなどして画像を熱定着することがなされている。また、上記定着器が交流電圧を印加されて加熱を行うハロゲンヒータ等の加熱部を備えている場合、交流電圧の絶対値が0となるいわゆるゼロクロス点を検出して加熱部の制御に応用することが考えられている。
そして、このようにゼロクロス点を検出して加熱部の制御に応用する場合に、ゼロクロス点の間隔が所定値未満の場合は、電源ノイズによる異常と判断し、そのような電源ノイズが頻発する場合は電源ノイズが多い環境と判断することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−64892号公報
ところが、上記公報では、交流電圧を推定しておらず、その交流電圧の変動に対応して制御を調整することはできない。また、交流電圧測定用の回路を特別に設ければ交流電圧の変動に対応した制御が可能となるが、その場合、装置の製造コストが上昇してしまう。そこで、本発明は、交流電圧測定用の回路を特別に設けることなく、交流電圧の変動に対応した制御が実行可能な画像形成装置の提供を目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、交流電源から交流電圧を印加されて加熱を行う加熱部を備え、上記画像形成手段によって上記被記録媒体に形成された画像を熱定着する定着器と、を備えた画像形成装置であって、更に、上記交流電圧の絶対値が所定値未満となる期間に応じてゼロクロスパルスを発生するゼロクロスパルス発生手段と、該ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅に基づいて、上記交流電圧を推定する電圧推定手段と、上記定着器の温度を検出する温度検出手段と、上記電圧推定手段が推定した上記交流電圧、及び、上記温度検出手段が検出した上記定着器の温度に基づき、上記加熱部を制御するための加熱制御パラメータを設定する加熱制御パラメータ設定手段と、該加熱制御パラメータが設定した加熱制御パラメータに基づき、上記加熱部を制御する加熱制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明では、ゼロクロスパルス発生手段は、交流電圧の絶対値が所定値(例えば当該手段の回路構成等に応じて定まる閾値)未満となる期間に応じて、ゼロクロスパルスを発生する。交流電圧は、電源ノイズ等を無視すれば一般に略正弦波状の変化を示すので、上記ゼロクロスパルスの幅は交流電圧の大きさに応じて変化する。そこで、電圧推定手段は、上記ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅に
基づいて、上記交流電圧を推定する。
すると、加熱制御パラメータ設定手段は、上記電圧推定手段が推定した上記交流電圧と、温度検出手段を介して検出された上記定着器の温度とに基づいて、上記加熱部を制御するための加熱制御パラメータを設定する。これに応じて、加熱制御手段は、上記設定された加熱制御パラメータに基づいて、上記加熱部を制御する。
このように、本発明では、ゼロクロスパルスの幅に基づいて交流電圧を推定し、その電圧に基づいて加熱制御パラメータを設定しているので、交流電圧の変動に対応した制御を、交流電圧測定用の回路を特別に設けることなく実行することができる。なお、本発明において、上記交流電源は、画像形装置の外部に設けられてもよく、画像形成装置の内部に設けられてもよい。
また、本発明は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、交流電源から交流電圧を印加されて加熱を行う加熱部を備え、上記画像形成手段によって上記被記録媒体に形成された画像を熱定着する定着器と、を備えた画像形成装置であって、更に、上記交流電圧の絶対値が所定値未満となる期間に応じてゼロクロスパルスを発生するゼロクロスパルス発生手段と、該ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅に基づいて、上記交流電圧を推定する電圧推定手段と、上記定着器の温度を検出する温度検出手段と、上記画像形成装置の起動時に上記交流電源から交流電圧を上記加熱部へ印加して、上記温度検出手段が検出する温度が規定温度となるまで上記加熱部を制御する起動制御手段と、上記電圧推定手段が推定した上記交流電圧に基づき、上記起動制御手段の制御に係るタイムアウト時間を設定するタイムアウト時間設定手段と、上記起動制御手段が制御を開始してから、上記タイムアウト時間設定手段に設定されたタイムアウト時間が経過しても上記温度検出手段が検出する温度が上記規定温度に達しない場合、上記定着器の異常を判断する定着異常判断手段と、を備えたことを特徴とするものであってもよい。
この場合も、上記発明と同様に、電圧推定手段は、上記ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅に基づいて、交流電圧を推定する。一方、本発明では、起動制御手段が、画像形成装置の起動時に上記交流電源から交流電圧を上記加熱部へ印加して、温度検出手段に検出される温度が規定温度となるまで加熱部を制御する。また、本発明では、上記電圧推定手段が推定した上記交流電圧に基づき、タイムアウト時間設定手段が、上記起動制御手段の制御に係るタイムアウト時間を設定し、上記起動制御手段が制御を開始してからそのタイムアウト時間が経過しても上記温度検出手段が検出する温度が上記規定温度に達しない場合、定着異常判断手段は上記定着器の異常を判断する。
このように、本発明では、ゼロクロスパルスの幅に基づいて交流電圧を推定し、その電圧に基づいて上記タイムアウト時間を設定しているので、交流電圧の変動に対応した制御を、交流電圧測定用の回路を特別に設けることなく実行することができる。なお、本発明においても、上記交流電源は、画像形装置の外部に設けられてもよく、画像形成装置の内部に設けられてもよい。
また、本発明は以下の構成に何等限定されるものではないが、上記ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅が予め定められた所定範囲にない場合、上記交流電源の異常を判断する電源異常判断手段を、更に備えてもよい。この場合、ゼロクロス幅が上記所定範囲にない場合は、交流電源が異常(例えば交流電圧が高過ぎるまたは低過ぎる)であると電源異常判断手段によって判断することができるので、その異常に対応した制御が可能となる。
[レーザプリンタの構成]
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのレーザプリンタ1の構成を概略的に表す説明図である。図1に示すように、本実施の形態のレーザプリンタ1は、被記録媒体の一例としての用紙Pに電子写真方式によって画像を形成する画像形成手段の一例としての画像形成部10を備えている。
画像形成部10は、感光体ドラム11と転写ローラ12との間に用紙Pを挟んで矢印方向に搬送する間に、その用紙Pにトナー像を形成するものである。感光体ドラム11は、ドラム本体が接地されると共に、その表面に正帯電性の感光層が形成されており、レーザプリンタ1に、図1における反時計方向に回転可能に支持されている。
また、感光体ドラム11の外周には、帯電器13,レーザスキャナユニット14,及び現像ユニット15が、転写ローラ12との対向部から感光体ドラム11の回転方向に沿って順次配設されている。帯電器13は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型帯電器であり、感光体ドラム11の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。レーザスキャナユニット14は、外部より入力される画像データに応じたレーザ光Lを光源(図示せず)から出射し、ポリゴンモータにより回転駆動されるポリゴンミラー(図示せず)の鏡面などによりレーザ光Lを走査して、感光体ドラム11の表面へ照射する周知のものである。
また、現像ユニット15は、感光体ドラム11との対向部に現像ローラ16を備えている。そして、この現像ユニット15は、現像ユニット15の内部に収容された正帯電性の非磁性1成分重合トナー(図示せず)を図示省略した周知の供給ローラ,層厚規制ブレード等によって摩擦帯電させながら、現像ローラ16を介して感光体ドラム11の表面まで供給するものである。
このため、感光体ドラム11の表面は、その感光体ドラム11の回転に伴って、先ず、帯電器13により一様に正帯電された後、レーザスキャナユニット14からのレーザ光Lの高速走査により露光され、画像データに応じた静電潜像が形成される。
次いで、現像ユニット15より、正帯電されているトナーが感光体ドラム11に供給されると、そのトナーは、感光体ドラム11の表面上に形成された静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム11の表面のうち、レーザ光Lによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによってトナー像が形成される。
転写ローラ12は、レーザプリンタ1に図1において時計方向に回転可能に支持されている。この転写ローラ12は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアス(転写順バイアス)が印加されるように構成されている。そのため、感光体ドラム11の表面上に担持された上記トナー像は、用紙Pが感光体ドラム11と転写ローラ12との間を通る間に、用紙Pに転写される。上記トナー像転写後の用紙Pは、加熱ローラ21と加圧ローラ22とを備えた定着器20へ搬送され、上記トナー像が熱定着される。
[ヒータを制御するための回路構成]
ここで、定着器20は、加熱ローラ21の表面を加熱するための加熱部の一例としてのハロゲンヒータ23と、その加熱ローラ21の表面温度を検出するための温度検出手段の一例としてのサーミスタ25と(いずれも図2参照)、を備えている。次に、図2を用いて、ハロゲンヒータ23を制御するための回路構成について説明する。
図2に示すように、レーザプリンタ1が接続される100Vの交流電源の一例としての商用電源100には、その商用電源100から印加される交流電圧を4つのダイオード42,43,44,45によって全波整流するブリッジ回路40が、抵抗器47を介して接続されている。そして、このブリッジ回路40によって整流された上記交流電圧は、フォトアイソレータ51を介してトランジスタ53のベースに入力されている。なお、ブリッジ回路40は、ダイオード42,43,44,45の特性に応じて定まる閾値未満に上記交流電圧の絶対値が低下した場合は、電流を通さず、上記交流電圧の絶対値が上記閾値未満の場合にのみ、トランジスタ53にベース電流が流れる。
トランジスタ53のコレクタは、抵抗器54を介して3.3Vの直流電源に接続され、エミッタは接地されている。また、トランジスタ53のコレクタは、ROM,RAM等を内蔵したCPU60に接続されている。このため、上記交流電圧が上記閾値未満となる期間の間、CPU60には、トランジスタ53から矩形パルス状のLレベルの信号(以下、ゼロクロスパルスという)が入力される。すなわち、ブリッジ回路40からトランジスタ53に到る一連の回路がゼロクロスパルス発生手段に相当する。
更に、CPU60には、商用電源100に前述のハロゲンヒータ23と直列接続され、そのハロゲンヒータ23への通電を制御するヒータ制御回路70と、前述のサーミスタ25と、レーザプリンタ1の筐体表面に設けられた表示パネル80とが接続されている。また、図示省略したが、商用電源100とブリッジ回路40及びハロゲンヒータ23との間には、周知のメインスイッチが設けられている。
[本実施の形態における処理]
次に、CPU60(電源異常判断手段、電圧推定手段、定着異常判断手段、起動制御手段、加熱制御パラメータ設定手段、加熱制御手段、タイムアウト時間設定手段の一例)が内蔵のROMに記憶されたプログラムに基づいて実行する処理について説明する。図3は、上記メインスイッチがオンされたときに実行されるウォームアップ処理を表すフローチャートである。図3に示すように、この処理では、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、上記ゼロクロスパルスの幅PWが読み込まれる。
続く電源異常判断手段の一例としてのS2,S3では、S1にて読み込まれた幅PWが、上記交流電圧が高いと判断するための閾値PW1より小さいか否か(S2)、上記交流電圧が低いと判断するための閾値PW2より大きいか否か(S3)、が順次判断される。すなわち、交流電圧は、一般に略正弦波状の変化を示すので、上記ゼロクロスパルスの幅PWは、交流電圧が高いほど小さくなる。そこで、S2,S3では、ゼロクロスパルスの幅PWに基づき、交流電圧が正常な範囲にあるか否かが判断されるのである。
そして、PW<PW1の場合は(S2:Y)、S4にて、入力電圧(上記交流電圧の大きさ)が高い旨の電源電圧異常エラーが、PW>PW2の場合は(S3:Y)、S5にて入力電圧が低い旨の電源電圧異常エラーが、それぞれ表示パネル80に表示された後、処理が終了する。
一方、PW1≦PW≦PW2の場合は(S2:N,S3:N)、処理は電圧推定手段の一例としてのS7へ移行し、ゼロクロスパルスの幅PWに基づいて入力電圧Vinが計算される。続くタイムアウト時間設定手段の一例としてのS8では、S7にて計算された入力電圧Vinに基づき、ウォームアップタイムアウト時間Tが次式によって計算される。なお、次式において、Vrは定格の入力電圧を、Trは定格電圧入力時に設定されるべきウォームアップタイムアウト時間を、それぞれ表している。
T=(Vr/Vin)*Tr
続くS9では、ハロゲンヒータ23が100%のDutyでオンされ、更に続くS11では、サーミスタ25を介して検出される加熱ローラ21の表面温度(以下、定着器20の温度ともいう)が、ウォームアップ用に予め設定された規定温度に達したか否かが判断される。規定温度に達していない場合は(S11:N)、処理は定着異常判断手段の一例としてのS12へ移行し、前述のウォームアップタイムアウト時間Tが経過したか否かが判断される。ウォームアップタイムアウト時間Tが経過していない場合は(S12:N)、処理は前述のS11へ移行する。そして、このS11,S12の処理が繰り返される間に定着器20の温度が規定温度に達すると(S11:Y)、S13にてハロゲンヒータ23がオフされた後、処理が終了する。
一方、定着器20の温度が規定温度に達する前に(S11:N)、ウォームアップタイムアウト時間Tが経過すると(S12:Y)、S14にて定着器20に異常がある旨の定着器エラーが表示パネル80に表示された後、処理が終了する。なお、上記処理において、S9〜S12の処理が起動制御手段に相当する。
次に図4は、外部より画像データが入力されて画像形成部10による画像形成(以下、印刷ともいう)が開始されたときに実行される印刷時処理を表すフローチャートである。図4に示すように、この処理では、先ず、S51〜S57にて、前述のS1〜S7と同様の処理が実行される。すなわち、ゼロクロスパルスの幅PWが読み込まれ(S51)、PW<PW1の場合は(S52:Y)、入力電圧が高い旨の電源電圧異常エラーが表示されて処理が終了し(S54)、PW>PW2の場合は(S53:Y)、入力電圧が低い旨の電源電圧異常エラーが表示されて処理が終了する(S55)。
一方、PW1≦PW≦PW2の場合は(S52:N,S53:N)、処理は電圧推定手段の一例としてのS57へ移行し、ゼロクロスパルスの幅PWに基づいて入力電圧Vinが計算される。続く加熱制御パラメータ設定手段の一例としてのS58では、S57にて計算された入力電圧Vinと、サーミスタ25の検出温度とに基づき、次の表1に例示するテーブルを用いて制御パラメータが選択される。
Figure 2010156754
すなわち、この制御パラメータは、上記入力電圧Vinがどの範囲(入力電圧範囲)に存在するかと、上記検出温度が目標温度に対してどれだけずれているかとに基づいて、ハロゲンヒータ23を何%のDutyでオンさせるかを定義するパラメータである。なお、表1におけるT1〜T10やDuty1〜Duty10には、所定の数値が設定されている。また、表1にはハロゲンヒータ23をオフ(OFF)する条件も規定されている。
続く、加熱制御手段の一例としてのS61では、ハロゲンヒータ23が上記制御パラメータに基づいて駆動(若しくはオフ)され、S63にて、印刷が終了したか否かが判断される。そして、印刷が終了していない場合は(S63:N)、処理はS51へ移行して前述の処理が繰り返され、印刷が終了すると(S63:Y)、処理が終了する。
[本実施の形態の効果及び変形例]
このように、本実施の形態では、ゼロクロスパルスの幅PWに基づいて入力電圧Vinを計算し、その入力電圧Vinに基づいてウォームアップタイムT及びヒータ制御パラメータを設定しているので、交流電圧の変動に対応した制御を、交流電圧測定用の回路を特別に設けることなく実行することができる。また、本実施の形態では、ゼロクロスパルスの幅PWが予め設定されたPW1≦PW≦PW2の範囲にない場合、電源電圧の異常を報知して、S9またはS61にてハロゲンヒータ23がオンされるのを禁止しているので、定着エラーとなる可能性を低減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、ゼロクロスパルスの幅PWから計算された入力電圧Vinを用いた定着器20の制御形態は上記以外にも種々考えられ、上記計算された入力電圧Vinは他の制御に応用されてもよいことはいうまでもない。
また、上記実施の形態では、商用電源100からの入力電圧Vinを計算しているが、加熱部が画像形成装置内部に設けられたトランス等を有する電源回路によって交流電圧を印加される場合、その電源回路からの入力電圧を計算してもよい。更に、本発明における定着器としては、前述のように加熱ローラ21と加圧ローラ22とを備えたものに限らず、一方がプラテン状であるものなど、種々の形態の定着器を適用することができる。
本発明が適用されたレーザプリンタの構成を概略的に表す説明図である。 そのレーザプリンタのヒータを制御するための構成表す回路図である。 その回路で実行されるウォームアップ処理を表すフローチャートである。 その回路で実行される印刷時処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…レーザプリンタ 10…画像形成部 11…感光体ドラム
14…レーザスキャナユニット 15…現像ユニット 20…定着器
21…加熱ローラ 22…加圧ローラ 23…ハロゲンヒータ
25…サーミスタ 40…ブリッジ回路
42,43,44,45…ダイオード 51…フォトアイソレータ
53…トランジスタ 70…ヒータ制御回路 80…表示パネル
100…商用電源 L…レーザ光 P…用紙

Claims (3)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    交流電源から交流電圧を印加されて加熱を行う加熱部を備え、上記画像形成手段によって上記被記録媒体に形成された画像を熱定着する定着器と、
    を備えた画像形成装置であって、
    更に、
    上記交流電圧の絶対値が所定値未満となる期間に応じてゼロクロスパルスを発生するゼロクロスパルス発生手段と、
    該ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅に基づいて、上記交流電圧を推定する電圧推定手段と、
    上記定着器の温度を検出する温度検出手段と、
    上記電圧推定手段が推定した上記交流電圧、及び、上記温度検出手段が検出した上記定着器の温度に基づき、上記加熱部を制御するための加熱制御パラメータを設定する加熱制御パラメータ設定手段と、
    該加熱制御パラメータが設定した加熱制御パラメータに基づき、上記加熱部を制御する加熱制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    交流電源から交流電圧を印加されて加熱を行う加熱部を備え、上記画像形成手段によって上記被記録媒体に形成された画像を熱定着する定着器と、
    を備えた画像形成装置であって、
    更に、
    上記交流電圧の絶対値が所定値未満となる期間に応じてゼロクロスパルスを発生するゼロクロスパルス発生手段と、
    該ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅に基づいて、上記交流電圧を推定する電圧推定手段と、
    上記定着器の温度を検出する温度検出手段と、
    上記画像形成装置の起動時に上記交流電源から交流電圧を上記加熱部へ印加して、上記温度検出手段が検出する温度が規定温度となるまで上記加熱部を制御する起動制御手段と、
    上記電圧推定手段が推定した上記交流電圧に基づき、上記起動制御手段の制御に係るタイムアウト時間を設定するタイムアウト時間設定手段と、
    上記起動制御手段が制御を開始してから、上記タイムアウト時間設定手段に設定されたタイムアウト時間が経過しても上記温度検出手段が検出する温度が上記規定温度に達しない場合、上記定着器の異常を判断する定着異常判断手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 上記ゼロクロスパルス発生手段が発生したゼロクロスパルスの幅が予め定められた所定範囲にない場合、上記交流電源の異常を判断する電源異常判断手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
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