JP2010156164A - 雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク - Google Patents

雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク Download PDF

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Abstract

【課題】雨水の貯溜と流出抑制が可能で、雨水の有効利用ができると共に下水道施設や河川への負荷を低減する雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクを提供する。
【解決手段】雨水をタンクT内部に導入するための流入口1aが形成されていると共に、貯溜した雨水の一部を排出するための排水部2,3がタンク内部からタンク外部にかけて配設されたタンクTであって、タンクT内部の排水部2が、下方から上方向へ立ち上がるように配設されており、そのタンクT内部に配設された排水部2に、流入口1aの開口面積より小さい面積である孔2aを形成して、その孔2aを境目にして上側部分を雨水を一時的に貯溜する雨水一時貯溜空間1Bとし、下側部分を有効利用のための雨水を貯溜する雨水貯溜空間1Aとし、その孔2aが、雨水一時貯溜空間1Bに貯溜した雨水をタンクT内部に配設された排水部2に流入させてタンクT外部に排出するための孔2aである構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に宅地内に設置されて、家屋の堅樋からの雨水を貯溜して有効利用すると共に、下水道施設や河川への負荷を低減することのできる雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクに関するものである。
未舗装の道路や空き地が殆どない都市化の進んだ地域では、家屋、駐車場、道路などに降った雨水が地中に浸透することなく、道路の側溝などを通じて河川へ流れ込むため、短時間で河川の容量を超えて所謂、都市型洪水を引き起こす恐れがある。一方、乾期にはダムや湖の水位が低下して水不足となるため、各地で水道水の給水制限が実施され、庭の植物に充分量の水を与えることも難しくなっている。
このような事情から、住宅の屋根に降った雨水を貯溜する貯溜槽と、下水道施設や河川への負荷を低減するためのオリフィスを備えた流出抑制槽からなる住宅用雨水貯溜及び流出抑制装置が提案された(特許文献1)。
上記装置は、住宅の屋根に降った雨水が堅樋を通って貯溜槽に流入し、その貯溜槽が満水になると雨水は流出抑制槽へと流入する。流出抑制槽にはオリフィスが設けられているので、雨水はそのオリフィスから徐々に排出されて、貯溜槽からの流入がなくなると、流出抑制槽の貯溜された雨水は時間と共に全て排出される。これにより、貯溜槽に貯溜された雨水を有効利用できるようになると共に、次回降雨時には流出抑制槽が空水状態となるため、雨水の流出抑制が可能となり、下水道施設や河川への負荷を低減することができる。
特開2000−73417号公報
しかしながら、上記装置は、貯溜槽と流出抑制槽を別途設ける必要があるため、費用が嵩むと共に施工が大がかりなものとなり、また、その構造上、貯溜槽と流出抑制槽を併設しなければならないために、装置が大型なものとなり、ある程度の設置スペースが必要となるばかりか、住宅の美観を損なう恐れが生じるという問題があった。更に、雨水の流出を抑制するオリフィスは、流出抑制槽の下部に形成されている(図2参照)ので、オリフィスが詰まったりしたときのメンテナンス性が悪く、清掃時には貯溜槽と流出抑制槽の2つを清掃しなければならないため、装置の維持管理が面倒であるという問題もあった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、1つのタンクで雨水の貯溜と流出抑制が可能で、タンク内部及び雨水の流出を抑制する孔のメンテナンス性にも優れ、家屋に降った雨水の有効利用ができると共に、下水道施設や河川への負荷を低減することのできる雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクは、雨水をタンク内部に導入するための流入口が形成されていると共に、貯溜した雨水の一部を排出するための排水部がタンク内部からタンク外部にかけて配設されたタンクであって、タンク内部の排水部が、下方から上方向へ立ち上がるように配設されており、そのタンク内部に配設された排水部に、流入口の開口面積より小さい面積である孔を形成して、その孔を境目にして上側部分を雨水を一時的に貯溜する雨水一時貯溜空間とし、下側部分を有効利用のための雨水を貯溜する雨水貯溜空間とし、その孔が、雨水一時貯溜空間に貯溜した雨水をタンク内部に配設された排水部に流入させてタンク外部に排出するための孔であることを特徴とするものである。
本発明の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクにおいては、タンク内部に配設された排水部の側面に、前記孔を形成したことが好ましく、タンク内部に配設された排水部の上下方向及び/又は水平方向に、前記孔を複数形成すればより好ましい。また、上記いずれかの雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクにおいては、タンク内部に配設された排水部を、タンク外部に配設された排水部から取り外しできるようにしたことが好ましく、前記孔よりも上方の排水部に、前記孔よりも開口面積が大きいオーバーフロー口を設けると共に、排水部の横断面積を前記孔の開口面積よりも大きくしたことがより好ましい。また、タンクの天面に開口部を設けると共にタンクの天面を蓋体で覆い、タンクの天面、又は、蓋体の内側に排水部を保持する保持部を設けることも好ましい。
本発明の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクは、タンク内部に配設された雨水を排出するための排水部に、タンク内部に雨水を導入する流入口の開口面積より小さい面積の孔が形成されているので、その孔の位置より上側まで雨水がタンク内部に流入すると、孔より上側部分の雨水は徐々に排水部に流入し、タンク外部へと排出されることになるが、この孔は、流入口の開口面積よりも小さくなるように形成されているので、雨水のタンク内部への流入量よりもタンク外部への排出量が上回ることはなく、ある一定以上の雨量であればタンク内部への流入量よりもタンク外部への排出量が下回り、孔の位置を超えて孔よりも上側部分の雨水を一時的に貯溜する雨水一時貯溜空間がいっぱいになって雨水が一時的に貯溜されることとなる。一方、雨がやむとタンク内部に流入する雨水はなくなり、雨水一時貯溜空間に貯溜された雨水は孔から排水部に流入してタンク外部へ徐々に排出されるだけになるので、やがて雨水一時貯溜空間は空水となり、次回の降雨に備えることができる。つまり、孔よりも上側部分は、雨がやんでいる間に空水となり、次回の降雨がある一定以上の雨量のときに雨水を一時的に貯溜するための雨水一時貯溜空間となり、豪雨時でも雨水が下水道施設や河川へ一気に流出することを抑制できるので下水道施設や河川への負荷を低減できる。ここで、ある一定の雨量とは流入口からタンク内部に流入する雨水の流入量と孔から排水部に流入してタンク外部へ排出される雨水の排出量がつり合うときの雨量を意味する。また、タンク内部の孔より下側部分の有効利用のための雨水を貯溜する雨水貯溜空間には、雨水がタンク外部に排出されずに貯溜されたままになっているので、その雨水を植物の水やりや洗車等に有効利用することができる。このように本発明の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクは、1つのタンクにおいて、孔よりも上側部分が流出抑制のための雨水一時貯溜空間となり、孔よりも下側部分が有効利用のため雨水貯溜空間となるので、孔を形成する箇所を任意に変更することで、タンク内部の有効利用のための雨水貯溜量を増やしたり、或いは、雨水の流出をより抑えて下水道施設や河川への負荷低減を優先したりすることができるようになる。すなわち、雨水一時貯溜空間と雨水貯溜空間との体積比率を変更できるものである。しかも、上記のように、1つのタンクで雨水の貯溜と流出抑制が可能となるばかりか、排水部として通常の塩化ビニル樹脂製のパイプなどを用いることができ、また、タンクとして既存の雨水貯溜タンクを用いることができるので、上記特許文献1の住宅用雨水貯溜及び流出抑制装置のように、貯溜槽と流出抑制槽を別途設ける必要がないため、施工費用を抑え、省スペースで設置することができて住宅の美観を損なう恐れはない。しかも、清掃時は1つのタンクだけですみ、排水部に形成した孔のメンテナンスも簡単に行うことができるため、タンクの維持管理が容易である。
また、タンク内部に配設された排水部の側面に、前記孔を形成した雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクは、孔を排水部の側面に形成することで、排水部の立ち上がり寸法を一定にしたまま、孔を形成する箇所を上下方向に変更すると、雨水一時貯溜空間と雨水貯溜空間との体積比率を変更することができる。
特に、タンク内部に配設された排水部の上下方向及び/又は水平方向に、前記孔を複数形成した雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクのように、予め複数の孔を形成することで、雨量の少ない時期などは下方の孔を止水し、雨量の多い時期は上方の孔を止水するなどして、簡単に雨水一時貯溜空間と雨水貯溜空間との体積比率を変更することができる。
また、タンク内部に配設された排水部を、タンク外部に配設された排水部から取り外しできるようにすると、排水部をタンク内部から取出すことができるので、排水部に形成した孔のメンテナンスが容易となる。また、タンク内部に配設された排水部が取り除かれた状態で、タンク内のメンテナンスが行えるので、タンクの維持管理がより容易となる。更に、孔の位置が異なる排水部に取り替えることも可能となり、簡単に雨水一時貯溜空間と雨水貯溜空間との体積比率を変更することもできる。
上記のように、本発明の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクは、雨水を徐々に排出するための孔が形成されたものではあるが、孔の開口面積が小さいため、雨水の排出量は少なく、台風などの集中豪雨では、タンクから雨水が溢れてしまうことがある。そこで、前記孔よりも上方の排水部に、前記孔よりも開口面積の大きいオーバーフロー口を設けると共に、排水部の横断面積を前記孔の開口面積よりも大きくした雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクのように、オーバーフロー口を予め設けることで、タンクから雨水がオーバーフローしてしまうのを防止することができる。また、オーバーフロー口は前記孔よりも開口面積が大きいので前記孔から排水部へ流入できなかった雨水も前記孔よりも上方の排水部に形成したオーバーフロー口から排水部へスムーズに流入する。この排水部の横断面積は前記孔よりも大きいのでオーバーフロー口から排水部へ流入した雨水が排水部をスムーズに流下することができる。
また、タンクの天面に開口部を設けると共にタンクの天面を蓋体で覆い、タンクの天面、又は、蓋体の内側に排水部を保持する保持部を設けた雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクのように、タンクの天面、又は、蓋体の内側に保持部を設けることで、排水部を簡単且つ確実に固定することができるようになる。また、開口部を設けることで、その開口部から排水部に形成した孔やタンク内部のメンテナンスを行うことができるので、タンクの維持管理が更に容易となる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクの分解斜視図、図2は同タンクの断面図、図3は同タンクを設置した状態を示す概略正面図、図4は同タンクの構成部材である排水部の接続状態を示す部分断面図、図5は同タンクの排水部を示す概略斜視図である。
本発明の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクT(以下、単にタンクTという。)は、図1に示すように、タンク本体1と、タンク本体1の内部に配設された排水部2(以下、単に排水部2という。)と、タンク本体1の外部へと配設された排水部3と、タンク本体1の天面を覆う蓋体4と、タンク本体1を載置する基台部5から構成されたもので、家屋の屋根(不図示)に降った雨水をタンクTの内部に貯溜して植物の水やりや洗車等に有効利用できるようにすると共に、タンク本体1の内部に雨水を一時的に貯溜できるようにして、雨水が雨水排水本管11へ一気に流出するのを抑制し、下水道施設や河川への負荷を低減するために設置されるものである。
上記タンクTの構成部材であるタンク本体1は、内部に流入した雨水を貯溜するための筐体で、図1、図3に示すように、外面はレンガ調に飾りつけられて、家屋の外観と調和するように形成されている。そして、図2に示すように、その左右側面の上部には、雨水をタンク本体1の内部に導入するための流入口1aがそれぞれ形成されている。この流入口1aは、充分量の雨水をタンク本体1の内部に導入できるように、直径d1が10〜60mm程度、開口面積が0.7〜30cm程度に形成されている。
上記流入口1aは、図2、図3に示すように、タンクTの右側に堅樋8が位置する場合(本実施形態)でも、タンクTの左側に堅樋8が位置する場合でも、導入管9の煩雑な取り回しをしなくても接続できるように、左右の側面にそれぞれ形成されている。このように左右の側面の2ヶ所に設けると、施工性が向上するほか、導入管9を接続していない流入口1aを止水していない場合には、後述する排水部2に形成されたオーバーフロー口2bを通過し得る雨水の量を超えた場合の最終的なオーバーフロー口としての役割も果たす。また、後述する実施例とは異なり、排水部2にオーバーフロー口を形成せず、導入管9を接続していない流入口1aを止水した状態のタンクTである場合には、導入管9を接続した流入口1aが、オーバーフロー口としての機能を兼ねる。すなわち、タンクTが満水となり雨水が導入管9を接続した流入口1aの高さまで達したときには続いて導入管9が満管となり、雨水が導入管9へ流入することなく竪樋8を流下して雨水排水本管11へ排出されることとなる。
上記タンク本体1の天面には、図1、図2に示すように、後述する排水部2を保持する保持孔(保持部)1bが形成されている。この保持孔1bに排水部2の上部を挿通することで、排水部2の左右方向のズレが防止されて、簡単且つ確実に排水部2をタンク本体1の内部に配設することができるようになる。また、この保持孔1bを挟んで両側は開口されて、清掃時やメンテナンス時に利用する開口部1cが形成されている。この開口部1cは、上記のようにタンクTの清掃時やメンテナンス時に利用するために形成されたものであるので、少なくとも手がタンク本体1の内部に挿入できる程度の大きさに形成する必要があり、2本の手を使って作業ができるように、開口部1cは1つではなく2つ形成されている。ここで保持部1bは上記のような形態には限定されず、例えば排水部2をタンク本体1の側壁内面に沿って配設した場合には、排水部2を側壁内面に固定できるような固定具、例えば鞍型のバンド(サドルバンド)を用いて排水部を保持し固定してもよい。このような保持部1bの場合でも保持部1bを開口部1cに近い箇所に形成すると開口部1cから手を挿入して容易に固定作業が可能となるので好ましい。
また、上記タンク本体1の底部には、図2、図4に示すように、タンク本体1の内部に配設された排水部2と、タンク本体1の外部に配設された排水部3とを接続するための接続口1dが形成されている。この接続口1dは、後述する基台部5の挿通孔5aに挿通するように下方へ突出するように形成されており、その内周面には、接続部材6(例えばバルブソケット)の外周面に形成された雄ネジ6bと係合する雌ネジ1fが形成されている。外部へと配設された排水部3は、その外周面が接続口1dの内周面と接するように差し込んで接続され、接着剤などで固定されているものであるが、接続口1dの外周面に雄ネジを形成して前述した排水部2のように接続部材(例えば水栓ソケット)を介してネジの係合により接続するようにしてもよい。
更に、上記タンク本体1の前面には、タンク本体1の内部に貯溜した雨水を取水するための蛇口1eが設けられている。この蛇口1eを捻ると雨水が排出されるので、蛇口1eにホースを接続したりして、タンクTに貯溜された雨水を植物の水やりや洗車等、様々な用途に有効利用することができるようになり、水道料金や下水道料金を節約することができる。
次に、上記タンク本体1の内部に配設される排水部2は、図2、図5に示すように、直径d3が10〜60mm、開口面積が0.7〜30cm程度の塩化ビニル樹脂製のパイプで、タンク本体1内部の底部に形成された接続口1dから上方向へ立ち上がるように配設されている。この排水部2は、タンク本体1の内部に貯溜した雨水を外部に排出するために設けられたもので、その側面(周面)には、タンク本体1に貯溜された雨水を徐々にタンクTの外部に排出するための孔2aと、タンクTから雨水が溢れだすのを防止するオーバーフロー口2bが形成されている。このように塩化ビニル樹脂製のパイプで排水部2を形成すると上端面が開口しているため、上部から排水部2のメンテナンスが可能となり、更に管路状の排水部2(排水管路)となるためタンク本体1内部の空間を有効に使用することができるので好ましい。ここで、排水部2(排水管路)の断面形状は前述した実施例のように円形に限定されず方形など適宜選択してよい。また、タンク本体1の内壁に排水部2を一体成形することも可能であるがその場合は排水部2をタンク本体1内部から取出すことができなくなり、メンテナンス性が低下するためあまり好ましくない。
タンク本体1内部において、上記排水部2の側面に形成された孔2aの上側部分は雨水の流出を抑制するために雨水を一時的に貯溜する雨水一時貯溜空間1Bとなり、孔2aの下側部分は有効利用のための雨水を貯溜する雨水貯溜空間1Aとなる。このとき、上記タンク本体1の流入口1aからの流入量よりも孔2aからの排出量が上回ってしまっては雨水一時貯溜空間1Bに雨水が一時的にも貯溜されることなく排出されてしまうため雨水の流出が抑制されずに形成しても意味をなさない。従って、孔2aの開口面積を、前述した流入口1aの開口面積よりも小さく形成する必要があり、この孔2aの開口面積を流入口1aの開口面積の1〜85%程度に形成すると、雨水の流出抑制と排出のバランスが優れたものとなる。そのため、図5に示すように、直径d2が2〜55mm、開口面積が0.03〜25cm程度となるように形成されている。
雨水を外部に排出するために設けられた排水部2の側面に、上記のような孔2aを形成したことで、タンク本体1の内部に、孔2aより上側まで雨水が流入すると、孔2aより上側部分の雨水は徐々に排水部2に流入し、タンクTの外部へと配設された排水部3からタンクTの外部に排出されるが、孔2aの開口面積が、流入口1aの開口面積よりも小さく形成されているので、雨水の排出量が流入量よりも上回ることはなく、孔2aより上側部分の雨水一時貯溜空間1Bに雨水が徐々に溜まり始めて一時的に貯溜されるので、雨水一時貯溜空間1Bの体積分の雨水は豪雨時でも一気に排出されることなく、下水道施設や河川への負荷を低減することができる。
一方、雨がやんで雨水の流入がストップすると、雨水一時貯溜空間1Bに一時貯溜された雨水は孔2aを経て徐々にタンクTの外部に排出されて、やがて雨水一時貯溜空間1Bは空水となるため、次回の降雨に備えることができる。このように、排水部2に形成した孔2aを境目に、上側部分は雨水の流出を抑制するために雨水を一時的に貯溜する雨水一時貯溜空間1Bとなり、下側部分は有効利用のための雨水を貯溜する雨水貯溜空間1Aとなるので、孔2aの形成する箇所を任意に変更することで、タンクTの有効利用のための雨水貯溜量を増やしたり、或いは、流出抑制の効果をより強めて、下水道施設や河川への負荷の低減を優先したりすることができるようになる。例えば、本発明のタンクTを、雨水の流出抑制のためだけに用いたい場合は、タンク本体1の底部に近い場所に孔2aを形成すればよいし、有効利用と流出抑制の効果を1:1にしたい場合は、孔2aをタンク本体1内部の半分の高さに位置するように形成すればよい。
上記のように、孔2aの形成位置をその時々で変更するのが面倒な場合には、図7に示すような排水部21を用いればよい。この排水部21はその側面(周面)に、上下方向に並んで複数の孔2aが形成されたもので、1つの孔2aを残して、その他の孔2aは止水栓2cで塞がれている。このような排水部21をタンク本体1の内部に配設すると、止水栓2cの取付け箇所を変更するだけで、簡単に雨水貯溜空間1Aと雨水一時貯溜空間1Bの境目の高さ(1Aと1Bとの空間の体積比率)を変更することができるので、乾期には境目の高さを引き上げて雨水貯溜空間1Aの容量を増やしたり、台風などの前には、境目の高さを引き下げて流出抑制の効果を強めたりすることなどが簡単にできるようになる。上記実施例では1つの孔2aを残して、その他の孔2aを止水栓2cで塞いでいるが、複数の孔2aを残して、その他の孔2aを止水栓2cで塞いでもよい。この場合、止水栓2cで塞がない複数の孔2aの開口面積の合計が流入口1aの開口面積よりも小さければ、排水量が流入量を上回ることがないため雨水一時貯溜空間1Bに雨水を一時的に貯溜することができ、止水栓2cで塞がない最も下方に位置する孔2aが雨水貯溜空間1Aと雨水一時貯溜空間1Bとの境目となる。複数の孔2aを止水栓2cで塞がずに残すと、仮に1つの孔2aが異物などによって目詰まりしたときでも止水栓2cで塞がない残りの孔2aのうち最も下方に位置する孔2aが雨水貯溜空間1Aと雨水一時貯溜空間1Bとの境目の役割を果たすので好ましい。また図示はしないが、排水部21の同じ高さに複数の孔2aを形成してもよく、この場合も前述と同様に1つの孔2aを残して、その他の孔2aを止水栓2cで塞いでもよいし、複数の孔2aを残して、その他の孔2aを止水栓2cで塞いでもよい。複数の孔2aを止水栓2cで塞がずに残した場合、1つの孔2aが異物によって目詰まりしたときでもその孔2aの代わりに雨水貯溜空間1Aと雨水一時貯溜空間1Bとの境目の役割を果たす止水栓2cで塞がない残りの孔2aが目詰まりした孔2aと同じ高さにあるため、雨水貯溜空間1Aと雨水一時貯溜空間1Bとの境目の高さが目詰まりする前後で変化せずに好ましい。
尚、孔2aの止水は、排水部21に雨水が流入することを防止できれば、止水栓2cを用いない他の止水方法により止水してもよいことは言うまでもない。
上記の孔2aは、雨水の流入量より排出量が上回ることがないようにその開口面積を小さく形成しているので、台風などの集中豪雨で雨水の流入量が非常に多い場合には、雨水一時貯溜空間1Bにも雨水がどんどん溜まっていき、やがてタンクTから雨水が溢れだしてしまう恐れが生じる。そのような場合を想定して、排水部2の側面には、図2、図5に示すように、タンクTから雨水が溢れだすのを防止するためのオーバーフロー口2bが設けられており、排水部2がオーバーフローした雨水を排水する役割を兼ねることになるため、別途オーバーフロー用の配管を配設する必要がなくなる。このオーバーフロー口2bは、上記目的のため、排水部2に形成した孔2aよりも上方に設けられており、その直径d4は、排水部2の直径d3と略等しい10〜60mm、開口面積は0.7〜30cm程度となるように形成されている。このオーバーフロー口2bを設けたことで、タンクTから溢れだしそうになった雨水はオーバーフロー口2bから排水部2に流入し、タンクTの外部へと排出されるので、タンクTから雨水が溢れだしてしまう心配が少なくなる。また、排水部2はオーバーフローした雨水を排水する役割を兼ねることになるので、排水部2の横断面積を孔2aの開口面積よりも大きくしており、排水部2に流入した雨水がスムーズにタンクTの外部へ排出される。しかしながら、オーバーフロー口2bの開口面積が、流入口1aの開口面積よりも小さい場合は、非常に強い雨が長時間降り続けば、雨水がタンクTから溢れだしてしまうことも想定されるが、前述したように、導入管9を接続していない流入口1a又は導入管9を接続した流入口1aも最終的なオーバーフロー口となるので、雨水の流入量が排出量を上回ることがなく、タンクTから雨水が溢れだしてしまうことはない。
尚、導入管9を接続していない流入口1aをオーバーフロー口とした場合、オーバーフローした雨水が地面に垂れ流しになってしまうので、導入管9を接続していない流入口1aにもホース等を繋いで、そのホースを排水桝10に接続すれば、タンクTから雨水が溢れだすことが皆無に等しくなる。
尚、排水部2の上端の位置が、蓋体4とタンク本体1との境目や流入口1aの高さよりも低い場合や、蓋体4がない雨水貯溜タンクの内部に排水部2を配設した場合などは、図6に示す排水部20のように、排水部2の側面に新たなオーバーフロー口2bを設けなくても、塩化ビニル樹脂製のパイプ上端の開口をそのままオーバーフロー口20bとすることができる。
また、導入管9が接続されていない流入口1a又は導入管9が接続されている流入口1aのみをオーバーフロー口とし、排水部2に新たなオーバーフロー口2bを設けない場合は、図8に示すように、塩化ビニル樹脂製パイプの上端を閉口し、その閉口部分に孔2aを形成した排水部22を、タンク本体1の内部に配設することもできる。このような排水部22は、上方から孔2aの位置が一目でわかるため、特に孔2aのメンテナンス性に非常に優れる。
上記の排水部2は、図2、図4に示すように、接続部材6と一体化されたのち、タンク本体1の内部に配設される。接続部材6は、排水部2の下端を差し込む受口6aと、外周面に雄ネジ6bが形成された略T字型のソケットであって、この接続部材6の受口6aに接着剤を塗布したのち、排水部2の下端を差し込むことで排水部2と接続部材6が一体化される。このように排水部2と接続部材6を一体化したのち、接続部材6の下端を接続口1dに挿入して、排水部2を時計回りに締め込むと、接続部材6の外周面に形成された雄ネジ6bと接続口1dの雌ネジ1fが確実に係合し、排水部2はタンク本体1の内部に配設される。また、排水部2を取り外す際は、排水部2を反時計回りに回転させるだけで簡単に取り外すことができるので、タンク本体1の内部の清掃や、排水部2(パイプ内)のゴミ掃除、孔2a及びオーバーフロー口2bのメンテナンスを簡単に行うことができる。仮に、雨水貯溜部1Aに雨水が貯溜されたままの状態であっても、排水部2は下方から上方向へ立ち上がるように配設されているため排水部2の上部は貯溜された雨水の水面から突出しているので、前述した取り外し方法により容易に排水部2を取り外すことができ、さらに排水部2を取り外した後は貯溜されていた雨水が接続口1dから自然と排出されることになるので、タンク本体1の内部の清掃が容易となる。
尚、上記のように接続部材6を用いなくても、排水部2の下端の外周面に雄ネジを形成して排水部2を直接接続口1dと連結してもよいし、あるいは、接続口1dから雨水が漏れることがないようにシールを設け、排水部2をタンク底部から少しだけつき出して形成し、タンク底部の直ぐ外側でユニオン等の配管接続具を用いてタンク本体1の内部に配設された排水部2とタンク本体1の外部に配設された排水部3を連結してもよい。また、接続口1dはタンク底部ではなくタンク本体1の側面下部に設けてもよい。
上記排水部2と連結されてタンク本体1の内部に貯溜された雨水を外部へと導くための排水部3は、上記排水部2と同じ塩化ビニル樹脂製のパイプで、図2に示すように、地面近傍で略90°折り曲げられて略L字型に形成されている。そして、基台部5の側面に形成された切欠部5bから外部へと配設されて、その下流側先端は、排水桝10の蓋体の上に載置されている。この基台部5は、上記タンク本体1を載置するためのもので、上面には上記タンク本体1の下方へ突出した接続口1dを挿通する挿通孔5aが穿孔されている。そして、側面はアーチ状に切り欠かれて、上記のように、タンク本体1の外部に配設された排水部3を通す切欠部5bが形成されている。この切欠部5bは、排水桝10がタンクTの左側に位置する場合(本実施形態)でも右側に位置する場合にも対応できるように、側面2ヶ所にそれぞれ形成されている。
尚、排水部3の上記下流側先端は再び竪樋に接続してもよく、その場合は竪樋に導入管9が接続された箇所よりも下方に接続するとよい。
一方、上記タンク本体1の天面を覆う蓋体4は、図2に示すように、断面が凹型のもので、この蓋体4で開口部1cが形成されたタンク本体1の天面を覆うと、蓋体4を取り外すだけで、タンク本体1の内部の清掃や、排水部2を取り外して孔2aやオーバーフロー口2bの清掃、点検を行うことができるのでメンテナンス性が飛躍的に向上する。
尚、この蓋体4の内側に、上記排水部2を挿入して保持するための保持孔を設けて、その保持孔によって排水部2を保持させることも可能である。
上記部材から構成される本発明のタンクTは、小さいとどこにでも設置できるという利点はあるが、余りに小さいと有効利用のための雨水の貯溜量及び流出抑制の効果が薄くなってしまう。一方、大きいと有効利用のための雨水の貯溜量及び流出抑制の効果は大きいが、大きすぎると持ち運びや設置するスペースの確保が難しくなるので、タンク本体1の容量が50〜400リットル程度のものが好適に用いられる。また、タンクTの材質については特に限定されるものではないが、軽量且つ丈夫なポリエチレン製のものが好適に用いられる。
以上のような構成のタンクTは、図3に示すように、家屋(不図示)に配設された堅樋8の近傍に設置される。この堅樋8の経路途中には集水器7が設置されており、その集水器7で集水された雨水が、導入管9へと導かれて流入口1aよりタンク本体1の内部に流入するようになっている。堅樋8の経路途中に設置される集水器7は、堅樋8を流下してきた雨水を効率よく集水できるのであればどのようなものでも構わず、本実施形態の集水器7は図示はしないが、その内部周面に、流下してきた雨水を集水するための環状の溝部が形成されたものが用いられている。また、集水器7とタンクTとを繋ぐ導入管9は、ホースバンド9aによって集水器7とタンクTの流入口1aに確実に接続されている。
尚、集水器7で集水されなかった雨水は、堅樋8の下端に接続された継手12を介して雨水排水本管11に流入するようになっている。
上記のようなタンクTが設置された宅地内において、家屋の屋根(不図示)に降った雨水は堅樋8を流下し、その経路途中に設置された集水器7で集水されて導入管9を経てタンク本体1の内部へと流入する。そして、雨水貯溜空間1Aと雨水一時貯溜空間1Bとの境目の高さを超えた雨水は、雨水一時貯溜空間1Bに一時的に貯溜されながら孔2aより徐々に排水部2に流入し、タンク本体1の外部に配設された排水部3の先端より排水桝10に流入して、雨水排水本管11へと排出される。
以上の説明から明らかなように、本発明のタンクTは、タンク本体1の内部に配設された排水部2に、雨水の流入口1aよりも開口面積が小さい孔2aを形成することで、有効利用のための雨水を貯溜する雨水貯溜空間1Aと雨水の流出を抑制するために雨水を一時的に貯溜する雨水一時貯溜空間1Bが形成されるので、雨水を有効利用できると共に下水道施設や河川への負荷を低減することができる。従って、1つのタンクTで、雨水の貯溜と流出を抑制することができ、従来の住宅用雨水貯溜及び流出抑制装置のように、設置スペースを選ぶことはなく、費用を抑えることもできる。また、簡単に排水部2を取り外しできるので、メンテナンス性にも優れる、といった顕著な効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクの分解斜視図である。 同タンクの断面図である。 同タンクを設置した状態を示す概略正面図である。 同タンクの構成部材である排水部の接続状態を示す部分断面図である。 同タンクの排水部を示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクの構成部材である排水部を示す概略斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクの構成部材である排水部を示す概略斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る雨水貯溜及び流出抑制のためのタンクの構成部材である排水部を示す概略斜視図である。
符号の説明
T 雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク
1 タンク本体
1A 雨水貯溜空間
1B 雨水一時貯溜空間
1a 流入口
1b 保持部(保持孔)
1c 開口部
1d 接続口
1e 蛇口
1f 雌ネジ
2,20,21 内部に配設された排水部
2a 孔
2b,20b オーバーフロー口
2c 止水栓
3 外部に配設された排水部
4 蓋体
5 基台部
5a 挿通孔
5b 切欠部
6 接続部材
6a 受口
6b 雄ネジ
7 集水器
8 堅樋
9 導入管
10 排水桝
11 雨水排水本管
12 継手

Claims (6)

  1. 雨水をタンク内部に導入するための流入口が形成されていると共に、貯溜した雨水の一部を排出するための排水部がタンク内部からタンク外部にかけて配設されたタンクであって、
    タンク内部の排水部が、下方から上方向へ立ち上がるように配設されており、
    そのタンク内部に配設された排水部に、流入口の開口面積より小さい面積である孔を形成して、その孔を境目にして上側部分を雨水を一時的に貯溜する雨水一時貯溜空間とし、下側部分を有効利用のための雨水を貯溜する雨水貯溜空間とし、その孔が、雨水一時貯溜空間に貯溜した雨水をタンク内部に配設された排水部に流入させてタンク外部に排出するための孔であることを特徴とする雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク。
  2. タンク内部に配設された排水部の側面に、前記孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク。
  3. タンク内部に配設された排水部の上下方向及び/又は水平方向に、前記孔を複数形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク。
  4. タンク内部に配設された排水部を、タンク外部に配設された排水部から取り外しできるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク。
  5. 前記孔よりも上方の排水部に、前記孔よりも開口面積が大きいオーバーフロー口を設けると共に、排水部の横断面積を前記孔の開口面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク。
  6. タンクの天面に開口部を設けると共にタンクの天面を蓋体で覆い、タンクの天面、又は、蓋体の内側に排水部を保持する保持部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク。
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