JP2010153635A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の半導体装置では、接着用樹脂と絶縁層との界面が剥離し、その剥離に起因して接着用樹脂へクラックが発生するという問題があった。
【解決手段】本発明の半導体装置では、最も膜厚が厚くなる配線層25Aが、平坦化処理の施される第4の絶縁層26の下層に配置されることで、第4の絶縁層26表面には、配線層25Aによる段差が大幅に緩和される。そして、第4の絶縁層26上面には膜厚の薄い配線層27Aが配置される。この構造により、パッシベーション膜29表面の窪み領域の段差幅が緩和され、接着樹脂3が局所的に厚くなることを防止し、熱応力による接着樹脂の外観異常が防止される。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の半導体装置では、最も膜厚が厚くなる配線層25Aが、平坦化処理の施される第4の絶縁層26の下層に配置されることで、第4の絶縁層26表面には、配線層25Aによる段差が大幅に緩和される。そして、第4の絶縁層26上面には膜厚の薄い配線層27Aが配置される。この構造により、パッシベーション膜29表面の窪み領域の段差幅が緩和され、接着樹脂3が局所的に厚くなることを防止し、熱応力による接着樹脂の外観異常が防止される。
【選択図】図2
Description
本発明は、接着樹脂に発生する外観異常を防止する半導体装置及びその製造方法に関する。
従来の半導体装置や半導体装置の製造方法の一実施例として、下記の様々な構造や製造方法が知られている。
先ず、図7(A)に示す如く、シリコンウエハ41上面に光電変換素子であるCCD素子42が形成される。シリコンウエハ41上面には接着剤としてのエポキシ樹脂43が塗布され、カバーガラス板44が貼り合わされる。そして、シリコンウエハ41及びカバーガラス板44はダイシングされ、個々のパッケージが形成される。
図7(B)では、シリコンウエハ41から個々のパッケージに分割する際の境界ライン(ダイシングライン)45が点線により図示される。境界ライン45の近傍には、シリコンウエハ41上面に形成された絶縁層46上に電極パッド47が配置される。そして、電極パッド47とエポキシ樹脂43とが直接当接する構造となる(例えば、特許文献1参照。)。
次に、図8に示す如く、P型の半導体基板51にはN型のウェル領域52やP型のウェル領域53が形成され、基板51には、相補型の半導体素子が形成される。基板51上には多層配線構造54が形成され、上記半導体素子等は、多層配線構造54により電気的に接続され、回路として用いられる。そして、多層配線構造54は、例えば、1〜4層の配線55〜58から構成される(例えば、特許文献2参照。)。
次に、図9に示す如く、P型のシリコン半導体基板61にはフォトダイオード62が形成される。基板61上には表面絶縁層63、1層目の配線層64、層間絶縁層65、2層目の配線層66が配置される。そして、層間絶縁層65は、例えば、2層の絶縁層67、69間に有機絶縁層68を配置し構成されることで、層間絶縁層65表面の平坦性が実現される(例えば、特許文献3参照。)。
また、図示していないが、シリコン等から成る基板にフォトダイオードを形成する。基板の所望の領域に選択酸化膜を形成する。そして、基板上には、酸化膜、転送ゲート、配線、第1保護層、遮光膜、第2保護層等を形成する。このとき、フォトダイオード上には転送ゲート、配線、遮光膜等が配置されず、フォトダイオード上の第1保護層には段差が形成される。そのため、第2保護層の表面を化学的機械的研磨法(CMP法)により平坦処理する。そして、平坦化された第2保護層上にマイクロレンズを載置し、固体撮像装置が完成する(例えば、特許文献4参照。)。
特開2004−200274号公報(第3−4頁、第1−9図)
特開2006−173335号公報(第6−7頁、第1図)
特開2000−307146号公報(第3−4頁、第1−2図)
特開2002−141488号公報(第3−4頁、第1図)
図7(A)に示すように、シリコンウエハ41上面にCCD素子42が形成される光素子では、シリコンウエハ41上面に同等の大きさのカバーガラス板44が貼り合わされる。そして、シリコンウエハ41とカバーガラス板44との間には、エポキシ樹脂43が配置される。このとき、シリコンウエハ41、エポキシ樹脂43及びカバーガラス板44では、それぞれ線膨張係数が異なるため、熱環境に応じて上記3者間に熱応力が発生する。
図7(B)に示すように、シリコンウエハ41上面には電極パッド47が形成され、丸印48で示す電極パッド47の端部には、絶縁層46表面に対して段差が形成される。この構造により、エポキシ樹脂43では、電極パッド47の配置領域と非配置領域ではその膜厚にばらつきが発生する。そして、上記3者間で最も膜厚が薄くなるエポキシ樹脂43が上記熱応力の影響を受け易く、上記段差では、低温時の収縮方向の熱応力により、エポキシ樹脂43と絶縁層46との界面から剥離が発生し易い。更に、エポキシ樹脂43には、上記剥離が発生することで、剥離に伴うクラックが発生する。上記剥離及びクラックは外観異常となり、製品品質が低下するという問題が発生する。
更に、図8に示すように、基板51上面に多層配線構造54が形成される場合、最上層の配線58は、電源ラインの配線やチップ遠方に配置された素子間の配線として用いられる。最上層の配線58は、微細加工は必要とされず、配線抵抗値を低減することを主目的にされた配線であり、その膜厚T7は厚くなる傾向にある。図示していないが、最上層の配線58上面には、その表面を被膜する絶縁層が形成されるが、最上層の配線58のパターンに応じて、上記絶縁層表面には段差が形成される。つまり、上記絶縁層表面には、その下層に最上層の配線58が配置された領域と配置されない領域では、膜厚T7程度の段差幅が形成されてしまう。通常、上記配線層上面には、配線が配置されないため、製造コストを増大させてまで、その表面を平坦化処理する必要性が乏しいからである。この構造により、図7(A)に示すように、基板51上面にガラス板を貼り合わせるパッケージとして用いる場合には、上記多層配線構造54による段差に起因し、接着樹脂に剥離やクラックによる外観異常が発生し、製品品質が低下するという問題が発生する。
同様に、図9に示すように、基板61内にフォトダイオード62が配置されるチップでは、フォトダイオード62上面には配線層が配置されないため、フォトダイオード62上の絶縁層69には、その他領域と比べて大きな段差が形成される。その結果、図7及び図8の構造と同様に、上記段差に起因し、接着樹脂に剥離やクラックによる外観異常が発生し、製品品質が低下するという問題が発生する。
また、上述したように、フォトダイオード上にマイクロレンズを載置するために、第2保護層表面をCMP法により平坦化処理する。通常、層間絶縁層の平坦化処理は、その表面に形成される配線層の断線を防止するために行われるため、最上層の配線層を被覆する絶縁層の平坦化処理は行われない。そのため、上記特許文献4記載の発明のように、CMP法による平坦化処理を行う製造方法では、上記最上層の配線層を被覆する絶縁層を必要以上に厚く形成した後、CMP処理する工程が更に必要となり、製造コストが増大する問題が発生する。
上述した各事情に鑑みて成されたものであり、本発明の半導体装置では、半導体素子が形成された半導体層と、前記半導体層上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された接着樹脂と、前記接着樹脂により前記半導体層上に貼り合わされた支持基板とを有し、前記絶縁層には多層の配線層が形成され、前記多層配線層の最上層に配置された配線層の膜厚は、前記多層配線層の中間層に配置された配線層の膜厚よりも薄いことを特徴とする。従って、本発明では、絶縁層表面に形成される凹凸形状の段差幅が緩和され、接着樹脂の膜厚のばらつきが低減し、熱応力に起因する接着樹脂の外観異常が防止される。
本発明では、多層配線構造において、積層される配線層の順序を入れ替えることで、絶縁層表面の段差幅が減少される。この構造により、接着樹脂の局所的な樹脂溜まり領域が解消され、接着樹脂の外観異常が防止される。
また、本発明では、CMP法を用いることなく、絶縁層表面の凹凸形状における段差幅を緩和し、浅い樹脂溜まり領域を形成する。この製造方法により、接着用樹脂の外観異常を解消しつつ、製造コストを抑えられる。
以下に、本発明の第1の実施の形態である半導体装置について、図1〜図3を参照し、詳細に説明する。図1(A)は、本実施の形態の半導体装置を説明するための斜視図である。図1(B)は、本実施の形態に用いるパッケージを説明するための平面図である。図2、図3(A)及び図3(B)は、本実施の形態に用いるパッケージを説明するための断面図である。
図1(A)に示す如く、パッケージ1は、半導体基板2上に接着樹脂3を介してガラス板4が貼り合わされ構成される。図示していないが、パッケージ1は、シリコンウエハ上面に、実質、同等な大きさのガラス板を貼り合せた後、個片へとダイシングすることで形成される。そのため、基板2の大きさとガラス板4の大きさとは、実質、同等となり、パッケージ1の4側面5A〜5Dは、ダイシングされた面となる。そして、パッケージ1の裏面側には、バンプ電極6A〜6Fが形成され、パッケージ1の周端部近傍に配置される。バンプ電極6A〜6Fは、基板2を貫通した貫通電極として形成され、基板2上面側の絶縁層に形成されたパッド電極(配線層を含む)と電気的に接続する。尚、図1(A)には、パッケージ1の側面5B、5Cは示されていないが、符番5B、5Cが示す側に位置する面である。
次に、基板2の厚みT1は、例えば、650μm程度であり、ガラス板4の厚みT2は、例えば、400μm程度である。そして、接着樹脂3の厚みT3は、基板2表面側の凹凸形状より異なるが、例えば、2.0〜2.25μm程度である。また、基板2の線膨張係数は3.0×10−6/Kであり、接着樹脂3としてシリコーン樹脂を用いた場合には、シリコーン樹脂の線膨張係数は70×10−6/Kであり、ガラス板4の線膨張係数は38×10−6/Kである。
図1(B)に示す如く、基板2には、様々な素子が配置されるが、その素子の1つとしてフォトダイオード(以下、PDと呼ぶ。)7A〜7Cも配置される。詳細は図2及び図3を用いて後述するが、基板2表面を被覆する絶縁層表面には、多層の配線層構造等に起因した凹凸形状が形成される。例えば、PD7A〜7C上には遮光膜となる配線層は配置されない。そのため、PD7A〜7C上に位置する絶縁層表面は、その他の領域の絶縁層表面に対して窪んだ領域となる。また、基板2の周端部近傍にはパッド電極(以下、PADと呼ぶ。)8A〜8Hが配置される。そして、PAD8A〜8Hは、ウエハ状態での特性テストの測定針が接地する領域として用いられるため、その上面の絶縁層は開口される。そのため、PAD8A〜8Hの表面は、その他の領域の絶縁層表面に対して窪んだ領域となる。また、砂状のハッチングで示すように、基板2の周端部近傍(PAD8A〜8Hよりも更に外周領域)は配線層が積極的に配置されない。そのため、PD7A〜7C上と同様に、その領域上の絶縁層表面は、その他の領域の絶縁層表面に対して窪んだ領域となる。
図2では、PD7Bが配置される領域のパッケージ1の断面図を示す。
P型の半導体基板2上にはN型のエピタキシャル層9が形成される。エピタキシャル層9は、P型の分離領域10〜12により複数の島領域に区分される。そして、島領域の1つには、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、N−MOSと呼ぶ。)13が形成され、別の島領域には、PD7Bが形成される。
先ず、N−MOS13の形成領域では、ゲート電極14が、ゲート酸化膜としてのシリコン酸化膜15上面に形成される。ゲート電極14は、例えば、ポリシリコン膜により所望の膜厚となるように形成される。そして、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜16が、エピタキシャル層9に形成される。
第1の絶縁層17が、エピタキシャル層9上面に形成される。第1の絶縁層17は、BPSG(Boron Phospho Silicate Glass)膜、PSG(Phospho Silicate Glass)膜等により、形成される。そして、第1の絶縁層17にはコンタクトホールが形成され、ドレイン電極やソース電極等が形成される。尚、第1の絶縁層17を形成することで、ゲート電極14、LOCOS酸化膜16による段差が軽減される。
次に、PD7Bの形成領域では、N型の拡散層18がエピタキシャル層9に形成され、エピタキシャル層9及びN型の拡散層18はカソード領域として用いられる。一方、P型の基板2は、P型の分離領域11、12と連続し、アノード領域として用いられる。
反射防止膜19が、エピタキシャル層9上に形成される。開口領域20が、N型の拡散層18上のシリコン酸化膜15に形成され、反射防止膜19は、その開口領域20を介してN型の拡散層18上を被覆する。そして、反射防止膜19は、例えば、シリコン窒化膜により形成される。そして、第1の絶縁層17等を貫通して、カソード電極、アノード電極が形成される。
次に、エピタキシャル層9上に形成される絶縁層構造及び4層から成る多層配線構造について説明する。
1層目の配線層21A〜21Dが、第1の絶縁層17上に形成され、その膜厚は、0.2μm程度である。配線層21A〜21Dは、例えば、バリアメタル膜、アルミニウム(Al)を主体とする合金層及び反射防止膜の3層構造から成る。バリアメタル膜は、チタン(Ti)やチタンナイトライド(TiN)等の高融点金属から成り、合金層は、アルミニウム−シリコン−銅(Al−Si−Cu)膜、アルミニウム−銅(Al−Cu)膜等から成り、反射防止膜は、TiN、チタンタングステン(TiW)等の高融点金属から成る。そして、配線層21A〜21Dは、PD7Bの形成領域を開口するように配置される。
第1の絶縁層17上には、第2の絶縁層22が形成される。第2の絶縁層22は、TEOS(Tetra−Ethyl−Orso−Silicate)膜、SOG(Spin On Glass)膜の積層構造から成る。そして、第2の絶縁層22は、SOG膜により平坦化処理が図られ、下層に配置された配線層21A〜21D等による段差が緩和される。
2層目の配線層23A〜23Dが、第2の絶縁層22上に形成され、その膜厚は、0.2μm程度である。2層目の配線層23A〜23Dも1層目の配線層21A〜21Dと同様に、3層構造から成り、配線層21A〜21Dと電気的に接続する。そして、配線層23A〜23Dは、PD7Bの形成領域を開口するように配置される。
第2の絶縁層22上には、第3の絶縁層24が形成される。第3の絶縁層24は、TEOS膜、SOG膜の積層構造から成り、SOG膜により平坦化処理が成される。そして、第3の絶縁層24の表面は、下層に配置された配線層23A〜23D等の段差による凹凸が緩和される。
3層目の配線層25A〜25Dが、第3の絶縁層24上に形成される。3層目の配線層25A〜25Dも1層目の配線層21A〜21Dと同様に、3層構造から成り、2層目の配線層23A〜23Dと電気的に接続する。そして、配線層25A〜25Dは、電源用の配線層や基板2の遠方に配置された素子を電気的に接続する配線層として用いられる。そのため、配線層25A〜25Dでの抵抗値の低減を実現するため、その膜厚は0.5μm程度であり、4層構造の配線層の中で最も厚くなる。また、配線層25A〜25Dは、PD7Bの形成領域を開口するように配置される。
第3の絶縁層24上には、第4の絶縁層26が形成される。第4の絶縁層26は、TEOS膜、SOG膜の積層構造から成り、SOG膜により平坦化処理が成される。そして、第4の絶縁層26の表面は、下層に配置された配線層25A〜25D等の段差による凹凸が緩和される。上述したように、配線層25A〜25Dの膜厚が最も厚くなるため、配線層25A〜25Dに起因する段差も大きくなるが、第4の絶縁層26により平坦化処理されることで、第4の絶縁層26表面の窪みの段差も緩和される。そして、第4の絶縁層26上面には、4層目の配線層27A、27Bが配置されるため、第4の絶縁層26の平坦化処理は必須作業のため、余分な製造コストが掛かることはない。
4層目の配線層27A、27Bが、第4の絶縁層26上に形成され、その膜厚は、0.2μm程度である。4層目の配線層27A、27Bも1層目の配線層21A〜21Dと同様に、3層構造から成り、3層目の配線層25A〜25Dと電気的に接続する。そして、4層目の配線層27A、27Bは、PD7Bの形成領域を開口するように配置される。更に、4層目の配線層27A、27Bは、PD7Bの形成領域以外の領域では、1層目の配線層21A〜21D〜3層目の配線層25A〜25Dが配置されていない領域上を被覆するように配置される。この構造により、PD7B以外の半導体素子への光の入射を防止する遮光膜としての機能も有する。
第4の絶縁層26上には、第5の絶縁層28が形成される。第5の絶縁層28は、TEOS膜の単層構造であり、その膜厚は、0.05μm程度となる。第5の絶縁層28上面には配線層が配置されないため、第5の絶縁層28は平坦化処理が行われない。そのため、第5の絶縁層28の下層に配線層27A、27Bが配置された領域と、配置されない領域では、第5の絶縁層28表面に段差が生じる。その段差幅T3は、大よそ配線層27A、27Bの厚み分であり、0.2μm程度である。
第5の絶縁層28上には、パッシベーション膜29が形成される。パッシベーション膜29は、シリコン窒化膜により形成される。そして、パッシベーション膜29は、耐湿性向上等を目的として、第5の絶縁層28上全面に形成される。しかし、PD7Bの形成領域上では、光を入射させるために、パッシベーション膜29に開口部が形成される。尚、パッシベーション膜29の膜厚は、例えば、0.05μm程度であり、パッシベーション膜29の表面は、第5の絶縁層28表面の凹凸形状と同様な形状となる。この構造により、PD7Bの形成領域上の第5の絶縁層28表面とパッシベーション膜29表面との段差幅T4は、0.25μm程度である。
接着樹脂3が、例えば、回転塗布法により、基板2上全面に塗布される。接着樹脂3として、例えば、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂が用いられる。シリコーン樹脂は、透光封止用樹脂であり、接着強度が強く、接着加工性に優れる。そして、PD7Bの形成領域上は、上記段差幅T4を有することで樹脂溜まり領域となり、接着樹脂3の膜厚は、その他の素子形成領域の膜厚より厚くなる。尚、図示していないPD7A、7Cの形成領域上においても、同等の段差幅の樹脂溜まり領域が形成され、その領域の接着樹脂3の膜厚は厚くなる。
ガラス板4が、接着樹脂3を介して基板2上に貼り合わされる。ガラス板4は、基板2上全面に貼り合わされ、パッケージ1のサイズと同等の大きさと成る。尚、本実施の形態では、ガラス板4に限定されるものではなく、ガラス板4に換えて、樹脂板等の透光性を有する支持基板を用いる場合でもよい。
図3(A)では、PAD8A、8Eが配置される領域のパッケージ1の断面図を示す。尚、紙面左側はPAD8Aの配置領域を示し、紙面右側はPAD8Eの配置領域を示す。そして、図3(A)では、図1及び図2に示す構成部材と同一のものには同一の符番を付す。
先ず、PAD8Aの配置領域では、2層目の配線層23Eと3層目の配線層25Eとがコンタクトホール30を介して電気的に接続し、3層目の配線層25Eと4層目の配線層27Cとがコンタクトホール31を介して電気的に接続する。パッシベーション膜29の開口部32から露出する配線層27Cは、PAD8Aとして利用される。そして、PAD8A表面とパッシベーション膜29表面との段差幅T5は、0.1μm程度である。
次に、PAD8Eの配置領域では、2層目の配線層23Fと4層目の配線層27Eとがコンタクトホール33を介して電気的に接続する。コンタクトホール33は、配線層23F上の絶縁層24、26を貫通して形成され、3層目の配線層25F、25G間の開口領域34に形成される。パッシベーション膜29の開口部35から露出する配線層27Eは、PAD8Eとして利用される。そして、PAD8E表面とパッシベーション膜29表面との段差幅T5は、0.1μm程度である。
この構造により、PAD8A、8Eの形成領域上では、上記段差幅T5を有することで、接着樹脂3の膜厚は、その他の素子形成領域の膜厚より厚くなる。尚、図示していないPAD8B〜8Dの形成領域上においても、同等の段差幅の樹脂溜まり領域が形成され、その領域の接着樹脂3の膜厚は厚くなる。
図3(B)では、基板2の周端部近傍領域のパッケージ1の断面図を示す。尚、図3(B)では、図1及び図2に示す構成部材と同一のものには同一の符番を付す。
図示したように、パッケージ1の側面5A近傍までは、配線層23G、25H、27Fは配置されない。その領域に配線層23G、25H、27Fが、積極的に配置される理由もなく、また、パッケージ1から露出することで、配線層23G、25H、27Fが腐食することを防止するためである。そのため、上述したPD7B上と同様に、基板2の周端部近傍では、その他の領域よりも窪んだ領域となる。そして、その窪んだ領域でのパッシベーション膜2の段差幅T6は、大よそ配線層27Fの厚み分であり、0.2μm程度である。
上述したように、パッシベーション膜29の表面には段差が形成され、特に、大きな段差となる領域は、図2(B)〜図3(B)に示す領域である。PD7A〜7C上では段差幅T4は0.25μm程度以下となり、PAD8A〜8E上では段差幅T5は0.1μm程度以下となり、基板2の周端部近傍では段差幅T6は0.2μm程度以下となる。つまり、3層目の配線層25A〜25Dに対し、第4の絶縁層26により平坦化処理を行うことで、基板2上の最も接着樹脂3が厚くなる領域においても、0.25μm程度の厚みに抑制される。そして、パッケージ1は、基板2(エピタキシャル層9及びその上面の多層配線構造を含む)、接着樹脂3及びガラス板4から構成される。パッケージ1の置かれる熱環境に応じて、基板2、接着樹脂3及びガラス板4は、それぞれ熱膨張、熱収縮を繰り返す。その結果、パッケージ1全体としての上記熱膨張、熱収縮は、それぞれ厚みT1、T2(図1(A)参照)を有する基板2やガラス板4に支配される。そして、最も膜厚の薄い接着樹脂3が、その熱応力による影響を最も受け易くなる。
この構造により、接着樹脂3の中でも、上記段差幅T4〜T6を含む樹脂溜まり領域の接着樹脂3に熱応力が集中し易くなるが、段差幅T4〜T6が小さいため、その樹脂溜まり領域に熱応力が局所的に加わることを防止できる。これは、樹脂溜まり領域の接着樹脂3は、その周囲の接着樹脂3と連動し、広い領域により上記熱応力を受けるため、熱応力が分散され易いからである。その結果、段差幅T4〜T6を含む樹脂溜まり領域の接着樹脂3が、樹脂溜まり領域のコーナー部(樹脂溜まり領域を構成する底面と側面とが交差する領域)から剥離し、その剥離に伴うクラックが接着樹脂3に発生することを防止できる。そして、その剥離やクラックが外観異常となり、製品不良となることを防止できる。特に、PD7A〜7Cの形成領域では、上記剥離やクラックにより入射光が乱反射し、フォトダイオード7として使用できなくなる。
次に、樹脂溜まり領域の接着樹脂3の膜厚が厚くなることで発生する問題(剥離、クラック)を以下に詳述する。
仮に、図2に示す断面において、3層目の配線層25A〜25Dと4層目の配線層27A、27Bと入れ替え、配線層27A、27Bを最上層の配線層とする構造では、パッシベーション膜29での段差幅は、配線層25A〜25Dの膜厚により0.5μm程度となる。そして、PD7A〜PD7C上には、最も深い領域で0.5μm程度を有する樹脂溜まり領域が形成される。そして、PD7A〜PD7C上の樹脂溜まり領域は、例えば、縦100μm×横150μm程度の領域であり、パッケージ(縦1.2mm×横1.5mm)全体に占める領域としては微小領域となる。そのため、PD7A〜PD7C上の接着樹脂は局所的に厚くなってしまう。
例えば、このような樹脂溜まり領域を有するパッケージに対し、信頼性試験を行った。低温保存試験を行った場合には、22パッケージ中全てのパッケージに上記外観異常が発生した。また、温度サイクル試験を行った場合には、22パッケージ中18パッケージに上記外観異常が発生した。また、リフロー試験を行った場合には、95パッケージ中10パッケージに上記外観異常が発生した。尚、高温保存試験、高温高湿保存試験を行った場合には、全てのパッケージにおいて、上記外観異常が発生しなかった。
上記信頼性試験の結果からも、パッケージ全体に対し収縮方向の熱応力が加わることで、局所領域では接着樹脂3が収縮するため上記剥離が起こり、上記外観異常が発生し易いと考えられる。一方、パッケージへの温度が高く働くことで、接着樹脂3に膨張方向の熱応力が加わる際には、接着樹脂3の有する柔軟特性等により、上記熱応力が緩和される。そして、接着樹脂3は、厚み方向に対して水平方向に引っ張られることで、上記剥離が防止され、上記外観異常が起こり難いと考えられる。
上述した剥離、その剥離に伴うクラックの発生からも分るように、本実施の形態では、段差幅T4〜T6を小さくし、深い樹脂溜まり領域の発生を抑制する。そして、浅い樹脂溜まり領域では、段差幅が浅いため局所的に熱応力が加わることが防止される。そして、基板2上の接着樹脂3全体で熱応力を受ける構造となることで、基板2の周端部から熱応力が外部へと発散され、熱応力による接着樹脂3の剥離やクラックの発生を防止できる。尚、上記段差幅T4〜T6が緩和されたパッケージに対し同じ条件の信頼性試験を行ったが、低温保存試験、温度サイクル試験、リフロー試験、高温保存試験、高温高湿保存試験の全ての試験において、全てのパッケージに上記外観異常が発生しなかった。
尚、本実施の形態では、4層目の配線層27A、27Bが、配線層として用いられ、更に、遮光膜として用いられる場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、最上層に配置される金属層が、遮光膜としてのみ用いられる場合でも良い。この場合には、その金属層は、PD7Bの形成領域上やPAD8A〜8Hの形成領域上に開口部が形成され、基板2上のその他の領域を、実質、全面覆うことで、基板2に形成された半導体素子への光の入射を防止する。この場合には、その金属層は、上記バリアメタル膜のみから成る1層構造で良く、その分膜厚を薄くすることができ、パッシベーション膜29表面での段差幅を更に小さくすることができる。その結果、接着樹脂3の膜厚のばらつきも少なくなり、接着樹脂3への外観異常も防止される。
また、基板2にPD7A〜7Cが配置されるため、透光性のガラス板4が用いられる構造について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、基板2に光の入射を必要とする素子、例えば、PD7A〜7Cが配置されない場合には、不透明なガラス板や金属板、あるいは樹脂板等の支持基板を用いる場合でもよい。この場合でも、基板上の絶縁層表面の段差幅を狭めることで、接着樹脂3への熱応力の集中を防止できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
次に、本発明の第2の実施の形態である半導体装置の製造方法について、図4〜図6を参照し、詳細に説明する。図4〜図6は、本実施の形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。尚、図4〜図6では、第1の実施の形態に用いた半導体装置(図1〜図3参照)の製造方法について説明し、同一の構成部材は同一の符番とする。
先ず、図4に示す如く、P型の半導体基板2(ウエハ)を準備する。基板2上にN型のエピタキシャル層9を形成する。エピタキシャル層9は、P型の分離領域10〜12により複数の島領域に区分される。そして、島領域の1つには、N−MOS13が形成され、別の島領域には、PD7Bが形成される。尚、N−MOS13及びPD7Bの構造の説明は、上述した説明を参照し、ここではその説明を割愛する。
次に、エピタキシャル層9上に第1の絶縁層17を形成する。第1の絶縁層17として、例えば、NSG膜、BPSG膜等の少なくとも1層を選択し形成する。その後、第1の絶縁層17上面に1層目の配線層21A〜21Dを形成する。第1の実施の形態にて上述したように、配線層21A〜21Dは、例えば、バリアメタル膜上にAlを主体とする合金層と反射防止膜とを積層し、3層構造とする。
次に、第1の絶縁層17上に第2の絶縁層22を形成する。第2の絶縁層26としては、先ず、1層目の配線層21A〜21Dを被覆するようにTEOS膜を堆積する。そして、TEOS膜表面には、1層目の配線層等の形状に応じて段差が形成される。次に、この段差を緩和するため、TEOS膜上に液体SOGを塗布し、SOG膜を形成する。その後、SOG膜上に、再び、TEOS膜を堆積する。この製造方法により、第2の絶縁層22表面の段差を緩和する。
次に、第2の絶縁層22上に、2層目の配線層23A〜23Dを形成する。2層目の配線層23A〜23Dは、1層目の配線層21A〜21Dと同様に、3層構造となる。その後、第2の絶縁層22上に第3の絶縁層24を形成する。第3の絶縁層24は、第2の絶縁層22と同様に、TEOS膜、SOG膜、TEOS膜の積層構造から成る。そして、その積層構造により、第3の絶縁層24表面の段差を緩和する。
次に、図5に示す如く、第3の絶縁層24上に、3層目の配線層25A〜25Dを形成する。3層目の配線層25A〜25Dは、1層目の配線層21A〜21Dと同様に、3層構造となる。このとき、配線層25A〜25Dを用い、電源用の配線層等を形成するため、配線層25A〜25Dは、例えば、0.5μm程度の膜厚となる。その後、第3の絶縁層24上に第4の絶縁層26を形成する。第4の絶縁層26は、第2の絶縁層22と同様に、TEOS膜、SOG膜、TEOS膜の積層構造から成る。そして、配線層25A〜25Dの膜厚は、4層構造の配線層の中で最も厚くなるが、SOG膜を用いて平坦化処理を行うことで、第4の絶縁層26表面の段差を緩和する。
次に、第4の絶縁層26上に、4層目の配線層27A、27Bを形成する。4層目の配線層27A、27Bは、1層目の配線層21A〜21Dと同様に、3層構造となる。その後、第4の絶縁層26上に第5の絶縁層28を形成する。第5の絶縁層28上面には配線層は配置されないため、第5の絶縁層28の平坦化は不要である。そのため、第5の絶縁層28はTEOS膜から成り、第5の絶縁層28表面には、配線層27A、27Bのパターンに応じた凹凸形状が形成される。次に、第5の絶縁層28上にパッシベーション膜29を形成する。そして、パッシベーション膜29は、例えば、シリコン窒化膜から成り、パッシベーション膜29の表面には、第5の絶縁層28表面と同様な凹凸形状が形成される。
次に、図6に示す如く、パッシベーション膜29上に接着樹脂3を滴下する。接着樹脂3としてシリコーン樹脂を用いるが、エポキシ樹脂等でも良い。そして、基板2(ウエハ)と同形状のガラス板4を準備し、基板2上にガラス板4を貼り合わせる。その後、回転塗布装置のステージ(図示せず)上に基板2を設置し、ガラス板31を基板2側に押圧した状態にて、基板2を回転させる。例えば、その押圧力は、ガラス板4の自重により2〜15Paであり、回転速度は1500〜3000rpmである。この製造方法により、基板2の中心部に滴下された接着樹脂3は、その遠心力により基板2周囲へと広がり、その後基板2とガラス板4との間を充填する。このとき、上記遠心力や上記押圧力が接着樹脂3に加わることで、接着樹脂3内の微小気泡が除去される。
次に、熱処理を加えることで、接着樹脂3は硬化し、基板2とガラス板4とは、確実に貼り合わされる。上述したように、ガラス板4を用い接着樹脂3に押圧力を加えながら、接着樹脂3を流動させることで、ガラス板4は、基板2上にしっかりと固定された状態にて貼り合わされる。尚、本実施の形態では、ガラス板4に限定されるものではなく、ガラス板4に換えて、樹脂板等の透光性を有する支持基板を用いる場合でもよい。
最後に、図1(A)に示す如く、基板2の裏面側から貫通電極を形成し、基板2の裏面側にバンプ電極6A〜6Fを形成した後、基板2及びガラス板4をダイシングし、個々のパッケージ1へと個片化する。
上述したように、本実施の形態では、第2の絶縁層22〜第5の絶縁層28表面の平坦性を実現する際に、TEOS膜、SOG膜を積層することで対応し、CMP法を用いていない。この製造方法により、CMP法を用いることなく、製造コストを抑えられる。そして、CMP法により絶縁層表面の接着面を平坦化処理した場合と比較して、パッシベーション膜29表面には、小さい段差が形成される。この程度の段差では、接着樹脂3へ上記外観異常(剥離、クラック)が発生することはなく、接着樹脂3とパッシベーション膜29との密着性が向上される。パッシベーション膜29表面の段差により、アンカー効果が得られるからである。
尚、本実施の形態では、基板2(エピタキシャル層9含む)にPD7Bが形成される場合のパッケージ1について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、基板2には基板2に光の入射を必要とする素子、例えば、PD7A〜7Cが配置されない場合には、不透明なガラス板や金属板、あるいは樹脂板等の支持基板を用いる場合でもよい。そして、少なくとも線膨張係数の異なる2つの基板を接着樹脂により貼り合わせる技術に応用できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
1 パッケージ
2 半導体基板
3 接着樹脂
4 ガラス板
7A フォトダイオード
8A パッド電極
2 半導体基板
3 接着樹脂
4 ガラス板
7A フォトダイオード
8A パッド電極
Claims (6)
- 半導体素子が形成された半導体層と、前記半導体層上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された接着樹脂と、前記接着樹脂により前記半導体層上に貼り合わされた支持基板とを有し、
前記絶縁層には多層の配線層が形成され、前記多層配線層の最上層に配置された配線層の膜厚は、前記多層配線層の中間層に配置された配線層の膜厚よりも薄いことを特徴とする半導体装置。 - 前記絶縁層は、前記多層配線層の各層に対応した多層の積層構造からなり、
前記中間層に配置された配線層には電源用の配線層が配置され、前記電源用の配線層と当接し、その上面に形成された前記多層の絶縁層の1層は平坦化処理が成された膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記半導体素子の1素子はフォトダイオードであり、前記支持基板は透光性基板であることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
- 前記接着樹脂はシリコーン樹脂であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
- 半導体層に半導体素子を形成し、前記半導体層上に絶縁層を形成し、前記絶縁層上に接着樹脂を塗布した後、前記半導体層上に支持基板を貼り合わせる半導体装置の製造方法において、
前記支持基板により前記接着樹脂を押圧した状態にて、回転塗布法により前記接着樹脂を前記絶縁層と前記支持基板間に充填させることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記半導体素子の1素子はフォトダイオードであり、前記支持基板は透光性基板であることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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JP2008330812A JP2010153635A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 半導体装置及びその製造方法 |
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JP2014061810A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Denso Corp | ヒートポンプ式冷暖房空調装置 |
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