JP2010153276A - 燃料電池用濃度検出システム、及び、燃料電池発電システム - Google Patents
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Abstract
燃料電池に供給する燃料の濃度を検出する燃料電池用濃度検出システムにおいて、電池反応に伴う副生成物によって変化した燃料濃度検出器の検出感度の補正を行い、より正確な燃料濃度の検出が可能な燃料電池用濃度検出システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
燃料濃度が既知である高濃度液体燃料と純水や低濃度液体燃料によって濃度検出器の検出感度をそれぞれ補正し、得られた燃料濃度の検出感度の特性に基づいて測定対象のメタノール燃料濃度を検出する構成とする。この構成により、電池反応に伴う副生成物によって変化した燃料濃度検出器の検出感度が補正できるため、スタックへ供給される高濃度液体燃料と純水や低濃度液体燃料とで希釈したメタノール燃料の濃度を正確に検出するが可能となり、スタックは適切な燃料濃度の供給を受けて発電できるようになる。
【選択図】図1
Description
(カソード反応) 3/2O2+6H++6e- → 3H2O
(全体反応) CH3OH+3/2O2 → 2H2O+CO2
すなわち、DMFC電源システムにおいては、アノード反応では水とメタノールの両方が必要であり、また、カソード反応においては酸素が必要となる。従って、パッシブ型及びアクティブ型DMFC電源システムでは、水,メタノール及び酸素を供給することで電池反応を発生させ、この電池反応により発電するものである。DMFC発電システムにおいて、発電部分であるMEAへの水及びメタノールの供給方法としては、以下のようになる。先ず、MEAに対しては燃料及び空気を独立して供給する必要がある。複数のセルを積層してスタックを構成する場合においては、燃料と空気とを分離するために燃料及び空気の流路を有するセパレータを設ける。このセパレータはカーボンや金属などの導電性材料を用いることにより、燃料や空気の流体は分離しながら複数のセルを電気的に直列接続することができる。
生成された水素イオンは電解質膜中をアノードからカソード側に移動し、カソード電極上で空気中から拡散してきた酸素ガスと電極上の電子と(2)式に従って反応して水を生成する。
従って、発電に伴う全化学反応は(3)式に示すようにメタノールが酸素によって酸化されて炭酸ガスと水とを生成し、化学反応式はメタノールの火炎燃焼と同じになる。
単位電池の開路電圧は概ね1.2Vであるが、メタノール燃料が電解質膜を浸透するメタノールクロスオーバの影響で実質的には0.85〜1.0Vであり、特に限定されるものではないが実用的な発電状態(負荷運転)の下での電圧は0.2〜0.6V程度の領域が選ばれる。従って、実際に電源として用いる場合には、燃料電池電源システムに接続される負荷機器の要求にしたがって、所定の電圧が得られるように単位電池を直列接続して用いられ、さらに必要に応じて電圧変換回路により電圧調整される。
2 検出対象のメタノール燃料
3 純水あるいは低濃度液体燃料
5 メタノール濃度検出信号
6 燃料濃度検出器
7 メタノール燃料供給制御回路
13 混合タンク
15 スタック
16 流量制御弁
36 三方制御弁
Claims (8)
- 流体内成分の濃度を測定する燃料電池用濃度検出システムにおいて、濃度検出対象の流体を濃度検出器へ供給して濃度検出するとともに、前記濃度検出器に時間的な間隔を開けて2つ以上の既知濃度の流体をそれぞれ供給するシステム構成とし、濃度検出対象の流体の同一成分について既知濃度の流体により前記濃度検出器の検出感度を補正することを特徴とする燃料電池用濃度検出システム。
- 予め設定された濃度で混合タンクから燃料電池の発電部分へ液体燃料を供給するために液体燃料濃度を測定する燃料電池用濃度検出システムにおいて、
燃料濃度が既知の高濃度液体燃料と、純水を含めた低濃度液体燃料とが供給され、高濃度液体燃料と低粘度液体燃料が混合された希釈燃料を貯蔵する混合タンクと、
前記混合タンクから前記燃料電池の発電部分へ供給される希釈燃料の一部が流量調節弁を介して供給され、前記希釈燃料の濃度を検出する濃度検出器とを有し、
前記濃度検出器に前記高濃度液体燃料、及び、低濃度液体燃料を個別に供給できる構成としたことを特徴とする燃料電池用濃度検出システム。 - 請求項2に記載の燃料電池用濃度検出システムにおいて、燃料濃度が既知の前記高濃度液体燃料と前記低濃度液体燃料によって前記濃度検出器の検出感度をそれぞれ補正し、検出感度を補正した前記濃度検出器によって燃料濃度が未知である前記希釈燃料濃度を検出することを特徴とする燃料電池用濃度検出システム。
- 請求項2に記載の燃料電池用濃度検出システムにおいて、燃料濃度が既知の前記高濃度液体燃料あるいは低濃度液体燃料を濃度検出器へ供給時に、前記流量調節弁を閉状態とし、
前記濃度検出器に前記希釈燃料の供給時、及び、前記希釈燃料の濃度検出時に、前記高濃度液体燃料あるいは低濃度液体燃料の前記濃度検出器への供給を停止することを特徴とする燃料電池用濃度検出システム。 - 請求項2に記載の燃料電池用濃度検出システムにおいて、前記低濃度液体燃料として燃料電池の発電に伴い発生する生成水を用いたことを特徴とする燃料電池用濃度検出システム。
- 請求項2に記載の燃料電池用濃度検出システムにおいて、燃料濃度が既知の高濃度液体燃料あるいは低濃度液体燃料は、それぞれメカニカルキーを有する燃料カートリッジにより燃料濃度が識別され、これらのメカニカルキーにより識別された既知の燃料濃度によるそれぞれの検出感度を用いて燃料検出器を補正し、前述した希釈燃料の燃料濃度を検出することを特徴とする燃料電池用濃度検出システム。
- 予め設定された濃度で混合タンクから燃料電池の発電部分へ液体燃料を供給するために液体燃料濃度を測定する濃度検出器を備えた燃料電池発電システムにおいて、
燃料濃度が既知の高濃度液体燃料と、純水を含めた低濃度液体燃料とが供給され、高濃度液体燃料と低粘度液体燃料が混合された希釈燃料を貯蔵する混合タンクと、
前記混合タンクから供給される希釈燃料により発電する燃料電池と、
前記混合タンクから前記燃料電池の発電部分へ供給される希釈燃料の一部が流量調節弁を介して供給され、前記希釈燃料の濃度を検出する濃度検出器とを有し、
前記濃度検出器に前記高濃度液体燃料、及び、低濃度液体燃料を個別に供給できる構成としたことを特徴とする燃料電池発電システム。 - 請求項7に記載の燃料電池発電システムにおいて、燃料濃度が既知の前記高濃度液体燃料と前記低濃度液体燃料によって前記濃度検出器の検出感度をそれぞれ補正し、検出感度を補正した前記濃度検出器によって燃料濃度が未知である前記希釈燃料濃度を検出することを特徴とする燃料電池発電システム。
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JP2008331820A JP2010153276A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 燃料電池用濃度検出システム、及び、燃料電池発電システム |
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2008
- 2008-12-26 JP JP2008331820A patent/JP2010153276A/ja active Pending
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