JP2010152939A - 半導体装置とテスト方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリへアクセスするフリップフロップとメモリ間のアクセスパスのスピードテストをメモリBIST回路でテストすることを可能とする。
【解決手段】メモリBIST回路2を用いたテストのとき、メモリBIST回路2からのアドレスおよびコントロール信号を選択出力し、メモリBIST回路を用いたテスト以外のとき、CPUのアドレスおよびコントロール信号を選択出力するセレクタ11と、メモリBIST回路を用いたテストのとき、メモリBIST回路からのライトデータを選択出力し、メモリBIST回路を用いたテスト以外のとき、CPUのライトデータを選択出力するセレクタ12と、セレクタ11の出力をサンプルするフリップフロップ13と、セレクタ12の出力をサンプルするフリップフロップ14と、を備え、フリップフロップ13、14から出力されるアドレスおよびコントロール信号、ライトデータがメモリ3のアドレスおよびコントロール端子、ライトデータ端子に入力される。
【選択図】 図1
【解決手段】メモリBIST回路2を用いたテストのとき、メモリBIST回路2からのアドレスおよびコントロール信号を選択出力し、メモリBIST回路を用いたテスト以外のとき、CPUのアドレスおよびコントロール信号を選択出力するセレクタ11と、メモリBIST回路を用いたテストのとき、メモリBIST回路からのライトデータを選択出力し、メモリBIST回路を用いたテスト以外のとき、CPUのライトデータを選択出力するセレクタ12と、セレクタ11の出力をサンプルするフリップフロップ13と、セレクタ12の出力をサンプルするフリップフロップ14と、を備え、フリップフロップ13、14から出力されるアドレスおよびコントロール信号、ライトデータがメモリ3のアドレスおよびコントロール端子、ライトデータ端子に入力される。
【選択図】 図1
Description
本発明は半導体装置に関し、特に、メモリのテストに好適な半導体装置とテスト方法に関しする。
複数のメモリを一つのチップに搭載した半導体装置において、これらのメモリをメモリBIST(Built In Self Test)回路でテスト(セルフテスト)する場合、レイアウト的に、メモリBIST回路から遠方となるメモリが存在する場合がある。なお、メモリBIST回路は、メモリと同一チップ上に搭載され、メモリをテストするためのアドレス信号、コントロール信号、ライトデータのテストベクタを生成し、また、メモリからのリードデータをライトデータと比較する等してテストを行う。
メモリBIST回路から遠方となるメモリを、メモリBIST回路の近傍にあるメモリと同じようにテストすると、遠方のメモリは、配線遅延により、テストのタイミングが厳しくなる。
なお、特許文献1(特開2006−155682号公報)には、LSI(Large Scale Integrated Circuit)に組み込まれた複数のメモリをメモリBIST制御回路(「メモリBIST回路」ともいう)を用いてテストする際に、それぞれのメモリとメモリ制御BIST回路の配置位置関係によらず、タイミングの問題を回避し実速度(AtSpeed)のテストを実施するためのLSIテスト回路として、図3に示すような構成が開示されている。メモリ102、105のそれぞれの配置位置に応じて、それぞれをメモリBIST制御回路106と接続する経路に、メモリBIST実行時の信号を遅延させるパイプライン・フリップフロップ107、108が挿入されている。LSI内の回路の構成によってメモリBIST制御回路106から離れたところに配置されたメモリ105に対してはパイプライン・フリップフロップ107と108により、メモリBIST制御回路106との間の信号をパイプライン化し、メモリBIST回路106においてはパイプライン段数を考慮したタイミングでテスト結果を比較判定する。
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
図3に示した例の構成をまとめると、以下の通りとされる。
(A)メモリ105の直前にメモリBIST制御回路106への経路と切り替えを行うセレクタ104が配置されている。
(B)セレクタ104とメモリBIST制御回路106の間にパイプライン・フリップフロップ107、108が配置されている。
(C)メモリ105とメモリBIST制御回路106が物理的(レイアウト的)に遠い位置に配置された場合でも、遠くの位置に配置せれたメモリにおいて、パイプライン・フリップフロップ107、108によりタイミングが厳しくならない。このため、メモリBIST制御回路106から遠くの位置に配置されたメモリのアクセスタイミングが緩和される。
しかしながら、図3に示した構成の場合、メモリBIST制御回路106を用いてメモリ105のスピードテストを行う場合、テストできるのは、メモリ105だけであり、ユーザロジック回路101内のメモリにアクセスするフリップフロップ(不図示)とメモリ105間のアクセスパスのスピードテストをメモリBIST回路でテストすることはできない。このため、ユーザロジック回路101内のメモリにアクセスするフリップフロップ(不図示)とメモリ105間のアクセスパスのスピードテスト(at speed functional test;実速度ファンクショナルテスト)は別の手段で行う必要がある(詳細な分析は比較例の説明で行う)。そして、メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のパスのスピードテストを行うためのテストパタン(LSIテスタのパタン)が必要となる。
本発明は、上記問題点の少なくとも1つの解決を図るものであり、概略以下の構成とさる。
本発明によれば、メモリへアクセスするための信号を取り込み出力するフリップフロップと、前記メモリのテストを行うメモリBIST(Built In Self Test)回路と、を備え、さらに、前記フリップフロップの直前に、前記メモリBIST回路からの信号を前記フリップフロップに供給するように、切り替えを行うセレクタを備えた半導体装置が提供される。
本発明によれば、メモリにアクセスするための信号を取り込み出力するフリップフロップの直前に、メモリBIST(Built In Self Test)回路への経路と切り替えを行うセレクタを設け、前記メモリBIST回路により、前記メモリのテストと、前記メモリへアクセスするためのパスのテストを行うテスト方法が提供される。
本発明によれば、メモリへアクセスするフリップフロップとメモリ間のアクセスパスのスピードテストをメモリBIST回路でテストすることを可能としている。
本発明においては、メモリにアクセスするフリップフロップ(図1の13、14)の直前に、メモリBIST回路への経路(パス)の切替を行うセレクタ(図1の11、12)を備える。メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のパスのスピードテストを、メモリBISTにより実行することができる。このため、本発明においては、メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のパスのテストパタンの作製を不要としている。
本発明の理解のために、本発明の比較例について以下に説明する。図2は、比較例の構成を示す図である(本発明者により作成された図である)。図2において、CPU1Aは、アドレス・コントロール信号を保持するフリップフロップ13と、RAM(ランダムアクセスメモリ)3へのライトデータを保持するフリップフロップ14と、RAM3からのリードデータを保持するフリップフロップ15を備えている。CPU1Aのフリップフロップ14から出力されるライトデータは、ECC(Error Checking and Correction;誤り検出訂正)回路4のECC符号化回路41でECC符号化される。なお、図2では、簡単のため、フリップフロップ13は一本の線を入力するフリップフロップとして図示されているが、複数ビットパラレルのアドレス信号を不図示のクロックでサンプルする複数のフリップフロップ(レジスタ)として構成される。なお、簡単のため、アドレス・コントロール信号を1つにまとめているが、コントロール信号(リード、ライトアクセス等の指定を行う制御信号を含む)は、アドレス信号とは別の端子とされ、アドレス信号とは別の配線経路上を転送されるようにしてもよい。またフリップフロップ14、15は、複数ビットのデータをパラレルに転送する場合、複数ビットのライトデータ(パラレルデータ)、複数ビットのリードデータ(パラレルデータ)を不図示のクロックでサンプルする複数のフリップフロップ(レジスタ)として構成される。
テストバスセレクタ5は、フリップフロップ13からのアドレス・コントロール信号と、テストバス9のアドレス・コントロール信号を入力するセレクタ51と、ECC(Errror Checking and Corection)回路4のECC符号化回路41の出力と、テストバス9のライトデータとを入力するセレクタ52とを備えている。テストバス9のアドレス・コントロール信号、ライトデータは、テスト時に、LSIテスタから供給される。セレクタ51は、不図示のテストモード信号によって、テストバス9を用いたテスト時には、テストバス9のアドレス・コントロール信号(テストパタン)を選択し、それ以外は、フリップフロップ13からのアドレス・コントロール信号を選択する。同様に、セレクタ52は不図示のテストモード信号によって、テストバス9を用いたテスト時には、テストバス9のライトデータ(テストパタン)を選択し、それ以外の場合、ECC符号化回路41の出力を選択する。なお、ECC符号化回路41は、CPU1AからのライトデータをECC(Error Correction Code;誤り訂正符号)符号化して出力する。
メモリBISTセレクタ11(単に、「セレクタ11」ともいう)は、セレクタ51の出力と、メモリBIST回路2からのアドレス・コントロール信号を受けるパイプライン・フリップフロップ81の出力とを入力し、メモリBIST回路2を用いたテスト時には、パイプライン・フリップフロップ81の出力を選択し、それ以外の場合、セレクタ51の出力を選択する。メモリBISTセレクタ11の出力は、RAM3のアドレス・コントロール信号端子に入力される。
メモリBISTセレクタ12(単に、「セレクタ12」ともいう)は、セレクタ52の出力と、メモリBIST回路2からのライトデータを受けるパイプライン・フリップフロップ82の出力とを入力し、メモリBIST回路2を用いたテスト時には、パイプライン・フリップフロップ82の出力を選択し、それ以外の場合、セレクタ52の出力を選択する。メモリBISTセレクタ12の出力はライトデータ端子に入力される。
セレクタ7は、RAM3のリードデータ端子から出力されたリードデータと、メモリBISTセレクタ12から出力されるライトデータを受けるフリップフロップ6の出力(バイパス出力)を受け、スキャンパステスト等のバイパスモード時には、フリップフロップ6の出力を選択し、それ以外の場合、RAM3のリードデータ端子から出力されるリードデータを選択する。
また、RAM3のリードデータ端子から出力されたリードデータは、パイプライン・フリップフロップ83に直接に入力され、パイプライン・フリップフロップ83の出力はメモリBISTセレクタ12に入力される。
ECC回路4のECC復号回路42は、セレクタ7の出力を受け、ECC復号化(誤り検出と訂正)を行う。
CPU1Aのフリップフロップ15は、ECC復号回路42の出力を取り込む。
図2において、フリップフロップ81、82(パイプライン・フリップフロップ)は、図3のフリップフロップ107に対応し、フリップフロップ83は、図3のフリップフロップ108に対応している。図2の例では、ECC機能を備えているが、ECC回路4はなくてもよい。この場合、フリップフロップ14の出力がセレクタ52に直接入力され、セレクタ7の出力はフリップフロップ15に直接入力される。
ノーマル動作時、CPU1A内のフリップフロップ13からのアドレス・コントロール信号は、セレクタ51、セレクタ11を介してRAM3のアドレス・コントロール端子に入力される。CPU1A内のフリップフロップ14からのライトデータは、ECC符号化回路41、セレクタ52、セレクタ12を介してRAM3のライトデータ端子に入力される。
アドレス・コントロール信号のアドレスで選択されたRAM3のメモリセルのリードデータは、セレクタ7、ECC復号回路42を介してCPU1Aのフリップフロップ15に取り込まれる。
テストバス9を用いたテスト時には、テストバス9のアドレス・コントロール信号(テストパタン)は、セレクタ51、セレクタ11を介してRAM3のアドレス・コントロール端子に入力される。テストバス9のライトデータ(テストパタン)は、セレクタ52、セレクタ12を介してRAM3のデータ端子に入力される。テストバス9のアドレス信号で選択されたRAM3のメモリセルのリードデータは、セレクタ7を介してテストバス9のリードデータに転送される。
メモリBIST回路2を用いてスピードテストを行う場合、セレクタ11でパイプライン・フリップフロップ81の出力を選択し、セレクタ12でパイプライン・フリップフロップ82の出力を選択し、メモリBIST回路2から、RAM3へアドレス・コントロール信号とライトデータを与える。この場合、RAM3のリードデータをパイプライン・フリップフロップ83で取り込んで、メモリBIST回路2に与えられる。
スキャンパステストやBISTテストを採用していると、RAM3は、フリップフロップ6とセレクタ7からなるメモリバイパスロジックでバイパスされる。すなわち、バイパス時、RAM3のリードデータは無視され、セレクタ12の出力をフリップフロップ6で取り込んだデータがセレクタ7で選択される。
メモリにアクセスするフリップフロップ14、15と、RAM3間のパス(フリップフロップ14→ECC符号化回路41→セレクタ52→セレクタ12→RAM3のライトデータ端子、及び、RAM3のリードデータ端子→セレクタ7→ECC復号回路42→フリップフロップ15のパス)のスピードテストを行う場合、メモリBIST回路2を用いたテストパタンとは、別のテストパタンが必要とされる。すなわち、メモリBIST回路2を用いて、メモリにアクセスするフリップフロップ14、15とRAM3間のパスをテストすることは不可能である。このため、例えば、CPU1A内の内部回路を介してフリップフロップ14、15に、テスト用のアドレス・コントロール信号、テスト用のライトデータを設定し、テストバスセレクタ51、52の選択、メモリBISTセレクタ11、12の選択を行い、セレクタ7の選択を設定してRAM3からのリードデータをフリップフロップ15に入力するように設定するテストパタンをLSIテスタから供給することで、スピードテストが行われる。
そこで、本発明においては、メモリにアクセスするフリップフロップ(13、14)の直前に、メモリBIST回路(2)の経路への切替を行うセレクタ(メモリBISTセレクタ)(11、12)を備えている。以下、実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、本実施例においては、RAM3と、CPU1と、ECC符号化回路41とECC復号回路42を備えたECC回路4と、セレクタ51、52を備えたテストバスセレクタ5と、フリップフロップ6とセレクタ7を備えたメモリバイパスロジックと、メモリBIST回路2とを備えている。CPU1は、RAM3にアクセスするためのフリップフロップ13、14、15と、フリップフロップ13、14の直前に設けられたセレクタ11とセレクタ12を備えたメモリBISTセレクタ10とを備えている。なお、図1において、フリップフロップ13、14、15、ECC回路4、テストバスセレクタ5、メモリバイパスロジック(6、7)、RAM3、メモリBIST回路2自体は、図2と同一とされる。
CPU1内のメモリBISTセレクタ10のセレクタ11は、CPU1の内部回路(不図示)で生成されたアドレス・コントロール信号と、メモリBIST回路2からのアドレス・コントロール信号とを入力し、メモリBIST回路2を用いたテスト時、メモリBIST回路2からのアドレス・コントロール信号を選択し、それ以外の場合、CPU1の内部回路からのアドレス・コントロール信号を選択する。セレクタ11で選択されたアドレス・コントロール信号はフリップフロップ13に入力される
CPU1のメモリBISTセレクタ10のセレクタ12は、CPU1の内部回路で生成されたライトデータと、メモリBIST回路2からのライトデータとを入力し、メモリBIST回路2を用いたテスト時、メモリBIST回路2からのライトデータを選択し、それ以外の場合、CPU1の内部回路からのライトデータを選択する。セレクタ12で選択されたライトデータはフリップフロップ14に入力される。フリップフロップ14の出力はECC回路4のECC符号化回路41に入力される。
セレクタ51は、フリップフロップ13の出力とテストバス9のアドレス・コントロール信号を入力し、テストバスを用いたテストを行う場合、テストバス9のアドレス・コントロール信号を選択し、それ以外の場合(例えばノーマル動作時、及び、メモリBIST回路2を用いたテスト時)、フリップフロップ13の出力を選択する。
セレクタ52は、ECC符号化回路41の出力とテストバスのライトデータとを入力し、テストバスを用いたテストを行う場合、テストバス9のライトデータを選択し、それ以外の場合(例えばノーマル動作時、及び、メモリBIST回路2を用いたテスト時)、フリップフロップ14の出力を選択する。
セレクタ51、52の出力はRAM3のアクセス・コントロール信号端子、ライトデータ端子にそれぞれ入力される。またセレクタ52の出力は、スキャンパステスト等メモリバイパス時に、メモリバイパスロジックを構成するフリップフロップ6に取り込まれる。フリップフロップ6の出力はセレクタ7の一端に入力される。セレクタ7の他端には、RAM3からのリードデータが入力される、セレクタ7は、メモリバイパス時に、フリップフロップ6の出力を選択し、それ以外の場合、RAM3からのリードデータを選択する。
セレクタ7の出力は、ECC回路4のECC復号回路42に入力され、誤り訂正復号処理される。ECC復号回路42の出力は、CPU1のフリップフロップ15に取り込まれる。フリップフロップ15の出力は、CPU1の内部回路及びメモリBIST回路2に供給される。
本実施例においては、メモリBISTセレクタ11、12が、CPU1内において、メモリにアクセスするフリップフロップ13、14の前段に挿入されている。
図1では、説明の簡単のために、メモリとしてRAM3を1つ備えた構成が開示されているが、図3のように複数のメモリを備えた構成としてもよいことは勿論である。この場合、フリップフロップ13、14は、パイプライン・フリップフロップとして機能し、メモリBIST回路2から遠方にあるメモリに対しては、フリップフロップ13とセレクタ51、フリップフロップ14とセレクタ52、セレクタ7とフリップフロップ15の間にそれぞれ、さらに少なくとも1つのフリップフロップ(パイプライン・フリップフロップ)を備えた構成としてもよいことは勿論である。
本実施例の動作を説明する。
ノーマル(通常)動作時、CPU1内のメモリにアクセスするフリップフロップ13、14によりRAM3へのアクセスが行われる。セレクタ11は、CPU1の内部回路(不図示)で生成されたアドレス信号、コントロール信号を選択し、フリップフロップ13の出力は、セレクタ51を介して、RAM3のアドレス・コントロール端子に供給される。セレクタ12は、CPU1の内部回路(不図示)で生成されたライトデータを選択し、フリップフロップ14の出力は、ECC符号化回路41、セレクタ52を介してRAM3のライトデータ端子に供給される。RAM3からのリードデータはセレクタ7、ECC復号回路42、CPU1のフリップフロップ15を介してCPU1の内部回路に供給される。
スキャンパステスト等を行う場合には、メモリバイパスロジック6、7が動作し、RAM3のライトのアクセスパス、及び、リードのアクセスパスは、CPU1内のフリップフロップ14とフリップフロップ6間、および、フリップフロップ6とCPU1内のフリップフロップ15間においてテストが行われる。
メモリBIST回路2を用いたセルフテスト時には、CPU1内において、RAM3にアクセスするためのフリップフロップ13、14、15を、パイプライン・フリップフロップとして利用し、メモリBIST回路2によるRAM3のテストが行われる。すなわち、メモリBIST回路2で生成されたアドレス・コントロール信号は、メモリBIST回路2→セレクタ11→フリップフロップ13→セレクタ51のパスを介してRAM3のアドレス・コントロール端子に供給される。
メモリBIST回路2で生成されたライトデータは、メモリBIST回路2→セレクタ12→フリップフロップ14→ECC符号化回路41→セレクタ52のパスを介してRAM3のライトデータ端子に供給される。
メモリBIST回路2によるRAM3のテストにおいて、RAM3からのリードデータは、RAM3のリードデータ端子→セレクタ7→ECC復号回路42→フリップフロップ14→メモリBIST回路2のパスが用いられる。
以上説明したとおり、本実施例によれば、メモリBIST回路によるメモリのテスト時に、メモリにアクセスするフリップフロップを介してメモリのテストを行う。このため、メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のパスについても、メモリBIST回路を用いて、スピードテストを行うことができる。
本実施例においては、メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のアクセスパスのスピードテストは、メモリBIST回路によって行うことができるため、LSIテスタ等を用いて別途実行することは必要とされない。
以上説明したように、本発明によれば、メモリBIST回路によるテストにより、メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のスピードテストも併せて実行できるため、別途メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のスピードテストを実行する必要が無く、トータルテスト時間の短縮が図ることができる。また、メモリにアクセスするフリップフロップとメモリ間のスピードテストのためのテストパタンを作製する工数を不要とするという効果も奏する。
なお、上記の特許文献1の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1、1A CPU
2 メモリBIST回路
3 RAM(メモリ)
4 ECC回路
41 ECC符号化回路
42 ECC復号回路
5、51、52 テストバスセレクタ
6 フリップフロップ
7 セレクタ
8、81、82、83 パイプライン・フリップフロップ
9 テストバス
10、11、12 メモリBISTセレクタ
13、14、15 フリップフロップ
101 ユーザロジック回路
102、105 メモリ
104 セレクタ
106 メモリBIST制御回路(メモリBIST回路)
107、108 フリップフロップ
2 メモリBIST回路
3 RAM(メモリ)
4 ECC回路
41 ECC符号化回路
42 ECC復号回路
5、51、52 テストバスセレクタ
6 フリップフロップ
7 セレクタ
8、81、82、83 パイプライン・フリップフロップ
9 テストバス
10、11、12 メモリBISTセレクタ
13、14、15 フリップフロップ
101 ユーザロジック回路
102、105 メモリ
104 セレクタ
106 メモリBIST制御回路(メモリBIST回路)
107、108 フリップフロップ
Claims (7)
- メモリへアクセスするための信号を取り込み出力するフリップフロップと、
前記メモリのテストを行うメモリBIST(Built In Self Test)回路と、
を備え、さらに、
前記フリップフロップの直前に、前記メモリBIST回路からの信号を前記フリップフロップに供給するように、切り替えを行うセレクタを備えた、ことを特徴とする半導体装置。 - 前記セレクタが、
前記メモリBIST回路を用いたテストのとき、前記メモリBIST回路で生成されたアドレス及びコントロール信号を選択出力し、前記メモリBIST回路を用いたテスト以外のとき、CPUで生成されたアドレス及びコントロール信号を選択出力する第1のセレクタと、
前記メモリBIST回路を用いたテストのとき、前記メモリBIST回路で生成されたライトデータを選択出力し、前記メモリBIST回路を用いたテスト以外のとき、CPUで生成されたライトデータを選択出力する第2のセレクタと、
を備え、
前記フリップフロップが、
前記第1のセレクタの出力をサンプルする第1のフリップフロップと、
前記第2のセレクタの出力をサンプルする第2のフリップフロップと、
を備え、
前記第1のフリップフロップは、前記メモリのアドレス及びコントロール端子に供給されるアドレス及びコントロール信号のアクセスパスを構成し、
前記第2のフリップフロップは、前記メモリのライトデータ端子に供給されるライトデータのアクセスパスを構成する、ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記メモリからのリードデータをサンプルする第3のフリップフロップを備え、
前記第3のフリップフロップから出力されるリードデータが、前記メモリBIST回路に入力される、ことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。 - 前記第1のフリップフロップからの出力とテストバスからのアドレス及びコントロール信号とを選択する第3のセレクタと、
前記第2のフリップフロップからの出力と前記テストバスからのライトデータとを選択する第4のセレクタと
を備え、
前記第3のセレクタから出力されるアドレス及びコントロール信号が前記メモリのアドレス及びコントロール端子に供給され、
前記第4のセレクタから出力されるライトデータが前記メモリのライトデータ端子に供給される、ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。 - 前記第4のセレクタから出力されるライトデータを取り込むメモリバイパス用の第4のフリップフロップと、
前記メモリからのリードデータと、前記第4のフリップフロップの出力を入力し、メモリバイパス時、前記第4のフリップフロップの出力を選択する第5のセレクタと、
を備え、
前記第5のセレクタの出力が前記第3のフリップフロップに入力される、ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置。 - 前記メモリBIST回路を用いたテストのときに、前記第1、第2のフリップフロップがパイプライン・フリップフロップとして機能する、ことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
- メモリにアクセスするための信号を取り込み出力するフリップフロップの直前に、メモリBIST(Built In Self Test)回路への経路と切り替えを行うセレクタを設け、
前記メモリBIST回路により、前記メモリのテストと、前記メモリへアクセスするためのパスのテストを行う、ことを特徴とするテスト方法。
Priority Applications (2)
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