JP2010152465A - 無線通信方式、無線通信システム、rfidラベルプリンタ及びrfid検査システム - Google Patents

無線通信方式、無線通信システム、rfidラベルプリンタ及びrfid検査システム Download PDF

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Abstract

【課題】2つのアンテナ間の偏波面が合っていない場合において、両アンテナ間の偏波面が合うよう調整して無線通信を行うことを可能とする。
【解決手段】第1のアンテナ7aのR/W偏波面と第2のアンテナ9のラベル偏波面が合っていない場合、スロット入り金属板8を第2のアンテナ9の近傍で、かつ、そのスロットSの向きをR/W偏波面に合わせて配設し無線通信すると、ラベル偏波面とR/W偏波面との間の調整が行なえ、偏波面が合った状態で良好な通信が行える。
【選択図】図3

Description

本発明は、2つのアンテナ間において無線通信をするに際し、両アンテナの偏波面を合わせて良好な無線通信をすることができる無線通信方式、無線通信システム、RFIDラベルプリンタ及びRFID検査システムに関する。
2つのアンテナ間で無線通信を行う場合、両アンテナの偏波面(あるいは偏波方向)を合わせた状態で通信を行えば、良好な通信性能が得られることが従来から知られている。よって、製造業界、物流業界などで近年利用されているRFIDシステム、すなわち、リーダライタとRFIDタグとの間で電磁波による通信を行うシステムにおいても、リーダライタとRFIDタグ間において偏波面を合わせて通信をすることが良好な通信を行ううえでは望ましい。
このRFIDシステムでは、RFIDタグに対し、リーダライタを任意の位置に配置して通信(読み取り、書き込み)を行う事情があるが、電磁波の偏波特性により、リーダライタ側のアンテナ及びRFIDタグのアンテナに、直線(線型)偏波方式のアンテナを採用した場合、RFIDタグに対するリーダの配置(アンテナ相互間の角度)によって、通信距離が大きく変化する問題がある。そこで、従来では、リーダライタ側のアンテナに、円偏波方式のアンテナを採用することにより、上記問題を解決するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のように、リーダライタ側のアンテナに円偏波方式のアンテナを採用した場合には、アンテナが比較的大型となり、設置に広い面積を必要とするため、リーダライタの小型化の障害となるといった新たな問題が生ずる。特に、RFIDタグを内蔵したラベルに印字可能なプリンタ(ここでは、「RFIDラベルプリンタ」と称する。特許文献2参照)においては、リーダライタ部分の小型化を図ることが望ましく、そのような観点からは、ダイポールアンテナのような直線偏波方式のアンテナを採用する方が好ましい。
ダイポールアンテナのような直線偏波方式のアンテナを採用した場合でも、RFIDタグ及びリーダライタ側の両アンテナの偏波面を合わせた状態で通信を行うことが出来れば、良好な通信性能が得られる。しかしながら、従来においては、偏波面を合わせて通信を行うことについては、何ら工夫がなされていなかった。
特開2007−208536号公報
特開2005−328259号公報
本発明は、2つのアンテナ間の偏波面が合っていない場合において、両アンテナ間の偏波面が合うよう調整して無線通信を行うことを可能とする無線通信方式、無線通信システム、RFIDラベルプリンタ及びRFID検査システムを提供することを目的とする。
本発明は、第1のアンテナと第2のアンテナで無線通信を行なう無線通信方式であって、前記第2のアンテナの近傍にスロット入り導電性部材を配設し、前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用することを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信システムは、第1のアンテナと、第2のアンテナと、前記第2のアンテナの近傍に配設されるスロット入り導電性部材と、を備え、前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用することを特徴とする。
また、本発明に係るRFIDラベルプリンタは、複数のRFIDラベルを搬送する搬送手段と、各RFIDラベルに印字する印字手段と、各RFIDラベルが有する第2のアンテナと、前記第2のアンテナと無線通信をする第1のアンテナと、前記第2のアンテナの近傍に配設されるスロット入り導電性部材と、を備え、前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用することを特徴とする。
また、本発明に係るRFID検査システムは、複数のRFIDラベルまたは複数のRFIDインレットを搬送する搬送手段と、各RFIDラベルまたは各RFIDインレットが有する第2のアンテナと無線通信をする第1のアンテナと、を有し、RFIDラベルあるいはRFIDインレットの通信検査をするRFID検査システムであって、前記第2のアンテナの近傍にスロット入り導電性部材を配設し、前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用することを特徴とする。
前記スロット入り導電性部材は、金属板であってもよいし、着脱可能に配設されていてもよい。
ここで、第1のアンテナと第2のアンテナと記述したのは、単に両アンテナを区別するための便宜的な表現であり、例えば、第1のアンテナが電波を送信する送信アンテナであった場合、第2のアンテナはその電波を受信する受信アンテナとなるが、送受の関係が逆になることもある。
すなわち、本発明の無線通信方式、無線通信システム、RFIDラベルプリンタ及びRFID検査システムは、いずれも、2つのアンテナの偏波面が合わない場合に、スロット入り導電性部材を介して無線通信を行うことにより、両アンテナの偏波面を合わせた状態で良好な無線通信が行えることを特徴とする。
ここで、偏波とは、電波が特定の振動方向を持っている状態を言う。電界(電圧により+、−の間に発生する電気力の空間)の波が地面に対して水平方向に振動しているものを水平偏波、垂直方向に振動しているものを垂直偏波と言い、そして、偏波面とは、アンテナから電波が放射される際の振動方向である。理想的なアンテナ同士で偏波面が45度ずれれば受信レベルは3db低下し、90度ずれれば受信できなくなる。このように、偏波面がずれた状態で通信を行うことは、受信レベルの低下や通信不良を起す原因となる。
この偏波面を合わす方法としては、単純に、物理的に一方のアンテナを回転させ偏波面を相手側のアンテナに合わせることが考えられる。しかしながら、このような手法では、回転させる機構が必要になるし、また、アンテナの設置スペースの関係上アンテナの向きを変えることが出来ない場合には、この手法では対応できない。
そこで、本発明者が鋭意研究の結果見出したのが本発明であり、上記物理的な手法に比して簡易かつ安価な手法により「アンテナ間の偏波面合わせ」を可能にした。
すなわち、本発明の最大の特徴は、第2のアンテナの近傍にスロット入り導電性部材を配設するだけで、2つのアンテナ間の偏波面を合わせることを可能にしたことである。このように構成することにより、アンテナ自体を回転させる必要がなく特別な回転機構は不要であり、その上、既存のシステムに対してスロット入り導電性部材を導入するだけで「アンテナ間の偏波面合わせ」をすることが出来るので、非常に簡易であり安価でもある。
ここで、スロット入り導電性部材とは、細長状の穴であるスロットが穿設された導電性の部材である。このスロット入り導電性部材のスロットの向き(スロットの幅方向の向き)を第1のアンテナの偏波面に合わせるように配設すればよい。具体的には、例えば、第1のアンテナ(送信アンテナ)の偏波面が垂直方向、第2のアンテナ(受信アンテナ)の偏波面が水平方向であったとしても、両アンテナ間にスロット入り導電性部材のスロットの向きを垂直方向に向けた状態で配設し通信を行なうことにより、第2のアンテナ側の偏波面が第1のアンテナ側の偏波面に合わせるように作用する。その結果、両アンテナ間の偏波面が物理的に相違している場合であっても、偏波面の調整が行われ偏波面が合った状態で良好な通信が行える。
このスロット入り導電性部材は、金属板であってもよい。スロット入り導電性部材の材質は、最低限、導電性である必要があるが、例えば、メッキしたものなどであってもよい。また、スロット入り導電性部材は、着脱自在に配設されていてもよい。第1のアンテナと第2のアンテナとの偏波面が合っている場合には、このスロット入り導電性部材を使用する必要はない。一方、スロット入り導電性部材を常設させておくと、両アンテナ間において偏波面が合っている場合には、むしろ、このスロット入り導電性部材が弊害となり、すなわち、両アンテナ間の偏波面が合っているにも関わらず、合わせないように作用することとなる。よって、スロット入り導電性部材を常設するような形態の場合には、両アンテナ間の偏波面が合っている場合にも、良好な通信を行えるよう、スロット入り導電性部材のスロットの向きを変える機構が必要になる。但し、スロット入り導電性部材を着脱自在に配設されるように構成、例えば、手作業により配設、取り外しするようにすれば、上記のような機構は必要なくなる。
本発明によれば、第1のアンテナと第2のアンテナとの偏波面が合わない場合に、第2のアンテナの近傍にスロット入り導電性部材を配設し、スロット入り導電性部材によって、第1のアンテナと第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用するように構成した。これにより、両アンテナ間の偏波面が物理的に相違している場合であっても、簡易かつ安価に、両アンテナ間の偏波面の調整が行なえ、偏波面が合った状態で良好な通信が行える。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の無線通信方式及び無線通信システムは、下記RFIDラベルプリンタ及びRFID検査システムの一機能として実現可能であるので、以下においては、本発明の無線通信方式及び無線通信システムの個別の説明は省略する。
<本発明のRFIDラベルプリンタの一実施形態>
図1〜図3を参照して本発明のRFIDラベルプリンタの一実施形態について説明する。図1は、本発明のRFIDラベルプリンタの構造を説明するための説明図、図2は、本発明のRFIDラベルプリンタの各部の電気的接続を示すブロック図、図3は、本発明における偏波面の変換を説明するための説明図である。
[RFIDラベルプリンタの構造]
図1に示すRFIDラベルプリンタ1は、概略次のように構成されている。すなわち、基材D1の上に所定間隔を介して仮着されたRFIDラベルL1、L2、L3、・・・の表面に所定の印字情報が印字される。これと同時に、当該印字情報に対応しRFIDラベルプリンタ1側で生成した所定の無線タグ情報が、RFIDタグTが備える(図示しない)ICチップに、リーダライタ7を用いて順次書き込まれる。
図1を参照して更に具体的に説明すると、RFIDラベルプリンタ1は、リール2、プラテンローラ3、サーマルヘッド4(印字手段)、インクリボン供給ローラ5、インクリボン巻取ローラ6、リーダライタ7、第1のアンテナ7a及びスロット入り金属板8から構成されている。
リール2は、所定間隔を介してRFIDラベルL1、L2、L3、・・・が仮着された基材D1をロール状に巻回したRFIDラベル原反Dを繰り出し可能に支持する支持部材である。プラテンローラ3は、後述するステッピングモータ15(搬送手段)の駆動により回転し基材D1を搬送方向に繰り出すように機能するローラである。サーマルヘッド4は、RFIDラベルL1、L2、L3、・・・に所定事項を印字する印字ヘッドであり、ライン上に配列された多数の抵抗発熱体(図示しない)を選択的に加熱してインクリボンRのインクを溶融あるいは昇華することで所定事項をRFIDラベルL1、L2、L3、・・・に印字するように構成されている。
インクリボン供給ローラ5は、ロール状に巻回されたインクリボンRを繰り出し可能に支持するローラであり、インクリボン巻取ローラ6は、当該繰り出されたインクリボンRであって印字後のものを巻取り可能に支持するローラである。なお、インクリボン供給ローラ5から繰り出されたインクリボンRは、サーマルヘッド4に圧接するように配設される。
RFIDラベルL1、L2、L3、・・・は、第2のアンテナ9と(図示しない)ICチップとを備えて構成されている。リーダライタ7は、後述するように、第1のアンテナ7aと通信制御部7bからなり、第2のアンテナ9と無線通信可能に構成されているとともに、ICチップに対し上述した所定のタグ情報を読み書き可能に構成されている。
スロット入り金属板8は、細長状の穴であるスロットSが穿設された導電性の金属板であり、第2のアンテナ9の近傍に着脱可能に配設される。本実施形態においては、スロット入り金属板8を用いるが、これに限定されるものではなく、その他の導電性部材を含み、その形状や材料は種々の形態のものが適用可能である。また、スロット入り金属板8は、着脱自在としているが、必ずしも着脱自在である必要はなく、例えば、スロット入り金属板8のスロットの向きを変えられるような構造とすれば固定式のものであってもよい。なお、本実施形態においては、スロット入り金属板8は、第1のアンテナ7aと第2のアンテナ9との間であって基材D1の表面側に配設されているが、スロット入り金属板8は、第2のアンテナ9の近傍であれば、例えば、図3(c)において基材D1の裏面側に配設されていてもよい。
スロット入り金属板8をRFIDラベルプリンタ1に配設する際には、スロットSの幅W方向(図3(c)参照)の向き(以下単に「スロットSの向き」と言う)は種々の方向にセット可能に構成されている。また、スロット入り金属板8は、各RFIDタグL1、L2、L3、・・・の近傍に間隙を介して面対向に配設される。このようにスロット入り金属板8を配設することにより、第1のアンテナ7aと第2のアンテナ9との偏波面が異なる場合においても、スロット入り金属板8により結果的に両アンテナの偏波面を合わせて通信することができるように構成されている。その詳細は図3を用いて後述する。
[RFIDラベルプリンタの各部の電気的接続]
次いで、図2を参照してRFIDラベルプリンタを構成する各部の電気的接続について説明する。図2には、RFIDラベルプリンタ1を構成する各部の電気的接続を示すブロック図が記載されており、その電気的接続状態は以下に示す通りである。
すなわち、図2に示す通り、RFIDラベルプリンタ1には、CPU11、ROM13、RAM14、ステッピングモータ15、サーマルヘッド4、通信I/F16及びリーダライタ7(図2においては略してR/Wで表記している)が、CPU11からのバス12によりバス接続されている。
CPU11は、バス接続された各部を統括的に制御するように機能する。ROM13は、RFIDラベルプリンタ1を動作させるための各種プログラムが記憶された記憶媒体であり、例えば、フラッシュメモリなどにより構成されている。RAM14は、ROM13に記憶された各種プログラムを展開する等の各種作業領域として機能する記憶部である。ステッピングモータ15は、プラテンローラ3を回転させてRFIDラベル原反Dから基材D1を繰り出すとともに、ロール状のインクリボンRから所定量のインクリボンRを繰り出すようにするためのモータである。通信I/F16は、(図示しない)外部機器から出力された印字データやRFIDタグTに記憶するタグ情報を入力するためのインターフェースである。
[RFIDラベルプリンタの基本的動作]
次に、RFIDラベルプリンタ1による基本的な動作処理について説明する。CPU11の統括制御のもと、ステッピングモータ15を駆動させ、RFIDラベル原反Dから所定量の基材D1が繰り出される。この繰り出し量は、予めROM13などに記憶させておく、(図示しない)センサなどを用いてRFIDラベルL1、L2、L3、・・・の先端検知により決定されるなど種々の既存の手法を適用すればよい。
所定量基材D1が繰り出されることにより同時に基材D1に仮着されたRFIDラベルL1、L2、L3、・・・も繰り出されることとなり、繰り出された各RFIDラベルL1、L2、L3、・・・においては、書き込み処理及び印字処理がなされる。これら処理について、RFIDラベルL1を例にとって説明する。
まず、繰り出されたRFIDラベルL1は、リーダライタ7により書き込み処理がなされる。すなわち、リーダライタ7の第1のアンテナ7aから送信された電波(タグ情報を載せたもの)が、RFIDラベルL1が備えるRFIDタグTの第2のアンテナ9に向けて放射される。この際、第1のアンテナ7aと第2のアンテナ9の偏波面が合っていないと良好な通信が行えないので、両アンテナ7a、9の偏波面が合っていない場合には、スロット入り金属板8を所定の場所に装着することにより、偏波面を合わせることができる。その詳細は後述する。
次に、RFIDラベルL1は、サーマルヘッド4により印字処理がなされる。すなわち、サーマルヘッド4においては、RFIDラベルL1の所定の箇所がその直下に配置されることとなり、通信I/F16を介して入力された印字情報が当該箇所に印字される。具体的には、CPU11の制御のもと、サーマルヘッド4において、ライン状に配列された(図示しない)抵抗発熱体を選択的に通電加熱させ、インクリボンRのインクを溶融あるいは昇華させることにより、RFIDラベルL1に対する主走査方向(基材D1の幅方向)の印字を行う。一方、RFIDラベルL1に対する副走査方向、すなわち、RFIDラベルL1の搬送方向の印字は、ステッピングモータ15の駆動でプラテンローラ3を回転させて基材D1を繰り出すことにより行う。この印字処理の際には、同時に、ロール状に巻回されたインクリボンRから所定量のインクリボンRが繰り出されるとともに、印字後のインクリボンRがインクリボン巻取ローラ6により巻き取られることとなる。
[偏波面の変換処理]
次いで、偏波面の変換処理について、図3を参照して説明する。図3には、リーダライタ7によるRFIDラベルL1、L2、L3、・・・への上記書き込み処理が模式的に示されている。更に言えば、第1のアンテナ7aと第2のアンテナ9との間において無線通信をする場合における、偏波面の関係が示されており、図3(a)は偏波面が合っている場合、(b)は偏波面が合っていない場合、(c)は両アンテナ7a、9が本来有する偏波面は合っていないがスロット入り金属板8により両アンテナ7a、9間の偏波面を合わせている場合を示す。
RFIDラベルプリンタ1においては、毎回同じタイプのRFIDラベル原反Dがリール2にセットされればよいが、ときには違うタイプのRFIDラベル原反Dがリール2にセットされる場合があり、この場合、第1のアンテナ7aと第2のアンテナ9との偏波面が合わないことがある。具体的には、図3(a)に示すように、第1のアンテナ7aが図示する方向(R/W偏波面)に偏波面を有するようセットされている場合、搬送される各RFIDラベルL1、L2、L3、・・・の偏波面が図示する方向(ラベル偏波面)であれば両アンテナ7a、9間の偏波面は一致するので、良好な通信が行える。
一方、図3(b)に示すように、第1のアンテナ7aの偏波面は図3(a)に示す方向と同一であるが、搬送される各RFIDラベルL1、L2、・・・の偏波面が図示する方向(ラベル偏波面)、すなわち、RFIDラベルL1、L2、・・・の方向であった場合、両アンテナ7a、9間の偏波面は直交する関係にあり一致しないので、良好な通信が行えない、場合によっては通信不能状態になる場合もある。このような場合、偏波面を合わせる方法として、単純に第1のアンテナ7aの向きを変えるという方法があるが、RFIDラベルプリンタ1は小型化が図られており、第1のアンテナ7aの向きを変えることが出来ない場合が多い。
そこで、本発明においては、図3(b)のような状況下においても、両アンテナ7a、9の偏波面を簡易かつ安価な手法により合わせることを可能にした。すなわち、図3(c)に示すように、スロット入り金属板8を第2のアンテナ9の近傍に配設するだけで、第1のアンテナ7aの偏波面と第2のアンテナ9の偏波面間の調整が行われ、結果的に両アンテナ間の偏波面が合った状態で良好な通信が行えるのである。
更に具体的に説明すると、図3(c)に示すように、スロット入り金属板8を第2のアンテナ9の近傍に配設する。その際、スロット入り金属板9のスロットSの向きは第1のアンテナ7aの偏波面であるR/W偏波面に合わせる。この状態で、第1のアンテナ7aと第2のアンテナ9との間で無線通信を行なう。すると、図3(c)に示すように、スロット入り金属板8の有するスロット板偏波面とラベル偏波面とが一体となって新たな偏波面である調整偏波面が形成され、R/W偏波面と調整偏波面との間で偏波面が合っているので、結果的に、両アンテナ間の偏波面が合った状態で良好な通信が行えることとなる。
[偏波面変換シミュレーション]
上記説明した通り、本発明に係るRFIDラベルプリンタ1においては、第1のアンテナ7aと第2のアンテナ9との偏波面が異なる場合であっても、スロット入り金属板8により偏波面を調整して良好な通信を可能にするが、本発明者は、実際に製品を使用してシミュレーションを行ったので、その手法と結果を図4〜図7を参照して以下に説明する。
図4は、スロット入り金属板8を適用した偏波面の変換のシミュレーションの一実施例を説明するための説明図であり、(a)はRFIDインレットI1における座標系の説明図、(b)は(a)記載のRFIDインレットI1にスロット入り金属板を付加した状態を示す図、図5(a)はスロット入り金属板を付加しないRFIDインレットI1の場合、(b)はスロット入り金属板を付加したRFIDインレットI1の場合の矢印A成分のそれぞれの利得を示すポーラチャート、図6は、スロット入り金属板を適用した偏波面の変換のシミュレーションの他の実施例を説明するための説明図であり、(a)はRFIDインレットI2における座標系の説明図、(b)は(a)記載のRFIDインレットI2にスロット入り金属板を付加した状態を示す図、図7(a)はスロット入り金属板を付加しないRFIDインレットI2の場合、(b)はスロット入り金属板を付加したRFIDインレットI2の場合の矢印A成分のそれぞれの利得を示すポーラチャートである。本シミュレーションにおいては、RFIDインレットI1の場合もRFIDインレットI2の場合も、同一のスロット入り金属板8を使用した。
RFIDインレットI1及びRFIDインレットI2のいずれのシミュレーションにおいても、それぞれ、図4(a)あるいは図6(a)のように各RFIDインレットI1、I2を単体でセットした状態と、図4(b)あるいは図6(b)のように各RFIDインレットI1、I2にスロット入り金属板8を付加してセットした場合で、リーダライタのアンテナ(第1のアンテナ7a)から電波を送信し、その反射波の受信感度を対比した。この受信感度は、図4(a)あるいは図6(a)のZY平面における矢印A成分の利得により測定した。その結果を示したものが図5(a)(b)あるいは図7(a)(b)であり、図5(a)はRFIDインレットI1単体の場合、図5(b)はRFIDインレットI1にスロット入り金属板8を付加した場合、図7(a)はRFIDインレットI2単体、図7(b)はRFIDインレットI2にスロット入り金属板8を付加した場合である。図5及び図7において、Frequencyは周波数、Main lobe magnitudeは主ビームの強さ、Main lobe directionは主ビームの方向、Angular widthは半値角をそれぞれ表わす。半値角とは、電波が最強となる点を中心にして、強度(電力)が半分(−3dB)になる点がつくる角度であり、指向性の鋭さを示し、小さいほど感度(指向性利得)が高くなる。
その結果、RFIDインレットI1においては、RFIDインレットI1単体で測定した場合における最大利得が−31.3dBiであり、この状態ではアンテナ間の偏波面があっておらず通信不良を起し得るあるいは通信不能状態になる恐れがある。これに対し、スロット入り金属板8を付加した場合の最大利得は−3.4dBiであり、スロット入り金属板8を付加したことにより利得が約28dBi改善されている。このように、スロット入り金属板8を付加したことにより偏波面の調整が行われ通信性能を向上できた。
同様に、RFIDインレットI2においても、RFIDインレットI1単体の場合の最大利得は−30.8dBiであるのに対し、スロット入り金属板8を付加した場合は4.1dBiとなり利得が約35dBi改善しており、RFIDインレットI1とは形が異なるRFIDインレットI2においてもやはりスロット入り金属板8を付加することにより通信性能を向上させることができた。なお、本シミュレーションにおいては、RFIDインレットI1、RFIDインレットI2においても同一のスロット入り金属板8を使用したが、各インレットに合わせてスロット入り金属板8の大きさや、Sの長さ、Sの大きさなどを調整すれば更に通信性能を向上させることができる。
<本発明のRFID検査システムの一実施形態>
次いで、本発明のRFID検査システムの一実施形態について図8及び図9を参照して説明する。図8は、本発明のRFID検査システムを説明するための説明図であり、図9は、本発明のRFID検査システムにおける検査処理を説明するためのフローチャートである。
本発明のRFID検査システム10は、例えば、上述したRFIDラベル原反Dを製造する際に、各RFIDラベルL1、L2、L3、・・・におけるRFIDタグTの通信不良を検査するシステムである。具体的には、図8に示すように、RFID検査システム10は、基材D1に所定間隔を介して仮着された各RFIDラベルL1、L2、L3、・・・に対し、基材D1の裏面側に設置された検査BOXにより通信検査、通信性能が良好か否かあるいは通信不能などの通信検査をするシステムである。当該通信検査は、検査BOX内に配設された第1のアンテナ7aから搬送される各RFIDラベルL1、L2、L3、・・・が備える第2のアンテナ9に対し電波を送信し、この送信された電波に対する第2のアンテナ9からの反射波を第1のアンテナ7aで受信し、その受信感度を検査することにより行う。
このRFID検査システム10においても、上記RFIDラベルプリンタ1と同様、搬送されるRFIDラベルL1、L2、L3、・・・のタイプは種々あり、時には、各第2のアンテナ9の偏波面と第1のアンテナ7aの偏波面とが合わないことがある。この場合においても、上記RFIDラベルプリンタ1のときと同様、設置スペースの関係や、構造上、第1のアンテナ7aの向きを変えられないことがある。
具体的には、図8(a)に示すように、第1のアンテナ7aが図示する方向(R/W偏波面)に偏波面を有するようセットされている場合、搬送される各RFIDラベルL1、L2、L3、・・・の各第2のアンテナ9の偏波面が図示する方向(ラベル偏波面)であれば両アンテナ7a、9間の偏波面は一致するので、良好な通信が行える。一方、図8(b)に示すように、搬送される各RFIDラベルL1、L2、L3、・・・の各第2のアンテナ9の偏波面が図示する方向(ラベル偏波面)、すなわち、R/W偏波面と直交する方向であった場合、第1のアンテナ7aの偏波面と第2のアンテナ9の偏波面とは相違するので、良好な通信が行えないか場合によっては通信不能となる場合もある。
そこで、本発明においては、図8(b)のような状況下においても、両アンテナ7a、9の偏波面を簡易な手法により合わせることを可能にした。その手法は図8(c)に示す通りである。すなわち、上記RFIDラベルプリンタ1と同様に、スロット入り金属板8のスロットSの向きを、第1のアンテナ9の偏波面に合わせるように設定し、第2のアンテナ9の近傍にスロット入り金属板8を配設する。その他の詳細な説明は、上記RFIDラベルプリンタ1と同様であるので省略する。
次に、上記のように構成されたRFID検査システム10における検査処理について、図9を参照して説明する。図9は、本発明のRFID検査システムにおける検査処理を説明するためのフローチャートである。以下に説明する検査処理は図示しないROMに予め記憶されているプログラムによりCPU、RAMなどを用いて実行される処理である。なお、本発明のRFID検査システムは、上記したように、2つのアンテナ間で偏波面が相違する場合であっても、スロット入り金属板を用いることにより良好な通信を可能にすることであるので、以下に説明する検査処理は、1つの例示であり、これに限定はされず他の種々の検査処理方法が適用可能である。
まず、検査処理プログラムを起動させると、第1のアンテナ7aに対し電波を発信するように指示されるとともに(S100)、図示しないモータなどを起動させ各RFIDラベルL1、L2、・・・の搬送処理を開始する(S101)。その後、図示しないセンサによりRFIDラベルL1、L2、・・・の先端検知処理が行われる(S102)。センサが検知すると(S102のY)、次に第1のアンテナ7aにおいて、第2のアンテナ9からの反射波の受信があるか否かの反射波受信検知処理が行われ(S103)、反射波の受信があると(S103のY)、次に受信した反射波の受信感度が良好か否かの通信品質が調べられる(S104)。その結果、受信感度が良好であると判断されると(S104のY)、その検査結果が図示しない記憶媒体に各RFIDラベルL1、L2、・・・に予め記憶された識別情報と対にして記憶される(S106)。
一方、反射波検知処理の結果、反射波の受信がない場合と(S103のN)、反射波の受信はあったが受信感度が悪い場合(S104のN)には、不良品処理が行われ(S105)、その結果が上記同様、図示しない記憶媒体に各RFIDラベルL1、L2、・・・の識別情報とともに記憶される(S106)。
受信感度が良好であるか否かは、予め設定された電波の電界強度をしきい値として、受信した反射波の電力強度がこのしきい値以上であれば「受信感度良好」と判断され、一方、しきい値より低い場合には「不良」と判断する。また、上記した不良品処理は、例えば、不良のRFIDラベルは取り除く、あるいはNGマークを付するなど種々の処理が適用可能である。
上記処理を基材D1に仮着された全てのRFIDラベルに対し行い、全てのRFIDラベルに対し上記処理を行ったと判断されると(S107のY)、RFIDラベル検査処理が終了する。なお、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明と同一のあるいは均等の範囲内において、種々の修正や変更が可能である。
本発明のRFIDラベルプリンタの構造を説明するための説明図。 本発明のRFIDラベルプリンタの各部の電気的接続を示すブロック図。 本発明における偏波面の変換を説明するための説明図。 スロット入り金属板を適用した偏波面の変換のシミュレーションの一実施例を説明するための説明図。 (a)はスロット入り金属板を付加しないRFIDインレットI1の場合、(b)はスロット入り金属板を付加したRFIDインレットI1の場合それぞれの利得を示すポーラチャート。 スロット入り金属板を適用した偏波面の変換のシミュレーションの他の実施例を説明するための説明図。 (a)はスロット入り金属板を付加しないRFIDインレットI2の場合、(b)はスロット入り金属板を付加したRFIDインレットI2の場合それぞれの利得を示すポーラチャート。 本発明のRFID検査システムを説明するための説明図。 本発明のRFID検査システムにおける検査処理を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1 RFIDラベルプリンタ
2 リール
3 プラテンローラ
4 サーマルヘッド(印字手段)
5 インクリボン供給ローラ
6 インクリボン巻取ローラ
7 リーダライタ
7a 第1のアンテナ
7b 通信制御部
8 スロット入り金属板(スロット入り導電性部材)
9 第2のアンテナ
10 RFID検査システム
11 CPU
12 バス
13 ROM
14 RAM
15 ステッピングモータ(搬送手段)
16 通信I/F
D RFIDラベル原反
D1 基材
I1、I2 RFIDインレット
L1、L2、L3、・・・ RFIDラベル
R インクリボン
S スロット
T RFIDタグ

Claims (12)

  1. 第1のアンテナと第2のアンテナで無線通信を行なう無線通信方式であって、
    前記第2のアンテナの近傍にスロット入り導電性部材を配設し、前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用すること
    を特徴とする無線通信方式。
  2. 前記スロット入り導電性部材は、金属板であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信方式。
  3. 前記スロット入り導電性部材は、着脱可能に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信方式。
  4. 第1のアンテナと、
    第2のアンテナと、
    前記第2のアンテナの近傍に配設されるスロット入り導電性部材と、を備え、
    前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用すること
    を特徴とする無線通信システム。
  5. 前記スロット入り導電性部材は、金属板であることを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記スロット入り導電性部材は、着脱可能に配設されていることを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  7. 複数のRFIDラベルを搬送する搬送手段と、
    各RFIDラベルに印字する印字手段と、
    各RFIDラベルが有する第2のアンテナと、
    前記第2のアンテナと無線通信をする第1のアンテナと、
    前記第2のアンテナの近傍に配設されるスロット入り導電性部材と、を備え、
    前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用すること
    を特徴とするRFIDラベルプリンタ。
  8. 前記スロット入り導電性部材は、金属板であることを特徴とする請求項7に記載のRFIDラベルプリンタ。
  9. 前記スロット入り導電性部材は、着脱自在に配設されていることを特徴とする請求項7に記載のRFIDラベルプリンタ。
  10. 複数のRFIDラベルまたは複数のRFIDインレットを搬送する搬送手段と、
    各RFIDラベルまたは各RFIDインレットが有する第2のアンテナと無線通信をする第1のアンテナと、を有し、RFIDラベルあるいはRFIDインレットの通信検査をするRFID検査システムであって、
    前記第2のアンテナの近傍にスロット入り導電性部材を配設し、前記スロット入り導電性部材によって、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの偏波面を合わせるように作用すること
    を特徴とするRFID検査システム。
  11. 前記スロット入り導電性部材は、金属板であることを特徴とする請求項10に記載のRFID検査システム。
  12. 前記スロット入り導電性部材は、着脱自在に配設されていることを特徴とする請求項10に記載のRFID検査システム。
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