JP2005316768A - Rfタグリーダ/ライタおよびプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 台紙に連続して貼り付けられているラベルに内蔵されているRFタグと通信を行うような場合に、所望のRFタグとだけ確実に通信を行う。
【解決手段】 アンテナ7aの放射素子21面の当該アンテナの偏波方向と直交する方向の形状を、放射素子21面の中心上に用紙に備えられたRFタグTの中心が位置した状態で当該RFタグTの中心位置から略等距離に形成する。これにより、送受信部の交信制御によりアンテナ7aから出力される電波は、アンテナ7aに形成されている放射素子21面の中心上にRFタグTの中心が位置している場合には当該RFタグTの中心に集められることになり、放射素子21面の中心上を搬送されるRFタグTの近傍で電界強度を強くし、それ以外の場所では電解強度を強くしないようにすることができるので、所望のRFタグTとだけ確実に通信を行うことができる。
【選択図】 図7
【解決手段】 アンテナ7aの放射素子21面の当該アンテナの偏波方向と直交する方向の形状を、放射素子21面の中心上に用紙に備えられたRFタグTの中心が位置した状態で当該RFタグTの中心位置から略等距離に形成する。これにより、送受信部の交信制御によりアンテナ7aから出力される電波は、アンテナ7aに形成されている放射素子21面の中心上にRFタグTの中心が位置している場合には当該RFタグTの中心に集められることになり、放射素子21面の中心上を搬送されるRFタグTの近傍で電界強度を強くし、それ以外の場所では電解強度を強くしないようにすることができるので、所望のRFタグTとだけ確実に通信を行うことができる。
【選択図】 図7
Description
本発明は、RFタグの読み込み/書き込みを行うRFタグリーダ/ライタおよびプリンタに関する。
近年、RFID(Radio Frequency IDentification)と称される技術において用いられるものであり、ICタグとも呼ばれているRFタグが広く普及しつつある。このようなRFタグは、電波を利用することにより非接触でデータを読み書きすることができるとともに、そのタグ自体が隠れていても読み書きすることができることから、各種分野において使用されている。
このようなRFタグとしては、印字可能なラベルに内蔵されたラベルタイプのものが知られている。特許文献1には、このようなラベルタイプのRFタグ内に無線通信により情報を読み込み/書き込みする機能と、RFタグを内蔵したラベル表面に印字を行う機能を備えているRFタグラベルプリンタが記載されている。
ところで、RFタグを内蔵したラベルは、台紙に連続して貼り付けられており、各ラベルに内蔵されているRFタグの間隔は狭くなっている。そのため、RFタグリーダ/ライタのアンテナから放射する電波の電力を強くすると、所望のRFタグに隣接するRFタグと通信してしまうという問題がある。また、このような事態を回避すべくRFタグリーダ/ライタのアンテナから放射する電波の電力を弱くしてしまうと、所望のRFタグと通信できないという問題もある。
本発明は、台紙に連続して貼り付けられているラベルに内蔵されているRFタグと通信を行うような場合に、所望のRFタグとだけ確実に通信を行うことができるRFタグリーダ/ライタおよびプリンタを提供することを目的とする。
本発明のRFタグリーダ/ライタは、用紙に備えられたRFタグの読み込み/書き込みを行うRFタグリーダ/ライタにおいて、放射素子を有し、前記用紙に備えられた前記RFタグが通過する領域に対向する位置に前記放射素子を配置して電波の送受信を行うアンテナと、このアンテナを介して前記RFタグとの通信を行う送受信部と、を備え、前記アンテナの前記放射素子面の当該アンテナの偏波方向と直交する方向の形状は、前記放射素子面の中心上に前記用紙に備えられた前記RFタグの中心が位置した状態で当該RFタグの中心位置から略等距離に形成されている。
したがって、アンテナに対して送受信される電波は、アンテナに形成されている放射素子面の中心上にRFタグの中心が位置している場合には当該RFタグの中心に集められることになるので、放射素子面の中心上を搬送されるRFタグの近傍で電界強度を強くし、それ以外の場所では電解強度を強くしないようにすることが可能になる。
本発明によれば、放射素子面の中心上を搬送されるRFタグの近傍で電界強度を強くし、それ以外の場所では電解強度を強くしないようにすることができるので、台紙に連続して貼り付けられているラベルに内蔵されているRFタグと通信を行うような場合に、所望のRFタグとだけ確実に通信を行うことができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図12に基づいて説明する。本実施の形態の印字装置は、ラベルプリンタに適用されている。
ここで、図1はラベルプリンタ1の構造を概略的に示す縦断側面図、図2はラベルプリンタ1の各部の電気的接続を示すブロック図である。図1に示すように、ラベルプリンタ1には、ロール状に巻回されたラベル用紙2をロール状態から搬送方向Aに向けて引き出して搬送するプラテンローラ3、インクリボン4、プラテンローラ3に対向して配設されてロール状態から引き出されたラベル用紙2に対してインクリボン4を介して所定事項を印字する印字ヘッドでありライン状に配列された多数の抵抗発熱体(図示せず)を有するサーマルヘッド5などが配置されている。インクリボン4はサーマルヘッド5に圧接するように配設されていて、ラベル用紙2を間にしてプラテンローラ3に圧接する。
加えて、ラベルプリンタ1には、ラベル用紙2に備えられたRF(Radio Frequency)タグT(図4参照)に対する情報の書き込みや読み取りを行うためのRFタグリーダ/ライタ7が設けられている。
特に図示しないが、電気的な制御を行う部品やラベル用紙2に備えられたRF(Radio Frequency)タグT(図4参照)に対する情報の書き込みや読み取りを行うためのRFタグリーダ/ライタ7の送受信部7cは、ラベル用紙2の搬送部分とは異なるところに設けられている。
このようなラベルプリンタ1には、図2に示すように、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)11が備えられており、このCPU11からのシステムバス12には、フラッシュメモリで構成されたROM(Read Only Memory)13が接続されている。このROM13には、ラベルプリンタ1を動作させるための各種のプログラムが記憶されている。すなわち、ROM13はプログラムを記憶する記憶媒体である。加えて、CPU11からのシステムバス12には、ROM13に記憶されているプログラムを展開する等の各種作業エリアとして機能する記憶部であるRAM(Random Access Memory)14も接続されている。すなわち、CPU11は、ROM13に格納されたプログラムに従い、RAM14をワークエリアとして利用しつつ各種の処理を実行する。また、CPU11からのシステムバス12には、サーマルヘッド5、RFタグリーダ/ライタ7、プラテンローラ3を回転させてラベル用紙2を搬送するとともにインクリボン4を搬送するためのステッピングモータ15、外部機器から出力された印字データやRFタグTに記憶する記憶データを入力するための通信インタフェース(I/F)16も接続されている。
次に、ラベルプリンタ1に使用されるラベル用紙2について説明する。ここで、図3はラベル用紙2を示す斜視図、図4はその断面図である。図3に示すように、ラベル用紙2は、台紙2a上に多数の印字ラベル2bを有しており、このような台紙2aはコア2cに巻装されておりロール状に形成されている。また、図4に示すように、ラベル用紙2に保持される印字ラベル2bには、RFタグTが埋め込まれている。RFタグTと印字ラベル2bは一体になっており、印字後に台紙2aから剥がすことが可能であり、剥がした後に他の物に貼り付けることができるようになっている。このようなRFタグTは、RFID(Radio Frequency IDentification)と称される技術において用いられるものであり、ICタグとも呼ばれているものである。RFタグTは、特に図示しないが、IDやその他のデータを記憶する記憶部を含むICチップと、データを無線で送信できるアンテナとを主体に構成されている。なお、RFタグリーダ/ライタ7との間の無線通信方式としては、静電結合方式、電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式等、いずれの方式であってもよい。
このようなラベルプリンタ1のCPU11による基本的な処理動作について簡単に説明する。CPU11は、通信I/F16を介して入力された印字データに従いサーマルヘッド5のライン状に配列された抵抗発熱体を選択的に通電加熱してインクリボン4のインクを溶融又は昇華することでラベル用紙2の印字ラベル2bに対する主走査方向の印字を行い、ステッピングモータ15の駆動によるプラテンローラ3の回転に伴うラベル用紙2の搬送方向Aに向けた搬送によって生ずるサーマルヘッド5に対するラベル用紙2の移動によって副走査方向の印字を行う。また、CPU11は、インクリボン4をステッピングモータ15からの駆動力により回転駆動させ、使用済のインクリボン4を巻取軸4aで巻き取るようにしている。すなわち、プラテンローラ3とインクリボン4とサーマルヘッド5とにより、印字部が構成されている。また、プラテンローラ3とステッピングモータ15とにより、用紙搬送手段が構成されている。
また、このようにしてステッピングモータ15の駆動に従って搬送方向Aに向けて送り出されて印字処理されるラベル用紙2は、その搬送途中で搬送板9のスリットS上を通過する。この際、CPU11は、通信I/F16を介して入力されたRFタグTに記憶する記憶データを、RFタグリーダ/ライタ7により印字ラベル2bに埋め込まれているRFタグTに書き込む。
次に、RFタグリーダ/ライタ7及びその近傍について詳述する。ここで、図5はRFタグリーダ/ライタ7付近の構成を示す分解斜視図、図6は搬送板8とラベル用紙2上のRFタグTとの関係を示す平面図である。図5に示すように、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7a上には、搬送板8が配設されている。これらアンテナ7aと、搬送板8とは、RFタグリーダ/ライタ7として一体化されていても良いし、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7a上に、搬送板8が後付けされたものであっても良い。図6に示すように、ラベル用紙2の台紙2aは、搬送板8上を搬送される。この搬送板8の略中央部には、アンテナ7aの外形と略同形状のスリットSが形成されている。そして、このスリットSの下方には、アンテナ7aが配置されている。
ここで、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aについて説明する。図5に示すように、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aは、回路基板で構成されている。図5中の網掛け部分が、銅箔パターンである放射素子21である。このアンテナ7aの下面は全面グランドになっており、アンテナ7aは上方に電波を強く出力する。このアンテナ7a上面のパターンの端部の給電点Xには、同軸ケーブル20の芯線が接続されており、下面のグランドには同軸ケーブル20の外部導体が接続されている。この同軸ケーブル20のもう一方の端は、無線通信の制御等を行う送受信部7c(図2参照)に接続されている。給電点Xからアンテナ7aに高周波信号を給電すると、放射素子21の長手方向に電流が流れるため、偏波方向は図5に示す矢印の方向Bになる。また、本実施の形態のRFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aはフレキシブル基板により形成されており、アンテナ7aにおけるアンテナの偏波方向Bと直交する方向の形状は円弧を描くような円弧状に形成されている。
次に、搬送板8について説明する。搬送板8は金属により形成されており、この搬送板8の略中央部にはスリットSが形成されている。このスリットSは、アンテナ7aに対向する位置に形成されている。すなわち、アンテナ7aに対して送受信される電波は、搬送板8のスリットSを通過する。
続いて、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aと搬送板8上を搬送される印字ラベル2bに埋め込まれているRFタグTとの位置関係について説明する。図7は、アンテナ7aとRFタグTとの位置関係を示す説明図である。図7に示すように、アンテナ7aの放射素子21面は、RFタグTの中心から等距離であり、A1、B1、C1は、同じ長さである。すなわち、アンテナ7aに形成されている放射素子21面の当該アンテナの偏波方向Bと直交する方向の形状は、アンテナ7aに形成されている放射素子21面の中心上にラベル用紙2に備えられたRFタグTの中心が位置した状態で当該RFタグTの中心位置から略等距離に形成されている。また、Pは、RFタグTの書き込み位置とは外れた場所であり、図7では、adの長さとcdの長さとacの長さとaPの長さを同じにしている。aPは、搬送板8に対して垂直になっている。
図8は、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aから放射される電波の距離と振幅の関係を示すグラフである。aから放射された電波は、波長λを1周期とする正弦波となり、図8では最大振幅を1としている。また、時間と共に位相が変化する。図8中、位相0(0°)のときを実線で示し、位相がπ/2(90°)のときを点線で示した。位相は、2π(360°)のときに0(0°)と同じ状態になる。bから放射された電波は、波長λを1周期とする正弦波となり、図8では最大振幅を0.5としている。cから放射された電波は、波長λを1周期とする正弦波となり、図8では最大振幅を1としている。bから放射された電波とcから放射された電波の位相もaと同じ線で示した。高周波信号は、放射素子の端を強く流れる傾向があるので、aとcの最大振幅は1であるが、bの最大振幅は0.5になる。また、aとbとcから放射される電波の位相は同じである。
図9は、図7におけるdの位置、すなわちRFタグTの中心に現れる電波の振幅を示す。縦軸は振幅で、横軸は時間であり、1周期の時間を2πとして示す。A1とB1とC1の長さは同じであるため、aとbとcから放射された電波の位相は、dでも同じ位相になる。A1とC1からの電波は、振幅も同じである。A1とB1とC1からの電波を合成すると、合成波と示す振幅となり、最大振幅は2.5になる。このようにすることにより、RFタグT付近の最大振幅を大きくする、すなわち、RFタグT付近の電界強度を強くすることができる。
図10は、図7におけるPの位置に現れる振幅を示す。A2とC2の最大振幅は1であるが、aPとcPの距離が異なるため、A2からの電波の位相とC2からの電波の位相は異なる。図8の条件の場合、A2からの電波の振幅とC2からの電波の振幅は打ち消しあうようになり、合成波はB2からの電波の振幅となる。
このようにすることにより、RFタグT付近で電界強度を強くし、それ以外の場所では、電界強度を強くしないようにすることができるので、所望のRFタグTだけと確実に通信をすることができる。
このような構成のRFタグリーダ/ライタ7は、送受信部7cからの送信信号をアンテナ7aから電波として放射する。また、RFタグTからの電波をアンテナ7aで受信したRFタグリーダ/ライタ7は、送受信部7cに信号を伝達し、送受信部7cは受信した信号から情報を取り出す。
このように本実施の形態のRFタグリーダ/ライタ7によれば、送受信部7cの交信制御によりアンテナ7aに対して送受信される電波は、アンテナ7aの放射素子21面の中心上にRFタグTの中心が位置している場合には当該RFタグTの中心に集められることになるので、放射素子21面の中心上を搬送されるRFタグTの近傍で電界強度を強くし、それ以外の場所では電解強度を強くしないようにすることができる。そのため、台紙2aに連続して貼り付けられている印字ラベル2bに内蔵されているRFタグTと通信を行うような場合に、所望のRFタグTとだけ確実に通信を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、搬送板8のスリットSの下方にRFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aを配置するようにしたが、これに限るものではなく、図11に示すようにアンテナ7aを搬送板8の上方に配置するようにしても良い。この場合、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aは、アンテナ7aから放射される電波がRFタグTの位置で強め合うように配置されている。なお、図11に示すように、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aとRFタグTの間にインクリボン4が配置されているが、インクリボン4が薄いため透過する電波はわずかに減衰するだけであり、影響は少ない。また、RFタグTは搬送板8のスリットS上に配置されるため、RFタグTが金属の影響を受けることも少ない。このようにしても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aのアンテナの偏波方向Bと直交する方向の形状を、円弧を描くような円弧状に形成したが、これに限るものではない。例えば、図12に示すように、RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aを3つのアンテナ7dで構成するようにしても良い。より詳細には、各アンテナ7dに形成されている放射素子面群の形状は、当該放射素子面群の中心に位置するアンテナ7dの偏波方向と直交する方向で円弧状に形成されている。この場合、図12に示すように、RFタグリーダ/ライタ7の送受信部7cに接続されている同軸ケーブル20のアンテナ7a側には、分配/結合器31が接続されており、分配/結合器31に接続している3本の同軸ケーブル32のもう一方の端に各アンテナ7dが接続されている。RFタグリーダ/ライタ7の送受信部7cから伝送される信号は、分配/結合器31によって3分割されてそれぞれのアンテナ7dに伝送される。また、3つのアンテナ7dで受信して伝送される信号は、分配/結合器31によって合成されてRFタグリーダ/ライタ7の送受信部7cに伝送される。この場合、アンテナ7dに接続された3本の同軸ケーブル32の長さはすべて同じ長さとして、3つのアンテナ7dの給電点における信号位相がそろっていることが好ましい。このようにしても、同様の効果を得ることができる。なお、3つのアンテナ7dを使った形態を説明したが、アンテナの数はこれに限るものではない。
さらに、本実施の形態においては、搬送板8のスリットS上にRFタグTを配置したときに、RFタグリーダ/ライタ7がRFタグTの読み取りと書き込みを行う形態を説明したが、これに限るものではない。RFタグリーダ/ライタ7のアンテナ7aと所望のRFタグTの位置関係が本実施の形態のようであれば、搬送板8の無い部分でRFタグTの読み取りと書き込みを行うようにしてもよい。
1…プリンタ、2…用紙、3,4,5…印字部、3,15…用紙搬送手段、7…RFタグリーダ/ライタ、7a…アンテナ、7c…送受信部、7d…アンテナ、21…放射素子、T…RFタグ
Claims (4)
- 用紙に備えられたRFタグの読み込み/書き込みを行うRFタグリーダ/ライタにおいて、
放射素子を有し、前記用紙に備えられた前記RFタグが通過する領域に対向する位置に前記放射素子を配置して電波の送受信を行うアンテナと、
このアンテナを介して前記RFタグとの通信を行う送受信部と、
を備え、
前記アンテナの前記放射素子面の当該アンテナの偏波方向と直交する方向の形状は、前記放射素子面の中心上に前記用紙に備えられた前記RFタグの中心が位置した状態で当該RFタグの中心位置から略等距離に形成されている、
ことを特徴とするRFタグリーダ/ライタ。 - 前記放射素子面の形状は、当該アンテナの偏波方向と直交する方向で円弧状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のRFタグリーダ/ライタ。 - 前記アンテナを複数のアンテナで構成し、各アンテナに形成されている前記放射素子面群の形状は、当該放射素子面群の中心に位置する前記アンテナの偏波方向と直交する方向で円弧状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のRFタグリーダ/ライタ。 - RFタグを備えている用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙に対して印字を行う印字部と、
前記用紙搬送手段により搬送される前記用紙に備えられた前記RFタグの読み込み/書き込みを行う請求項1ないし3のいずれか一記載のRFタグリーダ/ライタと、
を備えることを特徴とするプリンタ。
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Cited By (1)
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2004
- 2004-04-28 JP JP2004134514A patent/JP2005316768A/ja active Pending
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