JP2010152038A - ストラップ巻取り装置及びカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ストラップが高速で巻き取られる場合は巻取りがロックされ、ゆっくり巻き取られるときはロックされないようにするとともに、任意の引き出し位置でロックすることのできるストラップ巻取り装置を提案する
【解決手段】ストラップを収容するケース部材43に回転自在に支持されストラップが巻き取られる方向にバネ付勢されたリール部材50の、回転中心軸と直交する面53に立設された軸54に揺動自在に支持されたロック部材55を備える。ロック部材55は、ケース部材43の内面に一体に形成されたストッパ48と係合する係止爪56が一端側に形成され、係止爪56がストッパ48と係合しない方向にバネ58によって付勢されている。ストラップがリール部材50に巻取られるときに、ロック部材55が遠心力によって揺動し、係止爪56がストッパ48に係合してリール部材50の回転が停止される。
【選択図】図7

Description

本発明は、カメラの落下防止のためのストラップ巻取り装置及びそれを設けたカメラに関する。
従来からカメラには落下防止や携帯性を良くためにハンドストラップ(ショートストラップとも言う。)又はネックストラップが用いられてきた。ハンドストラップ又はネックストラップは、それぞれに長所短所があるが、長さを調節可能とすることで更に使い易くすることができる。下記特許文献1には、ストラップの長さが調節自在なストラップ自動巻取り機構を備えたカメラが記載されている。また、前記ストラップのようなコード類を巻き取る装置を備えたものとしては、下記特許文献2に電気掃除機のコード巻取り装置が示され、下記特許文献3には、シートベルト用のリトラクターが記載されている。
特開2004−013004号公報 特開平06−038911号公報 特開2003−212085号公報
前記特許文献1記載のように巻取り用バネの付勢力によってストラップを高速で巻き取る場合、ストラップエンドストッパがユーザーの手に当たってユーザーが怪我をすることがある。巻取り速度を減速させたり巻取りをロックする方法が前記特許文献2,3に記載されているが、ここに示された複雑なメカニズムを、カメラのような携帯機器のストラップ巻取り装置に採用することは、スペース、コストを考えると非常に困難である。
本発明は上記課題を解決するものであり、ストラップがバネの付勢力によって高速で巻き取られる場合は巻取りをロックし、ユーザーによって巻取り速度が制御されるときはロックされずに巻き取られるようにするとともに、任意の引き出し位置でロックすることのできるストラップ巻取り装置及びそれを備えたカメラを、簡単なメカニズムによって実現する方法を提案するものである。
本発明によるストラップ巻取り装置は、吊り下げ用ストラップを収容するケース部材の内部に回転自在に支持されるとともに、前記ストラップが巻き取られる方向に巻取りバネによって付勢され、前記ストラップの一端が固定されて前記ストラップが巻き取られる巻取り部と回転中心軸と直交する面に形成され回転方向に傾斜角を有する第1の係合面とを備えたリール部材と、前記ケース部材の内面に一体に形成されたストッパと、前記ストッパと係合する係止爪が形成された第1の面と前記第1の係合面と面接触するように前記第1の係合面と同じ傾斜角とされた第2の係合面が形成された第2の面が前記回転中心軸と直交するように前後に対向して配置されるとともに、前記回転中心軸と平行な方向に移動自在に前記リール部材に取り付けられ前記第2の係合面が前記第1の係合面に圧接されるようにバネ付勢されたロック部材と、を備え、前記ロック部材は、前記巻取りバネの付勢力に抗して前記ケース部材から引き出された前記ストラップが前記巻取りバネの付勢力によって前記リール部材に巻き取られる際の前記リール部材の回転加速度が所定値以下の場合は、前記第2の係合面が前記第1の係合面に圧接された状態で前記リール部材とともに回転し、前記回転加速度が所定値を超える場合は、前記第1の係合面によって前記第2の係合面が押されて前記リール部材から離れる方向に移動し、前記係止爪が前記ストッパに当って回転が停止され、前記リール部材の回転を停止させることを特徴とする。
あるいは、吊り下げ用ストラップを収容するケース部材の内部に回転自在に支持されるとともに前記ストラップが巻き取られる方向に巻取りバネによって付勢され、前記ストラップの一端が固定されて前記ストラップが巻き取られるリール部材と、前記ケース部材の内面に一体に形成されたストッパと、前記ストッパと係合する係止爪が一端側に形成されるとともに他端側が前記リール部材に揺動自在に支持され、前記係止爪が前記ストッパと係合しない方向にバネ付勢されたロック部材と、を備え、前記ロック部材は、前記巻取りバネの付勢力に抗して前記ケース部材から引き出された前記ストラップが前記巻取りバネの付勢力によって前記リール部材に巻き取られる際に、前記リール部材の回転速度が所定値以下の場合は、前記係止爪が前記ストッパと係合しない方向にバネ付勢された状態で前記リール部材とともに回転し、前記回転速度が所定値を超える場合は、回転による遠心力によって揺動し、前記係止爪が前記ストッパに係合して前記リール部材の回転を停止させることを特徴とする。前記ロック部材は、前記他端側が前記リール部材の回転中心軸と直交する面に立設された軸に回転自在に支持されるようにすると良い。
前記ロック部材は、前記ストラップが引き出されるときには、前記係止爪と前記ストッパの係合が解除される。前記ストラップの巻取りにおいて、前記巻取りバネの付勢力にブレーキがかけられながら、ゆっくりと巻取られるときには、前記係止爪と前記ストッパとが係合しない。前記ストラップの他端がカメラ内部に固定されるようにしても良い。あるいは、前記ストラップ巻取り装置をカメラに内蔵しても良い。この場合、前記ケース部材はカメラの外装カバーと一体に形成されるようにすることが好ましく、前記ストラップの他端にはストラップエンドストッパを設けると良い。
本発明によるストラップ巻取り装置は、非常に簡単な構造でありながら、ストラップが高速で巻き取られるときには巻取りがロックされ、ゆっくり巻き取られるときにはロックされないようになっており、また、任意の引き出し位置で意識的に高速巻取りを瞬時行うことでストラップをロックしてストラップの長さを適度に調節することができる。
図1及び図2に示すように、本発明によるストラップ巻取り装置10は、前ケース11と後ケース12からなるケース部材13にカメラ吊り下げ用のストラップ14を収容する。前記ストラップ14はリール部材20に形成された巻取り部21に一端が固定され、リール部材20が前記後ケース12との間に設けられたゼンマイ(巻取りバネ)15の付勢力によって回転したときに前記巻取り部21に巻き取られる。前記リール部材20は、中心部に軸部材22が圧入され、軸部材22の中心を回転中心軸16として前記ケース部材13に回転自在に支持される。前記リール部材20は、回転中心軸16と直交する面23(図3参照)に形成され前記リール部材20が回転する方向に所定の傾斜角を有する第1の係合面24aと回転する方向に垂直な第3の係合面24bを有する凸部24を備える(図4参照)。ここで、前記軸部材22は前記リール部材20と一体成型によって形成される構成であっても良い。
ロック部材30は、前記リール部材20の前記面23側に配置され、中央に形成された中心孔38(図5参照)に、前記リール部材20に設けられたボス25に圧入されたバネ押さえ26の筒部26bが挿通されて回転自在に支持されるとともに前記回転中心軸16と平行な方向に移動自在に支持される。ロック部材30は、前記回転中心軸16と直交する第1,第2の面31,32を前後に対向して配置され、前記第1の面31には前記前ケース11の内面に一体に形成されたストッパ18と係合する係止爪33(図5参照)が形成され、前記第2の面32には前記凸部24と係合する凸部34が形成される。凸部34には前記第1の係合面24aと係合する第2の係合面34aと前記第3の係合面24bと係合する第4の係合面34bが形成され、前記第1の係合面24aと前記第2の係合面34aは互いに面接触するように同じ傾斜角になっている(図4参照)。前記第1の面31にはリング状の溝35(図5参照)が形成され、前記溝35に一端側が挿入されたコイルバネ36の他端側が前記バネ押さえ26の鍔部26aによって押圧されて、前記第2の係合面34aが前記第1の係合面24aに圧接される。ロック部材30には、長孔37が180°回転対称位置の2ヶ所に形成され(図5参照)、前記リール部材20に立設されたストップ軸27が挿通される。
次に、上記実施形態における作用について説明する。図4に示すように、前記ストラップ14が引き出されると、前記リール部材20が矢印Aの方向に回転する。前記リール部材20が回転すると前記第3の係合面24bが前記第4の係合面34bに当接し、前記ロック部材30は前記リール部材20とともに回転するが、前記ロック部材30はコイルバネ36によって前記リール部材20に押圧されているので、前記係止爪33は前記ストッパ18と係合することはない。前記ストラップ14が引き出された分だけ前記ゼンマイ15が巻き締まる。
引き出された前記ストラップ14を所望の長さになるまで巻き込むときは、前記ストラップ14にブレーキをかけながらゆっくりと巻き込ませる。前記リール部材20が前記矢印Bの方向に回転し前記第1の係合面24aが前記第2の係合面34aに当接する。このときの前記リール部材20の回転加速度は小さく所定値以下であるから前記第1の係合面24aと前記第2の係合面34aの間に作用する摩擦によって前記第2の係合面34aが前記第1の係合面24aに押されて、前記ロック部材30が前記リール部材20とともに矢印Bの方向に回転する。前記係止爪33は前記コイルバネ36によって前記リール部材20側へ押圧されているため、前記係止爪33が前記ストッパ18に当接することはなく、前記リール部材20は前記ストラップ14を巻き取る方向に回転する。
前記ストラップ14が前記所望の長さまで巻き込まれたときに前記ストラップ14から手を離す、あるいは前記ブレーキを解除すると、前記リール部材20は前記ゼンマイ15の全付勢力が加わって前記ストラップ14を巻き込む方向に急速回転する。前記リール部材20が矢印Bの方向に急速回転して回転加速度が所定値を超える大きさとなると、前記ロック部材30は前記リール部材20と一緒に回転することができず、前記第2の係合面34aが前記第1の係合面24aの上に乗りあがって、前記ロック部材30が矢印Cの方向に押される。これによって前記係止爪33は前記ストッパ18と当接し、前記ロック部材30の回転がロックされる。前記リール部材20に立設された前記ストップ軸27は、前記第2の係合面34aが前記第1の係合面24aの上に乗りあがるときに前記長孔37内の相対位置が移動して、前記長孔37の回転方向側の壁面に当接しているので(図5参照)、前記リール部材20は、前記ロック部材30の回転がロックされるとほぼ同時に停止される。このように、前記ストラップ14がブレーキなく巻き込まれた場合は、直ちにロックされ、所望の長さに調節することができる。
引き出されてロックされた前記ストラップ14を僅かに引き出すと、前記係止爪33と前記ストッパ18の係合が解除され、前記コイルバネ36の付勢力によって前記ロック部材30が前記リール部材20の方向に戻される。前記リール部材20は、前記ゼンマイ15の付勢力によって前記ストラップ14を巻き取る方向に回転される。ここで前述同様に前記ストラップ14にブレーキをかけながらゆっくりと巻き込ませる。このようにゆっくりと前記ストラップ14の巻き込みが行われるので、前記ストラップ14が勢いよく巻き込まれ、飛び跳ねたストラップエンドストッパ75(図9参照)が使用者の手に当たって怪我をさせるようなことがない。
次に本発明によるストラップ巻取り装置の別の実施形態について説明する。図6及び図7に示すように、ストラップ巻取り装置40は、前ケース41と後ケース42からなるケース部材43にカメラ吊り下げ用のストラップ44(前記ストラップ14と同じ)を収容する。前記ストラップ44はリール部材50に形成された巻取り部51に一端が固定され、リール部材20が前記後ケース42との間に設けられたゼンマイ(巻取りバネ)45(前記ゼンマイ15と同じ)の付勢力によって回転したときに前記巻取り部51に巻き取られる。前記リール部材50には、前記ケース部材43に回転自在に支持された軸部材52が圧入される。ここで、前記軸部材52は前記リール部材50と一体成型によって形成される構成であっても良い。前記リール部材50には、回転中心軸46と直交する面53上の180°回転対称位置の2ヶ所に軸54が立設され、ロック部材55を支持する。ロック部材55は、前記前ケース41の内面に一体に形成されたストッパ48と係合する係止爪56が一端側に形成され、他端側が前記軸54に揺動自在に支持される。前記係止爪近傍にはバネ58の一端が係止され、前記ストッパ48と係合しない方向に付勢される。
引き出された前記ストラップ44を所望の長さになるまで巻き込むときは、前記ストラップ44にブレーキをかけながらゆっくりと巻き込ませる。前記リール部材50の回転は遅いため前記ロック部材55を揺動させるだけの遠心力は発生せず、前記係止爪56が前記ストッパ48と係合することなく、前記リール部材50は回転を続ける。前記ストラップ44が前記所望の長さまで巻き込まれたときに前記ストラップ44から手を離す、あるいは前記ブレーキを解除すると、前記リール部材50は前記ゼンマイ45の全付勢力が加わって前記ストラップ44を巻き込む方向に高速回転する。前記リール部材50が矢印E(図7参照)の方向に回転すると、前記ロック部材55は、回転によって前記係止爪56には前記バネ58の付勢力に勝る遠心力が発生して外側に揺動する。前記ロック部材55は、55aで示す位置となって前記係止爪56と前記ストッパ48とが係合して前記リール部材50の回転が停止する。前記リール部材50は前記ゼンマイ45によって常に付勢力が加えられているため、前記係止爪56と前記ストッパ48の係合が維持され、前記ストラップ44の引き出し長さが調節される。
引き出されてロックされた前記ストラップ44を僅かに引き出すと、前記バネ58の付勢力によって前記ロック部材55が内側に戻され、前記係止爪56と前記ストッパ48の係合が解除される。前記リール部材50は、前記ゼンマイ45の付勢力によって前記ストラップ44を巻き取る方向に回転される。ここで前述同様に前記ストラップ44にブレーキをかけながらゆっくりと巻き込ませる。このようにゆっくりと前記ストラップ44の巻き込みが行われるので、前記ストラップ44が勢いよく巻き込まれ、飛び跳ねたストラップエンドストッパ75(図9参照)が使用者の手に当たって怪我をさせるようなことがない。
前記ロック部材は、前記他端側が前記リール部材の回転中心軸と直交する面に立設された軸に揺動自在に支持されるように構成したが、必ずしも、立設された軸54によって軸支されなければならない訳ではなく、前記ロック部材がストラップが巻き取られる際の遠心力によって、前記係止爪56が前記ストッパ48と係合すれば良く、前記軸54及びバネ58の代わりに伸縮するコイルバネや板バネを用いても良い。
図8に示すように、前記ストラップ巻取り装置10,40は、前記ストラップ14,44の他端がデジタルカメラ60に固定されるようにして用いられる。前記ストラップ巻取り装置10,40には、アクセサリを取り付けたり、衣服に取り付けるための止め金具65が設けられている。
図9に示すように、本発明によるカメラは、前記ストラップ巻取り装置10,40をデジタルカメラ70内に内蔵させたものである。デジタルカメラ70は、外装カバー71によって撮影機構を前後から包むように構成され、撮影レンズ72の他、右側面にシャッタボタン(図示せず)を、裏面側には画像表示パネル(図示せず)などを備え、本発明によるストラップ巻取り装置10又は40を内蔵する。前記ストラップ14又は44の一端は前記ストラップ巻取り装置10又は40内に固定され、殆どの部分が巻取られる。前記ストラップ14又は44の他端には、ナス環や止め輪などのストラップエンドストッパ75が設けられている。前記外装カバー71は、前記前ケース11,41及び後ケース12,42が一体に形成され、前記ストッパ18,48は前記外装カバー71に形成される。あるいは、前記ストッパ18,48を前記外装カバー71と一体成型によって形成しても良い。
前記実施形態では、前記ストッパ18,48を巻き取るリール部材20又は50の回転にゼンマイ15を用いたが、どのようなバネでも良く、コイルバネでもつる巻きバネであっても良い。
前記実施形態は、カメラ用のストラップについて説明したが、カメラ用に限るものではなく、携帯電話や携帯用音楽プレイヤなど携帯機器用のストラップに本発明を実施しても良い。
本発明のストラップ巻取り装置の一部を断面図で表した斜視外観図である。 図1の断面部分の図である。 リール部材を前側から見た図である。 リール部材の回転・停止を説明する模式図である。 ロック部材を前側から見た図である。 別の実施形態の断面図である。 別の実施形態のロック部材の動きを説明する図である。 ストラップ巻取り装置をデジタルカメラに取り付けた図である。 ストラップ巻取り装置を備えたデジタルカメラの外観図である。
符号の説明
10,40 ストラップ巻取り装置
11,41 前ケース
12,42 後ケース
13,43 ケース部材
14,44 ストラップ
15,45 ゼンマイ(巻取りバネ)
16,46 回転中心軸
18,48 ストッパ
20,50 リール部材
21,51 巻取り部
22,52 軸部材
23,53 回転中心軸と直交する面
24,34 凸部
24a 第1の係合面
24b 第3の係合面
26 バネ押さえ
27 軸
30,55 ロック部材
31 第1の面
32 第2の面
33,56 係止爪
34a 第2の係合面
34b 第4の係合面
35 溝
36 コイルバネ
37 長孔
58 バネ
60,70 デジタルカメラ
71 外装カバー
75 ストラップエンドストッパ

Claims (7)

  1. 吊り下げ用ストラップを収容するケース部材の内部に回転自在に支持されるとともに、前記ストラップが巻き取られる方向に巻取りバネによって付勢され、前記ストラップの一端が固定されて前記ストラップが巻き取られる巻取り部と、回転中心軸と直交する面に形成され回転方向に傾斜角を有する第1の係合面と、を備えたリール部材と、
    前記ケース部材の内面に一体に形成されたストッパと、
    前記ストッパと係合する係止爪が形成された第1の面と、前記第1の係合面と面接触するように前記第1の係合面と同じ傾斜角とされた第2の係合面が形成された第2の面が前記回転中心軸と直交するように前後に対向して配置されるとともに、前記回転中心軸と平行な方向に移動自在に前記リール部材に取り付けられ、前記第2の係合面が前記第1の係合面に圧接されるようにバネ付勢されたロック部材と、
    を備え、
    前記ロック部材は、
    前記巻取りバネの付勢力に抗して前記ケース部材から引き出された前記ストラップが前記巻取りバネの付勢力によって前記リール部材に巻き取られる際の前記リール部材の回転加速度が所定値以下の場合は、前記第2の係合面が前記第1の係合面に圧接された状態で前記リール部材とともに回転し、
    前記回転加速度が所定値を超える場合は、前記第1の係合面によって前記第2の係合面が押されて前記リール部材から離れる方向に移動し、前記係止爪が前記ストッパに当って回転が停止され、前記リール部材の回転を停止させることを特徴とするストラップ巻取り装置。
  2. 吊り下げ用ストラップを収容するケース部材の内部に回転自在に支持されるとともに前記ストラップが巻き取られる方向に巻取りバネによって付勢され、前記ストラップの一端が固定されて前記ストラップが巻き取られるリール部材と、
    前記ケース部材の内面に一体に形成されたストッパと、
    前記ストッパと係合する係止爪が一端側に形成されるとともに他端側が前記リール部材に揺動自在に支持され、前記係止爪が前記ストッパと係合しない方向にバネ付勢されたロック部材と、
    を備え、
    前記ロック部材は、
    前記巻取りバネの付勢力に抗して前記ケース部材から引き出された前記ストラップが前記巻取りバネの付勢力によって前記リール部材に巻き取られる際に、前記リール部材の回転速度が所定値以下の場合は、前記係止爪が前記ストッパと係合しない方向にバネ付勢された状態で前記リール部材とともに回転し、
    前記回転速度が所定値を超える場合は、回転による遠心力によって揺動し、前記係止爪が前記ストッパに係合して前記リール部材の回転を停止させることを特徴とするストラップ巻取り装置。
  3. 前記ロック部材は、前記他端側が前記リール部材の回転中心軸と直交する面に立設された軸に回転自在に支持されたことを特徴とする請求項2記載のストラップ巻取り装置。
  4. 前記ロック部材は、前記ストラップが引き出されるときには、前記係止爪と前記ストッパの係合が解除されることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のストラップ巻取り装置。
  5. 前記ストラップの巻取りにおいて、前記巻取りバネの付勢力にブレーキがかけられながら、ゆっくりと巻取られるときには、前記係止爪と前記ストッパとが係合しないことを特徴とする請求項4記載のストラップ巻取り装置。
  6. 前記ストラップの他端がカメラ内部に固定されたことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のストラップ巻取り装置。
  7. 請求項1乃至5いずれかに記載のストラップ巻取り装置を内蔵するとともに前記ケース部材が外装カバーと一体に形成され、前記ストラップの他端にストラップエンドストッパが設けられたことを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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