JP2010149672A - 電動パワーステアリング制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高負荷時に保舵状態であると判定されて制御ゲインを低下させた後に通常操舵状態に復帰するときに、振動を補償するための十分な応答性を持たせることによって、音及び振動を十分に補償できる電動パワーステアリング制御装置を提供する。
【解決手段】操舵トルク及び車速に基づいて電流指令値を演算し、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵捕助力を付与するモータを、電流制御部を経て制御するようになっている電動パワーステアリング制御装置において、操舵状態が通常操舵状態にあるか保舵状態にあるかを判定する保舵判定部と、保舵状態から通常操舵状態に復帰する際に、電流制御部の制御ゲインの傾きを操舵状況に基づいて設定する保舵振動対策部とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、操舵系に操舵補助力を付与するモータを制御するようになっている電動パワーステアリング装置に関し、特に保舵状態から通常操舵状態に移行する際の制御ゲインの傾きを、保舵状態における操舵状況に基づいて決定する事により、保舵振動対策機能が作動したときの操舵フィーリングを向上させるようになっている電動パワーステアリング制御装置に関する。
車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助力)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図4に示して説明すると、ハンドル1のコラム軸(ステアリングシャフト)2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び4b、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット100には、バッテリ13から電力が供給されると共に、イグニションキー11を経てイグニションキー信号が入力される。コントロールユニット100は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基づいてアシスト(操舵補助)指令の電流指令値Iの演算を行い、演算された電流指令値Iに基づいてモータ20に供給する電流を制御する。
コントロールユニット100は主としてCPU(又はMPUやMCU)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと、図5のようになる。先ず、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと、車速センサ12で検出された車速Vとがアシストマップ111に入力され操舵補助指令値が算出される。さらに、補償値演算部115で演算される補償値、例えば収斂性演算部112や慣性演算部113で算出された収斂性や慣性などの補償値、SAT114を加算部116、117、118で前記操舵補助指令値に加算してトルク指令値Trefが決定される。そして、トルク指令値Trefに基づいて電流指令値演算部119で電流指令値Iが決定される。
なお、ブラシレスモータでは、トルク指令値Trefの他に回転子のロータ角度も電流指令値演算部119に入力して電流指令値Iが決定される。ここで、上述した操舵トルクTref、車速V及び補償値に基づいて電流指令値Iを決定するまでの処理部分を、便宜上、電流指令値決定部110と呼ぶ。
一方、モータ20へ供給されるモータ電流Imは電流検出器133で検出され、前記電流指令値Iと共に減算部124へ入力される。減算部124では、それらの偏差ΔI=I−Imが算出される。
次に、偏差ΔIは、電流制御部120としての比例積分制御部に入力される。この例では、比例ゲインKpである比例項122と積分ゲインKiである積分項121とに入力される。比例項122の出力と積分項121の出力とは加算部123で加算され、電圧指令値Vrefが出力される。
PWM制御部131は、電圧指令値Vrefを入力として、インバータ132へのPWM信号を出力することにより、電圧指令値Vrefに基づいたPWM信号がインバータ回路132へ指示される。インバータ132は、そのPWM信号に基づいてモータ20へモータ電流Imを供給する。
以上のように構成される電動パワーステアリング制御装置において、外部からのノイズが操舵トルクT等に混入し、このノイズが混入した操舵トルクT等に基づいて電流指令値Iが誤って演算されることにより、モータに音及び振動が生じ、操舵感が悪化する場合があった。この音及び振動は、特にハンドルを保舵しているときに顕著に現れるので、従来の電動パワーステアリング制御装置では、ハンドルが保舵状態にあるか通常操舵状態にあるかを判別し、保舵状態にあるときには、電流制御部120における制御ゲインを低く設定するようにしていた。
例えば特許第3803226号公報(特許文献1)に開示されている電動パワーステアリング制御装置では、トルク微分値やモータ回転角速度等に基づいて、ハンドルが保舵状態にあるか否かを判断し、通常操舵状態から保舵状態になった場合は、制御ゲインを一定時間Δtかけて線形的に減少させるようにしている。また、保舵状態から通常操舵状態になった場合は、制御ゲインを一定時間Δtかけて線形的に増加させるようにしている。このようにすることによって、ハンドルが保舵されている状態における操舵感を向上させ、通常操舵が開始された時の操舵補助の応答性を向上させるようにしている。
また、特許第3719085号公報(特許文献2)に開示されている電気式動力舵取装置では、電流指令値とモータ電流との電流偏差を増幅させ、重み付けマップに従って与えられる値を乗算して、モータに与えるモータ電流をフィードバック制御するようにしている。このときの重み付けマップは、ステアリングホイールの回転速度が所定区間内にあれば、ステアリングホイールの回転速度の増減に比例して重み値を増減させるようにし、当該下限速度より遅いときは0の重み値が与えられ、当該上限速度よりも速いときには1の重み値が与えられるようにしている。このようにすることによって、走行時の急操舵において遅れることなく操舵力をアシストし、停車時の微速操舵や保舵においてステアリングホイールの振動やモータのうなり音を抑制している。
特許第3803226号公報 特許第3719085号公報
しかしながら、従来の電動パワーステアリング制御装置では、高負荷時に保舵状態であると判定され、制御ゲインを低下させた後、通常操舵状態に復帰するときに音及び振動が発生し、操舵感を悪化させるという問題がある。これは、保舵状態から通常操舵状態に復帰する際に、制御ゲインが振動を補償するための十分な応答性が得られないため、通常操舵状態において補償できていた音及び振動を補償することができなくなるためである。
また、上述の特許文献1に記載の制御装置では、保舵状態から通常操舵状態になった場合は、制御ゲインを一定時間Δtかけて線形的に増加させるようにしている。このときの制御ゲインが増加する傾き(単位時間当たりの増加率)には、保舵状態における操舵状況が考慮に入れられていないため、制御ゲインが振動を補償するための十分な応答性が得られず、音及び振動を十分に補償することができないという問題がある。
更に、上述の特許文献2に記載の舵取装置では、ステアリングホイールの回転速度に応じてモータにモータ電流をフィードバックする際に乗算する重み値を変化させているが、ステアリングホイールの回転速度が変化したときの重み値の変化の傾き(単位時間当たりの変化率)については開示されておらず、制御ゲインが振動を補償するための十分な応答性が得られず、音及び振動を十分に補償することができないという問題がある。
本発明は上述のような事情によりなされたものであり、本発明の目的は、高負荷時に保舵状態であると判定されて制御ゲインを低下させた後に通常操舵状態に復帰するときに、振動を補償するための十分な応答性を持たせることによって、モータの音及び振動を十分に補償できるようにした電動パワーステアリング制御装置を提供することにある。
本発明は、操舵トルク及び車速に基づいて電流指令値を演算し、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵捕助力を付与するモータを、電流制御部を経て制御するようになっている電動パワーステアリング制御装置に関し、本発明の上記目的は、操舵状態が通常操舵状態にあるか保舵状態にあるかを判定する保舵判定部と、前記保舵状態から前記通常操舵状態に復帰する際に、前記電流制御部の制御ゲインの傾きを操舵状況に基づいて設定する保舵振動対策部とを設けることによって達成される。
本発明の上記目的は、前記操舵状況が、前記保舵状態に入ったときの前記操舵トルクであることによって、或いは前記操舵状況が、前記保舵状態に入ったときの前記電流指令値であることによって、或いは前記制御ゲインの傾きは、前記保舵状態に入ったときの前記操舵トルクが所定値Tよりも小さいときは下限値Gに設定され、前記操舵トルクが前記所定値T以上のときは前記操舵トルクが増加するにつれて増加するように設定されることによって、或いは前記制御ゲインの傾きは、前記保舵状態に入ったときの前記電流指令値が所定値Iよりも小さいときは下限値Gに設定され、前記電流指令値が前記所定値I以上のときは前記電流指令値が増加するにつれて増加するように設定されることによって、或いは前記保舵判定部は、前記操舵トルク、前記電流指令値、前記車速、前記モータの回転角度、前記モータの回転角速度の少なくとも1つを用いて、前記操舵状態を検出することによって、より効果的に達成される。
本発明に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、保舵状態であると判定されて制御ゲインを低下させた後に通常操舵状態に復帰するときに、保舵状態における操舵状況に応じて制御ゲインの傾きを変更するようにしているので、保舵状態から通常操舵状態に移行する際に、モータの音及び振動を十分に補償することができる。特に高負荷時に保舵状態になった後に通常操舵状態に移行する際に、制御ゲインの傾きを大きくすることによって、より効果的に音及び振動を低減することができる。
本発明に係る電動パワーステアリング制御装置は、ハンドルの操舵状態が通常操舵状態にあるか保舵状態にあるかを判定し、保舵状態であると判定された場合には、電流制御部の制御ゲインを小さくする。そして、保舵状態から通常操舵状態に復帰する際には、保舵状態における操舵状況に応じて電流制御部の制御ゲインを増加させる傾きを決定することにより、保舵状態から通常操舵状態に復帰する際に発生する音及び振動を十分に補償できるようになっている。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の電動パワーステアリング制御装置の構成例を、図5に対応させて示すブロック図である。
本発明では図1に示されるように、保舵判定を行って保舵信号HSを出力する保舵判定部140と、保舵信号HSが入力されているときに保舵振動対策を行う保舵振動対策部150とを設けている。モータ20には、モータ角度θ、モータ回転角速度ωといったロータ位置信号を出力するレゾルバやホールセンサなどのロータ位置検出センサ21が取り付けられている。
そして、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと、車速センサ12で検出された車速Vとを入力として電流指令値決定部110で電流指令値Iが決定される。また、モータ20へ供給されるモータ電流Imは電流検出器133で検出され、電流指令値Iと共に減算部134へ入力される。減算部134ではそれらの偏差ΔI=Iref−Imが算出され、電流制御部120へ入力される。
保舵判定部140は、操舵トルクT、電流指令値I、車速V、モータ角度θ、モータ回転角速度ωの少なくとも1つを用いて、ハンドルの操舵状態が通常操舵状態であるか保舵状態であるかを判定する。保舵状態と判定された場合には、保舵信号HSを出力して電流制御部120及び保舵振動対策部150に入力する。一方、通常操舵状態であると判定された場合には、保舵信号HSを出力しないようにする。
また、保舵振動対策部150は、保舵判定部140からの保舵信号HSに基づいて、操舵状態がどの状態にあるかを検出する。そして、操舵状態が保舵状態から通常操舵状態に復帰する場合には、電流制御部120の制御ゲインgを保舵状態から通常操舵状態に増加させるときの傾き(単位時間当たりの制御ゲインの増加率)Gを、保舵状態における操舵トルクT又は電流指令値Iに基づいて決定し、決定された制御ゲインgの傾きGを電流制御部120に入力する。
電流制御部120は、偏差ΔI、保舵信号HS及び傾き信号Gに基づいて電圧指令値Vrefを演算して出力するが、このときの制御ゲインgは保舵信号HSの有無に基づいて決定される。即ち、保舵判定部140においてハンドルが保舵状態にあると判定された場合には、制御ゲインgを保舵状態のゲインまで下げて、保舵判定部140においてハンドルが通常操舵状態にあると判定された場合には、制御ゲインgを通常操舵状態のゲインまで上げる。また、通常操舵状態から保舵状態に移行する際に制御ゲインgを減少させる傾きは所定の傾き(一定値)にする。一方、保舵状態から通常操舵状態に移行する際に制御ゲインgを増加させる傾きは、保舵振動対策部150において操舵トルクT又は電流指令値Iに基づいて決定された傾きGにする。
このように電流制御部120でゲイン制御された電圧指令値VrefがPWM制御部131に入力される。
図2は、ハンドルの操舵状態が通常操舵状態と保舵状態を移行する場合における、電流制御部120の制御ゲインgの変化例を示すタイムチャートであり、時点tまでは通常操舵状態であり、電流制御部120の制御ゲインgはgに設定されている。そして、時点tに保舵判定部140においてハンドルが保舵状態であると判定されると、電流制御部120及び保舵振動対策部150に保舵信号HSが入力され、電流制御部120の制御ゲインgが保舵状態の制御ゲインgに時点tまで除変減少される。このときの制御ゲインgの値をgからgに減少させる傾きは、所定の傾きに設定されている。
そして、時点tまで保舵状態が継続し、時点tに保舵判定部140においてハンドルが通常操舵状態に復帰したと判定されると、保舵判定部140から電流制御部120及び保舵信号対策部150に入力されていた保舵信号HSが出力されなくなり、電流制御部120の制御ゲインgが保舵状態における値gから通常操舵状態における値gへと増加される。制御ゲインgの値がgからgに増加するときの傾きGを、時点tの保舵状態に入ったときの操舵トルクT又は電流指令値Iの値によって、保舵振動対策部50において決定された制御ゲインの傾きGで与える。制御ゲインの傾きGは、時点tの保舵状態に入ったときの操舵トルクT又は電流指令値Iの値によって、図2に示される破線の傾きG、或いは図2に示される実線の傾きG等になり、図2に示される一点鎖線の下限値G以上になるようにする。
図3(a)は、制御ゲインの傾きGを保舵状態に入ったときの操舵トルクTに基づいて決定する場合の、制御ゲインの傾きGと保舵状態に入ったときの操舵トルクTとの関係の一例を示しており、制御ゲインの傾きGは、下限値G以上に設定される。操舵トルクTの値がTのときの制御ゲインの増加の傾きをGに決定するとすると、操舵トルクTの値がTよりも小さいTにおける制御ゲインの増加の傾きは傾きGよりも小さい傾きGに決定する。制御ゲインの傾きGを保舵状態に入ったときの操舵トルクTに基づいて決定する場合、保舵状態に入ったときの操舵トルクTが所定値T以下のときは制御ゲインの傾きGは一定の下限値Gに設定される。保舵状態に入ったときの操舵トルクが所定値T以上のときは、制御ゲインの傾きGは保舵状態に入ったときの操舵トルクTが増加するにつれて単調に増加するように決定される。
一方、制御ゲインの傾きGを保舵状態における電流指令値Iに基づいて決定する場合、制御ゲインの傾きGと保舵状態における電流指令値Iとの関係は例えば図3(b)のように示され、保舵状態に入ったときの電流指令値Iが所定値I以下のときは制御ゲインの傾きGは一定の下限値Gに設定される。保舵状態に入ったときの電流指令値Iが所定値I以上のときは、制御ゲインの傾きGを保舵状態における電流指令値Iが増加するにつれて単調に増加するように決定する。電流指令値Iの値がIのときの制御ゲインgの増加の傾きはGに決定されると、電流指令値Iの値がIよりも小さいIにおける制御ゲインの増加の傾きGはGよりも小さいGに決定される。
電流制御部120における制御ゲインの傾きGをこのようにして操舵トルクT及び電流指令値Iに基づいて決定することによって、操舵トルクT又は電流指令値Iが大きいときに大きい傾きGになり、操舵トルクT又は電流指令値Iが小さいときに小さい傾きGとなるので、保舵状態から通常操舵状態に復帰する際の、音及び振動を十分に補償することができる。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。なお、上述では制御ゲインの傾きGを所定値Gより単調増加させる例を説明しているが、非線形の増加であっても良い。
本発明に係る電動パワーステアリング制御装置の構成例を示すブロック図ある。 ハンドルの操舵状態が通常操舵状態と保舵状態を移行する場合の、制御ゲインの変化例について示すタイムチャートである。 操舵状態が保舵状態から通常操舵状態に移行する際の、制御ゲインの増加の傾きと操舵トルク或いは電流指令値との関係を示す特性図である。 一般的な電動パワーステアリング装置の構成例を示す図である。 コントロールユニットの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
20 モータ
21 ロータ位置検出センサ
110 電流指令値決定部
120 電流制御部
131 PWM制御部
132 インバータ
133 電流検出器
140 保舵判定部
150 保舵振動対策部

Claims (6)

  1. 操舵トルク及び車速に基づいて電流指令値を演算し、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵捕助力を付与するモータを、電流制御部を経て制御するようになっている電動パワーステアリング制御装置において、
    操舵状態が通常操舵状態にあるか保舵状態にあるかを判定する保舵判定部と、前記保舵状態から前記通常操舵状態に復帰する際に、前記電流制御部の制御ゲインの傾きを操舵状況に基づいて設定する保舵振動対策部とを具備したことを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  2. 前記操舵状況が、前記保舵状態に入ったときの前記操舵トルクである請求項1に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  3. 前記操舵状況が、前記保舵状態に入ったときの前記電流指令値である請求項1に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  4. 前記制御ゲインの傾きは、前記保舵状態に入ったときの前記操舵トルクが所定値Tよりも小さいときは下限値Gに設定され、前記操舵トルクが前記所定値T以上のときは前記操舵トルクが増加するにつれて増加するように設定される請求項2に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  5. 前記制御ゲインの傾きは、前記保舵状態に入ったときの前記電流指令値が所定値Iよりも小さいときは下限値Gに設定され、前記電流指令値が前記所定値I以上のときは前記電流指令値が増加するにつれて増加するように設定される請求項3に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  6. 前記保舵判定部は、前記操舵トルク、前記電流指令値、前記車速、前記モータの回転角度、前記モータの回転角速度の少なくとも1つを用いて、前記操舵状態を検出する請求項1乃至5のいずれかに記載の電動パワーステアリング制御装置。
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