JP2010149616A - ポールトレーラ - Google Patents

ポールトレーラ Download PDF

Info

Publication number
JP2010149616A
JP2010149616A JP2008328382A JP2008328382A JP2010149616A JP 2010149616 A JP2010149616 A JP 2010149616A JP 2008328382 A JP2008328382 A JP 2008328382A JP 2008328382 A JP2008328382 A JP 2008328382A JP 2010149616 A JP2010149616 A JP 2010149616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
draw bar
jumper
hose
drawbar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008328382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5375080B2 (ja
Inventor
Mikio Ono
幹夫 大野
Norio Wakazawa
典生 若沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Car Corp
Original Assignee
Tokyu Car Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Car Corp filed Critical Tokyu Car Corp
Priority to JP2008328382A priority Critical patent/JP5375080B2/ja
Publication of JP2010149616A publication Critical patent/JP2010149616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5375080B2 publication Critical patent/JP5375080B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

【課題】ポールトレーラのブレーキコントロールエアの応答遅れを解消する。
【解決手段】ブレーキ作動用のジャンパホース24が、螺旋状に束ねられることなく蛇行するようにして、ドローバ14の側方に吊り下げられることで、ジャンパホース24の、ドローバ14の伸縮に追従するために必要な長さを短縮し、ブレーキコントロールエアの応答遅れを解消する。又、相似形の断面形状を有する複数のパイプを摺動自在に組み合わせた多段伸縮構造を有するドローバ14の短縮状態では、ジャンパホース24はドローバの側方で、左右に蛇行するようにして束ねられることで、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26の、ドローバ14の長手方向における干渉が防止される。従って、ジャンパホース24が抵抗となって、ドローバ14の短縮が阻害されることが回避される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポールトレーラに関するものである。
図6、図7に示されるように、ポールトレーラ10は、長尺の積載物12の運搬に使われるものであり、伸縮可能なドローバ14の全長を運搬する積載物12の寸法に合わせ、なおかつ、積載物12自体をフレームとしても機能させることで、回送時におけるトレーラ単体の重量の軽量化と構造の簡素化とを実現した形式のトレーラである。
ポールトレーラ10のドローバ14は、相似形の断面形状を有する複数のパイプ14A、14B、14C、14D、14Eを摺動自在に組み合わせた多段伸縮構造を備えている。そして、先端のパイプ14Eには、トラクタ16のピントルフックに引っ掛けるためのルネットアイ18(図2参照)が設けられている。又、ポールトレーラ10及びトラクタ16の各々に、積載物12を載置するためのターンテーブル20、22が設置されている。なお、図6(a)〜(c)には、長尺の積載物12を積載した走行状態が示されており、図7(a)には、ドローバ14を縮めた回送状態が示されている。
ところで、ポールトレーラ10のドローバ14は、ポールトレーラ10のターンテーブル20とトラクタ16のターンテーブル22との距離が、長尺の積載物12に対応するだけの最伸張長さを有するものである。そして、ポールトレーラ10とトラクタ16とをつなぐ、ポールトレーラ10のブレーキ作動用のジャンパホース(コントロール用、サプライ用)24と、同じく灯火、制動制御用のジャンパケーブル26も、ドローバ14の伸縮に対応するだけの長さを有している。
従来、これらジャンパホース24及びジャンパケーブル26は、ドローバ14の伸縮に追従するように、ドローバ14の所用長さの1.5倍から2倍の長さを有して、図7(b)に示されるように螺旋状に束ねられ、かつ、ドローバ14に通された、複数の環状のハンガ28の吊具30によって懸垂される構造が採用されている。そして、各環状のハンガ28がいわゆるカーテンレールの要領でドローバ14の長手方向にスライドすることにより、図6(c)の最伸張状態と図7(a)の最短縮状態との間の、ドローバ14の伸縮作動時に、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26を追従させるものである(例えば、特許文献1参照)。
このように、ポールトレーラ10のジャンパホース24及びジャンパケーブル26は、全長が一定である一般的なトレーラよりも、自ずと全長が長くなることから、ジャンパホース24により供給されるブレーキコントロールエアの、応答遅れが顕著に出現し易い。そこで、従来から、かかるブレーキコントロールエアの応答遅れを解消する技術が発明されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭61−105279号公報 特開平9−24821号公報
しかしながら、従来のブレーキコントロールエアの応答遅れを解消する技術は、電気的な制御機構を有しており、かつ、かかる電気的な制御機構が故障した場合を想定して、機械的な制御機構による応答遅れ解消手段も併用している。従って、構造の複雑化を招いており、かねてから、ブレーキコントロールエアの応答遅れを解消する機能を、機械的な機構のみによって成立させる仕組みが求められていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ポールトレーラのブレーキコントロールエアの応答遅れを、純機械的な構造により解消することにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)運搬する積載物の寸法に合わせて伸縮可能なドローバと、トラクタに接続されるブレーキ作動用の複数のジャンパホースとを備えるポールトレーラであって、前記ドローバに固定され、又は、摺動自在に挿通される複数のハンガによって、前記ジャンパホースが、前記ドローバの左右一方にまとめて又は左右に振り分けて配置され、かつ、前記ハンガに設けられた、前記ジャンパホースを吊り下げる吊り具の位置が、前記ドローバの長手方向に隣接するハンガで異なるように配置されているポールトレーラ(請求項1)。
本項に記載のポールトレーラは、ハンガに設けられたジャンパホースを吊り下げる吊り具の位置が、ドローバの長手方向に隣接するハンガで異なるように配置されていることで、ブレーキ作動用の複数のジャンパホースとが、螺旋状に束ねられることなく蛇行するようにして、ドローバの側方に吊り下げられる。そして、ジャンパホースの、ドローバの伸縮に追従するために必要な長さを短縮し、ブレーキコントロールエアの応答遅れを解消するものである。
又、相似形の断面形状を有する複数のパイプを摺動自在に組み合わせた多段伸縮構造を有するドローバの短縮状態では、ジャンパホースは、ドローバの側方で蛇行するようにして束ねられることで、ジャンパホースの長手方向の干渉が防止される。従って、ジャンパホースが抵抗となって、ドローバの短縮が阻害されることが回避される。一方、ドローバの伸張状態では、ドローバに摺動自在に挿通されたハンガがドローバの長手方向にスライドすることにより各ハンガの間隔が広がり、ジャンパホースは、蛇行状態が緩和されるようにしてドローバと共に引き伸ばされる。
なお、複数のジャンパホースが、前記ドローバの左右一方にまとめて配置される場合には、ハンガの構造が単純化される。一方、複数のジャンパホースが、ドローバの左右一方にまとめて又は左右に振り分けて配置される場合には、蛇行するようにして束ねられるジャンパホースの干渉が、より確実に防止される。
(2)上記(1)項において、前記ハンガに設けられた、前記ジャンパホースを吊り下げる吊り具の位置が、前記ドローバの長手方向に隣接するハンガで、車幅方向又は上下方向に異なるように配置されているポールトレーラ(請求項2)。
本項に記載のポールトレーラは、ドローバの短縮状態では、ジャンパホースがドローバの側方で左右又は上下に蛇行するようにして束ねられ、ジャンパホースの、ドローバの長手方向における干渉が防止される。従って、ジャンパホースが抵抗となって、ドローバの短縮が阻害されることが回避される。一方、ドローバの伸張状態では、ドローバに摺動自在に挿通されたハンガがドローバの長手方向にスライドすることにより各ハンガの間隔が広がり、ジャンパホースは、蛇行状態が緩和されるようにしてドローバと共に引き伸ばされる。
(3)上記(2)項において、前記ハンガに設けられた、前記ジャンパホースを吊り下げる吊り具の位置が、前記ドローバの長手方向に隣接する複数のハンガにより、一定周期で車幅方向に離間接近し又は上下するように配置されているポールトレーラ(請求項3)。
本項に記載のポールトレーラは、ジャンパホースが、一定周期でドローバの側方で左右又は上下に蛇行するようにして束ねられることで、特に、ドローバの短縮時に、ジャンパホースの、ドローバの長手方向における干渉が確実に防止される。よって、ジャンパホースが抵抗となって、ドローバの短縮が阻害されることが回避される。
(4)上記(1)から(3)項において、前記ドローバは、相似形の断面形状を有する複数のパイプを摺動自在に組み合わせた多段伸縮構造を有し、各パイプの先端部に位置する前記ハンガが各パイプに固定され、該固定されたハンガの吊り具に、前記ジャンパホースが固定されているポールトレーラ(請求項4)。
本項に記載のポールトレーラは、ドローバを構成するパイプの先端部に位置するハンガが各パイプに固定されていることで、その他の摺動摺動自在に挿通されるハンガの抜け止めとなる。又、固定されたハンガの吊り具に、ジャンパホースが固定されていることにより、ドローバの伸縮時には、各パイプに固定されたハンガの吊り具によって、ジャンパホースが引っ張られて、ドローバの伸縮動作にジャンパホースが追従することとなる。
本発明はこのように構成したので、ポールトレーラのブレーキコントロールエアの応答遅れを、純機械的な構造により解消することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、従来技術と同一部分若しくは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明を省略する。
本発明の実施の形態に係るポールトレーラは、図5に模式的に示されるエア回路36を備えている。このエア回路36は、トラクタ16(図6、図7参照)からポールトレーラ10へとエアを供給するためのジャンパホース24として、コントロールライン24Cと、サプライライン24Sを備えている。コントロールライン24Cは、ブレーキ指令を伝達するための信号エアを供給するジャンパホースである。又、サプライライン24Sは、ポールトレーラ10のエアブレーキ用ブレーキチャンバ38、40、42、44を作動させるためのエアを、ポールトレーラ10に搭載されたエアタンク46、48に供給するためのジャンパホースである。
そして、トラクタ16にポールトレーラ10が連結された状態では、トラクタ16から、サプライライン24S及びリレーエマージェンシーバルブ50を介して、ポールトレーラ10のエアタンク46、48に、常時エアが供給される。一方、制動時には、リレーエマージェンシーバルブ50がコントロールライン24Cからブレーキ指令信号エアを受けて、サプライライン24S経由のエアを、リレーエマージェンシーバルブ50、プレッシャコントロールリレーバルブ52又はモジュレータ54を介して、夫々、エアブレーキ用ブレーキチャンバ38、40、42、44へと、直接的に供給するものである。又、トラクタ16からのエアの供給が途絶えたような場合には、エアタンク46、48からリレーエマージェンシーバルブ50を経由して、エアブレーキ用ブレーキチャンバ38、40、42、44へとエアが供給される。
なお、図中、符号56はパーキングブレーキバルブ、符号58はダブルチェックバルブ、符号60はプレッシャコントロールバルブ、符号68、70は、トラクタ16に連結されるエアホースカップリングである。
更に、本発明の実施の形態における特徴部分として、図1から図4に示されるように、ドローバ14に固定され、又は、摺動自在に挿通される複数のハンガ32によって、コントロールライン24Cと、サプライライン24Sとが束ねられたジャンパホース24、及び、ジャンパケーブル26が、ドローバ14の左右に振り分けて配置されている。ハンガ32は、相似形の矩形断面形状を有する複数のパイプ14A、14B、14C、14D、14Eを摺動自在に組み合わせた多段伸縮構造を有するドローバ14の各パイプに固定される固定ハンガ32A、32B、32C、32D、32Eと、各パイプに対し摺動自在に挿通される可動ハンガ32B、32C、32D、32Eとが存在している。最も断面積の大きなパイプ14Aには、固定ハンガ32Aのみ設けられている。
そして、各固定ハンガ32A、32B、32C、32D、32Eは、図3(b)に例示されるように、各パイプ14に対しボルト等によって直接的に固定されるステーであり、ジャンパホース24又はジャンパケーブル26を吊り下げる吊り具34が、揺動自在に吊り下げられている。
一方、各可動ハンガ32B、32C、32D、32Eは、図3(b)、(d)、図4に例示されるように、各パイプの断面積より若干大きな断面積を有するパイプ状のスライドガイド32aと、スライドガイド32aの左右両側に固定されたステー32bとからなる。そして、ステー32bには固定ハンガと同様に、ジャンパホース24又はジャンパケーブル26を吊り下げる吊り具34が、揺動自在に吊り下げられている。
なお、各パイプ14A、14B、14C、14D、14Eが図示の例のごとく矩形断面を有するものであれば、左右の重量バランスが不均衡であっても、可動ハンガ32B、32C、32D、32Eの不用意な回転が防止される。同様の趣旨で、ドローバ14を構成する各パイプ14A、14B、14C、14D、14Eの断面形状を多角形とし、或いは、従来のごとく円形(図7(b))であっても、回り止めの溝と突起とを設けることにより、可動ハンガ32B、32C、32D、32Eの回り止めを施すことが可能である。
又、各ハンガ32には、図3(a)に示された先端のパイプ14Eの固定ハンガ32Eを除き、図3(b)〜(d)に示されるように、吊り具34を揺動自在に吊り下げるための孔32c、32d、32eが設けられており、吊り具34の位置が、ドローバの長手方向に隣接するハンガで異なるように配置されている。この吊り具34の位置は、ドローバ14の長手方向に隣接する複数のハンガ32により、一定周期で車幅方向に離間接近するように配置されていることが望ましい。
なお、各固定ハンガ32A、32B、32C、32D、32E、各可動ハンガ32B、32C、32D、32E、及び、吊り具34の高さ方向の位置は、図1(a)に示されるポールトレーラ10のドローバ14を縮めた回送状態で、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が接地することの無い高さにセットされることとする。
図4は図1(a)のB−B矢視図であり、車幅方向の最も内側に位置する孔32cに吊り具34が吊り下げられたハンガ32が示され、かつ、このハンガ32に対しドローバ14の長手方向(奥方)に隣接するハンガの孔32dに吊り下げられた吊り具34’と、更に(奥方に)隣接するハンガの、車幅方向の最も外側に位置する孔32eに吊り下げられた吊り具34”とが示されている。すなわち、図示の例では、ドローバ14の長手方向に隣接する5つのハンガ32で、吊り具34の吊り下げ位置が、孔32c、32d、32e、32d、32cと変化する周期を繰り返している。
又、後述する理由から、固定ハンガ32A、32B、32C、32D、32Eは、各パイプ14A、14B、14C、14D、14Eの先端部に固定されている。そして、固定ハンガ32A、32B、32C、32D、32Eの吊り具34には、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が固定されている。
一方、可動ハンガ32B、32C、32D、32Eは、各パイプ14B、14C、14D、14Eの中間位置に挿通されている。そして、各可動ハンガ32B、32C、32D、32Eをドローバ14の伸張時に一定間隔を保つように、可動ハンガ32B、32C、32D、32Eの吊り具34には、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が固定されている。
上記構成をなす、本発明の実施の形態に係るポールトレーラによれば、次のような作用効果を得ることが可能となる。まず、ブレーキ作動用のジャンパホース24と、灯火・制動制御用のジャンパケーブル26とが、螺旋状に束ねられることなく蛇行するようにして、ドローバ14の側方に吊り下げられることで、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26の、ドローバ14の伸縮に追従するために必要な長さを短縮し、ブレーキコントロールエアの応答遅れを解消すると共に、ジャンパケーブル26の使用量の削減を図ることが可能となる。
又、相似形の断面形状を有する複数のパイプ14A、14B、14C、14D、14Eを摺動自在に組み合わせた多段伸縮構造を有するドローバ14の短縮状態では(図1(a)参照)、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26はドローバの側方で、左右に蛇行するようにして束ねられることで(図4参照)、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26の、ドローバ14の長手方向における干渉が防止される。従って、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が抵抗となって、ドローバ14の短縮が阻害されることが回避される。一方、ドローバ14の伸張状態では(図1(b)、(c))、ドローバ14に摺動自在に挿通された可動ハンガ32B、32C、32D、32Eがドローバ14の長手方向にスライドすることにより各ハンガ32の間隔が広がり、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26は、蛇行状態が緩和されるようにしてドローバ14と共に引き伸ばされる。
しかも、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が、一定周期でドローバ14の側方で左右に蛇行するようにして束ねられることで、特に、ドローバ14の短縮時(図1(a)、図4参照)に、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26の、ドローバ14の長手方向における干渉が確実に防止される。よって、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が抵抗となって、ドローバ14の短縮が阻害されることがより確実に回避されるものとなる。
又、ドローバ14を構成するパイプ14A、14B、14C、14D、14Eの先端部の固定ハンガ32A、32B、32C、32D、32Eが、その他の摺動摺動自在に挿通される可動ハンガ32B、32C、32D、32Eハンガの、各パイプ14B、14C、14D、14Eに対する抜け止めとして機能する。又、固定ハンガ32A、32B、32C、32D、32Eの吊り具34に、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が固定されていることにより、ドローバの伸縮時には、パイプ14B、14C、14D、14Eに固定されたハンガ32B、32C、32D、32Eの吊り具によって、ジャンパホース24及びジャンパケーブル26が引っ張られて、ドローバ14の伸縮動作にジャンパホース24及びジャンパケーブル26が追従することとなる。
なお、本発明の実施の形態では、複数のジャンパホース24及びジャンパケーブル26が、ドローバ14の左右に振り分けて配置されていることから、蛇行するようにして束ねられるジャンパホース24とジャンパケーブル26との干渉が、より確実に防止される。しかしながら、必要に応じて、コントロールライン24Cと、サプライライン24Sとを束ねることなくドローバ14の左右に振り分けて配置することとしても良い。この場合、ジャンパケーブル26についても、灯火用、アンチロックブレーキシステム用の2本を左右に振り分けても良い。又、複数のジャンパホース24及びジャンパケーブル26が、全て、ドローバ14の左右一方にまとめて配置されるようにして、ハンガ32の構造を単純化することとしても良い。
又、本発明の実施の形態では、吊り具34の位置が、ドローバ14の長手方向に隣接する複数のハンガ32により、一定周期で車幅方向に離間接近するように配置されているが、必要に応じ、ドローバの側方で上下に配置させ、又は、上下左右の位置変化を組み合わせ、ジャンパホースと24ジャンパケーブル26を、上下左右に蛇行させるようにしても良い。
本発明の実施の形態に係るポールトレーラを示すものであり、(a)は、ポールトレーラのドローバを縮めた回送状態の平面図、(b)は長尺の積載物を積載した状態の直線走行状態の平面図、(c)は(b)の側面図である。 図1に示されるポールトレーラのドローバを示すものであり、(a)は最伸張状態の平面図、(b)は同側面図である。 図1に示されるポールトレーラのドローバの断面図であって、(a)、(c)はドローバを構成する各パイプに固定される固定ハンガを、(b)、(d)は各パイプに対し摺動自在に挿通される可動ハンガを示すものである。 図1(a)のB−B断面の拡大図である。 本発明の実施の形態に係るポールトレーラの、エア回路図である。 従来のポールトレーラを示すものであり、(a)は長尺の積載物を積載した状態の直線走行状態の平面図、(b)は同曲線走行状態の平面図、(c)は(a)の側面図である。 (a)は、従来のポールトレーラのドローバを縮めた回送状態の平面図、(b)は(a)のA−A断面の拡大図である。
符号の説明
10:ポールトレーラ、12:積載物、14:ドローバ、 14A、14B、14C、14D、14E:パイプ、16:トラクタ、18:ルネットアイ、 20、22:ターンテーブル、24:ジャンパホース、24C:コントロールライン、24S:サプライライン、26:ジャンパケーブル、32:ハンガ、 32A、32B、32C、32D、32E:固定ハンガ、 32B、32C、32D、32E:可動ハンガ、 34、34’、34”:吊り具

Claims (4)

  1. 運搬する積載物の寸法に合わせて伸縮可能なドローバと、トラクタに接続されるブレーキ作動用の複数のジャンパホースとを備えるポールトレーラであって、
    前記ドローバに固定され、又は、摺動自在に挿通される複数のハンガによって、前記ジャンパホースが、前記ドローバの左右一方にまとめて又は左右に振り分けて配置され、かつ、前記ハンガに設けられた、前記ジャンパホースを吊り下げる吊り具の位置が、前記ドローバの長手方向に隣接するハンガで異なるように配置されていることを特徴とするポールトレーラ。
  2. 前記ハンガに設けられた、前記ジャンパホースを吊り下げる吊り具の位置が、前記ドローバの長手方向に隣接するハンガで、車幅方向又は上下方向に異なるように配置されていることを特徴とする請求項1記載のポールトレーラ。
  3. 前記ハンガに設けられた、前記ジャンパホースを吊り下げる吊り具の位置が、前記ドローバの長手方向に隣接する複数のハンガにより、一定周期で車幅方向に離間接近し又は上下するように配置されていることを特徴とする請求項2記載のポールトレーラ。
  4. 前記ドローバは、相似形の断面形状を有する複数のパイプを摺動自在に組み合わせた多段伸縮構造を有し、各パイプの先端部に位置する前記ハンガが各パイプに固定され、該固定されたハンガの吊り具に、前記ジャンパホースが固定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のポールトレーラ。
JP2008328382A 2008-12-24 2008-12-24 ポールトレーラ Active JP5375080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008328382A JP5375080B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 ポールトレーラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008328382A JP5375080B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 ポールトレーラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010149616A true JP2010149616A (ja) 2010-07-08
JP5375080B2 JP5375080B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=42569212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008328382A Active JP5375080B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 ポールトレーラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5375080B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149722A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Tokyu Car Corp ポールトレーラ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498907U (ja) * 1972-04-27 1974-01-25
JPS5532204U (ja) * 1978-08-23 1980-03-01
JPS61105279A (ja) * 1985-01-23 1986-05-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JPH0924821A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Jidosha Kiki Co Ltd トレーラ用エアブレーキシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498907U (ja) * 1972-04-27 1974-01-25
JPS5532204U (ja) * 1978-08-23 1980-03-01
JPS61105279A (ja) * 1985-01-23 1986-05-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JPH0924821A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Jidosha Kiki Co Ltd トレーラ用エアブレーキシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149722A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Tokyu Car Corp ポールトレーラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5375080B2 (ja) 2013-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2556674B2 (ja) 多段入れ子式ブーム構造の独立および/または同期操作用キャリヤトラック・システム
CA1080668A (en) Extensible boom
CN105293317A (zh) 稳定设备
JP6482614B2 (ja) 高所作業車
JP5024821B2 (ja) クレーンのブーム伸縮装置
JP5375080B2 (ja) ポールトレーラ
CN101029495B (zh) 供给带
JP5982327B2 (ja) 管降ろし装置および管降ろし方法
JP5360373B2 (ja) ポールトレーラ
JP2009102112A (ja) タイヤフック、及びこれを備えた車両ハンガー
TW201806844A (zh) 移動式起重機
KR102071022B1 (ko) 조립식 케이블 트레이
JP7287030B2 (ja) 伸縮ブーム用の伸縮シリンダアセンブリ
JP5360372B2 (ja) ポールトレーラ
US20210123546A1 (en) Air Hose Arrangement And Method For Supplying Pressurized Air To A Movable Hoist
JP5871605B2 (ja) 荷重吊上げ装置
JP6806982B1 (ja) 屋内空間部の吊り張り体、及び該屋内空間部の吊り張り体を用い間仕切り方法
JPH082876A (ja) 多段伸縮ブームのホース保持構造
CN202864718U (zh) 一种适用于伸缩结构中液压管路及电气线路的布置结构
KR101446690B1 (ko) 고가 사다리차의 사다리 인출장치
CN202968033U (zh) 内置式输送系统、伸缩式箱型臂架及高空作业工程机械
CN114096725A (zh) 倒置式线缆牵引支架
JP5154919B2 (ja) 伸縮ブーム装置用コードリール装置
KR102136603B1 (ko) 케이블 베이어가 없는 경량형 붐시스템
CN104192466B (zh) 伸缩式石油仓储管架防侧滑组件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111223

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120127

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5375080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250