JP2010149021A - 磁気分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリュートラフごとの位置決め調整機能を備えながら、1つのモータで多数のスクリューコンベアを精度良く駆動する。
【解決手段】磁性フロック排出手段24は、装置本体14に支持されたベース板42と、ベース板にスクリュートラフ22を脱着自在に取り付けると共に取り付け位置を横方向で調整可能な位置決め調整機構48を備えた取り付板50、スクリューコンベア21の回転軸端部に設けられた従動プーリ52、及び従動プーリに近接配置されたアイドラー54をユニットとして一体的に形成したスクリュートラフユニット40と、ベース板の取付け開口部46に取り付けられた各スクリュートラフユニットの従動プーリとアイドラーとで、1つのモータ64の駆動プーリ66と支持プーリ68との間に懸け渡された無端状のタイミングベルト70を挟み込んだ状態でモータの駆動力を各スクリューコンベアに伝達するベルト駆動機構44とで構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は磁気分離装置に係り、特に原水中の磁性フロックを磁気ディスクに吸着して原水中から分離除去する技術に関する。
下水や工場排水等の原水中に存在する汚濁物質を除去する装置としては、例えば特許文献1に示すような磁気分離装置がある。この磁気分離装置は、原水中に凝集剤と磁性粉を添加することにより、汚濁物質を磁性を帯びた磁性フロックとして形成し、この磁性フロックを磁気ディスクに吸着して原水中から除去するものである。即ち、分離槽内に、多数の磁石を配置した複数枚の磁気ディスクを回転軸に間隔を置いて設け、原水中の磁性フロックを磁石の磁性力で磁気ディスクに吸着捕集する。磁気ディスクに吸着捕集された磁性フロックは、スクレーパ等によりトラフに掻き落として装置外に排出する。
しかし、トラフを傾斜させて自然流下で磁性フロックを排出することも可能であるが、トラフの傾斜角度がとれない場合や、磁気分離の効率を上げるために分離槽の水面を高くしてトラフの傾斜角度を浅くせざるを得ない等の場合には、トラフ内に磁性フロックが堆積し易くなる。
かかるトラフへの堆積を防止するには、磁性フロックを強制的に排出するための磁性フロック排出手段が必要になり、例えばトラフ内にスクリューコンベアを設ける方法が考えられる。
特開平10−244424号公報
しかしながら、磁気分離装置は、回転軸に複数枚(例えば15〜20枚程度)の磁気ディスクが配設されているため、磁気ディスク同士の間に、スクリューコンベアを備えたトラフ(以下、スクリュートラフという)をそれぞれ配置しなくてはならない。なお、回転軸両端に位置する磁気ディスクの外側面にも磁性力を形成する場合には、両端に位置する磁気ディスク外側にもスクリュートラフを配置してもよい。
したがって、スクリューコンベアごとにモータを設けたのでは、モータの動力費によるランニングコストが高くなるという問題がある。更には、スクリューコンベアごとにモータを設けたのでは、多数のモータを配置する配置スペースも確保しなくてはならないという問題もある。
この対策として、各スクリューコンベアの回転軸に従動プーリを設け、各従動プーリとモータの駆動プーリとに無端状のタイミングベルトを懸け渡すことで、1つのモータで多数のスクリューコンベアに回転駆動力を分配することが考えられる。
しかし、このベルト駆動方式は、上記の如く磁気ディスクの枚数が多くなり、それに合わせてスクリューコンベアを多く配設する場合には、ベルトテンションの増大によるモータ過負荷の問題やモータ動力が各スクリューコンベアに均等に分配されない等の問題が生じる。
また、スクリュートラフを、磁気ディスク同士の中間位置に正確に位置決め調整しなくてはならならず、位置決め調整に起因するタイミングベルトの緩み等により、タイミングベルトがスリップしてモータ駆動力が精度良くスクリューコンベアに伝達されないという問題も生じ易い。したがって、位置決め調整とベルト駆動方式とを両立させることは難しく、位置決め調整を優先する場合にはスクリュートラフごとにモータを設けなくてはならない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、スクリュートラフごとの位置決め調整機能を備えながら、しかも1つのモータで多数のスクリューコンベアを精度良く駆動することができる磁性フロック排出手段を備えた磁気分離装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、磁性フロックを含有する原水が流入する分離槽を備えた装置本体と、前記分離槽内に配設された回転軸に所定間隔を有して並設されて前記磁性フロックを磁性力により吸着する複数枚の磁気ディスクと、前記磁気ディスクに吸着した磁性フロックを掻き落とす掻き落とし手段と、前記磁気ディスク同士の間に樋状のトラフ内にスクリューコンベアを備えたスクリュートラフをそれぞれ配置することにより、前記掻き落とされた磁性フロックを前記分離槽外に強制的に排出する磁性フロック排出手段と、を有し、前記磁性フロック排出手段は、前記装置本体に支持されて縦方向に設けられると共に横方向に前記スクリュートラフの取り付け開口部がそれぞれ形成されたベース板と、前記ベース板のそれぞれの取り付け開口部に前記スクリュートラフを脱着自在に取り付けると共に取り付け位置を横方向で調整可能な位置決め調整機構を備えた取り付板、前記取り付板を貫通する前記スクリューコンベアの回転軸端部に設けられた従動プーリ、及び前記取り付板に回転自在に支持されて前記プーリに近接配置されたアイドラー、をユニットとして一体的に形成したスクリュートラフユニットと、前記ベース板の前記取付け開口部に取り付けられた各スクリュートラフユニットの従動プーリとアイドラーとで、1つのモータの駆動プーリと支持プーリとの間に懸け渡された無端状のタイミングベルトを挟み込んだ状態で前記モータの駆動力を各スクリュートラフユニットのスクリューコンベアに伝達するベルト駆動機構とを備えたことを特徴とする磁気分離装置を提供する。
なお、スクリュートラフを磁気ディスク同士の間に配置するようにしたが、回転軸両端に位置する磁気ディスクの外側面にも磁性力を形成する場合には、両端に位置する磁気ディスク外側にもスクリュートラフを配置してもよい。
請求項1によれば、スクリュートラフを1本ずつユニット化したスクリュートラフユニットを形成してベース板に脱着自在に取り付けできるようにすると共に、位置決め調整機構によってベース板への取り付け位置を横方向で調整できるようにした。これにより、磁気ディスク同士の中間位置にスクリュートラフを正確に位置決め設置することができる。更に、1本のスクリュートラフが故障した場合にも、装置本体から簡単に取り外すことができる。
また、請求項1によれば、スクリュートラフユニットの取り付板に、スクリューコンベアを回転させる従動プーリとアイドラーとを設け、モータの駆動プーリと支持プーリとの間に懸け渡されたタイミングベルトを挟み込むようにしたので、位置決め調整によってタイミングベルトのテンション緩みが生じても、タイミングベルトがスリップすることがない。これにより、位置決め調整とベルト駆動方式とを両立することが可能となる。したがって、本発明は、スクリュートラフごとの位置決め調整機能を備えながら、しかも1つのモータで多数のスクリューコンベアを精度良く駆動することができる。
本発明の態様としては、前記位置決め調整機構は、前記取り付板に複数形成された横方向の長孔と、該長孔を介して前記ベース板に前記取り付板を取り付け固定する固定冶具と、からなることが好ましい。
これにより、簡単な構成でスクリュートラフを位置決め調整する機構とスクリュートラフをベース板に着脱する機構とを構成することができる。固定冶具としてはボルトとナットの組み合わせや、ベース板に形成した雌ねじとボルトとの組み合わせを好適に使用できる。
本発明の態様としては、前記磁気ディスクは5〜50枚の範囲であることが好ましい。磁気ディスクが5〜50枚と多い場合に、本発明における磁性フロック排出手段はより大きな効果を発揮するからである。
以上説明したように、本発明に係る磁気分離装置によれば、スクリュートラフごとの位置決め調整機能を備えながら、しかも1つのモータで多数のスクリューコンベアを精度良く駆動することができる。
これにより、スクリュートラフの位置決め機構と、ベルト駆動方式とを両立させることができるので、スクリューコンベアごとにモータを設ける場合に比べてランニングコストの上昇を大幅に抑制できるだけでなく、モータの配設スペースを大きく確保する必要もない。
以下、添付図面に従って本発明に係る磁気分離装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の磁気分離装置の一態様を示す斜視図であり、図2は側面断面図、図3は正面断面図である。なお、図3については、装置の両端部近傍の構成のみを図示し、中央部は省略している。また本実施の形態では、回転軸に配設された多数枚の磁気ディスクの最外側にもスクリュートラフを配置する場合で説明する。
磁気分離装置10は、原水中の磁性フロックFを磁性力によって吸着分離するものであり、磁気分離装置10に送液される原水は、予め攪拌凝集装置(図示せず)によって磁性フロックFが形成される。即ち、攪拌凝集装置において、原水中に磁性粉と凝集剤が添加された後に攪拌されることにより、原水中の固形浮遊粒子、バクテリア、プランクトン等の汚濁物が磁性粉と共に凝集して磁性フロックFを形成する。磁性粉としては、例えば四三酸化鉄を好ましく用いることができる。また、凝集剤としては、ポリ塩化アルミニウム、塩化鉄、硫酸第二鉄等の水溶性の無機凝集剤を好ましく用いることができる。また、原水中に無機凝集剤の他に高分子凝集剤を添加してもよい。
このように形成された磁性フロックFを含有する原水が磁気分離装置10に送られる。
本発明の磁気分離装置10は、主として、磁性フロックFを含有する原水が流入する分離槽12を備えた装置本体14と、分離槽12内に配設された回転軸16に所定間隔を有して並設されて磁性フロックFを磁性力により吸着する複数枚の磁気ディスク18と、磁気ディスク18に吸着した磁性フロックを掻き落とすスクレーパ20(掻き落とし手段:図6参照)と、磁気ディスク18同士の間及び両端位置の磁気ディスク18の外側に、掻き落とした磁性フロックFを受けるトラフ19内にスクリューコンベア21を備えたスクリュートラフ22をそれぞれ設けることにより、磁性フロックFを分離槽12外に強制的に排出する磁性フロック排出手段24と、で構成される。図2に示すように、スクリュートラフ22は、磁気ディスク18の回転軸16の位置からフロック回収槽28の上方位置まで延設されると共に、略水平に配置され、トラフ19内に掻き落とされた磁性フロックFは、スクリューコンベア21により強制的に排出される。
分離槽12は、上面が開放された半円筒形状に形成され(図2参照)、半円筒形状の両側が一対の側壁12A,12Aで閉塞される(図3参照)。図2に示すように、分離槽12の両側には、越流槽26、26が設けられると共に、一方の越流槽26の外側にはフロック回収槽28が設けられる。フロック回収槽28は、矢印方向に回転する磁気ディスク18が原水中に進入する右側に設けられる。尚、越流槽26に越流した処理水の排出路、及びフロック回収槽28に回収した磁性フロックFの排出路は省略して図示してある。
図3に示すように、一対の側壁12A,12Aに固設された軸受30、30に、回転軸16が回転自在に支持されると共に、回転軸16の一端側にモータ32が連結される。そして、回転軸16に、中心部に嵌合穴を有する複数枚の磁気ディスク18が所定間隔を有して嵌合支持される。尚、磁気ディスク18の枚数は特に限定しないが、磁性フロックFを効率的に除去する観点から15〜20枚程度が好ましい。
磁気ディスク18は、通常、ディスク基板の両面に多数の永久磁石片(図示せず)を埋め込み、外側にプラスチック製の蓋(図示せず)を固着することによって形成される。
図3に示すように、磁気ディスク18同士の間には、磁気ディスク18同士の間隔を調整すると共に、磁気ディスク18の内周部を固定するスリーブ34が設けられる。磁気ディスク18同士の間隔は、磁気ディスク18の厚みに対して1倍〜3倍の範囲に設定することが好ましい。間隔が1倍未満では原水が磁気ディスク18同士の間に流れ込みにくくなると共に、3倍を超えて広過ぎると磁気ディスク18同士の間に強い磁性力を発生しにくくなる。例えば、磁気ディスク18の厚み21mmに対して、磁気ディスク18同士の間隔を56mmとすることができる。
また、回転軸16に支持された複数枚の磁気ディスク18は、分離槽12内の原水中に1/2〜2/3の割合で水没させることが好ましい。このように磁気ディスク18を部分的に水没させた構成の場合には、原水中で磁気ディスク18に吸着させた磁性フロックFを、磁気ディスク18が回転して磁性フロックFが大気中に搬送されたときにスクレーパ20、及びスクリュートラフ22で回収することになる。従って、磁性フロックFの吸着と回収との効率が最も良くなるように、磁気ディスク18の水没率を設定することが重要である。このためには例えば、回転軸16を回転自在に支持する一対の軸受30を、図示しない一対の昇降装置に支持させて、磁気ディスク18を油圧機構等により昇降させることにより水没率を可変できるように構成することも良い方法である。
また、分離槽12の下端には、回転軸16の軸線方向に長い四角筒形状の給水口36(図2参照)が形成され、この給水口36と上記した攪拌凝集装置の出口とが四角筒状の配管(図示せず)で接続される。給水口36には、複数の分流部材38(図2及び図3参照)が配設される。この分流部材38は、図3に示すように、それぞれの磁気ディスク18の真下に配置され、下端にいくに従って厚みが薄くなる断面楔形状に形成される。また、図2から分かるように、分流部材38の幅寸法は、給水口36の幅よりも小さく、給水口36に給水された原水が給水口36と分流部材38との間に形成された左右の隙間に分流されるように構成される。この分流部材38により、給水口36から給水された原水は、分流部材38に衝突して図2に示すように磁気ディスク18の径方向左右に分流される。このように、給水口36から給水された原水が分流部材38に衝突して左右方向へ2つの流れとして分流されることにより、磁気ディスク18同士の間を流れる原水の流速が減速され、磁気ディスク18同士の間をゆっくりとした上向流となって上昇する。これにより、原水中の磁性フロックFを磁気ディスク18に効率的に吸着することができる。また、上向流の流速を減速することで、磁気ディスク18に一旦吸着した磁性フロックFが分離槽12に脱落しにくくなる。
次に、掻き落とした磁性フロックFをフロック回収槽28に強制的に排出する磁性フロック排出手段24について詳細に説明する。
図4に示すように、磁性フロック排出手段24は、主として、スクリュートラフユニット40と、複数のスクリュートラフユニット40、40…を取り付けるベース板42と、スクリュートラフユニット40のスクリューコンベア21を駆動するベルト駆動機構44とによって構成される。
ベース板42は、装置本体14に支持されて縦方向に設けられる(図2参照)と共に横方向にスクリュートラフユニット40の取り付け開口部46(図5参照)がそれぞれ形成される。例えば18基のスクリュートラフ22が設けられる場合には、18個の取り付け開口部46が形成される。この取り付け開口部46は、図5のように孔形状でも、あるいはベース板42上部から切り欠いた凹状の切欠き形状でもよい。
図5に示すように、スクリュートラフユニット40は、ベース板42にスクリュートラフ22を脱着自在に取り付けると共に取り付け位置を横方向で調整可能な位置決め調整機構48の長孔58を備えた取り付板50と、取り付板50を貫通するスクリューコンベア21の回転軸21A端部に設けられた従動プーリ52と、取り付板50に回転自在に支持されて従動プーリ52に近接配置されたアイドラー54と、流下パイプ56(図2参照)と、がユニットとして一体的に形成される。なお、トラフ19の端に流下孔を開けることで、流下パイプ56を設けない態様も採用することができる。また、スクリューコンベア21の回転軸21Aは取り付板50の貫通部に設けられた軸受(図示せず)に回転自在に支持される。また、スクリュートラフ22は、図6に示すように、トラフ19の側壁上端部がブレード形状(刃形状)に形成されることにより、磁気ディスク18の面に吸着された磁性フロックFを掻き落とすスクレーパ20がトラフ19と一体的に形成される。
位置決め調整機構48としては、ベース板42に対する取り付板50の位置合わせを横方向に調整可能な機構であればどのようなものでもよいが、図5に示すように、例えばベース板42に形成された雌ねじ付きの固定孔60と、取り付板50に横方向に形成された長孔58と、該長孔58を介して固定孔60に螺合するボルト62とで構成することができる。即ち、取り付板50の少なくとも4隅に長孔58を形成し、長孔58に対応するベース板42の位置に固定孔60を形成する。そして、長孔58を介してボルト62を固定孔60に螺合することで取り付板50をベース板42に固定する際に、長孔58の長さの範囲内で取り付板50を横方向に移動させることで、スクリュートラフ22の位置決めを行う。なお、ベース板42に雌ねじを刻設しない固定孔を形成して、ボルト62とナット(図示せず)を螺合するようにしてもよい。
図4に示すように、ベルト駆動機構44は、ベース板42の取付け開口部46にそれぞれ取り付けられた各スクリュートラフユニット40の従動プーリ52とアイドラー54とで、1つのモータ64の駆動プーリ66と、支持プーリ68との間に懸け渡された無端状のタイミングベルト70を挟み込んだ状態でモータ64の回転駆動力を各スクリュートラフユニット40のスクリューコンベア21に伝達する。モータ64及び支持プーリ68はベース板42に設けられることが好ましい。また、ベルトテンショナー72をベース板42に移動可能に設けて、タイミングベルト70のテンションを適切に調整することが好ましい。
モータ64の駆動プーリ66、支持プーリ68、及び複数の従動プーリ52のプーリ周縁には多数の歯が配列した状態で形成されており、タイミングベルト70の内側面に多数配列された歯と歯合する。これにより、モータ64の回転駆動力がタイミングベルト70を介して各スクリュートラフユニット40のスクリューコンベア21に伝達される。また、アイドラー54としてはゴムローラを好適に使用できる。
次に、図5により、スクリュートラフユニット40をベース板42に取り付ける方法、及び各スクリュートラフユニット40にベルト駆動機構44をセットする方法を説明する。
先ず、ベース板42の取り付け開口部46にベース板42の外側からスクリュートラフユニット40のスクリュートラフ22を挿入して取り付板50をベース板42に当接させる。スクリュートラフ22の挿入時に流下パイプ56が邪魔になるので、トラフ19に対して流下パイプ56を着脱できるようにすることが好ましい。
次に、取り付板50の4隅に形成された長孔58にボルト62を通してベース板42の固定孔60に螺合させることにより、スクリュートラフユニット40をベース板42に仮止めする。
次に、スクリュートラフ22が磁気ディスク18同士の中間位置に位置するように取り付板50を横方向に移動させて位置決めし、この状態でボルト62を締めつけてスクリュートラフユニット40をベース板42に完全に固定する。この位置決め固定を、全てのスクリュートラフユニット40について行う。これにより、各スクリュートラフ22を、磁気ディスク18同士の中間位置及び両端に位置する磁気ディスクの外側に正確に位置決めすることができる。また、1本のスクリュートラフ22が故障した場合にも、故障したスクリュートラフユニット40だけを装置本体14から容易に取り外して修理又は交換することができる。
次に、タイミングベルト70をモータ64の駆動プーリ66と、支持プーリ68との間に懸け渡すと共に、駆動プーリ66と支持プーリ68との間に配設された各スクリュートラフユニット40の従動プーリ52とアイドラー54とでタイミングベルト70を挟み込む。そして、ベルトテンショナー72でタイミングベルト70のテンションを適切に調整する。これにより、モータ64を駆動すると、回転駆動力がタイミングベルト70を介して各スクリュートラフユニット40の従動プーリ52に伝達され、各スクリューコンベア21を駆動する。この場合、図7に示すように、従動プーリ52同士の中間位置にアイドラー54を配置してタイミングベルト70を押圧するのではなく、従動プーリ52の真上に配置したアイドラー54とでタイミングベルト70を挟み込むようにした。
図8(A)は従動プーリ52の真上に配置したアイドラー54とでタイミングベルト70を挟み込むようにした場合(以下、本発明という)の部分拡大図である。一方、図8(B)は従動プーリ52同士の中間位置にアイドラー54を配置した場合(対比例という)の部分拡大図である。
(1)本発明では、従動プーリ52の真上にアイドラー54を配置してタイミングベルト70を挟み込むようにしたので、アイドラー54にかかる垂直方向の荷重がゼロになる。これにより、タイミングベルト70を引く力F(移動する力)を従動プーリ52の回転力に効率的に転換することができる。
また、タイミングベルト70が従動プーリ52の歯から外れる歯飛び現象に起因する空転を確実に防止できると共に、各スクリュートラフユニット40のスクリューコンベア21に伝達するベルト駆動機構44の振動を防止できる。したがって、1つのモータ64の回転駆動力を各従動プーリ52に精度良く且つ均等に分配することができる。また、タイミングベルト70のテンションが大きくなり過ぎてモータ64に過大負荷がかかることもない。
更には、従動プーリ52とアイドラー54とでタイミングベルト70を挟み込むことで、アイドラー54を従動プーリ52に近接配置できることから、スクリュートラフ22をユニット化して、上記構造のスクリュートラフユニット40を形成することが可能となる。これにより、スクリュートラフ22ごとの位置決め調整機構48を備えながら、しかも1つのモータ64で多数のスクリューコンベア21を精度良く駆動するという2つの課題を達成することができる。この結果、スクリューコンベア21ごとにモータ64を設ける場合に比べてランニングコストの上昇を大幅に抑制できるだけでなく、モータ64の配設スペースを大きく確保する必要もない。
(2)これに対して対比例は、タイミングベルト70を力Fで引いたとき、アイドラー
54にかかる垂直方向の荷重は2Fsinθとなる。これによりアイドラー54が外側(上方向)に押されるために、アイドラー54が回転する際の回転軸の摺動抵抗が大きくなり、アイドラー54軸を回転させるための動力を損失する。本発明では多数のアイドラー54を配設することが必要になるため、各アイドラー54軸での摺動抵抗が加算され、回転動力の損失は無視できないほど大きくなる。また、タイミングベルト70が伸縮すると歯飛びも生じ易いと共に各スクリュートラフユニット40のスクリューコンベア21に伝達するベルト駆動機構44の振動も生じ易い。したがって、1つのモータ64の回転駆動力を各従動プーリ52に精度良く且つ均等に分配することができない。
更に、従動プーリ52同士の中間位置にアイドラー54を配置する方式では、スクリュートラフ22をスクリュートラフユニット40としてユニット化することができない。
次に、上記の如く構成された磁気分離装置10の作用について説明する。
磁性フロックFを含有した原水は、分離槽12の下端に形成された給水口36から流入し、分流部材38によって分流される。この分流部材38によって、原水は連続回転する磁気ディスク18の面に対して左右両側に分流されると共に、磁気ディスク18同士の間の強磁性空間に流れ込むように分流される。分流された原水が分離槽12内を上昇する途中で、原水中の磁性フロックFが磁気ディスク18の面に吸着される。磁性フロックFが吸着されて浄化された処理水は、磁性フロックFの左右両側に設けられた一対の越流槽26に越流する。
一方、磁気ディスク18に吸着された磁性フロックFは、磁気ディスク18の連続回転により水面上の大気中に搬送され、大気中に露出する。磁性フロックFが大気中に露出することにより、磁性フロックFの水分が重力により磁気ディスク18の面を伝って分離槽12内に流れ落ちる。更に、磁気ディスク18に吸着された磁性フロックFは、磁気ディスク18の磁性力により圧密化される。これにより、磁性フロックFの脱水が促進され、含水率が約90%のスラッジ状になる。
脱水が促進された磁性フロックFは、磁気ディスク18の連続回転によりスクリュートラフ22の位置まで搬送され、トラフ19に一体形成されたスクレーパ20で掻き取られ、トラフ19内に落下する。トラフ19内に落下した磁性フロックFは、スクリューコンベア21によってフロック回収槽28の上方まで搬送された後、流下パイプ56を介してフロック回収槽28に落下する。
かかる磁気分離装置10による磁性フロックFの磁気分離において、スクリュートラフ22を1本ずつユニット化したスクリュートラフユニット40を形成してベース板42に脱着自在に取り付けできるようにしたと共に、位置決め調整機構48によってベース板42への取り付け位置を横方向で調整できるようにした。これにより、磁気ディスク18同士の中間位置にスクリュートラフを正確に位置決め設置することができる。更に、1本のスクリュートラフ22が故障した場合にも、装置本体14から簡単に取り外すことができる。
また、スクリュートラフユニット40の取り付板50に、スクリューコンベア21を回転させる従動プーリ52とアイドラー54とを設け、モータ64の駆動プーリ66と支持プーリ68との間に懸け渡されたタイミングベルト70を挟み込むようにしたので、位置決め調整によってタイミングベルト70のテンション緩みが生じても、タイミングベルト70がスリップすることがない。これにより、位置決め調整とベルト駆動方式とを両立することが可能となる。したがって、本発明は、スクリュートラフ22ごとの位置決め調整機能を備えながら、しかも1つのモータで多数のスクリューコンベア21を精度良く駆動することができる。
本発明の磁気分離装置の斜視図 本発明の磁気分離装置の側面断面図 本発明の磁気分離装置の正面断面図 本発明の要部である磁性フロック排出手段の全体構成を示す斜視図 スクリュートラフユニットとベース板との関係及び位置決め調整機構を説明する斜視図 スクレーパを説明する説明図 スクリュートラフユニットの従動プーリ同士の間にアイドラーを設けられた状態を示す斜視図 本発明と対比例とにおけるベルト駆動機構を対比した部分拡大図
符号の説明
10…磁気分離装置、12…分離槽、14…装置本体、16…磁気ディスクの回転軸、18…磁気ディスク、19…トラフ、20…スクレーパ、21…スクリューコンベア、22…スクリュートラフ、24…磁性フロック排出手段、26…越流槽、28…フロック回収槽、30…軸受、32…磁気ディスクのモータ、34…スリーブ、36…給水口、38…分流部材、40…スクリュートラフユニット、42…ベース板、44…ベルト駆動機構、46…取り付け開口部、48…位置決め調整機構、50…取り付板、52…従動プーリ、54…アイドラー、56…流下パイプ、58…長孔、60…固定孔、62…ボルト、64…モータ、66…モータの駆動プーリ、68…支持プーリ、70…タイミングベルト、72…ベルトテンショナー、F…磁性フロック

Claims (3)

  1. 磁性フロックを含有する原水が流入する分離槽を備えた装置本体と、前記分離槽内に配設された回転軸に所定間隔を有して並設されて前記磁性フロックを磁性力により吸着する複数枚の磁気ディスクと、前記磁気ディスクに吸着した磁性フロックを掻き落とす掻き落とし手段と、前記磁気ディスク同士の間に樋状のトラフ内にスクリューコンベアを備えたスクリュートラフをそれぞれ配置することにより、前記掻き落とされた磁性フロックを前記分離槽外に強制的に排出する磁性フロック排出手段と、を有し、
    前記磁性フロック排出手段は、
    前記装置本体に支持されて縦方向に設けられると共に横方向に前記スクリュートラフの取り付け開口部がそれぞれ形成されたベース板と、
    前記ベース板のそれぞれの取り付け開口部に前記スクリュートラフを脱着自在に取り付けると共に取り付け位置を横方向で調整可能な位置決め調整機構を備えた取り付板、前記取り付板を貫通する前記スクリューコンベアの回転軸端部に設けられた従動プーリ、及び前記取り付板に回転自在に支持されて前記プーリに近接配置されたアイドラー、をユニットとして一体的に形成したスクリュートラフユニットと、
    前記ベース板の前記取付け開口部に取り付けられた各スクリュートラフユニットの従動プーリとアイドラーとで、1つのモータの駆動プーリと支持プーリとの間に懸け渡された無端状のタイミングベルトを挟み込んだ状態で前記モータの駆動力を各スクリュートラフユニットのスクリューコンベアに伝達するベルト駆動機構とを備えたことを特徴とする磁気分離装置。
  2. 前記位置決め調整機構は、前記取り付板に複数形成された横方向の長孔と、該長孔を介して前記ベース板に前記取り付板を取り付け固定する固定冶具と、からなることを特徴とする請求項1の磁気分離装置。
  3. 前記磁気ディスクは5〜50枚の範囲であることを特徴とする請求項1又は2の磁気分離装置。
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