JP2010148239A - 情報処理装置、情報処理システム、プログラム及び制御装置 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、プログラム及び制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギーロスを低減することが可能な情報処理装置、情報処理システム、プログラム及び制御装置を提供する。
【解決手段】パーソナルコンピュータ1は交流電源3に接続されるACアダプタ2またはバッテリから電力供給を受けて動作する。取得部はバッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する。決定部は、取得部により取得した負荷情報に基づき、ACアダプタ2が出力すべき電圧値を決定する。出力部は、決定部により決定した電圧値に係る信号をACアダプタ2へ出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置、情報処理システム、プログラム及び制御装置に関する。
交流電源から電力供給を受けて動作する情報処理装置には、電源装置内部のAC−DCコンバータ等により降圧された電圧が供給される。この情報処理装置に供給される電圧を、情報処理装置内部のバッテリが充電状態にあるか否かに応じて制御する電源供給システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−78849号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電源供給システムは単にバッテリの充電状態の有無を検出しているにすぎず、依然としてエネルギーロスが多いという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、情報処理装置内部の部品の負荷状態に応じて電源装置が出力すべき電圧を決定することにより、エネルギーロスを低減することが可能な情報処理装置等を提供することにある。
本願に開示する装置は、交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置であって、前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得部と、該取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する決定部と、該決定部により決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力部とを備える。
本願に開示する装置によれば、取得部はバッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する。決定部は、取得部により取得した負荷情報に基づき、電源装置が出力すべき電圧値を決定する。そして出力部は、決定部により決定した電圧値に係る信号を電源装置へ出力する。
当該装置の一観点によれば、内部の部品の負荷状況に応じてリアルタイムで電源装置が出力すべき電圧値を変更することが可能となる。これにより、エネルギーロスを低減することが可能となる等、優れた効果を奏する。
実施の形態1
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの概要を示す説明図である。情報処理システムは情報処理装置1、電源装置2及び交流電源3を含む。交流電源3からAC−DCアダプタ等の電源装置2には例えば100Vの交流電圧が供給される。電源装置2は交流電圧を直流電圧に変換し、さらに例えば16Vに降圧した上で、降圧後の直流電圧を情報処理装置1へ供給する。情報処理装置1は例えば電源装置3またはバッテリから電力供給を受けて動作する装置である。情報処理装置1としては、例えばノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型ゲーム機、携帯電話機、携帯型DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、または、携帯型音楽プレーヤ、ビデオカメラ等である。
以下では、情報処理装置1をノート型パーソナルコンピュータに適用した例を説明する。また、以下では情報処理装置1をパーソナルコンピュータ1といい、電源装置2をACアダプタ2という。なお、本実施の形態においてはACアダプタ2と、パーソナルコンピュータ1とが別体であり、電力線を介して接続される例を説明するがこれに限るものではない。例えば、組み込み型のスイッチング電源として、電源装置2がパーソナルコンピュータ1内部に組み込まれていても良い。
本実施形態の概要を説明する。ACアダプタ2からパーソナルコンピュータ1へ降圧後の電圧16Vが供給される。パーソナルコンピュータ1は、パーソナルコンピュータ1のバッテリとは異なる内部の部品、例えばCPU(Central Processing Unit)またはメモリ等の負荷情報を取得する。パーソナルコンピュータ1は負荷情報に応じてACアダプタ2が出力すべき電圧値を決定する。パーソナルコンピュータ1は決定した電圧値に係る信号をACアダプタ2へ出力する。例えば、パーソナルコンピュータ1の負荷が小さい場合、エネルギーロスを低減すべく、電圧値8Vと決定する。ACアダプタ2は8Vに係る信号を受けて、パーソナルコンピュータ1へ出力する電圧値を8Vまで降圧する。一方、パーソナルコンピュータ1の負荷が高い場合、再び電圧値を16Vと決定する。ACアダプタ2はこれを受けて、再び電圧値を16Vへ昇圧する。なお本実施例で述べる数値はあくまで一例でありこれに限るものではない。以下に本実施の形態の詳細について説明する。
図2はACアダプタ2のハードウェアを示すブロック図である。ACアダプタ2は変換部としての電圧制御部21、出力調整部22、通信部23、出力変換部24、及び電力線25等を含む。交流電源3から100Vの交流電圧が出力変換部24へ入力される。出力変換部24は交流電圧を変圧、整流、及び平滑処理し、直流電圧に変換する。出力調整部22は出力変換部24からの出力電圧を降圧し降圧後の直流電圧を、電力線25を介してパーソナルコンピュータ1へ供給する。
出力調整部22は比較器221、基準電圧222、及び、可変抵抗223を含む。出力調整部22は、基準電圧222と出力変換部24からの出力電圧とを比較し、フィードバック制御により電圧調整することで出力電圧を一定化している。電圧制御部21は、可変抵抗223を制御することにより出力電圧の昇圧または降圧を行う。通信部23は例えば、Bluetooth(登録商標)等の短距離無線通信を行うトランシーバであり、パーソナルコンピュータ1の対応する通信部からの信号を受信する。
この信号にはACアダプタ2からパーソナルコンピュータ1へ出力すべき電圧値が含まれており、通信部23は受信した当該信号を電圧制御部21へ出力する。電圧制御部21は電圧値に応じて可変抵抗223の制御量を記憶したメモリ211を参照し、通信部23から出力された電圧値に基づき、可変抵抗223を制御する。
図3はパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。パーソナルコンピュータ1はCPU11、RAM(random access memory)12、記憶部15、充電器18、バッテリ19、取得部13、決定部14、通信部16及びDC−DCコンバータ111、121、151等を含む。CPU11はバス17を介してパーソナルコンピュータ1のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ハードディスク等の記憶部15に記憶された制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。なお、ディスプレイ及びキーボード等の記載は省略している。以下では、記憶部15をHDD15という。
電力線25には充電器18、バッテリ19、及び、電圧変換部としてのDC−DCコンバータ111、121、151(場合により100で代表する)が接続されている。内部の部品であるCPU11、RAM12及びHDD15にはそれぞれDC−DCコンバータ111、122、151が接続されている。DC−DCコンバータ111はバッテリ19またはACアダプタ2から供給される電圧(例えば16V)を変換、例えば1.5Vに降圧する。DC−DCコンバータ111にて降圧後の直流電圧がCPU11へ供給される。DC−DCコンバータ111は、DC−DCコンバータ111からCPU11へ出力される出力電流を検出する出力電流検出部112を有する。出力電流検出部112はDC−DCコンバータ111の出力電流をCPU11の負荷情報として取得部13へ出力する。なお、本実施の形態においてはDC−DCコンバータ111が内部のマイクロコンピュータ等により出力電流を検出する出力電流検出部112を有する例を説明したがこれに限るものではない。例えば、DC−DCコンバータ111とCPU11との間に直列に電流検出用の抵抗を設け、当該抵抗を用いて出力電流を検出するようにしても良い。
同様に、DC−DCコンバータ121はバッテリ19またはACアダプタ2から供給される電圧(例えば16V)を例えば2.5Vに降圧する。DC−DCコンバータ121にて降圧後の直流電圧がRAM12へ供給される。DC−DCコンバータ121は、DC−DCコンバータ121からRAM12へ出力される出力電流を検出する出力電流検出部122を有する。出力電流検出部122はDC−DCコンバータ121の出力電流を、RAM12の負荷情報として取得部13へ出力する。
また、DC−DCコンバータ151はバッテリ19またはACアダプタ2から供給される電圧(例えば16V)を例えば5.0Vに降圧する。DC−DCコンバータ151にて降圧後の直流電圧がHDD15へ供給される。DC−DCコンバータ151は、DC−DCコンバータ151からHDD15へ出力される出力電流を検出する出力電流検出部152を有する。出力電流検出部152はDC−DCコンバータ151の出力電流を、HDD15の負荷情報として取得部13へ出力する。
なお、本実施の形態においては説明を容易にするために、バッテリ19以外の内部の部品(以下ハードウェアという)としてCPU11、RAM12及びHDD15に設けられるDC−DCコンバータ100を例に挙げて説明するがこれに限るものではない。バッテリ19とは異なる他のハードウェアにも同様にDC−DCコンバータ100を設けても良い。例えば、LCD用のバックライト、無線LAN(Local Area Network)カード、ブルーレイディスク等の可搬型記録媒体に対する再生または記録装置、USB(Universal Serial Bus)ポート等の入出力装置等にDC−DCコンバータ100を接続しても良い。また、本実施の形態においては、複数のDC−DCコンバータ100からの出力電流を用いて制御する例を説明するが、例えば1つのDC−DCコンバータ111からの出力電流のみを用いて制御しても良いことはもちろんである。
充電器18はバッテリ19に対し充電を行い、充電中の場合は充電中を示す情報をCPU11及び決定部14へ出力する。また充電器18は充電を行っていない場合、非充電を示す情報をCPU11及び決定部14へ出力する。さらに充電器18はバッテリ19による電力供給か、または、ACアダプタ2による電力供給かを示す情報をCPU11及び決定部14へ出力する。なお、充電中を示す情報等はCPU11のみへ出力し、CPU11が決定部14へ充電中を示す情報等を出力するようにしても良い。取得部13は出力電流検出部111、122、152(以下場合により110で代表する)から出力された出力電流を取得する。取得部13は取得した出力電流を決定部14へ出力する。決定部14は内部にメモリ140を有するマイクロコンピュータ等であり、メモリ140に記憶した制御プログラム14Pに従い、ACアダプタ2が出力すべき電圧値を決定する。
決定部14は取得部13から出力された出力電流及びメモリ内140の変換テーブル141を参照し、電圧値を決定する。図4は変換テーブル141のレコードレイアウトを示す説明図である。図4Aは、CPU11へ供給する電圧を降圧するDC−DCコンバータ111からの出力電流を負荷情報として利用する際に、参照される変換テーブル141を示す。変換テーブル141は、CPU消費電流フィールド及び電圧値フィールドを含む。図4Aに示す変換テーブル141は、一のDC−DCコンバータ100の出力電流に対応づけて、ACアダプタ2が出力すべき電圧値を記憶している。
変換テーブルはCPU11の消費電流が増加するにつれ、すなわちDC−DCコンバータ111の出力電流が増加するにつれ、電圧値が増加するよう値が記憶されている。例えばCPU11がフル稼働しており、出力電流が5.0Aの場合、電圧値は通常どおり16.0Vとなる。一方、CPU11があまり動作しておらず、出力電流が1.5Aの場合、電圧値を低減させるべく、7.5Vと記憶されている。図4BはDC−DCコンバータ111、121、151の3つの出力電流の総和を負荷情報として利用する際に、参照される変換テーブル141を示す。図4Bに示す変換テーブルは、全体消費電流フィールド及び電圧値フィールドを含む。
図4Bに示す変換テーブルは、複数のDC−DCコンバータ100から出力される出力電流の総和に対応づけて電圧値を記憶している。例えば出力電流の総和が5.2Aである場合、電圧値は16.0Vとなる。また出力電流の総和が1.8Aである場合、電圧値は6.0Vとなる。なお、以下では図4Bに示す変換テーブルを用いる例を説明する。決定部14は取得部13で取得した出力電流の総和を算出し、対応する電圧値を変換テーブル141から読み出し、電圧値を決定する。なお、本実施の形態においては出力電流の総和を算出する例を説明するがこれに限るものではない。複数の出力電流の平均値を算出し、平均値に対応づけて電圧値を記憶した変換テーブル141を参照し、平均値に対応した電圧値を読み出すようにしても良い。
その他、本実施の形態においては変換テーブル141を用いる例を説明するが、変換テーブル141の代わりに、出力電流、出力電流の総和または平均値に対応する電圧値を算出することが可能な数式を用いても良い。この場合決定部14はメモリ140内に記憶した数式を読み出し、数式に出力電流等を代入することで電圧値を算出する。以上のようにして決定された電圧値は決定部14から通信部16へ出力される。出力部としての通信部16はACアダプタ2の通信部23へ電圧値に係る信号を送信する。通信部16は通信部23と同じくBluetooth(登録商標)等の短距離無線通信を行うトランシーバを用いればよい。
図2に示す通信部23は電圧値に係る信号を受信する。通信部23は受信した電圧値を電圧制御部21へ出力する。電圧制御部21はメモリ211を参照し、電圧値に対応する可変抵抗223の制御量を読み出す。電圧制御部21は制御量に従い可変抵抗223を制御する。これにより、出力変換部24にて出力すべき電圧値が適宜変更される。従って、例えば、CPU11等の消費電流が低い場合は、16Vから6Vへ降圧する。その一方で消費電流が高い場合は、16Vまで昇圧する。これにより、パーソナルコンピュータ1の負荷状況に応じて適切な電圧変換を行うことができエネルギーロスを低減することが可能となる。
以上のハードウェア構成において、電圧値の決定処理手順を、フローチャートを用いて説明する。図5は電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。パーソナルコンピュータ1の決定部14は制御プログラム14Pに従い以下の処理を実行する。決定部14は充電器18からACアダプタ2による電力供給が行われていることを示す情報を受け付けたか否かを判断する(ステップS51)。決定部14はACアダプタ2による電力供給が行われていることを示す情報を受け付けていない場合(ステップS51でNO)、当該情報を受け付けるまで待機する。決定部14はACアダプタ2による電力供給が行われていることを示す情報を受け付けたと判断した場合(ステップS51でYES)、充電器18から充電中を示す情報を受け付けたか否かを判断する(ステップS52)。
決定部14は充電中であることを示す情報を受け付けた場合(ステップS52でYES)、処理をステップS51へ戻す。決定部14は充電中を示す情報を受信していない場合(ステップS52でNO)、出力電流検出部110からの出力電流を、取得部13を介して取得する(ステップS53)。決定部14は出力電流の総和を算出する(ステップS54)。決定部14は総和に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出す(ステップS55)。
決定部14は読み出した電圧値を通信部16へ出力する(ステップS56)。通信部16は電圧値に係る信号を通信部23へ送信する(ステップS57)。ACアダプタ2の通信部23は電圧値に係る信号を受信する(ステップS58)。ACアダプタ2の電圧制御部21は可変抵抗223を制御することにより、電圧値を変換する(ステップS59)。
実施の形態2
実施の形態2はDC−DCコンバータ100の変換効率を負荷情報として利用する形態に関する。図6は実施の形態2に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。DC−DCコンバータ111、121、151には、それぞれ変換効率出力部113、123、153(以下、場合により120で代表する)が設けられている。変換効率出力部120は出力電流検出部112が検出した出力電流に対応する変換効率を取得部13に負荷情報として出力する。各DC−DCコンバータ100には出力電流の変化に対応する変換効率の変化特性を示すテーブルを有している。このテーブルはDC−DCコンバータ100に供給される電圧値別に、出力電流に対する変換効率(%)を記憶している。変換効率出力部120は供給される電圧値及び出力電流に対応する変換効率をテーブルから読み出し、読み出した変換効率を取得部13へ出力する。
図7は実施の形態2に係る変換テーブル141のレコードレイアウトを示す説明図である。変換テーブル141は平均変換効率フィールド及び電圧値フィールドを含む。変換テーブル141には、平均変換効率に対応づけて電圧値が記憶されている。決定部14は変換効率出力部113、123、153から出力される3つの変換効率の平均値を算出する。そして決定部14は変換効率の平均値に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出す。決定部14は読み出した電圧値を通信部16へ出力する。変換テーブル141には、変換効率が上昇するにつれ電圧値が大きくなるようその値が記憶されている。従って、パーソナルコンピュータ1の負荷状況に応じてリアルタイムで供給される電圧値の変換が可能となる。
なお、本実施の形態においては変換効率の平均値を利用する例を述べたが、総和を利用するほか、一の変換効率のみを利用するようにしても良い。また変換テーブル141を用いることなく数式により電圧値を算出しても良い。図8は実施の形態2に係る電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。決定部14は実施の形態1のステップS52のNO以下の処理を行う。決定部14は変換効率出力部113、123、153から変換効率を、取得部13を介して取得する(ステップS81)。決定部14は変換効率の平均値を算出する(ステップS82)。決定部14は平均値に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出す(ステップS83)。決定部14は読み出した電圧値を通信部16へ出力する(ステップS84)。なお、本実施の形態においては、電圧値に係る信号として、具体的な電圧値をACアダプタ2に送信する例を挙げたが、これに限るものではない。例えば、基準電圧を16Vとし、これに対する割合の情報を電圧値に係る信号として送信しても良い。この場合、50%等の情報をパーソナルコンピュータ1からACアダプタ2へ送信する。ACアダプタ2は50%等の割合の情報を受信し、割合に応じて例えば16Vから8Vへ降圧する。
続いて実施形態の効果について検討する。実験においては出力電圧が5VのDC−DCコンバータ100を用い、入力電圧、すなわちACアダプタ2の電圧値をそれぞれ6V及び16Vとした。図9は出力電流に対する変換効率の変化を示す特性図である。横軸は出力電流を示し単位はアンペア、縦軸はDC−DCコンバータ100の変換効率を示し単位はパーセントである。図9Aは入力電圧が6Vの際の出力電流に対する変換効率の変化を示す。図9Bは入力電圧が16Vの際の出力電流に対する変換効率の変化を示す。例えば丸印で示す出力電流(負荷電流)が0.5A等の低負荷時においては、降圧した6V(図9A)の方が、変換効率が良いことが理解できる。当該低負荷時においては、変換効率は16Vの80%から90%へ上昇している。つまりエネルギーロスは20%から10%に低減することができる。なお、図9の縦軸に平行な点線については後述する。
これによりパーソナルコンピュータ1の軽負荷時に入力電圧が下がることで、パーソナルコンピュータ1内のDC−DC変換効率を向上させることが可能となる。また、変換効率の向上により発熱を抑えることができる。
続いて、ACアダプタ2及びパーソナルコンピュータ1双方を加味したエネルギーロスについて検討する。実験においてはパーソナルコンピュータ1のHDD15のみを対象とし、HDD15の消費電力を8Wとした。ACアダプタ2の電圧値を16V、6Vとそれぞれ変えてエネルギーロスを求めた。図10はACアダプタ2の出力変換部24の出力側に装入されるダイオード(図示せず)のI−V特性を示すグラフである。横軸は順電圧を示し単位はボルト、縦軸は順電流を示し単位はアンペアである。図11は実験結果を示す結果表である。
HDD15の負荷が8W、電圧値が16Vの場合、ダイオードの順電流は0.5Aとなる。負荷が8W、電圧値が8Vの場合、ダイオードの順電流は1.333Aとなる。順電流に対応する順電圧は、図9に示すグラフにより、順電流0.5Aに対して順電圧0.75V、順電流1.333Aに対して順電圧0.95Vとなる。以上のことから、ACアダプタ2側のエネルギーロスは、順電流に順電圧を乗じて、16Vの場合0.38W、6Vの場合1.27Vとなる。
続いてパーソナルコンピュータ1のHDD15のロスについて検討する。DC−DCコンバータ100の変換効率は、電圧6Vに対応する図9Aの特性図から、順電流1.333Aに対応する変換効率95%が読み取れる(点線参照)。また、DC−DCコンバータ100の変換効率は、電圧16Vに対応する図9Bの特性図から、順電流0.5Aに対応する変換効率80%が読み取れる(点線参照)。1.33A、入力電圧6V、及び、変換効率が95%から、HDD15のエネルギーロスは0.40Wとなる。一方、0.5A、入力電圧16V及び変換効率80%の場合、エネルギーロスは1.60Wとなる。これにより双方のエネルギーロスを加算した場合、電圧値16Vの全体エネルギーロス1.98Wに対して、降圧した電圧値6Vの全体エネルギーロスは1.67と低減できたことが確認できた。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は電力線25に電圧値に係る信号を重畳する形態に関する。実施の形態1及び2では通信部16と通信部23との無線通信により電圧値に係る信号を送信する例を説明したが、有線で信号を送信するようにしても良い。電力線25にアナログまたはデジタルの電圧値に係る信号を重畳させ信号を送信する。その他、電力線25とは別の通信用のラインを設け、当該ライン上にて信号を送信しても良い。本実施の形態においては、電力線25にデジタル信号を重畳させる例を挙げて説明する。
図12は実施の形態3に係る通信部16及び通信部23を示す説明図である。パーソナルコンピュータ1の決定部14には通信部16(出力部)としてのパケット生成部161及び重畳制御部162が接続されている。決定部14は電圧値に係るデジタル信号をパケット生成部161へ出力する。パケット生成部161はヘッダにパーソナルコンピュータ1へ出力すべき電圧値であることを示す情報を記述し、電圧値に係るデジタル信号をパケット化して重畳制御部162へ出力する。重畳制御部162は信号結合トランスを介して電力線25へ電圧値に係るデジタル信号を重畳する。
ACアダプタ2の電圧制御部21には、通信部23としてパケット展開部232及び分離制御部231が接続されている。分離制御部231は信号結合トランスを介して電力線25に重畳された電圧値に係るデジタル信号を分離(分波)する。分離制御部231は分離した電圧値に係るデジタル信号をパケット展開部232へ出力する。パケット展開部232は全ての電圧値に係るデジタル信号のパケットを結合する。パケット展開部232は結合した電圧値に係るデジタル信号を電圧制御部21へ出力する。これにより、簡易なハードウェアの追加により電圧値に係る信号を送信することが可能となる。
実施の形態4
実施の形態4は各ハードウェアのDC−DCコンバータ100毎に重みを設定する形態に関する。図13は実施の形態4に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。決定部14は補正部143が新たに設けられ、またメモリ140には重みファイル142が記憶されている。補正部143はCPU11に対応する出力電流検出部112からの出力電流、RAM12に対応する出力電流検出部122からの出力電流及びHDD15に対応する出力電流検出部152からの出力電流を、重みファイル142を参照して補正する。
図14は重みファイル142のレコードレイアウトを示す説明図である。重み記憶部としての重みファイル142は対象ハードウェアフィールド及び重みフィールドを含む。重みファイル142はハードウェアの種類に対応づけて重みをそれぞれ記憶している。例えば、CPU11の消費電流を示す出力電流検出部112の出力電流に対しては、重みが1.2と記憶されている。またRAM12の消費電流を示す出力電流検出部122の出力電流に対しては、重みが0.95と記憶されている。なお、重みファイル142には図示しないが、CPU11及び出力電流検出部112、RAM12及び出力電流検出部122、及び、HDD15及び出力電流検出部152それぞれの対応関係が記憶されている。
補正部143は、重みファイル142を参照し、各出力電流検出部110からの出力電流に、それぞれ対応するハードウェアの重みを乗じる。この重みを乗じた各出力電流検出部110からの出力電流の総和を負荷情報として決定部14へ出力する。決定部14は、変換テーブル141を参照し、出力電流の総和に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出す。決定部14はこの読み出した電圧値を通信部16へ出力する。なお、本実施の形態においては、各出力電流検出部110からの出力電流に重みを乗ずる例を挙げたがこれに限るものではない。例えば、実施の形態2で述べた各変換効率出力部120から出力される変換効率に重みを乗じても良い。これにより、パーソナルコンピュータ1内部のハードウェアの重要性に応じて柔軟な設計を行うことが可能となる。
図15は補正処理の手順を示すフローチャートである。決定部14は取得部13を介して、各出力電流検出部110からの出力電流を取得する(ステップS151)。補正部143は各出力電流検出部110に対応する重みを読み出す(ステップS152)。補正部143はステップS151で取得した各出力電流検出部110からの出力電流に重みを乗じて出力電流の補正を行う(ステップS153)。補正部143は補正後の各ハードウェアに係る出力電流を決定部14へ出力する。
決定部14は重みが乗じられた出力電流の総和を算出する(ステップS154)。決定部14は補正後の出力電流の総和に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出す(ステップS155)。最後に決定部14は電圧値を通信部16へ出力する(ステップS156)。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は各ハードウェアの負荷状況を計測するソフトウェアから負荷情報を取得する形態に関する。図16は実施の形態5に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。パーソナルコンピュータ1は充電器18、バッテリ19、RAM12、通信部16及びHDD15を含む。本実施の形態においては、出力電流検出部110、取得部13及び決定部14が実行した処理をHDD15内にインストールされた制御プログラム15Pにより実行する。
HDD15内にはOS(Operating System)154及びOS154上で動作するCPUモニタソフトウェア155、RAMモニタソフトウェア156及びHDDモニタソフトウェア157が記憶されている。CPUモニタソフトウェア155はCPU11の負荷率(負荷状況)を負荷情報として計測し、CPU11へ出力する。なお、CPU11がデュアルコアプロセッサ等の複数のプロセッサを有する場合は、各プロセッサの負荷率の平均値をCPU11の負荷率とすればよい。RAMモニタソフトウェア156はRAM12の負荷率を計測し、CPU11へ出力する。なお、CPUモニタソフトウェア155及びRAMモニタソフトウェア156は、例えばGoogle社が提供するPerformance-Meter等のソフトウェアを使用すればよい。
HDDモニタソフトウェア157は、ATA(Advanced Technology Attachment)規格に基づくHDD15に対するアクセス頻度から負荷率を演算(計測)する。演算後の負荷率はCPU11へ出力される。なお、本実施の形態においてはモニタするハードウェアをCPU11、RAM12及びHDD15の3つとしたが、1つだけでも良く、また4つ以上であっても良い。例えばLANカードの単位時間当たりのデータ送信量に基づき、LANカードの負荷率としても良い。また、図示しない表示部のバックライトのデューティー比を表示部の負荷率としても良い。
CPU11はCPUモニタソフトウェア155、RAMモニタソフトウェア156及びHDDモニタソフトウェア157(以下、場合によりモニタソフトウェア150で代表する)から出力される負荷率を取得する。CPU11は負荷率の平均負荷率を算出する。CPU11は平均負荷率に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出す。図17は変換テーブル141のレコードレイアウトを示す説明図である。図17AはCPU負荷率に対する電圧値を記憶している。変換テーブル141はCPU負荷率フィールド及び電圧値フィールドを含む。CPU負荷率が上昇するほど値が大きくなる電圧値を記憶している。
図17Bは平均負荷率に対する電圧値を記憶している。変換テーブル141は平均負荷率フィールド及び電圧値フィールドを含む。平均負荷率フィールドの値が大きくなるにつれ、値が大きくなる電圧値が記憶されている。なお、本実施の形態においては、各モニタソフトウェア150から出力される負荷率の平均負荷率を用いる例を挙げて説明する。ただし、単一のモニタソフトウェア150、例えばCPU11モニタソフトウェア155の負荷率のみを利用しても良い。CPU11は算出した平均負荷率に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出し、通信部16へ出力する。また、本実施の形態においては平均負荷率に対する電圧値を記憶する例を説明するが、合計負荷率に対する電圧値を、変換テーブル141に記憶するようにしても良い。この場合、CPU11は各モニタソフトウェア150から出力される負荷率の総和を求める。そしてCPU11は求めた総和に対する電圧値を変換テーブル141から読み出す。
以上のハードウェアにおいて、電圧値算出処理の手順を、フローチャートを用いて説明する。図18は電圧値算出処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は制御プログラム15Pを起動する(ステップS181)。CPU11はCPUモニタソフトウェア155、RAMモニタソフトウェア156及びHDDモニタソフトウェア157を起動する(ステップS182)。CPU11は各モニタソフトウェア150から負荷率を取得する(ステップS183)。CPU11は取得した負荷率をモニタ対象となるハードウェア総数で除すことにより、平均負荷率を算出する(ステップS184)。CPU11は算出した平均負荷率に対する電圧値を変換テーブル141から読み出す(ステップS185)。CPU11は算出した電圧値を通信部16へ出力する(ステップS186)。これにより、特別なハードウェアを実装することなく容易にACアダプタ2が出力すべき電圧値を決定することが可能となる。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
実施の形態6は各モニタソフトウェア150が出力する負荷率を補正する形態に関する。図19は実施の形態6に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。HDD15にはさらに重みファイル142が記憶されている。重みファイル142は図14で示した如く、各ハードウェア、すなわち各ハードウェアに対応するモニタソフトウェア150に対応づけて補正に用いる重みが記憶されている。なお、図14に示した重みはあくまで一例でありこれに限るものではない。
図20は補正処理の手順を示すフローチャートである。実施の形態5のステップS182以下の処理を実行する。CPU11は各ハードウェア(CPU11、RAM12及びHDD15)に対応する各モニタソフトウェア150から負荷率を取得する(ステップS201)。CPU11はハードウェアに対応する重みを重みファイル142から読み出す(ステップS202)。CPU11は各ハードウェアの負荷率に対応する重みを乗じて負荷率を補正する(ステップS203)。
CPU11は補正後の負荷率に基づき平均負荷率を算出する(ステップS204)。CPU11は平均負荷率に対する電圧値を変換テーブル141から読み出す(ステップS205)。CPU11は算出した電圧値を通信部16へ出力する(ステップS206)。これにより、ハードウェアの重要度を考慮した電圧値設定が可能となり、また、各モニタソフトウェア150間の精度及びバランスを考慮した電圧値設定が可能となる。
本実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態7
実施の形態7は出力電流に基づく負荷情報及びモニタソフトウェア150の負荷率に基づく負荷情報の双方を組み合わせて利用する形態に関する。図21は実施の形態7に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。決定部14はさらに第2補正部144を有し、メモリ140内に第2変換テーブル145を記憶している。決定部14はCPU11にバス17を介して接続されており、相互に情報を送受信する。HDD15内部には、第2取得部としてのCPUモニタソフトウェア155、RAMモニタソフトウェア156及びHDDモニタソフトウェア157等が記憶されている。
第1取得部としての取得部13は各出力電流検出部110から出力される出力電流を取得する。取得部13は取得した出力電流を決定部14へ出力する。なお、本実施の形態においては複数のハードウェアの出力電流を利用する形態を説明するが、一のハードウェアの出力電流を利用しても良い。決定部14は制御プログラム14Pに従い、出力電流の総和を算出する。決定部14は算出した出力電流の総和を第2補正部144へ出力する。第2補正部144は、第2変換テーブル145を参照し、出力電流の総和を負荷率に変換する。
図22は第2変換テーブル145のレコードレイアウトを示す説明図である。第2変換テーブル145は出力電流の総和フィールド及び負荷率フィールドを含む。第2変換テーブル145は出力電流の総和に対応づけて、負荷率を記憶している。出力電流の総和が増加するにつれて負荷率が上昇するよう値を記憶している。第2補正部144は出力電流の総和に対応する負荷率を第2変換テーブル145から読み出し、読み出した負荷率を決定部14へ戻す。
CPU11は実施の形態5で述べた処理により、平均負荷率を制御プログラム15Pに従い算出し、決定部14へ出力する。決定部14は第1取得部である取得部13から得た負荷率と、第2取得部であるモニタソフトウェア150により得た負荷率との平均値により最終的な平均負荷率を算出する。決定部14は図17Bに示した変換テーブル141を参照し、算出した平均負荷率に対応する電圧値を読み出す。決定部14は読み出した電圧値を通信部16へ出力する。なお、本実施の形態においては出力電流を第2変換テーブル145により負荷率へ変換する例を説明したがこれに限るものではない。
反対にCPU11が負荷率を出力電流に変換するためのテーブルを参照し、平均負荷率に対応する出力電流を決定部14へ出力しても良い。この場合、決定部14はCPU11から出力された出力電流と、取得部13により取得した出力電流の総和との総和の平均出力電流を求める。そして決定部14は平均出力電流に対応する電圧値を図4Bに示す変換テーブル141から読み出す。また本実施の形態においては出力電流を利用する形態を説明したが、図6に示す如く出力電流に基づき求まる各ハードウェアの平均変換効率を利用しても良い。この場合、第2補正部144は、平均変換効率に対応づけて負荷率を記憶した第2変換テーブル145を参照し、平均変換効率を負荷率へ補正する。さらに、実施の形態4及び6で述べた重み付け処理を適用しても良い。
図23は実施の形態7に係る電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。決定部14は取得部13を介して、各出力電流検出部110から出力される出力電流を取得する(ステップS221)。決定部14は出力電流の総和を算出する(ステップS222)。第2補正部144は、第2変換テーブル145を参照し、算出された出力電流の総和を負荷率へ補正する(ステップS223)。決定部14はCPU11から出力される負荷率を受け付ける(ステップS224)。決定部14はステップS223で補正した負荷率とステップS224で受け付けた負荷率との平均負荷率を算出する(ステップS225)。
決定部14は平均負荷率に対応する電圧値を変換テーブル141から読み出す(ステップS226)。決定部14は電圧値を通信部16へ出力する(ステップS227)。これにより、DC−DCコンバータ100の出力電流及びモニタソフトウェア150の負荷率の双方を総合的に加味した電圧値を決定することが可能となる。
本実施の形態7は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至6と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態8
実施の形態8は実施の形態7とは異なり、制御プログラム15Pが電圧値決定処理を実行する形態に関する。図24は実施の形態8に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。第1取得部として取得部13が設けられる。またモニタソフトウェア150が第2取得部として機能する。取得部13は各出力電流検出部110から出力される出力電流を取得する。そして取得部13は取得した各出力電流または出力電流の総和をCPU11へ出力する。なお、以下では取得部13は出力電流の総和を出力するものとして説明する。なお、出力電流に代えて、図6に示す出力電流に基づき求まる変換効率を用いても良いことはもちろんである。HDD15内には図22で示した第2変換テーブル145が記憶されている。
CPU11は制御プログラム15Pを起動し以下の処理を行う。図25は実施の形態8に係る電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。実施の形態1のステップS52でNOの後、以下の処理を行う。CPU11は取得部13が出力電流検出部110から取得した出力電流の総和を受け付ける(ステップS251)。CPU11は第2変換テーブル145を参照し、出力電流の総和を負荷率に補正する(ステップS252)。CPU11は各モニタソフトウェア150により計測された負荷率を取得する(ステップS253)。
CPU11はステップS252で補正した負荷率及びステップS253で取得した負荷率に基づき平均負荷率を算出する(ステップS254)。具体的には、ステップS252で補正した負荷率、並びに、CPUモニタソフトウェア155、RAMモニタソフトウェア156、及びHDDモニタソフトウェア157が計測した負荷率の合計値を算出し、4で除すことで平均値を算出する。CPU11は変換テーブル141を参照し平均負荷率に対応する電圧値を決定する(ステップS255)。最後にCPU11は決定した電圧値を通信部16へ出力する(ステップS256)。これにより、単純な構成で出力電流に基づく負荷情報及びモニタソフトウェア150の負荷率に基づく負荷情報の双方を考慮した電圧値を決定することが可能となる。
本実施の形態8は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至7と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態9
図26は実施の形態9に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。実施の形態1乃至8に係るパーソナルコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、本実施の形態9のように、読み取り部(図示せず)にCD−ROM等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせてHDD15または図3等に示すメモリ140に記憶しても良い。また、当該プログラムは、インターネット等の通信網を介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図26に示すパーソナルコンピュータ1は、負荷情報を取得させ、電圧値を決定等させるプログラムを、可搬型記録媒体1Aによりまたは通信網を介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、HDD15の制御プログラム15Pまたはメモリ140の制御プログラム14Pとしてインストールされ、RAM12またはメモリ140にロードして実行される。これにより、上述したパーソナルコンピュータ1として機能する。
本実施の形態9は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至8と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態10
実施の形態10はパーソナルコンピュータ1内部に実装される制御装置により上述した機能を実行する形態に関する。図27は実施の形態10に係るパーソナルコンピュータ1のハードウェアを示すブロック図である。制御装置は内部にマイクロコンピュータ及びメモリ等を有するLSI(Large-Scale Integration)チップ(以下、制御チップ1Bという)等である。制御チップ1Bは制御部たる決定部14、第2補正部144、取得部13、及び、出力部11B及びメモリ140を含む。なお、モニタソフトウェア150の負荷率を利用しない場合、第2補正部144及び第2変換テーブル145は必ずしも必要ではない。取得部13は出力電流検出部110から出力される出力電流を取得する。取得部13は出力電流を決定部14へ出力する。
決定部14は出力電流の合計値を第2補正部144へ出力する。第2補正部144は上述した処理により、第2変換テーブル145を参照して、負荷率に補正する。負荷率は決定部14へ出力される。決定部14はCPU11から出力される各モニタソフトウェア150の負荷率を受け付ける。決定部14は受け付けた負荷率と補正後の負荷率に基づき平均負荷率を算出する。決定部14は変換テーブル141を参照し、対応する電圧値を読み出す。決定部14は読み出した電圧値を出力部11Bへ出力する。出力部11Bは通信部16へ電圧値を出力する。これにより、様々なパーソナルコンピュータ1に対し制御チップ1Bを実装することができ、ACアダプタ2に対する適切な電圧値を決定し、エネルギーロスを低減することが可能となる。
本実施の形態10は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至9と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1乃至10を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置であって、
前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得部と、
該取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する決定部と、
該決定部により決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力部と
を備える情報処理装置。
(付記2)
前記バッテリとは異なる内部の部品に接続されており、前記電源装置またはバッテリから供給される電圧を変換する電圧変換部を備え、
前記取得部は、
前記電圧変換部の出力電流を負荷情報として取得し、
前記決定部は、
前記取得部により取得した出力電流に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記取得部は、
前記バッテリとは異なる内部の複数の部品の負荷情報を取得し、
前記決定部は、
前記取得部により取得した複数の部品に係る負荷情報の総和または平均値に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記バッテリとは異なる内部の部品に接続されており、前記電源装置またはバッテリから供給される電圧を変換する電圧変換部を備え、
前記取得部は、
前記電圧変換部の出力電流に対応する変換効率を負荷情報として取得し、
前記決定部は、
前記取得部により取得した変換効率に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記決定部は
前記取得部により取得した複数の部品に係る負荷情報の総和または平均値を算出し、総和または平均値に対応づけて電圧値を記憶した変換テーブルを参照し、算出した総和または平均値に対応する出力値を、前記電源装置が出力すべき電圧値として決定する
付記3に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記取得部は、
前記バッテリとは異なる内部の複数の部品の負荷情報を取得し、
各部品に対応づけて重みを記憶した重み記憶部と、
前記取得部により取得した各部品の負荷情報を、前記重み記憶部に記憶した重みに基づき補正する補正部とを備え、
前記決定部は、
前記補正部により補正した各部品の負荷情報の総和または平均値に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記取得部は、
前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷状況を計測するソフトウェアから負荷情報を取得する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記取得部は、
前記バッテリとは異なる内部の複数の部品の負荷状況を計測するソフトウェアから複数の部品に係る負荷情報を取得し、
前記決定部は、
前記取得部により取得した複数の部品に係る負荷情報の総和または平均値に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記取得部は、
前記バッテリとは異なる内部の複数の部品の負荷状況を計測するソフトウェアから複数の部品に係る負荷情報を取得し、
各部品に対応づけて重みを記憶した重み記憶部と、
前記取得部により取得した各部品の負荷情報を、前記重み記憶部に記憶した重みに基づき補正する補正部とを備え、
前記決定部は、
前記補正部により補正した各部品の負荷情報の総和または平均値に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記取得部は、
前記バッテリとは異なる内部の部品に接続される電圧変換部の出力電流に基づく値を負荷情報として取得する第1取得部と、
前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷状況を計測するソフトウェアから負荷情報を取得する第2取得部とを備え、
前記決定部は、
前記第1取得部及び第2取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記11)
前記第1取得部または第2取得部により取得した負荷情報を補正する第2補正部を備え、
前記決定部は、
前記第2補正部により変換した変換後の負荷情報及び前記第2取得部または第1取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
付記10に記載の情報処理装置。
(付記12)
交流電源に接続される電源装置、及び、該電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置を有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得部と、
該取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する決定部と、
該決定部により決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力部と
を備え、
前記電源装置は、
前記出力部により出力された信号に対応する電圧値に、前記情報処理装置に対して出力する電圧値を変換する変換部
を備える情報処理システム。
(付記13)
交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作するコンピュータを制御するためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得ステップと、
該取得ステップにより取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を制御部により決定する決定ステップと、
該決定ステップにより決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力ステップと
を実行させるプログラム。
(付記14)
交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置内部に実装され、前記電源装置から前記情報処理装置に供給される供給電圧を制御する制御装置であって、
前記バッテリとは異なる前記情報処理装置内部の部品の負荷情報を取得する取得部と、
該取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する決定部と、
該決定部により決定した電圧値に係る信号を外部へ出力する出力部と
を備える制御装置。
(付記15)
交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置の制御方法であって、
前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得ステップと、
該取得ステップにより取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を制御部により決定する決定ステップと、
該決定ステップにより決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力ステップと
を含む制御方法。
情報処理システムの概要を示す説明図である。 ACアダプタのハードウェアを示すブロック図である。 パーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 変換テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 実施の形態2に係る変換テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 実施の形態2に係る電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。 出力電流に対する変換効率の変化を示す特性図である。 ACアダプタの出力変換部の出力側に装入されるダイオードのI−V特性を示すグラフである。 実験結果を示す結果表である。 実施の形態3に係る通信部及び通信部を示す説明図である。 実施の形態4に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 重みファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 補正処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態5に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 変換テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 電圧値算出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態6に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 補正処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態7に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 第2変換テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 実施の形態7に係る電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態8に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 実施の形態8に係る電圧値決定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態9に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。 実施の形態10に係るパーソナルコンピュータのハードウェアを示すブロック図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
1A 可搬型記録媒体
1B 制御チップ
2 ACアダプタ
3 交流電源
11 CPU
12 RAM
13 取得部
14 決定部
15 HDD
15P 制御プログラム
16 通信部
18 充電器
19 バッテリ
21 電圧制御部
22 出力調整部
23 通信部
24 出力変換部
25 電力線
111、121、151 DC−DCコンバータ
112、122、152 出力電流検出部
141 変換テーブル
221 比較器
222 基準電圧
223 可変抵抗

Claims (8)

  1. 交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置であって、
    前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得部と、
    該取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する決定部と、
    該決定部により決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記バッテリとは異なる内部の部品に接続されており、前記電源装置またはバッテリから供給される電圧を変換する電圧変換部を備え、
    前記取得部は、
    前記電圧変換部の出力電流を負荷情報として取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部により取得した出力電流に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    前記バッテリとは異なる内部の複数の部品の負荷情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部により取得した複数の部品に係る負荷情報の総和または平均値に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記バッテリとは異なる内部の部品に接続されており、前記電源装置またはバッテリから供給される電圧を変換する電圧変換部を備え、
    前記取得部は、
    前記電圧変換部の出力電流に対応する変換効率を負荷情報として取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部により取得した変換効率に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、
    前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷状況を計測するソフトウェアから負荷情報を取得する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 交流電源に接続される電源装置、及び、該電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得部と、
    該取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する決定部と、
    該決定部により決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力部と
    を備え、
    前記電源装置は、
    前記出力部により出力された信号に対応する電圧値に、前記情報処理装置に対して出力する電圧値を変換する変換部
    を備える情報処理システム。
  7. 交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作するコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記バッテリとは異なる内部の部品の負荷情報を取得する取得ステップと、
    該取得ステップにより取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を制御部により決定する決定ステップと、
    該決定ステップにより決定した電圧値に係る信号を前記電源装置へ出力する出力ステップと
    を実行させるプログラム。
  8. 交流電源に接続される電源装置またはバッテリから電力供給を受けて動作する情報処理装置内部に実装され、前記電源装置から前記情報処理装置に供給される供給電圧を制御する制御装置であって、
    前記バッテリとは異なる前記情報処理装置内部の部品の負荷情報を取得する取得部と、
    該取得部により取得した負荷情報に基づき、前記電源装置が出力すべき電圧値を決定する決定部と、
    該決定部により決定した電圧値に係る信号を外部へ出力する出力部と
    を備える制御装置。
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