JP2010147998A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の動作モードを有する装置においても、それほど複雑な設定を行わない利用者においては簡易に設定をことができる電子機器を提供する。
【解決手段】主制御部11は、それぞれの動作モードにおける設定項目を表示部12に表示させ、操作部13からの利用者の指示に応じた設定により、当該動作モードにおける機能を実行する。表示モードとして通常表示モードと、設定できる項目を絞ったシンプル表示モードを有している。シンプル表示モードで表示を行っているときに動作モードが切り替えられた場合、シンプル表示モードを維持して表示を更新する。これにより、簡易な表示を好む利用者に対して動作モードによらず簡易な表示を提供し、操作性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の動作モードを切り替えて利用する電子機器に関するものである。
旧来の複写機あるいはファクシミリ装置などは、両者の機能およびプリント、スキャナなどの種々の機能を搭載した、いわゆる複合機が一般的に使用されるようになっている。このような複数の機能を搭載した機器では、利用者が所望する機能を実行する動作モードを選択し、その選択された動作モードにおいて利用者が機器を使用する。機器に設けられている表示部にも、それぞれの動作モードに応じた情報を表示することによって、利用者はそれぞれの動作モードにおける設定項目を設定し、また必要な情報を得ている。
近年の高機能化に伴い、各動作モードにおいて設定可能な項目は増加の一途をたどっている。そのため、すべての設定可能な項目を表示部に表示した場合、設定しようとしている項目を探し出すのに労力を要するなど、操作性が低下するという問題が発生する。
設定可能な項目が増加しても、利用者が項目を設定し、あるいは設定を変更するのは一部に過ぎず、また設定を行う項目は利用者によって限定されている場合がほとんどである。そのため、例えばよく使用する設定項目とあまり使用しない設定項目とを別の画面に配置し、あまり使用しない設定項目について設定を行う際には画面を切り替えて設定を行うように構成したものが開発されている。
さらに、特許文献1においては、コピーの設定を行うに当たり、すべての設定項目について設定できる通常表示モードと、よく使用する設定項目についてのみ設定できるシンプル表示モードを設け、両表示モードを切り替えて利用することが記載されている。この特許文献1では、特に設定項目が多いコピー機能についてのみシンプル表示モードを設けているが、他の動作モードにおいてはシンプル表示モードの利用が考えられてこなかった。
特開2008−188998号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、複数の動作モードを有する装置においても、それほど複雑な設定を行わない利用者においては簡易に設定をことができる電子機器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、電子機器において、利用者に対して情報を提示する表示手段と、前記表示手段に通常の表示を行う通常表示モードと設定できる項目を絞った表示を行うシンプル表示モードとを切り替えて利用することができる。それとともに、前記シンプル表示モード時に動作モードが切り替えられた場合においても前記シンプル表示モードを維持するように制御する制御手段を有することを特徴とするものである。
シンプル表示モードの場合には、通常表示モード時よりも大きいフォントを用いて表示を行うとよい。また、表示手段とは別の位置に設けられた第2の入力手段の機能キーと同様の機能キーを表示手段に表示して第1の入力手段で入力できるように構成するとよい。
また、他の利用者が優先して使用する割込機能を有している場合には、その割込機能は通常表示モードにおいて利用可能とし、シンプル表示モードを無効にするように構成するとよい。
設定できる項目を制限したシンプル表示モードを使用する利用者の場合、1つの動作モードに限らず、複数の動作モードにおいて簡易に使用できることを望むことが多い。本発明によれば、シンプル表示モードで表示を行っている場合には動作モードを切り替えてもシンプル表示モードを維持する。これによって、シンプル表示モードを使用している利用者については、動作モードに限らず、シンプル表示モードで簡易に設定等の操作を行うことができるという効果がある。
また、シンプル表示モードでは設定項目を絞ることにより表示手段の画面に表示する情報量が減少するので、その分だけフォントを大きくして見やすく、また操作ミスを防止することができる。また、第2の入力手段と同等の入力を表示画面の上に設けられた第1の入力手段で行うことができ、狭い領域内で操作を完結できるようにして操作性を向上させることができる。
さらに、割込機能が利用可能な場合、シンプル表示モードを利用して簡単に装置を使用する利用者による不用意な割込機能への移行を防止し、また、割込機能を使用する利用者に対しては様々な機能の設定を可能にすることができる。
図1は、本発明の実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は主制御部、12は表示部、13は操作部、14は読取部、15は記録部、16は通信部、17はNCU、18はモデム、19は画像メモリ、20はRAM、21はROM、22はインタフェース、23はバスである。ここでは電子機器の一例として、ファクシミリ機能及びコピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能などの複数の機能を有する通信端末装置を示している。
主制御部11は、装置全体を制御し、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能など、複数の機能を実現する。ファクシミリ機能は、読取部14で読み取った画像あるいはインタフェース22を介して受け取った情報を、通信部16を介してファクシミリ送信し、あるいは、通信部16を介してファクシミリ受信する機能である。なお、インターネットファクシミリ機能を搭載している場合には通信部16の代わりにインタフェース22を通じて通信を行う。以下の説明におけるファクシミリモードでの動作は、操作部13から送信の指示を行うファクシミリ送信機能のことを指す。コピー機能は、読取部14で読み取った画像を記録部15で用紙等に記録して出力する機能である。プリンタ機能は、インタフェース22を介して受け取った情報を用紙等に記録して出力する機能である。スキャナ機能は、読取部14で読み取った画像を、インタフェース22を介して送出する機能である。利用者から指示された動作モードに対応する機能を実行することになる。また、それぞれの機能に対応した情報を表示部12へ表示する制御、及び、利用者が操作部13に行った指示に対応する処理なども行う。
特に、表示部12への表示を行う際の表示モードとして、通常の表示を行う通常表示モードとともに、シンプル表示モードを有しており、利用者からの指示に従って切り替えて表示部12へ表示を行わせる。通常表示モードでは表示を切り替えながら、様々な設定を行うことができる。シンプル表示モードでは、設定できる項目を、よく利用される項目に絞った表示を行う。そのため、通常表示モードでは設定可能であってもシンプル表示モードでは設定できない項目が存在する。しかし、シンプル表示モードでは設定できる項目が絞られていることにより、表示される設定項目が少なく、所望の項目を容易に見つけ出せるようになる。なお、シンプル表示モードでは、通常表示モードよりも大きいフォントを用い、また各項目の表示領域を大きく取るなど、見やすい表示を行うとよい。さらに、シンプル表示モードではスタートキー、ストップキー、リセットキーなど、よく使用される操作キーについても表示部12に表示させて表示部12上の操作部13で入力を受け付けるように構成してもよい。
また、各機能に対応する動作モードごとに表示部12の表示を制御する。従って、利用者から動作モードの切り替えが指示されると、表示部12の表示も更新する。各動作モードについて、上述の通常表示モードでの表示とシンプル表示モードでの表示が可能である。動作モードの変更の際には、通常表示モードで表示を行っていた場合には動作モードが変更されても通常表示モードを維持し、シンプル表示モードで表示を行っていた場合には動作モードが変更されてもシンプルモードを維持して、表示を更新する。
さらに、ある利用者が装置を利用している途中で、他の利用者が優先して使用する割込機能を有している。この割込機能は、通常表示モードでの表示を行っている場合に、その割込機能への移行の指示を受け付け、利用することができる。従ってシンプル表示モードでは割込機能は利用できない。また、割込機能を利用している間は通常表示モードでの表示を行い、シンプル表示モードを無効にする制御を行う。
表示部12は、主制御部11による表示制御に従い、利用者に対するメッセージ、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスなど、種々の情報を利用者に提示することができる。また、後述するように操作部13の一部が表示部12に重ねて設けられており、この表示部12に機能を設定する操作を行うための項目を表示し、利用者によって操作部13からその項目の設定を行えるようにする。
操作部13は、利用者が各種の設定あるいは指示を行うことができる。操作部13として、表示部12に重ねて設けられた第1の入力部と、表示部12の表示領域とは異なる位置に設けられた第2の入力部を有している。第1の入力部は、例えばタッチパネルあるいはライトペンなど、表示部12とともに使用して利用者の入力を受け付ける。上述のようにシンプル表示モードでは、第2の入力部に設けられているいくつかのキーと同じ機能の入力を受け付けるようにしている。第2の入力部には、例えばスタートキー、ストップキー、テンキー、各動作モードを選択する機能選択キーなどの各種のキーが設けられている。特に、表示モードを標準表示モードまたはシンプル表示モードのいずれかに切り替えるための表示切り替えキーを第2の入力部に設けている。
図2は、表示部及び操作部の一例の説明図である。図中、31は表示入力部、32は機能選択キー、33は表示切り替えキー、34はスタートキー、35はストップキー、36はテンキー、37はリセットキーである。表示入力部31は、表示部12と操作部13の第1の入力部となる。そのほかの機能選択キー32、表示切り替えキー33、スタートキー34、ストップキー35、テンキー36、リセットキー37、その他各種のキーなどは操作部13の第2の入力部である。もちろん、図2に示した構成は一例であって、第2の入力部にどのようなキーを配置するか、及び各キーをどの位置に配置するかは任意である。
図1に戻り、読取部14は、主制御部11による制御に従い、ファクシミリ送信機能により送信すべき原稿上の画像、あるいはスキャナ機能により読み取るべき原稿上の画像を読み取る。読取部14の構成は任意である。記録部15は、主制御部11の制御に従って、通信部16で受信した画像、あるいは読取部14で読み取った画像、インタフェース22を介して受け取った情報、さらには各種の設定情報、管理情報、利用者に対するメッセージなどを記録紙上に形成する。この記録部15の構成も任意である。
通信部16は、例えば公衆回線または専用線などを介して、通信相手先の機器とのファクシミリ通信を行う。NCU17は、回線などの制御を行う。また、モデム18は、送受信する画像データの変復調を行う。
画像メモリ19は、送信する画像、受信した画像、読取部14で読み取った画像、記録部15で記録出力する画像、インタフェース22を介して受け取った情報に従って描画した画像、その他処理中の画像等を記憶することができる。RAM20は、主制御部11及び他の各部の処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。ROM21は、主制御部11の動作を規定したプログラム及び固定的なデータなどが格納されている。
インタフェース22は、外部機器とケーブルで接続され、あるいはLANなどを通じて他のネットワーク機器と通信可能に接続される。
バス23は、主制御部11、表示部12、操作部13、読取部14、記録部15、通信部16(NCU17、モデム18)、画像メモリ19、RAM20、ROM21、インタフェース22等を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能にしている。これらのほか、各種の機器がバス23に接続されていてもよい。
次に、本発明の表示制御の動作例を、具体例を用いながら説明して行く。以下の説明では、図2に示した表示部12及び操作部13の一例を使用した場合について説明する。図2に示した例において、機能選択キー32のいずれかを選択することによって利用者が装置を使用する場合の動作モードが選択される。この例では、コピーモード、スキャナモード、ファクシミリモードの3つのモードが少なくとも選択可能である。また、表示切り替えキー33を操作することによって、通常表示モードとシンプル表示モードとを切り替えることができる。
図3は、コピーモードにおける通常表示モード時の表示の一例の説明図、図4は、同じくシンプル表示モード時の表示の一例の説明図である。図中、41は割込キーである。図3に示したコピーモードにおける通常表示モードの表示画面では、多くの設定項目について操作できるように、各設定項目を「基本」、「応用機能」に分け、それぞれの表示画面に配置している。図3では「基本」の表示画面を示している。この「基本」画面にはよく使用される設定項目を配置しており、この例では、用紙設定、画質設定、濃度設定、倍率設定等が可能である。さらには、図3の表示画面右端に列記されているプレビュー設定、読取サイズ設定、ページ集約設定、ページ分割設定、ソート設定、手差し用紙設定等について、各表示部を指示することにより設定可能である。「応用機能」の画面においては、このほかの種々の機能を設定することができる。また、このコピーモードにおける通常表示モードでは、ある利用者がコピー機能を利用している間で他の利用者が優先して装置を利用する割込機能を利用するための割込キー41が設けられている。この割込キー41については後述する。
上述のように通常表示モードでは、設定できる項目をいくつかの画面に分けて表示することにより、1画面あたりの項目数を減少させている。しかし、利用者が設定可能な様々な設定項目を配置しなければならないため、限られた表示領域に多くの設定項目を配置しなければならず、画面全体が見かけ上混み合った感覚を利用者に与えてしまう。そのため、利用者によってはあまり利用しない設定項目のために操作しづらいと感じるほか、設定する項目が一見しただけでは見つからないなどの不具合が生じることがあった。
図4に示しているシンプル表示モードの表示画面では、設定項目を用紙設定と原稿設定、倍率設定に絞り、これらの設定項目を大きく表示している。また、表示するフォントの大きさも大きくし、全体として見やすくしている。シンプル表示モードでは、これらの設定項目以外の設定項目については設定することができない。またシンプル表示モードでは、第2の入力部に設けられているスタートキー34、リセットキー37に対応するキー表示を行い、第1の入力部からも操作できるようにしている。さらに、部数の設定を増減するためのキーも表示し、第1の入力部からも操作できるようにしている。コピー機能の利用者の多くは、原稿を読取部14にセットして、必要に応じて用紙を選択し、スタートキーを操作するだけ、という場合が多い。そのような利用形態の利用者にとって、他の機能は必要ないと考える場合もある。そのような利用者においては、図3に示すような各種の設定項目が並べられているよりも、図4に示すように設定項目を絞った方が、余計な設定項目に煩わしさを感じずに済む。また、表示画面内にスタートキーに対応する表示も行われており、周囲のキーを見回さずに表示画面内だけの狭い領域での操作で完結することから、操作性を向上させることができる。
図5は、スキャナモードにおける通常表示モード時の表示の一例の説明図、図6は、同じくシンプル表示モード時の表示の一例の説明図である。図5に示したスキャナモードにおける通常表示モードの表示画面では、多くの設定項目について操作できるように、「お気に入り」、「メール」、「保存」、「アプリケーション」、「応用機能」の表示画面を設けて設定項目を配置している。また、図5の表示画面右端には、プレビュー設定、画質設定、濃度設定、解像度設定、ファイル名設定、カラー/白黒設定等、画像読み取り時のパラメータについて、各表示部を指示することにより設定可能である。しかし、利用者によっては単に原稿を読み取って転送してくれればよいという場合がある。そのような利用者にとっては、宛先を設定する画面以外の各表示画面及び読取パラメータを設定する項目などは不要であり、それらの設定項目を排除してもっと見やすい画面が要求される。
図6に示しているシンプル表示モードの表示画面では、設定項目を宛先(スキャン入力した画像の転送先)の設定に絞り、これらの設定項目を大きく表示している。また、コピーモードの場合と同様に、表示するフォントの大きさも大きくし、全体として見やすくしている。さらに、第2の入力部に設けられているスタートキー34、リセットキー37に対応するキー表示を行い、第1の入力部からも操作できるようにしている。シンプル表示モードでは、宛先以外の設定項目については設定することができないが、単に原稿から画像を読み取って電子化するなどの用途であれば十分に対応可能であり、そのような利用者にとっては操作性のよい表示画面を提供できる。
図7は、ファクシミリモードにおける通常表示モード時の表示の一例の説明図、図8は、同じくシンプル表示モード時の表示の一例の説明図である。図7に示したファクシミリモードにおける通常表示モードの表示画面では、多くの設定項目について操作できるように、「宛先」、「テンキー」、「応用機能」、「ボックス内文書」などの表示画面を設けて設定項目を配置している。また、図7の表示画面右端には、プレビュー設定、画質設定、濃度設定、リダイヤル設定、オフフック設定、短縮送信設定等、画像読み取り及び送信の際のいくつかの設定項目について各表示部を指示することにより設定可能である。しかし、利用者によっては単に原稿を読み取ってファクシミリ送信してくれればよいという場合がある。そのような利用者にとっては、宛先を設定する画面以外の各表示画面及び設定項目などは不要であり、それらを排除してもっと見やすい画面が要求される。
図8に示しているシンプル表示モードの表示画面では、設定項目を宛先(ファクシミリ通信の送信先)の設定に絞り、これらの設定項目を大きく表示している。また、コピーモード及びスキャンモードの場合と同様に、表示するフォントの大きさも大きくし、全体として見やすくしている。さらに、第2の入力部に設けられているスタートキー34、リセットキー37に対応するキー表示を行い、第1の入力部からも操作できるようにしている。ファクシミリモードではさらに、電話番号の入力のためテンキー36に対応する表示及び第1の入力部からの入力が選択的に行えるように、「テンキー」の表示を行っている。シンプル表示モードでは、宛先以外の設定項目については設定することができないが、単に原稿から画像を読み取ってファクシミリ送信するなどの用途であれば十分に対応可能であり、そのような利用者にとっては操作性のよい表示画面を提供できる。
このように、各動作モードについて通常表示モードとシンプル表示モードとを有している。利用者の傾向として、様々な項目の設定を行って機能を使用する利用者は、動作モードにかかわらず種々の項目設定を行うが、主要な項目の設定しか行わない利用者の場合には、動作モードにかかわらず基本的な機能しか利用しない傾向がある。本願発明では、このような利用者の傾向を反映し、動作モードが変更されても表示モードは維持するようにしている。すなわち、通常表示モードにおいて動作モードが変更されても、変更後の動作モードにおいても通常表示モードとする。また、シンプル表示モードにおいて動作モードが変更された場合も、変更後の動作モードにおいてシンプル表示モードを維持する。
図9は、動作モードと表示モードの変更時の画面の遷移図である。図3から図8に示した各動作モードにおける各表示モードの画面は、利用者による操作部13への操作によってどのように変化するかを図9に示している。なお、図9では図3から図8に示した各画面を縮小し、(A)から(F)として示している。
上述のように、通常表示モードとシンプル表示モードとの切り替えは、表示切り替えキー33の操作によって行われる。すなわち、コピーモードでは、図9(A)に示した通常表示モードの画面の際に表示切り替えキー33を操作することによって、図9(B)に示したシンプル表示モードに切り替わる。逆に、図9(B)に示したシンプル表示モードの画面の際に表示切り替えキー33を操作することによって、図9(A)に示した通常表示モードに切り替わる。
同様に、スキャナモードでは、図9(C)に示した通常表示モードの画面の際に表示切り替えキー33を操作することによって、図9(D)に示したシンプル表示モードに切り替わる。逆に、図9(D)に示したシンプル表示モードの画面の際に表示切り替えキー33を操作することによって、図9(C)に示した通常表示モードに切り替わる。
ファクシミリモードの場合も、図9(E)に示した通常表示モードの画面の際に表示切り替えキー33を操作することによって、図9(F)に示したシンプル表示モードに切り替わる。逆に、図9(F)に示したシンプル表示モードの画面の際に表示切り替えキー33を操作することによって、図9(E)に示した通常表示モードに切り替わる。
動作モードの変更は機能選択キー32の操作によって行われる。すなわち、コピーモードの際に機能選択キー32の中のスキャナキーが操作されればスキャナモードに、ファクスキーが操作されればファクシミリモードに切り替わる。この際に、表示モードは維持される。すなわち、コピーモードで通常表示モードの画面(図9(A))であれば、スキャナキーが操作されてスキャナモードに切り替わった場合も通常表示モードで表示を行う(図9(C))。また、ファクスキーが操作されてファクシミリモードに切り替わった場合にも通常表示モードで表示を行う(図9(E))。コピーモードでシンプル表示モードの画面(図9(B))であれば、スキャナキーが操作されてスキャナモードに切り替わった場合はシンプル表示モードで表示を行う(図9(D))。また、ファクスキーが操作されてファクシミリモードに切り替わった場合にもシンプル表示モードで表示を行う(図9(F))。
同様に、スキャンモードで通常表示モードの画面(図9(C))であれば、コピーキーが操作されてコピーモードに切り替わった場合も通常表示モードで表示を行う(図9(A))。また、ファクスキーが操作されてファクシミリモードに切り替わった場合にも通常表示モードで表示を行う(図9(E))。スキャンモードでシンプル表示モードの画面(図9(D))であれば、コピーキーが操作されてコピーモードに切り替わった場合もシンプル表示モードで表示を行う(図9(B))。また、ファクスキーが操作されてファクシミリモードに切り替わった場合にもシンプル表示モードで表示を行う(図9(F))。
ファクシミリモードの場合も同様であり、通常表示モードの画面(図9(E))であれば、コピーキーが操作されてコピーモードに切り替わった場合も通常表示モードで表示を行う(図9(A))。また、スキャンキーが操作されてスキャンモードに切り替わった場合にも通常表示モードで表示を行う(図9(C))。ファクシミリモードでシンプル表示モードの画面(図9(F))であれば、コピーキーが操作されてコピーモードに切り替わった場合はシンプル表示モードで表示を行う(図9(B))。また、スキャンキーが操作されてスキャンモードに切り替わった場合にもシンプル表示モードで表示を行う(図9(D))。
このように、動作モードが変更されても表示モードを維持する。これによって、簡単な操作を望む利用者にとっては、いずれの動作モードにおいても簡易な表示がなされ、簡易に設定の操作を行って装置を利用することができる。もちろん、他の機能が必要であれば表示切り替えキー33を操作すれば通常表示モードの表示に変更でき、種々の項目について設定できるようになる。また、通常表示モードでよい利用者については、これまで通り、通常表示モードのままで各動作モードにおける表示を行うことになり、装置の機能を最大限に利用することができる。
図3に示したコピーモードにおける通常表示モードの表示画面には、割込キー41が設けられていた。上述のように、この割込キー41は、ある利用者がコピー機能を利用している間で他の利用者が優先して装置を利用するためのものである。割込機能を使用する利用者は、装置の様々な機能を理解し、使用している場合が多く、従って通常表示モードの表示画面に割込キー41を設けている。逆にシンプル表示モードで操作を行っている利用者は、多くの場合、なるべく簡単に装置を使用したいと考えており、そのような利用者に割込機能は不向きである。そのため、シンプル表示モードでは割込キーを設けていない。これによって、例えば不用意に割込機能に移行してしまい、そのまま使い続けるなどの不具合を防止することができる。
また、通常表示モードで割込キー41を操作し、割込機能を使用している場合には、表示切り替えキー33を無効にし、シンプル表示モードへ移行できないようにしている。従って、割込機能では通常表示モードでの操作を行うことになる。
上述の説明では電子機器の一例として、通信端末装置を例にして説明してきた。本発明はこれに限らず、複数の機能を切り替えて使用する各種の電子機器において本発明を適用することができる。
本発明の実施の一形態を示すブロック図である。 表示部及び操作部の一例の説明図である。 コピーモードにおける通常表示モード時の表示の一例の説明図である。 コピーモードにおけるシンプル表示モード時の表示の一例の説明図である。 スキャナモードにおける通常表示モード時の表示の一例の説明図である。 スキャナモードにおけるシンプル表示モード時の表示の一例の説明図である。 ファクシミリモードにおける通常表示モード時の表示の一例の説明図である。 ファクシミリモードにおけるシンプル表示モード時の表示の一例の説明図である。 動作モードと表示モードの変更時の画面の遷移図である。
符号の説明
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…読取部、15…記録部、16…通信部、17…NCU、18…モデム、19…画像メモリ、20…RAM、21…ROM、22…インタフェース、23…バス、31…表示入力部、32…機能選択キー、33…表示切り替えキー、34…スタートキー、35…ストップキー、36…テンキー、37…リセットキー、41…割込キー。

Claims (4)

  1. 利用者に対して情報を提示する表示手段と、前記表示手段に通常の表示を行う通常表示モードと設定できる項目を絞った表示を行うシンプル表示モードとを切り替えるとともに前記シンプル表示モード時に動作モードが切り替えられた場合においても前記シンプル表示モードを維持するように制御する制御手段を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記シンプル表示モード時には前記通常表示モード時よりも大きいフォントを用いて前記表示手段への表示を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示手段と重ねて設けられた第1の入力手段と、前記表示手段とは異なる位置に設けられた第2の入力手段を有し、前記制御手段は、前記シンプル表示モードの際には前記第2の入力手段として設けられている機能キーを前記表示手段で表示し、前記第1の入力手段でも前記第2の入力手段の機能キーに対応する入力を可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、他の利用者が優先して使用する割込機能を有しており、前記割込機能は前記通常表示モードにおいて利用可能であるとともに、シンプル表示モードを無効にすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
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