JP2010145636A - 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】記録材の汚れを防止し、良好な画像を得ることができる画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、表面に画像の静電潜像が形成される少なくとも1以上の像担持手段と、画像形成モードに基づいて像担持手段を選択し、像担持手段の表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像を被転写手段表面に転写する1次転写手段と、被転写手段表面のトナー像を転写材に転写する2次転写手段と、転写材の長さと画像の長さと画像の転写材への転写位置とに基づいて、転写材の領域外にはみ出した画像領域のはみ出し長を検出するはみ出し長検出手段と、はみ出し長検出手段により検出された画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合に、2次転写手段の表面のトナーを被転写手段に転写し、2次転写手段をクリーニングするように制御するクリーニング制御手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置及び画像形成方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に2次転写体のクリーニングを行う複写機、カラープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体に関する。
従来、電子写真方式のカラータイプの画像形成装置においては、プリント速度の速い装置として、YMCK(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)4色分のトナーに対する画像形成動作を並行して行えるタンデム方式の画像形成装置が普及している。タンデム方式の画像形成装置では、4色に対応する4個の感光体を、中間転写ベルトなどの中間転写体に沿って配置している。フルカラーの画像形成では、感光体にトナー像を形成し、このトナー像を1次転写バイアスローラによって中間転写体上に順次転写する。次に、この中間転写上の重ね画像を、2次転写バイアスローラによって、用紙などの記録材上に転写する。転写の際には、1次転写バイアスローラと2次転写バイアスローラに、規定の転写バイアスが印加される。
このようなタンデム方式の画像形成装置で良好な画像を得るための技術として、各画像形成モードの2次転写バイアス値を最適にする技術が挙げられる。この技術では、紙詰まりが発生した場合は、紙詰まりの解除後に2次転写バイアスを転写時とは電気的に逆にしてクリーニングを行っている。すなわち、1次転写側のトナーを2次転写ローラに付着させないようにして、2次転写ローラ上のトナーを1次転写側に逆転写させることによりクリーニングを行っている。また、2次転写ローラに接離機構を設けている画像形成装置も普及している。
上述した良好な画像を得るための技術に関連して、2次転写バイアスローラの電気抵抗データに基づいて、各画像形成モードに適した2次転写バイアス値を算出する画像形成装置の技術が開示されている(例えば、特許文献1)。また、中間転写ベルト上の基準パターン像をフォトセンサで検知して作像条件を変更することにより、生産性を低下させずに、中間転写ベルトと2次転写ローラの接離により生じる転写ベルトの走行の乱れなどを防止する技術も開示されている(例えば、特許文献2)。
さらに、静電気力によって中間転写ベルト上のトナーや紙粉等を除去するクリーニングローラであって、中間転写ベルトとの当接部にブレードを設けたクリーニングローラを備える画像形成装置の技術が開示されている(例えば、特許文献3)。
しかし、上述した技術では、中間転写ベルト上のトナー像が印刷用紙からはみ出してしまったことに起因する2次転写ローラの汚れを充分に除去することができず、それ以降に使用される印刷用紙にトナーが付着してしまうという問題を未だに解決できないという問題があった。画像形成装置の機種によっては、コントローラが印刷する用紙にあわせてトリミングや切り出して白埋め等の画像編集を行うことによって印刷画像を生成することや、エンジン側でマスキングしてはみだしトナーが発生しないようにすることができるが、上記の対応ができない機種も存在する。
また、画像形成装置の中には、動作モードとして画像サイズと転写紙サイズが不一致のまま、強制的に印刷できるモードを備えている機種もある。例えば、A4サイズ(210mm×297mm)とレターサイズ(8.5インチ×11インチ)のように、主走査長及び副走査長が異なっているものでも、紙詰まりとはせずに印刷可能としている。この場合、転写紙外の領域にある画像は、2次転写ローラに転写され、次の用紙の裏面に汚れとして転写されてしまう。上記のような場合、接離機構を有する2次転写ローラを備えていても、離すのことが時間的に間にあわないため、汚れの付着を回避できない。
上述した問題を解決するために、実際に使用される印刷用紙と指定された印刷用紙との副走査方向の長さを比較して実際に使用される印刷用紙が短かった場合には、2次転写ローラ上のトナーを中間転写ベルトに逆転写して、2次転写ローラをクリーニングする技術が開示されている(例えば、特許文献4)。
特開2005−242170号公報 特開2006−047779号公報 特開2006−047846号公報 特開2007−316185号公報
しかし、上記特許文献4の技術では、実際に使用される印刷用紙と指定された印刷用紙との長さのみを判断している。そのため、例えば、実際に使用される印刷用紙と指定された印刷用紙との長さが同じであっても、転写開始位置によってはトナーがはみ出してしまうおそれがあるという問題があった。すなわち、上記特許文献4の技術では、トナーはみ出しによる2次転写ローラの汚れを充分に除去することができず、それ以降に使用される印刷用紙にトナーが付着してしまうという問題を未だに解決できないという問題があった。
本発明はこのような実情を鑑みてなされたものであり、記録材の汚れを防止し、良好な画像を得ることができる画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、表面に画像の静電潜像が形成される少なくとも1以上の像担持手段と、画像形成モードに基づいて像担持手段を選択し、像担持手段の表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像を被転写手段表面に転写する1次転写手段と、被転写手段表面のトナー像を転写材に転写する2次転写手段と、転写材の長さと画像の長さと画像の転写材への転写位置とに基づいて、転写材の領域外にはみ出した画像領域のはみ出し長を検出するはみ出し長検出手段と、はみ出し長検出手段により検出された画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合に、2次転写手段の表面のトナーを被転写手段に転写し、2次転写手段をクリーニングするように制御するクリーニング制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、少なくとも1以上の像担持手段に画像の静電潜像を形成する像担持ステップと、画像形成モードに基づいて像担持手段を選択し、像担持ステップで形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像ステップと、トナー像を被転写手段表面に転写する1次転写ステップと、2次転写手段を用いてトナー像を転写材に転写する2次転写ステップと、転写材の長さと画像の長さと画像の転写材への転写位置とに基づいて、転写材の領域外にはみ出した画像領域のはみ出し長を検出するはみ出し長検出ステップと、はみ出し長検出ステップにより検出された画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合は、2次転写手段の表面のトナーを被転写手段に転写し、2次転写手段をクリーニングするように制御するクリーニング制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、少なくとも1以上の像担持手段に画像の静電潜像を形成する処理と、画像形成モードに基づいて像担持手段を選択し、静電潜像を現像してトナー像を形成する処理と、トナー像を被転写手段表面に転写する処理と、2次転写手段を用いてトナー像を転写材に転写する処理と、転写材の長さと画像の長さと画像の転写材への転写位置とに基づいて、転写材の領域外にはみ出した画像領域のはみ出し長を検出する処理と、画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合は、2次転写手段の表面のトナーを被転写手段に転写し、2次転写手段をクリーニングするように制御する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明によれば、記録材の汚れを防止し、良好な画像を得ることが可能となる。
以下に本発明の実施形態の例について、図面を用いて詳細に説明する。尚、本実施形態に係る画像形成装置として、印刷用紙のサイズが画像サイズと異なる場合は、印刷用紙に画像を転写した後に、2次転写ローラ上のトナーを中間転写ベルトに逆転写するバイアスを印加して、2次転写ローラをクリーニングするフルカラープリンタの機能を搭載した複合機を例に挙げて説明する。しかし、これに限定されるものではないことは言うまでもない。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成例を示す。図2は、本実施形態に係る画像形成装置の概略例を示す概念図である。ここでは、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等の機能を搭載した複合機を例に挙げている。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置は、CPU(Central Processing Unit)1、書き込み制御部2、画像処理部3、I/O制御部4、モデム5、ネットワーク部6、操作部7、画像データ記憶部8、を有する。
CPU1は、画像形成装置本体の制御を司る中央演算制御装置である。書き込み制御部2は、転写材(印刷用紙、紙以外の記録材も含む)への書き込み動作を行うプロッタ2aを制御する手段である。画像処理部3は、スキャナ3aで読み込んだ画像データを処理する手段である。I/O制御部4は、電装品の各センサ4aや駆動手段のドライバ4bの制御や給紙手段の選択等を行う手段である。
モデム5は、通信用のNCU(Network Control Unit)5aを介して電話回線などに接続する手段である。モデム5とNCU5aを介して、電話回線などで画像データを送受信できる。ネットワーク部6は、外部機器として接続されるPC(パーソナルコンピュータ)6aとのインターフェイスを行う手段である。ネットワーク部6を介して、外部のPC6aからの指示で印刷を行うこともできる。操作部7は、使用者が装置操作の入力を行う手段であり、表示部などを有している。使用者は操作部7を用いて装置操作の入力を行う。画像データ記憶部8は、画像データを蓄積する記憶手段である。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置であるタンデム方式のフルカラープリンタ内部の概略構成例を示す。図3に示すように、フルカラープリンタ31は、中間転写ベルト10、2次転写ローラ11、クリーニング機構12、給紙ローラ20、一枚差し給紙21、レジストローラ22、定着装置23、排紙ローラ24、レジストセンサ25、排紙センサ26、両面センサ27、給紙カセット32、排紙トレイ33、AIOカートリッジ(K)35、AIOカートリッジ(C)36、AIOカートリッジ(M)37、AIOカートリッジ(Y)38、光書込ユニット39、ポリゴンミラー40、廃トナーボックス41、TMセンサ42、感光体(K)45、感光体(C)46、感光体(M)47、感光体(Y)48、を有する。尚、Kはブラック、Cはシアン、Mはマゼンダ、Yはイエローをそれぞれ示している。尚、詳細については、後述する。
中間転写ベルト10は、各色のトナー画像を重ねてカラー画像を形成するための中間転写体である。2次転写ローラ11は、中間転写ベルト10上のトナー画像を印刷用紙Sに転写するためのバイアス電圧が印加される押圧部材である。クリーニング機構12は、中間転写ベルト10をクリーニングする機構である。
給紙ローラ20は、転写材である印刷用紙Sを一枚ずつ分離して給紙する部材である。レジストローラ22は、印刷用紙Sを2次転写位置に搬送する部材である。定着装置23は、トナー像が転写された印刷用紙Sに熱と圧力とを加えてトナー像を定着する装置である。レジストセンサ25は、印刷用紙の副走査長を計測する手段である。給紙カセット32は、印刷用紙Sを収容保持する手段である。排紙トレイ33は、印刷されて排出された用紙などを収容保持する手段である。カートリッジ(K)35、カートリッジ(C)36、カートリッジ(M)37、カートリッジ(Y)38は、感光体45〜48と帯電ローラと現像装置とクリーニング装置等から構成された作像手段である。光書込ユニット39は、各感光体45〜48の表面に静電潜像を形成する手段である。
以下に、本実施形態に係る画像形成装置における2次転写ローラ11をクリーニングする方法を簡単に説明する。尚、詳細については後述する。
指定された画像サイズと用紙サイズ及び用紙への転写開始位置に基づいて、副走査方向の画像はみ出し位置をはみ出し長検出手段により算出する。副走査方向に関しては、転写開始位置が画像先頭位置よりも後にある場合は、その分の長さがはみ出していると判断する。また、画像サイズから用紙サイズと前記のはみ出し長さを差し引いたものが+(プラス)ならば、さらに前記はみ出し長さにその分を加算する。例えば、画像サイズと用紙サイズが同一だとしても、転写開始位置が画像先頭位置よりも前にある場合は、用紙後端に画像がはみ出していると判断する。
画像がはみ出している判断されたことに応じて、印刷用紙に画像を転写した後に、2次転写ローラ11上のトナーを中間転写ベルトに10転写するバイアスを印加して、印刷用紙Sと画像の長さの差分に応じてクリーニング期間を変えて、2次転写ローラ11をクリーニングする。または、2次転写ローラ11を中間転写ベルト10から離し、中間転写ベルト10上の画像が2次転写ローラ11を通過した後に、再度2次転写ローラ11を中間転写ベルト10に当接させて、2次転写ローラ11上のトナーを中間転写ベルト10に転写するバイアスを印加して、2次転写ローラ11をクリーニングする。このようにして、中間転写ベルト10に戻されたトナーは、中間転写ベルト10のクリーニング機構12により除去される。尚、上述の処理がなされる場合に、通常動作ではすでに次の給紙が開始しているが、「クリーニング動作あり」が設定されている場合にはクリーニング終了あるいは次の画像を形成開始するまで給紙されない。
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置の機能の詳細を説明する。
フルカラープリンタ31の装置本体の内部には、画像形成部と、光書込ユニット39と、給紙カセット32と、定着装置23等が収納されている。画像形成部は、作像ユニットを内蔵した4つのAIOカートリッジ35(K)、36(C)、37(M)、38(Y)と、これらのAIOカートリッジ35〜38の下側に位置する中間転写ベルト10と、2次転写体である2次転写ローラ11等から構成されている。尚、符号におけるY、M、C、Kの添え字は、各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色を意味する。
上記した4つのAIOカートリッジ35〜38は、添え字に対応した各々異なる色のトナー像を形成する。これら4つのAIOカートリッジ35〜38の構造は同じあり、回転自在な像担持体である円筒形の感光体45〜48と、この感光体45〜48の周囲に静電写真プロセスの順に配置された帯電ローラと、現像装置と、クリーニング装置等により構成されている。
4つの感光体45〜48は互いに平行であって、等間隔に配置されている。これらの感光体45〜48は、画像形成動作の際に、モータによって、例えば周速120mm/secで回転駆動される。帯電ローラは感光体45〜48に圧接されており、感光体45〜48に対して従動回転する。帯電ローラは、図示しない高圧電源により、ACおよびDCバイアスが印加されることで、感光体45〜48の表面を一様に帯電させる。
現像装置は、一成分現像を実行する。これらの現像装置は、図示しない高圧電源から供給される所定の現像バイアスによって、感光体45〜48の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する。AIOカートリッジ35〜38内のクリーニング装置では、感光体45〜48表面の転写残トナーのクリーニングを行う。
本実施形態における中間転写体である無端状の中間転写ベルト10は、駆動ローラと支持ローラにより張架されている。中間転写ベルト10は、モータによって回転駆動される。中間転写ベルト10の内側には、1次転写体である4つの1次転写バイアスローラが設けられている。上記4つの1次転写バイアスローラは、中間転写ベルト10を介して各々感光体(Y)、(M)、(C)、(K)45〜48の転写位置に対向配置されている。1次転写バイアスローラは、転写バイアス印加部を構成する1次転写バイアス印加部によって1次転写バイアスが印加され、感光体45〜48表面のトナー画像を中間転写ベルト10表面に転写する。ここで、1次転写バイアス印加部は、高圧電源である。さらに、この中間転写ベルト10をクリーニングするクリーニング機構12が設けられている。
2次転写ローラ11は、中間転写ベルト10を介して支持ローラに対向配置されている。この2次転写ローラ11は、転写バイアス印加部を構成する2次転写バイアス印加部によって2次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト10とで挟持した記録材である印刷用紙Sに、中間転写ベルト10上のトナー画像を転写(2次転写)する。2次転写バイアス印加部は高圧電源である。
光書込ユニット39は、AIOカートリッジ35〜38の上側に配置されている。YMCK各色の画像データに対応するレーザ光を各感光体45〜48の表面に向けて照射し、各感光体45〜48の表面に静電潜像を形成する。本実施形態では光書込ユニット39として、レーザ光源とポリゴンミラー等を用いたレーザスキャン方式のものを示しているが、LEDアレイと結像手段とを組み合わせた方式のものを用いてもよく、限定はしない。
給紙カセット32内には用紙Sが収容保持されている。この用紙Sは、給紙ローラ20により一枚ずつ分離して給紙される。給紙ローラ20により一枚ずつ分離給紙された用紙Sは、レジストローラ22によって、2次転写位置に搬送される。この給紙された用紙Sの副走査長はレジストセンサ25によって計測される。定着装置23は、トナー像が転写された用紙Sに熱と圧力とを加えることにより、そのトナー像を用紙Sに定着する。
接離機構を備えている装置の場合は、中間転写ベルト10上の不要なトナーが2次転写ローラ11に転写されないように、紙詰まり発生時等は、2次転写ローラ11を中間転写ベルト10から離す。しかし、装置コストを押さえるために、接離機構を備えていない場合もある。このような装置では、2次転写ローラ11は、中間転写ベルト10と常に当接状態である。
(画像形成動作)
次に、本実施形態に係るフルカラープリンタ31の画像形成動作について説明する。
本実施形態に係るフルカラープリンタ31における画像形成動作は、画像形成モードに応じた色の感光体45〜48を中間転写ベルト10に当接させた状態で行われる。
まず、光書込ユニット39の半導体レーザから画像データに応じたレーザ光が出射され、このレーザ光が各感光体45〜48の表面に照射されることにより、帯電済みの各感光体45〜48の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像に対して、各現像装置から供給されたトナーが付着し、トナー像として顕像化される。このトナー像は、感光体45〜48と同期して移動する中間転写ベルト10の表面に、1次転写バイアスが印加された各1次転写バイアスローラの転写作用で、順次1次転写される。このように、各感光体45〜48の表面に形成された、異なる色のトナー像が、中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される(1次転写)ことにより、中間転写ベルト10上には、カラートナー像が形成される。尚、単色モードの場合には色は1つとなり、トナー像の重ね合わせはない。
中間転写ベルト10上のトナー像は、給紙カセット32から給紙されて2次転写ローラ11と中間転写ベルト10との間の転写位置に送り込まれた用紙Sに転写(2次転写)される。2次転写は、2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ11の転写作用で実行される。カラートナー像が転写された用紙は、定着装置23で定着処理され、定着処理後に、装置本体に設けられた排紙トレイ33に排紙される。
ここで、感光体45〜48に潜像を生成してから2次転写ローラ11までの距離は、給紙ローラ20から2次転写ローラ11までの距離に比べて非常に長くなっている。このような機構では、作像を開始後、画像に用紙Sを合わせられるタイミングで給紙を開始する。これを画像先行型エンジンという。
上述したような画像先行型エンジンで連続印刷を行う場合、レジストローラ22で用紙Sが待機している状態では、中間転写ベルト10上には次の画像も生成されている。また、転写される用紙Sと画像サイズが不一致の場合は、画像間で2次転写バイアスを切り替えてクリーニングを実施したとしても、タイミングや時間に十分なクリーニングができず、2次転写ローラ11上に不要なトナーが転写される。2次転写ローラ11に不要なトナーが付着すると、以降の転写に用いられる用紙Sの裏面に、2次転写ローラ11が1回転するたびに不要なトナーが付着して、用紙裏汚れを発生させてしまう。
例えば、A4サイズ印刷指示がなされた場合であって、実際の用紙がレターサイズだった場合、A4サイズの副走査長は297mmであるのに対し、レターサイズの副走査長は279.4mm(11インチ)であるため、17.6mmの差がある。この差のエリアに画像が存在する場合は、2次転写ローラ11にトナーが付着してしまう。この場合、画像の端面に、例えば3mmのマスクを設けたとしても回避できない。
逆に、レターサイズ印刷指示がなされた場合であって、実際にA4サイズを通紙した場合、A4サイズ転写紙には汚れが発生しない。しかし、レターサイズの主走査長215.9mm(8.5インチ)に対し、A4サイズの主走査長が210mmであるため、主走査の端面に画像が存在すると、次にレターサイズ用紙に印刷するときに、用紙裏汚れが発生してしまう。
(2次転写ローラのクリーニング)
次に、本実施形態に係る画像形成装置の2次転写ローラ11のクリーニングについて詳細に説明する。
2次転写ローラ11用のクリーニング機構が存在する装置では、上述したような用紙裏汚れの問題は発生しない。しかし、専用のクリーニング機構をもたない装置では、電気的に転写バイアスとは逆電位のバイアスをかけ、2次転写ローラ11上のトナーを中間転写ベルト10側に移して、転写ベルトのクリーニング機構12でクリーニングを行う。このクリーニングに要する時間は、2次転写ローラ11に付着したトナー量により異なる。クリーニング期間は、指示された長さと実際の計測結果の差分に応じて変更される。
例えば、差分が5mm以内の場合はローラ3回転分、10mm以内は5回転分、20mm以内の場合は10回転分、それ以上の場合は20回転分、クリーニング期間を延長するように変更してもよい。また、次画像もクリーニング動作の対象となる場合は、次画像の長さも差分に含め、中間転写ベルト10上のトナーが2次転写ローラ11を通過した後に、上記回転分クリーニング期間を延長するようにしてもよい。一方、2次転写ローラ11に接離機構がある場合は、画像間で一旦中間転写ベルト10から2次転写ローラ11を離す。
更に、用紙の裏汚れを余り気にしないという使用者は、片面印刷時に副走査方向に画像はみ出しが発生した場合も、上記タイミングでクリーニング動作を行わずに、強制的に印刷を継続する動作も設定可能である。この場合は、生産性を低下させずに済む。また、主走査方向に画像はみ出しが発生した場合でも、上記タイミングでクリーニング動作を行わずに、強制的に印刷を継続する動作も設定可能である。この場合も、生産性を低下させずに済む。ただし、次の用紙に裏汚れが発生する場合はクリーニング動作を行う。
(サイズ不一致発生時の動作設定)
図4は、サイズ不一致発生時の動作設定を行う場合に操作部に表示される画面例を示す。以下に、サイズ不一致発生時の動作設定を行う方法例について、図4に示す図を用いて説明する。
図4に示す設定画面から、使用者の選択入力を受け付けることにより、片面印刷時に副走査方向に画像がはみ出していると判断された場合に、1画像毎にクリーニング動作を行って印字品質を優先するか、クリーニング動作を行わずに印字効率を優先するかを設定することができる。また、主走査方向に画像がはみ出していると判断されたときに1画像毎にクリーニング動作を行って印字品質を優先するか、クリーニング動作を行わずに印字効率を優先するかを設定可能である。ここでは、サイズ不一致が発生してもクリーニング動作を行わずに、そのまま印刷を続行する動作を強制印刷とする。
このように、使用者がサイズ不一致発生時の動作設定を行うことができるので、画像形成装置に使用者の意図を反映させた動作を実行させることが可能となる。
図5は、用紙から画像形成領域が副走査方向にはみ出していると判断された場合の動作例を示す。以下に、用紙から画像形成領域が副走査方向にはみ出していると判断された場合の動作例について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、転写に用いられる用紙Sから画像形成領域が副走査方向にはみ出しているか否かをはみ出し長検出手段によりチェックする(ステップS501)。画像が副走査方向にはみ出していない場合(ステップS502/NO)は、通常動作を継続する(ステップS505)。画像が副走査方向にはみ出してしている場合(ステップS502/YES)には、強制印刷が設定されているか否かを判断する(ステップS503)。そして、強制印刷が設定されている場合(ステップS503/YES)は、通常動作を継続する(ステップS505)。上記ステップS503にいおいて、強制印刷が設定されていないと判断された場合(ステップS503/NO)には、1画像を画像形成して用紙Sに転写した後、はみ出し長さに応じた時間だけ2次転写ローラ11のクリーニングを行う(ステップS504)。
上記ステップS504のクリーニング処理が終了すると、次印刷があるか否かを判断する(ステップS506)。次印刷がある場合(ステップS506/YES)は、上記ステップS501の処理に戻り、上記動作を繰り返す。一方、次印刷が無い場合(ステップS506/NO)は、印刷終了動作を実行して(ステップS507)終了する。
尚、上記ステップS507の印刷終了動作の中にも2次転写ローラ11のクリーニング動作が含まれている。また、上述した一連の動作には、片面印刷時は裏汚れが発生しても1画像毎にクリーニング動作を行わない強制印刷設定による動作及びはみ出し長さに応じてクリーニング動作期間を変更する処理も含まれている。
図6は、用紙から画像形成領域が主走査方向にはみ出していると判断された場合の動作例を示す。以下に、用紙から画像形成領域が主走査方向にはみ出していると判断された場合の動作例について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、転写に用いられる用紙Sから画像形成領域が主走査方向にはみ出しているか否かをはみ出し長検出手段によりチェックする(ステップS601)。画像が主走査方向にはみ出していない場合(ステップS602/NO)は、通常動作を継続する(ステップS606)。画像が主走査方向にはみ出してしている場合(ステップS602/YES)には、次の転写に用いられる用紙Sに裏汚れが発生するか否かを判断する(ステップS603)。次の用紙Sに裏汚れが発生しないと判断された場合(ステップS603/NO)は、強制印刷が設定されているか否かを判断する(ステップS604)。そして、強制印刷が設定されている場合(ステップS604/YES)は、通常動作を継続する(ステップS606)。上記ステップS604にいおいて、強制印刷が設定されていないと判断された場合(ステップS604/NO)には、1画像を画像形成して用紙Sに転写した後、はみ出し長さに応じた時間だけ2次転写ローラ11のクリーニングを行う(ステップS605)。
上記ステップS603において、次の用紙に裏汚れが発生すると判断された場合(ステップS603/NO)には、上記ステップS605の処理、すなわち、1画像を画像形成して用紙Sに転写した後、はみ出し長さに応じた時間だけ2次転写ローラ11のクリーニングを行う処理に移行する。
上記ステップS605のクリーニング処理が終了すると、次印刷があるか否かを判断する(ステップS607)。次印刷がある場合(ステップS607/YES)は、上記ステップS601の処理に戻り、上記動作を繰り返す。一方、次印刷が無い場合(ステップS607/NO)は、印刷終了動作を実行して(ステップS608)終了する。
尚、上記ステップS608の印刷終了動作の中にも2次転写ローラ11のクリーニング動作が含まれている。また、上述した一連の動作には、片面印刷時は裏汚れが発生しても1画像毎にクリーニング動作を行わない強制印刷設定による動作、はみ出し長さに応じてクリーニング動作期間を変更する処理及び次用紙に裏汚れが発生する場合にクリーニング動作を必ず行う処理も含まれている。
本実施形態により、転写に用いられる用紙サイズと画像サイズとが異なっている場合でも記録材である用紙に裏汚れが発生しないので、良好な画像を印刷することが可能となる。また、用紙の長さと画像の長さと画像の用紙への転写位置とに基づいて、用紙の領域外にはみ出した画像領域のはみ出し長を検出するため、より正確なはみ出し長を検出することが可能となる。これにより、用紙の裏汚れを確実に防ぐことが可能となる。
尚、本実施形態では、用紙の領域外にはみ出した画像領域のはみ出し長の長さでトナー量を類推してクリーニング期間を変更しているが、画像のドット数からトナー量を類推する方法も適用することが可能であり、特に限定はしない。また、クリーニング期間の変更は、時間の変更や回転速度の変更のより行うことができるが、これに限定されるものではない。また、クリーニング効率を向上するために、2次転写バイアスの印加方法を変更してもよい。
尚、各図のフローチャートに示す処理を、CPU1が実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
以上好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるということは言うまでもない。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の概略例を示す概念図である。 本実施形態に係る画像形成装置の概略構成例を示す側面図である。 サイズ不一致発生時の動作設定を行う場合に表示される画面例を示す図である。 用紙から画像形成領域が副走査方向にはみ出していると判断された場合の動作例を示すフローチャートである。 用紙から画像形成領域が主走査方向にはみ出していると判断された場合の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 書き込み制御部
2a プロッタ
3 画像処理部
3a スキャナ
4 I/O制御部
4a センサ
4b ドライバ
5 モデム
5a NCU
6 ネットワーク部
6a PC
7 操作部
8 画像データ記憶部
10 転写ベルト
11 2次転写ローラ
12 クリーニング機構
20 給紙ローラ
21 一枚差し給紙
22 レジストローラ
23 定着装置
24 排紙ローラ
25 レジストセンサ
26 排紙センサ
27 両面センサ
31 フルカラープリンタ
32 給紙カセット
33 排紙トレイ
35 AIOカートリッジ(K)
36 AIOカートリッジ(C)
37 AIOカートリッジ(M)
38 AIOカートリッジ(Y)
39 光書込ユニット
40 ポリゴンミラー
41 廃トナーボックス
42 TMセンサ
45 感光体(K)
46 感光体(C)
47 感光体(M)
48 感光体(Y)
S 印刷用紙

Claims (19)

  1. 表面に画像の静電潜像が形成される少なくとも1以上の像担持手段と、
    画像形成モードに基づいて前記像担持手段を選択し、前記像担持手段の表面に形成された前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記トナー像を被転写手段表面に転写する1次転写手段と、
    前記被転写手段表面のトナー像を転写材に転写する2次転写手段と、
    前記転写材の長さと前記画像の長さと前記画像の前記転写材への転写位置とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像領域のはみ出し長を検出するはみ出し長検出手段と、
    前記はみ出し長検出手段により検出された画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合に、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするように制御するクリーニング制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング制御手段は、前記はみ出し長の長さに基づいてクリーニング期間を変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 片面印刷の場合であって、前記はみ出し長検出手段により検出された画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合に、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするか否かの選択入力を受付ける操作手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記はみ出し長検出手段は、前記転写材の副走査長と前記画像の副走査長と前記画像の前記転写材への転写位置とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像の副走査方向領域のはみ出し長を検出することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記はみ出し長検出手段は、前記転写材の主走査長と前記画像の主走査長とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像の主走査方向領域のはみ出し長を検出することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記クリーニング制御手段は、前記はみ出し長検出手段により検出された画像の主走査方向領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長く、前記転写材の主走査長が次に前記2次転写手段により転写される転写材の主走査長よりも短い場合は、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするように制御することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 少なくとも1以上の像担持手段に画像の静電潜像を形成する像担持ステップと、
    画像形成モードに基づいて像担持手段を選択し、像担持ステップで形成された前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像ステップと、
    前記トナー像を被転写手段表面に転写する1次転写ステップと、
    2次転写手段を用いてトナー像を転写材に転写する2次転写ステップと、
    前記転写材の長さと前記画像の長さと前記画像の前記転写材への転写位置とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像領域のはみ出し長を検出するはみ出し長検出ステップと、
    前記はみ出し長検出ステップにより検出された画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合は、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするように制御するクリーニング制御ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記クリーニング制御ステップは、前記はみ出し長の長さに基づいてクリーニング期間を変更することを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
  9. 片面印刷の場合であって、前記はみ出し長検出ステップにより検出された画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合に、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするか否かの選択入力を受付ける操作ステップをさらに有することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成方法。
  10. 前記はみ出し長検出ステップは、前記転写材の副走査長と前記画像の副走査長と前記画像の前記転写材への転写位置とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像の副走査方向領域のはみ出し長を検出することを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載の画像形成方法。
  11. 前記はみ出し長検出ステップは、前記転写材の主走査長と前記画像の主走査長とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像の主走査方向領域のはみ出し長を検出することを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の画像形成方法。
  12. 前記クリーニング制御ステップは、前記はみ出し長検出ステップにより検出された画像の主走査方向領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長く、前記転写材の主走査長が次に前記2次転写ステップで転写される転写材の主走査長よりも短い場合は、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするように制御することを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  13. 少なくとも1以上の像担持手段に画像の静電潜像を形成する処理と、
    画像形成モードに基づいて像担持手段を選択し、前記静電潜像を現像してトナー像を形成する処理と、
    前記トナー像を被転写手段表面に転写する処理と、
    2次転写手段を用いてトナー像を転写材に転写する処理と、
    前記転写材の長さと前記画像の長さと前記画像の前記転写材への転写位置とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像領域のはみ出し長を検出する処理と、
    前記画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合は、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするように制御する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 前記制御する処理は、前記はみ出し長の長さに基づいてクリーニング期間を変更することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. 片面印刷の場合であって、前記画像領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長い場合に、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするか否かの選択入力を受付ける処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13又は14に記載のプログラム。
  16. 前記制御する処理は、前記転写材の副走査長と前記画像の副走査長と前記画像の前記転写材への転写位置とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像の副走査方向領域のはみ出し長を検出することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13から15の何れか1項に記載のプログラム。
  17. 前記制御する処理は、前記転写材の主走査長と前記画像の主走査長とに基づいて、前記転写材の領域外にはみ出した前記画像の主走査方向領域のはみ出し長を検出することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13から16の何れか1項に記載のプログラム。
  18. 前記制御する処理は、前記画像の主走査方向領域のはみ出し長が所定のはみ出し長よりも長く、前記転写材の主走査長が次に前記転写材に転写する処理で転写される転写材の主走査長よりも短い場合は、前記2次転写手段の表面のトナーを前記被転写手段に転写し、前記2次転写手段をクリーニングするように制御することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項17記載のプログラム。
  19. 請求項13から18の何れか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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