JP2010145212A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動子を備えた半導体装置において、振動子のキャップ側と支持基板側とのダンピングの効果を均一にすることにより振動子の不要振動を低減する。
【解決手段】キャップ部20は、第2シリコン層12の面方向に振動子16が移動する領域に対向する位置にダミーパターン26を備えている。これによると、振動子16とダミーパターン26との間の間隔が、第2シリコン層12と振動子16との間の一定の間隔と同じになるので、振動子16のキャップ部20側の封止媒体41によるダンピング効果と第2シリコン層12側の封止媒体41によるダンピング効果とを均一にすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ICやLSIの集積回路、振動子を備えた半導体力学量センサ(加速度センサ、角速度センサ(ジャイロセンサ)等)やMEMS発振器をキャップにて保護した半導体装置に関するものであり、特に、加速度センサや角速度センサ(ジャイロセンサ)に適用すると好適である。
従来より、振動子が形成されたシリコン層を支持基板とキャップとで挟み込んだセンサが、例えば特許文献1で提案されている。このシリコン層には、振動子を一周して取り囲んだフレームが形成されており、このフレームが支持基板とキャップとで挟まれることで、支持基板とキャップとフレームとによって構成された空間が気密になっている。そして、この空間内に振動子が封止されている。
特開平9−129898号公報
しかしながら、上記従来の技術では、上記の空間内においてその空間内に空気が封入されている場合、振動子と支持基板との間の間隔よりも振動子とキャップとの間の間隔が広いため、振動子がキャップ側に動いたときに、振動子とキャップとの間の空気が他の場所に逃げやすくなってしまう。このため、振動子と支持基板との間の間隔におけるダンピングの効果よりも、振動子とキャップとの間の間隔におけるダンピングの効果は小さくなるので、振動子はキャップ側に変位しやすくなってしまう。したがって、振動子においてキャップ側と支持基板側とでダンピングの効果が不均一になることから、キャップ側に振動しやすくなる不要振動が発生してしまう。
本発明は、上記点に鑑み、振動子のキャップ側と支持基板側とのダンピングの効果を均一にすることにより振動子の不要振動を低減できる構造を備えた半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、キャップ部(20)は、支持基板(12)の面方向に振動子(16)が可動な領域に対向する位置にダミーパターン(26)を備え、振動子(16)とダミーパターン(26)との間の間隔が、支持基板(12)と振動子(16)との間の一定の間隔と同じになっていることを特徴とする。
これによると、支持基板(12)と振動子(16)との間の間隔と、振動子(16)とダミーパターン(26)との間の間隔が等しくなるので、振動子(16)のキャップ部(20)側の封止媒体(41)によるダンピング効果と支持基板(12)側の封止媒体(41)によるダンピング効果とを均一にすることができる。したがって、振動子(16)が支持基板(12)側よりもキャップ部(20)側に偏って振動してしまうことはないので、振動子(16)の不要振動を低減することができる。
請求項2に記載の発明では、封止空間(40)は、振動子(16)が配置された振動子空間(42)を有し、キャップ部(20)は、振動子空間(42)を形成する領域全体にダミーパターン(26)を備えていることを特徴とする。
これによると、キャップ部(20)のうちセンサ部(10)と対向する領域に選択的にダミーパターン(26)を設ける必要がないので、ダミーパターン(26)の構造を簡略化することができる。
請求項3に記載の発明では、センサ構造体は、支持基板(12)に対して振動子(16)を支持するアンカー部(15a)を有し、ダミーパターン(26)は、金属層(23)を含んでおり、該金属層(23)はアンカー部(15a)に接続されてアンカー部(15a)と同電位になっていることを特徴とする。
これによると、金属層(23)と振動子(16)との間に電位差が発生せず、それらの間に不要な静電引力が作用するのを防止できる。
請求項4に記載の発明では、アンカー部(15a)は、該アンカー部(15a)を貫通して支持基板(12)に達する貫通電極(15c)を有し、金属層(23)はアンカー部(15a)の貫通電極(15c)に接続されて支持基板(12)と同電位になっていることを特徴とする。
これによると、貫通電極(15c)を介して金属層(23)を支持基板(12)と同電位にすることができるので、振動子(16)と金属層(23)との間の静電引力と振動子(16)と支持基板(12)との間の静電引力の発生を防止できる。また、金属層(23)と支持基板(12)とによって封止空間(40)を電気的にシールドすることもできる。
請求項5に記載の発明では、振動子(16)は、センサ部(10)とキャップ部(20)との積層方向に振動子(16)を貫通したエッチングホール(16d)を有し、センサ部(10)は、支持基板(12)の上において、振動子(16)が支持基板(12)に投影された領域のうちエッチングホール(16d)が投影された領域とは異なる領域に突起部(13a)を有し、ダミーパターン(26)は、支持基板(12)の上の突起部(13a)に対応する位置にダミー突起(26a)を有していることを特徴とする。
これによると、振動子(16)の支持基板(12)側の空間と、キャップ部(20)側の空間との対称性が向上するので、ダンピングの不均一性を無くすことができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。以下で示される半導体装置としての半導体力学量センサは、振動子を有する加速度センサであり、例えば車両の加速度の検出に用いられるものである。
図1は、本実施形態に係る半導体装置の平面図である。また、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。このうち、図1(a)は、センサ部10をメインとした平面図であり、キャップ部20に係る部分を破線や点線で示してある。また、図1(b)はキャップ部20の一部をメインとした平面図であり、センサ部10に係る部分を破線や点線で示してある。以下、図1〜図3を参照して半導体装置の構造を説明する。
半導体装置は、図2に示されるように、板状のセンサ部10と板状のキャップ部20とが、互いに張り合わされて構成されている。
まず、センサ部10について説明する。センサ部10は、加速度等の物理量を検出するセンシング部が設けられたものである。このセンサ部10は、図2および図3に示されるように、第1シリコン層11と第2シリコン層12とで絶縁層13が挟みこまれて構成されるSOI基板によって構成されている。SOI基板のうち、第1シリコン層11の上には配線層14が形成されている。
各シリコン層11、12として、例えばN型の単結晶シリコンが採用される。また、絶縁層13として例えばSiOが採用され、配線層14として例えばAlの金属層やポリシリコン等が採用される。
センシング部は、SOI基板のうちの第1シリコン層11および配線層14がパターニングされて形成されている。具体的には、第1シリコン層11には、図1(a)に示されるように、アンカー部15a、15b、振動子16、固定電極部17、18、接続部19a、および周辺部19bが形成されている。これらは、MEMS技術により形成されたものである。
アンカー部15a、15bは、第2シリコン層12に対して振動子16を浮かせて支持するためのものである。各アンカー部15a、15bはブロック状をなしており、絶縁層13の上に2個所設けられている。これら2つのアンカー部15a、15bに振動子16が接続されている。
また、図2および図3に示されるように、アンカー部15aは、該アンカー部15aを貫通して第2シリコン層12に達する貫通電極15cを有している。具体的には、アンカー部15aを構成する配線層14、第1シリコン層11、および絶縁層13にこれらを貫通した孔部15dが形成され、該孔部15dにAl等の金属が埋め込まれたことにより、貫通電極15cが形成されている。
振動子16は、半導体装置が外部から受けた加速度に応じて第1シリコン層11の平面方向に振動するものである。このような振動子16は、図1(a)に示されるように、錘部16aと可動電極16bと梁部16cとを備えている。
錘部16aは、半導体装置に加速度が印加されたときに各アンカー部15a、15bに対して可動電極16bを第2シリコン層12の面方向に移動させる錘として機能するものであり、四角形状をなしている。また、可動電極16bは、錘部16aの長手方向に対して垂直方向に延設され、複数本が設けられることで櫛歯状に配置されている。これら錘部16aおよび可動電極16bには、複数のエッチングホール16dがそれぞれ形成されている。このエッチングホール16dは、振動子16と第2シリコン層12との間の絶縁層13を除去する際のエッチング媒体の導入孔として用いられる。また、本実施形態では、各可動電極16bと第2シリコン層12との間の絶縁層13は完全に取り除かれている。
梁部16cは、各アンカー部15a、15bと錘部16aとを連結するものであり、バネ性を有するものである。この梁部16cにより、錘部16aが各アンカー部15a、15bに一体に連結されて支持されている。したがって、振動子16は、図2に示されるように、第2シリコン層12の上に一定の間隔で浮遊した状態になっている。すなわち、「一定の間隔」とは、振動子16と第2シリコン層12との間の間隔であり、絶縁層13の厚みに相当する。また、錘部16aの長手方向が該錘部16aつまり振動子16の可動方向となる。
各固定電極部17、18は、振動子16の可動電極16bとの間に容量を形成するためのものである。図1(a)に示されるように、各固定電極部17、18は振動子16を構成する錘部16aの長辺と対向する位置にそれぞれ配置されている。
また、各固定電極部17、18は固定電極17a、18aと固定部17b、18bとをそれぞれ備えている。各固定電極17a、18aは各可動電極16bの隙間にかみ合うように櫛歯状に複数本配列された断面矩形の梁である。したがって、各可動電極16bと各固定電極部17、18とが櫛歯状に配置された櫛歯電極、すなわちコンデンサがそれぞれ構成されている。
さらに、各固定電極17a、18aと第2シリコン層12との間の絶縁層13は完全に取り除かれており、各固定電極17a、18aは第2シリコン層12に対して浮いた状態になっている。また、各固定電極17a、18aには、複数のエッチングホール17c、18cがそれぞれ形成されている。このエッチングホール17c、18cは、エッチングホール16dと同様に、各固定電極17a、18aと第2シリコン層12との間の絶縁層13を除去する際のエッチング媒体の導入孔として用いられる。
各固定部17b、18bは、各固定電極17a、18aに接続されると共に、各固定電極17a、18aと外部とを電気的に接続する部位である。各固定部17b、18bは絶縁層13の上に固定されており、第2シリコン層12に対して各固定電極17a、18aを支持している。
以下では、上記の各アンカー部15a、15b、振動子16、固定電極部17、18によって構成された構造をセンサ構造体という。
また、接続部19aは、半導体装置と外部とを電気的に接続するための端子として機能する部分である。図2に示されるように、第1シリコン層11の上に配線層14が設けられているため、該配線層14にワイヤ30が接続されることにより半導体装置と外部とが電気的に接続されるようになっている。
周辺部19bは、キャップ部20に接合される部位であり、上記センサ構造体を一周して囲むように形成されている。また、周辺部19bは、各接続部19aを一周して囲むように形成されている。
次に、キャップ部20について説明する。キャップ部20は、上記センサ構造体への水や異物の混入などを防止するものである。また、キャップ部20は、センサ部10との間に密閉した空間を形成する役割も果たす。
このようなキャップ部20は、図2および図3に示されるように、シリコン基板21と、第1絶縁膜22と、第1配線層23と、第2絶縁膜24と、第2配線層25とを備えて構成されている。
第1絶縁膜22は、シリコン基板21においてセンサ部10と対向する一面全体に形成されている。この第1絶縁膜22は第1配線層23とシリコン基板21とを絶縁するためのものである。
第1配線層23は、第1絶縁膜22の上に形成されたものである。この第1配線層23は、図1(b)に示されるように、第1配線23aと、第2配線23bと、第3配線23cとにパターニングされている。
第1配線23aは、接続部19aと一方のアンカー部15aとを接続するようにパターニングされている。第2配線23bは、一方の梁部16cから他方の梁部16cまでの範囲および一方の可動電極16bの先端から他方の可動電極16bの先端までの範囲の全体を覆うように四角形状にパターニングされている。この第2配線23bは第1配線23aに接続されている。
また、第3配線23cは、固定部17b、18bと接続部19aとを接続するようにパターニングされている。
この第1配線層23の上には、図2に示されるように、第1配線層23を覆うように第2絶縁膜24が形成されている。そして、第2絶縁膜24には、該第2絶縁膜24から第1配線層23を露出させるための開口部24aがそれぞれ設けられている。各開口部24aは、図1(a)に示されるように、第2絶縁膜24のうちアンカー部15aに対応する位置、各固定部17b、18bに対応する位置、各接続部19aに対応する位置にそれぞれ形成されている。
そして、図2および図3に示されるように、開口部24aが設けられた第2絶縁膜24の上に第2配線層25がパターニングされて設けられている。すなわち、第2配線層25は、センサ部10の各固定部17b、18bやアンカー部15aにそれぞれ接合される配線部25aと、センサ部10の周辺部19bに接合される気密封止部25bとにより構成される。この気密封止部25bは、センサ構造体を一周して囲むようにレイアウトされている。また、気密封止部25bは第1配線23aを横切るようにレイアウトされている。つまり、気密封止部25bを構成する第2配線層25が第1配線層23とは異なる階層に形成されているので、気密封止部25bが第1配線23aをまたぐようにレイアウトすることが可能になっている。
また、図2に示されるように、第1配線23aに接続された配線部25aはアンカー部15aに接続されており、該アンカー部15aと同電位になっている。この電気的な配線により、第1配線層23と振動子16との電位差が無いようにすることができる。すなわち、第1配線層23が電気的に浮遊した状態を回避でき、第1配線層23と振動子16との間の静電引力の発生を防止できる。
さらに、上述のように、アンカー部15aには貫通電極15cが設けられており、該貫通電極15cは配線部25aに接続されている。したがって、第1配線層23は、第2配線層25の配線部25aを介してアンカー部15aの貫通電極15cに接続されて第2シリコン層12と同電位になっている。
これによると、配線部25aおよび貫通電極15cを介して第1配線層23を第2シリコン層12と同電位にすることができるので、振動子16と第1配線層23との間の静電引力と振動子16と第2シリコン層12との間の静電引力の発生を防止し振動子16の不要な変位を無くすことができる。また、第1配線層23と第2シリコン層12とによって封止空間40を電気的にシールドすることもできる。これは、第1配線層23の第1配線23aが接続部19aに接続され、ワイヤ30を介してGND等の十分に電気的ドレイン能力のある部分に接続されることで可能となる。
上記第1絶縁膜22および第2絶縁膜24として例えばSiOやSi等の絶縁体が採用される。また、第1配線層23および第2配線層25として例えばAlやポリシリコン等の導体が採用される。この第1絶縁膜22と第2絶縁膜24とは同じ材料であってもよいし、また異なった材料でもよい。これは、第1配線層23と第2配線層25との関係についても同じである。
そして、キャップ部20の第2配線層25の気密封止部25bが、例えば直接接合の方法によってセンサ部10の周辺部19bに強固に接合されている。これにより、センサ部10の第2シリコン層12、絶縁層13、周辺部19b、キャップ部20の第2配線層25、第2配線層25のうちの気密封止部25b、第2絶縁膜24、第1絶縁膜22がセンサ構造体を密閉した形態となる。つまり、センサ部10とキャップ部20とによって封止された空間が封止空間40とされ、該封止空間40にセンサ構造体が封止された状態になっている。
また、封止空間40には、封止媒体41が封入されている。封止媒体41は、振動子16がセンサ部10とキャップ部20との積層方向に振動したときに振動子16のクッションとなって振動子16にダンピング効果を与えるためのものである。このような封止媒体41として、気体や液体が用いられる。気体としては、空気やNの他、HeやAr等の不活性ガスが用いられる。本実施形態では、Nが封入されている。
上記の封止空間40の気圧は、例えば1気圧になっている。もちろん、1気圧に限らず、1気圧よりも高い気圧でも構わない。高い気圧の場合、高いダンピング効果を得ることができる。一方、封止空間40が減圧されて1気圧よりも低い気圧になっていても構わない。この場合、真空ではない気圧、例えば0.1気圧程度の気圧でも封止空間40に封止媒体41が封入されていれば良い。
そして、封止空間40全体のうち、振動子16が配置された空間が振動子空間42となる。具体的には、振動子16が移動可能な範囲、本実施形態では一方の梁部16cから他方の梁部16cまでの範囲および一方の可動電極16bの先端から他方の可動電極16bの先端までの範囲を全体的に含んだ空間が振動子空間42に相当する。
上記構成を有する半導体装置において、図2に示されるように、キャップ部20は、該キャップ部20のうち振動子空間42を形成する領域全体にダミーパターン26を備えている。このダミーパターン26は、振動子空間42をキャップ部20に投影した領域全体に形成された第1絶縁膜22、第1配線層23の第2配線23b、および第2絶縁膜24によって構成されている。
また、ダミーパターン26は、振動子16とダミーパターン26との間の間隔が、振動子16と第2シリコン層12との間の一定の間隔と同じになるように形成されている。上述のように、キャップ部20において第2絶縁膜24の上に形成された第2配線層25がセンサ部10の配線層14に接合されるので、センサ部10の振動子16とキャップ部20との間の間隔は、第2配線層25の厚さで決まる。したがって、第2配線層25の厚さが該一定の間隔と同じ、つまり絶縁層13と同じになるように第2配線層25が形成されている。
これにより、振動子16とダミーパターン26との間の間隔が上記の一定の間隔と同じになっている。すなわち、振動子16と第2絶縁膜24との間の間隔が、振動子16と第2シリコン層12との間の間隔と同じになっている。以上が、本実施形態に係る半導体装置の全体構成である。
次に、上記半導体装置の製造方法について説明する。まず、第2シリコン層12としての単結晶シリコンウェハを支持基台とし、該支持基台上に絶縁層13としてSiO膜を形成する。さらに、SiO膜の上に第1シリコン層11としてのシリコン層をウェハ接合法にて接合することでSOI基板を用意する。
また、SOI基板のうち第1シリコン層11の上に全面に例えばCVD法により配線層14としてAl層を形成する。そして、SOI基板のうちアンカー部15aとなる部分の配線層14、第1シリコン層11、および絶縁層13を貫通する孔部15dを形成すると共に、該孔部15dにAl等の金属を埋め込むことで貫通電極15cを形成する。
続いて、フォトリソグラフィ・エッチング工程により、配線層14および第1シリコン層11にトレンチを形成することで、各アンカー部15a、15b、振動子16、各固定電極部17、18、接続部19a、および周辺部19bを形成する。この場合、第1シリコン層11のうち振動子16となる部分および各固定電極17a、18aとなる部分と第2シリコン層12との間の絶縁層13をHF(フッ化水素)の気相または液相のエッチング液で完全に除去する。これにより、振動子16および各固定電極17a、18aを第2シリコン層12から浮かせる。以上により、半導体装置のうちセンサ部10が完成する。
次に、いわゆるシリコンウェハである単結晶シリコン基板21を用意し、該シリコン基板21の上にLPCVD法またはプラズマCVD法で第1絶縁膜22としてSi膜を形成する。この後、第1絶縁膜22の上に第1配線層23としてのAl層を形成し、フォトリソグラフィ・エッチング工程により該Al層をパターニングして第1配線23a、第2配線23b、および第3配線23cを形成する。
続いて、第1配線層23および第1絶縁膜22の上に第2絶縁膜24としてSiO膜を形成し、該第2絶縁膜24の表面をCMP法で平坦化する。また、第2絶縁膜24をパターニングすることで、第2絶縁膜24のうちセンサ部10のアンカー部15a、各固定部17b、18b、および接続部19aと対向する部分に第1配線層23が露出する開口部24aをそれぞれ形成する。
そして、各開口部24aを埋めるように第2絶縁膜24の上に第2配線層25としてAl層を形成してパターニングする。これにより、配線部25aおよび気密封止部25bを形成する。各配線部25aは各開口部24aを介して第1配線層23と電気的に接続される。また、シリコン基板21の一面からの配線部25aと気密封止部25bとの高さが同一になると共に、第2配線層25の厚さがセンサ部10の絶縁層13と同じ厚さになるように第2配線層25を平坦化する。以上により、半導体装置のうちキャップ部20が完成する。
次に、センサ部10の配線層14とキャップ部20の第2配線層25と向かい合わせ、いわゆる直接接合の方法により両者を接合する。これにより、センサ部10の周辺部19bとキャップ部20の気密封止部25bとを接合し、センサ構造体を気密封止した封止空間40を形成する。また、センサ部10のアンカー部15a、各固定部17b、18b、および接続部19aとキャップ部20の各配線部25aとをそれぞれ接合する。これにより、振動子16、各固定部17b、18bと接続部19aとをそれぞれ電気的に接続する。
上述のように、センサ部10およびキャップ部20をウェハレベルで形成して各々のウェハを張り合わせている。したがって、接合後のウェハをダイシングカットすることにより、個々の半導体力装置を得ることができる。この後、半導体装置を図示しない回路基板等に実装し、図2に示されるように接続部19aと図示しない電気回路とをワイヤ30で接続することで、センサ構造体に生じる物理量に応じた電気信号を半導体装置の外部に出力する構造が得られる。こうして、半導体装置が完成する。
続いて、半導体装置における加速度の検出方法について説明する。半導体装置が外部から加速度を受けると、振動子16の梁部16cがたわみ、位置が固定された各固定電極17a、18aに対して、錘部16aが該錘部16aの長手方向、かつ、第2シリコン層12の面方向に移動する。このため、各可動電極16bと各固定電極17a、18aとの間の距離が変化するので、各可動電極16bと各固定電極17a、18aとで構成されるコンデンサの容量値が変化する。この容量値の変化を検出することで半導体装置が外部から受けた加速度が得られるようになっている。
ここで、上記の封止構造では、図2に示されるように、振動子16はセンサ部10の第2シリコン層12とキャップ部20の第2絶縁膜24とにより挟まれた構造となっている。上述のように、この振動子16の変位を期待する方向が第2シリコン層12に対して平行(つまり、錘部16aの長手方向)の方向であるとすると、振動子16が第2シリコン層12側や第2絶縁膜24側に変位することは好ましくない。特に、振動子16と第2シリコン層12との間の間隔と、振動子16と第2絶縁膜24との間の間隔との各間隔が異なる場合、間隔が大きい方が空気の逃げ道が大きくなるので封止媒体41によるダンピング効果が小さくなり、該間隔が大きい方に振動子16が変位しやすくなってしまう。これが、振動子16の不要な振動になってしまう。
しかしながら、本実施形態では、キャップ部20のうち振動子空間42を構成する場所にダミーパターン26が配置されている。このダミーパターン26によって、振動子16と第2シリコン層12との間の間隔と、振動子16と第2絶縁膜24との間の間隔とが等しなっているので、振動子16の第2シリコン層12側と第2絶縁膜24側との各空気の逃げ道が同じになる。したがって、振動子16におけるキャップ部20側の封止媒体41によるダンピング効果と第2シリコン層12側の封止媒体41ダンピング効果とが均一になり、振動子16が第2シリコン層12側もしくは第2絶縁膜24側に振動しやすくなるような不要な振動を起こすことはない。
なお、本実施形態では、封止媒体41として気体を採用している。気体によるエアダンピングは強い衝撃に対して緩衝材(クッション)となって振動子16を不用意な破損から守るという機能がある。このため、封止空間40に封止媒体41として気体を封入することで、外部から半導体装置が受けた衝撃から振動子16を保護できるというメリットもある。
以上説明したように、本実施形態では、キャップ部20にダミーパターン26を設けることにより、振動子16とダミーパターン26との間の間隔と、振動子16と第2シリコン層12との間の間隔を同じにしていることが特徴となっている。
これにより、第2シリコン層12と振動子16との間の空気の逃げ道と、振動子16とダミーパターン26との間の空気の逃げ道が同じになるので、振動子16におけるキャップ部20側のダンピング効果と第2シリコン層12側のダンピング効果とを均一にすることができる。したがって、上記の逃げ道の大きさの違いによって逃げ道が大きい方に振動子16が振動しやすくなることを抑制でき、ひいては振動子16の不要振動を低減することができる。
また、ダミーパターン26を封止空間40の振動子空間42全体に設けているので、キャップ部20のうちセンサ部10の振動子16の可動領域と対向する領域に選択的にダミーパターン26を設ける必要がない。このため、ダミーパターン26のレイアウト構造を簡略化することができる。
さらに、ダミーパターン26を構成する第2配線23bを配線部25aおよび貫通電極15cを介して第2シリコン層12と同電位にしているので、第2配線23bがフローティング状態となることを回避でき、第2配線23bに蓄積されたであろう電荷によって振動子16が影響を受けることを回避できる。特に、本実施形態では、振動子16は第2配線23bと第2シリコン層12とで覆われた構造になっているため、振動子16を電気的にシールドする効果を得ることもできる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、アンカー部15a、15b、振動子16、および固定電極部17、18をまとめたものが特許請求の範囲のセンサ構造体に対応する。また、第2シリコン層12が特許請求の範囲の支持基板に対応し、第1配線層23が特許請求の範囲の金属層に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記第1実施形態では、各可動電極16bや各固定電極17a、18aと第2シリコン層12との間の絶縁層13は完全に取り除かれた構造が示されているが、この絶縁層13が完全に除去されずに突起部として残る場合がある。本実施形態では、ダミーパターン26の上に該突起部に対応した場所に突起部と同じ形状のダミー突起を設けることが特徴となっている。
図4は、振動子16の可動電極16bの一部を拡大した平面図である。また、図5は、図4のC−C断面図である。図4に示されるように、振動子16の可動電極16bには、センサ部10とキャップ部20との積層方向に振動子16を貫通したエッチングホール16dが形成されている。
また、このエッチングホール16dや各固定電極17a、18aとの間の隙間にエッチング媒体を侵入させることにより、絶縁層13に対して等方性エッチングを施すこととなる。しかしながら、図4に示されるように、エッチングホール16dや可動電極16bの側面からもっとも遠い場所に位置する絶縁層13にエッチング媒体が届かない領域が存在すると、この領域に突起状の突起部13aが残される。すなわち、この突起部13aは第2シリコン層12の上において、振動子16が第2シリコン層12に投影された領域のうちエッチングホール16dが投影された領域とは異なる領域に配置されている。
そこで、本実施形態では、図5に示されるように、ダミーパターン26の表面つまり第2絶縁膜24の上において、第2シリコン層12の上の突起部13aに対応する位置にダミー突起26aが設けられている。このダミー突起26aは、第2絶縁膜24の上に絶縁層を形成してパターニングすることにより得られる。
以上のように、第2シリコン層12上の突起部13aに対応させてダミーパターン26の上にダミー突起26aを設けることにより、振動子16の第2シリコン層12側の空間と、キャップ部20側の空間との対称性が向上する。このため、振動子16の第2シリコン層12側のダンピングと第2絶縁膜24側のダンピングとに差が生じないようにすることができ、振動子16のダンピングが乱れないようにすることができる。
上記では、可動電極16bと第2シリコン層12との間の突起部13aについて説明したが、振動子16の錘部16aと第2シリコン層12との間や各固定電極17a、18aと第2シリコン層12との間に設けられた突起部13aについても同様に突起部13aに対するダミー突起26aを設けることとなる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記各実施形態では、半導体装置として加速度を検出するセンサを例に説明したが、角速度を検出するジャイロセンサについても同様にダミーパターン26やダミー突起26aを適用することができる。
図6は、本実施形態に係る半導体装置の平面図である。図6(a)は、センサ部10をメインとした平面図であり、キャップ部20に係る部分を破線で示してある。また、図6(b)はキャップ部20の一部をメインとした平面図であり、センサ部10に係る部分を破線で示してある。なお、図6に示されるA−A断面は図2に示された断面図と同じである。また、図6に示されるB−B断面は図3に示された断面図のうち貫通電極15cが設けられたアンカー部15aの断面と同じである。
図6(a)に示されるように、センサ部10にはジャイロセンサが形成されている。なお、本実施形態に係るジャイロセンサもSOI基板の第1シリコン層11に形成されている。
具体的には、上記実施形態と同様に、第1シリコン層11には、アンカー部15a、15b、振動子16、固定電極部17、18、接続部19a、および周辺部19bが形成されている。このうち振動子16については、略矩形状の駆動用振動部16eと、該駆動用振動部16eを取り囲む矩形枠状の検出用振動部16fと、駆動用振動部16eおよび検出用振動部16fを連結する複数個(図示例では4個)の駆動用梁部16gとを備えて構成されている。このような構成の振動子16が梁部16cを介してアンカー部15a、15bに支持されている。また、検出用振動部16fの外周部に複数の可動電極16bが形成されている。
さらに、振動子16を挟むように、各固定電極部17、18が配置されている。そして、各固定電極部17、18の各固定部17b、18bから検出用振動部16f側に固定電極17a、18aが延設されている。これにより、各可動電極16bと各固定電極17a、18aとが対向配置され、コンデンサが構成されている。
一方、キャップ部20には、上記実施形態と同様に、シリコン基板21と、第1絶縁膜22と、第1配線層23と、第2絶縁膜24と、第2配線層25とが備えられている。このうち、図6(b)に示されるように、第1配線層23は、第1配線23aと、第2配線23bとを備えている。また、第2配線23bは、振動子16全体を覆うように四角形状にレイアウトされている。
そして、第2配線23bの上に第2絶縁膜24が形成されることで、第1絶縁膜22、第1配線層23の第2配線23b、および第2絶縁膜24によってダミーパターン26が構成されている。本実施形態においても、ダミーパターン26はキャップ部20のうち振動子空間42を形成する領域全体に設けられている。
また、第1配線層23が露出するように第2絶縁膜24に設けられた開口部24aを介して配線部25aが接続されており、該配線部25aが接続部19aに接続されている。
以上のように、センサ部10にセンシング部としてジャイロセンサが形成されたものについても、キャップ部20にダミーパターン26を設けた構成とすることで、ダミーパターン26が設けられていなければ振動子16に生じたであろう不要な振動を低減することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、振動子16を全体的に覆うようにキャップ部20にダミーパターン26が設けられたものが示されているが、ダミーパターン26は、少なくとも、第2シリコン層12の面方向に振動子16が移動する領域(可動な領域、つまり可動範囲)に対向する位置に設けられていれば良い。この様子を図7に示す。
図7は、可動電極16bを含んだ断面図である。この図に示されるように、キャップ部20には、可動電極16bの可動範囲に対応した位置に設けられている。つまり、可動電極16bが振動する範囲については、少なくともダミーパターン26が設けられていれば良い。これにより、第2シリコン層12と振動子16との間の間隔と、振動子16とダミーパターン26との間の間隔が等しくなるので、振動子16のキャップ部20側のダンピング効果と第2シリコン層12側のダンピング効果とを均一にすることができる。
また、ダミーパターン26は、第1絶縁膜22、第1配線層23、および第2絶縁膜24で形成されている必要はなく、図8に示されるように、第1絶縁膜22の上に形成された酸化膜27と第1絶縁膜22とで構成されていても良い。図8に示されたダミーパターン26の構成も一例であり、他のもので構成しても良い。また、形成方法についても、上記実施形態で示された方法に限らず、印刷の方法、シールを貼り付ける方法でも良い。
もちろん、酸化膜27を用いる構成は、図1や図6に示されるように振動子空間42全体を覆うように形成されたダミーパターン26にも採用することができる。
上記各実施形態では、ダミーパターン26を構成する第2配線23bが配線部25aおよび貫通電極15cを介して第2シリコン層12に電気的に接続されていた。しかしながら、アンカー部15aに貫通電極15cが設けられていない構造、すなわち第2配線23bが配線部25aを介してアンカー部15aに同電位になっている構造でも良い。これにより、第2配線23bがセンサ構造体と同電位になるので、第2配線23bに不要な電荷が蓄積されることはない。したがって、該不要な電荷に基づいて第2配線23bに発生する静電引力を振動子16に与えないようにすることができる。
本実施形態に係る半導体装置の平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の第2実施形態に係る可動電極の平面図である。 図4のC−C断面図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の平面図である。 他の実施形態における半導体装置の一部の断面図である。 他の実施形態における半導体装置の一部の断面図である。
符号の説明
10 センサ部
12 第2シリコン層
13a 突起部
15a アンカー部
15c 貫通電極
16 振動子
16d エッチングホール
20 キャップ部
23 第1配線層
26 ダミーパターン
26a ダミー突起
40 封止空間
41 封止媒体
42 振動子空間

Claims (5)

  1. 支持基板(12)の上に一定の間隔で浮遊した振動子(16)を含むセンサ構造体を備えたセンサ部(10)と、
    前記センサ部(10)と接合されることで前記センサ部(10)との間に密閉された封止空間(40)を形成すると共に、該封止空間(40)内に前記センサ構造体を封止したキャップ部(20)と、
    前記封止空間(40)内に封入された封止媒体(41)とを備え、
    前記キャップ部(20)は、前記支持基板(12)の面方向に前記振動子(16)が可動な領域に対向する位置にダミーパターン(26)を備え、
    前記振動子(16)と前記ダミーパターン(26)との間の間隔が前記一定の間隔と同じになっていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記封止空間(40)は、前記振動子(16)が配置された振動子空間(42)を有し、
    前記キャップ部(20)は、前記振動子空間(42)を形成する領域全体に前記ダミーパターン(26)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記センサ構造体は、前記支持基板(12)に対して前記振動子(16)を支持するアンカー部(15a)を有し、
    前記ダミーパターン(26)は、金属層(23)を含んでおり、該金属層(23)は前記アンカー部(15a)に接続されて前記アンカー部(15a)と同電位になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記アンカー部(15a)は、該アンカー部(15a)を貫通して前記支持基板(12)に達する貫通電極(15c)を有し、
    前記金属層(23)は前記アンカー部(15a)の貫通電極(15c)に接続されて前記支持基板(12)と同電位になっていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記振動子(16)は、前記センサ部(10)とキャップ部(20)との積層方向に前記振動子(16)を貫通したエッチングホール(16d)を有し、
    前記センサ部(10)は、前記支持基板(12)の上において、前記振動子(16)が前記支持基板(12)に投影された領域のうち前記エッチングホール(16d)が投影された領域とは異なる領域に突起部(13a)を有し、
    前記ダミーパターン(26)は、前記支持基板(12)の上の前記突起部(13a)に対応する位置にダミー突起(26a)を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体装置。
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