JP2010144473A - 吐水装置または吐水装置を備えた水栓装置 - Google Patents
吐水装置または吐水装置を備えた水栓装置 Download PDFInfo
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Abstract
被検知体の動きに応じた最適なタイミングで吐水を開始することができる吐水装置を提供する。
【解決手段】
吐水部と、
放射した電波の反射波によって被検知体の移動に関する情報を取得するセンサ部と、
前記センサ部からの検知信号に基づいて前記吐水部からの吐水を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記被検知体が前記吐水部に到達する前に前記吐水を開始させるために、前記被検知体の前記吐水部への接近動作における速度が所定時間略一定であった後、速度変化を検知して、前記吐水を開始することを特徴とする吐水装置。
【選択図】 図1
Description
られ、マイクロ波などの電波センサを用いて被検知体を検知して吐水を開始する吐水装置またはその吐水装置を備えた水栓装置に関する。
点に達したことを検知したら、吐水を開始するものがあった。また、他の物体を誤検知しないために、人の手のみを検知できる領域に、センサの検知可能範囲を限定し、人の手が吐水口付近の到達点に達したら、吐水を開始するものがあった。
放射した電波の反射波によって被検知体の移動に関する情報を取得するセンサ部と、
前記センサ部からの検知信号に基づいて前記吐水部からの吐水を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記被検知体が前記吐水部に到達する前に前記吐水を開始させるために、前記被検知体の前記吐水部への接近動作における速度が所定時間略一定であった後、速度変化を検知して、前記吐水を開始することを特徴とする吐水装置が提供される。
vd=vcosθ 式(2)
但し、vd:センサが取得する被検知体の速度
v :被検知体の真の速度
θ :センサと被検知体を結ぶ直線と、被検知体の移動方向がなす角度
のように表され、被検知体の位置によりθが変化する為、たとえ被検知体が等速であったとしても、センサが取得する被検知体の速度vdは変化してしまう。
従って、被検知体の速度を正確に取得するためは、上記影響を考慮した補正手段が必要となる。例えば上記センサに加えて被検知体の距離情報を検知できる距離センサを付与する事により、被検知体の位置に応じた補正をかけ、精度良く被検知体の速度を算出することが可能となる。また、空間上のある点に被検知体が来たことを検出する近接センサを付与することにより、その点を通過する等速動作時におけるvdの速度変化を記憶手段に保存しておき、被検知体がその点を通過した際の速度情報から真の速度を算出し、以降は保存した等速運動時の速度変化を基に被検知体の検知波形を解析して真の速度を算出しても良い。上述した方法は、図5の(a)、(b)および(c)の場合においても、被検知体の接近方向が若干ずれた場合に、より精度良く真の速度を算出することが可能になる。
制御部200は、センサ部100から検知信号を取得し(ステップS1)、この検知信号から被検知体の周波数を求める(ステップS2)。この場合、例えば、検知信号の全周波数帯域(0〜100Hz)の内で最大の振幅を有する周波数を、その被検知体の周波数として求める。
図7は、本実施例における水栓装置とセンサ部100が検知信号を取得可能な範囲(以下、検知エリア)Aの位置関係を示す図である。第2の実施の形態では図9に示すようにセンサ部100は受水部40の外部近傍に設けられた検知エリアAのほかに、受水部40内部に設けられた検知エリアBを有する。、夫々の検知エリアからの検知信号を識別することによって、使用者が水栓装置を使用しようとする予備動作をより確実に識別することが出来、より使用者の欲するタイミングに適した吐水を行うことが可能となる。例えば図4(c)のように人体の接近と手の接近が同時に生じる場合、受水部外部にある人体の検知信号と、受水部内部に到達する手の検知信号を識別することが可能となる。それにより、例えば家庭の洗面所のように受水部40の外部で人体が様々な動作を行うことが予測されるような場所においても、使用者が水栓装置を使用しようとする行為のみを確実に識別することが可能となる。
前記アンテナは、前記基板の表面上に配設された高周波信号が給電される給電素子と、前記給電素子から所定の素子間スペースだけ離れて配設された複数の無給電素子と、 前記無給電素子と接地電極とを電気的に短絡させるか、もしくは開放させるかを切り替えて電波の放射方向を切替えるスイッチを有することを特徴とする。スイッチの構成としては高周波の位相を切り替えることが出来るものであれば良く、例えば、図示したようなFETでも良い。
Claims (5)
- 吐水部と、
放射した電波の反射波によって被検知体の移動に関する情報を取得するセンサ部と、
前記センサ部からの検知信号に基づいて前記吐水部からの吐水を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記被検知体が前記吐水部に到達する前に前記吐水を開始させるために、前記被検知体の前記吐水部への接近動作における速度が所定時間略一定であった後、速度変化を検知して、前記吐水を開始することを特徴とする吐水装置。 - 前記制御部は、前記速度変化の内、前記被検知体が減速することを検知して前記吐水を開始することを特徴とする請求項1記載の吐水装置。
- 前記吐水部からの吐水を受ける受水部をさらに備え、前記センサ部は、前記受水部の内部または、前記受水部の外部近傍が検知エリアとなるように設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の水栓装置。
- 前記センサ部は、前記被検知体の水栓装置への接近を検知するために前記受水部の外部近傍に設けられた第1の検知エリアと、前記被検知体の前記吐水部への接近を検知するために、前記受水部の内部に設けられた第2の検知エリアにて前記検知検知エリアを構成しており、前記制御部は、前記第1または第2の検知エリアの情報に基づいて前記吐水を開始することを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の水栓装置。
- 前記制御部は、前記第1の検知エリアにおいて、前記被検知体の速度が所定時間略一定であった事を判定した後に、前記第2の検知エリアにおいて、前記被検知体の前記吐水部への接近動作における速度が所定時間略一定であった後、前記被検知体が減速することを検知して、前記吐水を開始することを特徴とする請求項4記載の水栓装置。
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JP2018173285A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 学校法人慶應義塾 | 行動認識システム、及び行動認識方法 |
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2008
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JP7150292B2 (ja) | 2017-03-31 | 2022-10-11 | 慶應義塾 | 行動認識システム、及び行動認識方法 |
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