JP2010143563A - 車両制御装置及びその運用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に脱去自在に装着できる車両運転器を用いて車両駆動装置を通じて車両を制御できるようにすることで、本来の運転席の位置でだけでなく、車両内のどの位置でも車両を制御及び運転できるようにする。
【解決手段】本発明は車両制御装置及びその運用方法に関し、車両に脱去自在に装着できる車両運転器を用いて車両駆動装置を通じて車両を制御できるようにすることで、車両制御及び運転を初期運転席の位置に座っている人だけでなく、車両内のどの位置でも車両を制御及び運転できるようにし、道路環境又は運転環境が変化した場合には必要に応じて運転席の位置を自由に変更できるので、環境変化に起因する交通事故の誘発の危険性を減少させるという効果があり、かつ車両運転器を車両から脱去できるので、車両所有者が車両運転器を車両から脱去して別途に保管すれば、車両の盗難事故を未然に防止できるという利点がある。
【選択図】図1

Description

本発明は車両制御装置及びその運用方法に関し、更に詳しくは、車両に脱去自在に装着できる車両運転器を用いて車両駆動装置を通じて車両を制御できる装置とその運用方法に関する。
周知のように、車両の操向角を調節する操向装置、速度の加減速を調節する加減速装置、車両を制動する制動装置などはサッシュと機械的に連結されており、操向装置を駆動できるハンドル、加減速装置を駆動できるアクセラレータ、制動装置を駆動できるフットブレーキなどは車両の運転席近辺に配置されている。
従って、車両を運転するためには必ず車両の運転席に搭乗した状態で、ハンドル、アクセラレータ、フットブレーキなどを操作しなければならない。
このような車両の運転位置の固定性は車両を最初に製作した時から現在まで不変の真理として認識されてきた。
一方、韓国や米国などの国では車両室内の左側に運転席を配置しており、英国や日本などの国では車両室内の右側に運転席を配置している。これは車両の走行路が道路上において右側に配置されるか、それとも道路上の左側に配置されるかによって決定される。
従って、車両が右側通行をしなければならない道路環境で車両室内の右側に運転席が配置されている車両を運転する時には運転環境に慣れず、運転が困難になる。逆に、車両が左側通行をしなければならない道路環境で車両室内の左側に運転席が配置されている車両を運転する時にも同様に運転環境に慣れず、運転が困難になる。
しかしながら、従来技術によれば、車両の運転のためのハンドル、アクセラレータ、フットブレーキなどが固設されているので、運転席の位置を自由に変更できず、それにより、前述したように道路環境と運転環境とが互いに一致していない場合には運転に困難を伴うだけでなく、交通事故の誘発の危険性が大きくなるという問題がある。
また、運転者が慣れている道路環境及び運転環境で運転しても長時間にわたって運転する場合には疲労の蓄積などにより運転注意力が低下するおそれがあり、この場合には同乗者に運転させる場合が殆どであるが、従来技術によれば、車両の運転のためのハンドル、アクセラレータ、フットブレーキなどが固設されているので、運転席の位置を自由に変更できず、車から降りた後に搭乗位置を変更しなければならないという煩わしさが問題となっている。
韓国公開特許第10−2007−0107829号公報
前述したように、従来技術によれば、車両の運転のためのハンドル、アクセラレータ、フットブレーキなどが固設されているので、運転席の位置を自由に変更できず、それにより、道路環境又は運転環境が変化した場合には運転に困難を伴うだけでなく、交通事故の誘発の危険性が大きくなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両に脱去自在に装着できる車両運転器を用いて車両駆動装置を通じて車両を制御できるようにすることで、本来の運転席の位置でだけでなく、車両内のどの位置でも車両を制御及び運転できるようにすることにある。
前記目的を達成するために、本発明の第1の観点による車両制御装置は、車両を駆動できる車両駆動装置を通じて前記車両を制御するための装置であって、前記車両に脱去自在に装着でき、前記車両の運行を命令できる車両運転器と、前記車両運転器を通じた前記車両の運行命令を検知して通信チャネルを介して前記車両駆動装置に伝送できる車両制御器とを含む。
ここで、前記車両運転器は、操向調節を命令できる操向操作器と速度調節を命令できる速度操作器と前後走行方向を命令できる方向操作器のうち少なくともいずれか1つの操作器を含む。
前記車両制御器は、前記操向操作器に対応して検知した操向調節値や前記速度操作器に対応して検知した速度調節値や前記方向操作器に対応して検知した走行方向選択値を含む検知信号を提供できる検知部と、前記車両駆動装置から提供を受けた車両駆動状態情報と前記検知信号とを比較した結果に基づいて前記車両の操向角と速度又は走行方向のうち少なくともいずれか1つを調節するための制御命令を生成できる制御命令演算部と、前記制御命令に応じて前記操向角を調節するための操向制御信号を生成したり、前記速度を調節するための速度制御信号を生成したり、前記走行方向を調節するための走行方向制御信号を生成できる制御部と、前記操向制御信号と前記速度制御信号と前記走行方向制御信号のうち少なくともいずれか1つの制御信号を前記通信チャネルを介して前記車両駆動装置に伝送できる通信部とを含む。
前記車両運転器は、前記車両駆動装置から提供を受けた前記車両駆動状態情報を表示したり、前記車両駆動装置が駆動できる電装品に対する動作を命令できる画面入出力器を含む。
前記車両運転器は、支持体の上部に前記速度操作器と前記方向操作器をそれぞれ独立して設置し、前記速度操作器の上端部に前記操向操作器を回転運動が可能なように設置する。
前記速度操作器又は前記方向操作器は、前記支持体の上面に設けられている溝に沿ってスライドして前後運動が可能なように設置する。
前記速度操作器は、前記操向操作器の設置高さ及び設置角度を調節できる関節体を含む。
前記車両運転器は、前記画面入出力器を前記速度操作器の上端部に前記速度操作器の回転運動に連動しないように設置する。
前記操向操作器はリング状に設置し、前記画面入出力器は前記操向操作器の中心に円形に設置する。
前記画面入出力器は、前記車両駆動状態情報を画面に出力する表示領域、前記車両駆動状態情報を画面に出力しながら、前記電装品に対する動作を命令する時に画面タッチを通じて入力できるタッチ領域を含む。
複数の前記車両運転器が前記車両駆動装置を通じて前記車両を制御できる権限を付与でき、前記権限を付与しない前記車両運転器による前記車両の制御を遮断できる権限登録器を含む。
本発明の第2の観点による車両制御装置の運用方法は、車両を駆動できる車両駆動装置との通信を通じて前記車両を制御できる複数の車両運転器を含む車両制御装置の運用方法であって、前記車両運転器から前記車両に対する制御権限の登録が要請されると、前記複数の車両運転器のうち、前記制御権限が既に登録された車両運転器が存在するかを判定する段階と、前記判定の結果によって前記既に登録された車両運転器の履歴情報を提供する段階と、前記履歴情報の提供を受けた前記車両運転器から前記制御権限に関する登録情報が入力されると、前記登録情報を入力する車両運転器に前記制御権限を付与しながら、前記既に登録された車両運転器に前記制御権限の優先順位に応じた優先権を付与する段階とを含む。
ここで、前記制御権限は、前記車両運転器を用いて前記車両を制御できる機能別に個別に付与する。
本発明によれば、車両に脱去自在に装着できる車両運転器を用いて車両駆動装置を通じて車両を制御できるようにすることで、本来の運転席の位置でだけでなく、車両内のどの位置でも車両を制御及び運転できるという効果を奏する。
従って、道路環境又は運転環境が変化した場合には必要に応じて運転席の位置を自由に変更できるので、環境の変化に起因する交通事故の誘発の危険性を減少させるという効果がある。
また、初期運転席の位置に座っている人が運転以外に他のことを行う時、同乗者に運転の主導権を容易に渡すことができる利便性を提供し、初期運転者の疲労、居眠り運転などの不注意が把握される場合に同乗者が即座に運転できるようにすることで、交通事故の誘発の危険性を減少させるという効果がある。
更に、車両運転器を車両から脱去できるので、車両所有者が車両運転器を車両から脱去して別途に保管すれば、車両の盗難事故を未然に防止できるという効果がある。
本発明の実施形態による車両制御装置のブロック構成図である。 本発明の実施形態による車両運電器の外形図である。 本発明の実施形態による操向操作器と画面入出力器の外形図である。 本発明の実施形態による車両制御装置の運用方法を説明するフローチャートである。
以下、本発明の一部の実施形態を添付する図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による車両制御装置のブロック構成図であり、図2は、本発明の実施形態による車両運転器の外形図であり、図3は、本発明の実施形態による操向操作器と画面入出力器の外形図である。
図1に示すように、本発明の車両制御装置は、車両駆動装置1と車両運転器100、車両制御器200、権限登録器300を含む。
車両駆動装置1は、アクチュエータなどを駆動して車両の操向角の調節、速度の加減速の調節、走行方向(前進又は後進)の調節を行って車両を駆動できる装置である。そして、車両運転器100は、車両に脱去自在に装着できる構造で車両の運行を命令でき、車両駆動装置1から提供を受けた車両駆動状態情報を表示したり、車両駆動装置1が駆動できる電装品に対する動作を命令できる画面入出力器140を含む。車両制御器200は、車両運転器100に内蔵でき、車両運転器100を通じて車両の運行命令を検知して、その運行命令を通信チャネルを介して車両駆動装置1に伝送する。車両制御器200は操向操作器110に対応して操向調節値を検知する操向検知部211、速度操作器120に対応して速度調節値を検知する速度検知部213、方向操作器130に対応して走行方向選択値を検知する走行方向検知部215を含む検知部210と、車両駆動装置1から提供を受けた車両駆動状態情報と検知部210の検知信号(操向調節値、速度調節値、走行方向選択値)とを比較した結果に基づいて車両の操向角と速度及び走行方向を調節するための制御命令を生成できる制御命令演算部220と、制御命令演算部220の制御命令に応じて操向角を調節するための操向制御信号を生成できる操向制御部231、速度を調節するための速度制御信号を生成できる速度制御部233、走行方向を調節するための走行方向制御信号を生成できる走行方向制御部235を含む制御部230と、操向制御信号と速度制御信号と走行方向制御信号を通信チャネルを介して車両駆動装置1に伝送できる通信部240を含む。
権限登録器300は、複数の車両運転器100が車両駆動装置1を通じて車両を制御できる権限を付与でき、権限を付与しない車両運転器100による車両の制御を遮断する。
図2を参照すれば、車両運転器100は、図1における画面入出力器140だけでなく、操向調節を命令できる操向操作器110、速度調節を命令できる速度操作器120、前後走行方向を命令できる方向操作器130を含む。
車両運転器100は、支持体150の上部に速度操作器120と方向操作器130をそれぞれ独立して設置し、速度操作器120の上端部に操向操作器110を回転運動が可能なように設置する。ここで、速度操作器120及び方向操作器130は、支持体150の上面に設けられている溝151に沿ってスライドして前後運動が可能なように設置し、速度操作器120は操向操作器110の設置高さ及び設置角度を調節できるように関節体を用いる。
符号241は、通信部240を無線方式で採用した時に車両駆動装置1との交信のための支持体150の外側に設置したアンテナを示すものである。
図3を参照すれば、画面入出力器140を速度操作器120の上端部に速度操作器120の回転運動に連動しないように設置し、操向操作器110はリング状に設置し、画面入出力器140は操向操作器110の中心に円形に設置し、操向操作器110に連動しないようにする。画面入出力器140は、車両駆動状態情報を画面に出力する表示領域141と、車両駆動状態情報を画面に出力しながら、電装品に対する動作を命令する際に画面タッチを通じて入力できるタッチ領域143を有する。
符号2は、身体の一部を用いてタッチ領域143をタッチ操作できることを表すためにユーザの手を示すものである。
このように構成された本発明の実施形態による車両制御装置について更に詳細に説明すると、以下の通りである。
操向操作器110は、回転操作を通じて車両の操向を決定するためのものであって、その回転軸が速度操作器120の中心を貫通して支持体150の内部に連結され、支持体150の内部に設置した操向検知部211が操向操作器110の回転操作による操向調節値を検知する。ここで、操向検知部211は操向角を認識できるエンコーダセンサ又は可変抵抗で実現できる。このような操向操作器110は、弾性復元構造などを用いて回転させた後に外力を印加しなければ、最初の状態に復元回転するように構成できる。
車両の速度を加減速制御するためには操向操作器110を支持体150の溝151に沿って前後方向に操作し、このとき、操向操作器110が速度操作器120の上端部に設置されているので、速度操作器120は溝151に沿ってスライドしながら、操向操作器110と共に前後方向に連動する。即ち、速度操作器120を溝151に沿ってスライドしながら車両の速度を加減速でき、支持体150の内部に設置した速度検知部213が速度操作器120のスライディングによる速度調節値を検知する。例えば、速度操作器120の最初の位置は運転者方向に最も近い位置に置かれ、この時は車両の速度が0km/hとなり、車両も停止する。ここで、弾性復元構造などを用いて運転者が速度制御のために操向操作器110及び速度操作器120を加速方向に移動させた後に手を外した時に車両の速度が0km/hとなるように、即ち、最初の位置に戻るように実現できる。
方向操作器130は車両の走行方向を決定するためのものであって、前方向又は後方向に動作し、前方向に移動すれば、前進走行を選択した場合であり、後方向に移動すれば、後進走行を選択した場合である。
支持体150の内部には車両制御器200を内蔵でき、車両制御器200を構成する制御命令演算部220、制御部230、通信部240などはエンベデッド・コントロール・システム(embeded control system)で実現できる。
画面入出力器140は、車両の状態情報(ハンドル操向角、現在の車両速度、燃料残量表示、エンジンRPM、エンジン温度、移動障害の位置など)を運転者に画面を通じて提供し、電装品の駆動命令(例えば、ドアロック、窓開放、トランクの開放、燃料注入口の開放、オーディオのオン/オフ、オーディオボリュームの調節など)を運転者の画面タッチを通じて、又は与えられた入力装置から入力を受けるようになる。また、車両にカメラが設置されていれば、カメラ映像を受信して運転者命令に応じて画面に出力する。このように構成された本発明の実施形態による車両制御装置の動作過程を例示すれば、以下の通りである。
まず、運転者が車両を回転させるために操向操作器110を左右に回転させると、操向検知部211が動作して運転者による操向角を検知し、この検知値を制御命令演算部220に伝達する。
制御命令演算部220は、実際に車両のホイールがどのくらい回転したかを操向制御部231から伝達を受け、操向検知部211で伝達された値と比較してその差だけホイールの回転角を計算して操向制御部231に伝達する。更に、操向制御部231は通信部240を通じて車両駆動装置1に回転角を伝送する。操向制御部231は通信部240を通じて車両駆動装置1と常に連結状態を維持しており、新しいホイール操向値を更新する。車両駆動装置1は、操向制御部231から伝達された操向値に応じてホイール回転モータを駆動させる。
運転者が車両の速度を制御するために操向操作器110及び速度操作器120を押し引きすると、その押し引きの程度に応じて速度検知部213が動作して運転者がどれだけの加減速で速度操作器120を移動させたかに関する値を算出する。算出された車両の加減速値は制御命令演算部220に伝達される。制御命令演算部220は、実際に車両の速度がどのくらいであるかを速度制御部233から伝達を受けて速度検知部213で伝達を受けた値と比較してその差だけ車両の速度値を計算して速度制御部233に伝達する。更に、速度制御部233は通信部240を通じて新しい車両速度値を車両駆動装置1に伝送する。速度制御部233は通信部240を通じて車両駆動装置1と常に連結状態を維持しており、車両速度値を更新する。このとき、新しく更新された値は画面入出力器140を通じて画面に出力される。車両駆動装置1は、速度制御部233から伝達を受けた速度値に応じてアクチュエータを通じてアクセラレータを駆動させて車両の速度を加減速する。一方、運転者が画面入出力器140を通じて命令を下すと、制御命令演算部220が命令を解釈して該当命令を処理する。その例として、運転者がラジオを付けようとする時に画面入出力器140のタッチ領域143を通じて命令を下すと、制御命令演算部220がこれを解釈して通信部240を通じて車両駆動装置1に命令を伝達すれば、車両駆動装置1は該当命令を行う。このとき、有無線通信方法としては赤外線通信、無線ラン(wireless LAN)、有線ラン(wired LAN)などのような通信プロトコルが用いられる。
図4は、本発明の実施形態による車両制御装置の運用方法を説明するフローチャートであって、車両を駆動できる車両駆動装置1との通信を通じて車両を制御できる車両運転器100が複数である場合のその運用方法を示すものである。以下で説明する制御権限の登録は車両運転器100及び車両制御器200とは別途に実現した権限登録器300により行われる。
まず、車両運転器100から画面入出力器140を通じて車両に対する制御権限の登録が要請(S401)されると、複数の車両運転器100のうち、制御権限が既に登録された車両運転器100が存在するかを判定する(S403)。
段階S403の判定結果によって既に登録された車両運転器100が存在する場合に権限登録履歴情報を提供する(S405)。
履歴情報の提供を受けた車両運転器100から制御権限に関する登録情報が入力(S407)されると、登録情報を入力する車両運転器100に制御権限を付与しながら、既に登録された車両運転器100に制御権限の優先順位に応じた優先権を付与する(S409)。
このように、権限登録器300は多数の運転者が1台の車両を同時に制御しようとする時、それぞれの運転者に優先順位を定めて車両の制御に対する権限を制限する。即ち、多数の車両運転器100を用いて車両を制御するためには権限登録器300から車両制御に対する権限を委任されなければならない。車両制御に対する権限を委任されるためには権限登録器300に接続して自身の権限を登録しなければならない。権限登録器300は新しく権限を要請する運転者がいる場合、既に権限を委任された運転者の履歴を見せ、自身が可能な権限を設定できるようにする。権限登録器300から優先順位の低い権限を委任された運転者が制限された機能の車両制御を試みようとする時に権限登録器300は通信部240の機能を一時マヒさせるなどのような方式で制限された機能を実行できないようにする。しかしながら、権限登録器300は緊急状態に対処するために優先順位の低い運転者であっても危険を回避できる車両停止のような一部の機能は許諾できるように設定できる。即ち、制御権限は車両運転器100を用いて車両を制御できる機能別に個別に付与する。また、権限登録器300によって優先順位の低い運転者が緊急状態を認知した時に強制的に車両制御権限を奪い取ることができるスーパーバイザ機能を有することができる。
一方、本発明の実施形態による車両制御装置は、車両駆動装置1との通信チャネルを用いた交信を通じて車両の制御が行われるため、車両運転器100を車両から脱去した後に車から降りて車両の外部で車両を遠隔制御できる。この場合に通信部240は赤外線通信や無線ランなどのような無線通信を用いる。
以上、本発明についてその一部の実施形態を中心に説明した。本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で変形された形態で実現され得ることが理解できる。従って、開示された実施形態は限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されなければならない。本発明の範囲は前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等の範囲内にあるあらゆる差異は、本発明に含まれるものとして解釈されるべきである。
100 車両運転器
110 操向操作器
120 速度操作器
130 走行方向操作器
140 画面入出力器
150 支持体
200 車両制御器
210 検知部
220 制御命令演算部
230 制御部
240 通信部
300 権限登録器

Claims (13)

  1. 車両を駆動できる車両駆動装置を通じて前記車両を制御するための装置であって、
    前記車両に脱去自在に装着でき、前記車両の運行を命令できる車両運転器と、
    前記車両運転器を通じた前記車両の運行命令を検知して通信チャネルを介して前記車両駆動装置に伝送できる車両制御器と
    を含む車両制御装置。
  2. 前記車両運転器は、操向調節を命令できる操向操作器と速度調節を命令できる速度操作器と前後走行方向を命令できる方向操作器のうち少なくともいずれか1つの操作器を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記車両制御器は、前記操向操作器に対応して検知した操向調節値や前記速度操作器に対応して検知した速度調節値や前記方向操作器に対応して検知した走行方向選択値を含む検知信号を提供できる検知部と、
    前記車両駆動装置から提供を受けた車両駆動状態情報と前記検知信号とを比較した結果に基づいて前記車両の操向角と速度又は走行方向のうち少なくともいずれか1つを調節するための制御命令を生成できる制御命令演算部と、
    前記制御命令に応じて前記操向角を調節するための操向制御信号を生成したり、前記速度を調節するための速度制御信号を生成したり、前記走行方向を調節するための走行方向制御信号を生成できる制御部と、
    前記操向制御信号と前記速度制御信号と前記走行方向制御信号のうち少なくともいずれか1つの制御信号を前記通信チャネルを介して前記車両駆動装置に伝送できる通信部と
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記車両運転器は、前記車両駆動装置から提供を受けた前記車両駆動状態情報を表示したり、前記車両駆動装置が駆動できる電装品に対する動作を命令できる画面入出力器を含むことを特徴とする請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記車両運転器は、
    支持体の上部に前記速度操作器と前記方向操作器をそれぞれ独立して設置し、
    前記速度操作器の上端部に前記操向操作器を回転運動が可能なように設置したことを特徴とする請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 前記速度操作器又は前記方向操作器は、前記支持体の上面に設けられている溝に沿ってスライドして前後運動が可能なように設置したことを特徴とする請求項5に記載の車両制御装置。
  7. 前記速度操作器は、前記操向操作器の設置高さ及び設置角度を調節できる関節体を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の車両制御装置。
  8. 前記車両運転器は、前記画面入出力器を前記速度操作器の上端部に前記速度操作器の回転運動に連動しないように設置したことを特徴とする請求項5又は6に記載の車両制御装置。
  9. 前記操向操作器はリング状に設置し、前記画面入出力器は前記操向操作器の中心に円形に設置したことを特徴とする請求項8に記載の車両制御装置。
  10. 前記画面入出力器は、前記車両駆動状態情報を画面に出力する表示領域、前記車両駆動状態情報を画面に出力しながら、前記電装品に対する動作を命令する時に画面タッチを通じて入力できるタッチ領域を含むことを特徴とする請求項8に記載の車両制御装置。
  11. 複数の前記車両運転器が前記車両駆動装置を通じて前記車両を制御できる権限を付与でき、前記権限を付与しない前記車両運転器による前記車両の制御を遮断できる権限登録器を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  12. 車両を駆動できる車両駆動装置との通信を通じて前記車両を制御できる複数の車両運転器を含む車両制御装置の運用方法であって、
    前記車両運転器から前記車両に対する制御権限の登録が要請されると、前記複数の車両運転器のうち、前記制御権限が既に登録された車両運転器が存在するかを判定する段階と、
    前記判定の結果によって前記既に登録された車両運転器の履歴情報を提供する段階と、
    前記履歴情報の提供を受けた前記車両運転器から前記制御権限に関する登録情報が入力されると、前記登録情報を入力する車両運転器に前記制御権限を付与しながら、前記既に登録された車両運転器に前記制御権限の優先順位に応じた優先権を付与する段階と
    を含む車両制御装置の運用方法。
  13. 前記制御権限は、前記車両運転器を用いて前記車両を制御できる機能別に個別に付与することを特徴とする請求項12に記載の車両制御装置の運用方法。
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