JP2010143441A - 車両 - Google Patents

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JP2010143441A
JP2010143441A JP2008323284A JP2008323284A JP2010143441A JP 2010143441 A JP2010143441 A JP 2010143441A JP 2008323284 A JP2008323284 A JP 2008323284A JP 2008323284 A JP2008323284 A JP 2008323284A JP 2010143441 A JP2010143441 A JP 2010143441A
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Masayuki Sato
正行 佐藤
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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、運転者は着座したまま車両の後方を視認可能とした車両を提供する。
【解決手段】車室10aの後部に設けられると共に、跳ね上げられて車室10aの側面10a1に収納されるサードシート16を有する車両10において、サードシート1を構成するベンチシート16bの、車室10aの側面10a1に収納されるときに車室10a内に露出する部位にミラー30を設け、よって運転者Pがミラー30を介して後方を視認可能に構成する。
【選択図】図2

Description

この発明は車両に関し、より具体的には車室の後部に後方視認用のミラーを設けた車両に関する。
車両、特に車長の長い3列ミニバンなどの車両は、後退時に運転者にとって死角が大きくなる。とりわけ、右ハンドル車で運転者が後方を直接視認する場合、右後方の死角が大きくなる。
従来、特許文献1記載の技術のように、車両の後部窓ガラスの内側近傍に、直ぐ後方を映す上部反射鏡とそれに対向配置される下部反射鏡からなる後視鏡装置を設け、運転席から運転者が後方を振り返り、下部反射鏡に反射された像を目視することで後方を視認可能とした装置が提案されている。
実開平2−42849号公報
特許文献1記載の技術によれば、運転者は着座したまま車両の後方を視認することができる。しかしながら、その後視鏡装置が上下反射鏡を平行リンク機構で連結して鏡を多用した構造のため、装置が大型化し、その取り付け部位も車体に確保しなければならず、構造も複雑であった。
また、特許文献1記載の技術以外にも、CピラーやDピラー(車両で先頭から3番目あるいは4番目の柱)に右後方視認用のミラーを取り付けることも考えられるが、ミラーの大きさや取り付けが制限される不都合がある。
この発明の目的は上記した課題を解決し、簡易な構成でありながら、運転者は着座したまま車両の後方を視認可能とした車両を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、車室の後部に設けられると共に、跳ね上げられて前記車室の側面に収納されるシートを有する車両において、前記シートの、前記車室の側面に収納されるときに前記車室内に露出する部位にミラーを設け、よって運転者が前記ミラーを介して後方を視認可能である如く構成した。
請求項1に係る車両にあっては、跳ね上げられて車室の側面に収納されるシートの、車室の側面に収納されるときに車室内に露出する部位にミラーを設け、よって運転者がミラーを介して後方を視認可能に構成したので、運転者は、着座したまま、ミラーを振り返れば、車両の後方を視認することができる。また、ミラーを設ければ足りるので、大型化することなく、取り付けが容易であると共に、構造も簡易となる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る車両を実施するための最良の形態について説明する。
図1はこの発明の第1実施例に係る車両の車室の平面図、図2は図1の車室に配置される座席の斜視図、図3は図1の車両のバックドアを開けたときの背面図である。
図1から図3において符号10は車両を示し、車両10は8人乗りの3列のミニバンからなる。車両10は、キャビンとトランクルームが一体にされた車室10aを備える。
車室10aは図1に示すように平面視矩形状を呈し、その内部には、フロントシート12、セカンドシート14、サードシート16が配置される。尚、以降において「上」「下」「左」「右」は、運転者Pが運転席12aから見た方向に基づく。
フロントシート12は運転席12aと助手席12b、セカンドシート14は2人掛けのセパレートシート14aと1人掛けのシート14bから構成されると共に、車室10aの後部のサードシート16は合計して3人掛けのベンチシート16a,16bから構成される。
サードシート16を構成するベンチシート16a,16bは同一構造であり、着座面を形成するシートクッション16a1(16b1)と、シートクッション16a1(16b1)に折りたたみ自在に取り付けられるシートバック16a2(16b2)とからなる。
図2に部分的に示す如く、車室10aの側面10a1の上部に窓ガラス20が嵌められると共に、車室10aの後部10a2はバックドア22で区画される。バックドア22の上部にも窓ガラス24が嵌められる。
図3に良く示す如く、ベンチシート16bにおいて、車室10aの側面10a1に収納されるときに車室10aの内部に露出する部位、具体的にはベンチシート16bの裏面、より具体的にはそのシートクッション16b1の裏面にはミラー30が設けられる。ミラー30は矩形状を呈し、縦150mm、横250mm程度の大きさを有する、通常の反射鏡からなる。
これにより、図1あるいは図2に示す如く、運転者P(頭部でのみ示す)は、車両10の後退運転時などに運転席12aに着座したまま、車室10aの後方を振り返るとき、その視線はミラー30を介して車両10の右後方に送られる、換言すれば車両10の右後方の像がミラー30で映され、運転者Pの網膜に送られる。
即ち、運転者Pは、ミラー30を介して車両10の後方を視認可能である如く構成される。サードシート16は使用される頻度が少ないことから、逆に言えば、その裏にミラー30を取り付けても、ミラー30を使用できる機会が多い。
また、図1において符号32はBピラー、符号34はCピラー、符号36はDピラーを示すが、Cピラー34などは細くて曲面形状であるため、ミラー30を取り付けるとき、その大きさや取り付けが制限されるが、サードシート16の裏面、より具体的にはそのシートクッション16b1の裏面は平坦であり、そのような不都合がない。
また、特許文献1記載の技術に比せば、ミラー30が運転者Pに近い位置に設けられるため、運転者Pにより大きな鏡像を提供することができる。
上記した如く、この実施例にあっては、車室10aの後部に設けられると共に、跳ね上げられて前記車室10aの側面10a1に収納されるサードシート(シート)16を有する車両10において、前記サードシート16、より具体的にはサードシート16を構成するベンチシート16bの、前記車室10aの側面10a1に収納されるときに前記車室10a内に露出する部位にミラー30を設け、よって運転者Pが前記ミラー30を介して後方を視認可能に構成したので、運転者Pは、運転席12aに着座したまま、ミラー30を振り返れば、車両10の後方を視認することができる。また、ミラー30を設ければ足りるので、大型化することなく、取り付けが容易であると共に、構造も簡易となる。
図4はこの発明の第2実施例に係る車両10の車室の平面図である。
第1実施例と相違する点に焦点をおいて説明すると、第2実施例にあっては、サードシート16を構成するベンチシート16a,16bの両方の裏面にミラー30a,30bがそれぞれ設けられる如く構成した。
ミラー30a,30bは、第1実施例のミラー30と同様、縦150mm、横250mm程度の大きさの矩形状を呈するが、第1実施例のミラー30と異なり、プリズムミラー(表面を数十から数百μmピッチのギザギザ状に加工し、アルミ蒸着されたミラー)からなる。ミラー30a,30bは、入射光と反射光の方向が図4に示すように設定される。
即ち、運転者Pは、車両10の後退運転時などに運転席12aに着座したまま、車室10aの後方を振り返るとき、その視線は、図4に示す如く、ミラー30a、ミラー30b、車両10の左後方へと送られ、換言すれば車両10の左後方の像がミラー30a,30bで映されて運転者Pの網膜に送られる。
尚、残余の構成は第1実施例と異ならない。このように第2実施例にあっては、第1実施例と異なり、車両10の左後方が視認される。即ち、シート16bを収納したことによって遮蔽される方向の視界を得ることができる。
上記した如く、第2実施例にあっては、車室10aの後部に設けられると共に、跳ね上げられて前記車室10aの側面10a1に収納されるサードシート(シート)16を有する車両10において、前記サードシート16、より具体的にはサードシート16を構成するベンチシート16a,16bの、前記車室10aの側面10a1に収納されるときに前記車室10a内に露出する部位にミラー30a,30bを設け、よって運転者Pが前記ミラー30a,30bを介して後方を視認可能に構成したので、第1実施例で述べたと同様の効果を得ることができる。
図5はこの発明の第3実施例に係る車両10の車室の平面図である。
第1実施例と相違する点に焦点をおいて説明すると、第3実施例にあっては、サードシート16を構成するベンチシート16bの側方(同様に車室10aに露出する)にミラー30cが設けられると共に、フロントシート12の助手席12bのヘッドレスト12b1の裏面にミラー30dが設けられる如く構成した。
ミラー30c,30dは、第2実施例のミラー30a,30bに比して大きさは略同一であるが、縦長に構成されると共に、第2実施例のミラー30a,30bと同様、プリズムミラーからなる。
第3実施例にあっては、図示の如く、運転者Pは、車両10の後退運転時などに運転席12aに着座したまま、車室10aの後方を振り返るとき、その視線はミラー30c、ミラー30d、車両10の左後方へと送られ、換言すれば車両10の左後方の像がミラー30c,30dで映されて運転者Pの網膜に送られる。
第3実施例においても、ミラー30c,30dは、入射光と反射光の方向が上記の如く、図5に示すように設定される。尚、残余の構成は第1実施例と異ならない。第2実施例にあっても、車両10の左後方が視認される。
図6は第3実施例の変形例を示す、図5と同様の車両10の車室の平面図である。
図6に示す変形例においては、ミラー30dは、フロントシート12の助手席12bのヘッドレスト12b1の裏面に代え、Bピラー32(具体的には左のBピラー32)に設けられる如く構成される。第3実施例に比してミラー30dを小さくすることができる。残余の構成は図5に示す構成と相違しない。
上記した如く、第3実施例にあっては、車室10aの後部に設けられると共に、跳ね上げられて前記車室10aの側面10a1に収納されるサードシート(シート)16を有する車両10において、前記サードシート16、より具体的にはサードシート16を構成するベンチシート16bの、前記車室10aの側面10a1に収納されるときに前記車室10a内に露出する部位にミラー30cを設けると共に、それに対向する位置、具体的には、フロントシート12の助手席12bのヘッドレスト12b1の裏面あるいは左のBピラー32に第2のミラー30dを設け、よって運転者Pが前記ミラー30c,30dを介して後方を視認可能に構成したので、第1実施例で述べたと同様の効果を得ることができる。
尚、第3実施例の変形例としてミラー30dを左のBピラー32に設けたが、それに代え、助手席12bの上のルーフに設けても良い。
この発明の第1実施例に係る車両の車室の平面図である。 図1に示す車室に配置される座席の斜視図である。 図1の車両のバックドアを開けたときの背面図である。 この発明の第2実施例に係る車両の車室の平面図である。 この発明の第3実施例に係る車両の車室の平面図である。 第3実施例の変形例を示す車両の車室の平面図である。
符号の説明
10 車両、10a 車室、10a1 車室の側面、10b フロア、12 フロントシート、12a 運転席、12b 助手席、14 セカンドシート、14a,14b セパレートシート、16 サードシート、16a,16b ベンチシート、16a1(16b1) シートクッション、16a2(16b2) シートバック、20,24 窓ガラス、22 バックドア、30,30a,30b,30c,30d ミラー、P 運転者

Claims (1)

  1. 車室の後部に設けられると共に、跳ね上げられて前記車室の側面に収納されるシートを有する車両において、前記シートの、前記車室の側面に収納されるときに前記車室内に露出する部位にミラーを設け、よって運転者が前記ミラーを介して後方を視認可能に構成したことを特徴とする車両。
JP2008323284A 2008-12-19 2008-12-19 車両 Withdrawn JP2010143441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5212673B1 (ja) * 2012-09-11 2013-06-19 和男 梶山 車両の右側確認鏡

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